責任感がない人の特徴＆心理が知りたい！無責任を卒業する方法も紹介

いつも当てずっぽうな行動をして周囲を困らせる人っていますよね。また、思い付きで発言をしたり、ミスを他人に擦り付けるような人もいるでしょう。こうした困った人のことを「責任感がない人」といいます。

責任感がない人は、周りに迷惑を振りまくことが多いため、多くの人から嫌われているもの。しかし本人には、そうした自覚はありません。そのため行動がエスカレートし、より多くの迷惑を他人に振りまいてしまうでしょう。

責任感がない人と関わっていても、メリットは少ないといえます。だからこそ責任感がない人を早くに発見し、必要以上に関わらないようにしましょう。

では実際に、責任感がない人ってどういった人物を指すのか気になる人もいるでしょう。

ここではそんな人のために、責任感がない人に共通する特徴を紹介します。周囲にいる人だけでなく、自分にも当てはまらないかチェックしてみましょう。

自分のミスを他人になすりつける

責任感がない人は、自分のミスを他人になすりつけることが多いです。自分の保身ばかりを考える人なので、自分の立場が悪くなることを嫌います。また、ミスによって怒られることも嫌うので、そうならないようにあれやこれやと工作することも。

そのため責任感がない人が仕事の輪の中にいると、要らぬトラブルを招かれることも多いでしょう。ミスをしても認めないどころか他人になすりつけるため、問題解決までに時間がかかってしまいます。

本人はミスをしても悪びれることもないため、周りはただ振り回されて疲れるだけでしょう。

時間にルーズ

周りへの迷惑を考えることが苦手な責任感がない人は、基本的に時間にもルーズな面があります。5分、10分の遅刻は日常茶飯事ですし、遅刻をしても悪びれもしません。何より「改善しよう」という意思が見えないため、周りはほとほと呆れかえっているでしょう。

また、期日といったものも厳守できません。「これをいつまでに提出しなければいけない」という意思が弱いため、重要書類であってもなかなか提出してくれないことも。

社会人としてのマナーが欠けているともいえるため、責任感がない人が友人だと振り回されることも多いでしょう。

思いつきで発言する

責任感がない人の多くは物事を深く考えることを苦手とするため、発言も思いつきであることが多いです。物事の表面ばかりを気にする傾向もあるため、発言に重さが感じられません。やっと良いことを言ったと思っても、責任逃れのために「言った覚えはない」と逃げることもあるでしょう。

また、発言については言っていることがコロコロと変わることも多いです。何も考えずに発言するため、自分が何を言ったかを覚えていません。そのため発言に一貫性がなく、自分にとって都合の良いことばかり言っているように聞こえるでしょう。

責任感がない人と会話するときは、相手の発言によく注意が必要です。思いつきで発言しているような言葉には、反応しない方が自分のためでしょう。

他人の迷惑を考えない行動が多い

「自分がこの行動をしたらどうなるか」という考えが足りないため、責任感がない人は他人の迷惑を考えない行動が多いです。相手の迷惑を考えないので、周囲はそんな責任感がない人に振り回されているでしょう。

また、なるべく自分のためになるように動くところがあります。自分の利益を先に考えるので、相手が迷惑していても「少しくらいならいいか」と強行突破する癖も持っていますよ。

責任感がない人に付き合っていると自分が損をしかねないので、必要以上に付き合わないことが大切です。無理に付き合う必要はないので、迷惑だと思ったらすぐに離れましょう。

責任感がない人って、どういった心理や考えをしているのだろうと疑問に思いますよね。

実は、次のような心理が強いからこそ責任から逃げようとするのです。相手の心理を知ることで、今後どう付き合って行けば良いのか分かってきますよ。

自分ではなく他人がやると考えている

責任感がない人って、面倒なことを他人にやらせようとしますよね。これは「自分がやらなくても誰かがやってくれる」という考えがあるからです。面倒なことをするより楽をしていたいという考えが大きいため、自ら動くことは殆どありません。

また、自ら行動すると、少なからず責任が発生しますよね。この責任を負いたくないからこそ、責任感がない人は自ら動こうとしないのです。

責任が発生すればそれについて何かしらのペナルティを負わなければいけない。それを分かっているからこそ、他人にやってもらおうとします。何でも他人任せになってしまうのは、余計な責任を負いたくないからでしょう。

自分の周囲からの評価を下げたくない

ミスや叱責、責任などを責任感がない人が嫌うのは、自分の評価を下げたくないからです。何か失敗したとあれば、当然叱責を受け、それによって評価も下がりますよね。こうした自分が傷つく事態を恐れているからこそ、責任を負いたくないという振る舞いをするのです。

周囲からの評価が下がれば、当然自分の立場も危うくなります。最悪の場合には、辛く肩身の狭い思いをするでしょう。そんな思いはしたくないと自分の保身ばかりを優先してしまう心理だからこそ、周りへの迷惑を考えられないのです。

もう少し周囲への配慮やプライドがあれば、責任ある振る舞いもできたでしょう。しかしそうした気遣いがないからこそ、自分勝手な行動が目立ってしまうのです。

物事を深く考えるのが苦手

物事を掘り下げて考えることを苦手としているため、問題を表面でしかとらえられないのも責任感がない人の心理。例えば、「これをこうしたら結果はどんなものになるか」を徹底して考えられないのです。物事の表面ばかりを気にする性格だからこそ、物事を掘り下げて考えることができません。

そのため責任感がない人は、当てずっぽうな行動が多く、発言も軽い物が目立つはずです。何も考えていないような身の振り方をしているため、周囲からの評価もそう高いものではありません。だからこそ責任感がない人は、周囲から煙たがられるのです。

もう少し物事を掘り下げて考えられると、結果も違ってきます。しかし難しいことから逃げたがる性格ゆえに、物事を多角的にみることが難しいのでしょう。

「自分はできる」という根拠のない自信がある

場当たりな発言が多く、できないことでも引き受けてしまう節が責任感がない人には見受けられます。これは「自分はできる」という根拠のない自信があるからです。物事を深く考えていないので、雰囲気だけで「できそう」と感じてしまうのでしょう。

また、周囲が難なくクリアしていると、自分もできそうと楽観視します。自分の実力を把握できていないため、何ができて何が無理なのか判断できないのです。

特に元の性格が楽観的だと、さらに過信は強くなります。できないことを安請け合いしてしまうため、周囲に迷惑をかけることも多くなるでしょう。

責任感がない人は、元からそうであったわけではありません。

何か原因があったからこそ、今の無責任さが生まれてしまったのです。今後自分も同じように無責任になってしまう可能性はあるので、原因についてよく知っておきましょう。

言い訳をよくしてしまう

無責任になるのは、「逃げよう」という心理が強くなった際の言い訳が多くなるからです。自分を守るような心理が強い人ほど、窮地に立たされた時に言い訳をします。また、「自分は悪くないんだ」「原因は別にあるんだ」と自分に暗示をかけるようになるでしょう。

これによって「何をしても自分は悪くない」という間違った考えが定着するようになります。何をしても他人が悪いように感じてしまうので、罪を擦り付けても悪びれもしないでしょう。

責任感がない人に反省や謝罪が見られないのは、他人に対する罪悪感が少ないからです。自分を守ることに必死なので、他人がどう思っているかを考えることができません。

気持ちに余裕がなく常に切羽詰まった状態

気持ちに余裕がなくなると、常に切羽詰まった状態になりますよね。これによって他人のことを考える余裕がなくなるので、自分の保身ばかりを考えるように。すると他人よりも自分が優先されるようになり、無責任になっていきます。

また、誰でも余裕がなくなると余計な責任は負いたくないと強く思うようになりますよね。さらにキツイ状況になると分かっていると、誰だってこれ以上の責務を負いたくないと強く思うでしょう。

無責任な人の全てが楽天的であるわけではありません。中には常に追い詰められているかのように、切羽詰まった状態の人もいますよ。

失敗を失敗だと認識していない

責任感がない人には、さまざまな性格の人がいますよね。その中でも楽観的な人は、失敗を失敗だと認識していません。自分がミスを犯したという意識がないからこそ、責任を果たそうという意思が芽生えないのです。

責任感がある人なら、自分がミスをしたと思えばそれなりの行動を示すでしょう。自分のミスをリカバリーしようとする思考が生まれるものですが、責任感がない人にはそうした意思は芽生えません。

また、ミスについて深く反省もしないため、何度も同じ失敗を繰り返します。改善がいつになっても見られないため、周囲はほとほと呆れかえるばかりでしょう。

周りが甘やかし、本人も甘えているから

責任感がない人になってしまう原因は、周りが甘やかしているからという可能性もありますよ。周りが「これやってあげる」「簡単な仕事だけでいいよ」と甘やかしていれば、その人は「自分は与えられたものしかやらなくていいんだ」と思うようになるでしょう。

また、本人がそうした状況に甘んじてしまうのも問題です。状況に甘んじる状態が長引けば長引くほど、より責任感がない人間に育っていきます。

責任感がない人には仕事は任せたくないものですが、本人に改善を望むのであればあえて仕事を任せることも必要です。責任感がない人に成長を促すことも、周りの役目といえますよ。

ここからは実際に、責任感がない人にウンザリしたというエピソードを紹介します。

無責任な人に振り回されているのは、何もあなただけではありません。同じように迷惑を被っている人がいるので、同じ気持ちを共有してみましょう。

約束の時間にいつも来てくれない！

「約束の時間にいつも来てくれません！怒って詰めても、「ごめんごめん」と軽い返事ばかりで本当に困る」（32歳/女性/OL）

約束を事前にしているのに、それでも来てくれない。しかもそれが毎回ともなれば、付き合う身としてはストレスも溜まるでしょう。また、軽く謝られるだけとあれば、さらに怒りは上昇していきます。

こうした他人の迷惑を考えられないところも、責任感がない人に見られる特徴です。身近にこうした迷惑な人がいるなら、必要以上に付き合わないようにしましょう。

無責任で呑気な態度にイライラする

「締め切りが迫っていることを教えてあげているのに、のらりくらりと「大丈夫」って…。無責任で呑気な態度にイライラします」（26歳/男性/会社員）

周囲に無責任な人がいると、どうしてもイライラしますよね。特にその人のせいで周りが迷惑を被るとあれば、周囲は気が気ではありません。いつ自分に火の粉が降りかかるか分からない状況にいれば、さらにストレスを感じるでしょう。

無責任な人は、周りが迷惑していることに気づけていません。だからこそ周囲がストレスを溜めていても、お気楽でいられるのです。

自分の行動でどうなるかを想像できていない

「自分の行動で状況がどうなるかを想像できない態度にウンザリしてます。少し突き詰めて考えれば分かることなのに…」（29歳/女性/OL）

責任感がある人なら、自分がどう行動することで状況がどう変化するかを考えることができますよね。しかし無責任な人は、自分の行動で状況がどう動くか考えることができません。目先のことばかりに囚われているので、状況を突き詰めて考えられないのです。

そのため失敗することも多く、周りに迷惑をかけてしまうことだってあるでしょう。しかし本人は「どうしてそうなったか」を理解していないため、改善が遅れてしまうのです。

自分の言ったことを覚えていない…

「自分の言ったことを覚えていない姿にウンザリです。言っていることもコロコロ変わるし、責任感がない人ってお気楽でいいなって思う」（41歳/男性/会社員）

責任感がない人は、自分の言ったことを覚えていないことが多いです。その場の思い付きで発言していることが多いため、自分の発言に責任を感じていません。だからこそ自分が何を言ったのか覚えていられないのです。

普通であれば、発言する前に「言っていい事か」「正しい発言か」を考えてから発言するでしょう。しかし、責任感がない人はそうした考えが足りないからこそ、当てずっぽうな発言が多いのです。

無責任な人と触れ合う中で一番困るのは「仕事」ですよね。

仕事では締め切りや期日、時間といったものが常に付きまといます。そんな中で無責任な行動をされれば、本人だけでなく周囲が迷惑を被ることに。責任感がない人というレッテルだけでは終わらないこともあるので、実際に被る可能性のある事柄について知っておきましょう。

任された仕事の放棄

責任感がない人は、自分のやりたい仕事だけを行う傾向にあります。やらなくてはいけない仕事であっても、自分がそれを「やりたくない」と感じれば放棄する可能性が高いのです。気分で左右されやすい性格ともいえるでしょう。

また、できない仕事に対して言い訳や八つ当たりも日常茶飯事です。責任が伴う仕事を任せると失敗しかねないので、責任感がない人に仕事を任せる時には作業の選別が必要になりますよ。

きちんと仕事をこなしてほしいなら、その人に合った仕事を割り振ることも大切です。何ができるかをこちら側がきちんと把握することで、被る被害も最小限に抑えられるでしょう。

書類などの期限を守らない

時間にルーズなところがあるだけでなく、当てずっぽうな行動が多いのが責任感がない人です。そのため書類などの期日を守らないことも多く、関係する多くの人に迷惑をかけることもよくあることでしょう。

また、本人は「どうせ怒られるだけ」「1日くらいなら」と楽観的に考えています。提出が遅れたことに対して反省もしないため、より周囲は苛立ちを覚えるでしょう。果てには指摘されたことに対し不満を溜め込むため、反省の色すら見えないことも。

期日をきちんと守れないのは、時間に対する責任感がないからです。厳守しなければいけない理由をよく理解していないのでしょう。

ミスをしても認めない

責任感がない人は、自分を守ることに必死です。自分の立場が悪くなることを嫌うため、ミスをしても認めないことも多いでしょう。果てには他人にそのミスを擦り付けようとするため、周囲からも呆れられています。

また、同じミスを何度も繰り返すことも多いです。これはミスをしても認めない癖がついてしまい、ミスについて反省をしないから。なぜ悪かったか、どうしてミスをしたかを考えることができないため、より無責任になっていくのです。

その場でミスを認めてくれれば仕事もスムーズに進みますが、本人が認めないとあれば作業は中断されます。責任感がない人は周りのことを考える余裕がないため、自分の保身にばかり走るのです。

報連相をしない

仕事や作業では大切なツールとされる「報連相」。この報連相の意味を理解せず、徹底できないのも無責任な人が持つ特徴といえます。物事を掘り下げて考えることが苦手なので、何を報告し、何を連絡すべきか分からないのです。

そのため事実を自分勝手に歪めてしまうこともあり、周りは間違った情報に踊らされてしまいます。時には自分勝手にその場で判断を下してしまうので、要らぬミスや失敗を引き起こすこともあるでしょう。

責任感がない人に仕事を任せると失敗しかねないため、上手に付き合っていくには報連相を徹底させることが大切ですよ。

実際に自分自身が「責任感がないのでは？」と悩んでいる人もいるでしょう。

今度はそんな人のために、責任感を持つための行動を紹介します。次のようなことを心がけるだけでも自分を変えることができるので、これを機に実践していきましょう！

自分の発言に責任を持つ

責任感がない人を脱するためにも、まずは自分の発言に責任を持つようにしましょう。例えば、言ったことは必ず実行するように心がけてみてください。有言実行するだけでも、周りからの評価は見違えるほどに変わるでしょう。

また、無責任な発言をしないよう気をつけることも大切です。できないことをできるといってしまえば、そこで責任が発生します。不要なトラブルを自ら招くことにもなるので、自分の実力に合わない発言はしない方が賢明ですよ。

人は自ら放った言葉によって評価されます。責任感ある人になりたいなら、言葉を放つ前によく考える癖をつけましょう。

任された仕事は最後まで行う

責任感を培いたいなら、任された仕事は責任を持ってやり遂げましょう。途中で投げ出してしまうと、自分の悪いところを改善させることができません。より無責任さに磨きがかかってしまい、評価も下がってしまうでしょう。

また、任された仕事によっては、「できない」と感じ挫折することもありますよね。しかしそうした弱さに打ち勝つことで、自分の中に責任感が培われていきます。

何かと理由をつけて逃げることは簡単でしょう。しかし、逃げることばかりを繰り返していると、より無責任な人として周囲から孤立するので気をつけてくださいね。

時間を守る

責任感がある人を目指すなら、時間や期限を守ることも大切ですよ。決められた時間を守る、提出期限を守るといったことを続けるだけでも、自分の中に責任感を培うことができます。

逆に時間や期限を守らないことが増えると、自分の中に「まぁいいか」という適当さが生まれるでしょう。より自分を自堕落な性格へと突き落としてしまうので、無責任さに磨きがかかるだけです。

そうなると周囲から信用されなくなってしまうので、1人の人間として時間や期限は必ず守るように心がけましょう。また、時間や期日を忘れやすいなら、忘れないような工夫が大切ですよ。

小さなことでも報連相を心掛ける

些細なことでも報連相を心がけると、よりミスや失敗を防ぐことができますよ。また、周囲もより情報を共有できるようになるため、作業が円滑に進むでしょう。これによって周囲からの評価も上がるため、安定した環境を得ることができます。

また、小さなことでも報連相するようになると、何を報連相すべきか分かるようになり、仕事上の不要な連絡も減っていきます。作業の全体像を掴みやすくなるので、自分のスキルアップにも繋がるでしょう。

ただし、仕事に関係ないことについての報連相は不要です。何でも連絡すれば良いわけではないので、まずは情報の選別ができるようになりましょう！

責任感がない人と関わらないように気をつけていても、時には関わらなければいけない時だって訪れます。そんな時こそ、次のような付き合い方を心がけましょう。

どう付き合えば良いか分かるだけでも、感じる疲れやストレスは緩和されますよ。

責任感がない人には期待しない事が大切

責任感がない人に過大な期待をかけても、それが叶えられることはありません。むしろ「面倒だな」と感じ、他人がやってくれるのを待ってしまうことになるでしょう。そのため、責任感がない人には期待しないように心がけることが大切です。

最初から期待をかけなければ、「裏切られた」と感じることもありません。感じる疲れやストレスも緩和されるので、より自分らしく仕事ができるようになりますよ。

必要以上に気を遣わないためにも、「この人はこうした人」と割り切りましょう。最初から割り切っていれば、必要以上に期待をかけることもありませんよ。

重要な仕事は任せない

重要な仕事や期日が迫っているものは、責任感がない人には任せないようにしましょう。例え「〇日までに終わらせて」とお願いしても、メリットがなければそれを成し遂げようとはしません。むしろ「面倒なことが増えた」と思うでしょう。

また、何か問題が起きた時に発生する責任をひどく嫌がるので、そもそも受け入れてくれないことも多いです。対応するだけ時間が無駄に過ぎてしまうこともあるため、重要な仕事は忙しくても信頼できる相手にお願いした方が良いでしょう。

責任感がない人にお願いすると、終わる仕事も終わらなくなります。何を任せるべきか考え対応するのも、仕事を円満に進めるためには必要なスキルでしょう。

根拠のなさそうな発言は真に受けない

物事を深く考えることができない傾向にあるため、根拠のない発言が多いのが責任感がない人です。発言の多くが耳当たりの良いように聞こえますが、実際には物事の表面しかとらえていないことも少なくありません。そのため、根拠がなさそうな発言は真に受けないようにしましょう。

少しでも「おかしいな」「あまりにも上手い話だな」と思うのであれば、信じないことです。責任感がない人は発言にも無責任なので、最終的に「言った覚えはない」としらを切るでしょう。これでは対応するだけ無駄というものです。

責任感がない人の言葉をいちいち真に受けると、キリがありません。自分の精神を削る必要はないので、根拠がなさそうな発言は聞き流すようにしましょう。

重要なことは何度も言って聞かせる

いくら付き合わないように気をつけていても、仕事相手ではそうも言ってられませんよね。時にはどうしても仕事を頼まなくてはいけませんし、完了してもらわなければ困る仕事もあるでしょう。そんな時ほど、重要なことを何度も言って聞かせることが大切ですよ。

責任感がない人は、他人の話をあまり聞いていません。また、聞いていたとしても深く考えることがないので、すぐに話を忘れます。だからこそ期日を破ったり、仕事を放棄してしまうのです。相手に重要な仕事だと分からせるためには、口うるさく指摘するしかありません。

時には自分だけが疲れたように感じるでしょう。しかし重要な仕事をこなしてもらいたいなら、口うるさく何度も言って聞かせるのが一番効果的ですよ。