前立腺オナニーで絶頂を味わおう！気持ち良くなるための方法と注意点

前立腺オナニーとは、アナルの中にある前立腺を刺激して性感を得る自慰行為です。ペニスで性感を得る普通のオナニーに対して、前立腺オナニーはアナルで性感を得るもの。アナル性感と呼ぶこともありますが、男性に特化しているのが前立腺オナニーという訳です。

前立腺はペニスのように目に見える部分ではありません。かなりマニアックな性感帯なので、その快感を知る男性はごくわずか。

しかし開発次第によっては、何度も絶頂を味わうことができるのです。まずは前立腺オナニーの魅力と、正しい前立腺の場所をチェックしていきましょう。

男性のみが楽しめるオナニー

前立腺オナニーは男性にしか楽しめないオナニーです。排尿時の気持ち良さにとてつもなく近い、何とも言えない絶頂が味わえることで密かに人気。ちなみにアナル性感は男女どちらも楽しめますが、前立腺は男性にしかありません。

目に見えないマニアックな性感帯なので「男のGスポット」とも呼ばれたりもします。また前立腺オナニーはアナル開発を伴うため、「アナニー」と呼ばれることも。アナニーを極めた人は「アナラー」と呼ばれています。

前立腺オナニーでのイキ方は、射精を伴うものとドライオーガズムの2種類。後者は女性がイク快感に近いことから”メスイキ”と呼ばれ、開発次第では何度も絶頂することが可能です。

前立腺の場所をチェック！

では前立腺は一体どこなのか？と言えば、肛門から約10㎝あたりの部分。ちょうど指を第二関節まで入れたおへそ側にあるのが前立腺です。感触は女性のGスポットに触れたような感覚に近いかもしれません。

人によって個人差はありますが、大抵の人は楕円球のような形がポコッと出っ張っています。前立腺はペニスの根元あたりにあり、ペニスが勃起すると前立腺も膨らんでいきます。

ここまで聞くと指を入れて確認したくなるでしょう。しかしそこが肛門という狭き門なので、最初こそとてつもなく激痛を襲います。しばらくは指先を入れるのが精一杯であることを、あらかじめお伝えしておきます。

男性にとってアナル開発を試みるということは、色々と迷う所があるはずです。前立腺オナニーには大きな魅力がある分、見逃せない欠点もあります。そんな前立腺オナニーが持つ、メリットとデメリットそれぞれを見ていきましょう。

メリット：強い快感を得られる

手コキオナニーが全てではなかった…そう思わせるほど強い快感が襲うのが、前立腺オナニー最大の魅力です。前立腺オナニーで射精イキをする男性もいますが、目指すところはドライオーガズムですね。

アナル開発というアブノーマル感に抵抗を感じる人も多いでしょう。しかし前立腺オナニーで、まるで電流が走ったようなメスイキを体感した日には、きっと後戻りできないはず。「もっと早くやればよかった…」と後悔すらしてしまうはずです。

メリット：何度もイケる！

前立腺オナニーでドライオーガズムを極めると、女性が何度も「イク！」と絶頂をくり返す、あの体験ができるのです。射精を伴わなければ賢者タイムもなくなります。その経験はきっと、これまでの平凡なオナニー人生に大きなピリオドを打つでしょう。

また、前立腺オナニーの向こう側とも言える「トコロテン」を目指すことも可能。これは、前立腺への刺激だけで射精をくり返す行為です。”男の中イキ”とも呼ばれていますが、性感の幅を広げたい人はとことん追求することができます。

メリット：早漏対策になる

実は、早漏対策のために前立腺を開発する男性も多いことも事実。その理由は、ペニスでイキそうになった瞬間、快感を前立腺側に逸らせるからです。

持続力に自信がない男性にとって、気持ちいい上に早漏改善ができる前立腺オナニーは、願ったり叶ったりの行為ではないでしょうか。早漏に本気で悩むのなら、一度は試す価値アリです。

デメリット：準備と片付けに時間がかかる

普通のオナニーなら射精後の処理だけ考えればいいものですが、前立腺オナニーの場合は準備が必要です。何よりも、アナル開発に大きな時間を費やしてしまうので、簡単に性感が得られないのが大きな難点。

アナル開発での痛みをともわなくなるまでおよそ1カ月。前立腺まで指を挿入できるまで1カ月、またはそれ以上かかってしまいます。ほとんどの人がアナル開発の段階で諦めてしまうので、前立腺オナニーはごく少数のアナラーしか味わえない性感なのです。

デメリット:専用のグッズが必要

前立腺オナニーで大きな快感を得るには、ある程度の専用グッズが必要です。指ひとつでも前立腺オナニーはできそうですが、そこが肛門の中であることを思い出してください。

肛門の中はペニスとは比にならないほど雑菌にあふれているので、素手で触るのはNG。前立腺を刺激させるアダルトグッズを使った方が、とんでもない快感が襲うことも合わせてお伝えしておきます。

デメリット：アナルセックスをしたくなる

これまでノーマルのオナニーやセックスをしてきた人にとって、アナル開発は大きな分岐点になるでしょう。アナル性感にハマったことがきっかけでゲイに目覚めたり、女性ならレズビアンセックスへ走る人もいます。

「前立腺オナニーにハマりすぎてアナルセックスをしたくなったらどうしよう」と、念のためそこまで一度考えておいた方が良さそうです。

「本当に気持ちいいのかな？」と気になっている人は、実際に前立腺オナニーを体験した男性のリアルな感想を参考にしてみてください。ここでは、前立腺オナニーに対する意見や実際に試してどうだったのか？のリアルな男性意見をまとめてみました。

痛そうだから無理！普通のオナニーで充分

「肛門の中に指を入れるなんて無理！痛みに耐えられないから普通のオナニーで充分！」（31歳/男性/不動産関係）

イメージだけで無理！と感じてしまう男性は多いですよね。アナル開発をしなければ前へ進めないのが、前立腺オナニーの大きな欠点。女性が中イキを諦めてしまうような、それに近い感覚でしょう。

彼女に前立腺を攻められてからハマってる

「実は今の彼女から前立腺を開発されてしまって…そこから自分でイジるようになってすっかりハマっちゃってます！」（27歳/男性/運送業）

「彼女から開発されてしまった」というパターンもあるようです。きっと経験豊富な女性だったのでしょう。そして前立腺の快感にすぐに目覚めたのではないでしょうか？

前立腺の開発のために専門風俗に通う男性もいるので、誰かに開発されてしまった方が快感を得やすいのかもしれません。

自分の指で開発してみたたけど挫折した…

「自分で挑戦してみようとしたけど、あまりにも痛くて挫折しました…。」（29歳/男性/飲食店勤務）

未知の快感を感じてみたい気持ちはあっても、いざ肛門に指を挿入した瞬間の激痛は耐えがたいものがあります。アナル開発の痛みを乗り越える前に、「もう無理」と挫折してしまう人の方が圧倒的多数です。

ゲイみたいな行為にちょっと引く

「気にはなるけど、アブノーマルすぎてちょっと引く…。ゲイじゃないのにっていう葛藤が起きてしまいます。」（28歳/男性/製造業）

アナル開発を受け入れるか否か？が大きな分かれ目になってしまいますよね。アナニー＝同性愛というイメージが頭に焼き付いている場合は、どうしても心が抵抗してしまうでしょう。

前立腺グッズを使い出したら病みつきに！

「アナニーに興味があったのでエネマグラを使ってみたら…もう元のオナニーには戻れなくなりました！」（32歳/男性/販売員）

エネマグラとは前立腺用の定番グッズのことです。指で前立腺を刺激させるよりも、道具を使った方が圧倒的に気持ちいいのは確か。こちらの男性はすっかりハマってしまったようですね。

お待たせしました。ここからは前立腺オナニーの基本的なやり方を詳しく解説していきます。アナル未開発の人は適当な仕方で行ってはなりません。大事な肛門を傷つけないように、安全なやり方で前立腺の快感を確かめていきましょう。

浣腸して排泄物を出しておく

アナル開発をする前には必ず排泄物を出しておくこと。アナル洗浄はアナラーには欠かせない準備です。とくに便秘気味の人ほど徹底して行いましょう。

肛門の中に指を挿入したら便が出てしまった…そんな経験をしてしまわぬよう、浣腸やアナル専用の道具を使って排泄物を出しておきます。

アナラーの人達はシャワーヘッドを外したホースで肛門を洗浄したりしますが、初心者の人は何回かにわけて浣腸を行います。できるだけ、お尻から出る水が透明になるまでくり返しましょう。

指や道具にコンドームや指サックを装着

肛門の中を素手で触るのだけは絶対にやめましょう。大腸菌や雑菌であふれているので、必ず指サックの装着を忘れないでください。指サックがなければ指にコンドームをはめて代用を。

事務用の指サックでもOKです。よく洗ってから使ってください。また道具を使う人は、こちらにもコンドームの装着を忘れずに行いましょう。

肛門に潤滑ゼリーをたっぷり塗る

アナルの中は女性のように”濡れる”ことはないので、そのまま挿入すると激痛が走ります。必ず肛門の中に潤滑ゼリーを入れてから、指や道具を挿入するようにして痛みを避けてください。肛門の入り口のシワにもたっぷり塗ると、引き裂かれるような痛みが軽減できます。

会陰を優しくマッサージ

アナルに触れる前に、会陰を優しくマッサージをしましょう。会陰とは、肛門と玉袋の間の部分です。ここをゆっくりと触れていくと、肛門入り口の緊張感もほぐれていきます。

また、表から前立腺へアプローチすることもできるので、開発次第では会陰だけで快感を得ることも可能です。

指を第2関節まで挿入する

リラックスをしながら、ゆっくりと指1本を肛門から挿入していきます。最初は指先を入れた時点で痛みを感じてしまうので、焦らずゆっくりと行ってください。

少しずつ指を深めていき、第一関節、そして第二関節へと進めていきましょう。5㎝ほど奥まで挿入できるようになったら次の段階へ進むようにして、焦らずにゆっくりと開発してください。

前立腺をソフトに刺激していく

肛門に入れた指で奥の方を探っていくと、突起している前立腺を見つけることができます。そこを指の腹でやんわりと刺激をしながら、少しずつ開発を進めます。

今まで感じたことのないピリピリ感や、腹の底から何かが沸き立つような不思議な性感を感じてくるので、もう少し続けてみてください。痛みを紛らわすために、ペニスをしごいて気をそらしてみるのも◎。

いきなり射精をしてしまうかもしれないので、心の準備をしておきましょう。予想だにしない強い快感がもうすぐやってきますよ！

前立腺の快感を確かめることができた人は、その快感を大きく開花させてみましょう。前立腺オナニーをより気持ちよくできるコツの数々をご紹介するので、気になるものから試してみてください。

定期的に行って開発する

時間をかけて開発したアナルは、放っておくとノーマル状態に戻ってしまいます。前立腺の感覚も鈍ってしまうので、定期的な開発を持続していきましょう。普通のオナニーと交互に行ってみてもいいですね。

会陰や玉袋もマッサージ

アナルの中にある前立腺を外からマッサージすると、思わず声が漏れる快感が襲います。ぜひ会陰からも同時に刺激を与えて性感をアップさせましょう。

また、玉袋もじんわりとした心地よさを与えることができます。アナルの緊張をほぐす意味でも優しくマッサージしてみてください。新しい性感帯の発見もできるので、いつもと違う場所を積極的に刺激していきましょう。

PC筋を意識する

PC筋とは、ペニスの根元にある筋肉のこと。勃起力や射精力に影響する、男性にとって大事なこのPC筋を意識してみてください。すぐ横の前立腺の快感も増大します。セックス力も上がるので、ぜひPC筋を鍛えて自信につなげましょう。

乳首も一緒に弄る

前立腺というアブノーマルを開花させた人なら、乳首をいじる「チクニー」の素質も持っているはず。男性でも開発次第で乳首イキは可能です。前立腺マッサージをしながら、乳首もじっくり弄ってみて。まるで女性のようなオーガズムが体感できますよ。

トコロテンを目指してみる

前立腺を開発していくと、ペニスに触れずに射精することが可能です。そして射精が止まらなくなる”トコロテン”も体感することもできます。

射精しっぱなし状態になるという快感は、普通のオナニーでは味わえません。ただし、ノーマルに戻れなくなる危険性も伴うのでやり過ぎには要注意！

前立腺オナニーには専用グッズが必需品です。アナル開発に必要な道具と、前立腺を刺激するグッズをぜひ手にしてみてください。ここではとっても大きな快感を味わえる、必須アイテムをここでご紹介いたします。

エネマグラは初心者にオススメ

前立腺マッサージ器である「エネマグラ」はアナラー必須のアイテムです。細身で柔らかいシリコンタイプばかりなので、前立腺初心者にもオススメ。ドライオーガズムを目指す男性にも愛用されています。

指サック

先述でもあったように、アナル開発には「指サック」が必須アイテムです。ツルンとしたゴムが指のささくれをカバーしてくれるので、痛みを軽減させる意味でも必ず用意をしましょう。

性感ローション

アナルや前立腺開発に欠かせないのがローションです。痛みを軽減させ、性感をアップさせるために必ず用意をしましょう。

アナル用に用意するなら乾きにくいオイル系タイプがおすすめ。一般的な水溶性ローションよりもコスパが高くなるので、色々試して自分に合うものを探してみてください。

前立腺バイブ

より高い刺激を求めるなら「前立腺バイブ」を手にしましょう。ブルブルした振動がアナルの中をかき乱し、アイテムによっては会陰や睾丸まで刺激を与えてくれます。上級者向けなので、アナル開発が進んでから購入を検討するといいでしょう。

アナル浣腸器

アナル洗浄のために必ず用意したい物、それは「アナル浣腸器」です。便秘がちな人なら一般的な「グリセリン浣腸」を使って綺麗に排出させましょう。そうでない人も、アナル用シリンジを用意して、お湯で肛門の中を洗浄しておくようにしてください。

前立腺オナニーを安全に楽しむために、守ってほしいことがあります。普通のオナニーとは違う危険を伴うので、次の注意点は忘れないでください。

爪は短く切っておく

肛門を傷つけないために、オナニー前には爪を短くカット。ささくれも治しておきたいですね。指に傷がある人は肛門の雑菌が侵入してしまう恐れがあるので、治るまではやめておきましょう。

痛みを感じたらスグやめる

アナル開発は焦らず、慎重に行ってください。未開発の人は指先だけでも痛みを感じてしまうので、必ずローションを塗って、痛くなったらすぐにやめましょう。

最初は第一関節まで挿入することを目標に、肛門が緩まるのを待ちます。焦ると切れ痔を起こしてしまい、出血をしてしまうので要注意。

勃起障害を起こす恐れ

とてつもなく快感が襲うため、前立腺オナニーにハマりすぎて元に戻れなくなる人がいます。最も怖いのが、勃起障害を起こしてしまうことです。1度アナラーとなってしまうと、普通のセックスができなくなる危険があることを忘れないでください。

肛門の広がりすぎに注意

アナル開発をやりすぎてしまい、気づいたら肛門が締まらなくなってしまった！…そんな危険もアナルには潜んでいます。何ごともやりすぎてはいけないということです！

普通のオナニーでは味わえない強い快感と、何度も襲ってくるメスイキ体験ができる！…それが前立腺オナニーの魅力です。男性としては、1度くらいは体験してみたいと思うでしょう。

オナニーのマンネリ化を止めるにはこれ以上ない刺激が得られますが、とにかくやりすぎには注意してください。普通のセックスができなくなった…なんていう事態にならないように、ほどほどに楽しみましょう！