10歳年下の彼氏ってどうなの？上手な付き合い方と結婚に対する本音

「年の差カップルは年上男性と年下彼女の組み合わせが普通」「女性は年を取るとモテなくなる」という考えは、もはや過去のもの。年下男性から好意を寄せられたり、実際に10歳ほど年下の彼氏と付き合っているという女性も少なくありません。

このような世間の変化を反映してか、最近では年上彼女と年下彼氏を描いた漫画やドラマも増えてきていますよね。

ですが、同世代や年上男性としか付き合ったことがない女性の場合、10歳ほど年の離れた男性に恋をしても「勝算がない」と悲観的になってしまいがち。

この記事では10歳年下の彼氏との上手な付き合い方について特集しているので、年下の男性に恋をしている女性はぜひ最後までご覧ください。

最近では女性が年上、男性が年下というカップルも珍しくなってきていますが、それでも10歳もの年の差カップルは決して多くはありません。

「10歳以上年下の男の子に胸がときめくこともあるけれど、周囲の目が気になって一歩踏み出せない」という女性も意外と多いのではないでしょうか？

ここではまず、10歳年下の彼氏に対する女性のさまざまな意見をご紹介していきます。

刺激になっていいと思う！

「若い頃は年上の男性が好きだったけれど、自分がいざ30代に突入してみると、20代前半の年下の男の子が可愛く思えるんですよね。今付き合っている10歳年下の彼氏は、年上の元彼と違って若々しいしすごくピュア。そんな彼氏にいつもトキメキと刺激をもらっています！」（34歳/女性/秘書）

10歳も年が離れているとジェネレーションギャップを感じやすいものですが、「そこがいい！」「若い彼氏と付き合うと自分まで若々しい気持ちになる」と、年が離れていることをポジティブに捉えている女性が多いようです。

好きなら年齢なんて関係ない！

「歴代彼氏はみんな同世代で、今まで年下の男性に恋愛感情をもったことはありませんでした。でも、外見はもちろん内面までドストライクの男性に出会い、たまたま私よりも10歳年下だったんです。好きになってしまえば、年齢なんて関係ないんだなぁって思いましたね。」（38歳/女性/教員）

確かに、年齢で人を好きになるわけではありませんよね。好きになった人が自分よりも10歳年下だからといって、それが恋愛の妨げになるわけではないという意見も目立ちました。

自分が老けて見えそうだから私は無理かな

「最近の30代は若くて綺麗な女性が多いとは言っても、10歳年下の彼氏と並んで歩くと自分が老けて見えそうで怖い…。若い男の子を可愛いと思うこともあるけれど、さすがに10歳の年の差は乗り越えてまで付き合いたいとは思わないですね。」（29歳/女性/福祉関係）

若さを女性の価値とする性差別的な風潮は近年では弱まってきたとは言え、年をとることにコンプレックスを感じる女性も少なくありません。

「10歳年下の彼氏と付き合うと自分の老いを直視させられそう」と感じる女性も一定数いるようです。

年下の男性は頼りなさそう…

「実年齢と精神年齢がイコールだとは思いませんが、まだ大人になりきっていない大学生や社会人になりたての若い男性にはあまり魅力を感じません。10歳も年下だと頼りなさそうですし、自分がリードしてあげなければいけないかと思うとプレッシャーを感じるかも…。」（33歳/女性/研究職）

包容力と頼りがいのある年上男性とばかり付き合ってきた女性からすると、10歳も年が離れている男性と付き合うのには確かに抵抗感を覚えるのかもしれませんね。

婚期を逃しそう…

「20代前半までは、年上のお姉さんに憧れる男性は多いですよね。でも、そうした男性も20代後半を過ぎれば同年代や年下の女性に興味をもちはじめるもの。10歳近く年下の彼氏と付き合っても、途中で捨てられてしまいそうで怖いです。」（27歳/女性/事務）

「30歳までには結婚したい」と考えている女性からすると、10歳も年下の彼氏と付き合っても結婚には至らず、貴重な時間を浪費するだけ。

「たとえ10歳年下の男性を好きになっても、婚期を逃がしてしまわないように恋心を封印する」という声も聞かれました。

「初めて恋をした日に読む話」や「今日会社を休みます」といった漫画がヒットしているように、最近では女性のほうが10歳以上年上というカップルも世間に受け入れられるようになってきています。

ですが、今まで同世代の男性としか付き合ったことがない女性からすると、「10歳も年下の彼氏と付き合って上手くいくの？」と不安に感じるはず。

そこでここからは、10歳年下の彼氏と付き合うメリットとデメリットの両方についてチェックしていきましょう。

卑屈になってしまうデメリット

10歳年下の彼氏と付き合っていると、周囲の人に彼氏の姉や母親と間違われたり、年が大きく離れていることを驚かれることもあります。

また、「おばさんと若い男の子の組み合わせなんて」と陰口を叩かれた経験のある女性も…。彼氏から愛されていることを実感できていても、「私は彼よりも10歳年上のおばさんだし」とつい卑屈になり、ネガティブ思考に陥ってしまう女性も珍しくありません。

「若い子に奪われるのでは？」と心配するデメリット

「今は私のことを好きでいてくれても、時間が経てば若い女の子に目移りするのでは」と、10歳年下の彼氏の浮気や心変わりを常に疑ってしまうという女性も一定数存在します。

特に社会人彼女と学生彼氏のカップルの場合、彼氏が同世代の若い女の子と飲み会やサークルで楽しそうにしているところを想像すると、嫉妬や不安で心が埋め尽くされてしまうでしょう。

アンチエイジング効果が得られるメリット

年下彼氏と付き合うことにはデメリットも少なくありませんが、メリットもあります。たとえばずっと年上の「おじさん」よりも、10歳年下の若い男性と付き合ったほうが心も体も若々しくいられますよね。

時には、彼氏の若さに嫉妬したり不安を覚えることもあるでしょう。ですが、「彼氏と並んで歩いても違和感のない自分でいたい」「おばさんに見られたくない」と美へのモチベーションが高まり、アンチエイジング効果が得られるというメリットもあるのです。

恋愛の主導権を握ることのできるメリット

同世代や年上の男性と付き合うと相手のペースに合わせざるを得ず、自分らしい恋愛ができなくなるという女性も少なくありません。

特に自立心が旺盛で「恋愛では自分がグイグイとリードしたい」と考えている女性ならば、なおさらでしょう。

その点、10歳年下の彼氏と付き合えば恋愛の主導権を握れますし、「年上のお姉さん」として彼氏をあなた色に染め上げることも不可能ではありません。

10歳年下の彼氏と付き合うと、年の差が原因ですれ違いを起こしたり喧嘩をしてしまうことも…。

また、彼氏との結婚を意識しているけれど、10歳差がネックになってなかなか自分からそのような話題を持ち出せずに悩んでいる女性もいることでしょう。

そんな女性のために、以下では10歳年下の彼氏と上手に付き合うためのコツをご紹介していきます。

無理して合わせない

ほとんどの年下彼氏は、年上彼女に対して同世代の女子のような「キャピキャピ」した雰囲気を求めていません。

自分よりもずっと年上であることを承知の上で、彼女の成熟した人間性や人生経験の豊富さなどに魅力を感じているのです。

彼氏は、ありのままのあなたを好きになってくれたはず。だからこそ、若作りをするなどして無理に年下彼氏に合わせる必要はありません。

変に気を張らず、自然体で年下彼氏と付き合うように心がけてみてくださいね。

包容力を持って接する

包容力や母性のような温かさは、若い女子にはない大人女子ならではの魅力です。「この人ならば自分を優しく包み込んでくれそう」という期待感から年上彼女と付き合う男性も少なくないため、大人の余裕をもって彼氏と接するようにしてみてください。

「大人のお姉さん」ならではの魅力をフル活用すれば、年下彼氏はあなたにゾッコンになるはず。心変わりや浮気の防止策にもなりますよ。

子供扱いしない

10歳も年が離れていると、つい上から目線で母親のように小言を言ったり、子供扱いをしてしまいがち。ですが、このような行為は年下彼氏のプライドを傷つけ、あなたへの愛情を損ねてしまう原因になりえます。

あなたが若さにコンプレックスを感じるように、彼氏もあなたより年下であることを密かに気にしているもの。

だからこそ、彼氏のことをあなたと対等な「大人の男性」として尊重してあげましょう。時には彼氏に甘えて、「男」としての自尊心をくすぐってあげるのも効果的。

普段はしっかりした大人の彼女がたまに自分のことを頼ってくれると、「男として認められている」と満たされた気持ちになるのです。

10歳という年齢差を気にすぎない

年下の男性との交際経験がない女性にとって、10歳年下の彼氏が時に理解不能な存在に思えてしまうこともあるでしょう。

ですが、人と人の付き合いにおいて、ましてや恋愛において年齢差は大した問題ではありません。大切なのはお互いに愛情をもち、尊敬しあえるかということ。

年齢差にばかり気をとられて彼氏との愛情を育むことを疎かにしてしまっては、本末転倒です。「あなたと違って私はもう若くないから」「おばさんだから」といった自虐的な言動はやめましょう。

年下の彼氏が欲しいけれど、なかなか出会いやきっかけが掴めずに悩んでいるという女性も多いのではないでしょうか。

そこで以下では、10歳年下の彼氏を作る方法をご紹介していきます。

落ち着いた女性になる

年下の男性が年上の女性に恋心を抱くのは、同世代の女子にはない落ち着きがあるから。「大人の素敵なお姉さん」という憧れを壊してしまわないように、年相応の落ち着きと品格を身につけましょう。

年下の男性に引け目を感じて変に若作りをしたり、子供っぽい幼稚な言動をしてしまうのはNGです。

年上ならではの上品な色気を見せる

成熟した大人の女性ならではの色っぽさは、年下男子にとって大きな魅力に感じられるもの。若さに執着してキャピキャピした女子でいようとするのではなく、大人の女性だけが醸し出せる余裕のある色気を見せましょう。

色気は服装や体型、ヘアメイクだけでなく、話し方や仕草にも宿るものです。たとえば早口ではなくゆったりと落ち着いて話すこと、一つ一つの動作を丁寧におこなうことで、色っぽい雰囲気を醸し出すことができますよ。

「隙」を見せる

あなたに魅力を感じていたとしても、10歳という年の差ゆえに積極的にアプローチすることができず、恋心を諦めてしまう年下男性もいます。

大人の女性としての色気やクールさは年下彼氏を作る上で大きな「武器」となりますが、そのアピール方法を間違えてしまえば「完璧すぎて近寄りがたい」と思われてしまいかねません。

年下男性があなたにアプローチできるように、話しかけやすい雰囲気を出したり適度に「隙」を見せたりすることも大切です。

女磨きを怠らない

最近ではアラフォー・アラフィフでも若々しくて魅力的な女性が増えてきましたが、彼女たちの多くは自堕落な生活をせず、自分を律して美を維持しているものです。

どんなに内面が素敵な女性であっても、外見が男性にとって好ましくなければ、年下彼氏をゲットするハードルが高くなってしまいます。

「もう年だから」と年齢を理由にして女磨きを怠るのではなく、女性であることを楽しみながら美意識をもって日々を送るようにしてみてください。

綺麗になれば年下男性からアプローチされやすくなるのはもちろんのこと、自分に自信がもてるようになり、人生をよりポジティブに生きられるようになるはずです。

「年下彼氏と付き合っているけれど、結婚のことを考えると別れを考えてしまう」という女性は少なくないはず。

2～3歳差ならばまだしも、10歳以上年が離れているとなると結婚が難しいと考える人も多いことでしょう。

そこで以下では、10歳以上年上の彼女をもつ男性の結婚に対する本音をリサーチしてみました。

彼女は彼女だから年齢は気にせず結婚できる

「昔は同世代の女性と結婚するのかなと漠然と考えていましたが、10歳年上の彼女と真剣交際をスタートさせてからは、結婚に年齢差は関係ないと思うようになりました。彼女が何歳でも、自分にとって大切な女性には変わりないですからね。」（25歳/男性/公務員）

愛する女性ならば年の差なんて気にならないという声が多く聞かれました。また、「年下の女性は可愛いけれど、自分がしっかりとしなきゃいけないというプレッシャーを感じてしまうから、むしろ年上の女性と結婚したい」という意見も。

姉さん女房に憧れる！

「成功したスポーツ選手は年上の女性と結婚していることが多いですよね。大変なことがあっても「姉さん女房」と一緒なら人生の荒波を乗り越えられそうだし、自分を正しい方向に導いてくれそう。」（26歳/男性/トレーナー）

人生をともに歩む伴侶だからこそ、人生経験豊富な年上女性と結婚したいという男性も意外と多いようですね。

ほかに、「母親を小さい頃に亡くしたので、母性を感じさせてくれる年上の彼女と結婚したい」という声もありました。

できないかな…子どもが欲しいから微妙なとこ

「恋愛なら10歳年上の彼女でも全然大丈夫ですが、結婚となると正直微妙ですね…。結婚したら2人くらい子どもが欲しいと思っているんですが、僕が今30歳なので、10歳年上の女性と結婚となると難しいような気がします。」（30歳/男性/運輸業）

最近では高齢出産も珍しくなくなってきていますが、妊娠や出産のことを思うと、年上彼女との結婚を現実的に考えられないという男性もいるようです。

結婚したいけれど親や周囲の反応が気になる…

「10歳年上の彼女と結婚したいと考えているんですが、以前彼女のことを親に何気なく話したところ『年が離れすぎじゃない！』とかなり否定的な反応をされたので、プロポーズに二の足を踏んでいます。」（23歳/男性/商社勤務）

結婚するからには、親や友人に祝福してもらいたいと考えるのは当然のこと。「妻が夫より10歳も年上」ということに拒絶反応を示す人もいるため、周囲の目や批判を気にして結婚に踏み切れないという悩みも聞かれました。

今回は10歳年下の彼氏と付き合うメリット・デメリットや、結婚に関する彼氏の赤裸々な本音についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

何歳年が離れていても、結局は人として相性がよいかどうか、お互いに愛し合い大切にできるかということが大切です。

年下男性と付き合うと若さに嫉妬をしたりコンプレックスを感じてしまうこともありますが、あなたを愛してくれる彼氏のことを信頼し、卑屈になるのはやめましょう。

年の差をあまり気にすることなく、自然体で付き合うことが年下彼氏と上手に付き合うための秘訣ですよ。