メンズベルトの平均の長さって?
ベルトの長さのサイズ表記は5つある
「ベルトの長さ」と一口に言っても、「全長」「ベルト幅」「最長の長さ」「最短の長さ」「サイズ表記の長さ」の5つに分類されます。ベルトの端からバックルの金具までが「全長」、ベルトの長辺ではなく短辺が「ベルト幅」です。
「最長の長さ」は一番端のベルト穴からバックルの金具までの長さ、「最短の長さ」はバックルに一番近いベルト穴からバックルの金具までの長さです。そして「サイズ表記の長さ」は、中央部分のベルト穴からバックルの金具までの長さのことです。
メンズベルトを選ぶ時は、基本的にサイズ表記の長さをチェックしておくと良いでしょう。その他にも細かなところを確認しておきたい時は、サイズ表記以外も確認してみてください。
また、メーカーや販売店によって、バックルを含めるのか含めないのかなど、長さの測り方に違いがあるので、その点も確認したほうが安全でしょう。
フリーサイズは75~85cmの範囲
メンズベルトのサイズ表記を見てみると、「フリーサイズ」と書かれていることが多いです。これは、男性の平均的なウエストサイズ(75〜85cm)を表しています。「フリーサイズ」という表記があったら、基本的に75〜85cmであると覚えておきましょう。
もちろん、フリーサイズ以外にもメンズベルトのサイズ展開はあります。大切なのは、贈る男性のサイズに合わせてメンズベルトを選ぶこと。もしフリーサイズ以外のサイズが見当たらない場合は、店員に問い合わせてみましょう。
ヨーロッパのサイズ表記なら30〜34インチ
日本では基本的にフリーサイズで表記されていることが多いですが、海外のブランドの場合はヨーロッパのサイズ表記「インチ」を使っていることもあります。メンズベルトの平均的な長さである75〜85cmは、インチで表すと30〜34インチです。
ちなみに、5cmごとに2インチずつ上がっていきます。90cmなら36インチ、95cmなら38インチといったようになるので、インチ表記のメンズベルトがあったら、そのように考えてみてください。基本を覚えておけば、インチ表記でも間違えることはなくなります。
ベルトの長さはウエスト+20cmが基本
メンズベルトを選ぶ時は、余裕を持ったサイズにした方が無難。なぜなら、生活習慣の変化や加齢によって、お腹周りのサイズに変化が起きる可能性があるからです。将来的なことを考えてサイズを選んでおけば、メンズベルトを長く愛用できます。
また、革のメンズベルトは伸びることも考慮に入れて+20cmのサイズにするのがおすすめ。メンズベルトの革が伸びて、新しい穴を空けるなどの調整をする際に、20cm程度の余裕があると便利です。
メンズベルトをプレゼントする前に…
どのようなシーンで相手が使用するか考える
メンズベルトをプレゼントする際にイメージしておきたいのが、相手が使うシーンです。例えば、ビジネスとプライベートとでは選ぶベルトのテイストは全く変わります。
ビジネス用ならシンプルなデザイン、プライベート用なら遊び心が効いたデザインといったように、シーンを考慮に入れておかなければなりません。どんなに素敵なメンズベルトでも、使用するシーンに合わなければ気に入ってもらえないのではないでしょうか。
相手がメンズベルトを使うのはどういった時なのか、チェックしておいてください。事前にリサーチしておくことで、プレゼントの失敗を防げます。
ファッションのテイストを確認する
続いて確認しておきたいのが、メンズベルトを贈る相手のファッションです。同じように見えるスーツでも、男性によってはこだわりを持って着こなしている場合があります。
スーツのアクセントとしてメンズベルトを使っているのなら、少しひねりが効いたデザインも良いかもしれませんね。シンプルにこだわっている男性の場合は、メンズベルトも控えめなデザインの方が喜ばれるでしょう。
プライベート用のメンズベルトの時は、普段から着ている私服のテイストを参考にしてみてください。ロックテイストならスタッズ付き、キレイめなら主張しすぎないもの、といったように選んでみてはいかがですか。
普段使っているベルトをチェックする
メンズベルト選びで失敗したくない時は、普段使っているベルトを確認しておくと安心です。ベルトのデザインや色などをさりげなく見てみましょう。それと同じようなメンズベルトを準備しておけば、きっと気に入ってくれるはずです。
ただし、全く同じメンズベルトだと「これはもう持っているんだけどな…」と少しガッカリされてしまいます。好みのテイストに合わせながらも、あくまでも贈る側の個性も感じられるようなメンズベルトを選ぶのがおすすめです。慎重に選んでいきましょう。
相手のベルトサイズを測る
メンズベルトのプレゼントで失敗しがちなのがサイズ違い。「このくらいかな」と大体の見当をつけて購入したものの、実際に着用したらサイズが全く違った、ということもあり得ます。
相手のサイズよりも短いメンズベルトを贈って、「やっぱり自分は太っているんだ」と傷つけてしまうことも。そうならないように、できれば相手のベルトサイズを測っておくと安心です。
パンツからサイズを測る時は、ベルト通しにメジャーを通し、サイズを測りましょう。きつく留めて測ったサイズと、普通の力で留めて測ったサイズの2種類のサイズをとっておきます。
ベルトからサイズを測る場合は、バックルピンから、いつも入れている穴までの長さを測ってください。
失敗しないメンズベルトの選び方
バックルは控えめなデザインを選ぶ
ベルトで最も目立つ部分と言えば、バックルではないでしょうか。バックルに個性的なデザインが施されていたり、大きめのバックルがついているメンズベルトはたくさんあります。しかし、贈る場合は控えめなデザインのバックルがついたベルトがおすすめです。
バックルが目立ちすぎると、合わせるファッションが限られてしまいます。相手が大きめのバックルを好まないということも考えられるので、控えめなデザインにした方が無難でしょう。
サイズに不安があるならフリーサイズ
メンズベルトを選ぶ前にサイズを測れればベストですが、状況によっては測れない場合もありますよね。ベルトはサイズが合わないと着用できないので、「サイズ違いだったらどうしよう」と不安になることも多いはず。そんな時はフリーサイズを選びましょう。
フリーサイズは平均的なメンズベルトの長さになっているので、標準体型の男性ならサイズ違いになることは少ないです。ただし明らかに標準よりも太っている場合は、フリーサイズだと合わないことがあります。
そんな時は、店員さんに大体のサイズ感を伝えてみてください。後から調節できるように頼んでみるのもおすすめです。
好みのテイストを選ぶ
自分では「おしゃれなメンズベルトを選べた」と思っても、男性からは「ちょっと好みのテイストとは違うな」と思われる場合もあります。自分本位にならず、相手の立場になって考えるのもメンズベルトの選び方のポイントです。
普段のファッションや、愛用しているメンズベルトのデザインを確認しておけば安心。下準備をきっちり行うことで、失敗を防げます。
有名ブランドのものをチョイスする
どのようなメンズベルトを選ぶか迷った時は、有名ブランドを選ぶのも1つの方法です。誰もが知っている有名ブランドなら、贈られた相手も喜んでくれるのではないでしょうか。高級感もあり、プレゼントにぴったりです。
ダンヒルやカルヴァン・クラインといったブランドがメンズベルトでは人気を集めています。さらに高級感を出したい時は、ルイ・ヴィトンを選ぶのも良いでしょう。また、バーバリーのメンズベルトはイギリスらしい上品さを感じられることで知られています。
それぞれのブランドによって個性が異なるので、贈る男性に合わせて選んでみてください。ただし、ブランドロゴがはっきり入ったデザインは敬遠されるので気をつけましょう。
確実に喜ばれるメンズベルトのデザインとは?
スーツに合う色
仕事用としてメンズベルトを贈る場合は、スーツの色を意識するのがおすすめです。どのようなスーツの色でも合わせやすいのがブラック。汎用性が高く、使い勝手が良いので男性に喜ばれやすいです。
また、グレーのスーツを着ることが多い男性にはブラウンのベルトがおすすめ。全体的に落ち着いた雰囲気に仕上げられます。ネイビーのメンズベルトは、ライトグレーなど明るめの色のスーツを着ることが多い男性に最適です。
このように、普段どのようなスーツを着ているのかチェックしておきましょう。わからなくなった場合は、店員さんに相談すると心配がありません。
4cm前後の太めのメンズベルト
プライベートでメンズベルトを取り入れることを想定している場合は、ちょっと太めの幅でもOK。仕事用のメンズベルトの時は3〜3.5cmの幅が基本ですが、プライベートなら4cm前後の太めのメンズベルトにすると、ほど良いアクセントになります。
幅が広いことによって、いろいろなデザインを施しやすいのもポイント。デザイン性があれば、メンズベルトをコーディネートの要として使いたい時に重宝しそうです。プライベートでいろいろなファッションを楽しんでいる男性に贈ってみてはいかがですか。
スタイルをきれいに見せる細めメンズベルト
すっきりとしたスタイルに見せるたい時に役立つのが、細めのメンズベルトです。3cmくらい細さのメンズベルトは、クラシカルな雰囲気も感じられるので、キレイめのファッションが好きな男性にも喜ばれるでしょう。
ビジネスシーンにおいても3cm幅のメンズベルトならマナー違反にならないので安心です。いろいろな場面で使いやすいメンズベルトを贈りたい場合にも、3cm幅が良いのではないでしょうか。
ただし、ぽっちゃりタイプの男性には細いメンズベルトは合わないので気をつけてください。この場合は、3.5cm程度の幅にしておくと、体型に合わせやすくなります。
シンプルながらも個性を感じられる本革
「仕事用のメンズベルトを贈るから、デザインで遊ぶことができない」という場合は、本革を選んでみましょう。天然の素材だからこそ、1つ1つに違った個性を感じられます。シンプルなプレーンベルトでも、本革ならではの上質な風合いを演出できるはずです。
本革は、経年変化を楽しめるのも嬉しいポイント。使い込めば使い込むほど、風合いが増していきます。もともと施されたデザインとは異なる表情を、本革のベルトは見せてくれるでしょう。
メンズベルトの平均予算はどのくらい?
2千円から2万円が相場
メンズベルトの種類はピンからキリまで。そのため、プレゼント相場にも大きな幅があります。基本的には2千円から2万円が平均となっているようですが、贈る相手との関係性によって変わってくるでしょう。
贈る相手が恋人なら、ちょっと奮発して2万円くらいのメンズベルトを贈ると良さそうです。兄弟の就職祝いなどの贈り物でメンズベルトをプレゼントするなら、5千円〜1万円でも良いでしょう。
どの程度の気持ちを込めたいか、考えながら金額を決めてみてください。相手に対する思いが強いなら、高めの値段に設定すると気持ちが伝わりやすくなります。
ビジネスで使用するなら1万円~2万円程度
仕事用のメンズベルトは、それなりの高級感が求められます。特に人に会う機会が多い職業の男性は、ベルトにも気を使いたいと思っているでしょう。そのため、仕事用の場合は1万円〜2万円程度の予算にするのが無難です。
あまりにも安いベルトだと高級感に欠け、「仕事用でつけるのはちょっと無理かも…」と思われてしまうかもしれません。そうならないように、高級感のあるものを選んでみてください。
高すぎると引かれることも
「大切な人だから、思い切って奮発しよう!」と思って高すぎるメンズベルトを選ぶと、相手に引かれてしまうことがあります。「すごく高級なメンズベルトをもらったけど、お返しはどうすれば良いのだろう」と相手を悩ませてしまう可能性があるので、気をつけてください。
相手が引け目を感じない程度の値段設定にすることが大切なポイントです。どんなに奮発したとしても、2万円程度でおさめてみてはいかがですか。
仲間でお金を出し合うなら3万円程度でもいいかも
会社の上司へのプレゼントなど、仲間でお金を出し合ってメンズベルトを購入する場合もあります。こういった時は仲間でお金を出しているので、多少高くても引かれないでしょう。
目上の人であれば、3万円程度のメンズベルトにしても良さそうです。日頃からの感謝の気持ちを込めて、プレゼントしてみてはどうですか。
男性にメンズベルトをプレゼントするタイミング
一緒に食事をした時
近しい間柄の男性にプレゼントを贈る場合は、一緒に食事をした時がおすすめ。食事が終わりかけたタイミングでプレゼントを渡してみましょう。
食事が目の前にある場合は汚れてしまう可能性があるので、食器が片付けられてから渡すようにすると安心です。相手がお手洗いに行っている間にテーブルにプレゼントを置いておくのも良いかもしれません。
相手の誕生日
誕生日のお祝いとして、メンズベルトを贈るのも良いですね。あえて何のプレゼントを贈るのか伝えず、サプライズとしてメンズベルトを渡してみてはいかがですか。
ベルトなら何本あっても困らないので、「他のプレゼントとかぶったらどうしよう」という心配がありません。自信を持って誕生日プレゼントを贈ってください。
仕事でおめでたいことがあった時
昇進が決まったり、取り組んでいたプロジェクトが成功したり、仕事でおめでたいことがあった場合にも、メンズベルトを贈ってみましょう。「これからも、どんどん仕事を頑張ってね」という気持ちを込めて贈ると相手に喜んでもらえるはずです。
素敵なアイテムを身につけていると、気分が上がって仕事のやる気が出てくるのではないでしょうか。モチベーションを上げるきっかけとしても、メンズベルトは重宝しそうです。
恋人なら記念日に
付き合い始めた日や、初めてデートをした日など、カップルにとっての記念日にサプライズでメンズベルトを贈るのも素敵なアイディア。2人の大切な記念日だからこそ、相手に喜んでもらえそうなプレゼントを準備してみましょう。
記念日のデートを楽しんだ後に、ベルトを贈ってみてはどうですか。「これからもよろしくね」という気持ちを込めて、恋人にプレゼントしてみてください。メンズベルトだけでなく、手紙を添えて気持ちを伝えてみるのもおすすめの方法です。
男性が貰って嬉しくないメンズベルトとは?
そのような事態を避けるために、貰って嬉しくないメンズベルトの例をまとめました。プレゼント用のメンズベルトを選ぶときの目安にしてみてください。
赤い色のベルトを貰った時にすごく困った
「彼女からのプレゼントでもらったのが、赤いベルトだったんです。彼女の好きな色だから赤にしたらしく、僕の趣味はあまり考慮に入れていなかった様子。あまり使いたくないですが、使わないと彼女に文句を言われそうで困った」(男性/23歳/営業職)
ベルトの色を決める時は、相手の立場に立って考えることが大切です。自分が好きな色だからといって、相手も同じ趣味であるとは限りません。赤いベルトは悪目立ちし、使い勝手が良くない場合が多いので避けた方が無難です。
サイズが小さくてつけられなかった
「もらったベルトをつけてみたところ、想像以上に小さくてつけられませんでした。せっかく素敵なベルトだったのに…」(男性/28歳/広報)
デザインが良くても、サイズが合わなければ意味がありません。このような間違いを避けるために、やはりサイズは事前に測っておいた方が良いでしょう。どうしても測れない時は、さりげなくサイズを聞いて目安にするのがおすすめです。
値段が高いベルトを貰ってお返しが大変
「友人に貰ったベルトを見せたら『これ、めちゃくちゃ高いブランドのだよ!』と言われました。調べてみると10万円以上のベルトがほとんど。まさかそんなに高いと思わなかったので、お返しをどうすれば良いのか困っています」(男性/32歳/プログラマー)
値段が高すぎるベルトを贈ると、相手を困らせることになります。「高級ベルトを贈れば喜んでもらえるはず」と思いがちですが、相手に負担をかけない程度にすることがポイントです。
バックルのサイズが大きくて使いづらい
「思った以上にバックルが大きくて、使い勝手が悪かった。基本的にシンプルなファッションが好きなので、合わせられる洋服がほとんどないんです」(男性/25歳/WEBプランナー)
バックルは大きすぎると主張が強くなります。汎用性の高さを考えると、小さめの方が良いでしょう。また、相手のファッションに合わせるのも、ベルトの選び方では重要です。
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