自分本位な人の特徴を徹底解説！治す方法や上手な付き合い方も紹介

自分本位な人って嫌われたり、悪い印象を持たれたりすることが多いですよね。中には実際に自分本位な人に日頃から迷惑をかけられているという人もいるでしょう。そんな時、どのように対処をすればいいのか気になるものです。

上手く対処をしたり立ち回ったりするためには、まず自分本位な人な人について知っておくことがおすすめ。相手を知っていれば上手く立ち回ることができるようになるため、自分本位な人に悩まされている人は、相手を知ることからはじめてみましょう。

自分本位の意味って？

そもそも「自分本位」ってどういう意味なのだろうと疑問に思う人もいるでしょう。なんとなく悪い印象を抱く人も多いと思いますが、具体的な意味については詳しく知らないという人もいるはずです。

自分本位とは「自分中心・基準で物事を考えたり、振る舞ったりすること」という意味を持っています。わかりやすく言えば「自分勝手」「自己中心的」な性格や振る舞いのことだと考えれば、すんなり理解できるでしょう。

「自分本位」と「自分本意」の違い

「自分本位」は「じぶんほんい」と読みますが、もうひとつ同じ読み方で「自分本意」という言葉があります。自分本位と自分本意にはどのような違いがあるのか、疑問に思ったことがある人もいるでしょう。

自分本位は自分勝手な考えや行動という意味を持つのに対し、自分本意とは「ありのままの自分でいること」という意味を持っています。自分の気持ちや考えを隠さず、自分に素直で居続ける状態と表せばわかりやすいでしょう。

自分本位と自分本意は混合されがちですが、自己中心的な振る舞いを意味する「自分本位」と自分に素直で居続ける「自分本意」は似たようでいて、実は違う意味を持つ言葉なのです。

自分本位な人がいたとして、実際周りからの印象はどのようなものなのでしょうか。

自分勝手な振る舞いや言動をする自分本位な人に対し、どんな印象を抱いているのか、4人の意見をまとめてみたのでご覧ください。

正直あまり関わりたくない

「正直あまり関わりたくないのが本音です。一緒にいれば間違いなく疲れたりトラブルになったりするだろうし、自分勝手な人に振り回されるのはごめんです。できることならあまり関わらないようにして平穏に過ごしたいです」(25歳/女性/公務員)

大半の人は自分本位な人とはできるだけ関わりたくないと思うでしょう。実際身近にいなくても、言葉の意味さえ知れば、一緒にいるだけで疲れたり、ストレスになったりするのは目に見えています。

万が一身近にいたのならば、そんなリスクを減らすためにもできるだけ関わらないようにしたいと思うのは当然のことだと言えるでしょう。

自分は小心者なのである意味羨ましい

「自分は昔からあまり発言をしたり、意見に自信を持ったりができないので、ある意味自分本位な人は羨ましいなって思っています。小心者だから周りのことばかり気にしているので、あれだけ自分のことばかりを考えられたら楽なんだろうなって、楽しいだろうなって」(30歳/男性/販売業)

小心者だという人からしてみれば、ある意味自分本位な人は羨ましいと思える対象です。自分からあまり発言をしたり積極的な行動ができなかったりする、小心者や奥手な人は、堂々としている人に憧れる傾向にあります。

自己中心的な振る舞いで迷惑をかけるとは言え、堂々としていられるその姿には羨ましい、自分もそうなってみたいと思ってしまうのが本音なのでしょう。

迷惑だと感じることが多い

「実際に職場には自分本位な人がいます。とにかく自分勝手な振る舞いとか、自分基準で物事を進めたり解釈をしたりするので、非常に迷惑です。自分の意見を堂々と持つことは悪いことではないものの、もう少し協調性を持ってくれないかな‥って周りは皆話していますね」(36歳/男性/会社員)

自分本位な人の行動や言動には正直迷惑だと感じているという人は珍しくありません。実際、学校や仕事などの集団生活の場に自分本位な人がいれば、十中八九自分勝手な振る舞いに振り回されることになります。

協調性もないため人間関係でトラブルになることも多く、どうにかならないものか…と頭を抱えている人は少なくないでしょう。

頑固なイメージ

「今まで出会った自分本位な人はみんなとにかく頑固。自分の中でこれと決めたら絶対に意見は変えず、自分の意見が最も良いという主張をしてくるので他の人の話には全然耳を傾けてくれなくて。間違いなく他の意見が良いという場合でも、プライドが高いのか絶対に譲らない姿勢を貫いていました」(33歳/女性/秘書)

頑固で自分の意見や考えを絶対に曲げない…そんな印象を持つ人は多いでしょう。実際、自分本位な人はプライドが高く、自分の意見や考えが一番だと考えていることが多いため、滅多なことがない限り考えを曲げることはありません。

他の人の意見よりも自分の意見が優先されるべきだと考えていることも多く、周囲を困惑させることも少なくないでしょう。

自分本位な人はどんな性格の人が多いのか、気になる人もいるでしょう。特に自分本位な人に日頃から手を焼いているという人は、まず性格を知って対処を考えていくのがおすすめです。

どのような性格なのかがわかれば、ある程度接し方もわかるようになっていくでしょう。

早速自分本位な人の性格にまつわる特徴を解説していきます。

自分に甘い

基本的に自分には甘い考えを持っているのが、自分本位な人によく見られる特徴です。何事も自分にとって都合が良い考えばかりしているため、必然的に甘い考えに寄りがちになっていきます。

当然自分に都合が良いということは、周りにとって都合が悪い、しわ寄せされるということになるため、周囲にいる人は理不尽な考えや行動に振り回されることになるでしょう。

たとえ周りが迷惑を被ったり、自分勝手な振る舞いで相手を傷つけたりしても、自分に都合が良い展開ならば特に気にしません。

わがまま

言わずもがな自分本位な人はわがままな性格だと言えるでしょう。自分に都合が良い振る舞いばかりするため、当然わがままな行動や要求を周りにしてしまいます。

自分の考えや要求が通らないと駄々をこねたり、非常識な行動を取って物事を妨害したりして、なんとしてでも自分の要求を通そうとすることも珍しくありません。

ただ、本人は自分がわがままな性格という自覚を持っていないことも珍しくないのが事実です。心から「自分は優先されるべきだ」「自分の考えや行動こそが正しい」と信じ切っているため、周りに迷惑をかけたとしてもそれは当然訪れるべき結果だと思いこんでいます。

プライドが高い

非常にプライドが高いというのも自分本位な人によく見られる特徴です。何よりも誰よりも自分は優れていて素晴らしいという自信が強く、基本的に周囲を見下していることがほとんど。

自分の意見こそが最良という自信にも溢れているため、自分よりも周りが優先されるということは、本人の中で「相手に負けた」「劣っていると言われた」と解釈されてしまいます。

絶対的に自分は正しいという自信があるからこそ、負けや周りより劣っていると思えてしまう他者を優先する行為は、絶対に許されないことなのですね。

自分本位な人は感情的な性格

自分本位な人の大半は感情的な性格です。感情をアピールすることで意見が通しやすくなるということも理解している人も珍しくありません。

特に怒りと哀しみの感情をむき出しにしていけば、周りが怯んだり、同情したりして自分の意見を優先させてくれることがわかっているため、積極的に怒ってるアピール、悲しいアピールをしていきます。

また、普段から冷静さには欠けているため、イレギュラーなことが起きればすぐにパニックを起こしてしまうことも。もともと自分の感情をコントロールすることには慣れていないため、そういったことがあれば感情をむき出しにして、さらに自分勝手な振る舞いをしてしまうでしょう。

次に注目をしていくのが、自分本位な人に見られる言動にまつわる特徴です。

普段から自分本位な人はどのような言動をしているのでしょうか。自分勝手さや自分の都合ばかりを優先させていく言動に注目をしてみました。

面倒な事は避ける

基本的に自分にデメリットがある物事は避けたがるため、何かと物事を面倒くさがる言動をししています。

普段から面倒くさがる言動をしていれば、自分には誰も頼まれごとをしないだろうと思っているため、とにかく「○○は面倒くさくてやりたくない」などの発言で周囲にアピールをしていくのです。

また、自分に甘く生きていきたいため、頑張ったり努力したりするようなことは極力避けようと考えています。自分より立場が下の人や臆病な人がいれば、その人に対して自分の分も努力を強いるなどして、自分の手間を少しでも省こうとするのです。

約束を守らない

約束を守らず、基本的に口だけの言動になりがちなのも自分本位な人によく見られる特徴でしょう。たとえ調子がいいことを言って周囲と約束をしたとしても、自分にとって少しでもデメリットや面倒だと感じる要素があれば、簡単に約束は破ってしまいます。

また、決して面倒なことではない約束事でも、自分の気分や都合次第では簡単に約束を破ることも珍しくはありません。

基本的に自分のペースや都合で生きており、周りも自分に合わせるべきだという考えがあるため、約束を守ることの重要性、破ることで周囲に与える迷惑などは一切考えていないのです。

他人を見下す言動が多い

他人を見下す言動が多いというのは、ほとんどの自分本位な人に当てはまるものでしょう。自分本位な人は周りと比べて自分のほうが優れているという自信に満ち溢れているため、周りを見下すのは当たり前とすら思っていることもあります。

自分のほうが優れている、自分のほうが上の立場である。それならば他人を見下しても問題ないだろうと考えているのですね。

そのため、基本的に他人に対しては見下した発言が多く、たとえ相手がそれを不愉快に感じても特に問題だとは思っていません。相手が不愉快に感じたとしても、本人からすれば「私より劣っているほうが悪い」という考えが強いため、謝るようなことはほとんどないでしょう。

空気を読まない

自分の都合ばかりを考えているため、空気を読む必要がないと思っているのも自分本位な人の特徴です。とにかく自己主張が強く、自分の意見や考えを周りに認めさせたいという意思が強いため、他人が話をしていればここぞとばかり自分の話をしようとします。

人の会話に言葉をかぶせてくることや、全く違う話題を入れて会話と途切れさせることも多く、なにがなんでも自分が会話の中心にいようと割り込んでくることも珍しくありません。

もともと注目されたがりでプライドも高いため、自分以外が目立っている、認められているシチュエーションは許しがたく、可能ならば積極的に壊そうとしていくのですね。

続いて注目をしていくのが、自分本位な人の仕事にまつわる特徴です。

職場では自分本位な人はどのような振る舞いをしているのでしょうか。仕事にまつわる自分本位な人の特徴を早速見ていきましょう。

自分のミスを認めない

たとえミスをしたとしても、決して認めることはありません。何よりも誰よりも自分は優れていて正しいと思っているため、ミスなんてしないと思っているのですね。

実際にミスがあったとしても、何か別の原因があるはずだと、責任転嫁をしたり、言い訳をしたりして、自分の非を認めない姿勢を取り続けます。

本人からしてみれば、ミスを認めるということは、自分の正しさが失われることを意味することでもあるのです。深く考えすぎではあるものの、もともとプライドが高く人を見下すことが多いため、素直に自分の非やミスを認めることができないのでしょう。

報連相をしない

仕事をするにあたって重要な報連相ですが、自分本位な人は基本的に報連相はしてくれません。常に自分の都合や気分、ペースを優先させているため、周りへの配慮や気遣いというものは一切ないのです。

そのため、報連相不足で必要な情報の伝達ができておらず、職場を混乱に貶めてしまうことも珍しくはありません。

たとえ報連相不足を指摘されたとしても、「周りが気にかけてくれないのが悪い」「報連相をしなくても仕事を把握しているのが当たり前」などの暴論で、非を認めることはしないのです。

何かと楽をしようとする

何かと楽をしようとするのも、自分本位な人によく見られる特徴でしょう。仕事に慣れて楽な方法を模索するというならば問題はないものの、とにかく出来る限り手を抜きたい、誰かに仕事を押し付けたいということばかり考えています。

そのため、都合の良い部下や同僚、小心者な人がいれば、何かと理由をつけて仕事を押し付けることは珍しくありません。たとえ自分自身にノルマがあったとしても、何かと言い訳をして達成できない状態を正当化させようと必死になります。

目上の人には猫をかぶる

明らかに自分よりも目上の人や、自分にとって利益となるような人には、人が変わったかのように猫をかぶるのも自分本位な人によく見られる姿でしょう。自分にとってプラスになりそうなことがあれば、今までの態度と打って変わって自分を必死にアピールしていきます。

たとえば普段仕事を後輩に押し付けることが多かったとしても、社長の前では仕事がんばってますアピールをしたり、後輩の成果を自分のもののように語って、自分の実力を捏造したりするのです。

目上の人に気に入られれば自分の甘えたポジションはより確立することになりますし、周りの人をさらに見下せるようにもなっていきます。へこへこするデメリットよりも、大きなメリットが目の前にあるならば、平気で媚を売って、自分の利益につなげていこうとするのです。

続いて注目をしていくのが、自分本位な人に見られる恋愛にまつわる特徴です。

自分勝手な振る舞いが多い自分本位な人ですが、一体どのような恋愛をするのか気になりますよね。恋愛でも自分勝手なのか、それとも違うのか。

早速自分本位な人の恋愛に注目をしていきましょう。

ドタキャンが多い

恋愛においても何においても、基本的に自分の都合や気分で物事を判断しているため、全体的にドタキャンが多くなりがちです。デートのドタキャンはもちろんのこと、友人たちで遊ぶ時や合コンなどの恋愛イベントなどにおいても、気分が乗らなければ簡単にドタキャンをしてしまいます。

たとえ恋人に対して日頃から「好きだよ」などと愛を囁いていても、ドタキャン癖が直ることはほとんどありません。恋人に迷惑をかけたとしても、本人からしてみれば「恋人なんだからドタキャンくらい多めに見るべき」という自分勝手な解釈をしていきます。

自分本位な人は基本的に周りが自分に合わせるべきという考えを持っているため、どんなに迷惑をかけようが、自分の中ではドタキャンは正当性を持つものとなっているのでしょう。

束縛する

束縛癖があるのも自分本位な人によく見られる恋愛にまつわる特徴です。恋人は自分の所有物と思っているため、他人が自分に許可なく恋人に近づくことがあれば激しい怒りを顕にします。

また、自分の所有物である恋人は自分に管理されて当然だという考えを持つ人も珍しくありません。そのため、恋人が自分の知らないところで勝手なことをしないように逐一連絡を取り合うことを指示したり、自分以外の人と遊ばないように命令したりします。

たとえ恋人が迷惑だと言っても「好きなら束縛されて嬉しいはず」「自分のほうが恋人より優れているから管理して当たり前」など、正当性を主張していくでしょう。

自分の都合を押し付ける

自分の都合を押し付けることは、自分本位な人によく見られる行動のひとつ。特に恋愛では、自分の好きな時間や好きなタイミングでデートやプランを提案したり、自分の感情や勝手な価値観を相手に押し付けたりして、恋人を従わせようとします。

本人からしてみれば、自分の考えのほうが優れていると思い込んでいるため、そもそも恋人の意見を聞こうとは思っていません。

恋人にとって迷惑だったり不都合があったりしても「恋人なんだから合わせるのが当たり前」などと言って、配慮をすることは一切ないのです。

優位に立とうとする

恋人よりも優位に立とうとするのも、自分本位な人によく見られる恋愛にまつわる特徴です。普段から自分は周りよりも優れているという考えが強いため、当然恋人に対しても見下すような姿勢を持っています。

日頃から恋人を見下すような発言も多く見られ、恋人と自分の上下関係をハッキリさせようとすることも多いのが特徴です。恋人を馬鹿にするような発言も多く見られ、それで恋人が傷ついたとしても気にしません。

あくまで自分は「恋人に付き合ってあげている」と思い込んでいるため、いくらバカにしようが見下そうが構わないと思っているのですね。

中には、自分が自分本位な性格である、という自覚を持つ人もいるでしょう。客観的に自分のことを見てみたり、周りからの印象に注目をしてみたりすると「このまま自分本位でいるのは危険だ…」と感じて焦りを感じる人もいるはずです。

そんな人からしてみれば、どうすれば自分本位な性格を直すことができるのか、その方法が気になるものでしょう。自分本位な性格を直すことができれば、人間関係で揉めることも少なくなりますし、何より周りからの印象も良くなっていきます。

日頃からどんなことを意識していけば自分本位な自分から卒業できるのか、早速ポイントを解説していきましょう。

人の事を考えて行動する

最も大切なことなのが、人の事を考えて行動するということでしょう。自分本位な人は基本的に自分の事しか考えていませんよね。たとえ周りに気を配ることがあったとしても、自分の都合を優先させる姿勢に変わりはなかったはずです。

しかし、そんな自分とおさらばするためにも、人の事を考えて行動してみましょう。自分の都合や感情を優先させたくなるでしょうが、それはひとまず我慢をして、周りの都合に目を向けて行動してみてください。

また、「○○したら相手はどう思うだろう」という相手の立場に立って物事を考えることも大切です。相手の都合を考えるだけでなく、自分の行動や言動を相手がどう思うのか考えられるようになれば、自然と気遣いができる人へと変わっていけるはずですよ。

心にゆとりを持つ

心にゆとりを持つようにしましょう。自分本位な人は自分勝手な振る舞いをしており、心にゆとりを持っていない人がほとんどです。それは自分のプライドを守ることに躍起になっていたり、なんとかして他人を見下せないか考えていたりしているからでしょう。

プライドや優位性・正当性を守っていくことは悪いことではありません。しかし自分本位な人はその3つにこだわるあまり、自分勝手な振る舞いになってしまっています。

その3つにこだわらなくても、適切なコミュニケーションを取ることができれば、自然とプライドは満たされ、優位性や正当性は周りの評価とともについてくるものです。今は深いことは考えず、リラックスすることからはじめてみましょう。

周りの言葉に耳を傾ける

周りの言葉に耳を傾けることも忘れてはいけません。自分本位だと言われてしまうのも、自分の主張ばかりで周りの意見に耳を貸さないからですよね。たとえ自分の意見や考えに自信を持っていたとしても、まずは周りが何を考えているのか、じっくりと耳を傾けてみてください。

人は自分がしてもらえたことを、相手にもしてあげたいと思える生き物です。そのため、自分が相手の話に耳を傾け、意見を受け止めてあげることにより、自分の意見も相手に伝わるようになっていきます。

また、意見が違かったとしても否定はせず、「そういう考えもあるんだな」と学ぶことも大切です。さまざまな意見や考えは自分の視野を広げることに繋がるため、確実に自分にとってプラスになってくれますよ。

他人と自分を比べない

他人と自分を比べないようにしましょう。比較をすれば優劣が生まれていき、相手や物事を見下す原因へと繋がっていきます。自分本位な人はただでさえ他人を見下すことが多いため、できるだけ他人を見下さないように、比較する頻度を減らしていくことが大切です。

見下すことが多ければ多いほど悪い印象を持たれることや、自分の中での傲慢な考えはどんどん育っていってしまうもの。そういったことが増えていけば、意識していなくても周りを見下したり、傷つけたりすることが増えていき、次第に距離を取られるようになっていきます。

できるだけ対等な関係を築けるように日頃から意識をしていき、人を見下さないように気をつけていきましょう。

非があれば素直に認めて謝罪する

非があれば素直に認めて謝罪をしましょう。自分本位な人は基本的に非を認めず、謝罪はしません。これは自分のプライドが傷つくこと、相手に負けを認めることという価値観があるため、いくらミスや非を自覚していたとしても、なかなか素直になれないのですね。

しかし、そういった強固な態度は周りから疎まれ、面倒臭がられる原因のひとつです。非を認めない姿勢は頑固な印象を生み、自分に甘い人間だという評価を持たれることに繋がります。

そもそもほとんどの人は、非やミスを認めることを勝ち負けでは考えていません。こだわればこだわるだけ損でしかないため、非やミスがあれば素直に認めていきましょう。素直に認められる人は周囲から好かれるだけでなく、尊敬され、信頼されることが増えていきますよ。

最後に、自分本位な人との上手な付き合い方を見ていきましょう。

身近に自分本位な人がいて対処法に困っているという人あh、ぜひ注目してみてくださいね。

言いなりにはならないように注意する

言いなりにならないように注意をしましょう。自分本位な人は自分の思い通りになる都合のいい人が大好き。そういった人がいればどんどん面倒事を押し付けたり、自分の都合だけで振り回したりしてしまいます。

自分本位な人に振り回されたくないと思うならば、いくら自己主張が激しくても、駄々をこねられても、言いなりにはならないようにしましょう。思い通りにならない人間だとわかれば、自分本位な人は次第に諦め、別の人にターゲットを移すようになります。

たとえ言いなりにならないことで嫌がらせなどの攻撃を受けたとしても、はっきりと「迷惑です」と突きつけていきましょう。言いなりにならない、嫌がらせに屈しない、そんな堂々とした態度が自分本位な人と上手く付き合うためのコツとなるのです。

話は真剣に聞かない

話は真剣に聞かないようにしましょう。自分本位な人の話を聞くのは非常にストレスに繋がるものです。武勇伝や自慢話、マウントなど、聞いていて楽しくもない、むしろ不愉快に思いそうな話題をいちいち聞いていては身も心も持ちません。

もし話しかけてきたとしても、適当に話を聞き流していきましょう。そんなあなたの態度に自分本位な人は怒るかもしれませんが、とにかく聞き流すことを意識していけば、自分本位な人も諦めてくれるようになります。

「この人に話しても気持ちよくなれない、自分を持ち上げてくれない」そう思わえることを目標にしていきましょう。

自分本位な人とは適度に距離を取る

可能であれば自分本位な人とは適度に距離を取りましょう。距離が近ければそれだけ絡まれたり、振り回されたりすることが増えてしまいます。距離が取れていれば、そもそも関わる機会自体が少ないため、そこまで迷惑を被ることはありません。

相手から接近してきたとしても軽く受け流して、極力関係が深まるのを避けていきましょう。できるだけ最低限の関わりだけにして、振り回されそうなことがあればすぐさまその場から身を隠すことをおすすめします。

必要であれば周りの人に距離を取りたい旨を伝え、自分と相手が近づくことがないような環境を作っていくのも良いでしょう。間に人が入っていれば、多少上下関係があったとしても無難に距離を取ることができますよ。

迷惑行為には毅然とした態度で指摘する

迷惑行為には毅然とした態度で指摘をしていきましょう。自分本位な人が甘えた性格になっているというのも、それだけ今までの迷惑行為やわがままな振る舞いが許されてきたからだと言えます。

今後はそういった甘えを許さないためにも、そして自分本位な人に舐められないためにも、迷惑をかけられたらきちんと指摘をしていきましょう。もし言い訳をされても正論で跳ね返すくらいの強い意思で立ち向かうことが大切です。

実は、自分本位な人は自分の矛盾を正論で指摘されることには慣れていません。そのため、指摘をしていけば自然と苦手意識を持たれるようになるため、相手から距離を取られるようになるでしょう。