男女で変わる性感帯を紹介！開発のポイント＆気持ちいい刺激の仕方も

あなたは自分の性感帯を把握していますか？こちらの記事では、男女による違いや個人差が大きい性感帯について詳しく紹介します。始めに、そもそも性感帯とは何なのかを見ていきましょう。

刺激を与えた時に快感が得られる場所

「性感帯」とは、刺激を与えることによって性的な快感が発生する体のパーツのことです。性感帯は男女だけでなく、個人によっても差があります。「背中」を例に出すと、非常に感じて興奮する人もいれば、くすぐったいだけの人、何とも思わない人とそれぞれ感じ方が全く違うのです。

性感帯は、粘膜が体外に出ている部分と静脈が皮膚に近い部分に多いとされていますが、一概には言えません。性感帯ではないと思っていた部分でも、開発することによって感じるようになることがあります。性感帯とは、非常に奥が深いものなのです。

開発すれば性感帯だけでイクことも可能

開発次第で、性感帯だけでイクことも可能になります。わかりやすい性感帯は、男性の場合はペニス、女性の場合はクリトリスですよね。他を一切触らず、ペニスをしごくだけ、クリトリスを弄るだけでイクことができる人は多いでしょう。

性感帯の感度によりますが、開発すれば乳首を弄っただけでイクことができるようになる人も。それぞれどこがどれだけ感じるかには、やはり個人差があります。そのため、場所は人それぞれですが、性感帯の開発次第で意外な場所でイクことも可能なのです。

女性が感じやすいとされる、基本の性感帯を解説します。個人差があるため、ここを触れば確実にイケるというわけではありません。しかし丁寧に色々な触り方で探っていけば、性感帯を探り当てることができる確率が高い部分を集めました。

耳

「耳にはツボがたくさんある」と聞いたことはありませんか？耳には、膣や乳首にも通っている「迷走神経」が通っています。そのため、耳が性感帯になる人が多くいるのです。

視覚で興奮する男性に対し、女性は聴覚で興奮しやすいという特徴があります。耳への刺激に加えていやらしい音が上乗せされ、ますます興奮することができるのです。

耳たぶに舌を這わせたり、唇で挟んだり、様子を見て甘噛みしたりと、色々な責め方ができます。耳元に息を吹きかけられたり囁かれたりしたときにゾワッとする人は、高確率で開発できるでしょう。

乳首

乳首は「第二のクリトリス」と言われるほど、感じる女性が多い場所です。性感帯になるほど開発するためには、触り方が重要になります。

まずは優しく指で触れ、軽くつまんだりして弄びましょう。舌先でチロチロ舐めたり、口に含んで転がしたり、強弱をつけて吸い付いたり。女性によっては、甘噛みをされて感じる場合も。

乳首を性感帯として開発するときは、強弱の好みの個人差が大きいことに注意しましょう。弱い刺激では物足りない女性もいれば、強い刺激は痛いだけという女性もいます。しっかり様子を見て、相手の女性が感じる力加減を見極めることが大切です。

乳房

乳首に比べると快感を得るまでの難易度が少し高めですが、乳房も立派な性感帯です。力任せに揉むだけ、男性が触りたいように触るだけの愛撫では感じません。

性感帯として乳房を開発する場合、「スペンス乳腺」を意識しましょう。スペンス乳腺とは、わきの下からリンパに沿った胸とわきの下の境界部にあります。横乳と考えればわかりやすいですね。

スペンス乳腺付近はリンパが多く通っており、筋肉が表面にあるため性感帯になるのです。強く揉むと痛みを感じるため、優しく揉んで愛撫する必要があります。横から胸を揉まれると気持ちいいと感じる女性は、スペンス乳腺が性感帯になる可能性が高いといえます。

クリトリス

女性のクリトリスは、男性のペニスにあたる性感帯です。ほとんどの女性が感じる部分ですが、デリケートすぎるため、気持ちいいと感じる前に「痛いから触られたくない。気持ちよくない」と先入観を持ってしまう女性も。

痛がる女性のクリトリスを性感帯として開発する方法は、まずは女性を充分興奮させることです。そして、クリトリスには優しく触れる、柔らかく舐めるを徹底しましょう。「物足りないんじゃないかな？」と思う程度の力加減で充分です。女性が感じ始めても激しくしてはいけません。

Gスポット

クリトリスに次いで女性の性感帯として有名なのが「Gスポット」です。Gスポットの場所は、膣口から3～5センチほどの膣前壁にあるエリアになります。

探し方は、まず女性を仰向けにして両ひざを立てさせます。膣が充分湿った状態で、お腹側に指の腹を向けた状態で中指を第二関節あたりまで入れ、軽く曲げましょう。優しく擦るイメージで動かし、ざらざらとした感触がある部分がGスポットにあたります。

Gスポットを性感帯にするには、オナニーやセックスで開発することが必要です。最初は「オシッコが出そう！」と感じますが、慣れるとそれを快感と感じるようになり、「中イキ」ができるようになります。

女性には、基本の性感帯以外にも感じる場所は多くあります。女性は、体で感じることも大切ですが、それ以上に脳で「気持ちいい」と感じるものです。エッチなムードを演出し興奮を高め、ソフトタッチで性感帯を探すことが基本ですよ。

うなじ

うなじや首筋は非常に敏感な部分です。男性も感じる場所ですが、耳に近いぶん特に女性に効果てきめんで、性感帯として認識している女性も多くいます。

指で優しくなぞっても良いですが、舐めることによってより一層女性の興奮度が高まるでしょう。指でうなじをやさしくなぞりながら、首筋に舌を這わせることがおすすめです。

密着しているため、女性は舐められているところを見ることができず、何をされるかわからないドキドキ感があります。そして耳元で感じる息遣い、首筋を這う舌の感触で、ゾクゾクしてしまうのです。

背中

うなじに指を這わせたら、そのまま優しく背中をなぞってみましょう。背中も性感帯になるためです。

指を這わせて「くすぐったい！」と反応された場合は、手のひらを触れるか触れないか程度の力加減で滑らせましょう。キスをしながら手を這わせたり、うなじや首筋を舐めた後に背中に移行しても女性をゾクゾクさせることができます。

おなか

おなか周辺も性感帯として開発することができます。うなじや背中と同じく、優しく指を這わせたり舐めたりしてみましょう。

特にわき腹は、たくさんの動脈が巡っているため敏感な部分になります。わき腹をくすぐられることに弱い人が多い理由はこのためです。

くすぐったいと感じる部分は、触り方によっては性感帯になり得ます。詳しい触り方については、「性感帯の気持ちいい触り方」で解説しますね。

脇

普段はくすぐったいだけで触られたくない脇も、性感帯にすることができます。脇がくすぐったいと感じてしまうのは、血管が集まっているという理由です。

触られたくないと嫌がる女性の脇を無理矢理触ることは控えた方が良いでしょう。うなじや背中、わき腹からさりげなく指を滑らせて反応を見て、嫌がらないようなら念入りに責めていきます。脇も、優しくなでる、指先でなぞる、舐めるという責め方が効果的です。

唇

唇も性感帯だということをご存知ですか？ディープキスで舌を絡ませたり、口の中を探り合ったりするだけではもったいない場所です。

唇を合わせて感触を楽しむ、唇を舐める、相手の唇を自分の唇で挟み込むなど、色々な責め方ができます。唇を丁寧に責めることで、いやらしいムードが高まるでしょう。女性は雰囲気で興奮するため、非常に効果的です。

膝裏

日常生活でもセックスの最中でも、触ることがないどころか意識したことがないような場所にも、性感帯候補があります。それは、膝裏です。

膝裏は皮膚が薄く、リンパが集中しています。自分の膝裏を爪でそっとなぞってみると、意外とくすぐったく感じるのではないでしょうか。女性がうつぶせになるような態勢になったときに、指を這わせたり舐めたりしてみましょう。

男性の性感帯は、女性に比べてわかりやすいことが特徴です。こちらの基本の性感帯では、男性が喜ぶペニスの性感帯について詳しく解説します。どの場所がどう感じるかを把握しておけば、手コキやフェラのときに男性を喜ばせることができますよ。

ペニス以外の性感帯として、実は「もっと触って欲しいなあ…」と思っている男性が多い、乳首・乳輪についても解説します。さっそく見ていきましょう。

亀頭

ペニスの部位で最も敏感な性感帯が「亀頭」です。亀頭はペニスの先端の部分で、感じやすい場所であると同時に痛みを感じやすい部分でもあるため、触るときには注意点があります。

亀頭を乾いたままこすってしまうと、気持ちいいどころか痛みを感じてしまいます。亀頭を愛撫するときは、先走り液を塗り広げたり唾液をたくさんつけるなどしてヌルヌルにしておくことが重要です。

手や指で優しくなでたり、唇を押し付けたり、舌でソフトに舐めまわしたり、色々な責め方を試してみましょう。「必ず濡らして、優しく触れる」ということを忘れずに。

カリ

亀頭と竿の境目の張り出した場所を「カリ」といい、こちらも男性の性感帯にあたります。カリも、亀頭と合わせて手コキやフェラで、たくさん責めたいポイントです。

カリに指や舌を這わせても感じますが、一番おすすめな責め方は「引っかける」テクニック。亀頭と同じようにヌルヌルにしてから、指や舌でカリ部分を引っかけると、男性に強い快感を与えることができます。ペロペロと舌を引っかけたり、唇を引っかけたりして弄びましょう。

裏筋

「裏筋」を刺激されることが好きな男性は多くいます。裏筋とは、亀頭の裏側の竿とつながっている筋。裏筋には神経が集まっており、非常に敏感な性感帯なのです。

裏筋は指で刺激するよりも、フェラのときに責めると良いでしょう。刺激の仕方は、口の中にペニスを含んだときに、軽く吸いながら裏筋に触れるように舌を左右に動かすのです。

亀頭やカリを舐めるときに、裏筋を違う動きで刺激することもできます。舌が裏筋に触れたら、舌先を尖らせて固くするイメージで力を入れ、トントンとつつくのもテクニックのひとつです。

睾丸

睾丸は急所でもあり、性感帯でもあります。しかし、男性はみんな睾丸責めをして欲しいわけではありません。感じる人は大好きですが、嫌な人は触られるのも嫌と、好き嫌いが極端に分かれます。あらかじめ聞いておくか、手のひらで触って反応を見るかで、責める前に確認しておきましょう。

触り方としては、手のひらで優しく愛撫する、手のひらの上に乗せてタプタプと揺らす方法があります。口に含んだり、袋の真ん中にある筋を舌でなぞったりすると、感触で快感を得られる上に視覚的にも男性は興奮してしまうのです。

乳首・乳輪

ペニス以外の男性の性感帯といえば、乳首と乳輪です。「乳首で感じるなんて女みたいで恥ずかしい。触って欲しいけど言いたくない」と考える男性も多くいますが、中には特に感じないという人も。そっと触れてみて、リアクションを確認しましょう。

責め方のコツとしては、焦らしを取り入れることが有効です。手のひらで胸元全体を撫でたり、乳輪の外側を指でなぞったりして「早く触って欲しい！」と思わせましょう。焦らすことにより興奮が高まり、より感じやすくなります。

あとは女性の乳首の責め方と同様です。乳首や乳輪を刺激されることに慣れていない男性の場合、特に痛みを感じやすいため、優しく触ってあげましょう。

男性はペニスや乳首以外にも、隠された性感帯があります。セックスの際、女性は一般的に受け身が多いため、自分から責めようと思ってもどうしていいかわからないことが多いでしょう。

その場合「もし自分が触られるなら、こんな風にされたら感じちゃうだろうな」と考えると、触り方のコツが掴みやすいですよ。

指

指先には神経が集中しており、充分性感帯になります。そして、視覚で興奮する男性にとって、女性が指先を責める姿は大変刺激的なのです。

手の指を責めるときは、ゆっくりエロティックに舐めたり口に含んだりしましょう。フェラをしているときと同じような感覚です。指先が感じると同時に、フェラを連想して男性は興奮します。

そして、足の指も感じる場所なのです。責め方としては手の指と同様の舐め方と、足指の股を舐める方法があります。

手指に比べると難易度が高い足指舐めですが、女性が自分の足を舐めている姿に男性は征服欲を満たされ、非常に興奮します。勇気を出して挑戦する価値は充分ありますよ。

首筋

「あまり知られていない女性の性感帯」にもうなじがありましたが、男性にも首筋が敏感な人は多くいます。セックス前キスをしているときなどに、ゆっくりと優しく首筋に指を這わせて男性の反応を見てみましょう。ゾクゾクしているような素振りが見られたら、首筋を性感帯として開発できる可能性が高いですよ。

責め方は「女性の性感帯」で解説した方法と同様です。男性は視覚で興奮するとお伝えしましたが、聴覚でももちろん興奮します。

背中

背中も女性同様、男性にとっても性感帯です。背中を優しく手のひらで撫でられたり、指でツーっとなぞられたりすると、ゾクゾクするでしょう。

前戯のときに触るのはもちろん、正常位で挿入中に男性の背中を触ることもできます。くすぐったがる男性の場合は注意が必要ですが、背中を気持ちいいと感じる男性にとっては、たまらない刺激になるでしょう。

腰回り

男性にとって腰回りは、女性に軽く手を添えられただけで興奮する場所です。抱き合っているときにそっと手を回したり、フェラをする前の焦らしとして愛撫することができます。

具体的な責め方として、骨の上を撫でる方法があります。骨の上を手のひらや指の腹で優しくゆっくり撫でまわすと、腰回りが感じる男性はゾクゾクしてしまうでしょう。

腰回りも背中同様、挿入中にも責めることができます。相手の様子を見ながら、積極的に触れていきましょう。また、挿入中にガシッと力強く押さえれば、女性が興奮している様子が伝わり、男性の興奮度も高まります。

太もも

太ももの内側には血管や神経が集まっています。そのため、太ももの内側が性感帯という男性も多く、責めがいのある場所です。

太ももを責める場合、まだペニスに触れていないタイミングが特に効果があります。最初は膝に近い太ももの外側を触り、だんだん内側にずらしていきましょう。太ももの内側を触っているだけでも充分感じる上に、少しずつ股間に近づけていくことにより「早くペニスを触って欲しい！」という欲求と期待感を煽ることができます。

アナル周り

抵抗があり触られることを嫌がる男性が多いですが、男性にとってアナル周りは性感帯です。フェラをしながら軽く指でなぞって、相手の様子を確認してから責めましょう。アナル周りが感じるのは、粘膜が体外に出ているところは感じやすいという理由です。

ペニスをフェラした後に睾丸責めに移行すると、自然な流れでアナル周りを責めましょう。睾丸を口に含むプレイを取り入れることによって、チンぐり返しやM字開脚など、アナル周りを舐めやすいポーズを男性にとらせることができます。

周りを優しく舐めたり、舌先を使ってつつくように責めることができます。衛生面が気になる場所のため、シャワーでしっかり洗浄しておいてもらいましょう。

こちらでは、自分の性感帯に関する男女の意見を集めました。共通していることは、ただ受け身でいるのではなく、気持ち良くなることに対して積極的な姿勢です。それではさっそく見ていきましょう！

背中がとてもゾクゾクする

「俺は背中を触ってもらうのが大好きです。ゆっくりサワサワサワってされると、あぁ～いいなぁ～と声が出ます。あまりにも色気のない声を出してしまったことがあり、嫁に『マッサージじゃないんだから』と笑われたことも。

マッサージ的な気持ちよさもあるんですが、とてもゾクゾクして、それだけで勃起します。溜まってるときはおつゆも出ちゃう。エッチするときはずっと触ってて欲しいくらい…」（34歳/男性/マーケティング関連）

背中が性感帯の男性の意見です。触られて無意識に声が出てしまうほど感じてしまうようですね。

やっぱり胸は気持ちいい

「私はクリよりも乳首が感じる。クリも悪くはないんだけど、すぐ痛くなっちゃうから…。その点乳首は、ちょっと刺激を強くされても大丈夫。

挿入しているときにクリを触られてもイケなかったんだけど、乳首を舐めてもらいながらピストンしてもらったらイケた！男って割と、挿入した後は胸を適当に触る人が多くない？『イカせたい』って言うなら、もうちょっと頑張って欲しいよね」（24歳/女性/専門職）

乳首だけ、挿入だけではイケなくても、両方併せて刺激することによりイクことができるパターンです。気持ちいいところを1点集中で責めるのではなく、複数触りながら責めると、快感が増します。

Gスポットを開発されて…

「彼氏が丁寧にGスポットを開発してくれました。私は最初、特に興味がなかったんですが…だんだん感じるようになってきて、今はグリグリされるとすごく気持ちいい。

オナニーのときはクリイキばかりだったのですが、Gスポットを開発されてからは自分でするときも触っています。Gスポットだけでイクほど自分で押すことはできませんが、中指は挿入してGスポット、親指はクリに当てて同時に動かすともう最高に気持ちいいです。おすすめです！」（27歳/女性/派遣社員）

Gスポットを性感帯にするためには、男性に開発してもらう必要があります。すぐに感じるようになりづらい場所のため、根気が必要になるでしょう。

男だけど乳首が性感帯！

「若い頃は女みたいで恥ずかしいと思ってたけど、今は堂々と言える。俺は乳首がめっちゃ感じる！男だって、責められたら感じるし、気持ちいいところは気持ちいいんだよ。

オナニーするときは絶対自分で乳首触るし、エッチするときはできればずっと触ってて欲しい！めっちゃ興奮する。甘噛みされるともうたまらんってかんじ」（29歳/男性/営業）

乳首が性感帯だという男性は非常に多いです。責めやすい場所なので、彼のペニスを触っているときや挿入しているときに、触ってあげると喜ばれるでしょう。

腰がやばい

「俺は腰触られるとやばい！イチャイチャしてるとき、彼女から腰に手を回されるとゾクーってきて、めちゃめちゃエッチな気分になる！早くヤりたいなーって興奮する！

正常位のときに彼女が感じて背中にしがみついてくるんだけど、その手をわざわざ腰にずらすくらい触って欲しい。服の上から触られてもゾクっとするのに、直で触られたらもうたまんない！撫でられるのも好きだし、ギュッと力を入れて抱き着かれるのも好き！」（28歳/男性/専門職）

腰が性感帯で気持ちいいことに加え、腰を触られたり抱き着かれたりすることで精神的に感じるパターンです。この場合は、エッチなスイッチが入る場所でもあるようですね。

性感帯を触っているはずなのに、くすぐったい・痛い・なんともないなど、気持ちいいと感じない場合の多くは、触り方に問題があります。気持ちいいと感じさせる触り方には、コツが必要になるのです。

こちらでは、性感帯の気持ちいい触り方を解説します。コツを掴んでしまえば簡単なので、ぜひ覚えてくださいね。

フェザータッチ

「フェザータッチ」とは、鳥の羽のような軽さで触れるテクニックを指します。相手を感じさせる触り方として、フェザータッチのマスターは必須です。フェザータッチをすることにより、激しい愛撫よりも感じやすくなります。

コツは、手のひらや指が、相手の肌に触れるか触れないかくらいの軽さをキープすることと、とにかくゆっくり動かすことです。フェザータッチで触れることができても、早く動かしてしまうとくすぐったく感じてしまいます。触れ方や速さは、自分の腕や太ももを使って練習しておきましょう。

軽くゆっくりをキープしつつ、相手の肌の上に円を描くように動かします。大きな円、小さな円、逆回転の円など、バリエーションをつけましょう。

焦らす

性感帯の気持ちいい触り方のコツとして、焦らすことが挙げられます。いきなり触るよりも焦らした方が、「早く触って欲しい！」と相手の欲求と期待が高まり、性感帯の感度が上がるためです。

ペニスやクリトリス、乳首など、感じやすい性感帯を触るときは、フェザータッチで遠くから触っていきましょう。ポイントに近づいたらまた遠ざかる、少し触れてすぐ離すなど焦らし方にも色々あります。「自分がこうされたら我慢できなくなっちゃうな」という想像を働かせると、上手に焦らすことができますよ。

優しく舐める

舐めるときも、最初は優しく、ゆっくり舐めると相手は感じやすくなります。最初からハードにベロベロ舐めてしまうと焦らしの効果が得られません。優しく舌を使いゆっくり舐め、徐々に舌先に力を入れていくようにしましょう。

乳首舐めのときも、フェラやクンニのときも基本は同じです。段階を踏んで舐める力を変えていき、相手がたまらなくなったころに吸い付くようにしましょう。「舐めるときも最初は優しく」と心がけることにより、舐め技のバリエーションを増やすことができます。

触りながら舐める同時責め

フェザータッチで相手を敏感な状態にし、焦らすことで興奮度と気態度を高めたら、いよいよ相手をガッツリ責めましょう。

触るだけ、舐めるだけのひとつの刺激ではなく、両方を同時に行うことにより気持ち良くなることができます。キスをしながら背中をフェザータッチや乳首を触る、乳首を舐めながら腰を触りつつペニスやクリトリスを触る、フェラやクンニをしながら乳首を触るなど、組み合わせは無限大です。

慣れてきたら口、右手、左手で別の部位を責める三点責めに挑戦してみましょう。慣れないうちに無理をすると、くすぐったい場所が増えるだけなので、フェザータッチやゆっくり触ることをマスターしてからがおすすめです。

性感帯は色々あることを紹介してきましたが、開発方法は場所によって違います。オナニーをしているときに自分で開発することができる性感帯もあれば、セックスのときに相手に開発してもらう必要がある場所も。

こちらでは、相手の性感帯を開発するポイントを解説します。セックスのときに相手とコミュニケーションを取りながらお互いの性感帯を開発し、お互いの感度を磨き合いましょう。

相手が嫌がる事はしない

まず大前提として、相手が嫌がることをしないことが大切です。絶対に嫌だという相手に「アナル周りが気持ちいいって聞いたから、やってみようよ！やらないと損だよ？」と無理強いしてはいけません。抵抗感が強い場合や、多くの人が感じると言われる性感帯でも合う合わないがあることを理解しましょう。

感じるセックスのためには信頼関係が大切です。「嫌だって言ってるのに無理矢理してくる…」と相手に思われてしまっては、性感帯開発以前に信頼関係が壊れてしまいますよ。

お互いにリラックスする

性感帯を開発するポイントとして、お互いにリラックスすることが大切です。緊張するのはもちろん、力みすぎたり、「早く感じて欲しいから、絶対性感帯を開発しなきゃ！」と焦ることは禁物。力を抜いて、気長に取り組みましょう。

特にGスポットのように開発することに時間がかかる場所は、焦れば焦るほど開発が難しくなります。性感帯の開発だけに重点を置いてしまうと、その場所で感じなかっただけでせっかくのセックスが不完全燃焼で終わってしまうでしょう。「ダメだったらまた今度してみようね」と気楽に構え、リラックスして挑戦しましょう。

エッチなムードで興奮度を高める

性感帯を開発するためには、体が感じやすい状況にしておく必要があります。そのために、エッチなムードで興奮度を高めましょう。

エッチなムードで興奮することにより、体が火照り、男性は勃起し、女性は濡れてきます。血行が良くなるため神経が敏感になり、普段はそんなに感じないようなところが感じやすくなるのです。

性感帯を開発するためには、まずは良いセックスを目指しましょう。リラックスし、相手の嫌がることは無理強いせず、エッチなムードで盛り上がることが大切です。

全身をくまなく触る

性感帯は全身に潜んでおり、どこがどれだけ感じるかは人それぞれです。そのため、全身をくまなく触ってみましょう。自分が感じないところでも、相手が感じる可能性は大いにあります。

お互いに全身を触り合うことで、お互いの性感帯を探すことができます。また、濃厚なコミュニケーションにより、愛情が深まるでしょう。

くすぐったいところは性感帯の可能性大

くすぐったいことと感じることは紙一重です。触り方を変えることにより、くすぐったい場所が性感帯に変わる可能性は大いにあります。

「感じそうだけど…どうしてもくすぐったいのが我慢できない！」という相手には、指先ではなく手のひら全体を使うフェザータッチで、いつも以上にゆっくりと触ってみましょう。それでもダメな場合は、そっと手を乗せて慣らすことがおすすめです。

性感帯を開発するためには、焦りは禁物です。焦らず無理せず辛抱強く、くすぐったさが快感に変わるまで粘りましょう。

性感帯探しは前向きに楽しみながら

性感帯を探すときに大切なのは、「自分の性感帯を知って、もっと気持ちいいセックスがしたい」という前向きな気持ちです。「そこ触って気持ち良くなるの？」や「そんなところで感じるなんて恥ずかしい」というマイナスな気持ちは捨ててしまいましょう。

パートナーとコミュニケーションを取り、お互い楽しむ気持ちを持つことが大切です。感じることに対して、恥ずかしがらず積極的になりましょう。