夏生まれの性格は？春夏秋冬で性格に違いがある？季節ごとに解説！

ご存知のとおり、日本には3か月ごとに区切られた「四季」を楽しむ風習があります。多くの人が季節ごとのイベントに参加し、楽しんだ経験を持っていることでしょう。

そんな四季を大切にする日本人だからこそ、「生まれた季節によって性格が異なる」と考える人も少なくありません。「夏生まれは夏が好き」といったイメージは、その代表例と言えるでしょう。

それはイメージだけの話ではなく、生まれた季節と個人の性格には、少なからず関連性があるという統計結果もあるようです。この記事では、そんな季節ごとに異なる性格や特徴について、夏生まれを中心にご紹介していきます。

夏と言えば、日差しがまぶしく気温の高い季節です。そのため、溢れるエネルギーをイメージする人は少なくないことでしょう。では、そんな夏生まれの人は、どのような性格的特徴をもっているのでしょうか。夏生まれの性格について、詳しくご紹介します。

かなりポジティブ

夏生まれの人の性格的特徴として、とてもポジティブなことが挙げられます。強く太陽が照りつける時期に生まれるため、太陽の様にエネルギーに溢れた人が多く、ポジティブさでは他の追随を許しません。

比較的暖かい季節である、春生まれの人にも、ポジティブな性格の人が多いと言われています。しかし、よりエネルギーが強く、印象に影を落とさないのが夏生まれの人です。そのため、四季の中では、最もポジティブな人が生まれやすい季節と言えるでしょう。

夏が好き

夏生まれに多いのが、「夏が一番好きな季節」という人です。温暖化が進む近年は、猛暑が続くことから、夏に苦手意識を持っている人は少なくないことでしょう。

そんな中でも、夏のイベントをこよなく愛し、より快活に活動できるのが、夏生まれの人です。好きな季節といえば、比較的過ごしやすい「春」や「秋」を好む人は少なくありません。しかし、夏生まれの人の多くは、夏を「楽しい季節」と表現し、不思議と好みます。

性格的にもポジティブでエネルギーに溢れた人が多いため、無意識のうちに、日光量が多く、最も日の長い季節を選んでしまうのかもしれません。

じっとしているのが苦手

じっと待つことがあまり得意ではない性格をしているのも、夏生まれの人の特徴です。「思い立ったらとりあえず行動！」という人も多いのではないでしょうか。

また、思いつきが突飛なことも多く、それをすぐに行動に移そうとするため、「え！今から！？」と、周囲を驚かせてしまうことも少なくありません。夏生まれの人ばかりが集まれば、その日一日の行動範囲は広くなることでしょう。

夏生まれの人は精神がポジティブかつタフであり、エネルギーに溢れているため、突然の思い付きややりたいことを我慢する必要がないのです。

6月生まれの性格の特徴

夏生まれと一言で言っても、実は生まれた月によって、性格は少し異なります。例えば、6月生まれの人であれば、夏生まれの人の中でも比較的おとなしく、控え目な人が多いと言われています。

基本的にはクールに振る舞うことができますが、中身は負けず嫌いという人が多く、印象とは違い、熱血な面を見せることも。クールさの中に、エネルギーを隠し持った人が多いと言えるでしょう。

7月生まれの性格の特徴

「夏」の中でも真ん中の月に当たる7月。そんな7月に生まれた人は、ムードメーカータイプの人が多いようです。周囲の人と楽しく盛り上がるようなイベントを好み、人の輪の中では一層輝いて周囲を笑顔にします。

しかし、明るい空気の裏には本人の努力が隠れていることも少なくありません。明るい空気を好むあまり、周囲に気を配り、他人に合わせることを最優先に考えているのでしょう。

8月生まれの性格の特徴

8月生まれの人は、人と話すことが大好きです。初めて会った人とも、フレンドリーに話せる社交的な人が多く、聞き上手な人も多いのが特徴と言えます。また、新しいものを好むため、会話の中で流行の物についての話題が出れば、一層楽しそうに話を進めるはずです。

一方で、8月生まれの人には自信家という特徴もあります。新しいことには臆さずどんどん挑戦する性格のため、その行動力が、周囲の人を驚かせることも多いのではないでしょうか。

春と言えば、冬が終わり、生き物が活動的になる季節です。また、新年度として入学式や入社式、進級といった変化の多い季節でもあります。そんな春に生まれた人には、一体どのような性格的特徴があるのでしょうか。次は、春生まれの人の性格についてご紹介します。

リーダー気質

春生まれの人に最も多いのが、リーダー気質の人です。春は、寒い季節を乗り越えてやってくる温かい季節。そんな春を象徴するかのように、春生まれに人には我慢強い人も少なくありません。

人の上に立っても、部下の短所に根気良く付き合うことのできる、器の広い人が多いと言えます。また、耐える時にも前向きでいられる春生まれの人は、苦しい時期も逃げ出さず、成功を収めることができるでしょう。

ポジティブ

先にも少しふれた通り、春生まれの人は、辛い時期にも前向きに耐えることができるポジティブさを持っています。そのポジティブさは、夏生まれの人の特徴としてご紹介したポジティブさとは根本が異なります。

夏生まれの人のポジティブさは、「とりあえずなんとかなる！」という、楽観的ポジティブさが強みであり、勢いとパワーで物事を成し遂げてしまうタイプのものです。

一方、春生まれの人のポジティブさは、辛いことを受け入れたうえで前向きに考えることができます。勢いやパワーはありませんが、苦しいことを正面から受け止める強さを持っているため、社会人になってから信頼される人が多いでしょう。

3月生まれの性格の特徴

春生まれの中でも、3月生まれの人には仕事には神経質な人が多いと言われています。いい加減な仕事をする人と一緒に仕事をすれば、我慢強く対応しますが、ストレスを抱えてしまうことでしょう。

一方で、プライベートになると気を抜きすぎてしまうのも3月生まれの特徴です。仕事終わりのお酒の席では、羽目をはずしすぎないよう注意しましょう。

4月生まれの性格の特徴

4月生まれの人には、一つのことにのめり込むタイプが多いと言われています。自分の好きなことを見つけると、周囲が見えなくなるほど夢中になってしまうのではないでしょうか。

しかし、熱しやすく冷めやすいという特徴も持っているため、夢中になる期間はそう長くありません。一見するとミーハーなだけにも見えることでしょう。

しかし、ハマったものへの熱意は目を見張るものがあり、短い期間でもミーハーという言葉で括れないほどの知識を集めることができます。そのため、短期間でその筋のマニアと同レベルになってしまう人も少なくないでしょう。

5月生まれの性格の特徴

穏やかで過ごしやすい気候が多い5月。そんな5月生まれの人は、気候とは反対に情熱的な人が多いと言われています。人に対して愛情深く、人間関係を大切にするため、周囲の信頼を得る人も多いことでしょう。

しかし、愛情が情熱的すぎて親しい人に対して嫉妬してしまうことも。また、1人の人にのめり込んでしまうあまり、空気を読まない言動をしてしまうこともあります。

とはいえ、愛情が深すぎるゆえの言動であるため、親しい人であれば何も言わずに温かい目で見守ってくれることでしょう。

秋と言えば、「食欲の秋」や「スポーツの秋」と、どんなことに対しても意欲が湧く過ごしやすい季節です。そんな秋に生まれた人の性格には、どのような特徴があるのでしょう。次は、秋生まれの人の性格的特徴についてもご紹介します。

思慮深い

熱い夏が終わり、過ごしやすく安心できる季節に生まれた秋生まれの人。そんな秋生まれの人には、思慮深いという特徴があります。楽観的ポジティブさから勢いで物事を成し遂げる夏生まれとは、正反対の性格と言えるでしょう。

また、自己管理がしっかりしている人が多いためか、長生きする人が多い季節とも言われています。少し心配性すぎる面もありますが、周囲には「落ち着きある大人」といった印象を与えることでしょう。

スポーツが得意でクリエイティブ

思慮深く自己管理ができる秋生まれの人には、スポーツや芸術といった分野で大きな功績を残す人も少なくありません。元々のセンスが良いため、そこに手先の器用さが合わされば、画家や彫刻家など、様々な芸術作品を生み出すことができるでしょう。

また、イギリスのエセックス大学が発表した研究内容には、「秋生まれの人は、跳躍力や瞬発力が優れた人が多い」といった記述もあり、スポーツの分野でも才能を発揮しやすいことが分かります。

実際に、アスリートは秋生まれに多いという統計もあるため、身体能力の高さは折り紙付きと言えるでしょう。

9月生まれの性格の特徴

9月生まれの人には、感受性が高く、知的な人が多いと言われています。高い感受性を活かし、芸術家や小説家といった職業を目指す人も少なくありません。

しかし、自身のペースを崩されることを嫌い、優柔不断でもあるため、作品の納期が決まっている場合は気を引き締めて取り組む必要があります。自分のペースでのんびり構えていると、「締め切り前になって大慌て」という結果になることは間違いないでしょう。

10月生まれの性格の特徴

10月生まれの人の性格は、一言で言えば「典型的な職人気質」です。とても忍耐強く、これと決めた目標までひたすら弱音を吐かず突き進むことができます。

「これだ」と感じたことは決して譲らない頑固さや、コミュニケーションが苦手と言った短所もありますが、自身のやりたいことさえ見つかれば、充実した人生を送れることでしょう。

11月生まれの性格の特徴

11月生まれの人の性格は、10月と少し似ており、努力家で頑固です。秋生まれの人の特徴として共通しているのは、それぞれに違った頑固さを持っているという点でしょう。

11月生まれの人は凝り性でもあるため、自身の決めた枠から逸脱したものを良しとすることができません。そのため、挫折を経験することも少なくないでしょう。

しかし、10月生まれの人と同様に、自身の目標を決めて前へ進むことができるため、きっかけさえあればすぐに立ち直ることができるはずです。

冬は寒く、多くの生き物にとっては耐え忍ぶ季節と言えます。暗いイメージもある一方で、「次に備えて蓄える」という、「生命の強さ」を象徴する季節とも言えるでしょう。

そんな冬に生まれる人は、一体どのような性格的特徴をもっているのでしょう。冬生まれの人の性格についても、ご紹介していきます。

聡明

冬生まれの人に共通する特徴は、頭脳明晰でストイックな点です。自分に厳しく頭が切れるため、冬生まれには成功者が多いと言われています。物事に動じず、冷静に判断できるため、先を見据えて行動することも得意です。

また、成功には人間関係の円滑さも重要なため、グループの調和を乱さず、上手く立ち回ることにも優れています。年齢を重ねるにつれ、深みのある人間になる人が多いでしょう。

個性的なこだわりを持つ

人の中で上手く立ち回ることを得意とする冬生まれの人ですが、その本心を周囲に見せることはあまりありません。実際には、ごく少数の限られた人にのみ、心を許すことができる人がほとんどでしょう。

そんな冬生まれの人の多くは、実は個性的なこだわりを持っている人も少なくありません。冬生まれの人と本当に親しくなれば、意外な好みや価値観に驚く人は多いことでしょう。

12月生まれの性格の特徴

12月生まれの人には、警戒心の強い人が多いと言われています。親しい人にしか心を許さない冬生まれの中でも、特にその傾向が強い人が多いでしょう。

もちろん、そんな警戒心を表に出すことはありませんが、本当に親しくなるには何枚もの壁を超える必要があります。一方で、親しくなれば相手を独占したいと考える独占欲の強さも併せ持っています。

自分と親しい人が他の人とも親しくしていれば、嫉妬せずにはいられないことでしょう。

1月生まれの性格の特徴

冬生まれの人の中でも、特に協調性が高いのが1月生まれの人です。様々な考え方を受け入れられる、広い器の持ち主が多いためでしょう。

そんな1月生まれの人は、粘り強く、耐えるということにも非常に長けています。成功者には必要な努力や我慢も、目標のためであれば苦にならないため、周囲からは尊敬の目で見られるはずです。

また、コツコツと積み重ね、努力することを好むため、毎月決まった額を貯金している、という人も多いのではないでしょうか。

2月生まれの性格の特徴

最後にご紹介する2月生まれの人は、強い上昇志向の持ち主です。努力家なだけでなく決断力もあるため、難しい問題でもきちんと決断し、行動することができます。

そんなはっきりとした決断が、時には敵を作ってしまうこともあるでしょう。しかし、決断する力は、上に立つ者には必須と言える才能です。今現在、人間関係を理由に決断を悩んでいるようであれば、自身と相手を信じ、思い切って決断することで上手くいくかもしれません。

自身の性格を知り、今後に活かしたいと考えた人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、併せて知っておきたい誕生石についてもご紹介します。

身に着けるだけで幸運が訪れるという誕生石。ここでは6～8月の誕生石のみをご紹介しますが、それぞれに異なる石言葉も魅力的です。6～8月生まれではないという人も、石言葉に魅力を感じたのであれば、購入すると良いことがあるかもしれません。

6月：真珠

6月の誕生石として有名なのは、「パール」です。日本では真珠とも呼ばれるこの石は、人の手で成形せずとも、初めから美しい球体として生み出される生成物です。そのことから、「夫婦円満」や「愛情」といった意味を持つと言われていました。

現在、最も有名な石言葉は「富」や「長寿」といった言葉ですが、中には「純潔」といった色にちなんだ石言葉もあり、現在でも「愛の象徴」として身に着ける人も多い石です。

また、グレーがかった真珠には「ビジネスの成功」を意味しているため、これから起業する人や、出世したいという人は身に着けてみてはいかがでしょうか。

6月：ムーンストーン

6月の誕生石には、恋愛に関する守り石としても有名な「ムーンストーン」もあります。日本では月長石（げっちょうせき）とも呼ばれるこの鉱石は、輝きが月光の輝きと似ていることからその名がつけられました。

古来から「月の力が宿る石」と信じられてきたムーンストーンは、「恋人たちの石」という異名もあり、「愛の象徴」や「恋愛や結婚」といった石言葉を持ちます。

感受性を豊かにし、直感力を高める効果もあるため、恋愛の成就を願う人はもちろん、芸術家を目指している人にもおすすめの石と言えるでしょう。

7月：ルビー

ガーネット以上に力強い赤が印象的な「ルビー」は、7月の誕生石です。日本では「紅玉」とも呼ばれており、ローマ帝国時代には「太陽の象徴」とされた、夏生まれにふさわしい鉱石と言えます。

石言葉は「熱情」「純愛」と、交際中のカップル向けの言葉が多いですが、中には「勇気」という言葉もあるため、「告白するのにあと一歩勇気が出ない…」という人にも、ぜひ手にしてほしい石と言えるでしょう。

8月：ペリドット

8月の誕生石として最も有名なのが、華やかな印象を与える黄緑の鉱石、「ペリドット」です。日本では「橄欖石（かんらんせき）」とも呼ばれるこの鉱石は、喜びの気持ちを連想させ、ポジティブになれる守り石としても有名です。

石言葉は「夫婦の幸福」「信じる心」とされており、どちらも結婚後の男女が求める魅力的な言葉ではないでしょうか。「夫婦の絆を深めたい」、「前向きな気持ちになりたい」という方にはぜひ身に着けてほしい鉱石です。

夏生まれの人の性格的特徴を知ることで、自身の魅力や短所を再確認できたのではないでしょうか。とはいえ、当然、生まれた季節だけがその人の性格を形づくるわけではありません。

育った環境や遺伝なども、その人の性格に大きく関わっていることは間違いないでしょう。しかし、生まれた季節によって得手不得手があったり、大まかな性格が似ていたりという統計結果があるのも事実です。

自身の性格と照らし合わせ、毎日をより充実した楽しいものにできるよう、参考にしてみてはいかがでしょうか。