むかつく人への対処法を伝授！イライラする時こそ大人の対応をしよう

「あの人、むかつく！」と思った経験がある人がほとんどなはず。生きていく上で「むかつく」と感じるのは避けられないことです。そもそも、「むかつく」とはどのような意味なのでしょうか。まずは「むかつく」の意味から見ていきましょう。

「むかつく」の意味

「むかつく」は、不愉快になることや、癪に障ることを指す言葉です。誰かに何かを言われて不愉快な気持ちになったら、それは「むかつく」ということ。また、「むかつく」には「吐き気を感じる」という意味もあります。

元々はこの意味で「むかつく」を使うことが多かったですが、「吐き気がするほど不愉快」という意味から感情を示す言葉としても使われるようになりました。また、「職場にむかつく人がいる」といったように相手に対する印象を表現するのにも使えます。

「むかつく」の類語

「むかつく」の類語として挙げられるのが「イライラする」「腹が立つ」といった言葉です。「イライラする」とは不快感を感じた時に使う言葉になります。

「むかつく」は不愉快な人や現状に対して使うことが多いのが特徴です。一方で、「イライラする」は自分ではどうにもならない現状に対するもどかしさを表す言葉として用いられます。

また、「腹が立つ」は、不愉快なことをした相手に対して怒りの感情が湧いていることを意味すると言えるでしょう。それぞれ同じような言葉ですが、微妙に意味が違うようです。

出典：goo辞書『「むかつく」の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%80%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%8F/#jn-214650

日常のさまざまな場面で「むかつく！」と思うことがあるはずです。そんな「むかつく」瞬間について、体験談をまとめました。さまざまなことが原因となってむかついている人がたくさんいるので、ぜひチェックしていきましょう。

友達に約束を破られた時

「この前の休日に友達と遊ぶ約束をしていました。しかし、前日になってドタキャン。どうやら、片思いをしている人とのデートが決まったのだそうです。友情よりも恋愛の方を取られて、むかつきました」（25歳/女性/食品開発）

以前からしていた約束を破られると、むかつくのは自然なことです。納得できるような理由があれば良いですが、友情よりも恋愛を取られたとなると「自分のことはどうでも良いのか」と思ってしまうでしょう。

本来であれば友達の恋を応援したいところですが、このような形で約束を破られては応援する気持ちになれないかもしれません。友達に対する信頼感も失われそうです。

自分の考えを否定された時

「自分は、将来に対するきちんとした考えを持っているつもりです。しかし、そのことを親に話したら『考えが甘い』と言われてしまいました。確かに甘いところはあるかもしれませんが、考えを全否定されるとむかつきます」（20歳/男性/学生）

自分が正しいと思っていることに対して否定的な意見を言われると、むかつくのはよくあることです。特に人生を左右するような考えに関しては、なるべく否定されたくないと思うのではないでしょうか。

確かに意見を否定されるとむかつくこともありますが、他の意見を聞いてみるのも大切です。むかついてばかりではなく、柔軟に意見を取り入れてみると新しい視点が見つかるかもしれません。

先輩にデリカシーのないことを言われた時

「休み明け、会社の先輩から『太ったね！ダイエットした方が良いんじゃない？』と言われました。その先輩の方がずっと太ってるのに…。余計なお世話だし、とてもむかつく言葉でした」（28歳/女性/営業職）

外見に関する言葉は、想像以上に相手を傷つけることがあります。自分ではそのつもりはなくても、実はデリカシーのない言葉を発していることもあるでしょう。この先輩の発言は、まさにデリカシーがないと言えます。

先輩からするとコミュニケーションの一環として冗談で行ったのかもしれませんが、言って良いことと悪いことがあります。むかつく先輩と思われても仕方ないかもしれません。

同僚に責任をなすりつけられた時

「同僚とチームを組んで進めていた仕事にミスが発覚。取引先に謝りに行ったのですが、その場で同僚に責任をなすりつけられました。同僚は悪びれた様子もなく…。その場では何も言えず、とても『むかつく！』と思いました」（30歳/男性/営業職）

本来であれば2人で責任を負わなければならないのに、全て自分になすりつけられたのなら、むかつくのも当たり前です。卑怯な手を使った同僚に対して怒りを覚え、信頼を失うこともあるでしょう。

仕事をしていると、信用していた人が急に裏切り者に変わる時があります。損得勘定ばかりしている人には特に注意が必要です。いざという時に自分が悪者にならないように気をつけましょう。

上司から理不尽な怒られ方をした時

「上司に呼び出され、みんなの前で怒られました。そこまで怒る必要もないことだったので、たぶん機嫌が悪いから憂さ晴らしに使われたのだと思います…。どうして私がストレスの吐口にならなければならないのか、とむかつきました」（26歳/女性/Webデザイナー）

理由がわからない怒られ方をされて、「むかつく」と感じた方は多いはず。パワハラ・モラハラ気質の上司だと、理不尽な起こり方をすることがあります。このような場合は、むかつくだけでは終わらせず、現状を会社に報告することも大切です。

もし、上司のむかつく態度が直らないのであれば転職を考えるのもおすすめの方法です。仕事がしやすい環境に身を置くようにしましょう。

むかつく瞬間の体験談は他にもあります。思いもよらないようなところで「むかつく！」と思うこともあるのではないでしょうか。むかつく気持ちを抱えているのはあなただけではないので、みんなの体験談を見ていきましょう。

夫に家事を全て押し付けられた時

「うちは共働きなので、なるべく家事分担をしたいと思っていました。それなのに『俺の方が帰ってくるのが遅いんだから、家事は全部任せた』と言われて…。とてもむかつくので、あえて家事をせずにいたら謝ってもらえました」（33歳/女性/栄養管理士）

夫婦間でも「むかつく」と思うようなことがありますよね。特に家事の問題は、夫婦できちんと役割分担を決めておかないと揉め事の原因になります。この場合は夫が妻に全てを押し付けているので、妻が怒るのも自然なことです。

家事をストライキすることで謝ってもらえたようですが、そのまま険悪な仲になったら大変です。お互いに歩み寄ることも考慮に入れておくと良さそうですね。

親に子供扱いされた時

「行きたい大学が遠方にあるから一人暮らしをしたいと思って直談判をしたら、『まだ子供なんだから一人暮らしなんて無理』と言われました。大学進学をきっかけに一人暮らしをする人は多いのに…。子供扱いされて、「むかつく」と思いました」（男性/17歳/学生）

学生時代に親から子供扱いされて「むかつく」と感じた人は多いはず。親にとって、子供はいつまでも子供なので、どうしても子供扱いされてしまうことがあるでしょう。

また、子供のことが心配だからこそ、つい子供扱いしてしまう場合も考えられます。そんな親の心を子供は理解できないので、煩わしい存在と感じてしまうこともあるかもしれません。

恋人に色目を使われた時

「友達から恋人を紹介してほしいと言われたので、会わせることにしました。すると、私がお手洗いに行っている間に連絡先を交換して恋人に色目を使ってたんです！恋人が教えてくれたので友達の本性がわかり、本当にむかつきました」（27歳/女性/アパレル）

友達に裏切り行為をされた時ほど、むかつくことはありません。恋人に色目を使ったとなると、許せることではありませんよね。友達の本性が見えて、むかつくよりも悲しい気持ちになってしまうこともあるはずです。

友達への信頼はなくなり、絶交する選択肢も見えてくるでしょう。むかつく気持ちが残り、友達の顔をまともに見れなくなってしまいそうです。

上から目線な物言いをされた時

「恋人に振られて悲しんでいる時、『○○は男らしくないからな〜もっと努力してみたら？』と友達から上から目線の言葉を投げかけられました。『お前も十分男らしくないだろ！』と言い返したくなりましたが我慢。でも、やっぱりむかつく…」（26歳/男性/プログラマー）

自分とそう変わらない立場の人に上から目線で言葉をかけられると、むかつきますよね。「どうしてあなたにそんなことを言われなければならないんだ！」とむかつく気持ちがフツフツと湧いてきそうです。

上から目線の物言いをする人とは、距離を置いた方がむかつくことが少なくなるでしょう。落ち込んでいる時こそ、親身になって話を聞いてくれる友達を頼ってください。

恋人が自分の話を聞いてくれない時

「私が話している時、彼氏はずっとスマホをいじって全然聞いてくれません。『私よりスマホの方が大事なの？』とむかつきました」（21歳/女性/学生）

恋人に自分のことをわかってもらいたくて話しているのに、全く関心を示してくれないと「もう自分に興味が亡くなったのかな」と思ってしまいます。むかつくを通り越して、悲しくなってしまうこともあるでしょう。

そんな時は、恋人にきちんと気持ちを伝えることも大切です。恋人は悪気なくスマホをいじっているだけかもしれません。言われて初めて気づくこともあるので、意識してみてはどうでしょうか。

身近にむかつく人がいると、イライラすることが多くなります。何も対処していないと、精神的なストレスが溜まってしまうでしょう。そんな時は、むかつく人への対処法を取り入れてみてください。きちんと対処できれば、むかつく人に心を乱されることはなくなるはずです。

そういう人だと割り切って接する

世の中には、人がむかつくようなことをあえて言う人もいます。相手の反応を見て楽しんでいるのではないでしょうか。そんな人には、何を言っても無駄です。むかつく様子を見せれば見せるほど、相手の思う壺になってしまいます。

まずは、「この人は他人をむかつかせるのが楽しい人なんだ」と割り切るようにしてみてください。割り切って接することで、小さなことでむかつくことが少なくなります。

また、割り切ることで心の余裕が出てくるのもポイントです。「あ〜また、この人は相手をむかつかせるようなことを言っている」と客観的に見られるようになります。

反面教師にする

むかつく人が身近にいたら、「こんな人にはならないようにしよう」と思うのも1つの対処法です。どのような言動に対してみんなが「むかつく」と思うのか、客観的に見られるようになります。

自分では気をつけていても、知らず知らずのうちに他人が不愉快に思うようなことを言ってしまうこともあるでしょう。そのような自覚があったら、むかつく人を反面教師にしてみてください。

「ああいうことを言うと、みんなが不愉快になるんだな」とわかれば、同じことをしなくなるはずです。むかつく人がいるのは良い勉強の場になると考えてみてはいかがでしょうか。

価値観が合わないなら距離を取る

どうしても価値観が合わず、顔を見るだけでむかつくと思ってしまう人もいます。お互いの考え方を否定し合い、全く意見が一致しないのであれば距離を取ることも必要です。

自分とは異なる意見を取り入れることも大切ですが、あまりにも価値観が合わないのであれば平行線を辿るばかり。一緒のコミュニティにいるのはお互いのためにならないので、身を引くようにしてみてはどうでしょうか。

距離を取ることで精神的にも楽になるはずです。むかつく相手だからといってムキにならず、引くべき時は引いてみてください。

子供だと思って接する

小さな子供だと思えば、多少のむかつく行為も許せるようになります。「この人は幼いから、こんなことをしてしまうんだ」と子供の親のような気持ちで見てみましょう。対等な大人として付き合っていると、ストレスが溜まるばかりです。

ただし、子供扱いしていることは決して表に出さないようにしましょう。心の中で思うようにしないと、子供だと思っていることを相手に知られてしまいます。あくまでも冷静に対処しつつ、内側では「これだから子供は…」と考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

相手と自分の違いを認識する

家庭環境や大人になるまでの経験などは、人それぞれです。自分とは全く違う人生を歩んできた人の場合は、どうしても相入れないことがあります。そんな時は、相手と自分の違いを認識するようにしてみてください。

どのような点で自分と違うのか把握できれば、なぜむかつくのかも理解しやすくなるはずです。理解が深まることで、徐々に心の余裕も出てきます。

もし相手がむかつく言動をしたとしても、「そもそも育ってきた環境が違うから」と思えるようになるでしょう。気持ちを楽にして、ストレスが溜まらないように工夫してみてください。

むかつく人への対処法は他にもあります。「むかついて我慢ならない！」と思った時は、冷静に対処することで不要なトラブルを避けられるでしょう。感情的になりそうになったら、対処法を思い出してみてください。

真に受けず聞き流す

むかつく人が言うことを何でも真に受けていると、精神的に疲弊してしまいます。どんなことを言われたとしても、聞き流すくらいの余裕を持っていた方が良いでしょう。

もし、嫌なことを言われたとしても「ハイハイ、またそんなことを言ってるんだね」といったように軽く受け流していれば、相手も張り合いがなくなります。真に受けなくなれば、気持ちが楽になり「あの人の言うことなんて、どうでも良いんだ」と思えるようになるはずです。

親しい人なら「むかつく」と素直に言う

親しくしている友人や恋人など、身近な人に対してむかつくと思ったのであれば、素直に言うのもおすすめの対処法です。親しい人だからこそ、ちゃんと気持ちを伝えないと仲が険悪になってしまいます。これからも関係を続けたいのなら、ストレートに伝えてみてください。

「話を聞いてくれないのが嫌だった」「約束を破られたのが悲しかった」といったように、どのようなことに対してむかついたのか、具体的に言うようにするのがポイントです。ただ単に「むかつく」とだけ言っても、相手は何が悪いのかわかりません。

素直に伝えた上で、相手を大切に思っていることも示しておきましょう。これからも良い関係が築けるように意識してみてください。

むかつく気持ちを抑えて冷静になる

むかつくと、どうしても感情的になりがちです。しかし、感情的になっても良いことはありません。まずは冷静になって考えることも重要になります。

「どうしてあの人は、自分に対してむかつく言動をするのか」とよく考えてみてください。何かしらの原因があって、むかつくことをされていると思われます。原因が見つかったら、それに対する対処法を考えていきましょう。

冷静になることで問題点が明確になるため、解決までの時間が早くなります。不愉快な思いをした時こそ、じっくりとよく考える時間を作るのがおすすめです。

相手の気が済むまで話を聞く

むかつく言動をする人は、相手にかまってほしいと思っていることが多いです。また、ストレスを発散したくてあなたに当たっている可能性もあります。そんな時は、相手の気が済むまで話を聞いてみましょう。

もちろん、相手の発言には不愉快なところもあると思うので、話半分で聞いた方がストレスがありません。むかつく人の話の聞き役に回るのは決して楽しいことではないですが、こうしないと負のスパイラスから抜け出せないこともあります。

例えば上司から理不尽に怒られるなど、「当たられているな」と感じた場合は言い返さずに聞くだけにしておいてください。言い返すことで、さらに怒られる可能性があります。

むかつく人に対する対処法がある一方で、やってはいけないNG行為もあります。むかつくからといってやってしまうと、相手との関係がますます悪化してしまうことがあるので気をつけてください。「むかつく！」と思ってもグッと抑えていきましょう。

感情的になる

最もやってはいけないのが感情的になることです。相手に対してむかつく言動をする人は、反応を見せるのを待っていることがあります。あなたが感情的になる様子を楽しんでいるとも言えるでしょう。

そのため、感情的になっても何の意味もありません。むしろ現状を悪化させる原因になります。感情的になりそうになっても、我慢をして抑えてください。そして、どうしてむかつくことをされるのか冷静に考えていきましょう。

大人の対処をしていけば、そのうちむかつく言動も少なくなっていくはずです。感情のコントロールができるように練習しておくと良いのではないでしょうか。

無視する

むかつくことをされると、ついつい無視してしまいがちです。しかし、無視することで相手の怒りを買い、さらにむかつく言動が増えてしまうかもしれません。むかつく人に対しては、ある程度の反応を見せた方が円滑に物事が進んでいきます。

もちろん、むかつく人と真剣に向き合う必要はありません。真剣に向き合えば向き合うほど、精神的に疲弊してしまいます。

もし、何か言われたとしても適当に返事をしてやり過ごすようにしてください。反応が薄いと、張り合いがなくなるので自然と相手の方から離れていくことがあります。心を無にして接してみましょう。

仕返しをする

「むかつくことをされたから、同じことをしてやろう」と思って仕返しをするのはやめた方が無難です。同じ苦しみを相手に味合わせようとしても、関係が悪化するばかりだと考えられます。

友達に約束を破られたから同じように約束を破っては、お互いの信頼がなくなってしまいますよね。むかついた時にやるべきなのは、仕返しをするのではなく冷静に対処することです。

親しい人であればむかついたことを伝え、どうでも良い人なら話を聞き流すようにするなど、人に合わせた対処法を取り入れてみてください。感情的になって仕返しをするよりも、良い結果を得られるはずです。

自分のせいにする

理不尽に怒られたり、デリカシーのないことを言われると「自分が悪いからいけないんだ…」と思ってしまうかもしれません。しかし、自分のせいにしてばかりだと、どんどん追い詰められてしまいます。

「むかつくことをされるのは、自分の責任だ」とは思わず、他に問題があると考えるようにしてみてください。相手が元々むかつく言動をしやすい人である場合や、たまたま虫が好かなくて八つ当たりされていることもあります。

冷静になって原因を考えることで、自分には非がないことがわかるはずです。そうなれば、きっと気持ちも楽になるのではないでしょうか。むかつく人の言動を真に受けないようにしていきましょう。

暴力をふるう

むかついてどうしようもない時、手が出てしまいそうになることはありませんか？しかし、暴力は絶対にNGです。相手に暴力を振るうことで、大事になってしまいます。下手すると、警察案件になってしまうかもしれません。

どんなことをされても手を出したら負け、と考えてください。するべきなのは暴力ではなく、冷静な対処です。カッとなって暴力をしてから後悔しても遅いので、怒りやすい人は気をつけるようにしましょう。

日頃からアンガーマネージメントをしておくと、暴力をふるう衝動を抑えやすくなります。「むかつく人に対して手を出しそうだな」と思ったら、危機感を持ってメンタルコントロールをするのがおすすめです。

むかつくことが多いと、人生が楽しくなくなってしまいますよね。そんな時は、自分に適したリフレッシュ方法を取り入れていきましょう。きちんとリフレッシュできれば、むかついた時の嫌な気持ちはどこかへ行くはずです。

温かい飲み物を飲む

ほっと一息つきたい時におすすめなのが、ホットドリンクです。温かい飲み物を飲んで血行を促進すると、リラックスしやすくなると言われています。むかつく気持ちを抑えられない場合は、好みの飲み物を飲んで休憩してみてください。

飲み物は何でも良いですが、気分が落ち着くハーブティー を取り入れてみてはどうでしょうか。カモミールティーやラベンダーティーなどは、気持ちを落ち着かせるために良いと言われています。

また、砂糖や蜂蜜で甘みを加えるのもおすすめです。甘いものを口にすることで、リラックスできるとされています。少しずつ飲み物を飲み、心の落ち着きを取り戻していきましょう。

思い切り叫ぶ

むかついてどうしようもない時は、思い切り叫ぶのが効果的です。普段は出せないくらいの大きな声で叫んでみてはいかがですか。叫び終わった時には、気分がすっきりしているはずです。

もちろん、人がいるところで叫ぶと迷惑になるので、場所や方法を考えることがポイントになります。1人で運転中の車内など、叫んでいる声が聞こえない場所なら安心して叫べるでしょう。

「叫べる場所がない…」という場合は、枕を顔につけた状態で叫ぶのがおすすめです。枕を顔につけることで、叫んでも周囲に響きにくくなります。また、叫ぶ時は不満に思っていることを言葉にするのも良いでしょう。不満を口に出すことで、リフレッシュしやすくなります。

深呼吸をする

むかついて感情的になりそうな場合には、一度大きく呼吸をしてみてください。吸って、吐いて、吸って、吐いてを繰り返すことで徐々に気持ちが落ちていくのを感じられるようになります。

何かにむかついてイライラしていると、呼吸が浅くなりがちです。もしむかつく人の話を聞いていて「呼吸が浅いな」と感じたら、深く息することを意識してみましょう。ゆっくりと息をすることで、むかつく気持ちが薄れていくはずです。

家を出る前や寝る前など、タイミングを見て深呼吸をするクセをつけるのも良いでしょう。深い呼吸を意識することで、感情のコントロールがしやすくなると言われています。

映画やドラマを見てすっきりする

自分の境遇にマッチした映画やドラマを見て、爽快な気分になるのもおすすめのリフレッシュ方法です。例えば、むかつく上司がいる場合は、同じようなタイプの上司に一撃をくらわすような作品を選ぶと良いのではないでしょうか。

また、アクションムービーなどで爽快な気分に浸るのも良いかもしれません。何も考えずに見られる映画なら、むかついていた気持ちも薄れていきます。

ただし、気持ちが落ち込むような作品は避けた方が無難です。どんなに名作と言われていても暗い話だと、どんどん嫌な気持ちが広がっていくので気をつけてください。

むかつく時にぴったりなリフレッシュ方法は、他にもあります。「何だかむかついてイライラする…」と思ったら、ぜひ取り入れてみてください。ちょっとした心がけて、晴々とした気持ちになれるはずです。

カラオケに行く

カラオケに行って、好きな歌を思い切り歌ってみませんか？どんなにむかつくことがあったとしても、カラオケで発散していけばリフレッシュできるはずです。また、カラオケなら大きな声を出しても大丈夫なのも嬉しいポイント。

カラオケには友達と行っても良いですし、1人でも行っても良いでしょう。1人なら他の人に気兼ねなく歌えるので、ストレス発散にぴったりです。「誰にも見られていないところで鬱憤を晴らしたい！」と思ったら、1人カラオケをしてみてください。

最近は1人カラオケをする人が増えているので、特に恥ずかしいことはありません。気になる場合は、1人カラオケ専用のカラオケボックスに行くのがおすすめです。

友達と飲みに行く

憂さ晴らしに友達と飲みに行けば、気分が晴れていくのではないでしょうか。お酒の力を借りれば、普段からモヤモヤしていることも友達に話しやすくなります。親しい友達なら、きっとあなたの話に共感してくれるでしょう。

ただし、飲み過ぎには注意をしてください。ストレスが溜まっていると、ついつい自暴自棄になって飲み過ぎてしまうことがあります。翌日に「あんなに飲まなければ良かった」と自己嫌悪に陥るようなことがないように、適量を意識して飲んでください。

また、お酒と一緒に美味しいものを食べれば気分も上がるはず。料理にも注目して飲み屋さんを選んでみましょう。お腹も心も満たされれば、大満足な時間を過ごせます。

趣味に没頭する

むかつくことがあると、どうしてもそのことに頭がいってしまいがちです。しかし、むかつくことを考えてばかりでは、イライラするだけ。そんな時は趣味に没頭するようにしましょう。集中できるような趣味があれば、むかついていたことも忘れていきます。

もし、趣味がないのであれば興味があることにチャレンジしてみてください。「無理かな」と思っていたことも、挑戦してみるとうまくいくことがあります。制限を決めず、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

むかつくことを書き出す

自分が何に対してむかついているのか、書き出してみるのも効果的です。書き出していくことで、現状を冷静に分析しやすくなります。どこに問題があるのかも明確になっていくでしょう。

そして、むかつくことを書き終えたら紙を破るのがおすすめです。思いっきり紙を破ることで、むかついたことをなかったことにしていきます。誰もいないところなら、このような行動に出ても問題ないのではないでしょうか。