痴話喧嘩ってなに？意味や仲直りの方法・別れないためのコツを伝授！

「痴話喧嘩」という言葉は、よく耳にしますよね。ただ、どんな喧嘩か雰囲気は掴めるものの、具体的な内容は分からないという人もいるかもしれません。

そこではじめに、痴話喧嘩の意味や内容をご紹介します。痴話喧嘩がどういったものかをしっかり理解した上で、仲直りの方法や別れの回避術を見ていきましょう。

痴話喧嘩の意味

まずは、痴話喧嘩という言葉の意味からご説明します。

痴話喧嘩とは、恋人同士の他愛のない喧嘩のことです。男女間での色恋に関する喧嘩や言い争いを意味します。

過去に恋人がいた経験がある人は、一度や二度は痴話喧嘩をしたことがあるのではないでしょうか。些細なことで言い合いになったり、痴話喧嘩が大きくなり別れに繋がることもあります。

痴話喧嘩の例

痴話喧嘩がどういった喧嘩か、具体的にイメージが掴めるよう例をご紹介しますね。

彼氏の家に行った女性が、置かれていた洗濯物を厚意で畳んだとします。しかし、自分のやり方と違っていた彼氏は、「ここをこうして畳まないと！」と一言。感謝されるどころか、逆にダメ出しをもらってしまった彼女は、「そんな言い方なくない？！」と怒ってしまいます。そこから二人は喧嘩に発展。このような喧嘩が痴話喧嘩です。

客観的に見るとどうでも良さそうな些細なことでも、カップルの間では喧嘩になってしまうことがあるでしょう。また、こうした痴話喧嘩が多くなると、別れに至ってしまうこともあります。

意外と痴話喧嘩をするカップルは多い

具体例でご紹介したように、痴話喧嘩の発端は「どうでも良いこと」が多いです。お互いに思いやりを持ったり気を遣っていれば、痴話喧嘩になることもないでしょう。

例の内容であれば相手が友人だった場合、きっと喧嘩にはならないはず。恋人だからこそ、喧嘩になってしまうのです。相手との距離感が近くて密接な関係性だからこそ起こってしまう喧嘩。気を許している証拠なのかもしれませんね。

意外と痴話喧嘩をするカップルは多いもの。ですが、痴話喧嘩が多くなると素直になれなくなるというデメリットが生じます。

大好きなはずの恋人と些細なことがきっかけで喧嘩し、それが積もり積もって別れに繋がったら、あとあと後悔するのではないでしょうか。

痴話喧嘩が原因で関係が崩壊しないよう、「これだけはしてはいけない」ということも、今回覚えておきましょう。

出典：goo辞書『痴話喧嘩（ちわげんか） の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%97%B4%E8%A9%B1%E5%96%A7%E5%98%A9/#jn-145597

痴話喧嘩が多いカップルには、ある特徴が見られます。もしかしたらそこに、そもそもの原因が隠されているかもしれません。

どのような特徴があるのか、早速見ていくことにしましょう。

お互いに気が強い

痴話喧嘩の多いカップルには、お互いに気が強いという特徴が見られます。

人によっては、言い返したり反論することができないという人もいますよね。ですが、痴話喧嘩の多いカップルの場合は、どちらも言える人たち。お互いに気が強く、思ったことをそのまま口にしてしまうため、痴話喧嘩に発展してしまうのです。

恋人に気を遣って我慢をする、あるいは自分を変えるということがないと言えます。良く言えば、自分らしくいられる恋愛と言えますね。

何でも言い合える関係

痴話喧嘩の多いカップルは、納得がいかないことをすぐに伝える、あるいは、相手に対して不満があればストレートに言えるカップルが多いです。「何でも言い合える関係」と言えるのではないでしょうか。

カップルの中には、相手に嫌われてしまうかもしれないからと、自分を演じたり我慢したりする人もいますよね。しかし、痴話喧嘩の多いカップルの場合は、思ったことを何でも言い合えるのです。

ですから、相手の考えていることを理解しやすくもあるでしょう。言い合って痴話喧嘩に発展することも多いですが、本来の自分を出すことができるのです。喧嘩によってストレスになることはあるでしょう。ただ、我慢や不満をため込んでストレスになるということが少ないのも、痴話喧嘩の多いカップルの特徴でしょう。

それぞれがマイペース

どちらか片方が恋人に合わせていれば、痴話喧嘩はそう多くはなりません。そのため痴話喧嘩が多いカップルは、それぞれがマイペースであるとも言えるでしょう。

つまり、お互いに自分のスタイルを持っている状態ですね。「自分はこうしたい」「こうするべき」という考えがあるため、主張が違った時に喧嘩へと発展します。

それぞれがマイペースであっても、価値観が似ていれば痴話喧嘩になることも少ない傾向に。ですから痴話喧嘩の多いカップルは、価値観が真逆というケースも珍しいことではありません。

痴話喧嘩してない時は意外とラブラブ

痴話喧嘩の多いカップルを見て、「なんで付き合ってるの？」「そんなに喧嘩するなら別れたら？」と思う人もいるでしょう。ただ、痴話喧嘩の多いカップルは、喧嘩していない時は意外とラブラブ。喧嘩だけを見ていると相性が悪いように見えがちですが、ラブラブな時間も多いことから、決して相性が悪いという訳ではないのです。

むしろ、痴話喧嘩が二人にとっては刺激になっているのかもしれませんね。仲直りした後は、「大好き♡」「早く近くに来て」なんて甘い言葉を言い合ったりもします。喧嘩をした分、イチャイチャして仲を修復しているのでしょう。

マンネリカップルのように、ありきたりな日常よりも刺激を味わう機会が多いため、意外と長続きするカップルが多いです。

痴話喧嘩の多いカップルの特徴を見ていくと、欠点だけではないことが分かりますね。

他にはどんな特徴が見られるでしょうか。特徴を欠点にするのも長所にするのもカップル次第。特徴をどう生かせば良いかも考えながら見ていってくださいね。

お互いに少し子供っぽい

お互いに少し子供っぽいために、痴話喧嘩が多くなるということも考えられます。どちらかでも精神的に大人であれば、些細なことから喧嘩に発展することは防げるでしょう。

例えば、「こうしてよ」と相手に注文したことがきっかけで痴話喧嘩になるケース。この場合であれば、言われた方が「仕方ないな、分かった」と受け入れれば喧嘩にならないでしょう。しかし、「なんでそんなことしなきゃないの？」「自分がすればいいじゃん」と反論してしまうために喧嘩になるのです。

痴話喧嘩の多いカップルは、片方だけでも良いので包容力を身につけるべきかもしれませんね。そうしたらもっと、素敵なカップルを目指せるのではないでしょうか。

嫉妬しやすい

相手に嫉妬しやすいという特徴を持っているカップルも多いです。

例えば、彼氏の周りにいる女友達が気になって彼女が嫉妬。そこで、どこで誰と遊ぶのか逐一報告するようにといった束縛をする人もいます。しかし、彼氏が決まりを守ってくれないために痴話喧嘩に発展。浮気した訳でもないのに、疑いや不安から喧嘩に発展します。

この時、素直に言えないのも喧嘩が多くなる原因。可愛く「ヤキモチ妬いちゃうから遊ばないで」と言えば済むのでしょうが、「裏切ったね」「わざとやってんの？」と喧嘩腰に伝えてしまいます。だから彼氏もカチンと来て、痴話喧嘩になってしまうのでしょう。

このことから、何でも言い合える関係ではあるものの、必ずしも素直に伝えている訳ではないことが分かりますね。

過去にトラウマを抱えているカップルも

それぞれが、過去にトラウマを抱えているカップルも少なくありません。

例えば、過去の恋人に浮気されたことがある場合ですね。そこから、恋人という相手を完全に信用することができず、恋人の言うことを素直に聞けないというケースも多いです。

また、その当時に抱いた悲しみや怒りを二度と味わいたくないという思いもあるのでしょう。そのため、相手に対して「こうであって欲しい」と高い理想を持つことも。

理想が高いことで、相手の些細なことが気になったり、ダメ出しをしてしまうということもあります。それがきっかけで、喧嘩になることもあるのです。

一緒にいる時間が多い

何でも言い合える関係になれたのも、相手の些細なことが気になるのも、一緒にいる時間が多いからでしょう。ですから、痴話喧嘩の多いカップルは、頻繁に会ったり連絡を取ったりするカップルが多いです。

お互いを求め合っていることはすごく素敵なことですよね。それぞれが相手のことを必要としている訳ですから、強く思い合っているとも言えます。

ただ、一緒にいる時間が多ければ多いほど、相手の欠点に目が行ってしまうもの。何でも言えることが仇となり、ついつい指摘してしまい、痴話喧嘩へと発展してしまうのでしょう。

次は、痴話喧嘩の原因に注目していきます。

どのようなことが原因で、痴話喧嘩に発展してしまうのでしょうか。そこには、相手を不快にしかねない言動が？！どんな言動なのか見ていきましょう。

友達優先で行動する

カップルで痴話喧嘩する原因には、「友達優先で行動する」が考えられます。

これは、嫉妬しやすい特徴が関係しているかもしれませんね。自分以上に友達の事を優先されたことで、相手に対して不満を持ってしまうのです。まるで、自分がいなくても楽しく過ごしていけそうに見えて、友達にすら嫉妬してしまうのでしょう。

恋人にとって自分の存在感が薄いように感じて、痴話喧嘩に発展してしまうのです。

人の悪口ばかり話す

例え、まったく知らない人の悪口であっても、聞く側としてはあまり良い気分にはなりませんよね。一緒にいる場の空気が悪くなってしまうこともあるため、ネガティブな発言に感じるでしょう。

そこから、痴話喧嘩になってしまうことも。「そこまで言うなら本人に直接言ったら？」「悪口ばっかりでつまらない」と相手に言ってしまうのでしょう。そう言われた相手は、自分が否定されたかのように感じてしまいます。

悪口を言っている事に対して、恋人を否定したつもりではないはず。本当は「もっと楽しく過ごしたい」と思ってのことでしょう。このように、言い方によって解釈にズレが起こることもあります。

相手の欠点を指摘する

カップルで痴話喧嘩へと発展する原因には、相手の欠点を指摘することが多いためでもあるでしょう。

もちろん、指摘することには「改善してほしい」という思いがあるはず。ですが、毎日のように「そこおかしいよ」「直すべきだよ」と言われたら、素直に受け入れることができませんよね。指摘の多さに、思わずイラっとしてしまうこともあるでしょう。

指摘と同じくらい、認めたり褒め言葉があると違うかもしれません。否定的な言葉だけだと、不快に感じてしまうもの。欠点ばかり伝えるのではなく、長所や魅力も伝えるべきですね。

言葉足らず・説明不足

相手に対して言葉足らず・説明不足が原因で、痴話喧嘩に発展するカップルもいます。

喧嘩ができるほど、相手と信頼関係ができているカップル。交際期間が長いというカップルも多いでしょう。すると、「言わなくても分かるだろう」という考えが出始めます。本来であれば、しっかりと説明すべきところを省いてしまうことで、相手に不快な思いをさせてしまうことも。

どんなに関係が長くても、言わなきゃ伝わらないことってありますよね。恋人に誤解を与えたり疑われないよう、しっかりと説明しなければならない時もあるものです。

普段仲が良いとはいえ、痴話喧嘩をしてしまったらやはりモヤモヤしてしまうもの。その喧嘩がきっかけで、別れに繋がってしまうかもしれないと考えたら、そのまま放置しておくわけにもいかないですよね。

では、痴話喧嘩してしまった時はどう仲直りすれば良いのでしょうか。対処法をご紹介します。

素直になる

ついつい痴話喧嘩をしてしまうというカップルは、それぞれが素直になれないでいることが多いです。

素直に「ごめんね」「本当はこう言いたかったの」と言えることさえできれば、何事もなかったかのようにすんなりと仲直りできます。痴話喧嘩を今後減らしていくためにも、素直になることを身につけるべきでしょう。

どちらか片方が素直になれば、もう一方も素直になりやすいです。もし自分に言い分がある場合でも、「ごめんね。でも○○だけは分かってね」と伝えれば、あなたの考えや気持ちは伝わります。余計なプライドは捨てて素直になった方が、大好きな恋人と仲良くいられますよ。

二人の間にルールを設ける

もし痴話喧嘩が多いのであれば、二人の間にルールを設けてしまうことをおすすめ。どのようにしたら仲直りするか事前に決めておくことで、スムーズに仲直りすることができます。

例えば、「次の日になったら必ず一言ごめんと言う」でも良いですね。あるいは、「この服を着たら仲直りしたいっていう意志表示」と、少しユニークなものでも良いでしょう。

仲直りするきっかけをあらかじめ作っておくことで、自分が素直になるタイミングを作っておくのです。なかなか素直になることができないという人には、ルールを作ってみてはいかがでしょうか。

思い出を振り返る

恋人との思い出を振り返ることで、冷静さを取り戻すことができる場合もあります。楽しかった思い出の写真や動画を、一度振り返ってみてください。冷静さを取り戻すと、「ちょっと言い過ぎちゃったな」「確かに自分も悪かった」と思えるものです。

普段ラブラブでも、喧嘩になってしまうと我を忘れて感情的になってしまうこともあるでしょう。ですから、喧嘩した直後は自分を上手くコントロールできないかもしれません。

そんな時は、一時的でも良いので恋人と少し離れてみること。喧嘩を大きくしないためにも仲直りするためにも、一人になる時間は大切ですよ。

第三者の意見を聞く

同じ言葉でも、友人に言われる場合と恋人とで、受け取り方が変わることはないでしょうか。友人に言われた時は別に何とも思わないのに、恋人に言われると何故かイラっとすることもありますよね。

そこで必要なのが、第三者の意見。信頼している友人などに相談してみると良いですね。第三者が「どう感じるか」を聞くことで、自分の間違いにも気づけることがあります。

またその時、友人から「そんなことで喧嘩したの？」「謝れば良いんじゃないの？」と言われることもあるでしょう。友人からの言葉であれば、「そうだな」と納得するのではないでしょうか。

客観的な意見を取り入れることで、自分の偏った見方にも気づけます。誰かに相談するというワンクッションを入れるのもアリですよ。

他愛のない喧嘩がだんだんと大きくなり仲直りもできないとなれば、そのまま別れに繋がってしまうこともあります。ただ別れたら、あとから「なんであんなことで別れたんだろう」と後悔しかねませんよね。

そこで、痴話喧嘩で別れないためのコツもご紹介します。喧嘩を大きくしないように、また投げやりになってしまわないようにするためには、どうすれば良いのでしょうか。

話し合いの時間を持つ

何でも言い合える関係は、時に相手を傷つけたり、自分の発言を後悔したりします。そこからすれ違いが起きないよう、話し合いの時間を持つことが大事です。

もちろん、話し合いをする時は冷静になる必要があります。感情的な状態で話し合っても、攻撃的になってしまうだけ。ですから、数時間程度空けてから話し合いしてみると良いでしょうね。

お互いに思っていることを本音で、且つ冷静に話しをするのです。何をどう感じているのか、相手の気持ちをしっかりと理解することが大切でしょう。

距離を置く

話し合いをしても尚埒があかないという場合は、一度距離を置きましょう。

話し合いが平行線のままだと、「相手が分かってくれない」「意見が合わない」という不満が徐々に出始めます。また、解決までに時間がかかると「面倒くさい」といった感情も出てくるでしょう。そうした負の思いが重なり続けると、別れの意識を持つようになります。

「こんなにも合わないんだったら別れた方がいいな」と、投げやりになってしまわないよう、一度距離を置くという選択をすべき。会えないこと、連絡が取れないことで寂しく感じるでしょうが、その場で別れて後悔するより断然マシではないでしょうか。

自分の反省点にも気づけるため、距離を置いて一人で考えてみましょう。

痴話喧嘩からも何かを得るようにする

些細なことが原因とはいえ、お互いが不快になる痴話喧嘩。できれば頻度を少なくしていきたいものですよね。

痴話喧嘩が多いカップルの場合、毎回同じようなことで喧嘩することが多いです。ということは、前回の喧嘩から何も成長していないとも言えますよね。自分も相手も、改善されていないのです。

そのままでは、当然これからも痴話喧嘩は絶えません。高頻度で喧嘩するとなれば、別れを考えてしまうのも当たり前でしょう。

ですから、痴話喧嘩から何かを得るようにすべきです。成長できることであれば何でも構いません。「言い過ぎた」と思ったら、次の時には言葉選びに気をつけてみてください。

一つ、また一つと痴話喧嘩から学び成長していけば、徐々に喧嘩も減ってきます。痴話喧嘩が起きて仲直りしたら、一つでも良いので自分の改善点を探してみるようにしましょう。

引きずらない

お互いに言いたいことを言える関係は、なかなかすぐに作れるものではありません。ありのままの自分で楽に恋愛できる関係ですから、その関係自体は崩さなくても良いでしょう。

ただ、痴話喧嘩をしたあと引きずらないようにはしたいところ。いつまでも根に持って「あの時こう言ってきた」「前もこうだった」と掘り返さないことです。

仲直りしたら「この話は終了！」と、気持ちを切り替えて前向きになることも、別れないためには必要になるでしょう。

別れないためのコツを、なかなか実行に移せないという人もいるでしょう。別れた後に、自分が後悔する姿が想像つかないため、危機感を持てない人もいます。

そんな人のために、痴話喧嘩で別れてしまったカップルの経験談をご紹介しましょう。別れた後の自分の姿が想像でき、努力しなきゃいけないという自覚が持てるかもしれません。

愚痴の多さに耐えきれず…

「彼女の愚痴の多さに耐えきれず、ついイラっとして痴話喧嘩を…。当時の彼女と今同じ状況に立ってみて、愚痴を吐きたい気持ちが理解できた。別れて後悔してる。」(29歳/男性/運送業)

彼女の愚痴がきっかけで痴話喧嘩に発展していたようですね。別れた今、その時の彼女の気持ちが理解でき後悔しているという男性です。

確かに、愚痴を聞き続けるというのは苦痛が伴います。ただ、相手の立場になって考えてみるということも必要だったのでしょう。

記念日を忘れて喧嘩に

「彼女との交際記念日を忘れて喧嘩に。何度も繰り返したことで、結局別れました。今思えば、それだけ自分との記念日を大切にしてくれたんだなって思います。」(22歳/男性/販売)

記念日に対する思いの違いから喧嘩が多くなり、最終的に別れてしまったカップルです。

喧嘩とはいっても、彼女にとっては「一緒に過ごしたかっただけ」だったのでしょう。それだけ自分を求めてくれていたことに気づき、後悔したようです。

お互いに素直になれなかった

「お互いにすごい好きだったと思う。でも喧嘩をすると、どっちも素直になれなかった。別れるとなっても、そこは変わらなかった。」(30歳/女性/コールセンター勤務)

きっとこちらの女性は、「別れたくない」という思いがあったのでしょうね。ですが、喧嘩ばかりで素直になれなくなっていたのでしょう。最後まで思いを伝えられず、別れてしまったようです。

このように、素直になりたくてもなれない人もいるはず。だからこそ余計に、カップル間でルールを作っておくのは大切かもしれません。

私たちは別れてからの方が仲良しです！

「彼氏とあまりにも痴話喧嘩が多いから、二人で話し合って別れました。今も友達としてよく会っていますが、私たちの場合は別れてからの方が仲良しです！」(26歳/女性/保育士)

こちらのカップルは、別れたことを後悔していない様子。むしろ別れた後の方が、関係が良好になったようです。

恋人という存在に、過度な期待を持ったり見返りを求めてしまう人もいますよね。こちらのカップルは、それが痴話喧嘩の要因だったのかもしれません。ですから、相手が友人という立場になったことで痴話喧嘩がなくなったのでしょう。

このように、別れて正解だったというケースもあるようです。

いくら喧嘩しないようにしようと思っても、ゼロにはできないものです。きっと今後も、何度か喧嘩になることはあるはず。その時のために、「絶対してはいけないこと」もおさえておきましょう。

相手に感情を押し付ける

痴話喧嘩をした時、相手に感情を押し付けるのはやめましょう。

それぞれに感情はあるもの。自分と異なる感情を押し付けられては、困ってしまいますよね。理解しようと努力しても、多少時間がかかってしまうものです。

分かってほしいと思って伝えることはOK。ただ、押し付けて強要することはNGです。

問題をたくさんぶつける

些細なことがきっかけで喧嘩がスタート。徐々にエスカレートしていく中で、「前にはこういうこともあった」「あのことはどうなってるの？」と、問題をたくさんぶつけてしまうのも良くありません。

このように、次々と問題をぶつけてしまうと元の問題を見失います。あれもこれもと喧嘩の原因が増えてしまっては、解決にも時間がかかるでしょう。

痴話喧嘩が起きた原因やきっかけから話が逸れてしまわぬよう、過去を引っ張り出さないことです。

人格を否定する言葉を言う

人格を否定する言葉を言うのは絶対にしてはいけないこと。喧嘩の原因に対して意見を言ったり、直して欲しいところを伝えるのはアリですが、相手の人格そのものを否定するような言葉は使ってはいけません。

人格を否定されれば、相手は「なら、なんで付き合ってるの？」「そこまで言うなら別れよう」と思うでしょう。

例え喧嘩が大きくなってしまったとしても、言ってはいけない言葉はあるものです。口にする前に、言って良いかの判断はしっかりしましょう。

他の人と比べる

痴話喧嘩をした時、他の人と比べて相手を否定するのもしてはいけないことです。

例えば、彼氏に不満がある時。「○○君ならしてくれるのに！」「○○君を少し見習ったら？」という比べ方ですね。その男性が仮に彼氏と仲が良い人だとしても、比較されては嬉しくありません。最悪の場合、その男性を巻き込むことも起こり得ます。

喧嘩の焦点がズレてしまわぬよう、相手だけを見て話をしましょう。