彼氏と金銭感覚が合わない！男女の本音と感覚の違いを埋める方法

彼氏とデートをしている時などに「あれ、金銭感覚がおかしいな…」と感じたことはありますか？多少の違いであれば許容できますが、あまりにも彼氏の金銭感覚が自分とかけ離れていると、不安に思ってしまいますよね。

彼氏との結婚を考えている場合は、金銭感覚の違いは大きな問題になります。「金銭感覚に違いがあるのに、本当に結婚をしても良いのだろうか」と心配になるのは自然なこと。そんな時は、彼氏との金銭感覚の違いを埋めることが大切になります。

本記事では、金銭感覚に対する男女の本音と、感覚の違いを埋める方法について紹介します。彼氏と金銭感覚を一致させられるように、頑張っていきましょう。

彼氏との金銭感覚の違いは、どのような時に感じるのでしょうか。まずは、金銭感覚の違いを感じた瞬間について、体験談を紹介します。さまざまな瞬間に彼氏との金銭感覚の違いを実感するようです。

給料日前はいつも「お金貸して」

「私の彼氏は稼いだお金をすぐに使ってしまうタイプです。そのため、給料日前にはお金がなくなり、私に 『貸して』と頼んできます。すぐにお金を使うので、もちろん貯金はありません。金銭感覚がちょっとおかしいと思います」（25歳/女性/保育士）

お金の管理ができない彼氏だと、給料をもらってもすぐに使い切るパターンが多いです。給料を全て使うことに罪悪感がないため、毎月同じようなことを繰り返します。そして、お金が足りなくなると身近な人にお金を借りに行くことが多くなるでしょう。

このような彼氏を甘やかしていると、金銭感覚がどんどん狂ってしまう可能性があります。金銭感覚がおかしいことを本人に理解させることが重要ですよ。

嬉しいけれど高価すぎるプレゼントは心配…

「記念日には、いつもブランド品のプレゼントをくれます。嬉しい一方で、『本当にこれが買えるくらいの給料をもらっているのだろうか』と心配になります。給料に見合わないプレゼントなら、金銭感覚がズレているのかも…」（27歳/女性/Webデザイナー）

彼氏から素敵なプレゼントをもらうのは嬉しいことですが、あまり高価だと不安になることも多いはず。高収入の彼氏であれば高価なプレゼントを贈られても違和感がありませんが、普通レベルの給料で高価なプレゼントをどんどん贈られると金銭感覚を疑うことがあるでしょう。

もし、プレゼントに給料のほとんどをつぎ込み、貯金はほとんどできていないようなら注意が必要です。

彼氏がファッションに使う金銭が多すぎる

「私の彼氏はおしゃれが大好きです。限定のブランドスニーカーなど、高価なものでもおしゃれのためなら給料の全てをつぎ込みます。あまりにもファッションに使うお金が多すぎるので、金銭感覚の違いを感じています」（23歳/女性/営業職）

自分が好きなものに対してどのくらいのお金を使用するのかは、彼氏との金銭感覚の違いを知るポイントになります。おしゃれが好きな彼氏の場合は、自分が気に入ったファッションアイテムを手に入れるためなら金に糸目をつけないこともあるでしょう。

それを許容できるかできないかは、お互いの金銭感覚によります。どうしても許容できない場合は、彼氏のお金の使い方に注意を向けた方が良さそうです。

自分なりに奮発した物を彼氏に「安い」と言われた

「頑張った自分へのご褒美に、ブランドのバッグを購入しました。自分なりに奮発した物でしたが、金額を聞かれた答えたところ『へー安いね』と一言。これで安いのなら、彼氏との金銭感覚には大きな違いがあると感じました…」（29歳/女性/マーケティング）

購入した物の価格に対して安いと感じるか、高いと感じるかによって金銭感覚の違いが出ます。自分では高価だと思っても、彼氏は安いと感じたであれば金銭感覚に差があると言えるでしょう。

このような違いがあると、彼氏の買い物に対して「こんな高価な物を買うの？」と驚くことも出てくるはず。彼氏のお金の使い方に不満を感じることが多くなるパターンが多いです。

彼氏は株で損をしても楽観的で金銭感覚が合わない

「彼氏は副業として株をしているのですが、『100万円損しちゃった』といったようなことを平気で言います。時にも儲かる時もあるようですが…。扱っているお金の額が自分の感覚と違いすぎて、『合わないな』と感じています」（25歳/女性/企画開発）

株取引など、多額のお金を扱うことやっている彼氏の場合は金銭感覚の違いに戸惑うことが多くなります。彼氏の方は多額の金銭を使うことに対して慣れているため、数百万単位の損に対しても鈍感になっているのかもしれません。

しかし、損をすることに慣れていくとあっという間に資金がなくなってしまうこともあります。自分の感覚とは異なるお金を動かしている場合は注意が必要です。

続いては、金銭感覚が合わない彼氏の特徴について見ていきましょう。自分の彼氏に当てはまるものがないかチェックしてみてください。もし、思い当たる節がある場合はお互いの金銭感覚について一度見直してみてはどうでしょうか。

新製品が好きですぐに買い換える

新しい物好きな彼氏の場合、新製品が出てすぐに買い換えることがよくあります。手持ちの製品がまだ使えるのにも関わらず、高価な新製品を購入するのであれば一般的な金銭感覚とは違いがあると言えるでしょう。

いくら新製品が好きと言っても、まだ使える物を捨ててまで購入する物ではないと思うのが普通の感覚です。そういった感覚がなく、見境なく新製品を購入する彼氏の場合は貯蓄がどんどん減っていく可能性が高いと考えられます。

その彼氏と結婚をした後も、次々と新製品を購入して貯金ができないというパターンもあるはず。新しい物好きを改められない時は、結婚を考えるのは難しいかもしれません。

生活費よりも遊興費を優先させる

友達と飲みに行ったり、旅行をしたりといった遊興費を生活費よりも優先させる場合も要注意です。飲みに行く時は派手にお金を使う一方で、普段は極貧生活をしている場合があります。

また、彼女と旅行をする時は常に高い旅館を予約している時もチェックが必要です。もし、生活費を犠牲にして高級旅館を予約しているのであれば、金銭感覚がおかしいと考えて良いのではないでしょうか。

彼女に対する見栄から旅行にお金をつぎ込んでいるのかもしれませんが、そのような状態が結婚後も続くなら大変です。遊ぶことばかりに目を向けるのではなく、生活の基盤をきちんと築ける人を結婚相手に選ぶことが良い人生を歩むためには大切になります。

高価なものばかりプレゼントしてくれる

高級ブランドのアクセサリーやバッグなど、高価なプレゼントが多い時は、それに見合った給料を稼いでいるのかがポイントになります。会社役員や社長といった社会的な地位を築いている人なら高価なプレゼントも納得ですが、一般的なサラリーマンなら気をつけてください。

彼女に気に入られたいという気持ちから、無理をして高価なプレゼントを贈っている可能性があります。給料だけでは足りず、借金をしてプレゼントを購入している場合もあるかもしれません。

高級品ばかりで心配になったら、「高価なプレゼントはいらない」と言うことも大切です。物ではなく他のことで愛情を示してもらうようにしましょう。

ギャンブルを辞められない

競馬やパチンコなど、ギャンブルが大好きな彼氏は浪費癖が激しい場合が多いです。成功体験が一度でもあると、「次はもっと稼げる」という思い込みから使う金額が大きくなっていき、損をする頻度が増えていきます。

どんなに損をしても平気な顔をしているのであれば、すでに金銭感覚がおかしくなっていると言えるでしょう。もしかするとギャンブル依存症になっている可能性も考えられます。

彼女から言ってもギャンブルをやめられないのであれば、結婚を考えるのは難しいのではないでしょうか。ギャンブルを取るか、彼女を取るかの二択を迫ってみるのもアリ。そこで、彼氏の本心が知れるはずです。

金銭感覚が合わない彼氏の特徴は、他にもいろいろあります。「もしかして彼氏と金銭感覚が合わない…？」と思ったら、参考にしてみてください。特徴を把握しておくことで、金銭感覚と合わせるためのヒントも掴めるはずです。

趣味にお金をつぎ込みすぎて金銭感覚が合わない

集中できる趣味があることは良いですが、それに対して使う費用があまりにも多い場合は金銭感覚が合わなくなることが多いです。「それに対して、そんなにお金を使うの？」と理解できないことも頻繁に起こるようになるでしょう。

しかし、彼氏にとっては大切な趣味なので「これくらい使うのは当たり前」と思っている可能性が高いです。そこに口出しをすることで、「自分の趣味を理解してくれない」と彼氏が怒ってしまうことがあります。

付き合っている間は良いですが、結婚をして生計を共にするようになったら趣味につぎ込む金銭を見直す必要があるでしょう。それでも趣味に使うお金を改めてくれないなら、一緒に暮らすのは難しそうです。

お金を借りることに対して罪悪感がない

遊興費や趣味に対してお金をつぎ込み、生活費が足りなくなった場合に、すぐお金を借りようとする彼氏には注意が必要です。お金を借りることに対しての感覚が麻痺しているため、罪悪感を感じていないことがあります。

本来であれば、「借金をしてまでお金をつぎ込んでしまった…」と自分に対して罪悪感を抱くことがあるはず。それなのに平気な様子でお金を借りているなら、その人はどんどん借金を重ねていく可能性が高いです。

また、彼女からお金を借りるのが当たり前になると、返済を怠ることもあるので気をつけてください。結婚をする気もないのにお金だけ借りて、行方をくらますこともあるかもしれません。お金を貸すのは控えておきましょう。

自分が高いと思った物に対して彼氏が嫌味を言う

例えば、彼女がレストランのランチ料金5000円に対して「高いね！」と言った場合に、彼氏が「そんな金額で高いと思うんだ？妥当だと思うけど」と嫌味な言い方をする時は金銭感覚に違いがあると言えます。

何を高いと感じるのかは人それぞれですが、あまりにも差がある場合はお金に対する考え方が全く違うと考えられるでしょう。また、金銭感覚の違いに対して相手のことを蔑むような言動をする彼氏の場合は、他のことでも嫌味を言う可能性があります。

先ほど挙げた例のような彼氏だと、まるで彼女のことを貧乏人のように扱うことが多くなるはず。そのことに対しストレスが溜まり、付き合うのが辛くなってしまうのではないでしょうか。

生活必需品を定価以下で買うことに固執している

お金の使いすぎは良くありませんが、彼氏がケチすぎる時も金銭感覚の違いを感じる場合があります。例えば洗剤や掃除用品などの生活必需品を常に定価以下で買おうとする場合、「そこまでしなくても…」と金銭感覚の違いを感じるはずです。

定価以下で買うために何軒もお店を回るなど、度を越した行動をする彼氏にはついていけなくなるのも仕方がありません。倹約家であることは決して悪いことではないものの、定価以下で購入することに固執して、常識から外れた言動が多いと付き合う方も大変です。

そのため、倹約に対してどの程度の感覚を持っているのかお互いにすり合わせることも重要なポイントになります。

彼氏との金銭感覚の違いに悩む女性がいる一方で、彼女との金銭感覚に悩んでいる男性もいます。続いては、男性側の本音について見ていきましょう。彼女の言動に対して戸惑っている男性は意外と多くいるようです。

いつも節約しろとうるさい！

「自分なりにバランスをとってお金を使っているつもりですが、彼女はいつも『節約しろ』と言ってきます。自分で稼いだお金なのだから、自由に使わせてほしいと思います…」（28歳/男性/営業職）

金銭感覚に違いがあると、節約の度合いにも違いが出てきます。彼氏が無駄遣いしているわけではなかったとしても、自分の節約基準に満たないために「もっと節約するべき」と言う彼女は少なくありません。

しかし、あまりにも「節約しろ」とうるさく言われると「自分で稼いだお金なのに…」と彼氏がストレスに感じるようになります。金銭感覚の違いから、彼女に対する気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。

彼女の実家がお金持ちすぎる…

「彼女の実家の父親は、建設会社の社長です。自分では考えられないくらいのお金持ちで、金銭感覚が全く違います。自分では手が出ないような高級フレンチに行きたがったり、ブランド品を欲しがったり…ちょっときついです」（25歳/男性/マーケティング）

生まれ育った環境によって金銭感覚の違いが出ることもあります。彼女の実家がお金持ちな場合、男性は金銭感覚の違いに戸惑うこともあるでしょう。お金持ちの彼女に合わせていると、消費が過度に多くなる場合も考えられます。

彼女のためにお金を使うのが負担になり、「お金持ちの彼氏の方が合う」と感じてしまうことも。お金持ちと付き合うのには、さまざまな苦労がありそうです。

デート代を男が出すのは当然という態度だった

「僕の彼女は、デート中にお財布を出すことはありません。男がデート代を出すのは当然と考えているようで、感謝の気持ちもないです。そのため、最近はデートをするのが嫌になってきました…」（28歳/男性/システムエンジニア）

「デート代は男性が払うもの」という金銭感覚に捉われている彼女の場合、彼氏にだけ負担を負わせようとすることがあります。そして、払ってもらうのが当たり前と考えているので感謝を示そうとはしません。そのことに対してストレスを感じている男性は多いです。

近年は「男女で割り勘をする」という金銭感覚が一般的になっています。そのため、男性側もある程度は女性に出してもらいと思うのは自然なことでしょう。

いつもブランド品ばかりを身につけている

「高級ブランドが大好きな彼女は、いつでもブランド品ばかりを身につけています。ブランド品を楽しむのは良いですが、もし彼女と結婚したら金銭的に苦労しそうだなと思い、プロポーズに踏み出せません」（30歳/男性/プログラマー）

彼女が身につけている物に対して金銭感覚の違いを感じる男性は少なくありません。あまりにもブランド品ばかりを身につけている彼女だと、「結婚後も浪費が続くのかな」と不安になってしまうのも仕方がないのではないでしょうか。

結婚をして夫婦になったら生計を共にしなくてはならないため、彼女の浪費癖に注目する彼氏は多いです。日頃から浪費の傾向が見える場合は、結婚を諦めるパターンもあるでしょう。

金銭感覚が合わない彼氏と結婚すると、さまざまな面で苦労することがあります。具体的にどのような点で苦労するのか、見ていきましょう。「彼氏と金銭感覚が合わないけど、結婚はどうしようかな」と迷っている方は参考にしてみてください。

生活費がキツくなる

浪費癖のある彼氏は、お金の使い方に対する金銭感覚が合わないとために生活費がキツくなる可能性が高いです。生活費よりも遊んだり、趣味のために使うお金の方が多くなってしまうのが原因と考えられます。

どんなに彼氏のことが好きだったとしても、生活費がキツくなるのは大変です。毎月、給料日が近くなると食費などを削らなくてはならなくなり、「どうしてこんなに大変な思いをしなければならないのだろう」と感じることも多くなるでしょう。

結婚後に潤いのある生活を楽しむためには、独身時代に行っていたことを切り捨てなければならないこともあります。彼氏が結婚後も趣味や遊びにお金を注ぎ込む姿勢を崩さないなら、注意しましょう。

貯金ができない

生活費でいっぱいいっぱいの経済状況になると、貯金をすることはできません。毎月を乗り切るのに精一杯で、貯金に回すお金はゼロになってしまいます。しかし、彼氏との金銭感覚が合わなければ「貯金できなくても良いのでは」と言われることがあるでしょう。

最近は、老後までに資金を貯めておかないと、年金だけでは賄えないと考えられています。結婚後は夫婦で力を合わせて貯金をしておかなければ、老後に大変を思いをすることになるはずです。

そのことに理解を示さず、金銭感覚がズレたままなら彼氏との関係を続けるのは難しいのではないでしょうか。貯金ができないことに対する危機感を示すことが重要です。

妻も働くことになる

金銭感覚が合わず、彼氏の浪費が激しいと妻も働かなければならなくなります。共働きを前提にしている女性なら良いかもしれませんが、結婚後は専業主婦になりたいと考えている女性にとっては、思い描いていた結婚生活を送れないことになるでしょう。

また、妻が働いたとしても夫が借金を背負ってしまうことも考えられます。いくら頑張って稼いでも夫が使い込むなど、苦労をすることが多くなるはずです。子供が産まれた後は、子育てと仕事の両立もしなければなりません。

夫が子育てに対して理解がないと、妻だけに負担がかかることもあるので追い詰められる可能性があります。金銭感覚の違いは、さまざまなところで影響を与えると言えるでしょう。

些細なことで喧嘩が起きる

金銭感覚が合わないと、買い物をする時や、飲食をする際に些細なことで喧嘩が起きやすくなります。例えば、妻が高いと思った物でも夫が安いと感じたら意見の相違が出てくるでしょう。そこからいさかいが増えるようになり、関係が険悪になる可能性が考えられます。

金銭感覚の違いによって、お互いのことを「ケチ」「浪費家」と考えるようになったら、信頼関係も崩れていくはずです。お金の使い方に対して信頼関係が築けなければ、他の部分でも喧嘩が起きることが多くなります。

喧嘩のきっかけは小さなことだったとしても、積み重なることで2人の関係に大きな影響を与えるように。最悪の場合は、離婚という結論に至ることもあります。

不用品ばかりが増える

新しい物好きな彼氏と金銭感覚が合わないまま結婚をすると、不用品が増えていくようになります。新しい物好きな人は買うだけ買って満足し、ほとんど使わない場合も多いため、物がどんどん家の中に溜まり生活に悪影響を及ぼすでしょう。

部屋の中がゴミ屋敷のようになり、ストレスが溜まっていくことも考えられます。もし、新しい物好きの彼氏がいる場合は、結婚後にきちんと節制ができない限りは結婚後に苦労するのは目に見えていると言えるのではないでしょうか。

ケチすぎるとお金が溜まっても貧しい人生に

浪費家の彼氏がいる一方で、倹約をしすぎる彼氏も存在します。節約志向なのは良いことですが、何に対しても「それは高すぎる」「そんなことのお金を使うべきではない」と言う人だと、お金は溜まっても貧しい人生になる可能性があるでしょう。

例えば、夏休みに長期間の家族旅行をしたいと思っても「お金がもったいない」と日帰り旅行にするように迫られる可能性があります。また、記念日も節約のために大して祝えないかもしれません。

節約を優先するがあまりに日々の刺激がなくなり、つまらないと感じることもあるはずです。お金を貯めることも大切ですが、豊かな人生を送るためには多少の出費も必要と考えることも大切になります。

彼氏と金銭感覚が合わないまま結婚をするのは、不安が残りますよね。金銭感覚が違うと思ったら、結婚前にやるべき事をやっておきましょう。きちんと対処しておけば、結婚してから後悔することは少なくなるはずです。

結婚する前にしっかりと話し合う

金銭感覚の違いは、お互いに話し合わなければ明確にすることはできません。「金銭感覚が違うな」と思ったまま相手に言わずにいると、どんどん違いが如実に現れていき、結婚後に苦労することが多くなります。

そのため、結婚する前によく話し合うことが大切です。「遊興費にお金を使いすぎている」「ギャンブルに賭けるお金が度を超えている」など、意見を言うことで彼氏が初めて気付けることがあるのではないでしょうか。

もし、話し合いをしても「これが自分のお金の使い方だから変えるつもりはない」と言われたら、結婚はいったんストップした方が良いでしょう。金銭感覚が合わないまま結婚をするのは避けた方が無難です。

自分の金銭感覚を伝える

自分がどのような金銭感覚を持っているのかを伝えることも重要です。「結婚後は生活費に○円、遊興費に○円使うのが妥当だと思う」といったように、具体例を挙げながら結婚後のことについて伝えてみてはどうでしょうか。

伝えた金銭感覚に対して、「高すぎる」「安すぎる」といった意見を彼氏が出した場合は、お互いのすり合わせが必要です。どうして高すぎるまたは安すぎると思うのか、彼氏に具体的な理由を聞いてみてください。

根拠のないのであるなら、きちんと根拠を示すべきと言うようにしましょう。それで逆上をする彼氏なら、結婚相手にふさわしいとは言えません。金銭感覚の合う男性を見つけた方が良いと考えられます。

一緒に買物に行って感覚をチェックする

彼氏の金銭感覚がどういうものなのか知るために、一緒に買い物に行くのがおすすめです。一度の買い物にどの程度の金銭を使うのか確認し、自分の感覚と合致するのかチェックしていきましょう。

もし、「これは使いすぎだな…」と感じたら、結婚後も浪費癖が抜けない可能性が高いです。浪費しすぎることで生活費が苦しくなり、貯金ができない場合も考えられます。彼氏の買い物に違和感を覚えた時点で、お互いの金銭感覚のすり合わせが必要になるでしょう。

「買い物にお金を使いすぎているから結婚後が不安」と伝えた時に彼氏が理解してくれない場合は、金銭感覚のすり合わせが難しいです。伝えた時の彼氏の反応もよく見てみてください。

毎日のランチに使う費用を確かめる

彼氏がランチにどのくらいの費用を使っているのかは、食費に対する金銭感覚を確かめる1つの方法です。自分が使っているランチの費用と大きな開きがある場合は、金銭感覚に違いがあると言えます。

ランチの費用が高すぎる場合は、結婚後に多額の食費がかかる可能性がある事を考慮に入れておきましょう。ランチ以外にも、友達との飲み会や食べ歩きなどでお金を使いすぎる傾向があると考えられます。

逆に、ランチの値段があまりにも低すぎる場合は他のことに対してもケチである場合があるため、倹約生活を覚悟しておいた方が良いかもしれません。もし、ランチに使う費用が合致していたら食費に対する金銭感覚の違いはないと言えます。

お金のかかる趣味を持っていないか把握する

趣味には、お金がかかるものとかからないものがあります。ゴルフや高級車など、明らかにお金がかかりそうな趣味を持っている場合は、結婚後に苦労する可能性が高いです。生活費よりも趣味にお金をつぎ込み、貯金ができない状態になりかねません。

彼氏の趣味に口を出すのは難しいことですが、結婚ということになったら話は違います。これから生計を共にする者として、「趣味にお金を使いすぎている」と言うのは間違ったことではありません。

もし、彼氏の趣味にお金がかかりそうなら、「結婚後は抑えたほしい」という事を伝えるようにしてみてください。そこで折り合いがつかなければ、結婚は難しいです。

結婚後に初めて金銭感覚が合わないことに気づくパターンもあります。そんな時も、適切に対処すれば遅すぎることはありません。結婚後はどのようなことに気をつけてば良いのか、チェックしていきましょう。

二人の収支を明確にする

まずは、自分の収入に対して、どのくらいの支払いが毎月あるのか明確にしていくのがおすすめです。もし、夫の支払いが収入に対して多い場合は、それを明らかにすることで客観的に見ることができます。

そして、妻の方の収支も夫に確認してもらい、どちらが正常な金銭感覚を持っているのか確かめていきましょう。数字で出していけば、浪費をしている方が悪いということは一目瞭然です。浪費癖のある夫なら、「これからは改めなければ」と思うようになります。

また、毎月お互いの収支を出す習慣をつけるのも良いでしょう。気が緩んで浪費しやすくなった際も、再び収支を明確にすれば気が引き締まるはずです。

共通の目標を決める

「○年後までに○万円貯める」といったように、夫婦で共通の目標を決めてみてはどうでしょうか。共通の目標があることで、金銭感覚も一致させやすくなります。浪費癖のある夫の場合は、「目標のために節約しよう」と思ってくれるかもしれません。

また、2人で協力をすることで信頼関係も生まれていきます。金銭感覚の違いによって崩れかけていた信頼も、再び取り戻せるようになっていくでしょう。もし、夫が目標に対して非協力的なのであれば、今後も浪費癖は抜けない可能性が高いので注意が必要です。

譲れないポイントを話し合う

「○○に対しては、どうしてもお金を使いたい」といったように、どうしても譲れないポイントがある場合も考えられます。そんな時に相手を否定してばかりでは、ストレスの溜まる夫婦生活になってしまうでしょう。

そうならないために、どのようなポイントは譲れないのか、きちんと話し合ってみてください。お互いの妥協点を見出すことができれば、ストレスを溜めることなく夫婦生活を続けられるはずです。

相手が倹約家ならある程度は合わせる

浪費癖のある夫はお金が減っていく一方ですが、倹約家ならお金は貯まっていきます。そのため、夫が倹約家ならある程度は合わせるようにしましょう。その方が、豊かな老後を過ごせる可能性が高くなります。

しかし、あまりにも倹約をしすぎて夫婦生活が楽しくなくなってしまっては意味がありません。「この部分にだけは、お金を使いたい」と贅沢したいポイントを話し合うようにしてみてください。納得してもらえれば、夫がケチなことに不満を感じることは少なくなるはずです。