そもそも「アナニ—」とはどんな行為?
しかし、慣れてしまえば普通のオナニーより数倍は気持ちいいと言われているアナニ—にチャレンジしてみたい方も多いはず。この記事ではそんなアナルオナニー(アナニ—)初心者さんに向けて、男女別の気持ちよくなるアナニ—の正しいやり方や、やる上での注意点などを紹介します。
アナニ—の魅力とは?痛くないの?
「アナニ—」という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的な魅力については知らない、という方も多いと思います。ここからは、アナニ—の魅力ややり方、メリット、デメリットについて紹介していきます。
アナニ—の魅力とは、ズバリ、内蔵深部への刺激により何度でもイく「ドライオーガズム」が経験できることです。「ドライオーガズム」とは射精を伴わない絶頂のことで、男性でも女性のように深い連続絶頂が可能になるということです。
お尻の穴に指を入れるとなると怖い方や、痛みが気になる方もいるかと思われますが、正しいやり方をすれば、痛みを感じることなく極めることができます。そのやり方についても記事内で詳しく説明していきます。
男性も女性も楽しめる
アナニ—は男性も女性も楽しめるオナニー方法です。アナニ—では、男性は肛門の中にある前立腺という器官、女性は膣や子宮を裏側から刺激することで快感を得ることができます。アナニ—というと男性のイメージが強いですが、女性にもおすすめしたいオナニー方法です。
アナニ—で気持ちよくなるには、脳内イメージが大切。リラックスして、好きな人や芸能人に触られているなどの妄想をじっくり高めながら、まずは男性ならペニスや睾丸、胸、女性なら膣内やクリトリス、またはアナル付近など他の部位をじっくりと刺激して、性感を徐々に高めていきましょう。そうすることでアナルでの刺激にも敏感になります。
男性なら前立腺を開発できる
男性なら前立腺を開発できるのも大きなメリットです。前立腺とは、肛門の中の浅い腹側の部分にある、クルミ大のしこりのことを言います。位置はペニスの根本を裏側から刺激するイメージで、肛門から約5~10cmの間と言われており、大体の人が指で触れることのできる位置にあります。
前立腺で得るドライオーガズムは、通常の射精の何倍も気持ちいいとされており、ジェットコースターに乗った時のような深く落ちる感覚が病みつきになります。最初前立腺に触った程度では何も感じないでしょうが、根気強く開発を続けて行くことで、射精より気持ちが良いアナニ—の虜になっていきます。
また、男性の場合は前立腺の他にもS字結腸や精嚢など7つの感所があると言われているのでどんどん開発していく楽しみがあります。
女性もアナニ—で感じられる
女性は男性と違い、前立腺という器官がないため、アナニ—で絶頂感を得ることは難しいとされています。そのためアナニ—で快楽を得る方法としては、アナルセックスと同じように、アナルの腸壁に指やバイブで振動を送り、その振動を膣や子宮に伝えるやり方で通常のオナニーとは違う快楽を得るのがオススメです。
しかしアナニ—未経験ではいきなり深く刺激するのも難しいので、男性がするのと同様に、よく慣らしてから、徐々にチャレンジするのがおすすめです。アナニ—をする際はローションをたっぷり使用し、あくまで痛みが少ないまま気持ちよくなれるようにじっくりとやっていきましょう。
痛くないやりかたは?
よく慣らすといっても何が必要か、アナニ—は痛くないか、危険ではないのか?等やり方に悩んでしまう方もいるでしょう。一見難しそうなアナニ—ですが、痛くないやり方は存在します。それにはアナニ—用ローションの選び方や下準備が大切。
丁寧にやれば痛みが少ない、もしくは痛みがまったくないアナニ—ができます。最初から快楽を得るのは難しいのがアナニ—ですが、コツを掴んでしまえばどんどんハマっていくはず。都度ローションで潤滑をよくしながら焦らずゆっくりと開発していくのが痛みのないやりかたの第一歩です。
アナニ—用の道具って?
アナニ—用の道具として主に知られているのは、男性用ならエネマグラ。その他にもアナル用バイブやアナルパール、コックリング付きのものなど多岐に渡ります。大まかに分類すると、スティック型、プラグ型、ビーズ型、電動型などでしょう。
初心者はまず、細く短いものから順に慣らしていきましょう。いきなり太いものを入れてしまうと切れ痔の原因となり、痛みが伴う上、大変危険です。
今は初心者向けを謳っている手に取りやすいバイブもたくさんあるので、色んなものを手に取ってみるのも一種の楽しみではないでしょうか。
アナニー用のローションの選び方
粘度が高いローションを使用する
アナニ—をする際大事なのが、ローション選び。アナニ—をする時は通常のセックスに使うローションよりも粘度が高いものを使いましょう。その強い粘つきが過敏な器官であるアナルを指やバイブの刺激から保護してくれます。
アナニ—用ローションの種類としては、一般的に普及されている水で流しやすい水溶性ローションと、水で流しにくいが粘度が高いシリコンオイル系ローション、が主流となっております。今は色々な種類のローションが出ていますから、自分の身体とお財布事情にあったローションを探しましょう。
ローションに保護成分は入っているか確認
アナニ—でも自分の身体を気遣ってあげることは必要不可欠。特に稀にローションに配合されているグリセリンは、直腸吸収してしまうとお腹を壊す原因と言われているため、グリセリン配合のものは避けてください。
ヒアルロン酸やコラーゲン、ミネラルオイルなどの優良成分が配合されている身体にも優しいローションを選びましょう。美容成分が入っていると気持ちよくなれた上肌も気遣えて一石二鳥です。
乾きやすいローションはNG
アナニ—で乾きやすいローションは、切れ痔の原因となるためNGとされています。前述した水で流しやすい水溶性ローションはそのメリットの分、主成分にポリアクリル酸ナトリウムを使用しているものが多いため、肌の水分を吸収して乾燥しやすいという特徴があります。付けたては潤いを感じるものの、時間が経つと乾いてしまう水溶性ローションは慣らすのに時間がかかるアナルには少々不向き。
シリコンオイル系ローションはシリコン+オイル(油)なので、潤いが長時間保ちやすく、シリコンローションが直腸へ膜を張り保護してくれる働きがある反面、油なので水では流しにくいというデメリットがあります。海外ではこちらの方がアナル向けとして主流だとか。
アナニ—用おすすめローションは半水溶性
半水溶性ローションとは水溶性ローションとシリコンをミックスした代物で、シリコンによって直腸へ膜を作り保護してくれながらも水で流しやすい水溶性の要素も兼ね備えたまさにアナニ—にうってつけなローションのこと。まるでスキンケア用ジェルのような質感はオナニーグッズや指にも塗りやすく、両者の良いところ取りの製品でアナニ—にはうってつけです。
半水溶性ローションは身体に優しい成分配合のローションも多いので、半水溶性に注目して探してみると良いでしょう。
ローションのかわりにワセリンもOK
ローションの代わりに身体に優しいワセリンを愛用している人も多いです。ローションとは違い、性感を高める目的で作られていないため、使用感はローションよりもやや落ち着きがあるもののワセリンもローションの代用品としてはおすすめできます。もしくは通常の水溶性ローションに少量混ぜ込んでみるのもありでしょう。
こなれてきたらオリジナルの配合を試しながら、身体を労った優しいアナニ—を楽しみましょう。より高純度とされている白色ワセリンがおすすめです。
アナニ—の正しいやり方
肛門を清潔にしておく
大腸菌の繁殖やアナルを傷付けてしまうのを防ぐためにも、肛門を清潔にするのは必要不可欠。アナニ—を試す前にまずはお風呂で肛門付近や穴の入り口をソープとお湯でよく洗いましょう。アナルは菌の密集地なので、執拗すぎるぐらいでOKです。
そうすることで安全に気持ちの良いアナニ—に挑戦できます。洗浄専用のグッズも売られていますのでそれらを調べてみても良いでしょう。次ページでは浣腸の仕方も紹介します。
浣腸も忘れずに
アナニー目的の浣腸は直腸を洗浄します。種類は大きく分けてシャワー浣腸と浣腸器洗浄、ソープ洗浄があります。一番ベージックなシャワー浣腸のやりかたを説明します。
トイレを済ませた後、シャワーヘッドを外してぬるいぐらいに設定したお湯を肛門に当て、直腸内にお湯を入れます。その後直腸内にお湯が溜まったら排泄するときの要領でそれを出すというのを何度か繰り返すやりかたです。目安は3、4回程度。痛みはほとんどありません。
最初は洗浄も勇気が必要でしょうが慣れれば簡単です。また、入り口付近~浅瀬を弄るぐらいであれば指サックさえ装着してしまえば洗浄が必要ない場合もあります。
アナニー前は爪を切り指も清潔に
アナニーも立派なオナニー。粘膜に触れることになるため万が一傷をつけてしまうことや感染症なども危険なので、やる前には必ず爪を切り、指もソープとお湯で清潔にした上で指サックを装着してからアナニーに挑みましょう。なければコンドームで代用可能ですが指サックを用意したほうが望ましいです。
健康な成人の爪は、1日に約0.1mmずつ伸びています。伸ばせば伸ばすだけ切る時の負担も大きくなるので、こまめに切るのが良いでしょう。お風呂上りに切るとふやけているので切りやすいです。
クッションなども用意するといいかも
アナニーではお尻を弄るため体勢的に腰が痛くなりやすいです。なので腰の下にクッションなどを敷いてから挑むと、身体に負担がかかりにくくオススメです。折り畳んだ毛布などでも良いでしょう。
自分の腰の位置に合わせてセットして、傍らにローションを配置すれば完璧です。特にバイブなど太いものを入れる際は腰に負荷がかかりやすいので、必ず用意して腰を守りましょう。肛門が痛くなりにくいクッションなども販売されているようなので要チェックです。
ローションをたっぷり用意して
アナルは女性器のように濡れません。なのでローションをたっぷりと使用してから、指に絡ませ挿入していきます。乾いても途中途中で足せるように、ローションは枕元など手の届く範囲に置いておくようにしてください。アナニ—では乾燥は絶対にNGです。お尻が切れないためにも、常に潤いを与えましょう。
また、行為の途中で足す場合ローションが万が一倒れたりして垂れてしまった場合、布団を汚してしまうので、汚れないよう別にシートなどを引いておくといいかもしれません。
アナニーのコツは焦らないこと
アナニーのコツは焦らないことです。アナル周辺を指で愛撫してから、ゆっくりとローションを絡ませた指を挿入します。異物感に慣れてきたら、徐々に指を優しく出し入れしましょう。アナルを刺激したあとはペニス、もしくはクリトリスも愛撫します。この時、絶対にアナルを触った手で他の部位を触らないようにしましょう。大腸菌が繁殖してしまい性病に繋がる危険があります。
指の出し入れをしながら、前立腺や中の壁を探るなど他の部位への刺激を強めます。この時点ではけしてアナルへの刺激を強めないようにしましょう。痛くなってしまう可能性があります。
そのうち感覚が慣れてきたら、ローションを足しながら指を深くまで埋めてみたり、指の数を増やしてみましょう。ローションを足してほぐして指を追加するのを繰り返し、ゆっくりコツコツと時間をかけて拡げていきましょう。
アナニ—の注意点も知っておこう
やり過ぎると肛門が広がる
アナニーはやり過ぎると肛門が広がる恐れがある行為です。バイブなどを挿れると肛門の筋肉である「肛門括約筋」が緩くなる事で、まず「おならが止まらなくなる」ということになります。また、やりすぎると「うんこが漏れる」という事態にも陥ります。
アナニー直後の数日間はどうしても緩んでしまい、下痢が止められない場合もありますが、数日すれば締まりは戻りますのでご安心ください。緩みっぱなしにはなりません。
また、太いバイブを愛用していると、直腸が広がり戻らなくなるので「うんこのサイズが大きくなる」といったこともあるようです。下の緩みには気を付けて程々に楽しみましょう。
肛門は傷付きやすいので注意
肛門は本来排泄器官でありかなりデリケートなゾーンです。特に肛門の入口は腫れやすく出血しやすい場所で、肛門内部も粘膜です。女性器を扱うように、ソフトに扱うのが良いでしょう。前述したとおり指はしっかり清潔にして挑みましょう。
アナニ—のやり過ぎによって勃起不良を起こす!?
男性の場合、「勃起しなくても気持ちいい」と覚えてしまう事で、勃起不全を起こす場合があります。よほどハマり過ぎなければそのようなことにはなりませんが、ハマりやすいのがアナニ—の特徴でもあるため注意が必要です。
アナルの菌で性感染症になることもある
アナルは大腸菌の巣窟。そのためアナルを触れた手で他の部分に触ってしまうと性感染症の恐れがあります。くれぐれも注意し、他の部分に触るときは逆の手を使うか指サックをその都度交換しましょう。
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