愚痴ばかり言う人って何を考えてるの？特徴・心理や対処法も説明！

話す話題がすべて愚痴で楽しいことを何も話してくれない、そんな人っていますよね。いつ会ってもいつまでも愚痴を言われていたら、うんざりしてしまうでしょう。

せっかくの休みの日一緒に遊んでいたのに相手は愚痴ばかりでうんざりしてしまった、そんな経験はありませんか？愚痴を聞くだけで終わってしまうと、大切な休みの日が無駄になった気がする人もいるでしょう。少なくとも、楽しいという気持ちにはなりにくいですよね。

今回は、愚痴ばかり言う人の心理や、愚痴ばかり言う人にうんざりしたときの対処法などもご紹介します。愚痴ばかりの人にうまく対処して、ほどよい距離感で付き合っていきましょう。

愚痴ばかり言う人は、どのような特徴を持っているのでしょうか？あなたの周りに当てはまっている人がいれば、「愚痴ばかり言う人」でしょう。

愚痴を言うだけで解決策は提示しない

愚痴ばかり言うだけで解決策は提示しない、という人は「愚痴ばかり言う人」でしょう。愚痴ばかり言う人は、あくまで愚痴を言うことが目的なので、別に解決したいと思っていないのです。愚痴を言うという事自体が楽しいので、愚痴が言える状況を楽しんでいるのでしょう。

解決策をこちらから提示しても、その話題を深く話すことはしません。解決するという話題には興味がないのです。

承認欲求が強い

愚痴ばかり言う人は、実はかなり承認欲求が強いのです。自分の事を認めてほしいと思っているので、少しでも自分の不利益になることには文句が出てしまいます。

そして、自分のことを認めてくれない人に対しては、愚痴を言ってしまうのです。

他人を見下している

他人を見下している人は、愚痴ばかり言ってしまいます。他人に対してマイナスイメージを持っているので、他人に対する愚痴ばかりが出てくるのです。

自分の方が偉いと思っているので、このタイプの人は普段から他人に対して見下している傾向があります。また、他人を下げることによって、自分を上げるような発言も多いでしょう。

人のアドバイスを聞かない

愚痴ばかり言う人はとにかく人のアドバイスを聞きません。仕事がつらいという愚痴に対して、「こうしたらいいんじゃないかな」とアドバイスをしても、実行しようとしないのです。

アドバイスを聞いて、改善しようとしないので、現状がよくなることがありません。そのため、同じような愚痴をずっと繰り返し言ってしまいます。

負けず嫌いで他人を認められない

誰にも負けたくないと思っているような、負けず嫌いな人っていますよね。負けず嫌いな人は他人を認められないので、他人に対しては批判的な目で見てしまいがちです。他人の悪いところばかりが目についてしまうので、他人に対する愚痴が多くなってしまいます。

普段から負けることを極端に嫌がったり、自分が一番だと言っている人は、愚痴ばかり言ってしまうでしょう。

愚痴ばかり言ってしまう人は、心の中で何を考えているのでしょうか？次は愚痴ばかり言ってしまう人の心理をご紹介します！

周囲に共感してほしい

自分の事を周囲に共感してほしいと思っているので、愚痴を言う人もいます。愚痴に対して共感してもらって、自分の気持ちに同調してほしいのです。

このタイプの人は、愚痴を言って周囲に「そうだね」と肯定してもらうと、満足して愚痴を辞めることがあります。満足すると違う話題で話すことも可能なので、一度肯定して満足させてあげてください。

イライラしている

日常生活でイライラするようなことがあると、愚痴ばかり言ってしまいます。イライラしてることを発散したいので、人に話してイライラを軽減しているのです。

このタイプの人は、イライラした対象に文句を言うのが苦手だったり、物事に対してすぐにイライラしてしまう人が多くいます。普段から短気な人は愚痴ばかり言う可能性がありますので、注意しておきましょう。

自分に自信がない

愚痴ばかり言う人のなかには、実は自分に対して自信がないという人もいます。他の人に対して愚痴を言うことによって、他人を下げて自分を上げ、自分が優位に立とうとしているのです。

自分が優位に立つことができれば、自分にある程度自信を持つことができますよね。つまり、自分の自信のなさを誤魔化したいので、愚痴を言っていると考えられます。

ストレスがたまっている

ストレスが溜まっていて、常に嫌な気持ちになっている人は、愚痴ばかり言ってしまいがちです。ストレスを発散したいので、人に対して愚痴を言っているのでしょう。

人に愚痴を言う以外には、ストレスを発散する方法がない人が多くいます。普段から息抜きをすることができず、つらそうにしている人は愚痴ばかりを言ってしまうでしょう。

自分がすべて正しいと思っている

他人がやることはすべて間違いで、自分がやることがすべて正しいと思っている人も多くいます。自分の常識がすべて正しいと思っているので、他人が間違っていると思ってしまいがちなのです。自分の常識から少しでも外れることがあれば、相手が悪いと感じ、愚痴に繋がってしまいます。

このタイプには、こちらが間違いを正そうとしても、「いやでも」「だって」と否定しがちな人が多いです。人の忠告を聞かなかったり、間違いを指摘されて逆上する人は、自分がすべて正しいと思っているでしょう。

実際に愚痴ばかり言う人に対して、人はどう感じるのでしょうか？うんざりしてしまっている人の声を集めてみました！

愚痴ばかり言われるとムカつく

「愚痴ばかり言われていると、どうしてもムカついてしまいますね。どうしてそんなことしか言えないんだろうって思いますし、他に言うことがないのかなって思います。こっちが嫌な思いをしていることに気づいてほしいです」(25歳/女性)

「会うたびに愚痴ばかりを言う人がいるんですが、イライラしてしまいます。せっかく話しているんですから、もっと楽しい話をしてほしいと思いますし、何のために話しているのかわかりません。聞いてるこっちがだんだんイライラしてきてしまいます」(27歳/男性)

愚痴ばかり言う人に対して、イライラしてしまう人も多いようです。せっかく話しているのですから、なるべく楽しい話をしてほしいですよね。

愚痴を言う暇があるなら手を動かして！

「仕事中にぐちぐちいう人も多いんですけど、愚痴を言う暇があるのなら手を動かしてほしいなって思います。愚痴を言っている間に相手の手が止まっているんで、そのせいでこっちにしわ寄せがくるんですよね。迷惑してしまっているんです」(21歳/女性)

「仕事中に人の愚痴とかいう人って、本当に迷惑なんですよね。こっちのテンションも下がりますし、愚痴を言っている間にできない仕事をこっちがしなくてはならないんです。他の人にも迷惑がかかってしまいますし、社会人ならその辺きちんとしてほしいですよね」(29歳/男性)

仕事中に愚痴を言っている人は、「そんなことを言うくらいなら手を動かしてほしい！」と思われることが多いようです。他の人に迷惑がかかってしまうので、嫌な気持ちになる人は少なくありません。

愚痴ばかりだと気が滅入ってくるからやめてほしい

「マイナスな話ばかりされてしまうと、あまりいい気分にはなりませんよね。せっかくいい気持ちでいても、愚痴ばかり聞くとどんどん気が滅入ってしまいます。愚痴ばかり言うのはやめてほしいです」(26歳/女性)

「愚痴ばかり言われてるとどんどん気が滅入ってきます。テンションが下がりますし、楽しい気持ちが残念な気持ちになってくるので、やめてほしいですね。愚痴っていて楽しいのって本人だけだと思うんです」(22歳/男性)

他人の愚痴を聞いているとどんどん気が滅入ってしまう人もいます。自分のテンションやコンディションにかかわるので、やめてほしいと考える人は多くいるでしょう。

愚痴以外の話題がないからつまらない

「愚痴ばかり話す人って、他の会話をすることがないんですよね。いつも愚痴ばかりで、興味がわくような話とか楽しい話をすることがなくて。単純に、一緒にいてつまらない人だなって思ってしまいます」(24歳/女性)

「愚痴以外の話題がない人って、ほかに話題がないのかなって思います。何を話そうとしても愚痴になってしまうので、つまらないんですよね。またその愚痴かって思ってしまいますし、たまには違う話もしてほしいです」(25歳/男性)

愚痴以外に話すことがないので、つまらない思いをする人も多くいます。何を話しても愚痴になってしまうと、飽きてしまいますよね。

愚痴ばかりいってつらくないのかなって思う

「そんなに嫌なことばかりで、人生楽しいのかなって思います。私も多少愚痴を言いたくなることはありますけど、それでも愚痴ばかりにはならないので。愚痴ばかり言う人って嫌な事ばかりでつらくないのかなって気になってしまいます」(22歳/女性)

「そんなにつらいことばかりなら、愚痴っていることを辞めてしまえばいいのにって思います。仕事の愚痴ばかり聞かされても、そんなところにいるなら辞めてしまえばいいのにとしか思えません。それでも辞めないのってなんでなんだろうって思います」(28歳/男性)

愚痴ばかり言う現状がつらくないのかな、辞めてしまえばいいのにと思っている人もいるようです。どうして愚痴ばかりなのに辞めないのか、疑問に思っている人も多いでしょう。

愚痴を言う割には何もしないんだなと思う

「上司の愚痴を言ってくる人が多いですけど、それなら上司に文句を言えばいいのにって思います。そういうことをせずに愚痴を言っても、何も変わりません。自分でやれることもやれない人なんだなって思いますね」(26歳/女性)

「愚痴を言う割には何もしないんだなって思いますね。もしも本当に変えたいと思うのなら、何か行動しなさいって感じます。自分が甘えているから愚痴ばかりになってしまうんじゃないでしょうか」(20歳/男性)

愚痴を言う前に行動しろ、という考え方の人もいるようです。最初は愚痴に対して何も思っていなくても、毎日愚痴ばかりですとイライラしてそう思ってしまう人もいます。

それでは、愚痴ばかり言わないようにするには、どうしたらいいのでしょうか？愚痴ばかり言わない方法を伝授いたします！

愚痴を言う前に原因を解決する

愚痴を言う前に原因を解決することが大切です。例えば仕事で嫌なことがあったとしても、それをすぐに愚痴るのはやめましょう。愚痴る前に原因を調べて、それを解決することによって、愚痴ることはなくなります。

原因の解決の仕方がわからないのであれば、友達に相談してみるのもいいでしょう。その際にも、まずは愚痴から入るのではなく、「こういうことに困っているから助けてほしい」と伝えるようにしてくださいね。

周囲の人の気持ちを考える

嫌なことがあると、すぐに愚痴りたくなってしまいますよね。ですが、愚痴ることによって、他人はどう感じると思いますか？人の愚痴を聞いて気持ちいいと感じる人は、ほとんどいないでしょう。

自分は愚痴を言ってすっきりすることができますが、他人には嫌な気持ちをさせる可能性があります。それを何度も繰り返していくうちに、他人から嫌われてしまうようなこともあるでしょう。

愚痴を言う時は、周囲の人の気持ちを考えて言うようにしてくださいね。我慢できるのであれば、我慢するようにしてみましょう。

ポジティブになることを意識しよう

嫌なことがあったとしても、ネガティブに考えてはいけません。どんなことも前向きにとらえるようにして、悪い事を考えないようにしましょう。

例えば「自分が他人のせいで仕事でミスをした」とします。「あの人があの時にこうしたせいだ」と愚痴るよりも、「ここでミスを知ることができたから、もう同じミスはしないだろう」と考えるようにしてください。そしてミスをした人に対しても、「次はどうすればミスをしないのか考えよう」と伝えてみましょう。

自分だけでなく周りもポジティブな気持ちにすることができれば、愚痴を言うようなことは起こらなくなっていきます。

他人のせいにしないようにする

愚痴の多くは、他人や自分以外の物事に対してです。特に何か不利益があったときに他人のせいにしてしまう人は、愚痴が多くなってしまいます。

他人のせいにするのではなく、自分も悪いところがあったと思えるようになりましょう。自分がどうすればもっといい結果になったのか、考える癖をつけるのです。

自分がもっとやれることがあったと考えることができれば、他人に対する不満はなくなっていきます。

あなたの周りには愚痴ばかり言う人はいますか？こういった人にはどう対処をすればいいのでしょう？あなたの周りにいる愚痴ばかり言う人を、うまく対処する方法をご紹介します！

聞き流す

相手の愚痴に真剣に付き合ったとしても、こちらに利益はありません。また、真剣に聞いてしまうと「この人は愚痴をちゃんと聞いてくれる人だ」と思われてしまい、次からもずっと愚痴を言うようになるでしょう。

そうならないためには、愚痴を聞き流すようにしてください。何を言われたとしても、「そうなんだ」「へー」と生返事するようにしてみましょうね。

話題を変える

愚痴ばかりを言ってくる人に対して、愚痴の話題に付き合って会話をしてはいけません。同じ会話をずっと続けることによって、相手はずっと愚痴の話を続けてしまいます。

愚痴の話題が続かないように、さりげなく話題を変えるようにしましょう。あくまで自然に変えることが大切です。

話題を変えることが苦手な人は、話題の中心の人物を変えるようにするといいでしょう。例えば、Aという人が「仕事で嫌なことがあって」と愚痴っていれば、「大変そうだね、そういえばBはどうなの？」と他の人に話題を移すのです。

そうすることによって、話題の主役が愚痴っているAから、Bに変わっていくでしょう。

どうしても愚痴ばかりなら距離をとる

こちら側で対処をしていても、どうしても愚痴を辞めてくれない人はいます。なので、愚痴を辞めてくれない人とは、距離をとるのも一つの手でしょう。

なるべく話さないようにしたり、誘いに乗らないようにしたり、少しずつ距離を置いていくのです。距離を置いていることが相手に伝われば、「もしかしたら愚痴が嫌だったのかもしれない」と相手が気づいてくれる可能性もあります。

もしも距離をとった後、相手が愚痴を言わなくなったなら、また距離を戻してもいいでしょう。

自信をつけさせる

自分に自信がなくて、自分を上げるために愚痴を言う人もいます。そういう人には、なるべく褒めるようにして自信を持たせてみてください。

自信を持つことができれば、他人を下げる必要がありません。つまり、愚痴を言う必要がなくなるのです。

「すごいね」「さすがだね」と褒めるようにして、相手に自信をつけさせてあげてください。他人を下げるような愚痴を言う人は、自信がつくと愚痴が少なくなっていくでしょう。

自分も愚痴で返してみる

愚痴ばかり言う人に対しては、自分も愚痴で返すようにしてみましょう。相手の愚痴にかぶせるようにこちらも愚痴を言うことによって、「愚痴を言われるとどれだけうんざりするのか」を相手にわかってもらうのです。

「職場でこういう上司がいて嫌なんだよね」と言われたら、「わかるわかる、私の上司もこういう人がいて」と返すようにしてみてください。何度もやっていくうちに、相手も「愚痴ばかりだとうんざりする」ということをわかってくれるでしょう。

愚痴ばかり言う人は、周りをネガティブにさせますし、あまりいい事とは言えません。愚痴に対してうんざりしてしまうようなこともあるでしょう。

愚痴ばかり言う人とは、うまく距離感を保つようにしてください。相手の愚痴にずっと付き合わず、多少は受け流すようにして、適度な距離で接しましょう。