「一匹狼」な人の特徴って？【男女別】恋愛傾向やデメリットも注目！

あなたの周りに「一匹狼」はいませんか？一匹狼な人は、周囲との協調性に欠けるというイメージがあるものの、どんな時でも一人で行動するところには、潔さも感じられますよね。

そこで今回は、一匹狼な人の特徴を徹底調査！その恋愛傾向から、デメリットまで、詳しくご紹介します。

「一匹狼」の意味

「一匹狼」には人と関わりたくなく、人間嫌いな変わり者という印象を受ける人も少なくないでしょう。けれど、正しくは「仲間を求めず、自分自身の立場から独力で行動する人」を意味します。

ということは、仲間がいなくても、自分ひとりで行動する力を持った人を指す言葉です。また、「自発的に単独行動をする人」を意味することもあります。

昨今、何もかも指示しないと仕事が進まない「ゆとり世代」に悩まされる上司や先輩社員が多いと言われますが、一匹狼なら放っておいても大丈夫。一人でさっさと仕事をやってしまうでしょう。

「一匹狼」と「一人ぼっち」との違いは？

一匹狼と似た言葉に、「一人ぼっち」があります。最近では「ぼっち」と略されることも多く、一匹狼との違いが気になるところですね。

「一匹狼」は、会社や家庭、友人とのグループなど、何かしら属する集団を持ちながらも、あえて自発的に一人になろうとする人のことを言います。

一方の「一人ぼっち」は、一人になることを選んだわけではないのに、いつの間にか一人でいる人のこと。属する集団がどこにもなく、最初から一人の状態の人を指します。

大多数の人が、「一匹狼」と「一人ぼっち」は違うとなんとなく認識できているのではないでしょうか。それぞれの意味する本質がわかれば、今後は適切に用いられますね。

出典：ウィキペディア『一匹狼』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%8C%B9%E7%8B%BC

一匹狼の意味はもちろん、一人ぼっちの意味も理解することで、両者の違いがよく理解できたのではないでしょうか。同じ一人でいるにしても、かなりの差があると言えます。

ここからは、一匹狼な人の特徴を見ていきましょう。まずは、心理における特徴をご紹介します。

プライドが高い

一匹狼は属する集団を持っていながらも、その中からあえて離れようとする人のことを言います。集団に属していれば人の助けが得られるにもかかわらず、自発的に自分一人で行動することを選ぶのですから、かなり自分に自信を持っているのは明らかですね。

単独行動をするには自信が不可欠ですので、一匹狼の人は自分自身に厳しくなります。また、ストイックに努力を重ねますので、こうした積み重ねが自信となり、プライドにつながるのが特徴です。

こうして誰の手も借りずに、いろいろなことを成し遂げてしまうのですから、プライドが高くなるも無理はありませんね。

仕事とプライベートをしっかりわける

一匹狼な人は、仕事とプライベートをしっかりわけられる、いわゆるオンオフのスイッチの切り替えが上手なのも特徴です。

仕事は一人でテキパキと取り組み、効率よく仕上げますし、仕事に対するモチベーションも自分自身でしっかり維持します。

その一方で、プライベートも全力投球なのが、一匹狼流のやり方。仕事とプライベートのオンオフを上手に分け、どちらも手を抜きません。

確固たる意見を持っている

集団に属していると、時には自分の意見が言いにくい場合もあります。「みんなが賛同しているのに、自分だけ反対するのはちょっと…」と考え、言うのをやめた経験は誰しもあるのではないでしょうか。

一匹狼な人が、集団の中に属していながらあえて一人になろうとするのは、自分自身の確固たる意見を持っているからです。みんなと一緒にやっていたのでは、自分の目指すことができないと考えていると言えます。

そのため、「なぜわざわざ一人でするのか」と問われたら、明確に理由が言えるのも一匹狼な人の特徴です。確かに、確固たる意見がなければ、一匹狼としてやっていくことはできませんね。

自分の信念を曲げない

一匹狼な人は、ちょっとやそっとでは自分の信念を曲げません。周りの人がどう思おうと、自分の道を突き進みます。

例えば、日本では定時で帰ることに罪悪感を覚える人が少なくないと言われますが、一匹狼な人は定時になったら、さっさと帰ってしまいます。もともと、頭が良くて仕事のできる人が多いので、定時には仕事が終わっているからでしょう。

仕事が終わっているのに、「上司が帰らないから帰りにくい」という考え方は、一匹狼な人にとってはナンセンスでしかありません。

そのため、周りから「上司がいるのに、先に帰るのはまずいよ」などと言われても、絶対に自分の信念を曲げず、終わったらとっとと帰る度胸を持っているのも特徴です。

一匹狼な人は、自分自身の中に確固たる強い信念を持っていることがわかりました。いわゆる、ブレない強い心を持った人と言えますね。

続いては、一匹狼な人の見た目でわかる特徴を見ていきましょう。

意外！？浮気することがない

一匹狼な人は、男女共に異性にモテると言われます。確かに、誰かとつるんでいないと何もできない人と比べると、かっこよく見えますよね。

そんな一匹狼な人は、浮気することがないのが特徴です。これには、意外と感じた人も多いのではないでしょうか。

一匹狼な人が浮気をしないのは、大勢の人と広く浅く付き合うのではなく、心から信頼できる人と付き合おうとするからです。そのため、どんなに魅力的な異性でも、ちょっと話が合ったくらいでフラフラと浮気をするなどということはありません。

一匹狼な人にとっては、心の底から信頼できる異性こそ、誰よりも大切な存在です。となれば、浮気をしないのも納得ですね。

好きな人にだけ心を許す

一匹狼な人は、本当に信頼できる相手にしか心を許しません。そのため、仲良くなるまでには時間がかかりますが、ひとたび信頼できるとなれば、迷うことなく相手を信じます。

そのため、男女を問わず好きな人にだけ心を許し、素の自分を見せるのも特徴です。そこに「この人は信頼できるから、素の自分をさらけ出しても大丈夫」という思いがあるのは、間違いないでしょう。

異性に対しては、屈託のない笑顔を見せたり、声を上げて笑ったり…。その様子に、女性は胸キュンさせられ、男性はドキッとすること間違いなしですね。

好きな人にだけ心を許して見せる顔は、普段とのギャップが大きいこともあり、非常に魅力的です。

一匹狼なら当然！人に頼らない

集団に属していながら、あえて一人で行動することを選ぶ一匹狼な人が人に頼らないのは、むしろ当然と言えます。

そもそも一匹狼な人は頭がよく、仕事が出来る人が多いため、人に頼らずとも仕事が出来るのが理由です。ただ、人に頼らずに仕事をこなすために、人知れず努力をしている人が少なくありません。

「頭がいいから一匹狼でやっていける」というイメージを持たれがちですが、実際には人一倍努力をしているからこそ、人に頼らずにやっていける理由です。

友人は少人数のみ

一匹狼な人は「広く浅く交友関係を広げるのは、時間の無駄」と考える傾向が見られます。なぜかというと、心を許せる人でなければ、そもそも友人にしないからです。

一匹狼な人は、心を許した相手にだけ素の自分を見せます。そのため、心を許すには、相手が信頼できるかどうかを見極めなければなりません。結果的に、どうしても友人が出来るまでに時間がかかります。

また、心の底から信頼できる人しか友人とは認めないことから、必然的に友人は少人数になるのも特徴です。

そんな一匹狼な人が心の底から信頼する友人は、SOSを送れば真夜中でも駆け付けてきてくれるのではないでしょうか。少数精鋭の頼もしい友人と言えますね。

ブレない強い心を持ち、人との付き合いにも明確な基準を持っているのが、一匹狼な人の特徴です。その特徴には、たいていの人が「自分もそうしたいけれど、実際にはなかなか…」と感じる要素がたくさんありますね。

そんな一匹狼な人は、一体どのような心理をしているのでしょうか。ここでは、一匹狼な人の心理に迫ります。

人と関わりたくない

一匹狼になる最大の理由は、人と関わりたくないという心理から来ています。もともと一人でいることが苦にならず、一人の方が何をするにも満喫できるのが一匹狼な人の特徴です。

そのため、むしろ集団で行動しなければならない方が、ストレスを感じます。できれば人と関わりたくない心理の持ち主なのですから、集団で過ごす時間が長くなればなるほど、ストレスを感じるのも無理はありませんね。

周りと話が合わない

自分の意見をしっかり持っており、さらには信念を曲げない一匹狼な人は、周囲の人たちと話が合わないことがよくあります。

異なる意見を持っていても、「みんなと同じようにしていれば安心」という心理から、周囲と同調する方を選ぶ人は少なくありません。けれど、一匹狼な人には曲げられない信念と確固たる意見がありますので、「それは違う」と堂々と主張します。

一匹狼な人の心理からすると、「違うものを違うと言うのは当然」となりますが、大半の人には難しいでしょう。そのため、「確かにそうなんだけど、あなたみたいに言えないから苦労しているんだよ」ということがよくあります。

他人とは違う事がしたい

一匹狼な人は、自分がやりたいことがはっきりしています。そのため、他人とは違う事がしたいという心理が強いのが特徴です。

世の中には、他人とは違う事がしたいという思いはあるものの、いったい何がしたいのかがわからないという人も多くいます。そのため、結局は人と同じ事をしている人が大半です。

その点、一匹狼な人は明確に自分がやりたいことがわかっていますし、それがちょっと独特であることも多いでしょう。

人と同じ事をやってもつまらないという心理が、一匹狼として行動させる原動力と言えますね。

噂話やゴシップに疎い

一匹狼な人は、噂話やゴシップをまったく知らないことが珍しくありません。そもそも一人でいたいという心理が強いあまりに一匹狼な人になるのですから、噂話やゴシップに疎いのも当然ですね。

そのため、誰もが知っている噂話を知らず、「えっ、知らないの？」と驚かれることがよくあります。けれど、一匹狼な人の特徴は、誰もが興味津々の噂話やゴシップがあるとわかっても、「なになに？」とはならないところです。

たいていの場合、「ふーん」といった返事で終わり、心の中では「自分には関係ないや」と思っています。そこには、「知ったからって別にどうということはない」という心理があるのは明らかですね。

野生の世界には、文字通り一匹狼として暮らしていく動物もいれば、群れで暮らす動物たちも存在します。人も哺乳動物ですので、両方のタイプがいてもおかしくありませんね。

ここでは一匹狼から一旦離れ、その対極と言える「群れる人」の心理をまとめましたので、ご覧ください。

目立ちたくないと思っている

人と群れる人は、できるだけ目立ちたくないと思っていることがよくあります。目立たずに大勢の中の一人でいれば、無難に過ごせるからです。

昔から「出る杭は打たれる」ということわざがありますよね。「才能や手腕があって抜きんでている人は、とかく人から憎まれる」という意味です。

確かに才能や手腕がある人は、どうしても目立ちます。好意的に評価してくれる人がいる一方で、妬みやそねみを受けることも多いでしょう。その結果、周囲から孤立してしまうこともしばしばです。

才能ある人に一匹狼な人が多いことは、そんな周囲の評価を気にしないからと言えます。逆に、自分の才能よりも周囲の評価が大事な人は「目立ちたくないから群れよう」という心理になるのもわかりますね。

人と同じ事をしていると安心する

周りの人たちと同じ事をしていると、一人だけ浮き上がることがありません。目立つこともなく、大勢の中の一人でいられます。

そのため、人と同じ事をしていると安心するというのも、群れる人に多い心理です。「みんなと同じようにしていれば大丈夫」という気持ちが、安心感につながります。

こうした安心感を抱く背景には、日本が周囲との協調性を大切にする民族性を育んで来たこととも大いに関係しているでしょう。

「和を乱さないためには、人と同じ事をするのがよい」と子どもの頃から教わってきたのですから、群れることがむしろ自然な心理となるのも無理はありませんね。

仲間外れにされたくない

群れる人に多いのが、仲間外れにされたくないという心理です。この心理には、本能が深く関わっているとされます。

動物たちは群れで生活することによって、危険から身を守ってきました。つまり、一人になることは、多くの危険に身をさらすことを意味します。守ってくれる家族や、仲間という群れがいなくなるからです。

現代社会に暮らす人間は、家族や友人から外れて生活をしても、即座に危険にさらされることはないでしょう。とはいえ、仲間外れに強いストレスを感じる人は少なくありません。

仲間外れにされたくないからと人と群れる心理は、多くの人が共感できるのではないでしょうか。

自分に自信がない

自分に自信がないことも、群れる人に多い心理です。自分のことが好きになれなかったり、自分が価値のある人間だと思えない人が多くいます。

そんな自分に自信のない人でも、集団という群れの中に入れば、仲良しの友達ができるでしょう。自分で自分に自信が持てないため、友達というフィルターを通して自分を見て「友達が好いてくれるから大丈夫」と考えます。

もし群れを外れてしまえば、自分を肯定するためのフィルターを失うことになりますよね。そのため、どうしても群れから出るわけにはいかないと集団にしがみつき、群れる人になるのが特徴です。

人を寄せ付けないイメージがある一匹狼の人も、恋愛をします。特に一匹狼の男性は、女性の目にはちょっとクールでニヒルな感じに映りやすいため、素敵と感じる女性は多いのではないでしょうか。

普段から一人で行動する方が性に合っている一匹狼な男性は、いったいどんな恋愛をするのでしょう。ここでは、一匹狼な男性の恋愛傾向をご紹介します。

自分の気持ちに素直

一匹狼な男性は、自分の気持ちに素直です。自分がどう感じたか、自分はどうしたいのかを最優先し、素直に物事を考えます。

そもそも、集団の中にいながら一人になるという選択自体、「一人でいたい」という気持ちに素直でないとできない行動ですよね。

そんな自分の気持ちに素直な一匹狼な男性は、女性を好きになった時も、率直に言葉にします。その物言いがしばしばストレートすぎるため、女性が面食らう事も少なくありません。時には、少し常識はずれな伝え方になってしまうことも。

もしも、告白してきた男性が一匹狼な人だとしたら、女性は、悪気があって言ったのではないと受け止めてあげましょう。恋人になれば、浮気をせず、一途に愛してくれる男性ですよ。

簡単には好きにならない

男女を問わず、心の底から信頼できる人でなければ、友人とは認めないのが一匹狼な人の特徴です。これは、恋愛傾向においても変わることはありません。

そのため、美人や可愛いなどの見た目がタイプだからとか、いくつか共通点が見つかったからという理由だけで、簡単に好きにはならないのが特徴です。

一匹狼な男性は、恋愛相手の女性に対しても、まずは信頼できる人かどうかを見極めようとします。ということは、ルックスで女性を判断せず、中身を知ろうとする男性と言えますね。

世の中、見た目で好感が左右される男性が圧倒的に多いため、容姿に自信がない女性にとっては、一匹狼の方が好ましい恋愛傾向と映るのではないでしょうか。

デートは人が少ない所を好む

信頼できる女性だと確信して交際が始まっても、一匹狼な男性とのデートは賑やかにはなりません。そもそも人と関わりたくないので、デートも人が少ないところを好むからです。

一匹狼な男性にとっては、何時間も行列してアトラクションの順番を待つ大人気テーマパークのデートなど、考えただけでも恐ろしいでしょう。ということは、デートはいつもひっそりとした、人が少ない所になるのは明らかですね。

同じく人混みが苦手な女性なら、一匹狼な男性とのデートは楽しいものになるでしょう。ハイキングや山登りをすれば、一匹狼な彼のたくましい姿が見られるのではないでしょうか。

好きな人にだけ見せる顔を持つ

一匹狼な人は、「誰とでも愛想よく付き合わなければ」とは考えません。比較的少人数の、信頼できる人を大切にしようとするからです。

そのため、信頼できる人に対しては非常に温かい態度で接するのに、信頼できない人にはクールに接します。その差があまりにもはっきりしているので、「人によって態度を変える嫌な人」と思われることがしばしばです。

そんな一匹狼な男性は、心から信頼し、好きになった女性にだけ見せる顔があります。それは、仲の良い友人にも見せない、恋人にだけ見せる顔なのが特徴です。

笑顔も嬉しいですが、プライドの高い一匹狼な男性が見せる落ち込んだ顔は、恋人だからこそ見られる特別なものと言えますね。

一匹狼と言うと男性を思い浮かべる人が大半でしょう。けれど、実際には女性にも一匹狼な人は存在します。

女性は常に誰かと群れていたいイメージが強いと言えるので、一匹狼な女性の恋愛傾向が気になる男性諸君は多いでしょう。男性と似ているのか、それとも違うのでしょうか？じっくりご覧ください。

恋愛に興味がない場合も多い

一般的に、女性はつるんで行動することが多いですよね。けれど、女性の中にもつるんで行動するのが苦手な一匹狼はいます。一人でいる方が気楽なため、グループに加わらずに何でも一人でやってしまう点は、男性と同じです。

そんな一匹狼な女性の場合、すぐ群れる女性よりも男性の方がまし、という理由で友人を選んでいることがよくあります。そのため、一緒にいて苦痛に感じないなら、男性と食事に行くこともあるでしょう。

ただし、あくまでも「女性と一緒にいるよりもいい」という理由であり、そもそも恋愛に興味がない女性も少なくありません。

一匹狼な女性が気になっている男性は、「ウマが合うから脈アリ！」と考えるのは早計と思っておいた方がいいですね。

束縛を嫌がる

恋愛関係になると、多少なりとも相手を束縛しますよね。一般的に束縛したがるのは女性で、束縛を嫌がるのが男性というパターンが多いですが、一匹狼な女性は束縛されるのを嫌がります。

一匹狼な男性と同じく一匹狼な女性も、人と関わりたくないという心理が根底にあるからです。そのため、好きになったとしても、うるさく束縛されると嫌気がさしてしまいます。

一人の時間を大切にするのが一匹狼の特徴ですので、一人の時間がもてないほど束縛されると息がつまってしまい、交際そのものを止めようと考える可能性が大です。

一匹狼な女性と付き合うなら、適度に放置しておくくらいがちょうど良いでしょう。

好きな人にだけ愛嬌を見せる

良くも悪くも一匹狼は自分の気持ちに素直ですので、誰にでも好かれようといい顔をすることはありません。

そのため、一匹狼な女性は人の好き嫌いがはっきりしています。好きな人には愛嬌を見せる一方で、嫌いな人には目も合わせないこともしばしばです。そう考えると、男性よりも分かりやすいと言えますね。

もし、男友達数人の中で、特定の男性にだけ愛嬌を見せるとしたら、好意を持っていると考えていいでしょう。

恋愛関係になっても一人になりたがる

一匹狼な女性は、彼のことを一途に愛していても、一人になりたがるのが特徴です。

好きになったら、できるだけ一緒に居たいと考える人が大多数ですよね。けれど、一匹狼な女性を、普通の女性と同じように考えてはいけません。

そもそも、人から距離を取ってあえて一匹狼になっているのは、一人になることで自分をメンテナンスしているからです。なので、どんなに彼のことを愛していても、一人になって自分と向き合う時間は、一匹狼な女性には欠かせません。

一人で過ごす時間で行う心のメンテナンスの重要性を理解すれば、一匹狼な女性と良好な恋愛関係を保てるのではないでしょうか。

人が一人でできることには、限りがあります。会社や学校で協調性が重視される大きな理由は、集団の中で物事を進めていくには、周りの人と協力することが不可欠だからです。

となると、一人でいる事を好む一匹狼な人には、デメリットがあると考えるのが自然ですね。ここでは、一匹狼であることのデメリットに、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。

協調性が無いと思われることも

一匹狼でいる事のデメリットで真っ先に挙がるのが、協調性が無いと思われてしまうことです。

そもそも一匹狼として行動できるのは、何でも一人でできる行動力と能力を持ち合わせているからなのですが、日本には集団で行動することを良しとする文化が根付いています。

そのため、一人で何でもやってしまう一匹狼に不快感を感じる人は多く、嫌われてしまうことも少なくありません。

さらに、強調性が無いという理由で、集団からつまはじきされてしまうことも考えられます。一匹狼と言えども、周囲との関わりを完全に絶つのは避けなければなりませんね。

交友関係が狭くなる

基本的に、信頼できる人にしか心を開かない一匹狼な人の交友関係は、狭く、深くなるのが特徴です。そのため、交友関係が広がらないことがデメリットに挙げられます。

一匹狼な人は、信頼できない大勢の人と付き合うより、信頼できる限られた人と付き合う方がよほどいいと考えるタイプです。確かにどれだけ友人が多くても、心の底から信頼できる人がいなければ、友人ではなく単なる知人と言えるでしょう。

けれど、交友関係を広げることが新しい出会いにつながるのも事実です。「今の交友関係で十分」と、それ以上広げることを拒むと、貴重な出会いを逃す可能性があります。

自分の間違いに気付けない

人は、他人のミスはめざとく気づきますが、自分の間違いにはなかなか気づけません。他人にミスを指摘されることが多いのは、自分では気づきにくいからですね。

例えば、一匹狼な人が自分の所属する会社で仕事をしていても、必要最低限しか周囲と関ろうとしないでしょう。必然的に、会社内の人たちから距離を置かれます。

当然、仕事は常に一人ですることになり、ミスをしていても気づくことができません。完全に仕事を仕上げて上司に報告してから、ミスを指摘されることになるでしょう。

早い段階で周囲からミスを指摘してもらえたら、修正も簡単に済みますが、完全に仕上げてからでは直すのも大変です。上司の信頼を失いかねず、かなりのデメリットになります。

コミュニケーション能力が衰える

人が生活の中で用いている能力に、コミュニケーション能力があります。これは、人との信頼関係を作るために欠かせない、大切な力です。職場では仕事を円滑に進めるだけでなく、良好な人間関係を構築するのにも役立ちます。

たとえば、人としばらく話さない環境に身を置き、再びコミュニケーションを取ることになった時、「どうやって話したらいいんだっけ？」となることは珍しくありません。コミュニケーション能力は、使わないと衰えてしまうからです。

一匹狼な人は、コミュニケーション能力を活用していない状態が続いていると言っていいでしょう。この力が衰えると社会から孤立しかねず、大きなデメリットになる可能性があります。