そもそも「要領がいい」ってどんな意味?
そこで、なぜこうした印象の違いが起こるのかを知るために、まずは言葉の意味からご紹介します。
「要領がいい」の意味
「要領がいい」とは、「うまい具合に物事を処理する様子」のことを意味します。どんなことも巧みに立ち回って、物事をうまくさばいていく人に対して用いる言い方です。
一方で、こうした巧みさが転じて「自分だけうまく立ち回って大変なことを避ける」とか、「自分だけが利益を多く出すこと」といった意味で使われる場合もあります。
「要領がいい」という言い方に良い印象と悪い印象を持つ人がいるのは、どちらの意味で受け止めるかによるからでしょう。
「要領がいい」の類語
「要領がいい」を「物事を巧みに処理する」という意味で用いる場合の類語には、「立ち回りがうまい」や「目端が利く」、「才知が働く」などがあります。どれも、頭がよく、物事を見極める能力に優れていると感じさせる表現ですね。
一方の、「自分にとって有利な状況にするのが上手」という意味で用いる時の類語は、「ちゃっかりした」や「世渡り上手」などが挙げられます。
「世渡り上手」は褒め言葉として用いられる一方で、「要領よく生きる人のこと」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
出典:goo辞書『要領がいい(ようりょうがいい) の意味』
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A6%81%E9%A0%98%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84/
要領がいい女性ってどう思う?
ここでは「要領がいい女性をどう思うか」について男女の声を紹介します。どのような違いがあるのか、さっそく見ていきましょう。
素直にうらやましい…
「自分があまり要領がよくないので、何でも要領よくこなす女性は素直にうらやましいと思います。要領がいい女性になれたら、仕事にかける時間も短縮できてもっと自由に使える時間が増える気がする…」(23歳/女性/事務職)
要領がいい女性とそうでない人では、同じ仕事をこなすのにかかる時間が大きく異なります。要領がいい女性は物事の要点を見抜き、最短ルートで取り掛かれるからです。
一方、要領が悪い人はとりあえず手近なところから始めるため無駄が多くなり、必然的に時間を要するでしょう。要領よくこなせば時間は確実に浮いてきますので、うらやましいと感じるのも無理はありませんね。
何でも出来るのがすごいと思う
「要領がいい女性って何でも出来ますよね。人は誰もが得手不得手がある中で、女性ひとりでも何でも出来るのがすごいと思う。いかにも有能でキャリアウーマンという感じがするところも憧れです」(26歳/男性/営業マン)
要領がいい女性の特徴に、たいていのことは造作なくこなしてしまうという点が挙げられます。そうした手際の良さに、「何でも出来る女性ってすごいな」と感じる人は多いでしょう。
そんな要領のいいスマートな女性にひそかに憧れ、尊敬している人も少なくないのではないでしょうか。
相手によって印象が変わる
「何でも要領よくやる女性はいるけれど、相手によって印象が変わります。僕の場合、『何でも出来てすごい』と思える人と、『ちゃっかり立ち回っているな』と感じる人のどちらかに分かれる。たぶん、相手が好きか嫌いかなんだと思います」(27歳/男性/経理職)
人と人の間には、どうしても好き嫌いの感情が生まれますよね。この好き嫌いが原因で、同じ要領のいい人でも、感じ方が異なってくるのでしょう。
好意を持っている相手であれば「何でも出来てすごい女性」と思えても、いけ好かないと感じている相手だと、「ちゃっかりしている世渡り上手だな」となります。この気持ちがわかるという人は、かなり多いのではないでしょうか。
正直、あんまり好きじゃない…
「女の先輩にとても要領のいい人がいて、周囲の人からとても高く評価されています。でも、上司がいないところではけっこう適当にやってたりして、とても世渡り上手です。正直、要領のいい女性ってお局さんとかミーハーな感じがしてあんまり好きじゃない」(24歳/女性/介護職)
「要領がいい」という言葉には、仕事をこなす能力が高いという意味が転じて、世渡り上手やちゃっかり者という意味合いも生まれました。
上司からは高く評価されるものの、上司がいないところでは上手に手を抜くといったことは、要領のいい女性によくある特徴です。真面目な性格の人からすれば、要領よく世渡りしているところにイヤな感じを受けるのも無理はありませんね。
要領がいい女性の特徴《前編》
そこで、ここでは要領がいい女性に見られる特徴をまとめてご紹介します。
段取りがうまい
正しい順番で行うと、物事が驚くほどスムーズに進むことはよくあります。要領がいい女性は、この「何から手を付ければいいか」という段取りが非常に上手です。
最初に「まずはここから手を付け、そうすると次はこっちの段階に移るから、最終的に仕上がりがこうなる」と言った具合に進めていきます。料理の際にこのような能力を大いに発揮させるでしょう。
こうして、まず段取りをつけてから物事に取り掛かる点は、要領がいい女性に見られる特徴です。
自分に求められていることは何かを見抜ける
要領がいい女性は普段から周囲をよく観察し、こまめに周囲とコミュニケーションを取ったりと良好な人間関係の構築に余念がありません。そのため、周囲、とくに同性から好かれる人なのも、要領がいい女性の特徴です。
普段から多くの人とコミュニケーションを取っている要領のいい女性は、「相手が自分に何を求めているのか」を見抜く能力に長けています。そのため、相手から仕事を持ちかけられた時などに、すぐに理解して取り掛かることが可能です。
こうした理解力の早さと相手の立場に立って考えられる点が、要領がいい女性が高い評価を受ける理由となっています。
適度に周りに甘えられる
要領のいい女性は普段から周囲の人と積極的にコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を築いている人が少なくありません。
そのため、自分一人では時間が足りないと思われる仕事や、「これはちょっと苦手だな」と感じる仕事は、周りに甘えて手伝ってもらおうとします。
同じ仕事でも、得意な人がやった方が苦手な人がやるよりも早く済みますし、一人ではこなせない量も助けがあればやり切れますよね。
また、女性だからこそ可愛く甘えたりおねだりできたりします。異性を相手にこのような態度をとれば優しく対応してもらえる可能性も高いと言えます。
「自分のことは自分でやらねば」と考える人が多いのに対し、要領がいい人は「女性らしく甘えてしまおう」と割り切って思えるからこそ要領がいいのです。
ほどほどに手を抜く
要領がいい女性は、何をするにしてもほどほどに手を抜くのが上手です。
手を抜くと言うとあまり良い印象を与えませんよね。けれど、要領がいい女性の場合、必要がないと思えることはどんどん端折っていくことにより、手を抜いていくわけです。
すべての仕事を細部に至るまで仕上げようとすれば、当然時間も手間もかかります。また、中には「そこまでしなくてよかったのに」ということもあるでしょう。
要領のいい女性は「この仕事はここまでやっておけばOK」と見極め、それ以上はやりません。けれど、肝心な部分はきちんと仕上がっているため、ほどほどに手を抜いても問題がないのです。
気配り上手
気配り上手なのも要領がいい女性の特徴と言えるでしょう。物事のポイントを的確に抑えられるからこそ周りの状況を判断することができます。
そうすると、誰かが何かに困っていることや、全体的に改善した方が良さそうなことなどが見えてくるのです。それに対して一番最初にアクションを起こせる人と言えます。
周りの人からしてみればかゆいところに手が届くとても気が利く女性だと思うでしょう。もちろん、見て見ぬ振りをしないという心の優しさも必要ではありますが、空気を読んで気配りをするというのは特技です。
だからこそ要領のいい女性は周りから好かれ頼りにされる上、女性らしい細やかな気配りのできる人として男性にも好かれると言えます。
計画性がある
行き当たりばったりで物事をすすめると思わぬ壁にぶつかり足止めを食らったりします。誰しもが一度は経験のあることなのではないでしょうか。
壁にぶつかるとその先には進めません。となると、思い通りにいかないだけではなくやる気を無くしたり進展がなくなります。つまり効率が下がってしまうのです。
しかし要領がいい女性はそういった行き当たりばったりなことを極力しません。あらかじめ計画をたてて無駄なく的確に物事を進めるのです。
こうした計画性は仕事の場面で大いに役に立つでしょう。また、旅行などにおいても無駄なくスマートに楽しみたいポイントを抑えられるため、とても重宝されるのです。
要領がいい女性の特徴《後編》
要領がいい女性の特徴を知ると、「要領がいいのは、こういう考えや行動をするからなのか」と改めて納得した人も多いのではないでしょうか。
そんな要領がいい女性の特徴は、まだ他にもあります。引き続き、要領がいい女性の特徴をご覧ください。
無駄な作業を徹底的に排除する
ほどほどに手を抜く特徴と似ているのが、無駄な作業を徹底的に排除することです。
要領がいい女性は、物事を進めるにあたっては常に「これは必要か必要ないか」を考えています。したがって「この作業はいらない」となったら、徹底的に排除していくのが特徴です。その結果、時間を大幅に短縮できます。
ただ、無駄な作業を排除して早く片づけるだけが目的ではなく、無駄な作業を省いたことで生まれた時間を、より重大な作業に当てるのが特徴です。
その結果、仕事の効率が格段にアップし、出来上がりの完成度もより高くなります。
行動力がある
いくら優れた考えやアイデアを思いついても、実行に移さなければ何も始まりません。
要領のいい女性は、思いついたらすぐに行動に移す行動力を持っています。人に手助けを頼んだり、苦手なことがある時はどこかに得意な人がいないかと探すなど、積極的に動き回るのが特徴です。
その結果、周囲を巻き込んでいつの間にか大仕事をあっさりこなしていることも少なくありません。それもこれも、思い立ったらすぐに動ける行動力のなせる技ですね。
シンプルな思考をする
人の思考形態はさまざまで、同じ物事でもシンプルに考える人もいれば難しく捉える人もいます。
どちらが正しくて間違っているかはさておき、複雑に考えると実行するのも難しくなるでしょう。「こんな複雑なことができるだろうか」という思考になってしまうからです。
その点、シンプルに考えれば、必然的に行動もシンプルになります。「これならいける」と確信できれば、すぐに行動に移せますよね。
要領がいい女性は物事をこのようにシンプルに考えるため、複雑な考えと行動が必要とする時間を省いてしまうのが特徴です。女性は色々と想像や感情で話す事が多いものですが、要領がいい女性は論理的で男性らしい一面を持っているという意味でもあるでしょう。
完璧を求めない
完璧を求めると、細部にまでこだわってしまうでしょう。ちょっとしたことでも気になってしまい、「これではだめだ」とやり直すことになりかねません。
徹底的にこだわって、満足いくものを作る仕事なら、完璧を求めるのはむしろいいことです。けれど、限られた時間の中で数多くの仕事をこなさなければならない場合、完璧を求めすぎると仕事がどんどん溜まっていくでしょう。
要領がいい女性は完璧を求めず、「これだけ出来れば上等」と考え、区切りを付けます。細やかな部分に気の利く女性らしさを兼ね備えているため色々な部分に目が行き気になってしまいがちではありますが、仕事をこなすスピードが速いのは、完璧を求めすぎないからと言えますね。
コミュニケーショの能力が高い
いわゆるコミュ力と呼ばれるものですが、要領がいい女性はこのコミュ力に長けている場合が多いと言えるでしょう。
気配り上手だからこそ周りでぼっちになている人を見つけて話しかけに言ったり、場の空気を読めるため会話を盛り上げる事が出来たりするのです。
また、要領がいいからコミュニケーション能力が高いのではなく、逆にコミュニケーション能力が高いからこそ要領がいい女性になったとも言えます。
これは他人とたくさん会話をすることで色々な情報を手にする機会が多いからでしょう。頭の中でそれらを整理し日常生活で役立てられるからこそ要領がいい女性になれるということです。
整理整頓が得意
社会的な立場や関係など、人が関わる物事に関してにだけ要領がいい訳ではありません。本当に要領のいい女性は整理整頓も得意です。
身の回りが散らかっていると日頃のパフォーマンスが低下します。見た目にも美しくなくどんどん適当になりガサツになっていってしまうでしょう。しかし要領のいい女性はこれを良しとしません。
散らかったままにしておくことのメリットがないと理解しているからです。また、収納におけるシンデレラフィットや効率を上げる配置などにも詳しいと言えます。
整理整頓が得意だからこそ無駄がなく素早く様々な物事に対応できるのでしょう。
要領がいい女性のメリット&デメリットとは
そこで、ここでは要領がいい人のメリットとデメリットの両方をご紹介しますので、比較してみてくださいね。
メリット:仕事などで良く評価される
人との関係が良好でコミュニケーションの取り方も上手な要領のいい女性は、周囲からの協力を得やすいでしょう。そのため、チームで仕事をする際には、メンバー全員が協力的に仕事に取り組むことがしばしばです。
要領がいい女性は人を動かすのも上手なので、チームでの仕事が円滑に進みます。こうした複数の能力が高く評価される要領がいい女性は、上司から顔を覚えてもらいやすくなるでしょう。
結果として「大事な仕事はあの人に任せよう」と抜擢されることが増え、男性よりも出世が早くなるのが大きなメリットです。
メリット:事前のゴール設定で目標を達成しやすい
要領がいい女性はあらかじめゴールを設定してから、物事に取り掛かろうとします。また、ゴールに至るまでの道筋を考えるにあたっては、男性のように論理的かつシンプルで的確に、そして無駄を徹底的に排除するのも特徴です。
ゴールを設定することによって、最初から最後までの作業工程の全体像がある程度見え、目標を達成しやすくなります。
また、事前のゴール設定にはある程度ゆとりを持たせているため、途中で修正が必要になっても対応できる時間的余裕を持っているところもメリットです。
デメリット:一つ秀でたものが無い
要領がいい女性はそもそも器用な人が多いため、どんなことでも一通りのことは自分でこなせます。その上で苦手なことは人に上手に頼んでやってもらうため、スピーディーに物事を終えるところは大きなメリットです。
ただしこのメリットは、いわゆる広く浅く物事を行うことになります。その結果、何でも出来るけれど、あくまでも仕事に必要とされるレベルまでであり、それ以上のことはできません。
その結果、得意なことがなく「これだけは誰にも負けない」という秀でたものを持たない人になります。
要領がいい女性には「何でもこなせるけれど、特技と言えるものは何もない」という人が少なくありません。これは、要領がいい女性の最大のデメリットですね。
デメリット:失敗して挫折した経験が少ない
自分の手には負えないとなったら、早めに周囲に頼んで手伝ってもらう甘え上手でもある要領のいい女性は、「期限内にやらなければならないのにできなかった…」といったことはまずありません。自分がしなければならない事を達成するために、周囲を巻き込んでいくからです。
そんな成功して終えるのが当たり前になっている要領がいい女性は、必然的に失敗が少なくなります。当然のことながら、失敗して挫折した経験も少ないでしょう。
失敗や挫折は出来れば経験したくありませんが、これらが人を成長させるのも事実。要領がいい女性は挫折体験の少なさゆえに、失敗した時のダメージが大きくなりがちなのがデメリットです。
要領がいい女性になるには?
そこでここからは、「要領がいい女性になるにはどうしたらいいのか?」について見ていきます。
目標を設定する
要領がいい女性は、物事に着手するにあたってまず目標を設定します。そのため、要領がいい女性になるには、このやり方を真似るところから始めるといいでしょう。
最初のうちは、「この仕事は〇時までに仕上げる」といった目標に設定するのがおすすめです。成功すれば「やった、出来た!」となり、次の成功を積み上げていけます。
自信がついて来れば、もっと高度な目標を設定してもクリアできるでしょう。さらに、最初に目標を設定することで全体像の把握にも役立ちます。
優先順位を決める
要領がいい人は物事に優先順位を決め、大事なものから取り掛かっていきます。
一般的に人は、簡単なところから取り掛かりたいという心理になりがちです。いきなり大変なことをやると考えると、それだけでユウウツな気持ちになる人も多いでしょう。
けれど、物事には優先すべき順位があります。次の部署に回さなければならない仕事をほったらかして、どこにも影響を及ぼさない仕事に着手すれば、後々、時間が足りなくなって周囲の不興を買うことになりかねません。
要領がいい女性になりたいなら、何事にも優先順位を決めましょう。まずは家事などの身近なところから取り組み、優先順位を決めるとはどういうことかを実体験するのもおすすめです。
思考をシンプルにする癖をつける
要領がいい女性の特徴に、思考がシンプルという点をご紹介しましたが、この思考を真似るのも要領がいい女性になるには欠かせません。
想像力が高くや感情豊かな「女性脳」で何かにつけて複雑に捉えると、話をするのも時間がかかりますよね。ましてや大人数で行うとなれば、思考の違いが作業に歯止めをかけることもしばしばです。
要領がいい女性はシンプルに男性らしく論理的に物事を考えて解決していこうとします。スピードが速くなった現代社会では、まさに必要なニーズと言えるでしょう。
あれこれと難しく考えるのはやめてシンプルな思考へと癖づけることが、要領がいい女性になるためには大事です。
考えたら即行動!を習慣づける
要領がいい女性は、考えたら即座に行動に移します。せっかく考えても行動に移さなければ時間はどんどん過ぎて行ってしまいますので、考えがまとまったらすぐに行動しましょう。
人は日常的に習慣になっていることは、比較的スムーズに取り組めます。その一方で、習慣化していないことは億劫に感じがちです。
ということは、要領がいい女性の特徴に倣って「考えたら即行動!」を実践し、習慣化してしまいましょう。行動を起こすことによって周囲の反応も変わり、これまでより協力が得られやすくなる可能性があります。
要領がいい女性とは真逆!要領が悪い女性の特徴とは
ここでは要領がいい女性とは正反対の、要領が悪い女性の特徴をご紹介します。
完璧を求めすぎる
要領が悪い女性の特徴に、完璧を求めすぎるというのがあります。完璧を求めるのは悪いことではありませんが、完璧を求めすぎるとどうしても細かな点が気になるものです。
例えば、はたから見ればもう十分できているのに、「ここが完璧ではない」とさらに追求されると「もういいから…」と言いたくなりますよね。まるで母親のように感じる人もいるでしょう。
仕事の場合、時間や日数に限りが設けられていることがほとんどです。しかし様々なことに気付くことのできる視野の広い世話焼きの女性のごとく、重箱の隅をつつくように完璧を求めていつまでもやっていたら、時間がいくらあっても足りません。
けれど、そのことに気付かずに自分が納得いくまでやり続けるところは、要領が悪い女性に多い特徴です。
頼まれごとを断れない
要領が悪い女性の全てが、仕事が出来ないというわけではありません。中には仕事はできるのに要領が悪い人もいます。
その理由は、頼まれごとを断れないからです。とにかく優しくて頼まれると断れず、自分とは関係ない仕事まで背負い込んでしまいます。
また、頼まれごとを断れない人は「引き受けた以上はやらないと」と思ってしまう真面目な人なのも特徴です。そのため、自分の仕事は後回しで人から頼まれた仕事を優先するでしょう。
となると、肝心の自分の仕事は手付かずのまま。周囲からは「まだ仕事が出来ていないって、いったい何をやってたの?」と思われがちです。
関係ない部分にこだわりすぎる
要領が悪い人の特徴として、完璧であることにこだわりすぎるとご紹介しましたが、関係ない部分にこだわり過ぎて要領が悪い女性もいます。
要領のいい女性は、「これは必要ない!これもやらなくていい!」と要らないものは論理的にバッサリと斬り捨てていくことで、要領よく物事を進めます。つまり、関係ない部分にはこだわらないのです。それにひきかえ、要領が悪い女性は肝心な事とは関係ない部分にこだわります。
その結果、最も重要な部分に割く時間が限られてしまい、「どうでもいいところはできているのに、肝心なところがなっていない」ということに。物事に取り組むにあたって、何が重要なのかが見抜けていない証拠と言えるでしょう。
何となく取り掛かる
要領が悪い女性の特徴として、何となく取り掛かるというのもよくあることです。
新しい仕事をする際に、とりあえず分かったところから手を付け始めたり、目の前にあるものからやり始めるといった具合に、何となく取り掛かります。その結果、途中で「これが足りない」とか「この先がわからない」となり、停滞してしまいます。
進めなくなった時点で指示を仰ぐため、「これはここからやっちゃいけないんだよ。最初からやり直し」となるケースがしばしばです。これは女性特有の「細かい所に気がつくことができる」という特性が関係しているのかもしれません。
最初に目標を設定せず何となく取り掛かることで、作業が行きつ戻りつすれば、当然時間もかかります。何をするにも時間がかかる要領が悪い人と言えるでしょう。
要領がいい女性になるには要点を見極めるのがコツ!
けれども一般的には褒め言葉とされるのは、要領がいい女性は何事も手際よく片づけていくことによります。要領がいい女性とは正反対の要領が悪い女性の特徴と比較すると、非常によくわかるのではないでしょうか。
ただ、メリットばかりのように思える要領のいい女性にもデメリットはあります。とはいえ、多くのメリットがあることを考えると、できれば要領のいい女性になりたいですよね。
それには、要領のいい女性の特徴を積極的に真似るのがおすすめ。この方法で、自らを要領のいい人に変えていってくださいね。
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