握手を求めてくる心理について知りたい!
そのため、握手を求められたら「特別な意味があるのかな?」と思う人も多いでしょう。特に、異性から握手を求められた場合は、その心理を探ってしまうのも無理はありません。
ここでは、握手を求めてくる人の心理や性格と共に、握手による思わぬ効果や正しい仕方についてもご紹介します。握手ひとつで相手の心理や性格が分かるだけではなく、自分を良く見せることもできます。正しい握手を日常生活にも取り入れてみて下さいね。
握手を求める人の心理とは
感謝の気持ちがある
感謝の気持ちを表したいという心理から、握手を求める人もいます。
まさにアイドルの握手会は、ファンへの感謝の気持ちを表すイベント。ファンに向けて感謝の気持ちを表したい心理から生まれたのだと言えます。握手というスキンシップをする事で、言葉だけでは伝わらない感謝の気持ちを伝えています。
握手を求めてきた人は、あなたに対して感謝の気持ちがあると思われます。その心理によって握手が自然に出てしまうのでしょう。また、言葉に出すよりも握手のほうが、相手の心に響きやすいと知っていてあえてする人もいます。
友好的な人と思われたい心理から
友好的な人と思われたい心理から、握手を求める人もいます。
かつて握手には、利き手を出すことで武器を隠し持っていないことを伝える意味がありました。つまり、敵ではないことを示すために友好の証として握手をすることがあります。また、握手は相手と近づくため、それだけで距離が縮まったように感じさせることもできます。
そのため、握手は相手に親しみを持っていることが伝わりやすい手段だと言えるでしょう。スムーズな関係を築きたいという心理から握手を求めているのです。
好意がある事を伝えたい心理から
好意がある事を伝えたい心理から、握手を求める人も多いです。誰でも嫌な人とは握手はしたくないですよね。反対に好感を持っている相手には自然と触れたくなりますし、それを伝えたいという心理にもなるのでしょう。
今まで握手を求めてこなかったのに急に握手を求めてくるようになった場合、相手にはあなたとの距離を縮めたいと思う心理があると考えられます。異性ならあなたの事を好きなのかもしれませんし、同性ならあなたと友達になりたいのかもしれません。
握手を求めてくるのは、異性、同性に限らずあなたともっと親しくなりたいという心理の表れだと言えます。
優位に立ちたいという心理から
優位に立ちたいという心理から、握手を求める人もいます。
握手は目上の人からするのが一般的です。目上とはただ単に年齢が上なだけでなく、地位や階級などが高いこと。つまり、先に握手を求めるのは、自分のほうが目上であることを相手に知らせたいという心理が働いている可能性があります。
ビジネスの場では相手より優位に立っておきたいことも多いです。そのため、握手を利用して交渉事を有利に進めたいという心理になることも。ビジネスに限らずプライベートでも先に握手を求めてくる人は、あなたより優位に立ちたいと思っている心理が潜んでいるのかもしれません。
ただの挨拶
心理とは関係なく、ただの挨拶として握手を求めてくる人もいます。初対面の時に「はじめまして」という意味で形式的に握手をすることは多いです。
特に、海外育ちの人にとって握手は当たり前のこと。海外では握手はもちろんハグなどのスキンシップが普通なので、握手にも慣れているのでしょう。そのような人は、握手に特別な心理はないと言えます。
握手の握り方で心理や性格が分かる!
包み込む握手は好意の表れ
柔らかく包み込むような握手をされたら、あなたに好意があると考えられます。誰でも好意のある人には優しく接したいもの。そんな心理が握手にも表れるのでしょう。
また、相手のことを守るような包み込む握手は、相手を大切に思っている証拠です。異性から包み込む握手をされたのなら、あなたのことが好きな可能性も。同性からの場合も、「守ってあげたい」「力になってあげたい」という心理が働いているためでしょう。
強めの握手は熱意の表れ
ギュッと強めな握手は、熱意の表れです。そんな熱い心理があれば、自然と手にも力が入ってしまうもの。無意識のうちにあなたに対して、強い気持ちや熱意を伝えたいという心理が働いているのでしょう。
ビジネスシーンなら力強い握手をされたほうが、熱意が伝わるだけでなく信頼感も増します。また、異性から強めの握手をされたのならた、あなたに対して好意がある可能性も高いです。
どちらにしても、強めの握手をすることで相手はアピールしています。強めの握手をされたら、あなたに対して伝えたいことがあるという心理の表れだと言えるでしょう。
ズバッと手を出す人は豪快な性格
握手をする時にズバッと手を出す人は、豪快な性格であることが多いです。人と触れ合う握手は、消極的な人はためらいがち。でも、他人と積極的に付き合っていこうとする心理がある人は、握手する事にためらいがありません。
また、豪快な人は細かいことにはとらわれません。まわりの目を気にすることもないので、ためらいなくズバッと手を出すことができるのでしょう。
力が弱い握手をする人は消極的な性格
握手をする時に、握る力が弱い人は消極的な性格であることが多いです。消極的な人はまわりを気にしてしまうため、握手をする時にも控えめになりがち。他人とあまり関わりたくないという心理が働くため、力も弱くなってしまうのでしょう。
また、力が弱いのは、社交辞令で握手を求めているためかもしれません。誰でも関心が薄い相手に、力強い握手をすることはないと思います。ビジネスシーンで力が弱い握手をされたのなら、相手は取引に気乗りしていないという心理を持っている場合もあります。
心理が分かる以外にも!握手の効果
緊張状態を緩められる
握手をする事で、緊張状態を緩めることができます。
握手を求められるという事は、相手にこれからも関係が続くことを予感させます。また、自分を受け入れてくれているのが分かるので、心理的にもリラックスすることもできるでしょう。
また、握手をするにはお互いが近づく必要がありますよね。物理的距離が近くなると、心理的距離も近くなると言われています。距離が縮まったかのように感じられるので、緊張状態も緩められるのでしょう。
お互いに嘘をつきにくくなる
人間は嘘をついていたりやましい事があったりする時は、本能的に手を隠そうとします。反対に自分をさらけ出す時には、手のひらを見せると言われています。自分をさらけ出すということは、嘘や隠し事がないということ。
握手も手のひらを相手に見せる動作なので、握手をすればお互いに嘘をつきにくくなるという事になります。実際に、握手をした場合としない場合では嘘をつく確率が半分になったという実験結果もあります。
初めに握手をすれば、相手から嘘をつかれることも少なくなるでしょう。もちろん、あなた自身も嘘はつきにくくなります。握手によって、お互い本音で話すことができるのではないでしょうか?
親密度がアップする
握手をすれば、相手との親密度をアップさせることが可能になるでしょう。
人は肌が触れ合うことでオキシトシンが分泌され、幸せな気分になったりストレスが緩和されたりすると言われています。また、他者と親密な関係になりたい気持ちも高まるようです。つまり、握手をすればオキシトシンが分泌され、親密になりたい気持ちもアップするということ。
ただし、嫌いな相手から握手を求められたり、もともとスキンシップが苦手だったりする人にとっては、不快感が増すこともあります。その場合はオキシトシンは分泌されないため、握手が親密度のアップにはつながらない事も多いです。
握手で必ずしも親密度がアップするワケではない事を知っておきたいですね。
好意を持たれやすい
握手は嫌いな相手にはしないものです。握手を求められるということは、少なからず好意を持たれていること。自分に対して好意を持つ相手を、嫌だと思う人は少ないでしょう。
よほど嫌いな人でない限り、人間は好意を示してくれる相手には好意を持ちやすくなるという「好意の返報性」があると言われています。つまり、握手で好意を示せば、相手からも良く思われやすいということ。好意を感じる相手には、積極的に握手を求めていくといいですね。
握手を求められたらどうすればいいの?
笑顔を心がける
握手を求められたら笑顔で対応しましょう。自然な笑顔は人に良い印象を与えます。握手は初対面の時にする事が多いですよね。人の第一印象は視覚が55%も影響を与えると言われています。つまり、笑顔で握手すると第一印象も良くなるということ。
笑顔で握手を求めれば、相手も心を開きやすいです。人間関係をスムーズに運ぶためにも、笑顔で握手することを心がけましょう。
立ち上がって握手する
握手を求められたら、立ち上がって握手をするのがマナーです。相手が立っているのに座りながら握手をするのは失礼と言えるでしょう。特に目上の人からの握手を座ったままでするのは、常識知らずだと思われてしまいます。
目下の人と握手する時も、座ったままではとても感じが悪いです。横柄に見えてしまうので、座ったままの握手は辞めましょう。
目線は合わせる
握手をする時は、目線を合わせることが大切です。目線を合わせることで、誠意や気持ちが伝わりやすくなるでしょう。
目線を逸らして握手をすると、隠しごとがあると思われたり不審がられたりしてしまうこともあるので注意しなければいけません。さらに、コミュニケーションが苦手な人だと思われるためビジネスシーンでは不利になってしまうことも。
また、日本人は握手をする時におじぎをしがちです。おじぎをすると相手と目線も合わないので、失礼にあたります。背筋を伸ばし相手の目をしっかり見て握手するようにしましょう。
しっかりと握る
握手を求められたら、しっかりと握るようにしましょう。
しっかりと握ることで、相手にエネルギーが伝わり好意を持ってもらえるはずです。反対に、弱々しく力のない握手は、相手に興味がないように感じさせたり自信がなさそうに見えたりしてしまいます。
特にビジネスシーンでは、弱々しい握手は禁物。信頼感を失わせてしまうこともあります。ですが、あまりに力強い握手は、相手に威圧感を感じさせてしまうことも。程よい力加減で握ることが大切だと言えるでしょう。
握手をする際にしてはいけない事
左手での握手はNG
左手で握手するのはダメです。多くの人は右利きなので、右手で握手することに慣れていると思います。ですが、それだけが理由ではありません。
欧米では「左手には悪魔が宿る」との言い伝えがあり、左手の握手は敵意があると思われることもあるんです。また、インドでは「左手は不浄なもの」と言われているので、神聖な右手で行う必要があります。
世界では左手での握手がタブーとされているところも多いです。左利きの人には少し難しいかもしれませんが、マナー違反にならないためにも右手で握手をするようにしましょう。
片手をポケットに突っこんだままの握手
握手をする際、右手だけに気を取られていませんか?印象のよい握手をするには、左手も大事です。片手をポケットに突っこんだままの握手は、相手に生意気だと感じさせたり態度がでかいと思われてしまうこともあります。印象を左右するおそれがあるので気を付けましょう。
中にはポケットに手を入れるのがクセな人もいますよね。ですが、握手の時くらいは左手をポケットから出したいものです。そうすれば相手にも真剣に向き合っていることが伝わるのではないでしょうか?
手を振り過ぎる
握手をする時についつい力が入って、握った手を上下に振り過ぎてしまうこともあるでしょう。ですが、手を振り過ぎるのは良くありません。あまりに手を振られると、相手が困ってしまうからです。
手を一度だけ振る握手が正しい握手です。確かに手をブンブン振るよりも、スマートで落ち着いて見えますよね。特に、ビジネスシーンでは落ち着きも大事です。安心できるパートナーに思われるためにも、手は振り過ぎないように気をつけましょう。
両手で握手する
両手で握手する姿もよく見かけますよね。ですが、両手で握手するのは良くありません。
両手で握手するのは、一見ていねいに見えることもあるでしょう。ですが、「媚びている」と感じる人もいます。また、初対面なのに両手で握手されると「馴れ馴れしい」と思われることも。
親しい間柄だったり、よほど気持ちがこもっていたする場合は、状況を見て両手で握手することもアリです。しかし、握手は片手でするのが基本と言えます。特にインドなどでは左手を使うことは嫌がられるので、相手に合わせた対応をしたほうがいいでしょう。
帽子や手袋、サングラスをしたままの握手
帽子や手袋、サングラスをしたままで握手するのはあまり良くありません。
握手は、挨拶の一種です。特に男性の場合は、帽子をかぶったままの挨拶はマナー違反だと言われることも多いです。そのため、握手する時も帽子は脱いだほうがいいと言えるでしょう。
また、握手は手のひらを合わせて、お互いの好意を示すもの。相手が素手なのに、手袋で対応しては失礼だと思われることもあります。
そして、サングラスをしていると、目線を合わすことができません。握手をする時は目線を合わせることが大事。誠意も伝わるので、サングラスははずしたほうがいいでしょう。
握手で相手の心理や性格を知って生活に活かそう
さらに、握手には緊張を緩めたり嘘をつきにくくするなどの効果もあります。上手に利用すればビジネスだけでなくプライベートでも活かせるでしょう。
ただし、握手をする際にはマナーを守ることが大切です。マナー違反の握手をしていては、相手に不快に思われることもあるので注意しなければいけません。正しい握手をして、相手の心をガッチリつかんでみて下さいね。
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