夢占いでの月の夢の意味を徹底解説！状況によっては吉夢や凶夢に？

夢の内容によって見た人がおかれている状況や抱いている感情、更には将来起こり得ることの暗示を占うことができると言われている夢占い。この記事では、その中でも月の夢の意味について紹介します。

夢占いにおいて月が示すのは、「変化」「愛情」「女性」など。また、月の夢を見るということは、見ている人の感受性が強まっている表れと言えるでしょう。日々形や色を変え、多様な姿を見せる月は、さまざまな意味を持ち合わせています。

月が出てくる夢を見たことがある人は、その意味を調べてみてはいかがでしょうか。夢が暗示するものを知ることで、あなたの人生をより豊かにするヒントを得られるはずです。

まずは、夢占いにおける月の夢の意味の中でも、状況によって異なるものをご紹介していきましょう。

月が昇る夢、沈む夢といった実際に目にするような景色ばかりではありません。夢の中ですから、月に着陸したり、月が爆発したりとさまざまなことが起こり得ます。夢の中で「これは夢だ」と気付くこともあれば、起きてから初めて気付くこともあるでしょう。

夢の中の、ほんの些細な場面であったとしても、月が出ていれば何かしらの意味を示している可能性があります。月が出ていた時の夢の状況を併せて思い出してみると良いでしょう。

月が昇る夢

夢占いにおいて、月が昇る夢は吉兆であり、運気が高まる表れと言われています。特に、昇ってくる月が美しいものであれば、思わぬ幸運が舞い降りてくるサイン。仕事でもプライベートでも、良い変化が訪れようとしていることを示しています。

月が昇る夢を見たのであれば、ぜひ新しいことに挑戦してみましょう。あるいは、何か変化が起こった時、それを前向きに受け止めてみることをオススメします。新たな出会いがあったのであれば、その人と積極的に仲を深めていくようにすると良いでしょう。

月が沈む夢

では、月が沈む夢はどうでしょうか。月が昇る夢が吉兆ですから、沈む夢は逆に運気が下がっていくことを暗示しています。夢を見た人にとって悪い変化の兆しを示しており、特に対人関係における何らかの警告を発していると言っても良いでしょう。

友人や恋人、仕事での人間関係にトラブルの兆しがあるだけでなく、あなたにとって害となり得る人と出逢う可能性についても示唆しています。月が沈む夢を見た場合、しばらくは周囲の人間に注意をして過ごした方が良いでしょう。

月が爆発する夢

月が爆発する、という夢ならではの非現実的な事件が起こることもあるでしょう。夢占いにおいて、月が爆発する夢には夢を見た本人のストレスが限界に達しつつあることを示唆しています。

降り積もったフラストレーションに我慢できなくなり、感情が暴走しようとしていることを、月が爆発することで暗示しているのです。仕事やプライベートで不満が溜まっているのではないでしょうか？無理をしていないか、今一度振り返ってみましょう。

月が爆発する夢を見たのであれば、我慢の限界に達してしまう前に、ストレスを発散できる手段を探すことをオススメします。夢占いにおいては、夢を見た本人に警告しようとしていると考えて良いでしょう。

月に着陸する夢

人類が月に降り立つようになってから長い時が経ってはいるものの、未だ一般的とは言えません。月に着陸する夢を見た場合、夢占いにおいては夢を見た本人に新たな変化が現れることを暗示しています。

引っ越しや進学、就職のように新たな環境に足を踏み出すこと、新しい事柄に挑戦すること、新たな出逢いといったように、周囲の状況が変化することを示していると言えるでしょう。

それだけでなく、そうした変化を求めるあなた自身の心境や、今が変化に適している状態であることの暗示でもあります。変わりゆくあなたの魅力が周囲にも伝わりやすいため、恋愛運の高まりも期待できるでしょう。

夢占いにおける月の夢の意味を、まずは状況別にご紹介しています。夢占いにおいて月が示す通り、「変化」にまつわる暗示が多いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。また、人間関係や感情に対する警告といった意味合いも見受けられました。

中にはこんな夢もあるのかと驚かれた人もいるのではないでしょうか。そんな面白い夢にも、夢占いにおいては重要な意味を示している場合があります。引き続き、状況によって異なる月の夢の夢占いにおける意味をご説明していきましょう。

月が2つ出る夢

月が2つ出る夢。現実にはあり得ないと思われる人もいるでしょうが、実際に光の屈折によって月が複数見える「幻月」と呼ばれる現象が存在します。この場合は本物の月と同じ高度にもう一つの月が見えますが、夢となれば必ずしもそうとは限らないでしょう。

夢占いにおいて月が2つ、あるいはそれ以上出る夢は、運気の高まりを示しています。多ければ多いほど運気が高まっており、その月が満月であったり美しい月である場合は、いっそう大きな幸運が訪れることを暗示していると言えるでしょう。

ただし、月は「愛情」の意味を持っていることから、複数の月は浮気の暗示とも言われています。多ければそれだけ欲求が高いとされ、注意が必要です。

月が欠ける夢、月が満ちる夢

満月を過ぎれば、月は一日ずつ欠けていきます。ですが、夢の中であれば、みるみるうちに月が欠けていく様を眺めることもあるのではないでしょうか。そうした月が欠ける夢は、夢占いにおいては運気が下がりつつあることを示しています。

月は夢占いにおいて「女性」の意味を持つことから、夢を見た本人が女性であったり、周囲にいる女性に対しての不調を暗示している可能性も。注意して様子を見てあげると良いでしょう。

逆に、月が満ちる夢は運気の上昇を示しています。現在抱えているトラブルなどが解決する兆しとも言われており、何かに悩んでいる場合はそれと向き合ってみる良い機会となるでしょう。

昼間に月を見る夢

月と言えば自然と夜の光景が思い浮かびますが、日中であっても白い月が青空に見えることは皆さんもご存知の通りでしょう。夜に見る月と比べて目立たず見つかりにくい月ですが、夢占いにおいてはどのような意味を持っているのでしょうか。

夢占いにおける昼間に月を見る夢は、夢を見た本人の気力が満ち溢れ、新たな変化をもたらそうとしていることを暗示しています。周囲からは分からずとも、あなたの胸に熱い闘志が漲っていることを、夢の中だけでも示そうとしているのでしょう。

昼間に月を見る夢を見たのであれば、あなたは今何かに挑戦しようとしているのではないでしょうか。ぜひ、臆することなくチャレンジしてみると良いでしょう。

月が落ちる夢

月が沈む…のではなく、私たちの住む地球に落ちてくるという夢。実際には起こり得ず、映画や小説でしか見ることの無い話ではありますが、夢の中であれば落ちてくる月を見ることもあるかもしれません。

夢占いにおいて、月が沈んだり欠けたりする夢や月食の夢は運気の低迷を示していますが、月が落ちる夢もまた同様に不調の暗示と言われています。仕事や人間関係におけるトラブル、夢を見た本人の疲労や運気・気力の低下を示していると言えるでしょう。

月が落ちる夢を見た場合、一度立ち止まって周囲の様子をよく観察し、可能であれば心身を休ませることをオススメします。あなたの力で事態を好転させることは難しく、機を待つ必要があるからです。

月を食べる夢

白く丸い月はキャンディーのように見えるでしょうか。月をモチーフにしたお菓子などもありますが、実際に月を食べるという夢を見る人もいるかもしれません。そんなファンタジックで壮大な夢には、夢占いにおいてどのような意味があるのでしょうか。

月を食べる夢は、夢占いにおいて何かを授かることを暗示しています。それは新たな知識であたり、技術であったり、あるいは人との縁である可能性もあるでしょう。また、女性であれば妊娠の兆しであるとも言われています。

夢占いにおける月の夢の意味について、状況別にご紹介しました。現実にも起こるような夢もあれば、映画や小説、それこそ夢の中でなければ起こり得ないような夢もあることに驚かれた方もいるでしょうか。それだけ、夢というものは自由で多彩であると言えるでしょう。

続いては、夢占いにおける月の夢の意味を、その種類や形ごとにご説明します。見る時々によって満月や新月と多くの形を見せる月。また、月食やおぼろ月などのように、さまざまな現象に対して付けられた名も持っていることは、皆さんもご存知でしょう。

そうした月の種類や形によっても、夢占いにおける意味は変化します。あなたが夢で見た月を思い出しながらご覧ください。

満月の夢

月が丸く満ちた満月の夢。夢占いにおいて、満月は月が示す「愛情」「女性」などの意味を最大限に引き出された状態を示します。恋愛運が大きく向上し、素敵な人物との出逢いやプロポーズのような運命的な出来事が示唆されていると言えるでしょう。

また、満月の夢は妊娠や出産の暗示でもあります。満月の夜は良く子供が生まれる、という逸話もありますが、そうした話からも月には命の発生という大きな変化をもたらすというイメージが生まれたのではないでしょうか。

子供を授かるよう願っている人たちにとっては待ち遠しい、満月の夢。そうでない人にとっても、幸運をもたらす満月の夢は望ましい兆しとなるでしょう。

新月の夢

満月の夢が幸運の兆しであれば、新月の夢は不幸の兆しかと思われる方もいるでしょうか。実際には異なり、新月の夢は夢占いにおいて「変化」の時を示しており、新たな出逢いや挑戦を後押しする暗示となっています。

新月は月が完全に欠け、まったく見えなくなってしまった状態。同時に、これから月が満ちていく、つまり変化していくその最初の段階にあることを示しています。そのため、何かを始める、門出となる出来事を示唆しており、良い変化を暗示しているのです。

新月の夢を見た場合は、何か新しいことを始めてみると良いでしょう。興味があるのに機会が無いために触れられなかったものに触れることで、あなたに良い変化が生まれるでしょう。

月食の夢

満月に地球の影がかかることで、月が欠けて見える月食。実際に観測したことが無い人も、テレビや動画で観たことはあるかもしれません。そんな月食の夢ですが、夢占いにおいては不幸を暗示している凶夢であり、不吉であると言われています。

月は「女性」を示しているため、特に女性関連でのトラブルに警戒した方が良いでしょう。友人、恋人、仕事仲間など、周囲で問題を引き起こしそうな女性がいる場合、しばらくは近付かないようにすることをオススメします。

また、夢占いにおいて月は「変化」も示しているため、月食の夢を見た場合は何か新しいことを始めたり、状況を変えることは控えた方が良いでしょう。

朧月夜の夢

童謡にも歌われた朧月夜。ふと見上げた夜空に、うすぼんやりと浮かぶ月を見た経験は、誰しもあることでしょう。そんな朧月夜の夢は、夢を見た本人の運命が間もなく変化することを暗示していると言われています。

月を覆う薄い雲が示しているのは、あなたが長い間捕らわれてきた困難や障害。それらが晴れ、明るい月が顔を出すことから、運気が良い方向に向かっていくことを示唆しています。

今すぐ好転するとはいきませんが、逆に言えば来るべきその時に備え、準備をしておくようにという暗示とも取れるでしょう。いざチャンスが来た時に逃さぬよう、体調を整え周囲の様子を伺っておくように心掛けてください。

夢占いにおける月の夢の意味について、状況や月の形別に紹介しました。現実でもさまざまな姿形を見せる月ですが、それだけでなく色もまたその時々によって変化します。続いては、月の色によって変わる、夢占いでの意味をご説明しましょう。

一般的に月と言えば黄色、あるいは白のイメージがありますが、時には赤や青みがかった月を見ることもあるでしょう。そうした夢にもまた、夢占いにおいては異なる意味があると言われています。

実際には見たことが無くても、そうした夢を見ることがあるのもまた、夢の不思議な点と言えるでしょう。さまざまな色の月を思い浮かべながらご覧ください。

赤い月の夢

時々月が赤く見えるのは、実は朝焼けや夕焼けと同じ原理だということをご存知でしたか？月が地平線の近くにあることで、月からの光の通り方の関係で赤く見えることがあるそうです。とはいえ、夢の中であれば中天に浮かぶ赤い月を見ることもあるでしょう。

赤い月はどこか不穏、不吉な気配を抱く人もいるかもしれませんが、夢占いにおいては決して悪い意味を示すわけではありません。赤い月は夢を見た人の内に秘められた情熱の表れであり、特に明るく輝く月であれば運気の上昇も示唆しています。

赤い月を見た人は、そのやる気を惜しみなく発揮してみると良いでしょう。今がその時であると、赤い月の夢が背中を押しているのです。

青い月の夢

ブルームーンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。天文学や気象学では明確に定義されていませんが、大気中のガスや塵などの影響によって月が青く見えることを、ブルームーンと呼ぶそうです。

実際に観るためには条件が厳しく、かなり稀な現象ではありますが、夢の中であればそうした青い月を見ることもあるでしょう。青は知性や落ち着きの表れとも言われており、見ていて落ち着いた気持ちになる人もいるのではないでしょうか。

そんな青い月を夢に見た場合、夢占いにおいては対人関係の運気上昇を示しています。あなたの洗練された雰囲気に周囲が惹きつけられるという暗示と言えるでしょう。

白い月の夢は、夢占いにおいて優しい心の表れ

昼間に浮かぶ月のように、雪のように白い月が夜空に浮かぶ光景を夢に見る人もいるでしょう。夢占いにおいて、白い月の夢は見た人の優しい心、誰かに親切にしようという感情の表れであると言われています。

白い月の夢を見た場合、あなたは誰かに優しく接したいと感じているはずです。恋人であったり友人であったりとさまざまな相手が考えられますが、そうした相手に親切にすることでお互いの仲が深まることを暗示しているでしょう。

ただし、そうした親切心を疎ましく思う人もいるかもしれません。押し付けるのではなく、相手が必要としている支援を行うことが大切です。

橙色の月は、夢占いにおいて積極性の上昇を示す

赤いとまではいかずとも、橙色くらいに色づいた月を見ることもあるでしょう。こうした色もまた、赤い月と同じく月からの光の通り方によって見える現象だそうです。それでは、橙色の月の夢にはどのような意味があるのでしょうか。

夢占いにおいて、橙色の月の夢は、見た人の積極性の高まりを示しています。社交性が上がって人間関係が円滑になり、また何かに挑戦する勇気が芽生えるため、足踏みしていたことに思い切ってチャレンジすることもできるでしょう。

橙色の月の夢を見たのであれば、迷っていたことなどに挑戦してみることをオススメします。周囲にいる人物が、それを支えてくれるはずです。

夢占いにおける月の夢の意味について、状況や形、色別にお伝えしてきました。最後に、これらの分類とはまた違った夢についてもご紹介しましょう。

太陽や星、虹などのように、月と共に見えるものが何であるかによっても、夢占いにおける意味が変わります。また、月と言えばうさぎのイメージがありますが、これらを同時に見た場合は夢占いにおいてどのような意味があるのでしょうか？

月が出てくる夢を見た場合は、月だけでなく、他に見えるものについても覚えておくようにすると良いでしょう。

月と虹が出てくる夢

太陽の光と同様、月の光でも虹がかかることをご存知でしたか？光が弱いために色が淡く、七色ではなく白く見えはするものの、こうした月虹（ムーンボウ、白虹とも呼ばれるそうです）は実際に起こり得る現象であり、見ると幸福になれると言われています。

夢の中であればもっとはっきり、七色に輝く虹と月を見ることもあるでしょう。月と虹が出てくる夢は、夢占いにおいても幸運の兆しであり、思いがけず良い出来事が起こることを暗示しています。

ハワイでは「月虹を見ると先祖の霊が祝福を与えに訪れる」と言われ、夢占いでも親しい故人や先祖が幸運を与えてくれるとされているため、月と虹が出る夢を見た場合は、故人に感謝すると良いでしょう。

月と太陽が出てくる夢

月と太陽が同時に見られることは、実のところそこまで珍しくはありません。上弦の月の前後であれば午後、下弦の月の前後であれば午前中に空を見上げれば、月と太陽を同時に見ることができるでしょう。

本来は日中に見られる現象ですが、夢の中であれば夜の暗い空に太陽と月を同時に見る…ということもあるかもしれません。そうした月と太陽が同時に出る夢は、夢占いにおいて夢を見た人の体内外におけるエネルギーの上昇、つまり運気アップの暗示です。

太陽は外側へ、月は内側へ向かっていくエネルギーを示しており、いずれも出ていることでエネルギーが巡り、成功しやすくなっています。何かに挑戦してみる絶好のチャンスと言えるでしょう。

月と星が出てくる夢

輝く月の周囲に満天の星空が広がる…そんな美しい光景を夢に見ることもあるでしょう。
星々の輝きは財宝を連想させ、月が「変化」を示すことから、夢占いにおける月と星が出る夢は、運気の中でも特に金運が上がっている暗示であると言われています。

金銭面での思わぬ幸運、臨時収入やプレゼントや、宝くじが当選する可能性もあるでしょう。変化が更なる運気アップをもたらすため、お金を使うことによってさらに利益を得られます。尻込みしていたものを思い切って買ってみるのも良いでしょう。

月とうさぎが出る夢

月でうさぎが餅をついている、というのは昔から人々の間で語られた物語であり、そのイメージは現代にも根付いています。月にいるわけでなくとも、月とうさぎを同時に見る夢を見た場合、見た人には幸運が訪れるでしょう。

うさぎは幸運と愛情の象徴と言われており、月もまた愛情を示すことから、これらが同時に出る夢は夢占いにおける恋愛運の上昇を暗示しています。うさぎが幸運を運んでくるため、妊娠の兆しであるとも。いずれにせよ、大変良い兆しであると言えるでしょう。

夢占いにおける月の夢の意味を解説しました。月は「変化」「愛情」「女性」などの意味を持つため、月の夢は感情や人間関係の変化を暗示することが多い他、妊娠の兆しとなり得ることなどがお分かりいただけたのではないでしょうか。

昇ったり沈んだりするだけでなく、満ち欠けや色など、その時々によって多様な姿を見せる月。どんな姿の月を見るかによって、夢占いにおける意味が変わってきます。月と同時に見えるものによっても異なる意味があるため、夢の光景をよく覚えておきましょう。

状況によって吉夢にも凶夢にもなり得る月の夢。あなたに幸運をもたらすような、美しく輝く月が夢に出てくることを期待しましょう。