友達に嫉妬してしまう！嫉妬した時の対処法＆嫉妬されない方法も

誰しもが多少なりとも持ってる嫉妬の感情。嫉妬と言えば、恋人など恋愛感情のある場合に起きると思いがちですが、同性の友達に対して嫉妬してしまう女性も少なくありません。

これは恋人に対して抱く嫉妬とは違い、同性の友達を「羨ましい」と強く思うことで起こる、いわば「僻み」の感情のことを意味しています。

仲の良い女友達に新しい彼氏ができたり、結婚が決まるなど、本来であれば喜ばしい出来事なのに、なぜか素直に喜べない自分がいる…。そんな経験をしたことがある女性もいるのではないでしょうか。「なんで素直に祝福できないんだろう？」と、自分自身の感情に悩んでしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、同性の友達に嫉妬しやすい人の特徴や嫉妬してしまった時の対処法などについて解説していきます。

どれだけ仲の良い女友達であっても嫉妬してしまうことってありますよね。女同士だからこそ自分自身と比較してしまい、モヤモヤした気分になりがちです。では、実際女友達に嫉妬した経験のある女性はどのくらいいるのでしょうか？リアルな体験談を見ていきましょう。

友達に新しい友達が出来て嫉妬した

「お互いフリーだったのに、友達に彼氏ができてモヤモヤした気分になった」(28歳/女性/飲食業)

「友達から彼氏ができた報告を受けた時にイラっとしてしまった」(24歳/女性/アパレル)

今までお互いフリーでよく一緒に遊んでいた女友達に彼氏ができてしまうと、先を越されたような気分になり嫉妬してしまう女性も多いようです。

また、新しい彼氏ができると一緒に遊ぶ機会が減ってしまうので、女友達をとられたような気分になる女性も少なくありません。羨ましい反面、少し寂しくて悔しい気持ちになり、嫉妬してしまうのかもしれませんね。

女友達がキラキラした生活を送ってて…

「SNSで女友達が海外によく旅行に行ったりしてるのを見た時に嫉妬した」(25歳/女性/事務職)

「おしゃれな服とかブランド物を沢山持ってる女友達を見てモヤモヤした」(20歳/女性/大学生)

海外旅行によく行っていたり、おしゃれなブランド物をたくさん持っているなど、いかにもSNS映えするような生活を送っている女友達に嫉妬してしまう女性も多いです。自分は生活するだけでも大変なのに、友達がキラキラした生活を送っていると、友達との格差を感じてしまいますよね。

ただ、一見キラキラした生活をしてるように見えても、実はかなり苦労している場合もあるので、一概に友達の方が幸せとは言い切れないでしょう。

痩せて綺麗になった女友達に嫉妬した

「ダイエットに成功した女友達を素直に褒めてあげられなかった」(19歳/女性/専門学生)

「どんどん痩せて綺麗になっていく女友達にイラっとした」(28歳/女性/営業職)

ダイエットに成功して綺麗になると、必然的にモテるようになりますよね。男性からだけでなく、周囲の友達からも「可愛くなったね」「頑張ったね」と褒められることも多いでしょう。

そんな女友達が羨ましく感じて嫉妬してしまう女性もいます。また、どんどん綺麗になっていく女友達に対しての焦りから嫉妬している場合もあるでしょう。

女友達が彼氏と幸せそうにしてると複雑…

「自分の彼氏より女友達の彼氏の方がハイスペックだった時に嫉妬した」(30歳/女性/サービス業)

「彼氏との惚気話を聞かされた時イラっとした」(22歳/女性/製造業)

女同士は何かと比較してしまうものです。自分自身のみならず、自分の彼氏と友達の彼氏を比較してしまう人も少なくありません。

自分の彼氏よりも友達の彼氏の方がイケメンだったり、ラブラブで幸せそうな姿を見ると、羨ましい反面モヤモヤした気分になる女性も多いです。喜ばしいことほど、女同士では嫉妬の対象になってしまうのかもしれませんね。

友達は自分にとって身近な存在だからこそ、自分自身と比較してしまいがち。仲が良いほど接点も多いので、嫉妬しやすいと言われています。

では、具体的にどのような時に嫉妬してしまうのでしょうか？女性が女友達に嫉妬してしまう瞬間をいくつか紹介していきます。

友達に彼氏ができた時

女友達に彼氏ができると、羨ましい反面嫉妬してしまう女性は多いです。特に付き合いたてなどは友達の気持ちも舞い上がっていることが多く、惚気話を聞かされることも多いでしょう。

自分自身も同じような状況であれば、お互いに幸せなので惚気話で盛り上がることも多いです。しかし、友達だけに彼氏ができて幸せな話を聞かされると、友達だけが幸せになっているような気分になり、嫉妬してしまいます。

また、友達に彼氏ができるとデートで遊べなくなったりすることも増えてきますよね。そうなると、優先順位が自分から彼氏に変わったような気分になり嫉妬してしまうのです。

友達が結婚した時

大好きな女友達の結婚は喜ばしいことではありますが、仲が良ければ良いほど嫉妬の感情を抱きやすいです。仲の良い友達とは、共感できるものが多かったり、似たような経験をしてきていることが多いですよね。だからこそお互いに理解し合うことができるのでしょう。

しかし、友達が結婚してしまうと、家庭を持つことになるので状況が大きく変わってきます。独身の時はよく飲みに行ったりしていても、結婚して家庭を持つとなかなか行けなくなってしまうことも多いです。そうなると、自分との違いを見せつけられたような気分になり嫉妬してしまうのです。

また、女性は結婚に対して憧れている人も多いですよね。友達が結婚することを純粋に羨ましく思う反面、なんとなく先を越されたような気分になって嫉妬心を抱く女性も少なくないでしょう。

自分より友達の方がモテている時

どんな女性であっても「他人から認められたい」という承認欲求は、多少なりとも持っています。自分と仲の良い女友達がモテているのは誇らしいことでもありますが「自分自身も認められたい」と思う女性も多いでしょう。

それゆえに、いつも友達ばかりがモテていると、まるで自分には魅力がないような気分になり、面白くなくなるのです。女友達は自分にとって身近な存在だからこそ、自分と同じような存在であってほしいと思うのでしょう。

自分より友達がモテていることで、自分よりステータスが上のような気分になり嫉妬してしまうのです。

友達の社会的地位が高くなった時

仕事でキャリアアップしたり、成功している女友達に対して嫉妬する女性も多いです。社会的地位が高くなるということは、社会から認められているということですよね。それは友達としてとても誇らしいことでしょう。

しかし、友達の社会的地位が高くなることで、なんとなく負けたような気分になり嫉妬してしまうのです。

ただ、この嫉妬心は自分を成長させるためには良い刺激になります。友達が社会から認められることで「自分自身も認められたい」という思いが強くなり、良いエネルギーになる可能性が高いでしょう。

女友達に嫉妬してしまうのは仕方のないことですが、やり場のない思いに苦しんでいる女性も少なくありません。友達の幸せを素直に喜べない自分が嫌になってしまうこともあるでしょう。

では、友達に嫉妬してしまった時はどうすれば良いのでしょうか？ベストな対処法を紹介していきます。

友達と一旦距離を置く

自分と友達の距離が近ければ近いほど、嫉妬心は抱きやすいものです。自分にとって身近な存在だからこそ、つい比較対象になってしまうのでしょう。友達への嫉妬心を抱いたまま同じ距離感で接していると、ますます嫉妬心は強くなる一方です。

まずは一度距離を置いて、自分自身の気持ちを落ち着かせましょう。距離を置いて冷静になることでモヤモヤした気持ちがなくなり、自然と友達の幸せを受け入れることができるはずですよ。

嫉妬の理由を見つめ直す

友達に嫉妬してしまうのには、必ず理由がありますよね。なぜ嫉妬してしまったのか、何に対して嫉妬してしまったのか、その理由を見つめ直してみましょう。

例えば、友達に新しい彼氏ができて嫉妬してしまった場合、彼氏ができたことが羨ましくて嫉妬しているのか、彼氏に友達をとられた気がして嫉妬しているのかでも理由は違ってきますよね。

嫉妬の理由を客観的に考えることで気持ちが落ち着き「こんなことでイライラしてたの？」と案外あっさりと感情を抑えることができるでしょう。

友達を目標にする

嫉妬しているということは「羨ましい」と思う感情が強いからです。友達の立場が羨ましく、自分にはまだ手が届かないからこそ嫉妬心は強くなります。ということは、多少なりとも友達の現在置かれている状況に憧れているのでしょう。

つまり、友達と自分が同じ立場になれば、自然と嫉妬心は消えるのです。友達への嫉妬を刺激に変えて努力すれば、お互いに高めあえる存在になるのでより良い関係を築くことができます。

また、友達を目標にすることで、困った時にもすぐ友達に聞くことができるので、目標達成への近道にもなるでしょう。

気持ちを素直に伝える

嫉妬していることを友達に知られたら、なんとなく恥ずかしい気がしますよね。また、嫉妬していることで「嫌われるんじゃないか」と不安に思う女性もいるでしょう。

しかし、嫉妬は羨ましさからくるものです。友達の魅力を認めているからこそ羨ましく思えるのです。それは、普通のことで決して恥ずかしいことではありません。

嫉妬していることを素直に伝えることで、自分自身もスッキリしますし、友達も「かわいいな」と案外すんなり受け入れてくれるでしょう。

誰でも友達に嫉妬心を抱くことはありますが、すぐに嫉妬してしまう女性もいれば、あまり嫉妬心の強くない女性もいます。

では、友達に嫉妬しやすい女性にはどのような特徴があるのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

友達に依存している

友達に依存しがちの女性は、友達との距離が近いので嫉妬しやすい特徴があります。まるで恋人のように毎日連絡を取り合ったり、一緒に遊ぶ友達はいつも同じ人だったりする女性は、友達に依存しがちです。

そのため、友達に彼氏ができたりすると、友達をとられたような気分になり嫉妬してしまうのです。

また、友達が自分から離れてしまうことを恐れているので、友達の置かれている状況が変わるのを嫌います。友達に彼氏ができたり、キャリアアップするなど状況が変わってしまうことで、自分から離れてしうまうような気分になり嫉妬してしまうのです。

自己肯定感が低い

嫉妬しやすい女性は、自分に自信がなく不安感の強い傾向があります。これは育ってきた環境などが影響している場合が多く、親から否定されることが多かったり、周囲に褒められた経験が少ない女性が抱きやすい感情です。自分に自信がないので、信頼している友達が自分とは違う状況になることを恐れています。

また「どうせ自分にはできない」と何でも諦めがちなので、友達がステップアップして遠い存在になってしまうことに不快感を感じるのです。

このタイプの女性は、まず自分自身を認めてあげることが、嫉妬しない方法として一番効果的かもしれませんね。

承認欲求が強い

誰でも多少なりとも承認欲求を持っていますが、嫉妬しやすい女性は承認欲求が人一倍強い傾向があります。他人から認められたい欲求が強いので、たとえ仲の良い女友達であっても、自分以外の人が他人から評価されるのを気に入りません。

そのため負けず嫌いで、常に自分が一番でありたい傾向があります。合コンなどでも友達が自分よりモテていると負けたような気分になり、ムスッとしてしまうこともあるでしょう。

また、常に注目を浴びて特別な存在でありたいという目立ちたがり屋な一面もあるので、SNSなどもこまめに発信しがちです。SNSで自分の存在をアピールして、周囲から認められたいと思っているのです。

噂話が好き

噂話が好きな女性は、人の不幸話が好きな傾向があります。人の不幸話を聞くことで、自分の方が恵まれた環境にいるような気分になり、優越感を感じるのです。

そのため、人が幸せになることを快く思いません。たとえ仲の良い友達であっても、自分より幸せになるのが悔しくて仕方ないのです。

友達が彼氏と上手くいっていない時や、何かトラブルに巻き込まれている時は親身になって話を聞いてくれますが、幸せな話になった途端、急に素っ気なくなることもあるでしょう。

友達に嫉妬してしまう時もあれば、自分自身が嫉妬されてしまう場合もありますよね。仲の良い友達だからこそ、円滑に人間関係を進めていきたいものです。

では、友達に嫉妬されないためにはどうすれば良いのでしょうか？詳しい方法を見ていきましょう。

幸せなことがあっても自慢しない

嫉妬心は、羨ましい思いが大きければ大きいほど強くなるものです。幸せなことがあると、つい誰かに話したくなりますが、嫉妬されないためには自分から発信しないことが大切です。

幸せなことがあるたびに逐一友達に報告していると、自慢話のように聞こえてしまい、冷ややかな目で見られてしまうことも少なくありません。ただ、あまりにも何も言わなさすぎるのは、逆に「友達なのに何で言ってくれないんだろう？」と不快に思われてしまうこともあります。

結婚など自分の人生が大きく変わるようなことは伝えた方が良いですが、彼氏に貰ったプレゼントなど友達と関係のないことは自慢しないようにしましょう。

友達を褒めることも忘れない

誰でも褒められて悪い気分になる人はいませんよね。誰かから褒められることで自信がついたり、モチベーションが上がる人も多いでしょう。友達から嫉妬されないためには、友達を褒めることも大切です。

友達を褒めることで、仮に自分が友達よりも幸せになってしまう状況にあったとしても、格差ができたような気分にならないので嫉妬されにくくなります。自分が幸せな状況にあるほど、友達を褒めて予防策をしておくと良いかもしれませんね。

たまには不幸話もする

いつも幸せそうにしていると、何事も上手くいっているように見えて嫉妬されてしまいやすいです。友達に嫉妬されないためには、ある程度の不幸話も盛り込みましょう。

自分より幸せだと思っていた友達が「最近彼氏と上手くいっていないんだ…」などと不幸話をすることで、親近感を持つ女性も多いです。全てが順調にいっている訳ではないことをアピールすることで、友達との格差を感じにくくなります。

かと言って、不幸話ばかりするのは、逆にいつも不満ばかり言っているように見えてしまうので、ある程度バランスを考えて発言するようにしましょう。

交友関係を増やす

親友と呼べる友達も大切ですが、いつも同じ友達とばかり関わっていると、お互いに依存しがちです。依存してしまうと、嫉妬される可能性が高くなるので注意が必要になってきます。

仲の良い友達と遊ぶのは良いことですが、普段から同じ友達だけでなく幅広い付き合いをしておきましょう。幅広い交友関係を持つことで、適度な距離感ができ、嫉妬されにくくなります。

もし友達が自分としかほとんど遊んでいないようであれば、友達も巻き込んで交友関係を広げてあげるのも良いかもしれませんね。

友達に嫉妬してしまうのは、友達のことが羨ましい証拠です。それと同時に、自分の中で「負けたくない」という感情があるのでしょう。

嫉妬したまま何もしなければ、友達への嫉妬心が消えることはありません。しかし、自分も友達と同じように幸せになることで、自然と嫉妬心は消えていくものです。友達への嫉妬をエネルギーに変えて、自分自身を成長させていきましょう！