喧嘩しないカップルは恋愛上手？特徴や喧嘩しない方法を徹底調査！

世の中には「喧嘩しないカップル」もいるもの。喧嘩しない＝仲良しなイメージを持つため、羨ましく感じる人もいるのではないでしょうか。あるいは、「どうしてそこまで喧嘩しないでいられるの？」と、不思議に感じているかもしれませんね。

今回は、喧嘩しないカップルを徹底調査していきます。なぜ喧嘩せずにいられるのか、喧嘩しないカップルの特徴から明らかになることでしょう。

喧嘩が多いカップルは、喧嘩しないカップルから学べることが多々あるはず。自分たちに足りない要素を取り入れて、仲良しカップルを目指してみてはいかがでしょうか。

あなたは、喧嘩しないカップルに対してどのようなイメージがありますか？

はじめに、世の男女は喧嘩しないカップルに対してどんな印象を持っているのかを見ていきます。意外にも、見方によってはネガティブな印象もあるようです。

「仲が良くて平和なイメージ！」

「喧嘩しないカップルは、仲が良くて平和なイメージ！二人ともほんわかしてそう。」(19歳/女性/学生)

喧嘩しないカップルと聞いて、「仲良さそう」とイメージする人が多いでしょう。こちらの女性もそう感じるようです。

また、二人ともほんわかしていそうというイメージも。温厚な性格をしているように感じるのでしょう。

「言いたい事が言えない関係に見える」

「言いたい事を我慢してるから、喧嘩がないんじゃない？あまり素を出せていない気がして、良いイメージだけじゃないかな。」(24歳/男性/金融業)

確かに、言いたいことを言えない関係にも見えますね。「これ言ったら喧嘩になっちゃうかな」と、過度に気を遣っているように見えるのでしょう。

相手のためにと我慢しているとはいえ、長い時間一緒にいる相手に気を遣いすぎると疲れてしまうもの。このような見方をする人は、ネガティブなイメージを持つようです。

「どちらかが無理しているから喧嘩しないのでは？」

「喧嘩をしないカップルと聞くと、どちらかが無理している印象ですね。他人である以上、普通なら衝突や意見の違いは絶対あるものだと思います。」(29歳/男性/小学校教諭)

それぞれが温厚な性格をしている訳ではなく、「どちらかが我慢しているのでは？」というイメージのようです。確かにこのような理由で喧嘩をしないカップルもいるでしょうね。

一方がやりたい放題、もう一方がひたすら我慢しているという関係であれば、喧嘩しないとは言ってもあまり長続きしなそうに見えてしまいますね。

「カップルでもほどよい距離感が保ててると思う」

「ほどよい距離感が保ててるんだろな～って思いますね。近すぎもせず遠すぎもせず、理想的な距離感です。」(26歳/女性/ネイリスト)

恋人との距離感が近いと、相手の欠点も見えてしまうもの。かといって遠すぎれば、寂しさや不安を抱えて喧嘩になってしまうものですよね。

そうした見方から、喧嘩しないカップルはちょうど良い距離感が保てているように見えるようです。純粋に恋愛を楽しめているように見えて、羨ましくも感じるでしょう。

では、喧嘩しないカップルの特徴を見ていくことにします。

喧嘩しないカップルの特徴を見ると、「なぜ喧嘩しないのか」も必然的に見えてくるはず。喧嘩が多いカップルは、これらの特徴を真似てみるのもアリですね。

お互いの気持ちを尊重している

喧嘩しないカップルは、お互いの気持ちを尊重できていることが多いです。

カップルであっても他人ですから、意見が異なることもあるでしょう。そんな時、「こうして」「こっちにしようよ」と自分の意見を押し通すのではなく、相手の意見を尊重できるカップルですね。

つまり、相手に対しての気遣いや思いやりを持てていると言えるのではないでしょうか。仮に自分の意見が通ったとしても、次は相手の意見を尊重する。そうした関係性を保てているために、喧嘩をしないでいられるのでしょう。

一人の時間も大切にする

一人の時間も大切にできているカップルは、ちょうど良い距離感を保つことができます。また、それぞれが発散できる時間があることで、気持ちに余裕が持てるでしょう。このようなメリットを考えると、距離感がいかに大事かが分かりますね。

逆に恋人と四六時中一緒にいるカップルは、それほどお互いに好きな気持ちが強く、仲も良く見えます。しかし、一緒にいる時間が長い分、当然喧嘩になることも多いはず。欠点が見えたり不満が溜まってくる上に、発散場所も相手になってしまうため喧嘩が絶えません。

一方喧嘩しないカップルは、適度な頻度で会ったり連絡を取ります。もしも相手に不満が出てしまっても、一人の時間を使って発散することができるのです。

思った事はすぐに伝える

「それは良くないよ」「こっちの方が良かった」など、思ったことをすぐに伝えるのも、喧嘩しないカップルによく見られます。

喧嘩しないとは言っても、間違っていることを見逃したり、納得いかないことを我慢している訳ではありません。確かに、どちらかが我慢しているから喧嘩しないというカップルもいるでしょう。ですが、そうした関係性であれば長続きはしません。

喧嘩しない上に長続きするカップルは、不安や不満が大きくなる前に伝えます。つまり、問題が小さいうちに対処できているのです。また、伝える時は素直であることも特徴的。回りくどい言い方をしたり、捻くれた言い方をするのではなく、思った事をそのまま伝えるため喧嘩になりにくいのです。

信頼関係ができている

喧嘩しないのは、「信頼関係ができているから」でもあるでしょう。付き合っていきながら、相手の性格や生活ペースを理解しているため喧嘩に発展しないのです。

例えば、相手とまだ信頼関係が築けていないうちは、相手が浮気してしまうのではと心配してしまいますよね。そうした心配がある中で連絡が取れなかったら、イライラし出すでしょう。

その点喧嘩しないカップルは、「今は仕事中だな」「趣味に夢中になってるんだろう」と相手の行動を予測することができます。変に相手を疑ったりイライラすることがないため、喧嘩に発展しないのです。

こうした意味では、相手のことをよく知ることが大切になるでしょう。些細な心配や不安から、喧嘩に発展するカップルは少なくないです。

どちらか片方が努力するだけでは、喧嘩はゼロにならなそうですね。それぞれが寄り添う必要があるでしょう。

他にも喧嘩しないカップルには特徴が見られます。引き続き、その特徴を見ていくことにしましょう。

恋人の存在や行動を当たり前だと思っていない

付き合いが長くなってくると、なんでも「当たり前」という感覚が出てきがち。ですが、喧嘩しないカップルはこの感覚を持っていません。むしろ、「してくれてありがとう」「あなたの存在が大きい」と、相手に対して感謝の気持ちを持っているのです。

例えば、連絡したものの返事が返ってこないという状況だとします。数時間経ってようやく返事が来た時、「ごめんもないの？」「返事たったのこれだけ？」なんて思う人もいるでしょう。

ところが、喧嘩しないカップルの場合は、忙しい中返事をしてくれたことに感謝します。「わざわざ連絡くれてありがとう」「無理しないでね！」と、相手を気遣うのです。相手もこのように言われたら、忙しくても返事をしたくなるのではないでしょうか。

恋人に対して感謝の気持ちを持つだけでも、当たり前という感覚を捨てることができますよ。

カップルであっても束縛や干渉をしない

束縛や干渉をしないのも、喧嘩しないカップルの特徴です。

相手のことを好きすぎると、自分のものだけにしたくなることがありますよね。独占欲が強くなって、つい相手を束縛してしまうこともあるでしょう。ですが、離れている時の行動まで制限したりいちいち報告を求めるといった行動は、窮屈な関係になりがち。そこから不満が生まれることも少なくありません。

逆に喧嘩しないカップルは、離れている時は自分の時間として有意義に活用します。趣味を楽しんだり新たなことにチャレンジしたりと、一人の時間を満喫するのです。このような行動が、恋愛での不満や心配を上手く解消してくれているのかもしれませんね。

価値観が似ている

喧嘩しないカップルは、物事の価値観が似ているようです。似ているからこそ、お互いに惹かれ合ったのかもしれません。

例えば、物事の優先順位です。片方が「一番に恋愛」というタイプで、もう片方が「一番は仕事」であれば、好む付き合い方も変わってきます。ただ、どちらも一番に仕事であればどうでしょうか。相手が恋愛よりも仕事を優先したところで、そこに不満を持つということはありませんよね。

価値観が完全に一致するということは少ないですが、少なくとも恋愛に対する価値観や物事の見方が同じ可能性が高いです。

相手に過度な期待はしない

好きな人にいろいろと求めてしまう人もいるでしょう。「もっと連絡してほしい」とか「愛情表現を増やしてほしい」など、相手に期待して求めることがありますよね。

ただ、喧嘩しないカップルは相手に求めすぎることはしません。仮に「もっと連絡してほしい」と思った時は、自分から連絡を増やすという方法を取ります。それでも増えない場合は、「そういう人なんだ」と捉えて、それ以上は求めないのです。

人は、期待に応えてもらえないと悲しく辛い気持ちになるもの。ですが期待しなければ、してもらった時に倍嬉しく感じ、また感謝の気持ちも持てます。求めてしてもらうのではなく、相手の好意として受け止めることも大切ですね。

ここで、逆に喧嘩が多いカップルの特徴も見ておきましょう。

喧嘩しないカップルの特徴を取り入れても、このような特徴があるうちは喧嘩はなくなりません。自分たちの何がいけないのか、課題となる問題点を見つけてみましょう。

お互いに意見を譲らない

喧嘩が多いカップルは、お互いに意見を譲りません。自分の望む通りにしたい、あるいは自分の意見を聞いてもらいたいという思いが強く、どうしても衝突してしまうのです。

我が強いタイプ同士がカップルになると、このような関係を引き起こします。別れないためには、「今回はあなたの意見、次は私の意見ね」といったように、ルールのようなものが必要になるかもしれませんね。

価値観が違う

そもそもの価値観が違うために、喧嘩が多いことも考えられるでしょう。

物事の見方や捉え方が違うわけですから、意見が異なることも多いはず。そこでさらに、お互い意見を譲らないとしたら、喧嘩に発展するのは目に見えていますよね。

価値観が似た者同士が惹かれ合うことも多いですが、まったく違う価値観を持っているからこそ惹かれるというケースもあります。せっかく出会えた異なる価値観の持ち主と、どう付き合っていくか話し合いが必要かもしれません。

気持ちがすれ違っている

お互いが気づかぬうちにすれ違っているケースもあります。それぞれ相手を好きで大事に思っているのに、捉える側が間違った受け取り方をしているというケースです。

例えば、相手のことが好きすぎるために束縛をしてしまうという場合ですね。自分の中に「浮気されるかも」という不安があって、つい束縛をしてしまうのでしょう。ですが、束縛された側は「信用されていない」と思ってしまうのです。ここで、束縛という行動に対しての解釈にズレが生じていますよね。

このように、気持ちがすれ違っているために喧嘩が多くなっていることも考えられます。喧嘩しないカップルのように素直に伝えるだけでも、すれ違いをなくすことができますよ。

一緒に居すぎる

喧嘩が多いカップルでも、仲が良いカップルもいますよね。喧嘩が多いことを、「喧嘩するほど仲が良い」と捉えている人もいるでしょう。

実際仲が良いものの喧嘩が多いというカップルの場合は、一緒に居すぎることが原因として考えられます。毎日朝から晩まで連絡を取り合っていたり頻繁に会っていたりと、関わる時間が多いカップルです。それだけ一緒にいれば、不満に思うことや欠点が見えてしまうのは当たり前とも言えますよね。

連絡やデートの頻度を、少し控えてみるのも良い方法。そして、一緒に居すぎるということは、自分一人の時間を確保できていない状態です。発散する場所があるだけでも、喧嘩の回数が減りますよ。

喧嘩が多いカップルは、どのようなことに気を付ければ喧嘩をしなくなるのでしょうか。

続いて、喧嘩しないカップルになる方法をご紹介していきます。ほんの少しの努力で、喧嘩しないカップルになれることも。恋人と長く付き合い続けたいなら、これらの意識や行動も取り入れていきましょう。

自分を優先しない

まずは、自分を優先しないことです。もちろん、仕事などどうしても優先しなければならない事もあるでしょう。そうではなく、ここで言う「自分を優先しない」とは、気持ちや考え方の問題です。

意見がぶつかった時や気持ちにズレが生じた時は、「耳を傾ける」「相手を尊重する」ことが大事。自分の意見を通したい気持ちも分かりますが、二人とも譲らないままでは衝突は防げません。

自分のしたいこと、思ったことを一番に考えるのではなく、相手に寄り添う気持ちを持つようにしましょう。

「親しき中にも礼儀あり」を忘れない

どんなに付き合いが長くなってきたとしても、「親しき中にも礼儀あり」は忘れないことです。

特に感謝を示す「ありがとう」、そして自分の非を認める「ごめん」は、意識的に相手に伝えるようにすべき。相手が当たり前の存在になってくると、こうした言葉が素直に出てこなくなってくることもあります。そこから喧嘩が勃発したり、大きくなったりもするもの。しっかりと言葉にして伝えましょう。

言葉遣いに気を付ける

喧嘩しないカップルになるには、言葉遣いにも気を付けるべき。関係に慣れてくると、乱暴な言葉を使ったり見下すような発言をしてしまうこともあるでしょう。素を出せる関係であっても、言葉には気持ちが表れやすいものです。相手が誤解しないようには注意しなければなりません。

例えば「○○しろよ」という言葉。言う側は軽い気持ちかもしれませんが、言われた側は強制的に感じ、また見下されているかのように感じるものです。付き合って間もない頃もこのような言葉遣いをしていたか振り返ってみると、自分の言葉遣いの良し悪しに気づけるでしょう。

恋愛以外にも興味を持つ

一緒に居すぎることが喧嘩の原因になることもあります。ですから、一人になる時間を持つことが大事です。

ただ、趣味も何もない状態で一人になっても、寂しさや不安を感じるだけでしょう。そこで必要になるのが、ハマれるものや趣味です。

恋愛以外の分野で、自分が「楽しい」「やりたい」と思えるものを持つと、一人になることが苦ではなくなります。また、会う頻度が少し減るため距離感が生まれるでしょう。

夢中になれることが一つでもあると、恋人へ期待することも依存することも少なくなるはずです。この機会に、何かにトライしてみてはいかがでしょうか。

「喧嘩するけど長続きしている」というカップルも実際にいます。なぜ二人は、喧嘩しながらも別れないのでしょうか。

そこには、ある秘訣が隠されているようです。喧嘩するけど長続きするカップルの特徴も見ておくことにしましょう。

喧嘩のあと引きずらない

喧嘩はするものの、その後引きずらないのが長続きの秘訣でしょう。長々と同じことで喧嘩をしない、喧嘩をしても次の日には話題に出さないなど、気持ちを上手く切り替えることができているのです。

怒りや不満が何日も続くようでは、誰であっても身が持ちませんよね。イライラしている時間の方が多いとなれば、別れたくもなるでしょう。

ですから、喧嘩をしてしまったとしても、仲直りは早めの方が良いですね。そして仲直りした後は、掘り起こさないことです。

冷静な話し合いも出来る

恋人と喧嘩になった時、ついカッとなって我を忘れてしまう人もいるのではないでしょうか。怒りに任せて思ってもいないことを言ってしまう人、相手を傷つけてしまう人もいるはずです。ただ、こうした喧嘩が多ければ別れてしまいます。その点喧嘩が多くても別れないカップルは、冷静な話し合いも出来るのです。

もし、カッとなって自分をコントロールできなくなると分かっているなら、喧嘩したら距離を取ってみると良いでしょう。そして落ち着いた後に、相手と話し合ってみてください。それだけでも、暴言を吐いたり思ってもないことを言ったりということを回避できます。

きちんと謝罪が出来る

喧嘩をした後、きちんと謝罪出来るかどうかもポイント。いくら喧嘩をしても、最後にしっかりと謝罪があれば、相手も気持ちを切り替えることができます。

よく見られるのが、喧嘩した後距離を置き時間が経つのを待つカップル。こうしたカップルは、時間が解決してくれるものだと思っていることが多く、数日後に「なかったこと」にします。つまり、喧嘩についての謝罪も話し合いもない状態ですね。これでは、同じ事で何度も喧嘩を繰り返し、お互いに理解し合えないまま。不満が溜まる一方ですよね。

喧嘩するけど長続きするカップルは、きちんと謝罪をします。自分の何が悪かったのかを伝えながら謝罪し反省するのです。この過程があるかないかでも、関係に影響してくるでしょう。

喧嘩をしっかりと活かすことができている

喧嘩するけど長続きするカップルの場合は、喧嘩をしっかりと活かすことができているのが特徴です。相手から「ここを直して」と言われたら、改善するように努めたり意識します。ですから、同じことで喧嘩をすることが少ない傾向に。

つまり、喧嘩のたびにお互いがお互いの望む恋人像に近くなっていくのです。喧嘩をしながら、それぞれが成長しているということですよね。

ただの喧嘩で終わらせるのではなく、しっかりと今後に活かすことができるため、関係が長続きしやすいのです。

大好きな恋人と喧嘩をしないに越したことはありません。できるなら、いつも仲良くいたいと思うのは当然です。ただ、付き合っていくうちに慣れが出てきたり、相手の欠点に気づいてしまえば、たびたび喧嘩することもあるでしょう。

ですから、喧嘩をゼロにすることを目標にするのではなく、どう対処するかに注目した方が良いです。また、どのような意識を持って相手と付き合っていけば良いのか、自身の行動や発言を振り返ることも大切。そうすれば、自ずと喧嘩の頻度は減ってくるはずです。

喧嘩をするからといって仲が悪いとも限りませんよね。喧嘩をするからこそ、お互いのことを知れることもあります。だとしたら、喧嘩をどう活かすかが重要ではないでしょうか。

喧嘩しないカップルの特徴には、参考になる意識や行動があったはず。自分たちに足りていないところを取り入れ、恋人といつまでも仲良くいられるように、まずは自分から変えてみてはいかがでしょうか。