独身で寂しいと感じる時はいつ？孤独を感じた時の対処法もご紹介！

独身時代は、自由な時間と自由に使えるお金があるため、自分のペースで好きなように過ごせます。ところが結婚したら、給料のほとんどは生活費に、子供ができたら、子供中心の生活になってしまいますね。

「結婚」＝「不自由」のイメージは強くなり、現代では晩婚化が進んでいます。自由に恋愛できていれば、独身の方が人生を謳歌できそうですが、独身の人の中には寂しさや孤独感を感じている人も少なくありません。

そこで、まずは独身でさ寂しいと思ってしまう時や、寂しいと思ってしまう原因を探っていきましょう。

それをふまえて独身が寂しいと感じた時の対処法を紹介しますので、自分は独身を貫くべきか、結婚を考えていくべきかを判断してください。

人生を謳歌しているはずの独身男性・独身女性が「寂しい」と孤独感を感じる時とは、どのような時なのか、実体験をうかがっていますので、紹介していきましょう。

寂しいと感じた事はあるけどもう慣れてきた…

「親友が結婚したり、遠方に引っ越した時は、さすがに寂しいと孤独感を感じていましたが、結婚生活の大変さを聞いていると、自分はまだ結婚願望が湧かない。『自分だけ独身』という肩書にも慣れてきて、もうこのままで良いかな」(40歳/男性/公務員)

独身生活において、寂しいと感じることは誰でもあるはずです。しかし、今の自由な生活を捨ててでも結婚したいのかと言われると、そうでなかったりすることもあるでしょう。自分だけ独身なのは、肩身が狭いこともありますが、自分の人生に納得していれば、そのうち気にならなくなります。

独身が寂しいと感じるかどうかは、今の人生に納得しているかどうかにかかっているのかもしれません。

自分で望んで独身になったのに寂しくなってきた

「親がシングルマザーで苦労していた。常にお金がなく、生活に追われている状態の中で育ったため、結婚に対して良いイメージがない。自分で稼いだ金で自由に生きる！10代の頃から決めていたが、やはり年齢を重ねるごとに迷いが出てきた」(34歳/女性/営業職)　

家庭に対して良いイメージがない場合も、やはり結婚願望は湧かないようです。生活に追われながら、子育てをする幸せか、自由に自分の可能性に挑戦できる独身を貫ける幸せか、あなたはどちらを選ぶでしょうか。

人生に正解はありません。自分はこれからどんな人生を歩みたいのか、じっくり自問自答してみましょう。

友人たちが次々と結婚していく…

「友人たちの結婚ラッシュが続き、結婚願望のなかった自分にも、結婚の文字がチラつくように…。自分は自分だと思ってきたけど、周囲が結婚してしまうと、何だか劣等感を感じてしまっている」(29歳/男性/営業職)　

自分自身に結婚願望がなくても、周囲がどんどん結婚してしまうと、独身仲間がいなくなって寂しいと感じることもあるでしょう。結婚という課題を突き付けられているような気分にもなり、孤独感は増すばかりです。

結婚せずに独身を貫くことは、女性だけではなく、男性にとっても勇気のいることなのかもしれません。

ずっと彼氏いない者同士だった親友が結婚した

「毎週会っていた親友に彼氏ができ、どんどん会えなくなってきた。そして、あっという間に結婚してしまった。このあいだまで一緒にいたのに、一瞬でいなくなってしまい、孤独感が半端ない」(31歳/女性/保育士)

人生において、心許せる親友の存在はとても大きいですね。一生、このまま一緒に過ごすんだと思っていても、所詮は他人ですから、ライフスタイルが変われば会えなくなることも珍しくありません。

当たり前にいる存在が、当たり前いる存在でなくなった時、孤独感や空虚感で寂しい思いをしてしまうのですね。

独身男女の実体験を紹介しましたが、同じような経験がある、または同じような経験をしている友人がいたという人も多かったのではないでしょうか。そもそも独身が寂しいと思う時は、具体的にどのような時なのか、まずは男性の場合で見ていきましょう。

遊ぶ友達がいない時

コミュニケーションを得意とする人が多い女性は、広く浅く、交友関係を広める人も少なくありません。逆に男性は、一人二人など、少数で良いから気心知れた友人と狭く深く付き合いたい傾向にあると言えるでしょう。

そんな中、親友が結婚し、遊ぶ友達がいなくなった場合、やはり寂しい気持ちで孤独感を感じる人もいるようです。狭く深く交友関係を築いてきたゆえに、親友ほどの存在は他におらず、かと言って、親友と同じような深い関係をこれから築くのは簡単ではありません。

男性にとって、遊ぶ友達がいない状態はとてもつらく、独身生活に疑問を感じる原因になるのかもしれません。

病気や体調不良の時

病は気からとよく言われますが、あながち間違いではなく、病気をしたり、体調不良を患っている時は、気弱になっているものであり、それは男性でも女性でもよく経験しているでしょう。

普段、一人でいることは「自由を満喫できる」ことですが、病気や体調不良で一人でいる場合は「自由に動けない」という苦しさと「気遣ってくれる人が周囲にいない」という孤独感でいっぱいになってしまいます。

「結婚していたら、看病してくれる人がいるのに」「このまま独身でいて、大丈夫だろうか」「寂しい老後になってしまうのでは…」と不安になってしまうのですね。

失恋した時

告白してフラれてしまった場合もそうですが、結婚を前提として交際していた彼女と別れた時は、喪失感が半端ないと言えるでしょう。

「自分は恋愛に向かないのだろうか」「このまま結婚できないのだろうか」と自信がなくなり、一気に寂しい気持ちが増してくるのです。

男にとって「結婚しない男」はカッコいいのですが、「結婚できない男」というレッテルを貼られるのは相当つらく感じるでしょう。

今回の相手は縁がなかった、自分らしくいれば良い出会いがあるはずと、自分を信じるようにしてください。

クリスマスなどイベントの時

一年のカレンダーを見ても、季節ごとのイベントは盛りだくさんです。お正月を祝い、バレンタインデーやホワイトデーを楽しみ、秋にハロウィンで盛り上がれば、年末にはクリスマスが待っています。それ以外にも、音楽イベント、地域イベントなどを含めたら、キリがありません。

イベントというものは、もちろん一人で参加することも可能です。しかし、参加者のほとんどは、家族連れやカップルばかりなのをご存知でしょうか。街を歩いても、イベントの時期は、カップルがたくさん外出して、二人の時間を楽しんでいますね。

楽しめるはずのイベントですが、独身男性にとっては、孤独感を増長させるものになってしまうようです。

一人で食事をしている時

男性は、女性よりも一人でいることに抵抗感がありません。牛丼屋で一人で食事している男性も多いですね。

しかし、これが毎日何年も続くとどうでしょうか。美味しいという気持ちを共有できない寂しい気持ちが湧いてくるでしょう。

人と一緒に食事をするということは、一緒の時間を共有するということです。一緒の時間を過ごせる相手がいないことは、実際とても寂しいことだと言えるでしょう。

毎日は無理でも、一か月に一度くらいは、誰かと食事を共にできるようにしていきたいですね。

SNSで友人の子供の成長を知る時

現代は便利な世の中となり、一個人が情報を発信できる時代になりました。インスタグラムやツイッターなどで、自分の意見を主張したり、自分の好きなものを発信したりできるのです。

結婚している友人たちは、SNSでも年賀状でも、子供の写真を使うことが珍しくありません。ほとんど会っていなくても、画面上で子供の成長を知ったりするものなのです。

独身で仕事が忙しいと、なかなか時間が作れませんし、相手も家族がいるとなかなか友人と会うことができません。

コミュニケーションがないのに、画像のみで情報が入ってくるのは便利な反面、寂しい気持ちや孤独感を増長させてしまうでしょう。

独身男性が寂しいと思う時を探ってきましたが、今度は独身女性が寂しいと思う時にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。女性ならではの理由もありますので、そのあたりに注目してください。

友人の結婚式に出席した時

結婚することは、女性のみならず、男性にとっても重要なライフイベントであることに間違いありません。しかし、結婚式となると、主役は女性である花嫁になりますね。

夫である男性よりも、華やかな衣装やヘアメイクをし、普段よりもひと際美しく輝いて見えます。同じ立ち位置だと思っていた友人が、ひと際輝いて見えることで、独身女性は「自分は女性としての価値があるのだろうか」「私も結婚する日が来るのだろうか」と気持ちが揺らぐのです。

独身女性として、人生を謳歌することは良いのですが、やはり、友人の結婚式に参加すると、結婚や家庭に幸せを求めることへも憧れが出てきてしまうのでしょう。

幸せそうな家族を見た時

20代の時は気にならなかったのに、30代になって周囲の目線が気になることは珍しくありません。今まで、一人ショッピングや一人映画を楽しんでいたが、ふと周囲の同世代を見ると、必ずと言っていいほど家族連れであることに気づき、だんだんと寂しい気持ちが出てくるのです。

自分と同じ世代は、ほとんど結婚して子供がいると思うと、人と違う人生を進んでいる自分に疑問が湧いてくるのでしょう。

独身に対する強い意志があれば別ですが、そうでない場合は、幸せそうな家族を見るたび、寂しい気持ちになってしまうのです。

仕事から帰ってきて誰もいない時

出社する時は「行ってきます！」帰宅したら「ただいま！」。これは当たり前のようなことですが、実際は当たり前ではありません。温かい家族がいてこそ成り立つものですね。

仕事で疲れて帰宅し、暗い部屋の電気をつけ、静かに過ごすことは、ある意味自由気ままですが、寂しさや孤独感を感じることもあり得ると言えるでしょう。

自分の帰りを待ってくれている人がいるのといないのとでは雲泥の差です。誰もいない部屋に帰宅するのは「ただいま！」「おかえり！」と言えるパートナーが欲しいと思う瞬間なのでしょう。

遊んでくれる友人が減ってきた時

女性は男性よりも、集団を好み、人とコミュニケーションを取りたがるものです。仲良しグループだったのが、どんどん結婚でグループを抜け出し、自分だけ取り残されていく時、焦りや孤独感がのしかかってくることでしょう。

友人は、自分を必要としてくれる人がいるのに、自分は取り残されていく…。休日も予定が埋まらなくなり、一人で時間を潰すようになってくると、孤独感でいっぱいになってしまいますね。

この場合は、友人が多い女性ほど、つらい気持ちになると言えるでしょう。

力仕事を自分でしなければならない時

重い荷物を持つ時、高いところの電球を交換する時に「こんな時、頼れる男性がいたらな～」と思ったことはありませんか。自分にできそうにないようなことでも、男性なら軽くこなせることも多いです。

結婚していたら、すぐ旦那様に頼れますし、彼氏がいれば来てもらうこともできます。しかし、独身で彼氏もいないとなると、頼れるのは自分だけですね。

自分一人でできることは限られています。また、二人で協力してこそできることもあります。独身女性にとって、自分しか頼れないという現実は、非常につらく孤独感を募らせる原因となるでしょう。

独身の人が寂しいと感じる時を紹介してきましたが、何となく分かると共感した部分もあったのではないでしょうか。独身が寂しいと感じる時があることは理解できましたが、そもそも、独身が寂しいと感じる原因は何なのか、一緒に探っていきましょう。

将来に対して不安になるから

独身男性も独身女性も「今」は問題なく過ごせているでしょう。しかし、これから先はどうでしょうか。歳を重ねるごとに、体調不良になる可能性も高くなりますし、親や兄弟などの頼れるはずの家族も次第に頼りにくくなるものです。

これから先、自分だけで自立していけるのか、老後は一人で大丈夫なのか、不安を数えだしたらキリがありません。

独身の人が寂しい気持ちになるのは、見えない将来に対して不安になってしまうからだと言えるでしょう。独身を貫きたいなら、老後をどうするかなど、入念に計画しておいた方が良さそうです。

劣等感を感じるから

一昔前は、20代前半で結婚しないと行き遅れなんて時代もありました。現代では、さまざまな人生のあり方が尊重されており、自由に人生を選択できるようになっています。

しかし、今だなお、古い世代に「結婚しない人」ではなく「結婚できない人」というレッテルを貼られてしまうことも珍しくありません。

周囲の目が気になって「結婚できない自分」「結婚できる価値のない自分」だと、どんどん自尊心がなくなってしまうのです。

「結婚」というほとんどの人が経験することを、いまだにできない自分に対し、劣等感を感じて寂しい気持ちになるのでしょう。

助けてくれる人がいなくて困ることがあるから

独身男性の場合、出来合いのものばかり食べていることも少なくありません。掃除洗濯がままならない独身男性も多いですね。また、独身女性の場合、収入が少なくてギリギリで生活していることもあります。防犯上も不安が付きまとうと言えるでしょう。

助け合いたいと思う場面が出てくると、助けてくれる人がいない現実を突きつけられ、寂しい気持ちや不安な気持ちになってしまいます。

しっかりと自立するか、ある程度の妥協ができないのなら、婚活をすることも視野に入れたほうがいいのかもしれません。

喜怒哀楽を共有する相手がいないから

独身の人にあるあるなのが「テレビを見て大笑いをしていて、ふと気づいたら部屋に一人だった」というものです。大笑いするほど楽しいのに、その楽しさを共有する人がいないという寂しさが湧いてくるのですね。

人と一緒にいれば、楽しいことばかりとは限りません。喧嘩したり、傷つけられたりすることもあり得ます。しかし、それを含めて、喜怒哀楽を共有できるのは、とてもありがたいことだと言えるでしょう。

独身の人の寂しいと感じる時、寂しいと感じる原因を見てきましたが、ここから本題に入っていきましょう。寂しいと感じる時、どのように対処していけばいいのか、まずは男性編を紹介していきます。

没頭できる趣味を見つける

独身男性ということは、既婚男性よりも時間が自由にあるはずです。独身に劣等感を抱いたり、不安な気持ちを持つくらいなら、この時間を楽しい時間に変えてしまいましょう。

没頭できる趣味を見つけ、時間が空いたらとにかく趣味に没頭することにしてください。寂しい気持ちや不安な気持ちを感じくなるほど没頭できたら、もっと生活は活気づくはずです。

趣味を通して仲間に出会うこともあり、共通の趣味を持つ仲間は一生の友人となる可能性も高いです。ポジティブな気持ちになれるよう、好きだと言えるものを見つけてください。

同じく独身の友達と遊ぶ

あなたの周囲に独身は一人もいなくなりましたか？少数でも独身が残っているなら、その人たちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

今後結婚することがあれば、自由に交流することはできなくなってしまいます。それなら今のうちに、その友人との交流を大事にしておいてください。

独身男性ならではの悩みにきっと共感してくれるでしょうし、何より、相手の家族に気を使いながら予定を立てる必要もないのです。

美味しいものを食べてよく寝る

美味しいものを食べている時に、不安な気持ちになるでしょうか。また、楽しいことをしている時に不安な気持ちが襲うことがあるでしょうか。独身の寂しい気持ちを忘れたいというのなら、心地よいと感じる時間を作ってください。

また、睡眠などの生活習慣は整っていますか？独身男性は特に、自由であるがゆえに生活習慣が乱れがちです。生活習慣が乱れているようでは、身体だけではなくメンタル面でも支障がきたすでしょう。

心を強く持ちたいのなら、心地よい時間を作り、生活習慣を整えることをおすすめします。

仕事に打ち込む

やはり男性にとって仕事というものは、独身、既婚を問わず重要なものだと言えるでしょう。独身で自由に時間があるというのなら、いっそのこと、徹底的に仕事に打ち込むのはどうでしょうか。

仕事に打ち込むことで、パフォーマンスが上がり、評価されることも増えるはずです。時には収入アップも期待できるかもしれません。嫌な仕事をするというネガティブ思考ではなく、仕事に打ち込めるというポジティブな発想をしてくださいね。

独身男性が寂しいと感じた時の対処法に続き、今度は独身女性が寂しいと感じた時の対処法を紹介していきます。自分にできそうだと思うものを見つけてくださいね。

ペットを飼う

先ほど「仕事から帰ってきて誰もいない時」が寂しいと感じる時だと説明しましたが、何も人間が部屋で待っていなくてはならないわけではありません。思い切って犬や猫を飼ってみるのはどうでしょうか。

マンションで無理というのなら、うさぎやハムスターもありますし、熱帯魚のようなものであれば、1～2日不在にしても心配はいらないのでおすすめです。

「自分を待ってくれている」と思うだけで帰宅が楽しみになりますね。言葉が通じなくても話かける相手がいることで、あなたの独身生活を彩りが増すことでしょう。

独身ならではの趣味を楽しむ

突然思い立って一人旅に行く…。既婚女性はなかなかできませんし、ましてや小さい子供がいて母親が自由に振舞うことは難しいと言えるでしょう。

結婚したらできないだろうと思うことをピックアップしてください。海外留学、一人旅もそうですが、資格取得などの勉強も、独身の方が思う存分集中できます。音が出る楽器類も、家族に気を使いながら練習することもありません。

料理や洋裁を身につけておけば、いざ結婚しても役立つため、とてもおすすめです。独身生活で自分磨きをしっかりしておいてくださいね。

自由を満喫しておく

結婚すれば、男性よりも女性の方が自由がきかなくなります。男性は仕事に没頭することも可能ですが、女性は休みもなく家事や育児に追われます。さらに共働きで仕事を持つとなれば、自分の自由にできる時間などほとんどありません。

独身生活が自由だと言うのなら、今のうちに思いっきり自由を満喫しておいてください。結婚してから「あれ、やっておけば良かったな～」などと思うことはよくあることです。

独身生活が長い人ほど、時間があるのですから、後悔のないような人生を目指してください。

ドラマや映画に没頭する

家庭を持つと、意外にできなくなるのが、ドラマや映画を見ることなのです。静かに見たいし、途中で邪魔もされたくないものですが、夫や子供がいるとそうはいきません。

映画を見に行くにしても、大人が見る映画ではなく、子供のアニメ映画になったりすることも少なくありませんし、子供を預けないとゆっくり鑑賞できません。夫に気を使うくらいなら我慢しようとなってしまうのです。

また、続きものであるドラマも、毎週必ず見たいものですが、家族がいると毎週見れるとは限らないのです。

前から気になっていた映画やドラマがあるのなら、積極的に見ておくことをおすすめします。

家族がいることが当たり前である世の中ですから、独身の人が肩身の狭い思いをすることはあり得ることです。しかし、自分の人生に自信を持って生きていきましょう。寂しいと感じる時があれば、ここで紹介した寂しいと感じる時の対処法を思い出してください。

一度しかない人生であり、あなたの人生はあなただけのものです。対処法を上手く利用して、独身生活を謳歌してくださいね。