「疚しい」の読み方や正しい意味をご存知ですか?
「疚しい」の読み方
「疚しい」は「やましい」と読みます。日常的に意外とよく口にする言葉ですよね。
特に、彼氏や彼女に対して「疚しい」と思ったことがあるのではないでしょうか。特に女性は「女の勘」を働かせて、男性を疚しいと感じる瞬間があるはず。
あなたの気になる男性に、疚しい点はありませんか?この後、疚しい気持ちを持つ男性の特徴や瞬間をご紹介していきます。
「疚しい」の意味について
では、「疚しい」とはどんな意味なのでしょうか。ここで「疚しい」の意味をしっかり把握しておきましょう。
疚しいには、大きく分けて3つ意味があるようですが、現代で主に使われているのは「気がとがめる」「後ろめたさを感じる」という意味。「気がとがめる」「後ろめたさを感じる」は、恋愛でよく味わう感情ですよね。
疚しい気持ちがあると、ついつい人は隠したくなってしまうもの。しかし、その後ろめたい気持ちは言動に表れることが多いです。
「疚しい」と感じるのはなぜ?
女性が男性を疚しく感じる瞬間は、主に「怪しい」と感じた時ではないでしょうか。いつもと違う彼氏の様子を見たり発言に矛盾があったりすると、疚しいことがありそうだと感じてしまうでしょう。中には、勘が鋭く「なんとなく疚しく感じる」と察する人もいます。
反対に男性が疚しいと感じるのは、悪い事をした意識がある時や、良くないことをしたと内心思っている時です。罪悪感を覚えたり、罪の意識があって疚しく感じるわけですね。そして「彼女に怒られる!」と思って隠そうとします。
ですが、その疚しい気持ちはあらゆる面で表に出てしまっているもの。どんな様子が見られるのか、そしてどんな出来事があったと考えられるのか、疚しい男性を徹底調査していきましょう。
出典:goo辞書『疚しい(やましい) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%96%9A%E3%81%97%E3%81%84/#jn-222807
疚しい気持ちを持つ男性の特徴とは≪前編≫
このような特徴が見られると、女性も「あれ?なんかおかしい」と感じるはず。もしかしたらその男性には、疚しい気持ちがあるかもしれません。
挙動不審
挙動不審な様子は、疚しい気持ちを持つ男性によく見られる行動です。あなたを前にしてオドオドした様子を見せたり、立ち振る舞いに落ち着きがなく感じられるでしょう。
これは、男性が隠し事をしているためです。「バレてしまうのではないか」「変に思われてるんじゃないか」と、あなたに対してビクビクしているため挙動不審になっていると考えられます。
あえて「どうしたの?」「なんで緊張してるの?」と聞くと、余計に挙動不審になることが多いですよ。
目が合わない
隠し事をしていたり「怒られるかも」と怯えている人は、なかなか相手と目を合わせようとしません。ですから、男性に疚しいことがないか確認したい時は、男性の目を見てみると分かりやすいです。
わざと逸らす様子が見られたり、他のことをしているフリが見られる場合は、疚しい気持ちがあるはず。目が合うと、見透かされてしまいそうで怖いのでしょう。
また、目が泳ぐ人も多いです。目が泳いでいることに自覚ある男性は、目を合わせないでしょう。人によっては、その場から離れて顔自体を合わせないようにすることもあります。
態度がコロコロ変わる
疚しい気持ちを持つ男性は、なんとしてでも疚しい事が女性にバレないようにと、態度がコロコロ変わることもあります。
例えば、初めのうちはバレないようにと無口だった男性に、女性が「どうしたの?」「なんかいつもと違うよね?」と追及したとしましょう。「ヤバイ…このままじゃバレる!」と焦った男性は、今度は急にベラベラと話し始めます。
他にも、機嫌が悪そうに見えていたのに、急に「何か欲しいものある?」などとご機嫌を取ってきたりもするでしょう。態度がコロコロと変わる様子を見て、感づく女性も少なくないです。
言い訳が多い
ついつい言い訳が多くなってしまうのも、疚しい気持ちを持つ男性に見られる特徴。これは、「自分は悪くない」「仕方なかった」ということを主張するためでしょう。
疚しい出来事の中には、男性が意図的にしたわけではないこともあるはず。例えば、取引先の女性から連絡先を渡されたといった場合ですね。相手の女性が男性に好意があって連絡先を渡したのかもしれませんが、男性は仕事上受け取るしかなかったと考えられます。
事情があるケースもあるため、疚しいと感じてもとりあえず言い訳を聞いてあげた方が良いでしょう。
疚しい気持ちを持つ男性の特徴とは≪後編≫
前述した以外にも、疚しい気持ちを持つ男性にはまだまだ特徴が見られます。引き続きその特徴を見ていくことにしましょう。
口調が強くなる
男性に疚しい気持ちがあると、話し方や言葉に変化が見られます。中でも分かりやすいのが口調です。強い口調が多くなり、少し怒っているかのように聞こえることもあるでしょう。
これは、女性を早く納得させたいから。あるいは、「それ以上聞かないで」という防衛策であると考えられます。どちらにしても、女性を言いくるめようとしていることが分かりますね。
軽く「え?それはなんで?」と追及しただけで、「だから○○って言ってんじゃん!」と強い口調で返ってくる場合は、怪しいと思って良いでしょう。
聞かれてもいないのに説明する
あなたから「今日はなんで遅かったの?」と聞かれてもいないのに、「今日は仕事終わったあと上司に誘われて飲みに行って、そのあと…」などと説明してくる場合は、疚しい気持ちがあると思って良いでしょう。初めに説明することで、根掘り葉掘り聞かれないようにしていると考えられます。
きっと男性の中では、「こう聞かれたらこう答えよう」とたくさんの問答を想定しているはず。ですが、途中で矛盾点が出てきてしまったらピンチになってしまいますよね。
そこで考えた結果が、「先に説明する」なのです。どこで誰と何をしていたか、聞かれてもいないのに詳しく説明してくる場合は、事実ではなく男性が考えたシナリオを語っていることも少なくありません。
急に距離を取ろうとする
例えば、連絡してもなかなか連絡がつかなかったり、話しかけても素っ気ない態度を取られるといった場合は、疚しい気持ちがあって距離を取ろうとしている可能性があります。やたらと言い訳や説明が多くなる男性もいますが、逆のパターンがあることも覚えておきましょう。
これは、口下手な男性に多く見られる特徴です。「うまく説明できないから」「何か聞かれると困るから」という心理で距離を取っています。
中には、疚しい気持ちがある間は彼女と会わないなんて人もいるもの。距離を置かれた女性は「このまま自然消滅されるのでは…」と心配になって、怪しいと思っていても追及できないというケースもあります。
彼女を疑う
疚しい気持ちを持つ男性の中には、逆に彼女を疑うという人もいます。これは女性として、なかなか納得できないものですよね。
例えば、彼氏が浮気をしているとしましょう。当然、彼氏には疚しい気持ちがあるはず。バレないように、言い訳を考えたりアリバイを作ったりするでしょう。しかし、そうこうしているうちに「彼女も同じことをしているのではないか」と思い始めるのです。そして次第に、彼女に対する束縛好行為や「浮気してるんじゃない?」という発言が見られるようになります。
束縛や干渉が激しい男性に限って、自分が浮気をしているということは珍しくありません。思い当る節がないのに疑われるようになった場合は、彼氏に疚しい気持ちがあるのかもしれませんよ。
男性が疚しい気持ちになる時って?
実際に疚しい気持ちになったことがある男性に、そのシチュエーションを教えてもらいましょう。疚しいと思ったら、彼にこんな出来事があった可能性があります。
彼女以外の女性と食事した時
「内緒で彼女以外の女性と食事した時は、疚しい気持ちになりましたね」(25歳/男性/講師)
彼女以外の女性と内緒で食事した時、疚しい気持ちになったようです。仮にその女性とただの友達だとしても、どこか後ろめたい気持ちになってしまうのでしょう。
女性の立場で想像しても、「他の子と食事した」と言われたらあまり良い気分にはなりませんよね。そんな彼女の気持ちを考えると、疚しく感じてしまうのでしょう。
女性にボディタッチされた時
「飲み会で隣の女性にボディタッチされた時、少し下心が出てしまって。その時なんとなく疚しい気持ちになった」(29歳/男性/接客業)
女性からボディタッチされた時、下心が出てしまったことで疚しいと感じたとのこと。この場合は、ボディタッチしてきた相手に対して疚しくなったパターンでしょう。
きっと「イチャイチャしてみたい」「この女性とエッチしたらどんな感じかな」と考えてしまったのでしょうね。そう考えたことが女性にバレたら、警戒心や嫌悪感を持たれる場合もあるため、隠したいと思ったのでしょう。
彼女以外の女性とLINEしている時
「連絡が来たから返してるだけだけど、彼女以外の女性とLINEとかしている時は疚しい気持ちになる」(18歳/男性/学生)
用事があって連絡を取り合っているのでしょうね。ですが、彼女に悪いことをしているような気分になってしまうようです。
陰でコソコソとしている感覚になるのでしょう。用事があって仕方がない状況でも、疚しい気持ちになる男性もいます。
彼女がいるのに風俗へ行った時
「なかなか彼女と会えないので、たまに風俗を利用するんです。でもやっぱり、疚しい気持ちにはなってしまいますね」(32歳/男性/自営業)
こちらの男性は彼女と会う機会が少ないため、性欲解消の目的で風俗を利用しているようです。ただ、風俗とはいっても体の関係を持つわけですから、彼女としては嬉しくは感じませんよね。「私がいるのに!」「あなただけズルい!」と考えて怒る女性も少なくありません。
ただの性欲解消のためだとしても、彼女から理解が得られるか得られないかによって気持ちは異なるでしょう。
仕事でミスを隠している時
「ミスしたことを周りの同僚に知られたくなくて隠してしまった。いつもなら同僚と笑いながら話ができるのに、その日は話すこともできなかった」(27歳/男性/IT業)
疚しい気持ちになるのは、女性に対してだけではないようですね。仕事でのミスを隠したことで疚しい気持ちになり、同僚と話すことができなかったそうです。
ただ、女性の時と同様に「隠したい」「バレたくない」という心理には変わりないでしょう。
彼女に嘘をついた時
「彼女との記念日と行きたいライブの日程がかぶってしまって、彼女に嘘をついてライブに行った。浮気とかじゃないけど、疚しい気分になった」(20歳/男性/フリーター)
きっと彼女は記念日を彼氏と祝う予定でいたのでしょう。しかし、彼には行きたいライブがあり、嘘をついて行ったようです。
もしかしたら、「行きたいライブがある」と正直に言えば、彼女に許してもらえたかもしれません。ですが、彼女よりライブを大事にしているように思われる可能性もあります。そこで喧嘩になるのを避けたくて、嘘をついてしまったのでしょうね。
「疚しい事はない」って本当?本音を見極める方法
そこで、彼の本音を見極める方法をご紹介します。「疚しい事はない」が本当か嘘かを見極めるには、どこに注目すべきなのでしょうか。
笑顔なのに目が笑っていなければ怪しい
「疚しい事なんて何もないよ」と笑顔で言いながらも、目が笑っていないようであれば、何か隠しているはずです。その言葉を信用するのはまだ早いでしょう。
引きつったような笑顔や、口角だけが上がっていて目はパッチリと開いているという場合ですね。この場合は、無理して笑顔を作っていると言えます。きっと余裕があることを笑顔で表現しているのでしょう。ですが、「目は口ほどに物言う」と言いますよね。焦りや緊張が目に出ていると言えます。
この場合は、もう少し追及してみると良いでしょう。笑顔になる余裕がなくなれば、今度は目を合わせなくなったり口調が強くなったりするはずです。疚しい気持ちがある時に見られる特徴が他にも表れたら、何か隠していると思って良いでしょう。
目が泳いでいるなら要注意
大事なところで目が泳ぐのは、自信がないからです。「疚しい事はないよ」と言いながら目が泳いでいるのであれば、発言に自信が持てていない証拠。この場合も、まだ信じることはできません。
焦っていたり考えがまとまっていなかったり、あるいは動揺を隠せずに目が泳いでいるわけです。何も疚しいことがなく、また事実を話しているとすれば、自分の発言に自信が持てるはずですよね。
上記にもあった笑顔もそうですが、怪しいと思った時は目を見て話すことが大事。なかなか目を合わせない、あちこちに視線が行き落ち着かないといった場合は、話を作っていたり嘘をついている可能性がありますよ。
具体的に話をしてもらう
「疚しい事はない」という発言を怪しいと感じた時は、具体的に話してもらってください。実際に疚しいことがなく本当のことを話しているとしたら、スラスラと話せるはず。また、話の内容にも矛盾はないでしょう。
しかし、言葉に詰まったり言っていることがコロコロ変わるようであれば、何か隠している可能性が高いです。「ん?」と不審に思ったら、その点をもっと掘り下げて聞いてみてください。
男性の話に矛盾がなくスラスラと答えられるようであれば、あなたの勘違いだったとも考えられます。怪しく感じることが他にないのであれば、その時は素直に「変なこと聞いてごめんね」「疑ってごめん」と謝ることも大切です。
その場から離れようとする
彼と話をしている時、あるいは話し終わった後、その場から離れようとする場合は「これ以上聞かないでほしい」という気持ちの表れです。「ちょっと買い物行ってくる」などと言って立ち去ろうとする場合は、疚しい気持ちがあるでしょう。
反対に、その場から動かなかったり、話を続けても落ち着いているようであれば、本当に疚しくないことがない可能性が高いです。彼には「なんでも聞いて」「他に気になるところは?」と言えるだけの余裕すらあるかもしれません。気になることをすべて聞き、あなたの中にある不信感を払拭してもらいましょう。
【おまけ】疚しい気持ちを持っている女性の特徴
女性の場合は男性と違い、正反対の行動に出ることもあります。このような言動が見られたら、彼女には疚しい気持ちがあるかもしれませんよ。
じっと見つめてくる
怪しいと思う部分があり、あなたが彼女に「何か隠してない?」と聞いたとしましょう。そんな時、女性は疚しい気持ちがあるとじっと見つめてくることが多いです。
男性と比較すると、正反対なのが分かりますよね。男性は目が泳いだり視線を逸らすのに対し、女性は目をじっと見つめるのです。
これは、疚しい気持ちがあることを悟られないように、あえて見つめていると言えます。強い眼差しで一直線に見つめられたら、ほとんどの人は「本当なのだろう」「嘘はついてなさそう」と思うでしょう。しかし、これが女性の狙いです。
初めに信じてもらえれば、それ以上追及されることはなくなりますよね。ですから、あえてじっと見つめるのです。内心はドキドキしていることが多いものですよ。
目が合う回数が多い
女性は疚しい気持ちになっている時、バレたくない相手に警戒心を持ち、ついチラチラと見てしまいます。「変に思われていないかな」「感づかれていないかな」とソワソワしているのでしょう。そこでよく見られるのが、「目が合う回数が多い」という特徴です。
そんな時は、「今日すごい目が合うね」「なんかおかしいところある?」と聞いてみてください。女性は「まずい展開になりそうだ」と感じて焦り、持っていた物を落としたり驚いた表情をするなど、動揺するはずです。
イチャイチャしてくる
いつもあまり甘えてこない彼女が、やたらとスキンシップを求めてきたりイチャイチャしたがるような場合は、疚しい気持ちがあるかもしれません。
これは、彼女が先手を打っている状態です。「怪しい」と彼氏に思われる前に、イチャイチャしてラブラブな雰囲気を作り、彼氏に考える余地を与えないようにしているのでしょう。
キスをされたりいやらしくボディタッチされたら、エッチな気分になって他のことまで考えられなくなる男性もいるのではないでしょうか。彼女の誘惑に惑わされず、冷静に対処することが求められるでしょう。
自分のことを話さなくなる
女性には、「話を聞いてもらいたい」と思う人が多いです。その日の出来事を話したり愚痴を聞いてもらうことで、欲求が満たされるのでしょう。
しかし、疚しい気持ちがあると自分のことを話さなくなります。「聞いて聞いて」と、いつも何かとお喋りしたがる彼女が自分から話さなくなった場合は要注意。疚しい気持ちがあると同時に、墓穴を掘らないようにしていると考えられます。
彼氏から「今日は何してたの?」と聞かれて、「なんだっけ?忘れちゃった」と話を逸らすような時も同じです。
疚しい気持ちと緊張感を一緒に持つ男性が多い!
そして疚しいという感情は、「バレたくない」「隠し通したい」という思いとセットで抱くもの。ですから、そこには緊張感が伴うでしょう。すると、リラックスしている時とは違う言動が出てしまうわけです。相手が恋人であれば、当然「おかしい」「なんか怪しい」と感じますよね。
相手に対して怪しいと感じたら、言動をよく観察してみましょう。そして、相手とよく話し合ってみてください。「これ以上隠せない」と思った時、観念して正直に話してくれる可能性もあります。
ただし、恋人にサプライズを企てている時にも、疚しい気持ちに近い感情になることがあります。単なる勘違いのケースもあるため、初めから疑いの目で見るのではなく、話を聞く姿勢を持って向き合いましょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!