人の話を聞かない‭人の心理とは？正しい対処法を知って解決しよう！

いくら話をしてもまったく人の話を聞かない人は、あなたの周りにもいるのではないでしょうか？自分の話ばかり優先させたり、人の話を遮ったり、なかなかコミュニケーションをとることができません。そんな人の話を聞かない人に対しては、どう伝えれば話を聞いてくれるようになるのでしょう。

今回は、人の話を聞かない人の特徴や、どうすれば人の話を聞いてくれるのかなど対処法をご紹介します！また、「人の話を聞け！」と怒られたことがある人に向けて、人の話を聞く方法もご紹介します。

きちんとコミュニケーションをとれるようにして、気持ちのいい人間関係を築きましょう！

人の話を聞かない人に困っている人は、実は沢山いるのです。まずは、人の話を聞かない人に困っている声を直撃してみました！

すぐに話を遮ってくる後輩に困ってる…

「人の話を聞かない人って、すぐに話を遮ってくるので困っています。こっちが仕事の話をしていても後輩が突然遮ってきて、自分の話ばかりするんです。仕事で大切な話をしていたのに、全然伝えたいと思うことが伝えられずに終わってしまう、なんてこともあります」(22歳/女性)

「大人数で会議をしている時、他の人が話しているのに急に自分の話をするんです。しかも話を遮ってしてくるので、言いたいことが何も言えません。おかげで会議が進まずみんな困っているんですけど、本人はあまり気づいていないようで」(27歳/男性)

人の話を聞かない人は、他人の話を遮ってしまう傾向にあります。仕事中に話を遮ってしまうと、結果的に仕事の進みが遅くなってしまうでしょう。なので、困ってしまう人が多いのです。

あんなに説明したのに全く理解してない！

「長い時間をかけて説明をしたのに、まったく理解していないんですよ。あれだけ必死に話したのに何も聞いていなかったのかと思うと、落胆してしまいますね。人の話を聞かない人に説明をするのは疲れます」(25歳/女性)

「人の話を聞かない人は何度説明をしても理解してくれないんですよね。こちらの説明を左から右に受け流しているようです。こっちがどれだけ一生懸命説明をしても理解してくれないので、悲しいです」(21歳/男性)

いくら説明をしても、人の話を聞かない人はまったく理解してくれません。なぜなら、人の説明を聞いていないからです。説明しても骨折り損になってしまい、困ってしまう人が多くいます。

忠告したのに人の話を聞かないから失敗する

「絶対に危ないこととか忠告をしているのに、人の話を聞かない人ってまったくこっちの忠告を聞かないんですよね。だから、忠告したことをやってしまって、失敗してしまうことがあります。そのしわ寄せがこっちにくるので困っているんです」(23歳/女性)

「人の話を聞かない人って何度も忠告している事なのに、全然聞かずに失敗してしまうんですよね。こっちからしたら忠告をしているのになんでするんだろう？って気持ちですし、何言っても無駄なんだなって思ってしまいます」(29歳/男性)

いくら忠告をしたとしても、人の話を聞かない人は忠告を聞きません。その結果、失敗してしまって周りが困ってしまう事も多いようです。

思い込みが激しくて勝手に落ち込む

「人の話を聞かない人って、こっちがいくらいっても全然話を聞いてくれないんですよね。だから誤解していたとしても誤解をとくことができなくて、勝手に落ち込まれたりして困っています」(24歳/女性)

「こっちの話をよく聞かないままに勝手に勘違いして、勝手に落ち込まれてしまうことがあります。それは違うよって言っても全然聞いてくれませんし、周りからはこっちが悪者にされて困るんです」(26歳/男性)

人の話を聞かない人は、思い込みが激しい傾向にあります。勝手に思い込んで落ち込んでしまうので、困ってしまう人が多くいるでしょう。

人の話を聞かない人は自分の自慢話ばかり…

「人の話を聞かない人って、自分の自慢話ばかりしたがるんですよね。多分他の人の話に興味がないんだと思います」(29歳/女性)

「人の話を聞かない人はあまり他人の話を聞かない気がします。その代わり、すぐに自分の自慢話に話題を変えてしまう人が多いですね。とにかく自分のことを話したいだけなんだと感じます」(30歳/男性)

人の話を聞かない人は、他人に興味がない人が多いです。ですが、自分の自慢話をするのは好きで、自分の話ばかりする人が多くいます。こちらの話はまったく聞かないのに、何度も何度も自慢話ばかりされてしまうと困ってしまいますよね。

何度も同じ話を聞いてくる！

「人の話を聞かない人って、何度も同じことを聞いてくるんですよね。さっき説明したことを、数分後にまた聞いてくるんです。何回も説明するこっちの身にもなってほしいです」(26歳/女性)

「仕事でさっき説明したことを、何度も聞いてくるんです。だから同じ個所がずっとできずにいて、こっちの仕事にも影響します」(20歳/男性)

人の話を聞かない人は、同じことを何度も聞いてきます。話を聞いていないので、説明されたとしても理解していないのです。その結果他の人の仕事に影響し、困ってしまう人が多くいます。

人の話を聞かない人は、どんなことを考えているのでしょうか？次に、人の話を聞かない人の心理をご紹介します。

自分の考え以外を認めたくない

人の話を聞かない人は、「自分の考え以外を認めたくない」という心理の人が多くいます。自分の考えがすべて正しいと思っているので、他の人の意見を聞こうとしないのです。その人にとっては、他人の意見などすべて間違ったことなのでしょう。

普段から自分の正しさを語っている人や、「でも」「だって」と他人の意見を否定する人は、このタイプであることが多くあります。

相手より自分が上だと思っている

相手よりも自分のことが上だと思っている人は、人の話を聞かない傾向にあります。自分が上なので、下の人間の言葉など聞かなくていいと思っているのです。

また、下の人間に意見をされたとしても、聞き流してしまうでしょう。なので、人の話を聞かない人と思われてしまうのです。

話をしてる人に興味がない

他の人の話はよく聞くにも関わらず、特定の人の話だけは聞かないという人の場合は、話をしている人に対して興味がないという場合もあります。興味がある人の話はきちんと聞くのですが、興味がない人の話はまったく聞かないのです。

こういった人は、露骨に態度に出ていることが多くあります。興味があるときは相槌もきちんとし、楽しそうにするのですが、興味がない時にはぼーっとしていることが多いでしょう。

疲れていて話を聞く余裕がない

人は疲れていると、難しい話を聞くことが難しくなりますよね。頑張って聞いていても、理解をすることができないということもあるでしょう。

このように、疲れているので話を聞く余裕がなく、本当は聞きたいのに聞けないという場合もあります。相手がいつもより長く仕事をしていたり、忙しそうにしている場合は、あまり難しい話をしないようにした方がいいでしょう。

人の話を聞かなくても大丈夫だと思っている

あまり他人の意見を重要視していない人は、人の話を聞かなくても大丈夫だと思っているので、人の話を聞かないということもあります。人の話を聞くよりも、自分で考えて動いた方が有益だと思っているのです。

このタイプには実際に発想力があったり、自分一人でなんでもこなせる人が多くいます。実際に人の話を聞かなくてもやっていけているので、このような発想になってしまうのです。

人の話を聞かない人は、どのような特徴を持っているのでしょうか？人の話を聞かない人の特徴をご紹介します。こんな人には注意しましょう！

話をすることに気を取られている

人の話を聞かない人の中には、話をすることばかりに気を取られているので、人の話を聞く余裕がない人もいます。

このタイプの人は、あまり話すのが得意ではないのが特徴的です。得意ではないけれど伝えたいことがあるので、つい話すことばかりに集中してしまうのでしょう。悪気があってやっているわけではないので、ゆっくり話を聞いてあげるといいですね。

黙って話を聞くと喜ぶ

とにかく自分の話を聞いてほしいので、人の話を聞かないというタイプもいます。なので、こういった人にはきちんと黙って話を聞いてあげると、喜んで話をしてくれるでしょう。

とにかく自分の話をしたいだけなので、自分の会話が終わったら話を聞いてくれるタイプの人もいます。ただ話を聞きたくないわけではなく、自分のトークを聞いてほしくて興奮しているだけなのです。

関心や好奇心が少ない

人の話を聞かない人の多くは、関心や好奇心が少ないという特徴を持っています。他人に関して関心がなかったり、色んなものに好奇心をくすぐられることがないので、特に人の話を聞きたいと思わないのです。

その代わりに、自分に関心があることであれば、熱心に話を聞くことがあります。かなり限定された話題の時だけ話ができる人は、このタイプであることが多いでしょう。

忘れっぽい

忘れっぽい性格なので、人の話を聞かない人もいます。正確には、人の話はその場では聞いているけれど、すぐに忘れてしまうのです。なので、次の瞬間には忘れてしまっていたりします。

その結果、同じ話題を何度も聞き返してしまうこともあるでしょう。話している人からしたら、人の話をちゃんと聞かない人と思われてしまうのです。

生返事が多い

生返事が多いのも、人の話を聞かない人の特徴の一つです。人の話を聞かない人は、話を聞いている雰囲気を出すために、返事だけします。ですが、内容が頭に入っていないので、ほとんどわかっていないような生返事になってしまうのです。

適当に返事だけしていればいいと思っているので、基本は「へー」「ふーん」などといった言葉が多いでしょう。相槌が適当な場合、本当に話を聞いているのか質問してみるといいですね。

「人の話を聞け」と言われた！その場合の治し方はどのようなものがあるのでしょうか？人の話を聞くための方法について説明していきます。

人の話を遮らずに最後まで聞く

人の話を遮らず、最後まで聞くように心がけましょう。まずは何か言いたくなっても自分は相槌に徹し、相手の話をすべて聞くことを努力してみてください。意識して聞くようにすると、相手が最後まで話したいことを話せるようになるでしょう。

そのうえで、よくわからないことがあったら、話が終わった後に質問するようにしてみてくださいね。質問に答えてもらう時も、相手の話は最後まで聞くようにしましょう。

オウム返しをする

相手の発言した言葉を、そのまま返すようにしましょう。「これは右にもっていって」と言われたら、「これを右に持っていくんですね？」と、そのまま返してみてください。そうすることによって、自分の中に相手の話が入ってきやすくなります。

また、相手にとっても「ちゃんと話を聞いてくれている」という安心感があるでしょう。間違っていたら指摘もしてもらえるので、一度試してみてくださいね。

メモしながら話を聞く

どうしても頭ではわかっていても話を聞くことができないのであれば、メモをしながら話を聞くようにしましょう。メモをとって文字にすることで、話が入り込んできやすくなります。

また、後で相手の話を思い出そうとする時、メモがあると簡単に思い出すことができるでしょう。何度も同じことを聞いて相手に怒られることは、劇的に少なくなります。メモをとっていることによって、「ちゃんと覚える気があるんだな」と相手からの印象もよくなります。

落ち着いて聞くようにする

焦っていたり疲れていては、話をうまく聞くことができません。話を理解しようと焦ってしまうばかりで、断片的にしか頭に入ってこなくなるのです。

なので、まずは落ち着いて聞くように心がけてみてください。疲れているのであれば、また後日話してほしいという事を相手に伝えましょう。万全の状態で落ち着いて話を聞けば、きっといつもより話を聞くことができるでしょう。

質問をするように心がける

なるべく相手に対して、質問をするように心がけてみてください。質問をして相手に答えてもらい、話の理解度を深めていくと、自然と話が頭に入ってきます。

些細な事でもいいので質問をして、少しずつ頭に叩き込んでいきましょう。慣れないうちは、「これでいいんですよね？」「こういうことですよね？」と確認するだけでもいいです。

人の話を聞かない人には、どう話してあげれば話を聞いてくれるのでしょうか？人の話を聞かない人への対処法はこちらです！

信頼関係を築く

相手との信頼関係を築くことは、とても大切です。相手から信頼や興味を得ることによって、相手はこちらの話をよく聞いてくれるようになります。興味や信頼がないと、「あまり話を聞く価値がない」と思われてしまうのです。

そのためには、しっかり相手の話を聞いてあげることが大切でしょう。相手の話を聞いてあげることで、「この人は自分の話を聞いてくれる人だ」と思ってもらうことができます。なので、まずはこちらの話を聞いてほしい気持ちを置いておいて、相手の話を最後まで聞いてあげてみてくださいね。

聞いてもらえる環境を作る

相手に聞いてもらうことができる環境を作りましょう。例えば、相手が忙しい状態であったり、相手が疲れている状態ですと、うまく話を聞いてもらうことができません。話をしていても、左から右に聞き流されてしまいます。

相手が落ち着いて、ゆっくりリラックスした状態になったら話すようにしましょう。そのために、飲み物を用意したり、座って話をするように心がけるといいですよ。

話したい内容をメモに書いて渡す

口で言っても話をうまく聞いてもらえないのであれば、話したい内容をメモに書いて渡すのも手です。言葉で聞いてもうまく理解できない人であっても、文字にすることによって理解できる人も多くいます。なぜなら、文字はこちらのペースではなく、相手のペースで話をゆっくり理解することができるからです。

少し面倒かもしれませんが、メモに一度書き起こして渡してみましょう。

重要な話だと伝える

まず話をする前に、「これは重要な話なんだけど」と頭につけるようにしましょう。重要な話と聞けば、相手もきちんと話を聞く姿勢を作ってくれます。大切な話を適当に聞く人はそうそういないものです。

特に重要な話ではない場合、「ちょっと聞いてほしいんだけど」などという言葉を使うといいでしょう。聞いてほしいと最初に伝えれば、適当な扱いをされる可能性は低くなります。

少しずつ質問を挟んでみる

こちらから話をする場合、少しずつ質問を挟んでみましょう。例えば、「これはこういうことなんだけど、理解できた？」と聞いてあげると、相手も理解できていない時に質問しやすいです。

一方的に話していると、退屈して余計に話を聞かなくなってしまう可能性があります。相手を退屈させないという意味でも、質問は非常に効果的です。

もし相手がわからないというのであれば、優しく説明してあげるようにしてくださいね。根気強く説明していけば、お互いに満足するように伝えることができるでしょう。

人の話を聞かない人は、悪気があって聞いていないわけではない人もいます。まずはしっかりと相手がどうして人の話を聞かないのか理解して、相手にあった方法で話をしてあげましょう。

また、人の話を聞かないと怒られたことがある人も、意識を変えさえすれば人の話を聞くことができます。

きちんとコミュニケーションが取れれば、人間関係も円滑にいくはずです。どうせなら、気持ちのいい交流をするようにしてくださいね。