髪型を変える心理を男女別で分析します！恋の悩み以外の理由は何？

「失恋したら髪を切る」というフレーズは誰でも1度は耳にしたことがありますよね。これは自分の精神状態を守るために、不安や悲しみを断ち切ろうとする心理が働くことで、起こしやすくなる行動パターンです。

このように、髪型を変える時には人によって様々な心理が働きます。では、恋の悩み以外に一体どのような心理があるのでしょうか。また、髪型を変えるときの心理は男性と女性によって違うのでしょうか。

この記事では、男性・女性別に髪型を変えるときの心理や髪型でイメージチェンジをするコツについて紹介します。恋人や友達などが髪型を変えたときに、当てはまる心理や特徴がないかチェックしてみてくださいね。

髪は女性の命という表現を聞いたことがある人も多いはず。それだけに、女性の髪型はその人の精神状態を表しているといっても過言ではありません。また、男性に比べて長めの髪を持つ女性は、様々なヘアアレンジが可能です。

このことから、女性の髪型にはその時の心理状態が表れやすいといえるでしょう。ここからは髪型を変える女性の心理について紹介します。男性の方は気になるところですよね。女性の方もどのような心理があるのかぜひ確認してみてください。

キレイになりたいという心理で

女性によっては雑誌やSNSなどで話題になっている髪型にしてみたり、お気に入りの芸能人やモデルを真似してキレイになりたいという心理で髪型を変える人もいます。また、こうしたらもっとキレイになれるのでは？というような探求心で髪型を変える女性の方も。

多くの女性は美容やオシャレに関して常に向上心を持っており、さらなる美を目指して髪型を変えることも珍しくはありません。自分のスタイルや外見にはどのような髪型が似合うのかなど、しっかりと探求しながら生活している人もいるほどです。

女性にとっては髪型を変えるのこともオシャレの１つであり、気持ちを前向きにするための手段でもあります。

流行に乗りたい心理のとき

ファッションなどと同様に、ヘアスタイルにおいても毎月ヘア雑誌が出版されるほど日々流行は変化しています。新しい髪型や新しいヘアカラーなどで、流行についていきたいといった心理を持つ女性も少なくありません。

このような人は、ファッションや流行のアイテムと同じように、最先端のトレンドとなるヘアスタイルを常にチェックしています。そして、自分もその流行りのヘアスタイルを試そうと髪型を変えるのです。また、流行に乗り遅れまいと行動している心理状態であるといえるでしょう。

周りの目が気になったり常に最新の髪型にすることで、満足感を得たいというタイプの女性に多い傾向があります。

髪の痛みが気になった

女性が髪型を変えるときの心理として、意外に多いのが髪の毛の痛みが原因となるケースです。女性の場合、ヘアカラーや毎日のスタイリングなどにより髪の毛が傷みやすくなります。特にヘアアイロンなどを頻繁に使用している人は、毛先が枝毛になりやすい傾向が。

このような物理的な理由で、髪の毛を切ったり髪型を変えるというような女性も珍しくはありません。髪型や髪の毛の状態によって見た目の印象もガラリと変わるもの。傷んだ髪の毛でスタイルングするよりも、髪を短くして綺麗にまとめている方が魅力的に見えますよね。

最近では髪質改善サロンがメディアに取り上げられて注目を集めるなど、髪をどうにかしてきれいに見せたいという女性の方が増えているようです。

今の髪型に飽きた

女性が髪型を変えるときの心理の中で最も単純だといえるものが、ずっと同じ髪型に飽きたというものです。理由は純粋に「飽きたから」です。人間なら誰しも飽きがくるものですよね。それは髪型だって同じこと。

長年同じ髪型であれば、セットをするのも慣れているのでラクかもしれません。しかし、女性は髪型に飽きてしまうと、ラクさよりも新鮮さを求めるようになります。中には、髪型を変えて新しい刺激を求めているような女性もいるほど。

これを機にバッサリ髪を切ったり、パーマをかけたりしてヘアアレンジを楽しむのもいいですね。

髪型を変える女性の心理について5つ紹介してきましたが、女性は男性と比べて髪が長い分、髪型を変えることが心理的な部分においても深く関係していることが分かります。

ここからも髪型を変える女性の心理について紹介しますので、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

無言の反発

主に人間関係において、自分ではどうしようもできない出来事に対しての反発として髪を切る女性もいます。

自分がどう口を出して反発しても全く分かってもらえない、このままでいるとストレスで頭がおかしくなってしまいそうなどというような状況のときに、無言の反発として髪をバッサリ切るという心理が働くことも。

無言の反発という言葉通りに、相手に対して口では実際に反発しません。髪を切ることによって「私はあなたに対して反発しています」という意思表示なのです。ただし、この行動は相手が気付かなければ自己満足という結果になりかねません。

このことから、無言の反発をしようとしている場合、それが本当に自分のための断髪式になるのかしっかり考えて行動するようにしましょう。

気分転換したいとき

日常的に何か上手くいかなくなったり、毎日の生活がマンネリ化してきたなどの心理状態から、気分をリフレッシュしたいという思いで髪型を変える女性もいます。髪を切ったり髪型を変えるだけで心身ともにリセットでき、前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになる人も多いのではないでしょうか。

仕事に行き詰まったり、日々育児に追われているような女性は、ストレスから解放されるために何かを変えたいと思いがち。その手軽に変えられるものが髪型なのです。

女性がヘアスタイルを変えると、見た目も大きく変わるので気持ちも大きく変化させることができます。メイクや服装を変えるだけでは物足りないと感じたら、ヘアチェンジしてみるのもひとつの手かもしれませんね。

衣替え感覚で変える

女性の場合、季節ごとに髪型を変える人も少なくありません。服装やコーディネートに合わせて髪型を変えることもしばしば。そのため、季節が変わったり服装の系統が変わると髪型も一新することがあります。

このような女性たちにとって髪型を変えるのは自然な流れ。夏になると暑くて長い髪の毛が邪魔になり短く切る人もいますよね。逆に、冬は首元が寒いから切らずに伸ばしている人もいるでしょう。

オシャレに気を使う女性は、服装だけでなく髪型まで衣替え感覚のように変えたいという心理が働く傾向にあるようです。

都合上のため

女性は都合上により髪型を変えるときがあります。このときの「髪型を変える」とは、髪の毛が長いと邪魔になるので、ショートヘアなどにして髪の毛が邪魔にならないようにすること。

例えば、出産を機に育児で邪魔にならないようにするためであったり、看護や介護の仕事・スポーツ選手など、髪の毛をまとめておかないといけないといった職業の方などです。

このような環境の女性は髪型を変えたほうがいい、変えなければいけないという心理が働きやすくなります。また、見た目よりも体の動かしやすさ・作業のやりやすさを重点に考えている人が多いといえるでしょう。

男性で髪をコロコロ変える人はチャラいというイメージがありますよね。また、髪を染めるにしても、あまりにも奇抜な髪色にすれば周囲の目を引きます。

このように、男性は女性と比べると、髪型をアレンジしたりする幅は狭い傾向にあるので、髪型を変えたりヘアカラーすることにより後悔してしまう事が多いようです。それでも髪型を変えたいと思う男性の心理はいったいどのようなものがあるのでしょうか。

ここからは髪型を変える男性の心理について紹介していきます。

気合いを入れたい心理のときに

男性はここぞというときに、気合いを入れたいという心理状況から髪型を変えることがあります。高校球児が気合いを入れるため、丸刈りにするといった光景を1度は見たことがありますよね。

また、ヘアカラーをすることで気合いを入れる男性も最近では増加傾向に。成人式では服装だけでなく、いろんなヘアカラーをしている男性をよく見かけるようになりました。一生で一度の成人式ということから、気合いを入れて式に臨みたいという心理状況の現れだといえます。

このように、髪型や髪色を変える事で自分自身を奮い立たせている男性も少なくありません。

女性にモテたい心理で

男性は女性にモテたいという心理で髪型を変えるときがあります。男性であれば、誰もが女性にモテたいと考えるのは自然なこと。どんな髪型が女性に受けるのか、どんな髪型だったら自分がよりかっこよく見えるのかなど、気にする男性は少なくありません。

ボサボサに伸ばしっぱなしの髪の男性は誰から見ても魅力を感じないでしょう。しかし、清潔感のあるオシャレな髪型をするだけで女性からの好感度もアップします。

髪型によって女性の印象を大きく左右するといっても過言ではありません。女性を振り向かせたいのであれば、髪型を意識して変えてみましょう。

コンプレックスをカバーしたい

コンプレックスを隠したいという心理状況から、髪型を変える男性も少なくありません。髪の薄さで悩んでいる人や顔に自信がない人などは、清潔感のあるヘアスタイルにしたり髪をアレンジすることで自分のコンプレックスを隠す事もできます。

最近では、オシャレなカツラや毛髪クリニックを利用してコンプレックスを克服する男性も増加傾向に。これで自信が持てるようになれば…という心理が強いといえるでしょう。

しかし、頻繁に髪型を変えたり髪を染めるなどの行為は、それだけ自分にコンプレックスを持っているというなによりの証拠となってしまう恐れがあるので、注意が必要です。

仕事や生活にストレスを抱えている

男性は仕事や生活にストレスを抱えているとき、髪型を変える傾向があります。女性が気持ちを切り替えるために髪型を変えるように、男性も気持ちを切り替えるために髪型を変えることがありますが、ほとんどの場合は仕事や普段の生活で悩んでいるとき。

嫌な事を忘れてスッキリしたい、仕事でのトラブルから脱したいというような思いが、髪型を変える心理に繋がっているといえます。実はこの行動は科学的にも証明されており、人間は何かを変えたいと思ったときは、髪を切りたくなる衝動にかられてしまうとのこと。

自分の感情を落ち着かせるためにも、髪を切るという選択をすることはおすすめの方法であるといえます。

男性は女性のように、オシャレの一環として髪型を変える人はあまり多くないことが分かりますね。その代わりに、髪型を変えることで気持ちも一緒に切り替えたいという心理が働きやすいようです。

ここからも髪型を変える男性の心理について紹介していきます。

単純に今の髪型に飽きた

男性は女性と違い、頻繁に髪型やヘアカラーを変える人はあまりいません。自分が気に入った髪型をキープする傾向があり、そこまでガラリと変わるようなヘアチェンジはしません。ただ、単純に今のヘアスタイルに飽きたという心理状況から髪型を変える男性もいます。

また、たまには流行を取り入れようとしてヘアスタイルやヘアカラーを変えたりもしますが、いつもと違う自分に落ち着かなくなりすぐに飽きてしまうということがあります。

ただ、男性の場合、飽きたからといってコロコロと髪型を変えてしまうと、何事にも長続きできずに飽きっぽい性格だと勘違いされてしまうケースもあるので注意が必要です。

覚悟の意味で

男性の場合、女性に比べて感情などによって髪型を変えることがあまりありません。しかし、何か大きな局面に立った時ときは、覚悟を決め、気持ちを切り替えるためにも髪型を変えることがあります。

受験、就職、昇進、転職、結婚などのような人生の岐路での決断をする場合、前向きに自分を変えようという心理が働き、髪型を変える人も多い傾向に。

もし男性がガラッと髪型を変えた場合には、何かにチャレンジしたいという意欲にあふれている可能性があるので、温かく見守ってあげましょう。

服の系統を変えた

男性によっては、服の系統を変えるタイミングで髪型も同時に変える人もいます。若目のカジュアルな服装から、垢抜けた大人向けの服装にして印象を変えようとしたけれど、いまいちピンとこないような体験をした男性も多いはず。

その原因の１つとして考えられるのが髪型によるもの。男性の多くは髪の毛が女性に比べて短いので、ヘアアレンジの幅が少なく服に合わせづらいといった点があります。そのため、極端に服の系統を変えないほうがいいでしょう。

また、雰囲気も大幅に変わってしまう可能性があるため、服の系統を変えようと考えている人は注意が必要です。

キャラクターを確立したい

キャラクターを確立したいという心理から、髪型を変える男性がいます。見た目のインパクトで他の男性と差別化を図ろうとするのは、男性にはよく見られる行動。奇抜なヘアカラーにしたり、パーマをかけたりするのは、周囲の人たちよりも目立ちたいという気持ちの現れです。

また、サークル活動や会社といった集団生活の中で自分の立ち位置を固定させたいという心理の現れで表れでもあります。見た目の印象によって、その人の立場やキャラクターが決まることも集団生活の中ではよくある光景です。

集団の中の自分のアイデンティティのようなものが欲しい、確立させたいと考える男性は意外と多いです。そして、その人のイメージを決定付けるのに髪型が重要に関わってきます。

髪型をガラッと変えると、周りの人からもイメチェンしたねと言われ、自分の気持ちにも変化を与えてくれます。ヘアスタイルでイメチェンする際に大事なことは、イメチェン後の髪型が似合っているのかということでしょう。

突発的に髪をバッサリと切ってしまったら、後で後悔することも。そうならないように、髪型を変えるときには慎重さも必要になってきます。

ここからは、髪型を変えてイメチェンをするコツを紹介します。髪型でどのようなイメチェンができるのかぜひ参考にしてくださいね。

前髪を作る・無くしてみる

女性の方ならロングヘアをばっさり切ったり、ショートやボブにいきなり髪型を変えるのは抵抗がありますよね。男性でもミディアムヘアーから短髪にするには勇気がいるもの。そんな方には前髪イメチェンがおすすめです。

前髪を1cm切るだけでも、周囲から雰囲気が変わったという印象を受けるでしょう。また、軽さや流し方、隙間の出し方などの違いによっても印象が大きく変わってくるので、簡単にイメチェンしたいと思っているのであれば、ぜひ1度トライしてみてください。

バッサリと短くカットしてみる

髪型でイメチェンといえば、やはり髪をバッサリとカットすることですよね。ロングヘアの女性がさっぱりとしたショートに変えることで、そのギャップにやられてしまうという男性も多いはず。また、男性においても少し長めの髪型からショートにすると、爽やかな清潔感のある印象を受けやすくなります。

大胆に髪を短くすることで、単に印象が変わるだけでなく、気持ちがスッキリして内面もリセットされた感覚を受けるでしょう。怖がらずに挑戦してみれば、新しい自分に出会えるかもしれません。

パーマをかけてみる

今の髪型やヘアカラーが気に入っていてあまりベースを変えたくない方や、どうしても短くすることに抵抗のある方は、パーマをかけてイメチェンするのがおすすめです。パーマをかけることで自然な曲線が出来上がり、柔らかい印象を与えることができます。

また、スタイリングがほぼ必要ないので、時間がない朝も寝ぐせ直しだけで済むといった点も魅力。ショートでもロングでも髪の長さを選ばないので、ぜひパーマを取り入れてイメチェンを楽しんでみてください。

思い切って髪色を変える

髪色を変えることもイメチェンの醍醐味。周囲と差を付けたい、個性を表現したいという人におすすめです。個性をアピールできるインナーカラーやグラデーションカラーなど、好きなテイストに合わせて簡単にイメチェンすることができます。

ただ、ヘアカラーをすると髪へのダメージが気になるといった方も多いはず。たしかに、カラーリングしすぎてしまうと髪を傷める原因になります。

そうならないためにも、美容師さんと相談しながらカラーリングの頻度を抑えたり、トリートメントで保護したりしながら、程良いバランスで髪色を楽しむようにしましょう。

身に着けているものや持ち物によって気分が変わり、モチベーションが上がることはよくありますよね。それと同じように、自分の「見た目」を変えることでも、モチベーションを上げることができます。

イメージチェンジは、心身ともにリフレッシュし、新しい自分に出会うことができる簡単な方法です。髪型を変えて素敵な日々を送りましょう。