でしゃばりな人の男女別の特徴は？対処法や気が利く人との違いも！

世の中にはしなくていいこと、言わなくていいことを「よかれ」と思ってしてしまう人がいますよね。そうした人のことを「でしゃばり」といいますが、簡単に説明すれば「好意や自己主張から余計なことをする」ことをいいます。

例えば、周りが親切や助けを必要としていないのに、よかれと思って行動してしまう。こんな人がいれば、周りは「ありがた迷惑」に感じるでしょう。しかし、本人は自分がよかれと思って行動しているだけなので、罪悪感もなければありがた迷惑にも気付いていません。

今回はこんな「でしゃばりな男女」について紹介していきます。男女で見られる特徴が少し異なるからこそ、でしゃばりな人を見抜けるようにしておきましょう。

でしゃばりな人がどんな人物か想像するためにも、まずは「でしゃばりな人に困りました」というエピソードをいくつか紹介します。

次のような体験がある場合には、でしゃばりな人に困っている証拠です。付き合い方を変えるなど、ストレスのない付き合い方を考えましょう。

無理やりカップルにしようとする…

「特に好きなわけでもないのに、何を勘違いしたのか無理やりカップルにしようとする女性がいました。ただの迷惑でしかなかった」（女性/31歳/OL）

恋の手助けを求めたわけではないのに、よかれと思ってあれこれされるのはハッキリ言って迷惑というものです。特に、カップルにしようとあれこれ動かれては、誤解を解くことも大変でしょう。自分にはその気がないと反論しても、相手によっては「照れ隠し」と誤解することも。

だからこそ、でしゃばりな人には一言言いたくなりますよね。「そんなつもりはないからやめて」とハッキリ伝えることも大切でしょう。

頼んでないのに励ましメール送ってきた

「落ち込んでいた時期があったんですが、頼んでないのに励ましメールがバンバン送られてきて。正直言って『放っておいて欲しい』って思いました」（男性/25歳/会社員）

頼んでいないことをやってしまうのがでしゃばりな人ですから、自分がよかれと思うことは何でもしようとします。この男性のように、頼んでいないのに励まされたとあれば、正直「黙っていて」「うるさいな」と思ってしまうでしょう。

しかし、相手も悪気があってやっているわけではありません。あくまで「親切心」で行っているため、時には咎める気すら起きなくなるでしょう。

事情を詳しく知らないのに知ったかぶって…

「事情を詳しく知らないのに知ったかぶってあれこれ口出し…。自分は周りを見ているってことをアピールしたいだけかなって」（女性/30歳/OL）

一口にでしゃばりな人といっても、さまざまなパターンがあります。よかれと思って行動する人もいれば、中には自分の株上げのためにお世話を焼いてしまう人もいるでしょう。後者のパターンである場合には、嫌な印象にしか映りません。

また、事情を詳しく知らないで首を突っ込まれると、人によっては「面白半分かな」と思いますよね。当人たちで片付けたい問題だからこそ、横やりを入れられるのは快くないでしょう。

余計なお世話が多くて本当に困る…

「余計なお世話が多くて本当に困る…。でしゃばるよりも、自分に与えられた仕事だけを片付けてほしい…」（男性/40歳/会社員）

頼んでいない仕事をやってくれるとあれば、嬉しく思う人も多いでしょう。しかし、中には「自分で片付けたい」と思っている人もいますよね。互いの考え方にズレがあると、相手の好意も余計なお世話として感じられるでしょう。

また、回数が多いとあればただの「でしゃばり」に感じます。だからこそ、自分の仕事だけを着々とこなしてほしいと強く思うでしょう。

ここからは、でしゃばりな人の特徴を紹介します。

でしゃばりといっても、その特徴は男女で異なるもの。よりでしゃばりな人を見極めるためにも、男女別にその特徴をみていきましょう。

でしゃばりな男性の特徴①自慢話が多い

でしゃばりな男性は、まず自分の自慢話が多いです。自分にプライドを持っていることが多く、自分が周りよりも優れていると思っています。そのため、周りに自分の凄さを語るような自慢話を多くするでしょう。

また、自分を中心にして考える癖があるので、周りが求めていなくても勝手に「話を求められている」と勘違いします。意見を求められたとあれば、偉そうな態度で考えを語ることも少なくありません。

他にも、自慢話をした後は褒めてもらいたそうに振舞うでしょう。自分が良い気持ちになるためにでしゃばってしまうというタイプが男性には最も多いといえます。

でしゃばりな男性の特徴②何でも「できる」という

自慢話をするタイプも男性には多いですが、他にも見栄っ張りなタイプも多いといえます。例えば、自分の実力を把握していないのに何でも「できる」「やります」といってしまう人です。プライドが高いのか、「できない」と断ることができないのでしょう。

そのせいでやらなくて良いことまで背負います。また、それを成し遂げようと頑張ってしまうでしょう。確かに、自分が請け負ったことは最後まで成し遂げるべきです。しかし、できないことを無理して請け負っても、自分だけでなく周りへも迷惑をかけてしまうでしょう。

こうしたタイプは、自分の見栄やプライドで物事を判断しやすいです。そのため、深く関わることで余計なトラブルをこちらまで被ってしまうでしょう。

でしゃばりな男性の特徴③失敗は人のせいする

初めはよかれと思って行動している人でも、状況が悪くなるにつれ失敗を人のせいにしようとする人もいますよね。でしゃばりな男性にはこうしたタイプもいるため、付き合う場合には迷惑を被らないよう自衛することが大切です。

また、面倒な事態になったとあれば、面倒事を全て押し付けて逃げようとするでしょう。「自分のせいじゃない」「元々はあなたの問題だ」として、自分は無関心であるかのように振舞います。こうした振る舞いをされては、周りも迷惑に感じるでしょう。

自分の状況が悪くなったからといって、手助けしていたものを急に投げ出すのは身勝手だと思われやすいです。だからこそ、自分もこうした行動を取らないよう気を付けていきたいですね。

でしゃばりな男性の特徴④知ったかぶりが多い

でしゃばりな男性には見栄っ張りなタイプが多いですから、自分の知識をひけらかそうとする「知ったかぶり」も多いといえます。特に詳しい知識を持っているわけでないのに、知っている専門用語が聞こえたとあれば、話に首を突っ込んでくるでしょう。

また、知らないことであっても「知っている」と見栄を張ります。しかし、その場でどういった意味かを求めると、しどろもどろになるでしょう。詳しいことは知らないのに、知ったかぶってしまい場の空気を乱すことも多いです。

このような人に対して、詳しく知らないなら黙っていてほしいと思う人もいるでしょう。話している最中にでしゃばられたとあれば、快く思えない人がいるのも当然です。

でしゃばりな男性の特徴⑤人の話を最後まで聞かない

自分の都合の良いように解釈する癖があるので、でしゃばりな男性の多くは人の話を最後まで聞きません。話の途中ですべてを理解したつもりになり、すぐに行動に移そうとするでしょう。そのため、失敗が重なり結果として「でしゃばった行動」になってしまうのです。

話を最後まで聞けば、何をどうすれば良いのかも頭の中で整理できるでしょう。しかし、最後まで話を聞かないからこそ、自分の考えだけで動いてしまう。こんなことが重なれば、でしゃばりと思われるだけでなく、信用すら失ってしまいます。

だからこそ、でしゃばりな人は嫌がられやすいといえるでしょう。自分の欠点に早くから気づけないと、職場や学校で孤立することになります。

今度は、でしゃばりな女性の特徴をいくつか紹介します。

男性に比べると、でしゃばりな女性は「甘え」や「寂しさ」といった自分のマイナス的な気持ちを紛らわすために、ついついでしゃばった行動に出てしまいがちと言えそうです。詳しく見ていきましょう。

でしゃばりな女性の特徴①噂話が大好き

でしゃばりな女性には、まず噂話が大好きという特徴が挙げられます。話すことが好きなので、自分から話しを振ることも多いでしょう。また、面白そうな話題には目を輝かせながら飛びつくことも少なくありません。

また、自分が人気者になりたいという意思も強いので、注目を集めようとする話題も多いです。本人は「楽しい」「よかれと思って」といった気持ちで話しているため、周りを困らせようとしているわけではありません。

しかし、噂話は多くの人が嫌だと感じるもの。いくら周りを楽しませるためだからといっても、やりすぎては自分の株を下げるだけでしょう。

でしゃばりな女性の特徴②感謝や謝罪が言えない

男性には見栄っ張りなタイプが多いですが、女性は感謝や謝罪が言えない「意地っ張り」なタイプが多いです。自分が悪いと思っても、意地から感謝や謝罪ができません。頑なになって、自分を守ろうとするでしょう。

そもそも、自分に非があると思っていないタイプも多いです。自分の都合の良いように物事を解釈する人が多いため、相手が迷惑がっているとは露とも考えません。

こうした見当違いな行動が多いとあれば、でしゃばりな女性とは距離を置きたくなりますよね。相手の立場になって考える癖をつけなければ、自分を孤立させるだけでしょう。

でしゃばりな女性の特徴③自分のことは棚に上げがち

失敗やミスの原因が自分にあっても、それを擦り付けようと責任転嫁する人って多いですよね。でしゃばりな女性はこうした責任転嫁癖に加え、自分のことは棚にあげがちといえます。自分の行動を振り返ることはせず、周りを非難することには熱心でしょう。

そのため、周りからは「自分はどうなのだ」と思われていることも。確かに、周りの失敗やミスについて指摘することは大切です。しかし、自分の行動を棚に上げた指摘は相手の反感を買いやすいもの。

でしゃばりな女性は、相手の立場になって考えることが苦手です。だからこそ、自分を棚に上げていることにも気づいていないでしょう。

でしゃばりな女性の特徴④お節介を焼くことが好き

でしゃばりな女性には、よかれと思って何でも行動してしまうタイプも多いです。所謂お節介焼きタイプで、周りが困っているとあればすぐさま助けようとします。例え相手が助けを求めていなくても、ついつい体が反応してしまうでしょう。

しかし、こうしたお節介は時に厄介なものとして相手に迷惑がられます。本当に相手が求めているか見極めなければ、ただのありがた迷惑になってしまうからです。あまりにお節介が多いとあれば、ただでしゃばっているように周りは感じられるでしょう。

また、周りも良心でやってくれているからこそ文句を言いにくいですよね。しかし、あまりにでしゃばりが酷いとあれば指摘することも大切といえます。

でしゃばりな女性の特徴⑤寂しがり屋で人好きが多い

でしゃばりな女性には、他にも「寂しがり屋で人好きが多い」特徴も挙げられます。そもそも、女性がでしゃばってしまうのは、自分の中にある「寂しい」「一人になりたくない」という不安や恐怖が関係しています。

だからこそ、ついつい噂話に食いついたり、人と関わろうとお節介を焼いてしまうのです。自分のマイナス的感情を誤魔化そうと、周りを理由に正当化しようとしているのでしょう。こうした不安や恐怖は誰もが感じるものですが、その解消方法が間違っていればただの迷惑になります。

そのため、でしゃばりな女性と関わることがあるなら、その寂しさに気づいてあげることも対処法といえるでしょう。安心させるだけでも、関係が良くなる可能性がありますよ。

でしゃばりな人が周りにいると、どうしてあんな行動を取ってしまうのかと不思議に思うでしょう。もっと違う考えや行動はできないのかと、注意したくなる気持ちも生まれますよね。

しかし、真っ向から注意すれば余計に意固地になってしまう恐れも。だからこそ、でしゃばりな人の心理を知って、適切な対処ができるようにしておきましょう。

でしゃばりな男女の心理①思い通りに動いてほしい

でしゃばりな男女がついつい身勝手な行動に出てしまうのは、周りに対して「思い通りに動いてほしい」という欲求があるからです。例えば、自慢話や噂話をするのは「自分の思うような反応をしてほしい」という欲求の裏返しでしょう。

そのため、でしゃばりな人に注意をすると怒ることが多いですよね。「自分はよかれと思ったのに！」と憤慨することも多く、周りはさらに対応に困ってしまうでしょう。これは、自分の思う通りに周りが動かないことに怒りを感じているのです。

しかし、常に周りが自分の思う通りに動いてくれるわけではありません。他人に期待する気持ちが多いと、周りに対して独りよがりな行動をしてしまうでしょう。

でしゃばりな男女の心理②優秀だと思われたい

自己主張が強いでしゃばりなタイプは、自分が周りから「優秀」だと思われたい心理が強いです。誰だって、周りから「こう思われたい」という理想は抱えていますよね。より良い評価を貰いたいと思う人ほど、それに見合うような行動を取ろうとするでしょう。

しかし、でしゃばりな男女は自分の力量を正確に把握していません。そのせいで、欲求だけが空回ってしまうのです。そのため、よかれと思って行ったことも裏目に出てしまいます。失敗やミスを引き起こし、結果として正反対の評価が下ってしまうでしょう。

優秀だと思われたい心理も確かに分かりますが、評価されるにはまず自分の力量や実力を把握することも大切です。それが理解できなければ、空回りはまだまだ続くでしょう。

でしゃばりな男女の心理③とにかく目立ちたい

でしゃばりな男女の心理には、「とにかく目立ちたい」というものもあります。特に、自己主張が強いタイプのでしゃばりさんは、この心理が当てはまるでしょう。自分が常に注目を浴びていたいため、余計なことをしでかしてしまうのです。

例えば、自分は「これだけのことをしてきた」と自慢するでしょう。周りが凄いと感じれば、それだけ注目が自分に集まります。注目によって自分の承認欲求が満たされるので、また同じ気持ちを味わいたいと見当違いな行動を繰り返すでしょう。

しかし、でしゃばりな行動をしていることに気づけなければ、ただの迷惑な人だとしか周りは見てくれません。早くに間違いに気づけなければ、自分が孤立していくだけでしょう。

でしゃばりな男女の心理④自分が正しいと思っている

相手のことを考えた行動ができないのは、でしゃばりな男性や女性に「自分が正しい」という心理があるからです。自分が行うことは全て正しいんだ、受け入れてもらえるんだという考えがあるからこそ、身勝手な行動が多くなってしまうのでしょう。

しかし、自分が常に正しいという状況は珍しいものです。誰だって間違いは犯しますし、他人に対して嫌な行動をしてしまうこともあるでしょう。だからこそ、自分の振る舞いについて客観的に解析できないと、周りに対して自己中心的な振る舞いをすることになります。

自分に自信を持つことは大切ですが、「自分は正しい」と信じて疑わない態度は時に多くの人を敵に回すもの。そのため、常に自分を振り返る癖をつけていきたいですね。

ここからは、でしゃばりな人と気が利く人の違いを紹介していきます。

世の中には「よかれ」と思ってしたことでも、感謝されることって多いですよね。こうした人から感謝される行動を「気が利く」といいます。今度はそんな人とでしゃばりな人の違いをみていきましょう。

謙虚かどうか

でしゃばりな男性や女性は、何かしてあげると「自分がしてあげた」「やってあげた」という態度を取ります。傲慢ともいえる態度で自分が出した結果を見せびらかせようとしてくるので、周りは嫌に感じることも多いでしょう。

しかし、気が利く人は自分がしてあげたことに対して「やってあげた」という気持ちはありません。あくまで「喜ぶかな」という謙虚な気持ちで行っています。だからこそ、親切が多くの男女に好まれやすいのです。

例え親切をしてもらっても、傲慢で偉そうな態度を取られれば素直に感謝することができませんよね。謙虚であれば、「ありがとう」という言葉も素直に言いやすいでしょう。

相手のことを思っているかどうか

でしゃばりな男性や女性の多くは、「よかれ」と思って行動しますが、突き詰めれば結局は「自分のために行動している」といえます。でしゃばりな男女の心理からも分かるように、自分の見栄や満足感のために行動しているのです。

これに対し、気が利く人は「相手が喜んでくれるかどうか」を重視しています。相手のことを考えて行動できるので、失敗やミスも少ないです。相手からも感謝されやすいので、互いに気持ちいい状態で終わることができるでしょう。

他人のためにという行動でも、打算的な考えがあればそれは相手に自然と伝わります。謙虚になるだけでなく、相手のことを考えた行動ができるようになりたいですね。

周りの意見を聞けるかどうか

人の話を最後まで聞かず、自分の都合の良いように解釈するのがでしゃばりな男性や女性です。だからこそ、失敗やミスを引き起こして周りに迷惑をかけてしまいます。相手の好意だったとしても、周りはそれを受け入れられないでしょう。

これに対し、気が利く人は周りの意見にきちんと耳を傾けます。相手が何を欲しているのか、何をして欲しいのか最後まで聞いたうえで導き出すでしょう。そのおかげで相手を喜ばせることができるのです。

相手の話を満足に聞かないと、相手が何を欲しているかは分からないもの。自分がでしゃばりにならないためにも、相手の要求を汲むために話は最後まで聞くことが大切です。

余計なお世話になってしまった時に素直に謝れる

いくら気が利く人が相手に喜ばれる行動を行いやすいといっても、時にでしゃばりな男女と同じく、余計なお世話で終わってしまうこともあります。しかし、気が利く人はでしゃばりな男性や女性とは違って、きちんと謝れる人です。

例えば、失敗やミスをしたとあれば「そんなつもりじゃなかった」「余計なことをしてごめんなさい」と素直に謝るでしょう。これに対しでしゃばりな男性や女性は、自分は悪くないとして他人に罪を擦り付けようとします。

こうした行動の違いがあれば、どちらがより周りに好かれやすかは一目瞭然ですよね。好かれたい気持ちは同じといえど、行動によって周りから向けられる好意に差が出ます。

でしゃばりな男性や女性って、よかれと思って行われたものでも困ることも多いですよね。

だからこそ、そんな時に使える対処法を知っておきましょう。次のような対処法を行うだけでも、でしゃばりな男性や女性から自分を守ることができますよ。

男女どちらも適当に褒めておくのが最適

でしゃばりな男性や女性は、結局のところ「自分が褒められたい」「認められたい」という気持ちが大きい人です。そのため、男女どちらも適当に褒めておくのが最適といえます。「凄いですね」「ありがとうございます」と、軽く流しておきましょう。

こうした軽い対応であっても、相手は自分の自尊心や承認欲求が満たされたとあれば去っていきます。深く関わる前にトラブルを回避することができるので、時には適当にあしらうことも大切ですよ。

ただし、中には褒めることで調子に乗ってしまうタイプの男女もたくさんいます。そのため、相手に適した対処をすることが何よりも大切です。

でしゃばりな男女とはさりげなく距離を置く

軽くあしらうことが適切な対処といえど、中にはでしゃばりな男女に対して褒めたくないと感じる人も多いですよね。そうした人は、さりげなく距離を置くようにしましょう。深く関わらなければ、被る被害は最小限に留めることができます。

逆に、親しい位置にいると自然とでしゃばりな人は寄ってくるでしょう。付き合いやすい人としてターゲットを定められれば、嫌でも付き合うことになります。余計なトラブルを被る前に、できるだけ距離を置くべきです。

でしゃばりな男性や女性は、自分がでしゃばっていることに気づいていません。だからこそ、自分から自衛することも大切ですよ。

余計なことをする前に指示を出しておく

あれこれと余計なトラブルを増やされたくない場合には、余計なことをする前にでしゃばりな男性や女性に指示を出しておきましょう。例えば、「これをやっておいて」「これが終わったら知らせて」など、やってほしいことを事前に伝えておきます。

逆に、適当な指示はトラブルを引き起こしやすいです。指示が曖昧だと、相手は「これをやってあげたら喜びそう」「感謝されそう」として違うことにまで手を出します。これにより、しなくていい仕事が増えてしまう場合も。

そのため、どうしても作業を共にするなら指示出しを心がけましょう。同僚であっても、やんわりと伝えれば相手の機嫌を損ねずに指示出しすることができますよ。

あまりにひどい場合には直接的な指摘や指導も必要

他の対処法を試しても、でしゃばりな男性や女性に効果がないなら直接的な指摘や指導も必要です。こうした場合には、真っ向から「そうした行動は迷惑だ」「もっと周りのことを考えて行動してほしい」と伝えましょう。

きちんと真っ向から向き合うことで、相手も自分の過ちに気づいていてくれます。時に意固地になってしまうタイプもいますが、迷惑だとハッキリ伝えなければ分かってくれない人も多いです。そのため、相手に臆さずに伝えましょう。

ただし、攻撃的な態度で指摘や指導をすれば、必ず反感されます。でしゃばりな男性や女性に素直に聞いてほしいなら、ハッキリ伝えながらも伝え方には気を付けましょう。

ここからは、でしゃばりな人にならないために気を付けるべき事柄について紹介します。

自分がいくら気を付けていても、時に自分の行動が相手にとって「でしゃばり」として捉えられることも。だからこそ、自分がでしゃばりにならないよう普段から注意することが大切です。

ありがた迷惑になっていないか確認する

誰だって、周りが困っているとすれば力になってあげたいと思うでしょう。しかし、何でも首を突っ込んでしまえば、相手にとって迷惑に映る可能性もあります。そのため、周りに対して「やってあげよう」という気持ちで行動する時には、ありがた迷惑になってないか確認しましょう。

特に、後先考えずに行動すると、男性も女性も裏目に出やすいです。自分に相手を困らせようという意思がなくても、結果として困らせてしまうでしょう。これでは感謝ではなく、余計なお世話だと叱責されます。

こうした悲しい体験をすることがないように、相手の話や表情に注目してみましょう。相手が本当に欲している時にだけ、行動することをおすすめします。

男女共に我慢をする癖をつける

男性や女性の中には、考えるよりも先に体が動いてしまうこともありますよね。いくら相手の話や表情に気を付けるといっても、時にうずうずと行動したくなることもあるでしょう。しかし、だからといってすぐに行動しては、失敗する確率もより高くなります。

そのため、男女共に我慢をする癖をつけるようにしましょう。一歩踏みとどまって考える癖をつけるだけでも、相手の受け取り方は変わってきます。自分が一歩踏みとどまることで、相手から向けられる感情も変化してくるでしょう。

本当に相手のためになることがしたいなら、時に我慢も必要です。男女共に、身勝手な行動をしないよう自制しましょう。

必要のないことは口にしない

周りが気になる会話をしているとあれば、ついつい聞きたくなってしまいますよね。また、周りが分らなくて困っているなら、自分の知っていることを教えたくなるでしょう。そうした行動は間違ってはいけませんが、口を出すなら必要のないことは話さないよう気を付けます。

例えば、意見だけを求められているのに「あの人もこう言っていた」など余計なことは口にしてはいけません。余計な一言が多いとあれば、相手はあなたの言葉を聞き入れようとしないでしょう。だからこそ、必要がないと感じるものはぐっと堪えるべきです。

自分がでしゃばりな人にならないためには、常に自分にブレーキをかけましょう。人のためにとはやる気持ちを落ち着けてこそ、本当に相手のためになる行動ができますよ。

第三者になったつもりで周りをよく見渡す癖をつける

いくら自分の振る舞いに気を付けていても、時には考えとは反対の結果を招くこともありますよね。そうした事態を最小限にするためにも、男女共に第三者になったつもりで周りをよく見渡す癖をつけましょう。

一歩引いた位置から自分や周囲を見渡すことで、本当にすべきことが分ってきます。また、自分の行いが正しいものであるか判断もしやすいでしょう。逆に、男女共に自分は正しいと信じ込むのは危険です。

自分の実力や行動を過信すれば、悪い方へと結果は転びやすくなります。常に自分が間違っていないか、見渡す癖をつけてトラブルを防止しましょう。