頼りない彼氏との結婚はやめるべき？彼を好きだけど悩める女性必見！

一昔前までは、男性は女性を引っ張ってくれるような頼もしい存在でした。ですがここ数年で「草食系男子」というジャンルが確立され、彼女から頼りないと思われる彼氏が増えてきているようです。

これは男性の変化だけでなく、女性がたくましくなってきたという理由があります。後ろに一歩引いていた女性が、仕事でもプライベートでも自分の意見を言いやすくなってきたからでしょう。

時代と共に強くなる女性たちですが、やはり彼氏にリードされたい気持ちに変わりはありません。頼りない彼氏だと不安に感じてしまいますよね。

頼りない彼氏と結婚して大丈夫なのか迷える女性たちのために、上手な付き合い方や結婚時の注意点をご紹介しましょう。

「彼氏が頼りない！」と感じる女性は意外と多いようですが、実際にどんな時にそう思うのでしょうか。女性たちのエピソードを紹介します。

虫が出ただけで私より大騒ぎ…

「彼氏と公園デートをした時に、ちょっと大きな虫が飛んできたんです。たしかにビックリしましたけど、私よりも彼氏の方が大騒ぎ…なんだか頼りないなと感じちゃいました」(21歳/女性/大学生)

男女関係なく、虫が苦手という人はいるでしょう。ですが自分よりも怖がる素振りを見ると、「頼りないなぁ」と思ってしまいますよね。女性の陰に隠れたり、置いて逃げてしまうような男性からは男らしさを感じることができません。

理想を言えば、女性をかばって虫を退治してくれるような彼氏がベストではないでしょうか。

「任せるよ」が口癖で決断力なさすぎ

「私の彼氏は、デートの場所も食べるものも『任せる』ばかり。それってつまりは決断力がないんですよね。もっとリードしてほしいんだけどな…」(25歳/女性/金融関係)

普段何気なく生活していても、物事を決断する場面はたくさんありますよね。食事や着るもの、カップルでのデートコースなど、選択肢は様々です。

「任せる」という言葉は相手を信用している反面、自分での決断を放棄しているようにも感じられます。強引すぎるのも考えものですが、決断力がないのも女性としては頼りない気がするのではないでしょうか。

予想外のことが起きるとあたふた…

「気の小さい彼は、予想外のことが起きるといつもあたふたしてます。この前もデート中に道に迷って動揺してましたね。最初は『かわいいな』って思えたんですけど、やっぱり少し頼りないかも…」(24歳/女性/美容師)

頼りがいのある男性というのは、トラブルが起こってもどっしり構えているので安心感があります。反対に、頼りない男性は問題に対応する力がなく、うろたえてしまうようです。

そんな姿を見てしまうと、大好きな彼氏でも「この人でいいのかな？」と不安を感じる女性は多いでしょう。

誰に対しても謝ってばかりで頼りない

「彼氏と食事に行った時に、後から来たお客さんに先に料理が運ばれてたんです。彼氏が店員さんを呼びつけて注意してくれるのかと思ったら、なぜか謝ってばかり。こっちは悪くないんだから堂々としてほしかったです」(27歳/女性/事務員)

自分の非を認められずに謝らない男性は問題ですが、悪いことをしていないのに謝ってばかりというのも困りますよね。優しさを通り越して頼りないと感じてしまいます。

周りにぺこぺこ謝る姿を見ていると、「しっかりしてよ！」とつい小言を言いたくなるでしょう。

ふたりの将来について考えてくれない！

「付き合って3年経つ彼氏が将来のことを考えてくれません。結婚の話題になると『まだ先のことだね』って流されちゃいました。こんなことで結婚なんてできるのかな」(27歳/女性/看護師)

結婚の話題が出た時に、男性の頼りない一面が見えることもあるようです。特に20代後半を過ぎても結婚について深く考えられないというのは、まだ考えが幼く大人になり切れていないように感じられますよね。

「いつかは…」と言いながら彼氏に煮え切らない態度を取られると、女性も見切りをつけたくなってしまいます。

旅行の計画が立てられない

「私の彼氏は旅行の計画も立てられないんです。宿泊先や飛行機の予約もしたことがないからって私任せ。こんなに頼りないなんてちょっとガッカリです」(26歳/女性/販売員)

ふたりでいつもと違うことをしようとした時の手際の良し悪しでも、頼りない彼氏かどうかがわかります。例えば旅行の計画を立てる際に、率先して動いてくれるかなども判断材料になるでしょう。

慣れていないからといって彼女にすべてを任せてしまう彼氏だと、今後も困ったことがあると相手に委ねてしまうかもしれませんね。

日常生活の中にも、頼りない彼氏かどうかを見極めるポイントが隠されています。結婚を考える前に、まずは交際相手に当てはまるものがないかをチェックしてみましょう。

器が小さくて自分中心

頼りない彼氏の特徴のひとつとして、器の小ささが挙げられます。一見関係ないようにも感じられますが、実は結構重要なポイントなのです。

器が小さいということは、何かが起きたときに対応できるキャパがないということ。仕事でのミスやプライベートでトラブルがあると、たちまち自分のことしか考えられなくなってしまうでしょう。

たとえ普段は落ち着いて見える男性でも、万が一の時には頼りない一面が出てきてしまうかもしれません。結婚を考えるのであれば、相手の器量はチェックしておきたいところです。

他人の意見に流される

女性が男性に対して頼りないと感じる理由に、「芯がない」ということが挙げられます。何に対しても他人の意見に流されるような人だと、頼りたいとは感じにくいですよね。

実際に、周りの考えに従うばかりの男性は注意が必要です。いざという時に流されてしまい、大事な決断が人任せになってしまいます。また、他人の話を間に受けすぎて騙されてしまう恐れもあるでしょう。

周囲に合わせた柔軟な対応ができる人は魅力的ですが、流されやすいだけの人もいるので結婚を考える前にしっかり見極めるべきです。

優柔不断で決断力がない

些細なことでも悩んでしまうような優柔不断な男性も、頼りない彼氏の特徴です。食事に行くことになってもお店がなかなか決められない、買い物中に迷いに迷って結局何も買えないなど、決断力がないタイプと言えるでしょう。

結婚するとなると、ただの恋人の時よりも重要な決断を迫られる場面が増えますが、優柔不断な彼氏だと困った時に頼りないかもしれませんね。

慎重なのはいいことですが、最終的には自分の意志をはっきりと持ち、自力で答えを導き出せる相手でなければ将来的に苦労するでしょう。

仕事が出来ず、お給料が少ない

社会人たるもの、やはり仕事ができるかどうかは大切ですよね。仕事に関する能力が高いということは、プライベートにも反映されます。頭の回転が早かったりコミュニケーションスキルが高いなど、日常生活でも頼りになることでしょう。

また、仕事ができるかどうかは収入にも関わってきます。「世の中お金じゃない」というのはもっともですが、綺麗事だけでは生活できません。彼氏と将来を考えるならば、お給料が少ないと少々頼りないのではないでしょうか。

もし彼氏の仕事ぶりを見る機会があるのならば、相手がどのような姿勢で取り組んでいるかをチェックしてみてください。

頼りない彼氏の特徴はまだまだあるようです。注意したい彼氏の言動をさらにご紹介します。

愛想笑いが多い

いつも笑顔な男性は素敵ですが、それは心からの笑顔の場合です。困ったような愛想笑いが多いと何を考えているかもわかりませんし、どことなく頼りない印象でしょう。

愛想笑いをする人というのは、「相手に良く思われたい」と考える人が多く、そのために自分の意志を抑えてしまいがちです。それでは頼りないと思われても仕方がありませんよね。

その場の空気に合わせて無理に笑顔を作ろうとしてしまう男性は要注意です。八方美人で、周りに振り回されて苦労するかもしれません。

自分の意見をはっきり言えない

自分の意見を持っているのにそれを伝えるのが苦手な男性も、女性から見ると頼りないですよね。「しっかりして！」とお尻を叩きたくなるのではないでしょうか。

いくら強い意志の人でも、周りに示すことができなければ意味がありません。日本人は調和を大切にするので言動が控えめになってしまいがちですが、適度な自己主張は必要なのです。

付き合う上でも、思っていることをきちんと伝えてくれる相手のほうが安心できるでしょう。たとえ喧嘩になっても気持ちを伝えてくれる男性であれば、結婚しても話し合う時間を作れるはずです。

計画性がなく行き当たりばったり

仕事ができたり私生活でもきちんとしている男性には、計画性があるという共通点があります。先のことまで考えて行動するので、ある程度のトラブルにも落ち着いて対応できるのです。恋人になると非常に頼りになるでしょう。

反対に、いつも行き当たりばったりという男性は、困った時に頼りにできない恐れがあります。小さなミスを適当にやり過ごそうとして、最悪の方向に進んでしまうことも。

日頃の生活態度やデートの約束などにも計画性の有無は現れているはずなので、彼氏の言動をよく観察してみてくださいね。

おどおどして見える

いつもおどおどしているような男性は、見た目のイメージ通り頼りない人が多いでしょう。気の小ささが態度にも現れてしまっているようです。態度が大きくふてぶてしい男性は女性から嫌われがちですが、それと同じくらいおどおどした男性も避けたくなりますよね。

付き合う前にこうした特徴が見られるようであれば、交際を考え直してもいいかもしれません。頼りない彼氏になってしまい、付き合ってから苦労する恐れがあります。

それを上回るような魅力があるのであれば、交際後に相手を変えるように試みてもいいでしょう。

恋人同士と夫婦では、求めるものが変わってきますよね。付き合うだけならば楽しければいいかもしれませんが、結婚相手となると包容力や頼りがいも大切でしょう。

頼りない彼氏と結婚しても上手くいく夫婦はたくさんいますが、気になるところが出てくる恐れもあります。結婚を決める前に知っておきたいデメリットをご紹介しましょう。

何でも妻任せになる

頼りない彼氏と結婚すると、ありとあらゆることが妻任せになるでしょう。家事はもちろんのこと、世の中のことを知らない男性ならば手続き関係もひとりでできないかもしれません。まるで大きな子供と生活しているような気分になることもあるでしょう。

テキパキと自分のペースで物事をこなすことが好きな女性であれば苦痛に感じないですが、大きなトラブルが起こった時に関係悪化に繋がる恐れがあります。頼りない相手に対してイライラが募り、爆発して別れを選ぶ夫婦もいるようです。

お金で苦労するかも

夫婦間だけでなく仕事でも頼りなさが目立つ彼氏と結婚すると、金銭的に苦労するかもしれません。社会人として頼りないということは、周囲から仕事を任せにくい人だと見られてしまいます。そうなるといつまでたっても出世は見込めず、収入アップも難しいでしょう。

若いうちなら共働きでカバーできますが、将来的に子供を育てたり老後のことを考えると少々不安に感じますよね。ふたりの将来を真剣に考えるのであれば、彼氏の収入は避けては通れない問題なのです。

それでも彼氏との結婚を望むなら、頼りない部分を変えてもらうか、女性が安定した収入を得ることがポイントになるでしょう。

子育てに参加してくれない

子育ては生易しいものではなく、責任や覚悟が必要です。彼氏が頼りないままだと、子供ができた時に女性にかかる負担がかなり大きくなると考えられます。

例えば子供が体調を崩した時や怪我をした時に、おろおろして何もしてくれないという男性もいるようです。頼りない彼氏と結婚すると、育児への協力はあまり期待しないほうがいいでしょう。

対策としてできることは、子供を授かる前に彼氏を頼りがいのある男性に育てるか、頼りない彼氏でもできそうな部分だけをお願いするかです。どちらにせよ、女性が苦労することに変わりはなさそうですよね。

義母との仲裁は期待できない

結婚するとなると、相手だけでなくお互いの家族との関係も深まります。そこで気になるのは、義理の母になる人との関係を上手く築いていけるかでしょう。世の中の女性の多くは、嫁姑問題で頭を悩ませています。

彼氏がしっかりした人ならば上手に仲を取り持ってくれるのですが、頼りない彼氏だと仲裁は期待できないかもしれません。義母に意見できなかったり、そもそも不仲なことにも気づかないこともあるようです。

そのことを不満に感じて別れてしまう夫婦もいるので、結婚前には彼氏の義母に対する態度を確認しておいたほうがいいでしょう。

そもそも結婚までに時間がかかる

頼りない彼氏との結婚の最大の難関は、プロポーズのタイミングでしょう。決断力のない彼氏だと、どれだけ交際期間が長くても、言い出せずに時間ばかり過ぎてしまうのです。

そもそも、「結婚なんてまだ先の話だよね」なんて悠長に構えて、プロポーズをしようとすら考えていないかもしれませんね。

若いうちならそれでもいいですが、ある程度の年齢になってくると女性は不安になってくるでしょう。なかなか結婚を切り出してくれない彼氏ならば、思い切って女性から伝えてみてはいかがでしょうか。

頼りない彼氏だけど好きだという気持ちが大きくて別れることができない場合は、女性が上手に彼氏をコントロールしましょう。皆さんの努力の積み重ねがあれば、頼りがいのある彼氏に大変身してくれるかもしれませんよ。

ここからは、頼りない彼氏を変える接し方をご紹介します。

「頼りない」とストレートに言うのはNG

いくら頼りない彼氏を変えるにしても、ストレートに伝えるのは厳禁です。どんな男性にだってプライドというものがあるので、「頼りないなぁ」という何気ない一言でも傷ついてしまう恐れがあります。

1度プライドを傷つけられた男性は、その後優しくアドバイスをしても聞く耳を持ってくれなくなるでしょう。そこから溝が深まり、ふたりの関係が悪化してしまうことも考えられます。

頼りないと感じる場面があったら、突き放すのではなく「こうしたらいいんじゃないかな」というように、角が立たないように指摘してあげましょう。

イライラしてもすぐに怒らない

彼氏の頼りない一面を見ると、じれったくてイライラしてしまうこともあるでしょう。でも、そこですぐに怒るのはNGです。男性は萎縮してしまい、さらに状態が悪化してしまうかもしれません。

どうしても腹が立つ時は、1度期待する気持ちを手離してみましょう。頼りないと思うのは、「これくらいはできるだろう」と期待する気持ちがあるからなのです。

子供に接するように頼りない部分も仕方がないと許す心を持てば、イライラすることも少なくなりますよ。ただし、「どうせ彼氏にはできない」と馬鹿にした態度は取らないように気をつけましょう。

何かできたら彼氏を褒めて育てる

あれやこれやと口うるさく指摘するよりも効果的なのは、できたことを褒めるということです。いつもなら1人でできないことや、自発的にやってくれたことに対して、感謝の気持ちを言葉で伝えてみましょう。

このときに気をつけたいのは、上から目線ではなく「ありがとう」という言葉を選ぶことです。「えらいね」と言ってしまうと、男性によっては嫌味や馬鹿にされてると感じてしまうかもしれません。

言葉選びに気をつけながら、頼りない彼氏を褒めて伸ばしてみてください。

「どう思う？」と一緒に考える

頼りない彼氏を根本から変えるためには、自分で考えて行動する習慣をつけてもらわなければなりません。毎回事細かく指示を出していたのでは、いつまでたっても頼りがいのある彼氏にはなれないでしょう。

自分の頭で考えてもらうには、問題が起こったときに「あなたはどう思う？」と質問してみることが効果的です。最初は「任せる」と投げ出されるかもしれませんが、根気よく続けていれば少しずつでも考えるクセがついてくるはずですよ。

焦って答えを出す前に、彼氏と一緒に解決策を見つけてみてください。頼りない彼氏を変えられるかもしれない上に、話し合うことでふたりの絆もより深くなるでしょう。

頼りない彼氏に呆れていたのに、急に男らしいことをしてくれて驚いたという女性も少なくありません。彼氏に改めて胸キュンした、女性たちの話を紹介します。

サプライズデートをしてくれてビックリ！

「いつもデートの行き先を決めるのは私ばかりだったのに、私の誕生日にサプライズデートをしてくれました！頼りないし何もしてくれないと思っていただけに、すごく嬉しかったです」(24歳/女性/広告代理店勤務)

サプライズデートをしようと思えば、バレないように入念に計画を立てなければなりません。デート自体も嬉しいですが、彼氏が自分のためにいろいろ考えてくれていたということに胸キュンする女性は多いでしょう。

普段は頼りない彼氏でも、ふたりにとって大切なイベントがあれば変わるきっかけになるかもしれませんよ。

留学に行ったら別人になって帰ってきた！

「3ヶ月留学に行った彼氏が、帰ってきたら人が変わったように頼もしくなっていました！何もかも自分でやらなければならない環境が彼を成長させてくれたみたいです」(21歳/女性/大学生)

環境の変化も、頼りない彼氏を変えるチャンスです。海外留学は誰にでも行ける訳ではありませんが、社会人であれば職場や部署の異動で何かが変わるかもしれませんよ。

彼氏が新しい世界に飛び込もうとしている時は、暖かく見守ってあげましょう。

頼りないと思っていた彼氏が仕事で昇進！

「社内恋愛で付き合った同期の彼氏が、仕事で誰よりも早く昇進しました。周りからも頼りないと思われていたので、みんなびっくりしてます（笑）」(26歳/女性/営業)

プライベートだけでなく仕事中の姿を知っていて「頼りないな」と思っていた彼氏が昇進したとなれば、彼女としては驚きでしょう。

仕事での成功は自信に繋がるので、これから先さらに彼氏が頼もしく変わってくれるかもしれません。

風邪をひいた時に看病してくれた！

「普段家事をしない彼氏が、私が風邪をひいた時に看病をしてくれたんです。家のことをひと通り片付けて、さらに優しい言葉をかけてくれて…改めて好きになりました」(25歳/女性/飲食店勤務)

テキパキと家事をこなす姿を見て、彼氏を見直す女性は多いようです。さらにそれが弱っている時ならば、なおさらときめいてしまいますよね。

頼りない彼氏だと決めつけているだけで、実は器用にこなす能力を持っているかもしれませんよ。

彼氏に対して1度「頼りない」と感じてしまうと、悪い部分ばかり目についてしまいますよね。あれができない、これをしてくれないなど、ないものねだりで挙げはじめるとキリがありません。

ですが、どんな頼りない彼氏にでも良いところはあるはずです。彼氏との将来に悩んだりイライラしてしまう時は、改めて彼氏の好きなところを見つめ直してみましょう。