心がきれいな人ってどんな人？きれいな心になる方法もご紹介します！

心は目に見えるものではないのに、「心がきれい」という言葉を使いますね。そもそも「心がきれい」とはどのような意味なのでしょうか。まずは「心がきれい」という意味について見ていきましょう。

「心がきれい」の意味

「きれい」という言葉は、「きれいな景色」「きれいな色」という感じに美しいイメージを与えるものです。目に見えるものを「きれい」ということが多いのですが、「心がきれい」と目に見えないものを表現することも。

目には見えなくても、心が美しいという印象を与えるのが「心がきれいな人」ですね。汚れのない心や、優しい人という意味で使う人が多いです。

「心がきれい」を英語で表現すると？

「心がきれい」を英語で表現すると「pure heart」といいます。「pure（ピュア）」という言葉は、そのまま使う人も多いでしょう。こちらは「純粋」という意味です。

心がきれいは、純粋という意味と似ているので、英語では一般的に「pure heart」と言われているのです。

あまり多く使われるわけではありませんが、「beautiful soul」（美しい魂）や「heart of god」（黄金の心）も、「心がきれい」という場合もあります。これらは、「清らか」という意味が強くなる英語です。

「心がきれい」という言葉には、似たような意味のものがあります。ほとんど同じ意味のものもあれば、少し異なるものも。ここでは「心がきれい」と似た言葉についてご紹介します。

純粋

先ほど心がきれいの英語表現のところでご紹介したように、「純粋」という言葉は、「心がきれい」と似たような意味をもちます。ピュアで無垢な心は、汚れのない美しさがありますね。

しかし、細かい部分では「純粋」と「心がきれい」は少し異なる部分があります。純粋という言葉には、無邪気さや幼いイメージを与えることも。それと比べて、心がきれいな人は幼いがゆえではなく、成熟した心という印象が強いでしょう。

清らか

清らかとは、汚れがなく澄んでいる状態のこと。「きれい」「純粋」と似た意味を持っています。清らかな心と聞くと、透き通ったすがすがしいイメージを持つ人もいるでしょう。これは、きれいな心と似ていますね。

美しい心

美しい心は、心がきれいとほとんど同じ意味で使われます。美しい外見は作り上げることができますが、美しい心はその人のこころがけが大切です。そういう部分も、心がきれいと似ていますね。

澄んだ心

「澄んだ」は純粋や透明感があることを意味しています。きれいという言葉と同様の印象を受けるでしょう。澄んだ心は、純粋や美しい心よりもさらに透明感が高い様子がありますね。

誰からも愛されて、自然と人が集まってくる存在。そんな心がきれいな人に憧れる人も多いのではありませんか。ここでは、心がきれいな人の態度について特徴をご紹介します。

分け隔てない態度

心がきれいな人は、誰に対しても分け隔てない態度で接することができます。多くの人は、嫌いな人・苦手な人がいるのではありませんか。そういう人に対して、好きな人と同じような態度で接することができるでしょうか。

どうしても、嫌いな人や苦手な人を避けようとしたり、態度に出てしまうという人もいるはず。しかし、心がきれいな人はそういう人に対しても分け隔てない態度で接することができるのです。

人を見下したり、差別的な目で見ることもないですし、他人に対して敵意を向けることもないでしょう。そのため、心がきれいな人のまわりには自然と人が集まってくるのです。

穏やかな態度

穏やかな態度は、心がきれいな人の特徴のひとつです。周りの人に対してイライラしたり、感情をぶつけるようなことがほとんどありません。そのため、一緒にいて落ち着く存在になるでしょう。

感情の起伏が激しい人は、周りの人を振り回してしまうことも。心がきれいな人は穏やかな態度なので、自然と人が集まってくるのです。また、穏やかな雰囲気や笑顔は人々の癒しとなるでしょう。

誰にでも正直な態度

心がきれいな人は、誰にでも正直な態度をとることができます。誰にでも正直な態度とは、自分を守るための嘘をつかないということ。

失敗や間違いは誰にでもあることですね。そんなとき、自分を守るために嘘をついてしまう人もいるのではありませんか。

しかし、心がきれな人はそんなとき正直になることができます。そのため周りの人からは誠実な人と思われるでしょう。

自分も他人も許すことができる

心がきれいな人は、自分も他人も許すことができるという特徴も。自分に優しく、他人に厳しいという人や、反対に自分のことをどうしても許せないという人もいるでしょう。

しかし、心が清らかだと、自分だけでなく他人に対しても心を広くもつことができるのです。日常生活の中には電車やバスが遅れたり、注文した料理がなかなか出てこないなどイライラすることもあるでしょう。

そんな時でも、心がきれいな人は「仕方がない」「そういうこともある」とイライラせずにいることができます。

他人のことで心を痛める

他人のことで心を痛めるのは、心がきれいな人の特徴のひとつです。友人の話で涙を流したり、本や映画に感動することができるのです。

これは、感受性が豊かで人の辛い気持ちを察することができるということ。心がきれいなので、友人のことでも自分のことのように真剣に話を聞いてくれます。そのため、心がきれいな人を相談相手として頼りにする人も多いでしょう。

店員さんにも丁寧な態度

誰にでも同じ態度で接することができる心がきれいな人。それは、相手が店員さんであっても同様です。買い物や外食先で、店員さんに丁寧な態度で接するのも、心がきれいな人の特徴のひとつです。

それは、「こっちは客なんだから」とか「お金を払っているんだから」という思いよりも、店員さんへの感謝の気持ちが大きいのでしょう。

友人や恋人には優しくても、店員さんに対して上から目線だったり態度が悪いと「これが本性？」と思う人も多いのではありませんか。しかし、店員さんに対しても丁寧だと、誰に対しても平等な態度なんだと思えますね。

心がきれいな人はどのような行動をするのでしょうか。ここでは、心がきれいな人の特徴を行動の面から見ていきます。

気遣いが出来る

心がきれいな人は、気遣いが出来るという特徴があります。困っている人がいれば手を差し伸べ、周りの人に優しい言葉をかけることができるでしょう。

態度編でお伝えしたように、心がきれいな人は分け隔てない態度で接することができます。それと同じように、周りの人に平等に気遣いができるのが心がきれいな人。相手を選ばず行動に移しているのです。

見返りを求めない

誰かに優しくしたとき、手伝いをしたときなどに見返りを求めないのも心がきれいな人の特徴です。そもそも、人のために自分が行動するのに、見返りを前提としていないのです。

心がきれいな人は｢自分だったらこういう時困るだろう｣｢ひとりでやるのは大変そう｣と、人のために行動できます。そのため、｢あの時手伝ったんだから私のことも手伝ってほしい｣と見返りを求めたり、｢やってあげたのに｣と恩着せがましくならないのでしょう。

一生懸命行動する

一生懸命行動する人は、見ていて応援したくなるもの。何かに真剣に打ち込む人に好感を持つ人も多いでしょう。そんな一生懸命行動するのも、心がきれいな人の特徴のひとつなのです。

目標に向かって取り組む中で、壁にぶつかることがあるかもしれません。そこで諦めてしまうと、後悔したり卑屈になってしまうことも。

しかし心がきれいな人は、困難に直面しても一生懸命行動しやり遂げようとします。そのような行動はきっとその人の魅力を高めてくれるはず。

物を大切にする

心がきれいな人は、物を大切にするという特徴があります。どれだけオシャレな人でも、服やアクセサリーなどを大切にしていけなれば、魅力が下がってしまうことも。

心の清らかさは、人に対してだけでなく物の扱いにも出てきます。心がきれいな人は、欲しいものを何でも買うわけではなく、今あるものを大切に使っていることが多いでしょう。

自分の意見を伝えられる

自分の意見を伝えられるのも、心がきれいな人に多く見られる特徴です。意見をしっかりと伝えられるのは、信念を持っているからでしょう。

そして、意見を伝えるときは相手を攻撃するような言い方をしないという特徴も。攻撃的にならず、言いくるめるような言い方をしないので、相手も話を聞こうとしてくれます。心がきれいな人は、相手の気持ちを尊重しつつ自分の意見を伝えることができるのです。

マナーを守る

心がきれいな人は、社会生活で大切なマナーを守るという特徴があります。決められたルールや順番など、不満をもらさずにしっかりと守ることができるのです。また、友人との約束や仕事などに遅刻しないようにすることも。

「バレなければいい」「これくらいなら…」と思ったことはありませんか。心がきれいな人も、そう思うことがあるかもしれませんね。

しかし、マナーを守ることで周りの人からの信頼を得られるもの。約束を破れば誰かを傷つけてしまうことも。心がきれいな人は、そういうことをわかっているのでマナーを守ることができるのです。

態度や行動から、言葉も出てくるもの。それでは、心がきれいな人はどのような発言をするのでしょうか。心がきれいな人の特徴を、発言に注目してみていきましょう。

悪口を言わない

心がきれいな人は、悪口を言わないという特徴があります。人の悪いところよりも、良いところを見ているからです。また、愚痴や陰口を言わないように心掛けていることもあるでしょう。

日常生活の中では不満が溜まることもあるはず。悪口を言うことで、ストレス発散する人もいます。しかし、悪口ばかり言っていると、人は離れていってしまうことも。会話の中で愚痴ばかりだと、聞いている人は疲れてしまいます。

心がきれいな人は、そういうことも理解しているので悪口を言いません。そのため、悪口を言わない心がきれいな人は、一緒にいて安心する存在になるでしょう。

発言がポジティブ

ポジティブな発言とネガティブな発言、どちらを聞きたいと思いますか。ストレスや不満があると、それを言葉に出す人も多いでしょう。しかし、ネガティブな発言をずっと聞いていると、疲れてしまうことも。

心がきれいな人は、発言がポジティブという特徴をもっています。もちろん弱音を吐いたりネガティブな気持ちを抱くこともあるでしょう。

しかし、心がきれな人は基本的にポジティブ思考なことが多いです。前向きに考え行動することで、できるだけ落ち込まずに乗り越えようとすることができるのです。

感謝の言葉が自然と出る

感謝の言葉が自然と出るのは、心がきれいな人の特徴です。何気ないことでも、相手から「ありがとう」と言われて気分が悪いという人はいないでしょう。

反対に、お礼の言葉がなければ「お礼もないの？」と思われてしまうことも。しかし、心がきれいな人は感謝の気持ちをいつももっているので、自然と「ありがとう」の言葉が出てくるのです。

素直に謝ることができる

友人とのトラブルや、仕事でのミスなどがあったとき素直に謝ることはできますか。心の中で言い訳をする人もいるでしょう。しかし、心がきれいな人は自分が悪いと思ったら素直に謝ることができます。

「自分は悪くないのに」と思ったり、言い訳を考える前に「ごめんなさい」という言葉が自然に出てくるのです。これは、感謝の言葉が自然と出てくるのと同じですね。人への思いやりから、素直に謝ることができるのです。

ここまでは心がきれいな人の特徴をご紹介しました。態度、行動、発言のどれをとっても魅力的な人だということがわかります。そんな心がきれいな人になるには、どうすればいいのでしょうか。

心にゆとりを持つ

心がきれいな人になるためには、心にゆとりをもつといいでしょう。ゆとりがなければ、誰かの言葉に傷ついたり、あなたが周りの人に攻撃的になることもあるかもしれません。

レジでどの列に並べば早く会計ができるかと考えたりしていませんか。自分が選んだレジより、隣の方が早いと「損した」と思ったことはないでしょか。しかし、ちょっと早く会計が終わったからといって、あなたの人生に転機が訪れるわけではないです。

このように日常生活の中で「少しでも早く」と思うことが多いようなら、その考えを捨ててください。そうすれば、心にゆとりを持つことができるようになるでしょう。心にゆとりがあれば、穏やかになり広い心を持つことができるはず。

自己肯定感を高める

自己肯定感を高めるのも、心がきれいな人になる方法のひとつです。「どうせ私なんて…」と自分自身をけなしたりしていないでしょうか。自分を認められなければ、人を認めることもできなくなってしまいます。

まずは、あなたの存在や考え方を認めてあげてください。そうれば、広い心で人に接するようになるでしょう。自己肯定感を高めることで、自分や他人を許せる、心がきれいな人になることができるのです。

幸せを感じる

心がきれいな人になるには、ちょっとしたことにも幸せを感じるようにしてみてください。不満をもったり、イライラすることもあるかもしれません。しかし、日常のすべてに不満を抱いていては心がきれいな人になることはできません。

日々の生活の中に、ささやかな幸せがあるものです。料理がおいしくできた、友人がやさしい言葉をかけてくれたなど、身近に潜んでいる幸せはたくさんあるはず。不満やイライラよりも、幸せや感謝の気持ちが増えれば、きっとあなたの心は清らかになるでしょう。

自分の気持ちを大切にする

心がきれいな人になる方法のひとつは、自分の気持ちを大切にすることです。そして、自分の気持ちに素直になってください。

あなた自身が自分の気持ちを大切にできなければ、人の気持ちを大切にすることもできないでしょう。つまり、自分を大切にすることが、他人への思いやりにつながるということです。

また、自分の感情を素直に表現できなかったり、心を読まれないようにポーカーフェイスでいる人もいるのではないでしょうか。そのような人は素直になることで、周りの人から「近づきやすい人」と思われるかもしれませんよ。

心がきれいな人になる方法はまだあります。これらを実践すれば、あなたも心がきれいな人に近づくことができるでしょう。心がけだけでなく、行動から変えてみる方法もありますよ。

周りの人や物を大切にする

人や物を大切にできるのが、心がきれいな人です。そのため、周りの人や物を大切にするように心がければ清らかな心に近づくことができるでしょう。

あなたの周りにいる人たちに感謝してください。何気ないようなことでも「ありがとう」とお礼を言ってみるのもいいかもしれません。

言い訳をしない

心がきれいな人になるには、言い訳をしないようにするといいでしょう。言い訳をすると後ろめたい気持ちになる人もいるでしょう。また、弁解するために嘘をついてしまうこともあるかもしれません。

そのような状態では、きれいな心から離れてしまいますね。自分を守るために言い分けや、嘘をつくことは避けた方がいいです。失敗や間違えることがあっても、言い訳しないで正直になることで、きれいな心でいられるでしょう。

規則正しい生活をする

生活の乱れは心の乱れともいいますが、清らかな心でいるには規則正しい生活をするといいでしょう。心がきれいな人は規則正しい生活をしているということも多いです。また食生活に気を使っているという人も。

しっかりと睡眠をとり、自分の身体を大切にすれば心に余裕が生まれるはず。心がきれいな人になるには、生活リズムを見直すという方法もいいのではないでしょうか。

身の回りの整理整頓をする

心がきれいな人になるには、心がけが大切ですが実は身の回りの整理という方法もあるのです。部屋の中に物が散乱していて、使いたいものがすぐに見つからないなんていうことはありませんか。

整理整頓ができていない部屋は、心の乱れを意味することも。物を大切にできていないということにもなってしまいますね。それに、散らかっている部屋ではリラックスできないことも。

心当たりのある人は、ぜひ身の回りの整理整頓をしてみてください。部屋の整理をすることでストレス発散になりますし、終わった時にスッキリとした清らかな気分になるでしょう。

心がきれいな人は、魅力的で一緒にいて安心できる存在になることも。できればずっと付き合っていきたいと思うのではありませんか。ここでは周りにいる「心がきれいな人」と上手く付き合う方法をご紹介します。

誰かの悪口を言わない

心がきれいな人の前では、誰かの悪口を言わないようにしましょう。先ほど特徴のところでお伝えしたように、心がきれいな人は悪口を言いません。

そのような人が、誰かの悪口を聞いたらどう思うでしょうか。明かに嫌な顔はしないでしょうが、一緒になって悪口を言うこともないでしょう。

つまり、心がきれいな人の前で不満や陰口を言っても微妙な雰囲気になるだけかもしれないのです。それよりも人の良いところを褒めたほうが、ずっと楽しい時間を過ごせるはず。

ネガティブにならない

心がきれいな人の前でネガティブにならないのも、上手く付き合う方法のひとつです。ポジティブ思考で前向きに行動するのが、心がきれいな人の特徴ですね。

ポジティブな人の前でネガティブな発言をすると、お互いに理解し合えなくなることも。だからと言って、落ち込んでいるときに無理に明るくいようとするのは大変です。

しかし、そういうときこそポジティブな発言をすることで気持ちを高めることができるもの。ポジティブ思考の人の合わせることで、あなた自身も前向きになれるかもしれません。

心がきれいな人に頼りすぎない

心がきれいな人は気遣いができて、見返りを求めずに他人を助けようとします。そんな人が周りにいたら、つい頼りたくなってしまいますね。

しかし、心がきれいな人に頼りすぎないように気を付けてください。頼りになる存在と思っている人は大勢いるはず。

困っている人がいれば手を差し伸べるのが心がきれいな人なのですが、頼られすぎると疲れてしまうことも。頼りすぎないことで、上手く付き合うことができるでしょう。

心がきれいな人を試さない

心がきれいな人は、その特徴をみても誰からも好かれることがわかります。あなたの周りにい心がきれいな人も、多くの人から好かれていつも人が集まってくる存在ではありませんか。

そういう人に憧れつつ、嫉妬心を抱くことも。また、ずっと付き合っていきたい相手だからこそ、相手の気持ちを試したくなる人も。

しかし、心がきれいな人のことを試すことはやめておきましょう。心がきれいな人は、きっと変わらず清らかな心でいてくれるはず。そう信じていれば、上手く付き合っていけますし、あなた自身も心がきれいな人に近づけるかもしれません。