「距離を置く」ってどんな状態？男女別の心理や意味を徹底解説！

彼氏・彼女と「なんかうまくいかないなぁ」と感じたとき、恋人と距離を置くことを視野に入れたことがある方は多いのではないでしょうか？そもそも”距離を置く”とは具体的にどのような意味を持つのかご存じですか？

結論から言うと、この「距離を置く」の意味は個人個人の考え方や状況によって異なります。物理的な意味を持つこともあれば、心理的な意味を持つこともあるのです。

この記事では「距離を置く」の意味について解説していくとともに、距離を置きたいと言われた場合の対処法や離れている間の過ごし方についても紹介いたします。恋人との今の微妙な状態から脱却するためにも、乗り切る方法を考えてみましょう。

「連絡頻度を減らす」という意味

「距離を置く」にはほとんどの場合、連絡頻度を減らす、または連絡をしばらく断つという意味が含まれています。

恋人同士であれば、頻繁に連絡を取るのは当たり前ですよね。ですが、距離を置いている間はそれが出来なくなってしまうということ。その期間中に連絡をしてしまうと、距離を置いている意味がなくなってしまいます。一旦恋人の存在を遠ざけて、1人でゆっくり考えたいというのが本音ではないでしょうか？

恋人に「距離を置く」と言われたときは、しばらく連絡を取れないことを覚悟しておいたほうがいいでしょう。

しばらく会わない

彼氏・彼女の関係であれば、直接会って話をするのは当然のことと言えます。しかし、距離を置くと決心した場合、これまでに頻繁に会っていた人は頻度を減らす必要がありますし、場合によっては会うことも難しくなるはずです。

距離を置くと言ったにも関わらず会っていては、これまでと何も変わりません。連絡と同様、今まで通りにはいかないということです。

また、会わない期間についてはこの後詳しく解説していきますが、距離を置くと決めた段階で決めておくことをおすすめします。そうでないと、自然消滅もありえるからです。

別れる前の猶予期間という意味も

連絡を絶つ、しばらく会わないという意味での決断だった場合は、まだマシと言えます。状況によっては、別れるかどうかを考える期間として距離を置くことを選択する場合もあるのです。

別れるとまではいかないけど、別れても大丈夫かどうか、一旦離れてみて考えたいというニュアンスを含んでいる人もいるでしょう。

このようなケースが多くあるため、距離を置くことに対してのイメージがマイナスになってしまうのです。

「距離を置く」という経験をした人は、意外と多くいるようです。そこで、どのような状況で、どんな風に距離を置いたのか男女の意見を紹介します。

距離を置くかどうか悩んでいる方、距離を置きたいと言われて悲しい思いをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

今まさに彼氏と距離を置いてる最中

「1年ぐらい付き合っている彼氏と、今まさに距離を置いている最中です。きっかけは、自分の気持ちが分からなくなったこと。別れを想像したら辛いけど、デートしていても素直に楽しめなくなってしまって…付き合った頃の気持ちを取り戻したいという思いもあって、しばらく会わずに様子を見ています。」（27歳/女性）

自分の気持ちときちんと向き合うため、相手への思いを再確認するために距離を置く人は多いようですね。1人になってみると自然と「会いたい」という気持ちが沸いてくる場合もあります。この女性は、そんな気持ちを改めて実感したいのでしょう。

別れる前は大体少し距離を置くかも…

「別れようかな…と思ったら一旦距離を置いてみます。急に別れを切り出すのも相手に申し訳ないし、少し”別れを予感”させた方がいいのかなって…距離を置くってことは、離れたいってことですよね。その時点で愛情はほとんどなくなっているのではないでしょうか？」（32歳/男性）

別れを決意した段階で、あえて一段階置いて距離を置こうと考える人もいます。急に「別れよう」と言われても受け入れられない人も多いですよね。そんな人の気持ちを考えて、あえて「別れを予感させる」行動をとっているようです。

距離を置くぐらいだったら別れるかも

「正直、距離を置く意味が分かりません。離れたいんだったら別れるべきでしょう。それが出来ないのはただのキープ。何か問題があるのなら、きちんと話し合いで解決すべきです。距離を置きたいと言われたことはありますが、『嫌だ』と言っても聞き入れてくれなかったので結局別れました」（22歳/男性）

距離を置くことで何かが変わるのか？そう疑問に感じる人もいるようです。確かに、付き合っているのなら真正面から向き合ってほしいと思いますよね。形だけ付き合っているのは「キープしているだけ」と捉えられてしまうこともあります。

距離を置きたいと言ったことがある

「”好き”という気持ちはあるのに、彼氏といてもいつもイライラしちゃって…このままじゃいけないと思って、しばらく会うのを辞めようと言ったことがあります。結局1週間ぐらい経って、彼氏の気持ちが離れていくんじゃないかと不安になったので自分から連絡しちゃいました。

お互いの気持ちを再確認できたし、距離を置くことはカップルにとってプラスにもなると思います！」（26歳/女性）

距離を置くことは、大抵の場合マイナスの要素が含まれています。ですが、場合によってはカップルにとってプラスの意味を持つこともあるんですね。この女性のように、「距離を置きたい」と言った側が寂しくなる場合もあるのです。

距離を置いたことで彼女の大切さに気づいた

「同棲していた彼女とうまくいかなくなって、きちんと話し合ってしばらく距離を置くことにしました。最初のころは、正直すっきりした気持ちだったんですけど、彼女の存在がどれだけ大きかったか思い知らされましたね笑

家に帰っても1人。家事も自分でしなければならない。話を聞いてくれる人もいなくて、寂しかったです。久しぶりに会ったときは、付き合った頃のような新鮮な気持ちになれました。一旦同棲は解消しましたけど、もうすぐプロポーズする予定です！」（26歳/男性）

距離を置くことを決断して同棲まで解消したということは、別れも視野に入れていた可能性もあります。ですが、その判断があったからこそ、お互いの大切さに気づいて今の幸せな生活があるとも言えますね。

距離を置くという意味は別れたいと一緒

「距離を置くという意味は、別れたいって意味だと思います。実際私は別れたいって言いづらいときに”距離を置く”と伝えて、そのまま自然消滅です。別れるつもりがなかったらきちんと向き合いますよ。本当に好きな人だったら距離を置いている間に離れていきそうで怖いですし…」（30歳/女性）

距離を置くことが結果的にプラスになることもあれば、この女性のように結局は別れに繋がることも多いです。最初から別れるつもりで距離を置くことを決意する人もいますので、ある程度の覚悟は必要なのかもしれません。

体験者の話を紹介しましたが、距離を置くという具体的な意味は人それぞれの考え方や状況によって違ってくることが分かりました。

意味や程度が気になると同時に「どれくらい？」と期間が気になる方も多いでしょう。ここからは、状況や心理によって変わってくる、距離を置くべき期間について詳しく解説していきます。

喧嘩したなら1週間

どれほど仲のいい恋人同士であっても喧嘩することはあるでしょう。小さなことで始まった喧嘩でも、これまでの不満が募って大きな喧嘩に発展することだってありえます。そんなときはお互いが興奮状態にあるため、場合によってはどちらかが別れを考えることも。

その冷却期間として距離を置くことにしたのであれば、1週間ぐらいがベストです。1週間あれば「なんであんなに怒ってたんだろう？」と冷静さを取り戻せるでしょう。それができなければ、再度原因と向き合ってきちんと話し合いをするべき。

喧嘩別れは後味が悪いので、そのまま別れに繋がらないよう早めに対策を立てましょう。

相手の気持ちを試すなら2週間まで

「彼・彼女が自分のことを好きかどうか分からない」という状況で距離を置くことにした場合は、2週間ぐらいを目安にしましょう。

特に社会人は恋人と1週間会えないということは頻繁にあります。つまり、1週間距離を置いたぐらいでは普段と変わらないということです。ですが、愛情を確認したくて距離を置いた場合、あまり長く離れすぎるのも危険。相手の気持ちが離れていってしまう可能性があるからです。

2週間ぐらい経って連絡を取ってみて、相手の態度や反応に変化がなければ、その原因を突き止めて解決すべき時なのかもしれません。

恋愛に疲れたなら1ヶ月

自分を受け入れてくれる恋人がいるということは、とても幸せなことです。ですが、相手の性格や自分の生活環境によっては窮屈に感じることもありますよね。特に、毎日朝から晩まで働いている人にとって、休日は忙しさから唯一解放される日です。そんな貴重な休日を全て恋人に捧げないといけないとなると疲れてしまうでしょう。

恋愛に疲れて「しばらく1人になりたい」と思った場合は、じっくりと自分の気持ちと向き合うためにも1か月ぐらいは距離を置くべき。しばらく1人になってみると、相手の大切さに気づけたり寂しさを感じたりするものです。

そのような気持ちにならなければ、あなたにとって今の恋人はあまり必要ないのかもしれません。

別れを視野に入れているならそれ以上も

体験者の意見にもありましたが、「別れようかどうしようか」と悩んで、一旦距離を置くことにする人もいますよね。そのような場合は、まずは1ヶ月ほど様子を見てみて、自分の気持ちを確かめてみてください。

それでも決意が固まらなければ、それ以上の期間を置くという選択肢もありえます。

あまりにも長くなりそうな場合は、”連絡だけは定期的にする”などとルールを変えてみるのもおすすめです。ただ、あまり長く期間を置きすぎると相手が待ちくたびれて逆にフラれてしまうということもあるので、注意してください。

距離を置くという意味はなんとなく分かってきたかと思いますが、そもそもどうして「距離を置く」という決断に至るのか、その心理が気になりますよね。

ここからは、距離を置くときの心理について解説していきます。

特に、「距離を置きたい」と恋人に言われた人は、相手がどんな気持ちで決断をしたのか？ということを理解するためにも参考にしてみてください。

別れ話をするのが面倒

「距離を置く」と言われた側にとっては悲しい現実ですが、別れ話をするのが面倒だからとりあえず「距離を置く」という人は多いようです。特に、別れる原因が自分にある場合や別れ話をしても受け入れてもらえないと確信している人は、このケースが多いはず。

いきなり別れ話をして「なんで？どうして？嫌だ」と言われたくないがために、相手に何となく察知させるというのが目的なのかもしれません。もしくは、相手と正面から向き合う勇気がない、向き合うほど本気ではない、という場合もあるでしょう。

どちらにせよ、このような心理の男性であれば、これまでにも兆候はあったはずです。別れを予感させる行動や言動があったのであれば、その後の破局も覚悟しておいたほうがいいでしょう。

仕事が忙しくて会う暇がない

ほとんどの男性にとって、仕事は人生の一部です。「私と仕事どっちが大事なの？」というセリフがありますが、男性の中の本音では”仕事”でしょう。比べるものではありませんが、実際のところ仕事がなければ生きていくのも大変です。出世欲や責任感の強い人は特に、彼女のせいで仕事が疎かになるのを嫌がるでしょう。

そんなとき「しばらく仕事に集中したいから」「今大事な時期だから」という理由で距離を置くという決断を下す人も。

こればっかりは彼女の立場でもどうすることもできません。女性側があまり駄々をこねると、「別れる」と言い出しかねないので、しばらくは従ってみたほうがいいでしょう。

彼女が本当に必要かどうか考えたい

長く付き合っていると、ときには自分の気持ちが分からなくなることがあります。いわゆるマンネリの時期です。「本当に彼女のことが好きなのか？」「このまま付き合っていていいのか？」と不安に感じたとき、少し離れてみて自分の気持ちや彼女の存在がどれほど必要なのかを考えたいと思うのでしょう。

離れてみて「やっぱり寂しい」と思うのか、「意外と平気だな」と感じるのか、自分自身を試しているのです。

この場合は距離を置いている時期に彼女がどのような対応をするかによって、結果が変わってくる場合があるので注意しなければなりません。あまりしつこくしすぎると男性の気持ちがどんどん離れてしまう可能性もあります。

自分の時間を大切にしたい

いくら愛し合っている恋人同士であっても、デートするのが面倒だと感じることもあるかもしれません。特に男性は、恋愛よりも仕事に重きを置く人が多いので、恋愛に時間を取られすぎてしまうと「1人になりたい」と思ってしまうようです。

さらに、趣味を持っている男性は1人の時間を大切にする傾向があります。車や釣り、スポーツなど、女性が一緒だと思い切り楽しめない趣味もありますよね。もちろん、友達付き合いも大切です。

彼女と一緒に過ごす時間を作るためにこのような時間を削ってきた結果、窮屈に感じてしまうのでしょう。

一般的に男性と女性では、恋愛に対する考え方が違うと言われています。

どちらかといえば、男性は「理想」を求め、女性は「現実」を見る傾向にありますね。では、距離を置くときの心理にも違いはあるのでしょうか？

そのままフェードアウトしたい

男性が「別れ話をするのが面倒」と思うのと一緒で、女性も自然消滅を狙ってわざと距離を置くことがあります。男女どちらにも言えることですが、このような理由で距離を置く場合は元の関係に戻るのは非常に難しいでしょう。

フェードアウトをしたいと考えている時点で、相手と向き合うことを諦めているからです。ただし、「別れたいから距離を置こう」と正直に伝える人はほとんどいません。そのため、真意を確かめるのが難しいので言われた側は苦しい思いをすることになるでしょう。

自分の気持ちを確認したい

女性の場合、自分の気持ちを確かめたいという理由が1番多く挙げられます。「本当に好きなのかどうか」を確かめるために、あえて距離を置くことで「寂しい」と感じるのか、それとも「平気」なのかを見極めようとしているのです。

女性は正直な生き物。自分の気持ちが分からないのにデートをして楽しむことなんてできません。中には触れあうことすら抵抗を感じてしまう人もいます。そんな彼女の変化に彼氏も気づいてしまい、その結果微妙な空気に…なんてことも。

このタイプは、相手にも悪いという思いもあって距離を置くことを決断するのです。この場合、愛情はまだ残っていると言えますので元通りの関係に戻れる可能性は十分あると言えます。

大切さを実感してほしい

彼氏の気持ちが分からないから不安になり、大好きなのにあえて距離を置くこともあります。これは女性特有の行動とも言えるでしょう。

長く付き合っていると、どうしても恋人同士の関係ではなく慣れ親しんだ友達や家族のような関係になってしまいますよね。そうすると、付き合いたてのときのようなラブラブな関係ではなくなってしまうのです。

そんな関係に寂しさを覚えたとき、女性は「自分がどれほど大切な存在なのかに気づいてほしい」という一心で、距離を置くことを決意することもあります。

「失って初めて気づく」という言葉がありますが、彼氏にこのことを実感させたいのでしょう。

2人の今後について考えたい

先ほども記した通り、女性は男性に比べると現実的に物事を見る傾向にあります。恋愛の場合は、付き合っている段階から「将来・結婚」について考えていることでしょう。そのため、彼氏との関係に違和感を覚えると「このまま付き合っていてもいいのか？」という疑問が沸いてきます。

結婚をする可能性がないのなら今のうちに別れたほうが今後のためになる、と考えるのです。そして、一旦距離を置くことで2人の将来についてじっくりと考える時間を作ろうとしているのでしょう。

男女の心理が分かったところで、続いては「距離を置きたい」と言われた時の対処法について解説していきます。

この対応次第では距離を置いた後の関係が変わってくる可能性がありますので、しっかりと対策を立てておきましょう。

言う通り距離を置く

「距離を置く」と言われると、とても悲しい気持ちになり「なんで？どうして？」とパニックになる方が多いでしょう。何か改善すればずっと一緒にいられるのではないかと、どうにかして相手の決心を覆す方法を探してしまうかもしれません。ですが、どんな理由があるにせよ一旦素直に従うのが無難です。

無理に拒んでいても、2人の関係は変わりません。それどころか悪化してしまう場合もあるので、お互い冷静になるためにもまずは受け入れてあげましょう。

きちんと理由を聞く

相手の意見を受け入れたところで、次にすべきことは理由をきちんと確認するということです。その理由が分からなければ、距離を置いている間、ずっとモヤモヤすることになるので注意してください。

もし、相手がはっきりと理由を言えないのであれば「別れ」を考えている可能性もありますので、ある程度覚悟しておいたほうがいいでしょう。反対に「忙しい」や「自分の気持ちと向き合いたい」などの理由があった場合は、改善の余地はあります！

また、それがあなたに対する不満や不安であった場合は、距離を置く間、ただ待っているだけではなく自分自身も改善していかなければなりません。

泣いてすがるのはNG

大好きな人に「距離を置きたい」と言われてあっさりとOKできる人なんていませんよね。ショックを受けるのは当たり前ですし、涙が出てしまうこともあるでしょう。ですが「距離を置くなんて嫌っ！」と無理やりすがりつくのは控えましょう。

恋人が距離を置く決断をしたのには、必ず理由があります。少なくとも、今の関係を少しでも変えようと思っていることは確かです。それを無理に拒んでしまうと相手を追い込んでしまうことになり、「じゃあ、もう別れよう」という結果に繋がってしまうことも。

どうしても嫌な場合は、一旦冷静になって話し合えるまで待ってもらいましょう。

プラスに捉える

距離を置くことになると、どうしてもマイナスに考えてしまいますよね。「このまま別れるのではないか」「嫌われているのかな？」と不安ばかりが押し寄せてくるでしょう。ですが、その気持ちを抱えたままネガティブな感情を持ち続けていると、さらに気まずくなって関係が悪化してしまう恐れがあります。

「距離を置いている間に、2人の関係に向き合っていてくれるはず」と前向きに考えて、久しぶりに会った時や電話で話す時には、なるべく普段通りに接してください。そうすることで、相手は楽しかった時の2人を思い出してくれるはずです。

距離を置く前に別れるのもアリ？

こちらは少し思い切った対処法ですが、恋人が別れを決意しているのではないかと感じた時に効果的な方法です。お互いがすでに別れを予感しているのなら、「距離を置こう」と言われる前に一旦別れてみてもいいでしょう。

距離を置くことになったとしても、その間ずっともやもやした感情を抱えて過ごすことになります。そこで、一旦ゼロにしてみて心をすっきりさせてみてください。そうすることで、今まで見えなかった相手のいい部分や大切さが見えてくることがあります。

その結果「復縁」もあり得るというわけです。

ここまで読んでみてお気づきかとは思いますが、距離を置くことは恋人との関係性がいい方向に進むこともあれば、悪い方向に進むこともあります。つまり、どちらも覚悟をしておかなければなりません。

そこで、メリットとデメリットをまとめてみました。距離を置くかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット：一人で考える時間ができる

距離を置くことの最大のメリットと言えるのが、一人でじっくり考える時間ができるということです。学校や仕事、遊びの毎日で忙しく、一人でじっくりと自分と向き合う時間がないという方が多いのではないでしょうか？そのうえ恋人がいるとなればデートの計画や予定の確認なども含めて、時間を取られてしまいます。

「このままでいいのか？」と不安を抱えつつも付き合い続けていては、いい関係を築くことは難しいでしょう。

一人になってみて、きちんと自分の気持ちと向き合うことで「今後どうしたらもっといい関係になれるか」ということを考えてみることができます。

メリット：お互いの大切さが分かる

長く付き合っている人は特に、恋人の存在が当たり前になってしまって「感謝」の気持ちを忘れてしまうことが多々あります。ですが、一旦距離を置いて「一人」を実感することで、相手がどれほど自分に必要な存在だったのかに気づけるのです。

たとえば、暇を持て余している時。今までだったらすぐに恋人に連絡をしていたのに、距離を置いている期間は簡単に連絡を入れることができません。その結果「寂しいな」という気持ちを実感するでしょう。

離れてみて初めて、恋人のありがたみが分かるはずです。

デメリット：相手が浮気する不安感

距離を置くことのデメリットとしては、「不安感」が挙げられるでしょう。

これまでは恋人が何をしているか、どこで過ごしているかなど、だいたいの行動を予測できたはずです。ですが、距離を置いている期間は会うどころか連絡すら出来ないこともあります。そうしているうちに、「もしかして他の異性と会っているのではないか」という不安が襲ってくるでしょう。

ですが、それを確かめる方法があるわけでもないので、関係性がはっきりするまでは常に不安を抱えて辛い思いをしている人も少なくありません。

デメリット：そのまま別れに至ることも

男女の心理にもありましたが、いずれ別れることを想定して距離を置く人も少なからずいます。その場合、連絡を絶っている間に他に恋人を作ってしまったり、恋人と別れた気になって新しい生活に踏み出してしまう人がいるのも事実。

そうなると、きちんと別れを告げないまま終わってしまうということもあるのです。こちらからの連絡にも一切返信がない状態にまでなると危険信号！自然消滅にならないように、なんとか約束を取り付けてきちんと話し合う必要があります。

ここからは、距離を置いている間の過ごし方について解説していきます。距離を置きたいと言われたからと言って、ただただ待っているだけでは時間がもったいないです！

この期間だからこそできることや、気を付けるべきことがありますので、意識してみてください。

距離を置く期間は決めておく

距離を置く時は、どんな状況にあってもある程度の期間を決めておくことをおすすめします。期間を決めておかないと、自然消滅になったり中途半端な状態になってしまうからです。また、「期間が終わるまでには連絡をするのを我慢して頑張ってみる」と自分自身の目標を定めるうえでも効果的でしょう。

相手から「距離を置きたい」と言われた場合は、「どれくらい？」と尋ねてみましょう。もしそこで決まらなければ、理由や状況によってこの記事でも紹介した”適切な期間”をこちらから提案してみてください。

連絡したくなっても我慢！

連絡もしばらく絶つという約束で距離を置いた場合は、連絡したくなってもとにかく我慢！せっかく決断したのに、その覚悟が無駄になってしまいます。たった1回の連絡で、相手が「面倒臭い」と思ってしまう可能性だってあるのです。また、自分から距離を置くと言ったのであれば中途半端な対応をしてはいけません。

今後の2人の関係をいい方向に向かわせていくためには”なるべく相手から連絡させる”ということを意識してください。そして、予め決めておいた期限がきた時にお伺いの連絡を入れてみましょう。

自分の行動を振り返る

自分に対して不満や不安があるという理由で距離を置かれたのであれば、離れている間に改善できる部分は改善しておきましょう。そのためには、これまでの自分の行動の何が相手を苦しめていたのか？を考える必要があります。自分自身にとっては当たり前の行動でも、相手にとってそうでない場合もあるのです。

そして改善点が見えてきたら、付き合いを再開した時のためにイメトレをしておいてください。

自分の時間を楽しむ

距離を置いている間は「このまま別れてしまうんじゃないか」という不安が付きまといますが、恋人のことばかりを考えていてはネガティブな感情にどんどん巻き込まれていくだけです。

なるべく自分の時間を楽しむようにしましょう。これまでできなかった趣味を楽しむ、しばらく会えていなかった友達に会ってみるなど。恋人がいないからこそできた時間を有効活用して、自分自身を高めてみてください。

久しぶりに会った恋人に、自分が輝いている姿を見せたいですよね。そのためには、プラスの感情を持って、前向きに楽しむという姿勢を持つことが大切です。