そもそも「要領がいい」ってどんな意味?
そこで、なぜこうした印象の違いが起こるのかを知るために、まずは言葉の意味からご紹介します。
「要領がいい」の意味
「要領がいい」とは、「うまい具合に物事を処理する様子」のことを意味します。どんなことも巧みに立ち回って、物事をうまくさばいていく人に対して用いる言い方です。
一方で、こうした巧みさが転じて「自分だけうまく立ち回って大変なことを避ける」とか、「自分だけが利益を多く出すこと」といった意味で使われる場合もあります。
「要領がいい」という言い方に良い印象と悪い印象を持つ人がいるのは、どちらの意味で受け止めるかによるからでしょう。
「要領がいい」の類語
「要領がいい」を「物事を巧みに処理する」という意味で用いる場合の類語には、「立ち回りがうまい」や「目端が利く」、「才知が働く」などがあります。どれも、頭がよく、物事を見極める能力に優れていると感じさせる表現ですね。
一方の、「自分にとって有利な状況にするのが上手」という意味で用いる時の類語は、「ちゃっかりした」や「世渡り上手」などが挙げられます。
「世渡り上手」は褒め言葉として用いられる一方で、「要領よく生きる人のこと」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
出典:goo辞書『要領がいい(ようりょうがいい) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A6%81%E9%A0%98%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84/
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