女性の結婚適齢期は何歳？リアルな本音や逃さない方法もご紹介します

男性が女性を養うのが一般的とされていた時代から、女性には結婚適齢期があると言われています。周りの結婚や出産で、結婚適齢期を意識した女性も多いでしょう。

でも、今は女性の社会進出によって晩婚化が進んだ多様性の時代。あえて結婚せず生涯未婚の女性も多くいます。そうなると結婚適齢期という言葉自体、古いと感じてしまう人もいますよね。

そんな現代でも、子供を望む女性には結婚適齢期はあると考える人が多いです。一般的な結婚適齢期は、妊娠・出産できる時期に当てはまるので必然的にそうなります。女性の結婚する平均年齢が29歳なのは、子供を望む女性が多いのも理由の一つと言えるでしょう。

逆に、子供を望まなければ今の時代結婚適齢期はないと言っても過言ではありません。自分らしく人生を楽しんでいれば、あなたにとってベストな結婚のタイミングが訪れるはずです。

この記事では、そんな女性の結婚適齢期について解説します。

結婚適齢期と言われる年齢があります。でもそれは、何を基準にして考えるかによって大きくかわるもの。

今回、「結婚適齢期は何歳からだと思う？」というテーマに関して20～30代の女性の声をご紹介します。色々な考え方があるので、あなたの結婚適齢期を考える参考にしてみてくださいね。

～25歳

「周りより早い結婚だったけど、子供が三人欲しかったので23歳で結婚しました。子供が大きくなったらバリバリ働きたいです」(28歳/女性/パート)

25歳までに結婚するのがあたりまえな時代もありました。しかし、女性の社会進出によって、現代で25歳までの結婚は早い部類になります。この年齢で結婚するメリットは、体力的に出産、育児に適しているということ。生物学的に見て、出産適齢期と言えます。

さらに、早く出産すればそれだけ子離れが早くなります。周りが遊んでいる時自由に遊べないもどかしさはありますが、子離れしてからゆったり過ごせるのもこの年齢での結婚のメリットと言えます。

26～29歳

「職場の先輩を見ていても、20代後半で結婚している人が多いです。なのでそのあたりが結婚適齢期と思ってます。自分もそのくらいには結婚したいです」(22歳/女性/事務職)

20代後半になると、結婚する人が多くなってきて結婚適齢期を意識する人も多いでしょう。この年齢は、仕事にも慣れてきて遊びも落ち着いてくる時期。気持ちに余裕が持てるようになり、恋人がいる人は「そろそろ結婚したいな」と感じる人も多いはず。

そして、結婚適齢期を考える上で重要なのが子供の予定。20代の内に子供を一人は産みたいと思っている女性にとって、26～29歳までの時期は最適な結婚適齢期と言えるでしょう。

30歳

「仕事も頑張りたいし、子供もほしい。そんな私の結婚した年齢は30歳。周りもそのくらいで結婚する人が多いです。今では、仕事を続けながら子育ても頑張っています。30歳での結婚はいいタイミングだったと思います」(35歳/女性/広告代理店勤務)

それなりに社会経験を積んだ30歳。日本人女性の結婚する平均年齢にも近く、結婚適齢期を強く意識する頃です。特に、都市部で働く女性は30歳前後で結婚する人が多いため、結婚ラッシュもある頃でしょう。30歳という節目をきっかけに、結婚に進むカップルも多いと言われています。

31～35歳

「仕事で一人前になって初めて結婚を意識すると思います。お金も貯めたいし、私にとっての結婚適齢期は30代前半です」(29歳/女性/医療関係)

30代前半は仕事も認められて一人前になる頃。特にバリバリ働く女性は、一人前になってはじめて結婚を意識する人も多いです。

また、社会経験が長いことから精神的に落ち着いていて経済的にも余裕があることが、この年齢での結婚のメリット。イライラせずにゆったり過ごしたい人にはベストな結婚適齢期でしょう。

女性が結婚適齢期を気にし始めるのっていつ頃からだと思いますか？友達の結婚、出産はもちろん、意外なことで結婚適齢期を気にし始める女性が多いんです。

こちらでは、女性が結婚適齢期を気にし始める時期についてのエピソードを、解説と共に紹介していきますね。

平均年齢になって周りで結婚ブームが起きた時

「29歳ごろに友達の結婚が立て続けにあって結婚適齢期を意識しました。どんどん結婚していくので、内心焦ってしまいます」(30歳/女性/事務職)

女性が結婚適齢期を意識するきっかけで一番多いのが、周りの人の結婚。結婚の平均年齢になると結婚ラッシュもあり、誰もが結婚適齢期を考えてしまう頃です。

特に、仲の良い友達の結婚は嬉しい反面、焦る気持ちが出てきます。さらに、「私には魅力がないから結婚できないのかな…」なんてネガティブな考えになってしまう事も。ここで焦って結婚すると失敗することもあるので、注意が必要です。

親の老いを目の当たりにした時

「久しぶりに実家に帰ったとき、思っていたより両親が老けていて驚きました。それと同時に、元気なうちに花嫁姿を見せてあげたいと思いました…」(28歳/女性/看護師)

親に花嫁姿を見せたいという気持ちは誰にでもあるもの。結婚して安心させたいと思いますよね。でも、あなたが歳を重ねると同時に親も歳を重ねていくのが現実。久しぶりに見た親の背中が小さく感じて結婚適齢期を意識した、なんて話もよくあります。

親が元気なうちに結婚、出産したいと思うのなら、後で紹介する結婚適齢期を逃さない方法を試してみましょう。

まわりの友達が子供中心の生活になった時

「高校の仲良し5人組で久しぶりに集まったら、私以外はママになっていました。話も子供のことばかりで、正直ついていけません。私も子供は欲しいので、そろそろ結婚したいです…」(30歳/女性/教育関係)

学生時代仲の良かった友達と最近話が合わなくなったと感じることはありませんか？特に、独身と子持ちでは、生活環境が違い過ぎて疎遠になりがちです。

さらに、年齢を重ねるほど子供をもつ友達が増えていくので、遊ぶ人がいなくなってしまうことも…。出産のことを考えると結婚適齢期を痛いくらい感じてしまう人も多いはず。

仕事で一人前になれたと感じた時

「仕事でやっと認められてひと段落着いた時、結婚適齢期を始めて意識しました。仕事も大切だけど、女としての幸せもつかみたいです」(29歳/女性/金融関係)

働き始めてからずっと仕事一筋の場合、一人前になってはじめて結婚適齢期を意識することもあります。頑張ってきた仕事が認められた時、満足感でいっぱいになるでしょう。それと同時に「女としての幸せも手に入れたい」と結婚適齢期を意識するんです。

彼氏と付き合って長い時

「付き合って三年の彼氏。お互いの事も理解できてるし、そろそろ結婚を意識してしまいます」(26歳/女性/事務職)

彼氏との付き合いが長くなれば、結婚を意識しない女性はいないでしょう。年齢にもよりますが、1～3年付き合っていれば「そろそろ結婚適齢期なんじゃ…？」と思う女性は多いはず。

でも、結婚適齢期を意識しすぎて彼氏をせかすのはNG。女性からグイグイ行くと男性は引いてしまう事も…。あまり適齢期を意識しすぎないことが結婚への近道と言えます。

結婚適齢期があると思うのには理由がありました。思わず納得してしまうその理由を、女性のリアルな本音と一緒にお届けします。

出産には年齢が重要

「子供が欲しいので結婚適齢期はあると思います。できたら30歳までに一人は産みたいと思っています」(26歳/女性/保育士)

結婚の平均年齢が上がっても、出産適齢期は変わらないのが事実。子供がほしいと思っているなら出産年齢を考えた結婚適齢期になるはずです。

実際、35歳からは高齢出産になり出産のリスクが上がります。また、結婚しても子供をすぐ授かるかわからないので、子供を希望する人は余裕持った年齢での結婚が好ましいと言えます。

周りに色々言われるから

「25歳を過ぎたころから、実家に帰ると結婚はまだしないのか問い詰められます。結婚適齢期はあまり意識していなかったけど、周りに言われ過ぎて焦っています」(28歳/女性/介護関係)

二十代半ばごろになってくると、「いつ結婚するの？」と言われる機会が増えてきますよね。相手は悪気なく言っていても、結婚をせかされているようで嫌な気持ちになる人もいるでしょう。例え結婚適齢期を気にしていなくても、周りから言われる事で意識せざるを得なくなってしまいます。

実際遅いとなにかと大変だから

「親の介護のことや出産育児の事を考えるとやっぱり結婚適齢期ってあると思います。私もそろそろ結婚したいけど、なかなか思うようになりません…」(30歳/女性/教育関係)

結婚は相手とあなただけのことではありません。お互いに親がいれば介護の可能性もあります。中には「結婚、出産が遅めで両親の介護と重なった…」なんて人も。また、40歳で出産したら子供が成人する頃には還暦。教育費のことや体力面から考えても、結婚が遅いと大変なのは事実でしょう。

イイ男から結婚していくから

「素敵だな…と思った男性は大体結婚していることが多いです。やっぱりイイ男から結婚していくんだなと痛感しています。イイ男と結婚したかったら適齢期って重要かも」(29歳/女性/販売職)

歳を重ねるごとにイイ男から結婚していく…そう言われていますよね。実際、イイ男は20代で結婚することが多いんだとか。

そのため、30代に入ってから相手を探してもなかなかイイ男に出会えないのが現実。いたとしても、若い女性にかなわないことが多いです。自分の理想に近い男性と結婚したいと思うのなら、結婚適齢期は無視できないでしょう。

結婚適齢期を意識していない、または結婚適齢期はないと感じることってありますよね。「幸せは人それぞれだから、決めつけられたくない！」と思う人も多いでしょう。

こちらでは、結婚適齢期がないと思う女性の生の声をお届けしていきます。

体力や気力が若々しい人が増えたから

「結婚適齢期は昔の話！今は、40代でも若々しいし、現代には当てはまらないと思います。なので、私は結婚適齢期はないと思う派です」(28歳/女性/公務員)

最近の30代40代は若々しい人が多いですよね。年齢を聞いて驚くこともあるはずです。そんな人は見た目が若いだけではなく、体力や気力もパワフル。実際、仕事をしながら子育てをしている人も多いです。

一昔前の30代40代とは健康状態も違うので、今のパワフルな女性には結婚適齢期と言う言葉は関係ないと言っても過言ではありません。

人によって様々な事情があるから

「結婚しない理由は人ぞれぞれなのに、結婚適齢期ってなんか違和感があります。私自身も仕事が忙しく結婚を考える暇がないです」(27歳/女性/システムエンジニア)

結婚する理由が人それぞれあるように、結婚しない、またはできない理由も人それぞれ。仕事の関係、持病がある、親の介護があるなど、結婚を考えられない状況にある人もいます。

そんな人もいるのに「結婚適齢期と言う言葉でひとくくりにするのはどうなの…？」と思う女性も多いです。それぞれがベストタイミングで結婚できることが、なにより大切と言えます。

結婚しなくてもいいくらい自立しているから

「同年代の男性と同じくらい稼いでいて、今の生活に満足しています。結婚はしたい相手がいたらするので、結婚適齢期はないと思います」(31歳/女性/薬剤師)

男が稼いで女は家を守る。そんな時代もありましたが、今は違います。現代では、女性もバリバリ働くのが当たり前になりつつありますよね。

それに伴い、自立している女性も多く結婚しない選択をする女性もいます。自立している女性は「結婚適齢期は誰かに決められるものじゃない」と思うのです。

結婚適齢期を意識しすぎるとストレスになるから

「周りから結婚のプレッシャーが凄くて、結婚適齢期が気になった時期もありました。でも、適齢期を意識するとストレスになるので、自分は自分と割り切っています」(29歳/女性/IT関係)

「恋愛しなくちゃと思うと上手くいかなくなる…」そんな経験は誰でも一度はあるでしょう。結婚適齢期も同じで、意識すればするほどストレスになって空回りしてしまいます。

そのため、あえて結婚適齢期はないと思うようにしている女性も多いです。適齢期を意識せず、自然体でいた方が素敵な出会いへの近道だったりします。

どうせなら結婚適齢期に結婚したいと思う女性も多いでしょう。でも、いつも通り過ごしていてもいい出会いはありません。素敵な男性と出会うために準備をしていきましょう。

今回、結婚適齢期を逃さないためのとっておきの方法を紹介します。ぜひ、今日から取り入れてみてくださいね。

恋愛に受け身にならない

恋愛をする時、相手から何か言われるのを待っていたりしませんか？結婚適齢期を逃したくないのなら待つだけじゃダメです。積極的に恋愛をしましょう。そうすることで、いろいろな男性を知ることができますよ。いいなと思う男性がいたら自分から声をかける、話を聞く時は笑顔で共感するなど、さりげないアピールが有効です。

でも、積極的すぎるのも男性が引いてしまうので注意が必要。結婚を意識せず、相手と恋愛を楽しみたいと言うスタンスでいれば、男性から「この子と結婚したいな」と思われるはずですよ。

高すぎる理想は捨てる

あなたの理想の結婚相手はどんな人ですか？「年収1000万のイケメンがいい」と思っている人もいますよね。でも、悲しいことに理想通りの男性ってなかなかいないんです。いたとしても、彼女がいるか遊び人のパターンがほとんど。高すぎる理想にこだわっていると、あっという間に結婚適齢期を過ぎてしまいます。

そうならないためにも、ある程度の妥協は必要。どうしてもゆずれない条件だけ残して、相手を探してみましょう。理想通りでなくても、幸せにしてくれる男性はたくさんいますよ。

早めに婚活を始める

婚活と言うと「まだ、そこまでは…」と思う女性は多いです。しかし、若ければ若いほどいい条件の男性とカップルになれる確率があがります。逆に、結婚に焦った頃に婚活を始めても、なかなかうまくいかないのが現実です。

もし、結婚適齢期を逃したくないと思っているなら、すぐにでも婚活を始めましょう。今は、カジュアルな婚活パーティーもたくさんありますので気軽に参加できますよ。

お金をためておく

愛があればお金はいらないと言う人もいますが、結婚するにはお金は必要。結婚式、新居、出産など、思っているよりもお金がかかります。なにより、ある程度の貯蓄があることで気持ちに余裕が持てますよね。

「結婚したい男性がいるけどお金がなくて結婚できない…」そんな理由で結婚適齢期を逃さないためにも、お金は貯めておいて損はないでしょう。

自分磨きをする

男性は、一目見ただけで、恋愛対象かそうでないか判断すると言われています。第一印象は外見で決まるので、いい印象を与えることができればそれだけ出会いが多くなるんです。

なので、自分磨きをして魅力的な女性に見られるようにしましょう。髪、肌、ネイルのケアをして清潔感をだすのもよし、筋トレやヨガで体を引き締めるのもいいですね。多くの男性に「この人いいかも！」と思われることは、自分に合った男性に出会う近道と言えます。

ライフプランをたてよう！

自分にとっての結婚適齢期が知りたいと言う人は、これからどんな人生を歩みたいかライフプランを立てて紙に書いてみるのがおすすめです。

「30歳までに子供が一人」「28歳までに仕事で評価される」など、あなたの思い描く未来を書き出してみましょう。プランを立てることで、あなたにとってベストな結婚適齢期が見えてきますよ。

結婚適齢期について女性のリアルな本音とともにお届けしましたがいかがでしたか？「結婚適齢期はある！」と再確認した人も多いのではないでしょうか。また、「結婚適齢期はやっぱりない…」と思った人もいますよね。

出産を考えているなら結婚適齢期を考えないといけません。しかし、子供を望んでいなければ、結婚適齢期は意識しなくてもいいと言えます。

また、結婚適齢期は一般的な考え方です。それがあなたに当てはまるとは限りません。「ずっとこの人といたい」と思える男性に出会えた時こそ、それがあなたの結婚適齢期となるでしょう。