初デートは割り勘？それともおごり？会計でわかる男性心理をご紹介

皆さんは男性との初デートで割り勘を提案された経験はありますか？

食事やショッピングなど、初デートではお会計が必要になるシーンも多々発生するもの。その時に全額おごってくれる男性もいれば、「半分ずつにしよう」と割り勘を提案する男性もいます。

単に性格なのか、あるいは相手を見て割り勘かおごりかを決定しているのか…。女性にとっては非常に気になるところでしょう。

そこで今回は、初デートの会計でわかる男性心理をご紹介します。

全額負担してもらうのは申し訳ないと思いつつも、やはり初めてのデートで割り勘にされるとちょっとビックリしてしまうのが女性の本音ではないでしょうか。

一体なぜ男性は初デートで割り勘にするのか？気になる理由や心理について見ていきます。

お金を使いたくないから

「倹約家なんで、なるべくならお金を使いたくないんです。たまに『男のくせに細かいぞ！』とツッコまれますけど(笑)日々の出費を少しでも減らすことが大事だと思っているので…」(27歳/男性/営業職)

節約や貯金など、自分の目的や信念に則って出費を抑える男性もいます。「お金を使いたくないなんてセコイな」と思うか、はたまた「しっかりしてていいな」と思うかは女性次第といったところでしょう。

お金がないから

「割り勘にするのは単純にお金がないからです。バイトとか頑張ってるんですけど、なんだかんだで結構使っちゃうんですよね。ここだけの話、ぶっちゃけ自分がおごってほしいくらいです！」(21歳/男性/大学生)

おごりたくてもおごれない、いわゆる貧乏な男性も割り勘を好む傾向にあります。割り勘どころかむしろ全額支払ってほしい！という意見も多いですね。

「初デートに備えて貯めようとしないのかな？」など、女性としては色々思うところがあるでしょうが、彼らも色々大変なようです。

もう会う気がないから

「もう会う気がない時は割り勘にします。やっぱり相手のことを気に入ったらおごりたくなりますよ。」(28歳/男性/企画)

初デートでの感触が悪く、2回目はないな…と思った時も割り勘にしたくなるようです。

やはり気になる女性の前では「俺が全額出すよ」とカッコよく決めたいのが男ゴコロ。逆に何の抵抗もなく割り勘を提案されたら、それはもうほぼ脈ナシと考えてよさそうです…。

お互い社会人だから

「相手がまだ学生だったらおごりますが、お互い社会人の場合は割り勘の方がいいかなと思います。自分のものは自分で！という感じです」(27歳/男性/営業職)

双方社会人で収入がある場合、必ずしも男性が出す必要はないと考えるケースです。お金を出したくないというわけではなく、あくまで「自分の食べたものは自分で支払うべき」というスタンスですね。

特に他意はない

「相手のことが嫌いとかお金を出したくないとか、そういう特別な意図は全くありません。職場や友達同士の飲み会だと割り勘なので、その延長でデートも割り勘にしちゃってましたね」(23歳/男性/営業職)

女性からすると少々意外かもしれませんが、実は他意なく割り勘にする男性もいるのです。特に恋愛経験が少ないとなおさらでしょう。仕事仲間や友人との食事・お茶など、割り勘が当たり前なシーンと同等に捉えているため、おごるという発想が浮かばないのです。

初デートで割り勘にされたときの女性心理は様々です。全く気にならないという人もいれば、割り勘のせいで一気に醒めたという人もいます。ここではそんな女性たちの本音を紐解いていきましょう。

初デートで割り勘は幻滅する…

「初デートでの割り勘はハッキリ言って幻滅です。どんなに好きな人でも、割り勘にされたらその瞬間にテンションが下がって終わりですね。」(26歳/女性/事務職)

これが女性側の本音No.1と言えるでしょう。ケチ・セコイ・貧乏など、割り勘により生じるマイナスイメージは半端じゃありません。

たとえのっぴきならない事情があったとしても、やはり女性としては「俺が出すから大丈夫」とカッコつけてほしいもの。「せっかく初デートができた女性におごろうとしない」という、その姿勢がNGなのです。

割り勘で構わない

「私は割り勘でも特に気にしません。それよりも『デートできた！』『楽しかった～』など、別のことばかり気になっちゃいます(笑)」(22歳/女性/大学生)

初デートで割り勘にされてもあまり気にならない、という女性もいます。デート自体が楽しければお会計方式はなんでも構わないため、割り勘を好む男性からすると非常に助かるでしょう。

ただしあくまで「デート自体が楽しければ」という前提です。お金もなければ楽しませる力もない、そんなないないづくしの男性だとちょっと厳しそうですね。

むしろ割り勘の方が気楽

「初デートでの割り勘はむしろ気が楽です。もちろんおごってくれようとするのは嬉しいんですが、やっぱり悪いなーと思ってしまうので…」(25歳/女性/事務職)

割り勘の方がむしろ気が楽で助かる、という意見も見受けられました。何度もデートしている彼氏ならまだしも、やっと初デートとなった男性相手だとどうしても気が引けてしまうようです。

またおごってもらうことで「何かお礼を…」と考え、気疲れしてしまう女性もいます。それならばいっそ割り勘にしてもらった方が気が楽というわけですね。

自分に興味がないんだなと思う

「割り勘にされると、この人は自分に興味がないんだなと悟ります。嫌いとまではいかなくても、おごるほどの魅力はないんでしょうね。」(22歳/女性/大学生)

好きな女性の前ではカッコつけたい・いい所を見せたいという男性は多いもの。女性もそんな男性の性質をわかっているがゆえ、割り勘にされると興味がないんだなとガックリするようです。

もちろんおごる＝好意があるとは限りません。しかしほとんどの女性は、初デートで割り勘にされると諦めモードに入ってしまうのです。

初デートをした女性に対し男性がどんな気持ちを抱いているかは、お会計時の支払い方である程度推測できます。そこでここでは、初デートの会計でわかる男性心理について見ていきましょう。

男性がすべて支払った場合

初デートの会計で男性がすべて支払う場合、脈ありの可能性が高いです。やはり好意を持つ女性に対しては出来る限りのことをしてあげたいもの。また「全額出してくれるなんて太っ腹！」など、好きな女性に良く思われたい心理からおごることもあります。

しかし純粋な恋愛感情ではなく、下心から全額おごる男性もいるので要注意です。いわば肉体関係に持ち込むための投資ですね。この場合お会計こそ全額支払いますが、根底には「できるだけ安く済ませたい」という思いがあるため、安価なお店を選ぶことが多いです。

男が出すのが当たり前！と考える男性もいますが、実際は「相手の女性に対し興味を抱いているから」という理由がほとんどです。

男性が多めに支払った場合

例えばお会計が10000円だったら7000円など、全額ではないものの多めに支払ってくれるケースも存在します。

この場合考えられる男性心理は2つあり、まず1つは様子見として多めに支払っているパターンです。「まだ自分に合うかどうかわからない」「次のデートでどうなるかだな」など、微妙なラインに位置している時はあえて全額支払わないこともあります。

もう1つは、単に男性側がデート慣れしていないパターンです。女性との初デートでは全額おごるべきなのか否か？慣れていない男性は、その辺りの振る舞いがよくわかりません。結果多めに支払うという、少々どっちつかずな方式に落ち着くのです。

細かく割り勘にした場合

初デートの際に細かく割り勘にする男性は、「女性とのデートに慣れていない」「細かい性格」の2つが考えられます。

前者の場合は単に慣れていないだけなので、女性側の教育・リード次第でいかようにもなるでしょう。ただ後者の場合は厳しいです。もし割り勘について触れようものなら「何がいけないの？」「こういうのはキッチリしなきゃね」など、自分の行いを正当化して反論してくるでしょう。

男性が支払ってくれなかった場合

初デートで男性が全く支払ってくれなかった場合、残念ながら限りなく脈なしに近いです。さらに言えば、おごり狙いでデートを計画した可能性もあります。

「すべて自分持ちでも彼と一緒に過ごせるなら…」と思う人もいるでしょう。しかし都合のいい状態が続くと男性はつけ上がりますし、男性の成長・向上心も止めてしまいます。またお金で繋ぎ止めるような関係になるので、女性にとってもよくありません。

少額を支払わせようとする場合

「1000円だけ出して」など、女性に少額を支払わせようとする男性もいます。なぜわざわざ少ない金額を要求するのか？実に謎めいた行動ですが、これはズバリ相手の女性に気がないからです。

初デートをしてみて「イマイチだな」「こんな女性のためにおごりたくないな」と思ったものの、やはり男として割り勘をするのは恥ずかしい…。そんな心理が働くと、とりあえず大部分は自分が支払い、残りの少額だけ出させようとするのです。

ただ「少額の支払いを渋る女性はNG」として、女性を試す男性も存在します。気がないのか、あるいは試しているのか、どちらに該当するかは男性の性格や初デートの雰囲気から推測するしかなさそうです。

せっかくの初デート、なるべくなら男性におごってほしいと思う女性も多いでしょう。しかし「おごってもらって当然」という姿勢でいると、好きな男性とうまくいかなくなる恐れがあります。

対等な関係を築けない

初デートでお金を出してもらうことで「自分の方が下」と感じてしまう女性もいます。逆に「俺が出してやってる」と上から目線になる男性もいるでしょう。そのため男性のおごりでデートを進めてしまうと、対等な関係を築けなくなります。

もちろん好きな人におごってもらえるのは嬉しいことですし、おごっても偉そうにしない男性だっているでしょう。しかし男性側がおごることで、立場に優劣がついてしまう可能性もあるのです。

傲慢な女性に見られる

初デートの会計は男性持ちで当たり前でしょ？という姿勢でいると、傲慢な女性に見られてしまいます。男性からすると「お金を出したくない」というより「こんな女性にお金を出したくない」といったところですね。

特に収入のある女性がこうした態度でいると、なおさら印象が悪いです。「自分だって働いているんだから、嘘でも出すフリくらいすれば？」と思われてしまいます。

見返りを求められるかも

男性の中には、おごってあげた対価として女性に見返りを求める人もいます。

全ての男性が純粋な恋愛感情でおごっているとは限りません。たとえ女性側にその気がなくても、男性側に下心があれば何らかの見返りを要求されるものです。そのため男性からのおごりが当然だと思っていると、後々痛い目を見る恐れがあります。

本当に好きなのか疑われてしまう

好きな男性におごってもらえるのは喜ばしいことです。しかし相手のことが好きだと、「申し訳ないな」「今度は自分が出したいな」など、喜び以外の気持ちも生じます。男女としてではなく、人間として相手のことを考えるようになるのです。

そのためおごってもらって当然という態度でいると、男性は「本当に俺のことが好きなのかな？」と疑問を抱きます。さらに「いつもおごってくれる便利な男でしかないのでは…」など、悪い方向に考えを巡らせてしまうケースもあるでしょう。

「男性がおごって当たり前」という考え方は、あらぬ疑問・誤解を招くこともあるので要注意です。

初デートでおごってくれるとなった時、女性はどんな振る舞いをするのがベストなのでしょうか？そこでここでは、初デートでおごってもらう時のマナーについてご紹介します。

財布を出して払う姿勢を見せる

男性がおごるよと言ってくれても、すぐさまその言葉に甘えてはいけません。まずは財布を出して支払う姿勢を見せるのがマナーです。「悪いから割り勘でいいよ」と言いつつお財布を出し、それでも男性がおごってくれようとしたら素直にOKしましょう。

また男性のおごりと決まるや否や、すぐにカバンへ財布をしまうのもNGです。いくらおごりが決定したとはいえ、本当に悪いと思っていたらギリギリまで迷い困惑するもの。逆に即しまいこんでしまうと、あまりにも行動が早過ぎて不自然です。

初デートで男性におごってもらう時は、嘘でもいいので財布を出して支払う姿勢を見せましょう。

感謝の気持ちを伝える

男性におごってもらったら、必ず「ありがとう」「ごちそうさま」「美味しかったよ」などと感謝の気持ちを述べましょう。お礼や感謝を伝えることは人として当たり前ですが、意外とこれができていない女性も多いのです。

相手の女性から何の反応もないと男性はガッカリします。さらに「無礼で高慢」「次はないな」など悪印象も抱くでしょう。逆にお礼や感謝をきちんと伝えられる女性だと、男性は嬉しくなり「次もまたデートしたいな」と感じます。

感謝の気持ちやお礼の言葉を伝えることは、人として大切なことです。「男性がおごるのが当たり前なんだからそんなもの不要でしょ？」と思わないようにしてくださいね。

会計前のトイレは避けて

レジでの会計前にトイレへ行くと、男性は「支払うのが嫌だからトイレに行ったのかな？」と感じます。おごるつもりであっても、こうしたあからさまな対応をされるとあまり良い気分はしません。そのため会計前にトイレへ行く行為もNGです。

本当にトイレに行きたい場合は、席を立つ前の段階で「ちょっと待ってて」とお願いしましょう。レジに着いてからだと高確率で疑われるので、用を足したくなったら必ずレジ前に済ませてください。

「次は私が出すね」と言う

初デートでおごってもらったら、「今度は私にごちそうさせて」と提案しましょう。

そうすれば次回以降は自然に交代でのお支払いができるため、割り勘かおごりかで悩まなくて済みます。なにより男性の方も「気を遣ってくれているんだな」と感じ、嬉しくなるでしょう。

おごってもらった後の言動・行動により、男性に与える印象をさらにアップさせることができます。気持ちよくおごってもらったら、「次は私が出すね！」の一言を伝えるようにしてみましょう。

割り勘？おごり？と聞くのはNG

割り勘かおごりか気になるあまり、お会計前に直球で「割り勘？おごり？」と質問してしまう女性もいます。しかし、初デートでお金の問題をストレートに尋ねるのはマナー違反です。そんな露骨な質問を投げかけられたら男性は引きますし、おごる気も失せるでしょう。

またお会計前どころか、初デート計画時の時点で聞くケースもあります。もちろんこれも男性を失望させるのでNGです。

なんでも正直に言い合えるのはいいことですが、デリカシーが感じられない言動は相手を不快にします。初デート時に割り勘かおごりかを尋ねるのは控えた方がいいでしょう。

初デートで男性がどんなお会計方式を採用するのか、これは女性にとって非常に興味深いポイントです。初デートのお会計には男性ならではの心理が隠されているので、デートの際は相手の性格などを加味しながら推測・観察してみるといいでしょう。

とはいえ、割り勘かおごりかという点ばかり気にしていると、肝心の初デートが楽しめなくなってしまいます。またおごってもらえたからといって、「これが当たり前」と考えてしまうのもNGです。

おごりであっても割り勘であっても、初デートでは楽しむ気持ちや感謝の心を忘れずに過ごしたいですね。