「献身的」とはどんな意味？献身的な女性の特徴も徹底リサーチ！

昔から献身的な女性はモテると言われています。日本では女性は家事や家族の世話、男性は外で仕事をしてお金を稼ぐ、というスタイルが主流となっていた時代があるため、その名残が今でも残っているのでしょう。

そんな献身的な女性は実際にモテるのでしょうか？また、どのような人のことを「献身的」と呼ぶのか、特徴が気になる人も多くいるでしょう。

そんな献身的な人の特徴に触れる前に、まずは言葉の意味、類語などを簡単におさらいしていきます。

「献身的」の意味

「献身的」の言葉の意味は「自分のことを省みず、他人に心身ともに尽くすこと」となっています。一般的に献身的は女性に対して使われることが多い言葉ですが、最近では時代の流れにより男性にも使われることが増えてきましたね。

たとえば恋人や配偶者などが外で元気に働けるように身の回りの世話をしたり、相談を聞いてあげたり、メンタルケアをしてあげたり…そういった立ち回りをしている人のことを献身的と一般的に言います。

相手のことを心から大切だと思い、その人のためにたとえ少し自分が無理をすることがあったとしても尽くす。それが献身的という言葉の意味となっているのですね。

「献身的」の類語

今回注目していく「献身的」にも類語がいくつかあります。代表的な類語には、「利他的」や「自己犠牲」「自分の利益を顧みない」などがあり、どれもが「自分のことよりも他人のことを考えること、行動すること」という意味を持っていますね。

献身的という言葉は聞こえこそ良いものですが、見方によっては「自己犠牲」の一面が強いことがわかるでしょう。

自分の利益を優先しなかったり、多少無理をしてでも相手に尽くしたり…献身的な行動の裏にはそういった背景がある、ということも理解しておくことが大切です。

「献身的」の対義語

次に注目していくのが「献身的」の対義語です。対義語とは、その言葉とは逆の意味を持つ言葉のことを指します。

「献身的」の言葉の対義語には、「自分勝手」「自己中心的」「ワガママ」などが代表的でしょう。どの言葉も「他人よりも自分を優先している様」という意味を持つ言葉であり、他人のために時には自己犠牲も働く献身的とはまさに真逆の言葉というのがわかりますね。

出典：goo辞書『献身的（けんしんてき） の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%8C%AE%E8%BA%AB%E7%9A%84/

献身的な女性は男性ウケがいいとは聞きますが、実際男性はどのように思っているのだろう…と本音が気になる人もいますよね。人によって捉え方や価値観、感性は異なるため、一概に「献身的な女性は100％男性ウケがいい」とは言い切れません。

そこで「献身的な女性はどう思うか？」について、男性の意見をご紹介いたします！

まさに理想！結婚するなら献身的な女性がいい

「僕はやっぱり男性が外で働いて女性が家事をしてという関係性に憧れているので、結婚するなら献身的な女性がいいですね。その分僕も頑張って働いて、上手くバランスを取っていけたらいいなと思っています。」(31歳/男性/会社員)

献身的な女性が理想の結婚相手という考えは古くから日本に伝わってきているものでもあります。時代は移り変わっているものの、やはり昔からの考えに魅力を感じ、自分も結婚するならば献身的な女性が良いと思っている男性は決して少なくはないでしょう。

魅力的だけど無理してないかなと心配になる

「献身的な女性と付き合ったり結婚できたりすれば男の自分はすごく色々な面で楽だと思っています。でも献身的に人に尽くすってすごく大変だし、無理してないだろうかと心配になるのも本音ですね。」(26歳/男性/販売業)

尽くされることは魅力的ではあるものの、それによって大きな負担をかけていないか心配だという男性も少なくありません。特に一人暮らし経験があったり、積極的に自分で家事をしたりする男性の場合、献身的に尽くすことの大変さがわかっているためこのように思うのでしょう。

献身的でいられる分期待に応えなきゃとプレッシャー

「色々してもらえるのは嬉しいですけど、献身的でいられる分、期待に応えなきゃとプレッシャーは感じてしまいます。だって自分は何もできないのに献身的に尽くされるのは対等じゃないし、相手に失礼だし…。正直尽くしてもらわないほうが気が楽かもです」(24歳/男性/事務)

献身的に尽くされるのはプレッシャーを感じてしまう…という男性も実は少なくないでしょう。今の時代恋人や配偶者とは対等でいたいと考えている人は多いため、相手が献身的だとその分自分も相手に何らかのお返しをしないとと感じてしまうのですね。

いつも一生懸命で可愛いなと感じる

「自分のためにいつも一生懸命になってくれるのはとても可愛いなって思います。献身的に尽くしてくれるって、それだけ大切にされているってことだと思うから、愛情も感じるし…。この子のために頑張ろうって心から思えますね！」(33歳/男性/公務員)

いつも一生懸命で可愛いと感じる人もいるでしょう。自分のために色々世話を焼いてくれる姿を見ると「こんなに大切に思われているんだな」と感じたり「尽くされている分、自分も尽くしてあげなきゃ」という気持ちがみなぎってきたりするのですね。

「そもそもなぜそこまで献身的になれるのだろう？」と他人に尽くす人のことを見て、疑問に感じた経験がある人もいるでしょう。特に自分はあまり献身的にはなれないという人からすれば、献身的な人は謎に包まれた存在ですよね。

そこでまず注目していくのが、献身的な女性の心理です。なぜそこまで献身的になれるのか、その秘密に触れていきましょう。

自分では献身的なつもりはない

そもそも献身的な人のほとんどは、自分が献身的だと思っていません。相手に尽くすのは無意識からでる行動であり、相手の為になることをしよう、あの人のために尽くしてあげよう、などのことは考えていないのですね。

そのため「なんでそんなに尽くしているの？」と本人に聞いたところで、「そんなつもりはないよ」と答えられてしまうでしょう。献身的になっているというよりかは、すでにその人に染み付いた価値観や感性、性格であるため、本人にそのつもりは一切ないのです。

人に尽くす事が好き

「人に尽くす事が好きだから献身的になっちゃう…」という人も少なくありません。自分勝手に振る舞うのが好きな人もいれば、相手の為になることをするのが好きという人もいます。相手の喜ぶ顔が見たい、誰かの役に立ちたい、その心理が献身的な性格に繋がっているのでしょう。

また、この心理を持つ人の多くはボランティア活動などにも参加しているという特徴があります。ボランティアも自分の利益を顧みず、他人やその地域、物事のために尽くす行為ですよね。誰かのために何かができる、それが好きな人からすれば積極的に参加したい物事なのです。

献身的でいる分男性には頑張ってほしい

献身的な女性の中には、自分が献身的に尽くす分、男性には頑張ってほしいと考えている人もいます。心から誰かのために何かを尽くしたいというよりかは、相手と対等な関係を築くための方法として献身的でいることを選んでいるのですね。

実際、昔からある日本の夫婦の形…妻が家事や家族の世話をして、夫が外で働いてお金を稼いでくるという図も、妻が献身的でいる分、夫がそれだけ仕事を頑張っているという関係性が綺麗に出来上がっていますよね。

進んで献身的でいたいというよりかは、「私が献身的でいるからあなたも頑張ってね」という心理でいるというのが正しいでしょう。

好きだから献身的になっちゃう

好きだから献身的になっちゃうという女性も少なくありません。尽くし上手な彼女や、彼氏のことならば何でもやってあげたいと思ってしまう女性などは、好きという気持ちが働くと一気に相手への献身的な気持ちでいっぱいになってしまうのですね。

こういった女性の最大の特徴だと言えるのが、恋人や配偶者に限定して献身的になってしまうということでしょう。普段は多少気遣いができる性格だったとしても、そこまで献身的に他人のために何かをするということはあまりありません。

好きという感情があるかないか、それが献身的になれるか否かのスイッチになっているのですね。

次に注目していくのが献身的な女性の特徴です。「献身的な女性とは具体的にどういった女性なのだろう？」と気になっている人もいますよね。特に献身的な女性とお付き合いしたいと考えている男性は、目印となる特徴が知りたいでしょう。

まずはそんな献身的な女性の性格にまつわる特徴について、紹介をしていきます。

思いやりがある

思いやりがあり、常に他人を気遣っていられるという特徴を持つ人は、献身的な人と見られることも多いでしょう。

そもそも献身的になって相手に尽くすという行為は、見様見真似でやろうと思ってできるものでもありません。普段やっていない人がいざやろうと思っても、何から手を付けたら良いかわからず、てんてこ舞いになってしまうのがオチでしょう。

周りから献身的な人だと言われるのも、普段から他人を思いやり、気遣っているからこそのものなのです。

穏やか

穏やかな人が多いのも献身的な人の代表的な特徴です。穏やかで常に周りを見渡す冷静さを持っているからこそ、すかさず人にフォローを入れたり、尽くしたりできるのでしょう。

たとえば感情的だったり乱暴だったりする人の大半は自分勝手な性格をしていますよね。常に自分のことばかりで冷静さに欠けているため、いざ周りにフォローを入れようとしても上手く入れられなかったり、タイミングが掴めなかったりすることがほとんどです。

献身的な人が尽くし上手だと言われているのも、普段穏やかで周りが何を求めているのか、どうすれば相手の手助けになれるのか、察する能力が高いからだと言えるでしょう。

器用な性格

器用な性格の人は周りに気を遣うのも上手ですよね。いくら相手に何かをしてあげたいと思ったところで、ある程度の器用さがなければ上手くはいきません。場合によっては逆に相手の足を引っ張り、迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

相手に迷惑をかけることもなく、相手が何を望んでいるかを上手く察し、実際に行動に移すことができる…それは人よりも器用だからだと言えます。

また、献身的な人の多くは家事が上手という特徴を持つ人も少なくありません。家事が上手な人は手先が器用な人も多いため、器用なのは性格に限ったことではないと言えるでしょう。

包容力がある

献身的な人と接して、包容力を相手から感じたことがある人は多いでしょう。献身的な人のほとんどは相手を優しく包み込み、安心感を与えるような包容力を持っています。

包容力の感じ方や詳しい定義は人それぞれ異なるでしょうが、基本的に「相手から大切にされていると感じる」「相手に何か尽くしてもらったときに感じる」ことがほとんどでしょう。心身をがっちり支えてくれる存在がいると、強い安心感が得られますよね。

献身的な女性が男性からモテるのも、この包容力が感じられるからだと言えます。特に男性は自分が何かを頑張る際、彼女や妻に自分の心身を支えてほしいと思うもの。心から尽くしてくれる献身的な女性がモテるというのも、まさに男性の理想に沿っているからだと言えるでしょう。

次に解説していくのが、献身的な女性の行動にまつわる特徴です。献身的な女性は具体的にどのような行動に移ることが多いのか、気になる人もいるでしょう。

特に行動にまつわる特徴に関しては、自分自身「献身的な女性になってみたい」という女性にとって参考にするために知っておきたい項目ですよね。どんな行動を普段から取っているのか、それがわかれば、普段から真似をして目指すことができます。

実際献身的な女性はどのような行動を取ることが多いのか、早速注目していきましょう。

気遣い上手

気遣い上手なのは献身的な女性のほとんどに当てはまる特徴だと言えます。そもそも気遣い上手じゃなければ献身的に相手に尽くすのは難しくなるのが事実です。

実は献身的な人は普段から他人に気遣う行動をしていることが多く見られます。常に視野を広く持ち、誰かが困っていないか、悩んでいないかを考え、もし気になることがあれば即座に行動に移すことができるのですね。

また、献身的な人は基本的に気遣いべきポイントを熟知しているのも事実でしょう。たとえば大人数で話している時はできるだけみんなに会話を振るようにしたり、誰かが蚊帳の外にならないように気を付けたりといった、細やかな気配りができるのです。

行動力がある

行動力があり、基本的に相手や周りの為になると思ったことに関しては積極的に動くことができるのも献身的な人の特徴のひとつ。うじうじ悩んでいるよりも、悩んでいる時間も相手や周りの為に使いたいと考えるため、決断力も人一倍あるのも特徴でしょう。

多少自分が不利益を被るかもしれないとわかっていたとしても、自分が無理をしないと達成できないことだったとしても、相手の為だと考えると自己犠牲を考えずに突っ走ってしまうのも献身的な人によく見られる行動です。

また、献身的な人は一度尽くすと決めたらよほどのことがない限り自分の意見を曲げない頑固さを持っています。自己犠牲を働かなくていいと注意をされたとしても、自分がそうしたいのだから、と相手を言い負かして行動に移すことも珍しくありません。

先回りした行動が多い

献身的な人は先回りした行動が多く、常に誰かが求めていることをスムーズにこなしてしまいます。これは普段から周りを見渡しているということ、「人は○○をされたら嬉しいはずだ」という価値観に従っているからこそできる行動だと言えますね。

たとえば一緒に食事をするにしても、料理と席が遠い人を見れば「きっと料理を取りづらいはずだろう」と即座に判断します。その上でその人が自分で取皿に取りたいか、それとも取ってほしいかを考え、必要に応じて料理の盛られている皿を寄せたり、自ら配膳したりするのですね。

周りの状況を見る能力だけでなく、その時のケースに応じて何を求められているかを瞬時に悟ることができる、それが献身的な人の行動の根本にあるのでしょう。

見返りを求めず行動している

献身的な類語の中に「自己犠牲」というものがありましたよね。献身的も自己犠牲も、基本的に自分の利益を顧みずに相手の為になる行動をすることを指しています。

たとえば誰かの為に何かができる人は大きく分けて2つのタイプがあります。多いのはお互い利害が一致している状態で何かができるタイプの人でしょう。自分もこうしてもらったから相手にもこうしてあげる。または相手にしてあげる分、自分もしてあげるというものですね。

しかし献身的な人はそういった見返りは求めていません。そもそも誰かに何かをするという行為は「してあげる」というものではなく、「自分がしたくてしている」ことなので自己満足に等しいのも事実。完全に自己満足であるため、見返りや利益を求めようとは思わないのです。

続いて注目していくのが献身的な女性の長所です。

ただでさえイメージでは献身的な女性は長所が盛りだくさんであり、特に男性からすれば非常に魅力的な存在だと言えるでしょう。そんな献身的な女性の長所をより具体的に解説していきたいと思います。

男性にモテる

言わずもがな男性ウケは非常に良いと言えるのが献身的な女性の魅力です。男性からモテてみたい、チヤホヤされたい、必要とされたい。そう思っている女性は、献身的な女性を目指すことで自分の願望を叶えることは容易にできるでしょう。

特に結婚願望が強い女性の場合は献身的な女性を目指すことで、婚期が早くなる可能性も大。男性の中には献身的な女性と結婚をして家庭を支えてもらいたいと考える人は多いため、婚活の場や恋人と結婚したいと思った時、スムーズに結婚できる可能性が高くなると言えます。

「なかなか結婚できないけれど、将来的には必ず結婚したい！」そういった結婚願望を持っているのならば、献身的な女性を目標に日頃から自分磨きをしてみるのがおすすめです。

周りから信頼されやすい

周りから信頼されやすく慕われやすいのも、献身的な女性の長所です。

たとえば周囲に対し気遣い上手で思いやりに溢れている人がいたら、好印象を抱く人は多いでしょう。自分の為に気を遣ってくれたり世話を焼いたりしてくれる人がいれば、「なんて良い人なのだろう」と感じたり、何か困ったことがあれば頼ってみようと思ったりしますよね。

それによって周りから信頼されることが多ければ、あなた自身が困った時に手を差し出してくれる人も必然的に増えていくでしょう。世話を焼いてくれる人がいたら、自分も相手の為に何かをしてあげたいと思う人は少なくないのです。

基本的に落ち着いた気持ちでいられる

献身的な人は普段から周りを見渡し、必要であれば他人のフォローに走れるように意識をしているため、空気を読んだり、視野を広く持ったりすることを得意としています。そういった心がけをしている分、常に冷静で落ち着いた気持ちでいやすいと言えるでしょう。

たとえば真逆の存在である自分勝手な人を見てみると、自分の感情や欲望に忠実になりすぎるあまり冷静さが欠けてしまっていることがほとんど。人のために何かをしたいと考えている献身的な人は自分の感情や欲望は二の次であるため、気持ちが多少落ち着いていられるのですね。

もちろん献身的な人も視野が狭まったり、冷静さが欠けてしまったりすることはあります。しかしそれも他の人と比べれば少ないため、基本的に落ち着いた感情でいられると言えるでしょう。

色々なことを経験している分とても器用

自身が献身的に日頃から行動している分、さまざまなことを経験しているのも事実でしょう。家事だけでなく、自分や相手が関わっている物事に関する細かいことや、人付き合いにおいて大切なことなど、多くのことに関する知識や経験が献身的な人の中に備わっています。

そもそもそれなりの経験がないと、献身的に人に尽くすことはできませんよね。恋人のために家事を頑張ってあげたいと思ったとしても、家事の経験がなければ思うようにはいきません。献身的になれるということは、その分野に関する知識や能力に長けていることを意味するのです。

そういった経験はいざ自分が何かをしたいと思った時の大きな手助けにもなるでしょう。

魅力いっぱいの献身的な女性ですが、実は短所もあるってご存知でしたか？

献身的な女性は素晴らしいと思われがちですが、短所もわかっていないと「こんなはずではなかった…」と後悔に繋がってしまうこともあります。特に献身的な女性を目指している人は、短所に気をつけて振る舞うことが大切です。

また、献身的な女性と付き合いたい、結婚したいと考える男性も、短所を知っておいたほうが良いでしょう。

人にだまされやすい

献身的な女性は人にだまされやすいという一面を持っています。そもそも自分自身が相手を心から信頼し尽くしてしまうタイプであるため、相手の悪意を疑うことなく信頼してしまいやすいのですね。

特に良心に訴えかけられるようなことがあれば、「この人のためになんとかしてあげなくちゃ」という持ち前の献身さに火がつき、相手にどんどん尽くしてしまいます。たとえ相手が悪意を持っていたとしても、良心に訴えかけられてしまえば、それに気付くことはできません。

献身的になるのならば基本的に自分の利益は顧みなかったとしても、あまりにも自分にとってデメリットになりそうな物事には冷静になるようにしましょう。

尽くし過ぎて重いと思われることも

尽くし上手な彼女は、場合によって重いと思われることもあるのが事実です。献身的に尽くされるのが好きという人も少なくありませんが、人によっては尽くされることに苦手意識を感じる人もいるため、重いと思われることもあります。

また、いくら献身的に相手に尽くしたいと思っても度が過ぎた行動は重いと思われてしまうのも事実でしょう。たとえば度が過ぎた行動として、いちいち恋人のために服を着せてあげたり、頼まれてもいないのに家事を担ったりする行為。

ある程度自立している大人ならば、服を着せてもらうことの不自然さ、頼んでもいないのに家事をされることに違和感を持ってしまうでしょう。良かれと思ったことが相手にとって負担になる場合もあります。それを理解しないと重い女として見られてしまうかもしれません。

自己犠牲がちなところに気づけてない

類語にもあったように献身的な人は自己犠牲の一面も持っています。その自己犠牲は献身的な人本人からしてみれば特に気にもならないことでしょう。しかし、周りから見れば自己犠牲がすぎるその姿に「申し訳ない」「もう少し自分のことを考えてほしい」と思ってしまうものなのです。

そんな気持ちを考えず自己犠牲を貫いてしまえば、周りから一種の嫌悪感を持たれてしまう可能性もあるでしょう。必要以上に遣われたり、周りがやろうとしていることを自分がやってしまうことで「そこまでしなくていい」と思われたりしてしまいます。

献身的な行動は基本的に良いと思われる行動ですが、度が過ぎたり空気を読まなかったりすれば反感を買います。また、献身的な行動＝良いと思い込むことで周りが見えなくなることもあるため、そこには注意をしたほうが良いでしょう。

相手の自立心を奪ってしまいがち

相手の自立心を奪ってしまいがちになるのも、献身的な人の短所でしょう。そして献身的な人と一緒にいる人が最も注意をしなければならない点とも言えます。

献身的な人は気遣い上手で先回りして行動することに長けていますが、あまりにもそれをやってしまうと相手が自ら自分のことをする機会を奪ってしまうのが事実です。その環境に相手が慣れてしまえば、次第に自分の身の回りのことができなくなってしまうのですね。

おんぶにだっこの関係がお互い良いというならば問題はないでしょう。しかし対等な関係を望んでいたり、相手にはいくらか自立しておいたほしいと思うならば、献身的すぎる行動は時には控えるようにしてくださいね。

最後に解説をしていくのが献身的な女性に向いている仕事です。

一概にこの仕事に就いている人は献身的である、とは限らないので注意が必要ですが、自分が献身的だと思うならば、これから紹介していく仕事をするとやりがいを見つけられるかもしれません。

どんな仕事が献身的な人に向いているのか。早速いくつかの職業を見ていきましょう。

看護師

代表的な職業と言えば看護師でしょう。看護師と言えば患者に尽くすことが主な仕事となるため、献身的な人ならば上手く立ち回れるはずです。

また、看護師は給料という形で見返りを求めての仕事となっていますが、給料以上にしんどい職業だということも知られていますよね。患者のために心身を犠牲にして尽くし、看病をしていく…それは「お金がもらえるから」という簡単な理由でできるものでもないでしょう。

自分の性格や感性がある程度献身的である、だからこそ看護師として働いていきやすいのだと言えます。

介護士

看護師同様に介護士も献身的な人に向いている職業だと言われていますね。特に介護士の場合、基本的に相手にするのは身体の自由がきかない高齢者や認知症の患者です。そういった人たちを相手にするのは一筋縄ではいかず、非常に過酷だと言われています。

ただ、そんな過酷な環境でも相手の生活を支えて尽くしていけるのが介護士の素晴らしいところでしょう。看護師同様にお金をもらってるから簡単にできるという職業ではなく、ある程度献身的な気持ちがなくてはできない仕事だと言えます。

教育者

教育者も献身的な人に向いている仕事ですね。教育者にも種類がありますが、基本的に生徒と向き合う仕事であるため、ある程度献身的な気持ちや性格じゃないとやっていけない仕事とも言われています。

特に子ども相手にする教育者の場合は非常に骨が折れることでしょう。心身がまだ成長できていない子どもを相手にするのは、理屈や常識が通じない面が多く、かなり大変だということは容易に想像できることだと思います。

そんな知識や経験が少ない生徒を相手にリードをしていく教育者は、献身的だと言えるでしょう。

アシスタント

何らかのアシスタントは献身さが非常に求められる仕事です。相手を上手くサポートしたり、必要であれば自己犠牲を働いてまで相手や物事を支えたりする必要もあるため、献身的な人じゃないとやや難しい仕事だと言えますね。

特にアシスタントは理不尽な考えや要求をされることが多いのも事実でしょう。それに耐えられるほどのメンタルを作るのは、献身的ではない人にとって酷な話です。損得勘定で普段から物事を考えている人などは精神的に疲れてしまうかもしれませんね。

もちろんそんな状況でもやれる人は多くいますが、献身的な人のほうが向いているのは事実でしょう。