対人関係に悩みを持つ人は多い！上手な付き合い方やあるあるを紹介

いつの時代も多くの人が対人関係に悩みをもっているものです。時には自分を成長させる糧になりますが、エスカレートすると耐えられなくなり「縁」を切ってしまう事態になってしまうこともあります。無人島に暮らさない限り対人関係は避けられませんよね。

人は、人との関わり合いの中で生きています。この記事では対人関係にストレスを感じた方の体験談やストレスを感じやすい人の特徴などを紹介します。良好な対人関係を築けるヒントが見つけられるかもしれません。

また多くの人にありがちな対人関係が苦手な人あるあるも紹介しているので自分に当てはまるか確認してみましょう。

人付き合いは生きていく上で必要不可欠なコミュニケーションです。ですが仲良くしたいと思っていても上手く出来ない事もありますよね。悩んでいる人が置かれている環境も様々です。対人関係での悩み事は十人十色という事ですね。

自分以外の人の悩み事を知ると新たな発見もあるかもしれません。今回紹介する体験談は多くの人に起こりがちなシチュエーションです。対人関係を自分だけが苦手と思わず心を軽くしていきましょう。

職場がアットホームすぎて逆につらい

「私の新入社員の頃は、職場に馴染むので必死だったけどあまり入れ替わりの無い会社だったので、何年も同じメンバーでした。当然仲の良い人同士和気あいあいとしているアットホームな環境でしたが、私はいつまでたっても馴染めませんでした。

他の人はお互いにニックネームで呼びあったりしている中、私だけ苗字で呼ばれてましたね。みんなが盛り上がって話をしているところに入っていける雰囲気でも無かったし、人見知りにはつらい職場でした。」（30代/男性/IT業）

職場でファミリー感が出ていると人見知りの方には逆に辛いですよね。黙々と仕事をしているのが苦痛になってくるかもしれません。

学校の人間関係でストレス

「私は小学校から高校までの一貫校で周囲の友達は、クラス替えこそあったもののほとんど一緒でした。親がお金持ちの子どもが幅をきかせ、内向的な私はひたすらその子たちに気に入ってもらえるような行動しかしてなかったと今振り返って思います。

例えば、行きたくもないのにトイレに一緒に言ったり、欲しくもないキャラクターの文房具を友情の証だからとみんなでお揃いにしていました。正直、家に帰るとぐったりだった日々でした。友達に嫌われない様に合わせるのって今考えるとどうでも良かったなと思います。」（20代/女性/事務職）

特に女子にありがちな「連れション」はその時は必死なんですよね。大人になっても女性の多い職場で起こりがちな対人関係です。

マウントをとられる

「初めての子どもを出産し新米ママとして日々奮闘していたのですが、子どもが3歳になったのでパートに出ようと幼稚園に預けることになったんです。入園してから先輩ママたちとも話すようになったころ、お茶会に誘われたんです。

気軽な気持ちで行ったのですが妙に着飾ったママたちが数人いたんです。みんなが揃い話題は子どもや幼稚園でのことだったのですが、徐々に話題が夫の仕事や学歴にまで発展していきました。そこで、私の夫があまり学歴も無く中小の会社勤めと知ると態度が一変。

それからは、マウントをとられ発言権も自然と消えていき、私から気軽に話しかけるママ友もいなくなりました。」（25歳/女性/パート）

マウントをとりたがる人はどこにでもいますよね。そのマウントの波に負けない様にしたいものです。

収入の差を比較される

「私が同窓会に出席した時の事です。会場に行くと高そうなスーツやドレスを身に纏った同級生たちが楽し気に会話をしている所でした。

出来るだけ話しかけられない様に友人を探しましたが学生時代から嫌味であまり好きではなかったグループにつかまってしましました。みんなは、私が大学へ進学しなかったことを知っているので、『低収入って大変でしょ』『今日の会費も払えるの？』など周りがざわつくまで大声で私に言ってきたんです。

反論できたら良かったんですが、何も言えずその場から動くことも出来ませんでした。そんな人たちとは一生付き合いたくないし、これが最後だと心に決めた瞬間でした。でも、あの時はっきりと自分の気持ちが言えたらどんなに良かったことかと少し後悔もしました。」（26歳/女性/デパート勤務）

自分の気持ちを上手く表現できなかったことの後悔はあると思いますが、心の中に意思を持てたことは素晴らしいですね。

人との付き合いにストレスを感じる人には一定の特徴があります。もしかしたら自分が気が付いていないだけで周囲にもいるかもしれません。自分と周囲を比較しながら一旦考えてみることも必要ですよ。

自分の性格を生かしながら周りとうまく付き合っていけると良いですね。

人見知り

「そもそも人と話すのが苦手」「一人で居るのが楽」と思う方には人見知りの方が多いです。初対面の人と会話が続かなかったり、すぐに仲良くなれない人には、対人関係は大変ストレスになりますよね。

家族とは普通に話せても、気になった人が目の前に現れても話しかけられることができません。その心理は、嫌われているのではないかと思ったり、話が途切れるのが怖かったりします。自分から話しかけなくても、相手の話に耳を傾けるところから始めると良いでしょう。

もし会話の相手に褒められたら素直に「ありがとう」という事も人見知り克服の一歩だそうですよ。自分からも相手の良い所が少しでもあれば褒めてあげましょう。

嫌われたくない気持ちが強い

周囲からどう思われているんだろうと強く思う人は、人に嫌われたくないと強く思ってしまうものです。その気持ちが強い人ほど余計に対人関係をこじらせてしまったりもしますよね。特徴として、自分の評価を第三者に委ねてしまいがちです。

認められたいと思い目の前にいる相手が喜んでくれることを必死でします。自分に自信が無いから相手の望む事を率先して行い、結局疲れてしまったり、何か悪いことがあると他人のせいにしてその場から逃げてしまう傾向にあります。

人間は孤立することに恐怖を覚える生き物なのかもしれません。他人の意見に左右されず自分の明確な意思を持ちたいものですね。

内気な性格

消極的と思われがちな内気な性格は、周囲からおとなしい、話しかけにくいといった印象を持たれやすいです。「人の反応を気にしてしまう」ネガティブな特徴があります。人の反応に敏感で自分から行動を起こしにくい人に多いんですよ。

慎重ともいえますが、話すことになれていないから一歩前に出る勇気が無いのです。さらに、周囲に自分の意見を話さず自己解決してしまいます。内気な正確な人は、全てを直す必要はありません。

いつも対人関係でどうして良いのかわからなくなる時には、相手の話に耳を傾けましょう。そうすることでこの人は誠実な人なんだと印象付けることが出来ます。

せっかちな人

せっかちな人は、相手に合わせて会話をすることがストレスになります。結果を先に求めがちなので、対人関係でもトラブルにもつながりやすいですよね。その反面、責任感に強いとも言われています。仕事では良いかもしれませんが、一日中忙しくないとストレスになるそうです。

周囲との歩調を合わせることが辛くなり、ワンマンな行動になってしまいます。特に相手の気持ちを汲み取ることに疎く、余裕が無いと見られがちです。完璧主義者にならず心の余裕を持てるよう、周囲にも仕事をふりましょう。そうすることで苦手な対人関係も緩和されていきますよ。

友人や恋人との距離感も大切です。踏み込んではいけない領域があることを忘れないで下さい。いくつかの注意点を頭に入れておくことで、失敗も防げるかもしれません。今回、友人や恋人の関係を良くする方法も解説しているので実践してくださいね。

LINEの頻度はほどほどに

最近では、LINEがコミュニケーションツールとして主流になってきましたが、送る頻度が受け取る人にとってうざいと感じることもあるようです。頻度を考えれば対人関係を良くする方法として有効ですよ。例えば好きな人に毎日送るのは関係を壊してしまう恐れがあります。

恋人に送る時には、仕事や学校を考えその時間は控えましょう。LINEの既読スルーは何か用事があったり、送られた相手は返事を返したくない状況かもしれません。それは友達にも同じことです。送る内容にも気を付けましょう。

リア充アピールを友達に送るのは、余程のことが無い限り避けた方が無難です。時にはその友達との関係性が崩れ離れてしまう事にもなりかねません。恋人にも一日中「どこにいるの？」「会いたい」などのしつこいLINEも控えた方が良いですね。

LINEを送る時には、相手の状況も考え今本当に送って良いのか考えてからにすると良好な関係性を築くことが出来ます。

親しき中にも礼儀ありを忘れない

ことわざにあるように、親しき中にも礼儀を忘れず対人関係を築くことは大切です。例えば、いくら仲の良い友人でもお金の貸し借りは関係を崩す事になりかねません。会話でも同じです。人には、触れてほしくない話題や言ってほしくない言葉がありますよね。

その地雷を踏んでしまうと今まで良好な関係でもたった一度で壊れることもあります。相手がどんなことに敏感なのか口にする前に考えてみましょう。自分でも何を言われたら嫌なのかも一緒に考えると相手との距離感や接し方が分かってきますよ。

家族でも友人でも、踏み込んでほしくないそれぞれの領域を理解することで対人関係の悪化が防げます。

恋人の人間関係に干渉しない

付き合いたては特に恋人の対人関係に興味や知りたいと思う願望が強く出てきます。それをそのまま恋人にぶつけてしまうと、せっかく付き合えてもすぐに破談となってしまう恐れがあるでしょう。好きだからこそ相手を信用し干渉はしない方が良いですよね。

もしどうしても気になってしまう時には、タイミングを見て恋人にはなすことが重要かもしれません。恋人が友人と出かけるタイミングで「どこにいくの？」「どんなひとなの？」としつこく聞くと当然恋人も嫌な思いをしますよね。

長く付き合うコツは、相手を信頼し干渉しないことです。

対人関係力=コミュニケーション能力

対人関係とはコミュニケーション能力とも言われています。職場の中では、コミュニケーション能力が無ければ疲れてしまったり、悩んでしまったりしますよね。対人関係に悩む人がまずすべきなのは「相手に興味を持つ」ことです。

相手の話を話半分で聞いていませんか？しっかり耳を傾けることも大切です。しっかり話を聞くことで無口だけどこの人なら信頼できるなっと思ってもらえます。そして最も短いコミュニケーションと言われる挨拶を工夫してみましょう。

「おはようございます」だけではなく、そのあとに相手の名前をプラスしてみるだけでも良いですよ。

職場の対人関係には、自分ではどうしようもないことが起こります。自分とは気が合わない人でも一緒に仕事しなければいけませんよね。せっかちな人やのんびりな人など性格が混ざった中にいることはしんどい時もある方も多いそうです。

そこで、職場内で対人関係をよくする方法をいくつかピックアップしてみました。自分に当てはまったものがあったら、意識して行動してみてくださいね。

良い人を演じすぎない

いわゆるYESマンでは疲れますよね。良い人を演じることは他人が思うよりずっとエネルギーを使うと言えます。自分の性格とは反比例して周囲が喜んだり助かったりすることを、仕事の間続けなくてはいけないからです。でも、「良い人」は危険な落とし穴もあります。

いつも良い人なのに、たまたまその人が体調が良くなかったり気分が落ち込んでいると、周りは「自分には冷たい人だ」と思ってしまいます。ここで対人関係が崩れていくんですね。いつも自分の素で仕事をしている同僚は、同じことになっても対人関係が崩れることはありません。

この違いは、無理して自分を良く見せているところにあるんです。ちょっとのマイナスな行動で周囲の評価は下がってしまいます。職場では、できるだけ自分らしくありたいですね。

スマイルが大切

いつも優しい笑顔の人って、とても印象が良いですよね。にこにこしている人は周囲に明るい人だという印象を植え付けられます。

最初は常に笑顔が出来なくても大丈夫です。例えば、書類などの受け渡しの時に軽く微笑むだけでも場は和みますよ。

まずは出来るときにスマイルを心がけてみましょう。

「ホウレンソウ」を心がける

仕事するうえで大切だと言われているのが、報告・連絡・相談です。実は、対人関係を苦手とする人はこの「ホウレンソウ」が上手くできません。相手のタイミングを伺いすぎるあまり話しかけられない人も多いですよね。

ですがホウレンソウを怠ると同僚や上司に大切な情報が流れなくなり最悪クレームに繋がったり業務に遅れが出たりします。例えば、遅刻や予定変更などの連絡をしないと不信感を持たれますよね。

分からない事があればそのまま仕事を進めるのではなく、思い切って先輩や上司に尋ねると良いでしょう。そのまま仕事を進めてしまうと、もしかしたら頓挫してしまうかもしれません。無駄な行動をするよりも、ホウレンソウをきちんとするだけで円滑に社内がまわります。

もし、口頭でするのが難しい場合は、メモに残すことも対人関係を保つ一つの手です。必要な事を簡潔に書き、上司や先輩に渡しましょう。

最低限の挨拶

例えば「おはようございます」「ありがとうございます」のこの2つだけはしっかりすると、職場の雰囲気も悪くはなりません。

これに加え、「おつかれさまです」を笑顔でしっかり言えるようになれば、その先の会話にも繋がるかもしれませんね。

まずは挨拶から初めて、周りの人からの印象を変えていきましょう。

対人関係に悩む人には共通点があります。そんな対人関係で悩む人のあるあるを集めてみました。併せて改善点も紹介していますので、自分に共通点が無いか見てみましょう。他の人と同じような体験をしたことがもしかしたら、勇気を持てることにも繋がるかもしれませんね。

知り合いを見かけたら避ける

あまり親しくない人と道でばったりあったら気が付かないふりをしてしまう人も多いそうです。近所のスーパーはそれが良く起こります。めんどくさい気持ちが出てくるんですね。他にも、もし話しかけたとしても挨拶のあと、どう話題を切り上げたら良いか瞬時に思ってしまうそうです。

良くあるのが、ラフな格好で化粧をせず近くのコンビニに行ったときに限って、知り合いに会ってしまって、逃げるように立ち去ったりすることですよね。そんな時は、慌てず笑顔であいさつするのが一番です。

こんな時の対人関係では、無理をせず誰に会っても良い様な会話のバリエーションをいくつか用意しておきましょう。

対人関係で悩むより一人の方が楽だと感じる

会社での対人関係に疲れていると、休みの日は静かに過ごしたいと感じている人は多くいます。そんな時に限って友人から遊ぼうと連絡が来てしまうことも。断る理由が無いから誘いに乗り、結局疲れて帰宅する羽目になってはいませんか。

そんな時は、思い切って誘いを断りましょう。はっきりと休日は静かに過ごしたいと伝えることも一つの手です。うやむやにするよりも対人関係は拗れにくいでしょう。

見ず知らずの人とは意外と喋れる

偶然その場に居合わせた人となら何の緊張もせず話ができるときがありますよね。それは、もう二度と会わないからという心理が、対人関係を軽くしているのでしょう。

普段の身近な人との会話も緊張せずできたらよいですよね。

女子会がめんどう

そこまで仲が良くないのに、女子会には呼ばれてしまう時もありますよね。もちろん、その中での会話は、悪口や愚痴などずっとは聞いていられない疲れるものばかり。

女子会ほど無駄なものは無いといっている方もいるくらい無理して出席しなくても、良い場所なのかもしれません。

対人関係に悩む方のために具体的に解説してきました。対人関係の中には、自分ではどうしようもないこともあります。そんな時は、できるだけ近くに寄らないことです。悩んでいるのは、あなた一人だけではありませんので心配しないでくださいね。

今回紹介したことを参考にしながらこれからの対人関係を有意義なものにしていきましょう。