彼氏依存症を克服するには？あなたは大丈夫？依存度診断でチェック！

彼氏のことが大好きというのは素敵なことですが、気付いたら頭の中は彼氏のことしかない、彼氏が生活の全てになっている…という女性は少なくないようです。そこまでくると、彼氏に依存している状態といえるでしょう。お互いにとってあまりよくない状況です。

彼氏に依存しすぎてしまうのは、彼氏依存症として正常な状態ではないと考えられます。世の中には様々な依存症がありますよね。彼氏依存症を放置していると、二人の関係もどんどん崩れていきますし、自分自身の生活力も失われていってしまうでしょう。

そんな危険な彼氏依存症に自分がハマっていないか、まずは気付くことが大切です。そこで本記事では、彼氏への依存度診断を行った上で克服する方法をお伝えしていきます。

自分は彼氏に依存しているかも…と感じつつも止められないというパターンはよくあります。また、自覚のないままどんどん依存状態がエスカレートしてしまうことも多いです。まさか自分は…という人が意外と彼氏依存症になっていることも珍しくありません。

そこでまず最初に、彼氏依存症になりやすい女性にはどのような特徴があるのか見ていきましょう。彼氏に依存してしまうのは、女性の性格上の問題が影響していると考えられます。

もちろん、その性格を作り出したのには彼女たちの生い立ちなども関係しているでしょう。まずは自分自身がこれからご紹介する特徴に該当しないか考えてみて下さい。

彼氏と離れていると不安

彼氏と常に一緒にいたい、という気持ちは彼氏のことが大好きなら当然あるでしょう。でも、彼氏依存症になりやすい女性はそこに不安が強く伴います。彼氏と離れている時間は不安な気持ちでいっぱいになってしまい、彼氏のことばかり考えてしまうのです。

「早く会いたいな」と楽しみでソワソワするのではなく、会えない時間がとにかく不安で落ち着きません。それも恋愛初期ならまだしも、付き合いが長くなっても変わらず不安になってしまいます。

自分で決断できない

彼氏に常に主導権を握っていてほしいし、自分のことすら彼氏に決めてほしい。常に誰かの意見、アドバイスがなければ自分で物事を決められない。このように決断力がない女性も、彼氏の言いなりになることがラクなため彼氏依存症になりやすいです。

何事も自分では決められないから、相手に合わせながらでなければ生きていけなくなってしまうのですね。彼氏という身近な存在が何でも決めてくれたら、それに従っていれば事は進むため自覚も持ちにくいです。こんな状態では彼氏がいないと不安になるのも当然ですよね。

彼氏が途切れない

依存傾向にあると彼氏がいない状況が耐えられないため、もし別れてしまったら必死で次の相手を探します。そのため、彼氏が途切れないというのも特徴の一つです。

彼氏がいない期間を乗り越えられれば依存症も克服できそうですが、彼氏依存の女性にとっては厳しすぎてその生活をなかなか受け入れられないのです。常に彼氏がいる状態をキープすることは、精神安定剤のような役割となっているのでしょう。

自己肯定感が低い

自分は彼氏がいないと生きていけない人間、一人では何もできないというように、自分に自信が持てない女性も彼氏に依存することで自分を保ちがちです。

彼氏のことが好きだから一緒にいるというよりも、自分の存在意義を彼氏がいないと実感できないのですね。自己肯定感が低いので、彼氏のいない自分には価値などないとまで考える人もいます。

このような女性にとっては、彼氏がいるということで自分のアイデンティティが守られているのでしょう。彼氏と自分の境がなくなり、過度な思い入れのせいで束縛や干渉などをしてしまうのです。

依存傾向にある女性の特徴でも触れていますが、彼氏に寄りかかってしまうのには女性の心に原因があるといえるでしょう。彼氏に依存することで自分を守ろうとしているのですね。

その心の弱い部分と向き合うのは辛い作業ではありますが、依存してしまう原因を知ることが克服への近道にもなります。人によっても依存症になる原因は様々ですので、ここではよく見られる原因をご紹介します。

自分に自信が持てないから

もし自分に自信が持てていたら、彼氏がいなくても一人の時間を楽しめるでしょう。また、彼氏に対して意見を言うこともできるし、離れていても過度に不安になることもありません。

特に彼氏と離れることに強い不安を感じる人や、彼氏がいないと生きていけないと思っている人は、自分に自信が持てないという心の弱さが原因で依存してしまうと考えられます。

そんな女性に自信を持たせてくれるよう上手に育ててくれる大人な彼氏は希少ですので、彼氏に依存しているうちは自信を持てないままでいることがほとんどです。

失うことにトラウマがある

過去に彼氏を亡くしたことがあるなど、強いショックを受けた経験がある女性は、失うことへのトラウマが原因で彼氏依存症になることがあります。また、大好きだった人に突然別れを告げられた、父親がいなくなったなどの経験がトラウマになっている可能性も。

トラウマにより彼氏を失うことへの恐怖心が強いことが原因で、彼氏に執着してしまったり離れることが不安になったりするのです。彼氏と話し合って、自分の心の中にあるものを理解してもらう必要があるでしょう。

彼氏のことが好き過ぎる

恋をすると周りが見えなくなるという人は多いですが、単に彼氏のことが好き過ぎてその気持ちを抑えきれないことが依存へとつながっているケースもあります。この場合は、ほとぼりが冷めれば落ち着いていくことがほとんどでしょう。

でも、何年経っても彼氏への情熱が冷めず、いつでも彼氏のことばかり考えているという女性もいます。それはそれでうらやましいですが、彼氏にとって重い・しつこいと感じるような行動につながらないように気をつけないといけないですね。

彼氏以外に興味を持てることがない

趣味がない、仕事も義務感だけで淡々とこなしているという退屈な日々が、彼氏依存の原因となることもあります。これは、心の問題というよりは生活環境のせいかもしれません。彼氏以外に興味を持てることがないと、どうしても彼氏に気持ちが集中してしまうのでしょう。

彼氏と会えない時間は暇で何をしていいかわからない…という女性は結構いるものです。趣味=彼氏みたいになってしまっているので、彼氏がいないとどうしたらいいかわからなくなってしまいます。

ここまで読んできて、もう既に「私、彼氏依存症かも…」と薄々感じている女性も多いのではないでしょうか。ここで、彼氏への依存度診断を行ってみましょう。

これから、前半・後半と合わせて10個の項目が出てきます。5個以上当てはまる場合は、彼氏への依存度がかなり高いといえるでしょう。3～5個もやや依存傾向にあるため要注意、3個以内ならまだ可愛い女心として捉えてよさそうです。

彼氏のお願いごとには全力で応じる

彼氏からお願いされたことは絶対に叶えてあげたい！という気持ちが強く、自分にとって負担に感じるようなことでも全力で応じようとします。

例えば会いたいと言われたら夜中でも彼氏の元へ駆けつけるし、高価なプレゼントをねだられたら無理してでも購入するというように、簡単にはできないことでもまずNOと言うことはありません。

会えない間の彼氏の行動が気になる

彼氏と一緒にいられない時間は、「今、彼は何をしているだろうか」「どこで誰と会っているんだろう」など気になって仕方なくなってしまいます。会えない間、彼氏の行動ばかりを気にして不安になったり耐えられず連絡を取ったりすることも。

できれば、会えない時もこまめに連絡をして何をしているか知らせてほしいと思っており、実際に彼氏に連絡を要求することもあります。

嫌われたかもと不安になることがある

特に彼氏と喧嘩をしたわけでもないのに、「彼は本当に私のことが好きなのだろうか…」と急に不安になったりします。また、彼の一挙一動にとても敏感で、顔色をうかがっているところもあります。

彼からの返信が少し遅くなるだけで嫌われたかもと思ったり、彼がどう思うだろうということばかりを気にしながら発言したりと、自信が持てません。

彼氏の過去が気になって勝手に調べてしまう

自分と出会う前までの彼氏を知らないことが辛いという思いが強く、彼の過去を詮索したくなります。本人に聞くこともあれば、ネットなどで検索したり元カノのSNSを夜な夜なチェックしたりすることも。そして元カノの情報をゲットしたらしたで一人で凹んでしまいます。

このように、彼氏の過去に執着しては一人で苦しくなってしまうことが多いです。

彼氏にしつこく連絡してしまう

彼氏とはいつでもつながっていたい！という気持ちが強いです。だから、連絡を取るのは当たり前のこと。仕事中でもメール一本くらいは返せるでしょ？と思っているので、返信が来ないと何度でも連投します。

電話に出てくれなければ何度でもかけ続けます。しつこいと言われても、つながっていたい気持ちの方が強いからやめられません。

前半5つの中で、該当する項目はありましたか？それでは続き、後半5つも見ていきましょう。

自分の好みよりも彼氏の好みを常に優先する

彼氏の好きなものを食べたいし、彼氏が着てほしいと言った服を着たいし、デートの行き先も彼氏が行きたいところがいい…このように、自分の好みなんてどうでもよくて、常に彼氏の好みが最優先という状況が当たり前になっていないでしょうか。

彼氏がいないと何もすることがない

休日は彼氏とのデートで予定が埋まっていないと不安を感じることはありますでしょうか。彼氏と会わなかったら、何もすることがなくてどう過ごしたらいいかが分からないのです。

もし彼氏と別れてしまったら、何も残らないような気すらしており、一人の時間がほしいなんて思ったこともないでしょう。

彼氏が他の女性と会話するだけでも耐えられない

他の女性には、彼氏に近づいてほしくない！できれば男ばかりの職場で働いてほしいし、満員電車で女性が彼の近くにいるのも嫌だ…なんて思ってはいませんか？

他の女性と彼氏が会話するだけでも、耐えられないくらい辛い、自分以外の女性と一切関わらないでほしいのが本音です。

彼氏のことで頭がいっぱいで仕事に集中できない

仕事中も、常に彼氏のことが頭から離れず、ボーっとして注意された、なんてことはありませんか？それでも、仕事よりも彼氏が大切なんだから仕方ないと思ってしまうことも…。彼氏のことで頭がいっぱいになって、仕事中も連絡してしまうし集中できない状態となっています。

さらに、「もっと彼氏に会いやすい仕事に転職しようかな」なんて思ってしまう事も。仕事してる暇があったら彼氏に会いに行きたいって思いながら、嫌々こなしてはいませんでしょうか。

彼氏と別れるくらいなら死んだ方がマシと思う

時々、彼氏と別れる想像をしてしまって気が狂いそうになりませんか？別れるなんて考えられないし、耐えられる自信がありません。

彼と別れなきゃいけないなら死んだ方がマシって思ってしまうことも。もし別れたいとか言われても、絶対受け入れられないでしょう。

依存度診断はいかがでしたか？依存度高めの人だけでなく、やや依存傾向の人も簡単にエスカレートしてしまいますので注意が必要です。いずれにしても、克服するためにはまずは自覚することが大切。診断結果を自分で認めることで、もう克服への一歩を踏み出していますよ。

そして彼氏依存症かも…と自覚を持ち始めた女性は他にもたくさんいます。ここで体験談をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

つながるまで電話やLINEを…

「いつも彼氏とつながっていないと嫌で、電話やLINEをかなりしていました。電話に出てくれなかったら何度もかけたし、LINEも返事が来るまで連投。でも、仕事中だった彼にこの前怒られて。相手の気持ちを考えてなかったなって、反省しました。」（26歳/女性/事務）

仕事内容によっては、勤務中でも電話やLINEに対応できてしまう場合もあります。でも、基本的には仕事中はNGです。しつこい電話やLINEは自分の価値観を押し付けることになり、彼氏に嫌われてしまいます。関係修復には、この女性のように素直に反省することが必須ですね。

仕事よりも彼氏を優先していた

「彼氏と一緒にいたいから体調不良のふりをして、仕事を休んだり早退したりしていたんです。でも、それがやめられなくなって有休を使いきってしまって…。さすがにヤバいって気づきましたね。仕事は仕事で、ちゃんとやるように今は心掛けています。」（24歳/女性/販売）

彼氏と会いたいから仕事をずる休み…。これは完全に彼氏依存症ですが、一度や二度なら経験のある人もいるのではないでしょうか。罪悪感を感じてすぐ戻れるなら正常範囲ですが、抜け出せなくなり仕事を失うケースもあるため要注意です。

彼氏の言いなりになることが当たり前な生活

「基本的に、彼氏の言うことが絶対って感じです。私は意見したことないし、しようとも思わない。彼氏の言いなりになることに慣れてしまってるし、嫌われたくない。幸せじゃないけど、失うことの方が怖いんです。」（27歳/女性/公務員）

幸せではないと言っているのに、嫌われたくない、失うのが怖いという気持ちの方が勝ってしまっているのですね。お互いに共依存状態になってしまっている状況です。彼氏の言いなりになる生活が当たり前だと、抜け出すきっかけもなかなか見つけられませんよね。

彼氏の元カノのSNSをこっそりチェックしている

「最近の日課が、彼の元カノの近況をチェックすること。前からこっそり調べてて、元カノのSNSをついに見つけたんです。彼氏には黙って、毎日チェックしています。自分でもすごい執着心だなって思うし、これって依存症なのかも…。」（25歳/女性/営業）

彼氏の過去への執着が強い女性は、このように元カノのSNSをまめにチェックするようですね。目的があるわけではなく、チェックせずにはいられないそうです。

彼氏依存症かも…という自覚のある女性は、彼氏にしつこくしてしまうなどそれなりの行動を既にしてきているケースがほとんどのようです。体験談の中でも彼氏に怒られて反省したとの声がありましたが、依存される彼氏側の意見もやはり知らないわけにはいきません。

彼女に依存されたことのある男性は、どのように思っているのでしょうか。彼らの本音を見ていきましょう。

正直かなり重荷に感じる

「依存されるのは、正直かなり重荷に感じます。しつこく連絡されたりしょっちゅう会いたいって言われたりしたら、冷めてしまいますね。こっちの都合を考えてくれないワガママな人だなって思います。」（26歳/男性/接客）

かなりキツイ意見ですが、これが多くの男性の本音です。依存症は仕方のない部分もあるかもしれませんが、彼氏側にしてみれば重荷ですし気持ちが冷めてしまう原因にもなりかねません。

好かれてるのは嬉しいけど病的なのは…

「彼女に好かれてるんだなって嬉しい反面、あまりに依存心が強いのはきついですね。LINEが嵐のように来たり自分を見失うほどの病的な依存の仕方だと、ちょっと受け止めきれないと思います。」（30歳/男性/営業）

依存されるくらい好かれているのは嬉しいけど、病的な依存の仕方は無理。これも男性の素直な気持ちのようですね。彼氏依存症になると、相手が嬉しいを通り越して怖くなってしまうような行動を起こしてしまうため、彼氏側はお手上げ状態になってしまうのです。

自立した女性でいてほしい

「愛情は持っていてほしいですけど、依存するんじゃなくて自立した女性でいてほしいって思います。お互い支え合いながら一緒に歩いていけるような関係が理想的なので、人に寄りかかるんじゃなくてまずは自立して！って感じですね。」（28歳/男性/製造）

男性は女性から頼られたいと思う気持ちもありつつ、支えてほしいと思っている人がほとんど。依存されて寄りかかられてばかりの関係では、疲弊してしまいます。彼女や結婚相手にするなら自立した女性がいいと、ほとんどの男性が考えているのです。

別れ話なんかしたらどうなるかわからなくて怖い

「彼女がすごい依存してくるので、もう別れたくて…。でも怖くて別れ話ができないんです。絶対ヒステリックになるし、別れたいけど別れるまでが怖い。どうしたらいいんでしょう。」（25歳/男性/事務）

彼氏依存症の女性は、確かに彼氏と別れることに人一倍抵抗を感じるもの。修羅場を想像して別れをためらう男性も多いようですね。でも、別れることでしかお互い前に進めない状況なのではないでしょうか。彼女側にも別れを受け入れるしか選択肢はないのです。

彼氏依存症を放置してそのまま彼氏に寄りかかり続けると、おそらく彼氏側の本音の最後にご紹介したように別れを迎えることになるでしょう。大好きな彼氏と別れたくないなら、自分を変えなければなりません。

また、別れることになった場合も次の恋愛では同じことを繰り返さないようにしなければなりません。そこで、彼氏依存症を克服するためにできることをご紹介します。

楽しめる趣味を見つける

彼氏がいない時間を不安にならず楽しく過ごすには、趣味があると役立ちます。彼氏と離れている時間は好きなことを楽しむ時間にしましょう。自分が楽しくリラックスできるようなものなら何でもいいのです。

趣味を楽しむことで彼氏と離れていても充実した時間を過ごせたら、それが自信にもつながるでしょう。

とにかく仕事を頑張る

趣味がなかなか見つからない、あるいは趣味があっても彼氏への依存心がなくならないという場合は、仕事に打ち込むのも一つの方法です。

仕事を頑張ることを当面の目標に、仕事中は彼氏に連絡をしない、彼氏のことをできるだけ忘れることを課題として、とにかく仕事に集中してみて下さい。

仕事に打ち込むことでメリハリのある生活ができるようになると、彼氏に依存せずにいられる時間が増えていくはずです。

友達と遊ぶ時間を大切にする

彼氏依存症の人は何でも彼氏優先になりがちですので、友達ともしばらく会っていないのではないでしょうか。そこで、友達と遊ぶ時間を作るというのもいい方法です。

そして、友達と約束したならその日は彼氏よりも必ず友達を優先すること。彼氏への連絡も、友達と遊んでいる間は控えましょう。彼氏以外と過ごす時間を楽しめることも、依存症の克服に効果的ですよ。

彼氏と距離を置いて自分と向き合う時間を作る

彼氏と一緒にいる限り依存してしまうという人は、思い切って別れるのも一つの方法です。でもさすがに抵抗がありますよね。そこで、少し会う頻度を減らすなど距離を取って一人の時間に慣れるようにするといいでしょう。

本気で依存症から抜け出したいという場合は、彼氏に時間をもらって1か月ほど連絡を絶つという方法もおすすめです。距離を置くことで自分の心とゆっくり向き合う時間を作れますよ。