旦那の実家に行かないのは嫁失格？みんなの本音や帰省頻度を徹底調査

好きな人と素敵な家庭を築くことを夢見る人はとても多いですが、実際結婚してみると、さまざまな付き合いがあることをほとんどの人が実感することでしょう。

その中でもありがたいような、厄介なような存在であるのが「旦那の実家」です。旦那の実家に行って、気ままにリラックスできるという女性はほとんどいないと言って過言ではありません。

しかし「行きたくない＝行かなくて良い」という甘い考えではいけないことも分かっていますね。

今回は、旦那の実家に行くタイミングや滞在時間、旦那の実家行かない女性の本音・旦那の本音などを探り、旦那の実家に行かない時の上手な伝え方などを探っていきましょう。

旦那の実家に行ったことがないという強者もいますが、ごく稀であり、嫁であれば旦那の実家には何かにつけて行かなければならないことがあるはずです。

どんなタイミングで旦那の実家に行くことが多いのでしょうか。そこから考えていきましょう。

お正月

どんなに遠方でも、やはりお正月には必ず旦那の実家に帰省するという人が多いです。職種にもよりますが、世の中の多くの職業がお正月は休みである場合が多く、冬休みに入っている子供たちを連れて帰省するパターンが多いと言えるでしょう。

お正月を家族みんなでお祝いして、子供たちはお年玉をもらうということが恒例になっているというのは珍しい話ではありません。

本音を言うと、お正月くらいは家でこたつに入ってゴロゴロしたいところですが、さすがにそうはいかないのが現実です。ですが、「年に一回のことだ」と割り切れば頑張れそうですね。

お盆

お正月の次に多い帰省のタイミングは、やはりお盆です。お盆に長期休みに入る職種も多いですし、子供たちは長期の夏休みに入っています。正月に帰省してから半年以上たっていますので、旦那の実家に顔を見せるタイミングとしてはベストな時なのかもしれません。

家族みんなでお墓参りをしたり、親戚が集まって再会を喜んだり、子供たち同士で遊ばせたり、楽しみ方はそれぞれです。

普段旦那の実家に行かない女性でも、お盆とお正月だけは嫌がらずに帰省することが多いと言えるでしょう。

土日などの休日

遠方ならともかく、近隣に旦那の実家がある場合、お正月とお盆のみ帰省するというわけにはいきません。旦那の仕事の休日に、旦那の実家に帰省する家族も多いのです。

毎週末という家族もいれば、月に1回、2～3ヶ月に1回という家族もあり、中にはイベント（誕生日やクリスマスなど）のみしか行かないという家族もいます。

タイミングや頻度はそれぞれ違っても、お正月やお盆以外の普通の休日でも旦那の実家に帰省することはよくある話ですね。

旦那の実家に呼ばれたとき

子育てが終わり、子供たちがそれぞれ家庭を持ち、老夫婦だけになった旦那の両親は、寂しい思いをしていることも多いでしょう。特に孫がいるとなると、孫会いたさに頻繁に祖父母が連絡をしてくるケースもあります。

「今日、晩御飯食べに来ない？」「今週末、予定がなかったら遊びに来てほしい」「孫の誕生日をお祝いしたいので、連れてきてほしい」などと言っては、旦那の実家に呼び出されることもあるのです。

予定が合わなければ断れますが、やはり旦那の実家ですから「予定はないけど行かない」なんてことは言えません。お正月やお盆のような長期休みに限らず、旦那の実家に呼び出されるタイミングで帰省する家族も多いようです。

旦那の実家に帰省するタイミングは、その家の事情によって全然違うようでした。今度は、旦那の実家に滞在する時間について掘り下げていきましょう。

旦那の実家に行かない人からすると、他のお嫁さんの滞在時間は気になるところですね。一つずつチェックしていきましょう。

その日のうちに帰る

旦那の実家に行かないとは言わないが、旦那の実家に泊まりたくないという女性はたくさんいます。行かないわけではないが、寝泊まりはリラックスできる我が家が良いと考えているのでしょう。

旦那の実家とはいえ、やはりお泊りとなると、気が重いと感じる嫁は多いものです。お風呂にしても、就寝にしても、リラックスできない場所であると苦痛に感じてしまうものですね。

「旦那の手前、旦那の実家行かないわけにはいかない。でも、お泊りは断固拒否」という考えの女性がたくさんいるのです。旦那にとっても、旦那の実家行かないよりは、ありがたいのかもしれません。

1泊する

旦那が実家でゆっくりしたい、子供たちの顔もゆっくり見せたいというのであれば、帰宅時間を考えなくて済むように1泊泊まることもおすすめです。

孫たちと一緒に寝たり、時間を気にせず会話を楽しめるので、旦那の実家も喜んでくれるケースが多いと言えるでしょう。

しかし、旦那の実家によっては「お泊りはしてほしくない」という考え方の人もいるので、ここはしっかりと見極めて対応していくようにしてください。

お泊りがNGでない実家であるなら、交流を深めるためにも1泊ぐらいはした方が良いのかもしれないので、夫婦で話し合ってみましょう。

2～3泊

やはり遠方から旦那の実家に帰省するとなると、1泊だとつらいものがあります。片道7～8時間もかかるのに、1泊しかないとなると、滞在時間はほとんどないですね。この場合、最低でも2～3泊することが一般的です。

手土産を持参したり、滞在中の食事代を渡す人もいますが、そこまでしなくても家事の手伝いなどは必要になってきます。

旦那の実家の考え方はどうでしょうか。「何もしてほしくない、自分のペースで家事をしたい」「嫁なのだから手伝ってほしい。私だけ家事をするのは負担が大きすぎる」など、旦那の両親の考え方はそれぞれです。

お互いが滞在中に不満を抱かないように、最初に話し合っておくと良いでしょう。

滅多に行かないので行くと長期間

夫婦の仕事柄、なかなか休みが合わない、子供がクラブ活動をしていてなかなか全員そろって帰省できない、子供の受験で今年は帰省する予定はないなど、ライフスタイルによって、長期間帰省できない家族も多いです。

このように2～3年に1回など、滅多に旦那の実家に行かない家族が帰省するとなると、1週間～10日などの長期間の滞在になることもあり得ます。

海外赴任をしている家庭であれば、日本に住居がなく、なおさら長期間旦那の実家にお世話になることもあるでしょう。

長期間となると、お客様というより、生活を共にするような状態になるため、女性側からすると精神的につらいと感じるかもしれません。

しかし、滅多に会わない分、行かないわけにもいかないですね。

旦那の実家に行かないタイプとそうではないタイプの女性がいますが、旦那の実家に行かないタイプの女性は、なぜ行かないのでしょうか。旦那の実家に行かない本音を、一緒に確認していきましょう。

気を遣うので疲れるから

「旦那の両親は良い人だとは思うけど、やはり気をつかってしまう…。せっかくの休みなのに、気をつかうのはつらいから旦那だけで行ってもらうこともありますね」(27歳/女性/看護師)

旦那の両親がどんなに良い人でも、やはり女性側は気をつかうものです。ダラダラとできないし、かと言って勝手の違う旦那の実家でテキパキと動くことも難しいと言えるでしょう。

普段仕事や家事育児に追われているのに、せっかくの休日は自分の時間に当てたいのが本音なのです。

毎回帰省するのが億劫でも、2～3回に1回は帰省するなど、旦那の実家に行かないなりに歩み寄りを考えると良いですね。

義母のことが苦手！

「義母は家事育児の口出しが多い！苦痛だし、今さら好かれたいという気持ちもないため、旦那の実家には行かないようにしている」(31歳/女性/専業主婦)

旦那の実家に行かない女性に一番多いと言って過言ではないのが「義母が苦手」という理由です。

旦那の親ですから言いたいことが言える相手ではありませんし、黙って聞き流しているとどんどん要求がエスカレートする場合もあって、次第に「もう旦那の実家には行かない！」という気持ちになってしまうでしょう。

旦那がうまく間に入ってくれるのなら我慢もできるのですが、旦那が頼りにならない場合は、嫁姑でもめることも珍しくありません。

義母が嫌いになってしまう前に、何とか改善策を見つけていきましょう。

遠方で旅費が高額なのでできるだけ行かない

「旦那の実家は飛行機を使わないと帰れない。家族で往復すると軽く10万円…！そんなお金があるなら、家族水入らずで旅行でもしたい」(42歳/女性/医療事務)

毎日10円・100円の世界で節約をしている主婦にとって、高額の交通費を出すことはとてもつらいものです。

自分たちの帰省を楽しみに待っているはずなので、家族全員行かないわけにもいきません。大人の交通費だけでも浮かせようと、旦那と子供だけで帰省し、奥さんは旦那の実家に行かないパターンも珍しくないようです。

教育資金がどんどん必要になってくる子育て世代にとって、遠方の実家に帰省することは、そう簡単ではないのでしょう。

旦那の実家が不衛生

「旦那の実家は、片付けも掃除もできていない。ペットもいて不衛生なので、何かと言い訳をして行かないようにしているが、旦那はかなり不満のよう」(25歳/女性/専業主婦)

旦那の実家が不衛生だと、乳児や幼児を育児中の女性は、極力旦那の実家には行かないようにするでしょう。何でも口に入れてしまう乳児、すぐ手を舐めたりしてしまう幼児がいるのに、旦那の実家が不衛生だと不安になってしまいますね。

旦那は幼少期からその環境で育っているため、不衛生なことは気にならない場合も多く、不衛生が理由で実家に行かないという奥さんと喧嘩になることも珍しくありません。

旦那の実家に「もっと掃除してほしい」なんて言えるはずもなく、この問題は解決が難しいとも言えます。

旦那の実家に行かない女性の本音を探ってきましたが、今度は旦那の実家に行きたい女性の本音を探っていきましょう。女性側が「旦那の実家に行きたい」と思えるのは、なぜなのでしょうか。

子供の世話をしてくれるので楽できる

「旦那の実家に帰ると子供の世話を引き受けてくれるため、とても助かる！子供は可愛いけど、子供から離れられるこのひと時を味わいたくて帰省する」(27歳/女性/専業主婦)

旦那の両親が元気で孫を可愛がってくれるタイプであれば、帰省した時は孫の面倒を見てくれることも多いです。

毎日子供の世話をしている女性からすると、ほんのひと時、子供から離れてゆっくりと過ごせるのですから、旦那の実家を苦痛に思うことはないでしょう。

子供たちも祖父母になついているなら、双方にメリットがあるため、旦那の実家に行かない理由などないと言えるでしょう。

姑と仲がいいので会うのが楽しみ！

「姑は今の育児方法などに詳しく、嫁に口出ししたりは一切しない。適度な距離感を持ってくれるタイプなので、旦那の実家に帰省することは全然苦痛に感じない」(35歳/女性/保育士)

「金は出すけど、口は出さない」今時の女性が求める姑像はこのような人。姑とは明らかに育った環境も時代も違うのです。それを十分理解したうえで、今時の子育て世代の生活のあり方を尊重してくれるのであれば、姑と付き合いやすいと言えるでしょう。

適度に距離を持ち、それでいて自分たち夫婦を尊重してくれる素敵な姑なら「旦那の実家に行かない」などということはないのです。

揚げ前据え膳で楽ができる！

「旦那の実家では、姑がすべて家事をしてくれるため、何だかこちらが申し訳ない…。手伝うのも苦手だから、揚げ前据え膳で楽させてもらっている」(29歳/女性/公務員)

旦那の実家に帰省したら、女性が家事をすべて引き受けるべし！そんな常識はもう昔の話です。息子は家を出て、新たな家庭を築いたのですから、息子も嫁もよその人間とも言えるのです。

「うちの嫁」と考える姑だとこき使われそうですが、「別世帯の息子の嫁」だとわきまえてくれる姑だとお客様として迎え入れてくれることでしょう。

しかし、いくらお客様と言っても、滞在中何もしないわけにもいきません。適度に手伝うようにしたいですね。

なかなか行かない分、行ったらごちそうが出てくる！

「普段は節約レシピだけど、旦那の実家に帰省したら、高級食材が出てくる。普段あまり買わない高級果物なども用意されていることが多く、とても楽しみになっています」(39歳/女性/英語講師)

旦那の実家の両親からすると、久しぶりに息子家族が帰省するとなれば、美味しいものを食べてもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちになるでしょう。

普段買えないような高級食材が出てくると、子供たちも大喜びです。普段節約レシピで我慢している分、美味しさも倍増し、毎回の帰省が楽しみになるのですね。

「ごちそうが出ないなら行かない」というわけではないでしょうが、ごちそうがあると思うと楽しみになるのも本音なのです。

旦那の実家に行かないのは、何も旦那の実家だけに問題があるとは限りません。旦那の実家に行かないのは、実は旦那に問題があるのではないでしょうか。旦那の実家に行かない女性が旦那に望むことをピックアップしていますので、チェックしていきましょう。

無理やり仲良くさせようとしないで！

旦那からすると、親である姑と嫁が仲良くしてくれるのはとても嬉しいことでしょう。しかし、嫁も姑も元は他人なのです。本当の親子のように交流できるわけではありません。

旦那が無理やり姑と嫁を二人きりにしようとしたり、嫌味を言う姑に合わせることを強要したり、許可なく家に招いたりしていませんか。

「仲が良い」＝「べったり一緒にいる」ということではありません。適度な距離感を持ちつつ、遠慮もしつつ、やっと嫁姑の関係を保てるものなのです。

最近は、これをわきまえていない旦那が多く、二人で買い物に行かせようとしたり、勝手に家に招く約束をしてしまったりと、嫁が苦痛に感じる距離感を求めトラブルになるケースが多いと言えるでしょう。

会話をフォローしてほしい

女性側からすると、姑の会話に合わせることはかなりの気力を使うものです。考え方も生活も何もかも違う世代同士ですので、違和感を感じたりすることも珍しくありません。

嫁姑で会話がかみ合わず困っているのに、知らん顔をしている旦那もとても多いですが、これでは嫁が「もう旦那の実家には行かないようにしよう」と思ってしまう危険もあると言えるでしょう。

会話には旦那に加わってもらい、会話をフォローしてもらうようにしてください。旦那のフォローがあれば、違和感のある言動があっても我慢ができるものです。旦那の実家に行かない嫁を持つ旦那は、このあたりを意識してほしいですね。

断る時はハッキリ断ってほしい

旦那の両親がいらないものを大量にくれる、旦那の両親が自分勝手に予定を決めてしまうなど、一方的なタイプの旦那の両親に困っている女性もとても多いです。

奥さんから直接断ることは難しいため、旦那が間に入って断ってくれる方が角が立たずに問題が解決するでしょう。

しかし、両親の言いなりになっている旦那、何でも引き受けてしまう旦那であれば、嫁のストレスはたまる一方です。

旦那の実家に行かないと言われたくないのなら、やはり断る時は、旦那にハッキリと断ってほしいですね。

自分だけリラックスしないでほしい

普段は一家の主でもある旦那にとって、旦那の実家は唯一わがままを言える場所でもあります。親の立場から子供の立場になって、甘えも出ることでしょう。

しかし、旦那の実家は嫁にとってはリラックスできる場所ではありません。旦那にとってリラックスできる快適な場所であっても、嫁にとっては気をつかう面倒な場所でしかないのです。

唯一味方であるはずの旦那が、自分ばかり自由に過ごして嫁に構わないとなると、嫁は完全なアウェーで居心地が悪くなってしまうのは無理もありません。

旦那の実家に行かない嫁には、嫁なりの言い分があると思っておいた方が良さそうです。

旦那の実家に行かない嫁の、旦那に対する本音を探っていきましたが、今度は旦那の実家に行かない嫁に対する旦那の本音を探っていきましょう。

旦那の実家に行かない嫁、今後はあまり行きたくないと思っている女性は、しっかりとチェックしておいてください。

自分の両親とは仲良くしてほしい

「私とお義母さん、どっちをとるの？」と言われて、困らない旦那はいないでしょう。妻も両親も、どちらも大切な存在だからです。

また、嫁姑でもめると必ずと言っていいほど旦那が苦労しますし、旦那にとって嫁姑問題ほど厄介なものはありません。旦那は常に「妻と両親は仲良くあってほしい」と願っているものだと言えるでしょう。

しかし、嫁と姑はもともと他人なのです。旦那にとって仲良くとは「会話が多く、喧嘩をしない嫁姑」なのでしょうが、嫁にとって仲良くとは「距離を保って相手を尊重し、ある程度遠慮をする嫁姑」であり、このあたりの認識の違いがトラブルへと発展させてしまうことになるのですね。

実は旦那自身も行きたくない場合も…

旦那の実家だからといって、必ずしも旦那本人が帰りたいと思っているとは限りません。お小言を言われるのは、嫁だけではなく息子である旦那自身も苦痛だったりするのです。

また、休日の少ない仕事に就いている場合、旦那は自分の実家に帰るより、家でゆっくりすることを望んでいる場合も多いと言えるでしょう。

さらに、もともと家族関係がうまく築けていない家庭であれば、旦那は今の家庭を優先させるようになり、旦那の実家からは足が遠のいてしまうことも珍しくありません。

このタイプの旦那であると、嫁が「たまにはあなたの実家にも行かないと」などと言って促さないと、旦那の実家になかなか行かない状況になってしまいます。

旦那の実家なのに行かないなんて選択肢はあり得ない

旦那にとって、旦那の実家に行くことは、ごく当たり前のことであり、そこに明確な理由があるわけではないことも多いです。

「旦那の実家には、旦那と子供だけで帰ってもらい、自分は行かないで家にいる」という選択肢もありますが、旦那の実家に行くことがごく当たり前だと考えている旦那だと、家族全員そろえて行かないなんてことはあり得ないと感じるでしょう。

「うちの両親は問題のない人間なのに、なぜ嫁は実家に行かないのだろう」と嫁に不満を募らせてしまう場合もあり得るのです。

各家庭には事情があり、旦那の実家に行くことが当たり前ということではないということを分かってもらわなければなりません。

嫁が実家に行かないことを何とも思わない

旦那の親からすると、わが子である息子と血のつながった孫だけでも帰省してほしいはずです。嫁ばかりが気をつかうわけでもなく、嫁が来たら旦那の両親も少なからず気をつかうものですから、嫁不在のまま旦那と子供だけが帰省するという方法は悪くないと言えるでしょう。

「嫁は旦那の実家に行くのは当たり前」という考えも最近では薄れてきつつありますので、嫁が旦那の実家に行かないからと言って気にしない旦那も増えてきています。

嫁が旦那の実家に行かないことを何とも思わないタイプの旦那だと、嫁も気が楽になれるのかもしれません。

旦那の実家に行かない嫁に対する旦那の本音を見ると、やはり行くべきなのではと感じた人もいるのではないでしょうか。それでも、さまざまな理由で行かない、行けない嫁もいるのです。

ここで、どうしても旦那の実家に行きたくない場合の角の立たない上手な断り方を紹介しておきますので、ぜひ参考にしてください。

「仕事が忙しくて…」

一番角の立たない断り方は「仕事が忙しい」です。中には、わざとシフト制の仕事を選び、お正月やお盆に仕事を入れてしまう女性もいるほどであり、旦那の両親が介入しにくい断り文句だとも言えるでしょう。

旦那の実家に行くことが当たり前だと思っている旦那に対しても「仕事が休めない。悪いけどあなたと子供たちだけで帰ってくれる？」と堂々と言えるのです。

旦那の実家に行きたくなければ、シフト制の仕事などを選んで、あくまでも仕事が理由で「行けない」というスタンスを貫いてください。

「体調が優れないから」

何回も使えない断り方にはなりますが、体調不良を理由に断る方法もあります。体調不良で帰省されても、旦那の両親も困ります。「体調不良だから、今回は遠慮させていただきます」と言えば、角が立つことはありません。

また、自分たちが元気でも「インフルエンザが流行っていますので、今回はやめてお盆に帰省します」などということもできますね。

しつこいタイプの両親だと「じゃあ今度はいつ来れそう？」「治るころにこちらから出向くから！」などと言われてしまう恐れもあるため、両親の性格を見極めてから使うようにしてください。

「子供の部活や習い事があるので」

孫が可愛い旦那の両親にとって、帰省できない理由が孫自身のことであれば、許さないわけにはいきません。部活があるのに「部活を休め！」という旦那も滅多にいませんね。

「子供の部活が忙しいので、旦那一人で帰省する」「習い事をしていて、発表会に向けて練習しているから帰省できない」「子供が受験だから、今年はやめておく」などと、あくまで帰りたいのに帰れない理由があるということにしてください。

「部活を休めば良いではないか」「受験でも少しくらい来れるだろう」などと言って、こちらの事情を無視してしまうような両親ならば、なおさら距離を置くことをおすすめします。

「教育資金を貯めるため、旅費を浮かしたい」

旦那の実家が遠方である場合、どうしても旅費がかかりますし、帰省する時間もかなりかかります。

帰省する暇があるなら、仕事をして教育資金を貯めたい、帰省するお金があるなら、教育資金を貯めたいと切実に訴える方法もありです。

まったく帰らないわけにいかないのなら「旦那だけで帰省する」「旦那と子供だけで帰省して、嫁だけが行かない」という選択肢も考えておきましょう。

教育資金をどのくらい貯めたいのかを明確にして、旦那の両親に前もって相談しておくと説得力が増すかもしれません。