ウテルスセックスとは?
ウテルスセックスは女性にとって大変危険な行為であるという事実を、まずはお伝えしたいです。「普通のセックスとは比べものにならないほど気持ちいい」という噂が流れていますが、一体どういう行為なのかを知りましょう。
ウテルスの意味
「ウテルス」とは、ドイツ語で「子宮」という意味です。つまり「ウテルスセックス」を直訳すると「子宮性交」。子宮は、膣の奥に位置し、女性のちょうど下腹部にあります。
膣とつながっていて洋ナシのような形をしているのが特徴。妊娠をすると膨らんでいくのが子宮です。
普通のセックスとの違い
ウテルスセックスは、膣の奥にある子宮へペニスを挿入する行為のこと。SMプレイやアブノーマルな変態プレイの一種でもなく、そういった嗜好の人でも「危険な行為」と認識するはずです。
私たちが知っている普通のセックスとは、女性の膣の中にペニスを挿入する行為のことです。「女性のアソコに挿入する」と表現した場合の「アソコ」は膣のことを指すので、まず「子宮に挿入する」という発想にはなりません。
「ウテルスオナニー」という名前もひとり歩きしていますが、その行為が気持ちいいと語る女性を目にする機会があるとすれば、アニメやAVの世界だけでしょう。
ウテルスセックスの噂
未知なる世界に足を踏み入れたい!という好奇心と、セックステクニックを身につけたい!という向上心を刺激してしまう、ウテルスセックスの噂についてご紹介していきます。
前戯なしで即挿入
ウテルスセックスは、前戯なしで即挿入するもの、と噂では語られているようです。こういった行為をファストセックスとも呼びますが、女性が最も嫌がる行為であることで間違いないですよね。
でも、その先に大きな快感があるとすれば、男として新しいステージに立てそうな気がして、魅力的に感じるのかもしれません。
子宮をおろす必要がある
ウテルスセックスの噂では、「子宮をおろして挿入する」というテクニックが語られていることもあります。「子宮をおろす」という言葉は理解しがたいものですが、おそらく「膣の奥にある子宮をおろす(接近させる)方が挿入しやすくなる」ということなのでしょう。
子宮は引っ張って近くに寄せられるようなものでもないのですが、体位を工夫するなど行動次第では可能なのかも…と安易に考えた人がいたのかもしれませんね。
膣の奥にペニスをフィットさせる
「ウテルスセックスは膣の奥にペニスをフィットさせるもの」という噂もよく流れているようです。ピストン運動をしたときにも奥に当たる感触はありますが、ウテルスセックスの場合はペニスの先をフィットさせて快感を得ようという意味に聞こえます。
膣の奥にフィットさせるのは、さらに奥の子宮へ挿入するためとも言えるでしょう。しかし、普通のセックスで膣の最奥に当たったとき、「さらに奥に挿入したい」「挿入されたい」と思う人がいるでしょうか?
子宮に入れてピストン運動をする
ウテルスセックスの噂の中でも、思わず二度見してしまうほど不可思議な内容がこれです。「子宮に入れてピストン運動をする」という信じがたいやり方です。思わず、普通のセックスで挿入している性器の名前や場所を再確認した人もいるでしょう。
セックス経験や知識が薄い人は、「セックステクニックのひとつ」と思ってしまうかもしれません。それも「最高に気持ちいい!」と紹介されていたら、一度は経験してみたいと思わずにいられないはずです。
ウテルスセックスはできる?できない?
でもセックスが上手な人なら可能なのかも…という考えも頭をよぎってしまいます。では、ウテルスセックスはできるのか?できないのか?をここでハッキリさせましょう。
ほぼ不可能
ウテルスセックスはほぼ不可能です!膣の奥の子宮に挿入することなど、普通に考えてまず無理。それは前戯なしで濡れていないから痛い…という理由ではなく、膣よりも奥に挿入するということ自体が無理だからです。
騎乗位のような体位にすると膣の奥に当たりやすくなりますが、そこから先に挿入しようとしても、ペニスが入りそうな入り口は見つからないはずです。「ほぼ不可能」と曖昧に表現するのは絶対とは言い切れないからですが、99%は不可能だと思ってください。
テクニック次第でできるようになるものではない
女性の性器のコンディションをスルーして考えてみても、ウテルスセックスはやはり不可能。
どう頑張っても膣の奥に挿入することなどできません。それは「テクニックがないから」という問題でもなく、たとえ上級テクを持つAV男優でも無理です。
性器の形状や相性の問題でもない
想像力豊かな人なら、ウテルスセックスは性器の形次第では挿入できるんじゃないか?と思うかもしれません。「女性の子宮口が大きくて男性のペニスが細かったら挿入できそう」という考えに到達する人がいてもおかしくはないでしょう。
そう思う人は、もう一度人間の身体の構造を確認し直した方がよさそうです。ウテルスセックスは二次元の世界だけのものであることに気づきましょう。
ウテルスセックスは実現不可能と言われる理由
そこで、ウテルスセックスが、とくに女性側にとってとんでもなく危険な行為である理由について、詳しく解説していきます。
そもそも子宮の構造的に無理
膣の奥にあるのが子宮ですが、子宮口は普段は閉じているので、ペニスが入るほど開くことはありません。そして子宮口は、こじ開けようとしても無理です。セックス経験が浅い女性ほど、膣の奥にペニスが当たる感触は気持ちいいというよりも「痛い」と感じてしまうでしょう。
膣はまるで伸び縮みする風船のような構造をしているので、最奥に到達しても子宮まで進むことはできません。ペニスの長さに自信があっても、ウテルスセックスを実現させることは無理なんです。
挿入した時の角度から考えても不可能
お尻側に向かっている膣に対して、子宮はおへそ側に向かって付いているものです。つまり、膣の奥から直角に上に曲がっているので、そこにペニスを挿入することなど不可能でしかありません。
体位の角度を工夫すれば子宮口にペニスを当てることはできますが、その先に進めようとすればペニスを途中で曲げる必要が出てきます。そこまで考えなくてもわかることですが、ウテルスセックスを実現することはやはり不可能なんです。
膣が乾いた状態では激痛!
「ウテルスセックスは前戯なしで挿入するものだ」という噂の意味は、前戯をすると膣や子宮の筋肉が収縮して挿入しにくくなるからでしょう。しかし、前戯なしのファストセックスは女性にとって激痛です。
濡れていない膣に無理やりペニスを入れて、さらに奥の子宮へ向かわなければならないウテルスセックスには、危険しかないのです。アブノーマルセックス好きなカップルだとしても、あまりの痛みに堪えきれるはずはありません。
セックスで愛情の確認をしたいカップルにとって、果たしてウテルスセックスは喜びを感じられるやり方なのでしょうか?
子宮の中へ行けるのは精子のみ
未知なる快感を手に入れたくても、やはりウテルスセックスは不可能です。なぜなら、女性の子宮の中へ行けるのは精子のみ。膣内に射精された精子だけが、女性の膣分泌液で滑るように子宮の小さな口のすき間から入っていくことができます。
膣にはペニスを挿入できますが、どうやっても子宮の口をこじ開けることはできません。生理中はもちろんですが、女性は子宮に刺激を与えられると下腹部がズキズキ痛くなってしまいます。
ウテルスセックスにチャレンジすることは、女性にとっては痛いだけの行為でしかないのです。
女性は出産のような痛みを伴う
陣痛に苦しむ女性を思い浮かべてみればわかるように、子宮口を開いて出産するときには大きな痛みを伴います。子宮口が開くごとに骨盤も開いていくので、尋常ではない激痛が走ります。
ほんの1cm子宮口が開いただけでもとんでもない痛みが生じてしまうのに、ウテルスセックスなど成功するはずはないのです。興味本位でウテルスセックスを試してみたとしても、すぐに無理なことだとわかるでしょう。
ウテルスセックスの噂が広まったのは何故?
ウテルスセックスのみならず、セックスの話題はいつでも盛り上がります。とくに性に好奇心旺盛な男性にとって、ウテルスセックスが興味深く感じられる理由があるんです。では、ウテルスセックスの噂が広まった理由について見ていきましょう。
AV・エロアニメの影響
ウテルスセックスの名前や噂が広まったきっかけが、AVやアニメですね。「子宮系エロアニメ」というアブノーマル系ジャンルからジワジワ広まったり、それを現物化したAVまであります。
ウテルスセックスという名前のおおもとは、『ウテルスコンプレックス』というエロ漫画のようですね。「子宮にミシミシ亀裂が入る」「子宮が精液でいっぱいになる」という表現にそそられる男性が多かったみたいです。
男性の「奥まで突っ込みたい」という願望にマッチするのが、ウテルスセックスなのでしょう。AVでもウテルスセックスまがいの行為がありますが、本当に子宮に挿入しているのかは不明です。
「ウテルスセックスをした」という嘘の武勇伝から
男としての自信につながるものといえば、ペニスの大きさだったりセックスでの武勇伝ではないでしょうか。男同士でマウントを取りたいとき、「ウテルスセックスをした」と自慢することは、話題性にもなる上、大きな優越感を覚えるはずです。
しかも「ウテルスセックスって何?」と聞かれる可能性も高く、そこから「ウテルスセックスとは…」と自ら解説することで、周囲から尊敬の目を向けられます。これは男としてワンランクアップしたような、とても大きな自信につながるものです。
ポルチオを子宮だと勘違いした
「ウテルスセックスが超気持ちいい!」という噂の根源を探っていくと、男性が女性のポルチオ性感帯を子宮と勘違いしたのでは?という結論にたどり着きます。ポルチオ性感帯は子宮の入り口にあるマニアックな性感帯のことです。
開発次第ではGスポットよりも深くて強い刺激なので、中イキを体験したい女性にも人気です。そんなポルチオの感触を初めて体感したときに、「これがウテルスセックスか!」と勘違いしてしまう人が多いとか。
女性自身も初めて感じた場合は、思わず納得してしまうかもしれません。勘違いとは知らずに「ウテルスセックスができた!」と人に伝える行為が噂をさらに広げることにつながります。
女性がいつもと違う性感を感じたから
先ほどのポルチオ性感帯のような、いつもと違った性感を女性自身が感じたときに「これはウテルスセックスかも」と思い込む可能性もゼロではありません。体調や濡れ具合、挿入の角度が変わるたびに性感は変わります。
女性の膣に強い収縮が起きれば、男性にも大きな快感が走ります。まるでペニスがギュッと吸われているような強い刺激から、普通のセックスではないと勘違いをしてしまうかもしれません。
ウテルスセックスというカッコイイ名前は覚えやすく、子宮に挿入するという強烈なインパクトもあるため、脳裏に焼き付いてしまうのでしょう。色んな条件が合わさって、「今のはウテルスセックスだ」と思い込む人が多いことが噂の根源だと言えそうです。
ウテルスセックスはポルチオ性感の間違い?
ウテルスセックスは非現実的な行為でしたが、ポルチオ性感はぜひ体験してほしいほど気持ちがいい場所なので、ここではポルチオ性感の場所や開発のやり方を詳しく解説していきます。
ポルチオ性感帯の場所
ポルチオ性感帯は膣の最奥にあり、子宮口の入り口のプリンとした形状のものです。指を挿入して第一関節を曲げた所がGスポットと言われますが、ポルチオはその1cmくらい奥にあります。
ただし、膣の大きさは人それぞれ違うので、ポルチオの位置は微妙にズレることがあります。ちなみにポルチオの頭文字であるPを取って「Pスポット」と呼ぶこともあるので、ぜひ覚えておいてください。
ポルチオの場所を探るときは、正常位の体位で真っ直ぐにペニスを挿入したとき、先端に当たる突起がないか意識してみてください。挿入の角度を上下に変えながら、少しずつ探すといいでしょう。
ポルチオ性感帯の刺激の仕方
ポルチオ性感帯はとてもデリケートです。初めての女性は痛みを感じやすいので、挿入はそっと慎重に進めなければなりません。そのためにも、膣の中を十分に濡らしておくことが大切です。
ゆっくりとクンニや愛撫をしたり、性交痛を感じやすい女性はローションを利用するなどの工夫をしましょう。激しい手マンでポルチオを刺激するような行為はNGです。十分に膣内が濡れたら、ペニスや指を真っ直ぐに挿入してポルチオに触れていきます。
ポルチオ性感帯の感触
ポルチオは指先で触れることもできます。子宮口にポコッと突出していてぷにぷにした感触だったり、筋肉の塊のような固い感触をしていたりもします。ただ、膣の筋肉が収縮するたびに連動して動いてしまうのが難点です。
膣の奥まで挿入したときにジワジワ痛みを感じる場所こそポルチオ性感帯だったりするので、女性は何となく知っている感触だと思います。騎乗位やバックの方がポルチオに当たりやすいケースも多いです。
ポルチオ性感の開発の仕方
ポルチオ性感帯でイクと、女性は未知なる快感を体験できます。そんなポルチオ性感帯の開発をするには、多くの時間をかけることが大切です。ペニスを少しずつ当ててその感触に慣れることから始めましょう。
女性がひとりHで開発することも可能です。バイブを使って少しずつ慣らしていくと、彼とセックスしたときにお腹の中からのぼり詰めてくるような快感を体感できるかもしれません。Gスポットもそうですが、中イキはとにかく時間をかけて慣らすことが重要です。
女性が中イキをすれば膣がギュッと収縮されるので、男性にも大きな快感がやってきます。ぜひ女性はひとりHでポルチオ性感帯開発を行ってみてください。
ウテルスセックスを試すのは絶対にやめよう
セックスで挿入したときにわかるはずですが、膣より奥まで挿入はできません。ですので遊び半分で試すのは絶対にやめましょう。その代わり、子宮口にあるポルチオ性感帯を刺激していけば、女性はいつしか気持ちよく中イキができるようになるかもしれません。
ぜひ、ウテルスセックスではなく、ポルチオ性感帯の開発に目を向けてみましょう。女性が極上の中イキができれば、男性も極上体験ができますよ。
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