【男女別】包容力のある人の特徴とは？身に着ける方法も必見です！

「包容力のある人が好き」「包容力のある人になりたい」など「包容力」という言葉をよく耳にしますが、そもそもの意味がわからないという人も多いのではないでしょうか。

包容力とは人を受け入れる力のことを言い、嫌な部分があってもそれを含めて相手を受け入れられる心の広さを意味しています。意味を知ると包容力のある人が人から好かれる理由がわかりますよね。

そこで今回の記事では、包容力のある人を徹底解説します。包容力のある人にみんなが抱いている印象から、その特徴まで紹介するので、もっと包容力がある人の魅力を知ることができますよ。また、包容力のある人を目指したい人は「包容力を身に付ける方法」も必見です。

包容力のある人が好きという人は多いのではないでしょうか。同時に包容力のある人になれたらいいなと思う人も多いはず。

いったい包容力のある人にどんな印象があって、みんなは魅力を感じているのか気になりますよね。ここでは、包容力のある人の印象についてみんなの意見を紹介します。

包容力のある人【頼りがいがあるので好きです】

「包容力のある人は頼りがいがあるので私は好きです。人に対して否定的な見方をしないので、失敗をしても責めるのではなく私が前に進めるようサポートしてくれます。頼りがいがあるので、職場にそんな先輩や上司がいると好きになりそうです。」（26歳/女性/金融業）

頼りがいのある人が好きな人は多いですよね。包容力のある人に頼りがいを感じる人が多いので、好きなタイプに「包容力のある人」が上がるのでしょう。

包容力のある人は人に対して否定的な見方をしないので、相手を責めるよりも力になろうと考えます。反対に否定的だと支えようという発想にはなかなかならないものです。だから包容力のある人には頼りがいを感じるのでしょう。

包容力のある人【悩み事とか相談したくなる】

「悩み事とか相談したくなるのは包容力のある人です。自分を受け入れてくれるか不安がある人には怖くて相談できません。悩んでいるときは否定したり責めたりせず、まずは話を聞いてくれることが必要。その上で意見してくれるのでより的確なアドバイスがもらえます。」（29歳/女性/看護師）

包容力のある人は人に対して理解を示そうとしてくれます。なので例え相談相手が間違ったことを言っていようが、まずは話を最後まで聞いてくれるでしょう。

話をしっかり聞いて相談相手の立場も知ることができれば、物事の見方を広げられ相手が理解しやすいアドバイスができるものです。だから包容力のある人に相談したくなるのでしょう。

包容力のある人【抱き着いて甘えたい】

「包容力のある人は全部受け止めてくれる印象があるので、抱き着いて甘えたくなる存在。自分は彼女に甘えたいタイプだから包容力がある人を求めていて、付き合ったら甘えっぱなしです。」（23歳/男性/サービス業）

男性が甘えたいと思える存在が、包容力のある女性です。女性には母性本能が備わっているので、子どもを包み込むような包容力のある人が多いでしょう。女性自身が甘えることよりも甘えられることが好きな場合、その包容力が発揮されると言えます。

包容力のある人【包容力と言えば年上】

「包容力は人生経験が豊富な年上が持っている印象があります。色んな人を見て、辛い経験をするから人に寄り添えるんだと思います。だから歳を重ねるほどに、相手をまるごと包み込める器が出来てくるんじゃないかな…。」（37歳/男性/製造業）

包容力のある人は人生経験が豊富な人が多いでしょう。経験を積み重ねたからこそ、人に優しくなれたり相手の立場になって考えられたりするもの。なので年上の方が包容力があると感じるのは自然でしょう。

また、年上が包容力を発揮できるのは相手が年下だからということもあります。相手を子どものように見れば、広い心で受け止めたり大きく包み込めたるするものです。

包容力のある人に対して、みんな良い印象を持っていることがわかりました。だから包容力のある人に惹きつけられるのですね。

それでは、包容力のある人の特徴を見ていきましょう。その特徴は包容力のある人の魅力になります。今の自分と比較してみると、包容力のある人になるには何が必要かが見えてくるでしょう。参考にしやすいように女性と男性で特徴を分けてご紹介します。

まずは、前編は女性の特徴から見ていきましょう。

心が広いのであまり怒らない

心が広いのであまり怒らないのが包容力のある女性の特徴のひとつ。包容力のある女性はそれぞれの短所を「いけないこと」として捉えるのではなく、それぞれの個性として受け入れることができるので心が広くいられます。

反対に「いけないこと」として自分の中でルールを作ってしまうと、ルール違反した人にはどうしても腹が立つものです。

例えばよく遅刻をする人に対して「遅刻は許されない」と決めつけていると、自分の常識から外れているので理解できずにイライラしてしまいます。

しかし「この人はこんな人」と個性として受け入れていれば、「この人は遅れてくる人だから別のことをして待とう」程度で腹を立てるまでもないのです。

相手の立場や気持ちをイメージできる

相手の立場や気持ちをイメージできるのも包容力のある女性の特徴になります。相手を受け入れられる器を持っている包容力のある女性。それは相手の立場や気持ちをイメージし、理解できているからこそ受け入れられるものです。

なので例え悪いことをした人がいたとしても悪いことに対して許せないことだとした上で、その人自体を責めるようなことはしません。「相手がどうしてそんなことをしてしまったのか」をイメージできるので、人に対して否定的な見方をしないのです。

だから包容力を持つことができるのでしょう。

寄り添ってくれようとするので壁を作らない

包容力のある女性は相手に壁を作りません。困っていたら話を聞こうとしてくれたり、悲しんでいたらそばにいようとしてくれます。相手に寄り添おうとしてくれるので、自ら壁を作ることがないのです。

例えあまり知らない人だとしても、壁を作らないので頼りたいと思う包容力を感じさせます。人見知りをしないというのとは違い、人に寄り添おうという精神を持っているので、相手が寄ってきてくれたらそのまま受け入れるのです。包容力のある女性は、相手の役に立ちたいという気持ちが先に立つために壁を作らないと言えるでしょう。

世話を焼くのが好き

包容力のある女性は世話好きの人が多いでしょう。人に何か求めてばかりいれば、そうならないときにイライラしてしまったり、受け入れてくれないからと去っていこうとしたりして、心が狭い行動を取りがちになります。

包容力のある女性はその反対で、自分が人に何かすることに喜びを感じるので世話を焼くことが多いでしょう。そうすると人に期待をするような接し方をしていないので、相手の反応によっていちいち振り回されることがありません。包容力のある女性の感情の波が穏やかなのは、こうした理由があるためでしょう。

また、世話を焼くのが好きなので、人から頼られるとその期待に応えようとします。だから包容力のある女性に頼りがいを感じる人が多いのでしょう。

包容力のある女性はなんとなく柔らかいイメージがありましたが、男性はどんな特徴があるのでしょうか。後編は包容力のある男性の特徴を紹介します。

人を守ってくれる

人を守ってくれる男性には包容力を感じるものです。弱い立場にいると自分ではどうにもできない辛い状況を耐えるしかないことがあります。包容力のある男性は、そんな弱い立場の人を守ることができる強い部分を持ち合わせているのです。

例えば職場でセクハラにあった女性社員を見かけたら見過ごすようなことをしないでしょう。また、誰かがミスをしても責めるのではなくカバーできるよう、力を貸してくれます。

人を守るには自分が犠牲になることもあるでしょう。それでも人を守れる強さを持つことが包容力のある男性に必要だと言えます。

困っている人を助ける

困っている人を助けるのは、包容力のある男性の特徴です。困っている人がいても助ける必要がないと言えばそうですが、わざわざ手を差し伸べることができるのが包容力のある証拠でしょう。

面倒なことでも見過ごせないのが、人に優しい包容力のある男性。「困っているのだから少しでも力になろう」と見過ごすことはありません。困っている人を見過ごせば後悔してしまうほど、人に対して思いやりがあり良い意味でお節介なのです。

また、例え助けても見返りを求めていないのが包容力のある男性。ただ目の前に困っている人がいて「自分が手を差し伸べることで手助けになるなら」と、考えているだけのことなのです。

いつも笑顔で柔らかい雰囲気がある

包容力のある男性には柔らかいイメージがあります。それはいつも笑顔で和やかな雰囲気を出しているからでしょう。

人に対して否定的にならない分、負の感情が芽生える機会が減ります。人を憎まなければ、純粋な笑顔が増えるものです。

例え周囲の人が引くようなことをしている人がいたとしても、人を否定することがないので穏やかな気持ちで接することができるでしょう。また、人と違うことをしていることに対して「面白いな」とプラスに捉える包容力のある男性もいるはずです。

そのため、いつも笑顔で柔らかい雰囲気でいられるのでしょう。

他人のことを悪く言わない

包容力のある男性は他人のことを悪く言わないのが特徴です。人を受け入れる力があるので、人のことを悪いような見方をしないというのが大きな理由でしょう。

他人のことを悪く言って自分の株を上げようとする男性は意外と身の回りに多いもの。他人を蹴落とすことで自分が這い上がるという、競争社会で勝ち抜くための方法の1つだからです。しかしこの方法をとってしまう男性というのは、実は他人に劣等感を強く抱いたり、人に抜かされないかなどと内心怯えてしまっている人が多く、気持ちにゆとりがないとも言えます。

反対に包容力のある男性は相手を受け入れることができるので、敵視したり自分と比較したりすることがありません。そのため、気持ちにゆとりが持てるのです。

包容力のある人の特徴から、参考にできるものもあったのではないでしょうか。また、人として見習いたい部分を多く持っているのがわかりましたね。

それでは具体的に包容力のある人になるために、どうすればいいのでしょうか？ここでは、男女別に包容力のある人になる方法を紹介します。まずは女性編からご覧ください。

自分の感情を穏やかにコントロール

包容力のある女性になるには、感情を穏やかにする必要があります。感情の波が激しいと自分のことで手一杯になりやすく、人のことまで気を回せる余裕がなくなってしまうためです。そのため包容力を持つには、自分の感情を穏やかにコントロールする必要があるでしょう。女性は感情の波が激しい人が多いので、特に意識してコントロールすることが大切です。

感情の起伏が激しくならないよう、普段から規則正しい生活や栄養バランスの摂れた食事などを心がけ体調を整えておきましょう。それでも感情をコントロールできないときは、深呼吸が良いと言われています。気持ちが落ち着く呼吸法ですし、間を取ることで感情のピークをやり過ごせますよ。

自分の性格の分析

自分のことをよくわかっていないと、「なぜこんなことで怒ってしまったのだろう」「いつもイライラしているな」となんとなくやり過ごし、包容力に欠けている原因がわからないままになります。そんなときは自分の性格を分析してみましょう。

自分の性格から心が狭いと感じる原因がわかれば、解決策がわかりやすくなります。一部分に対してやたらと心が狭くなっているだけだったり、普段から日常的に心の余裕がなかったりと、原因が違うので対策も変わってくるものです。

ピンポイントで改善すべきところを見つけられるので、自分の性格の分析をすると包容力も身に付きやすくなるでしょう。

主語を「自分」から「他人」に変える癖をつける

常に主語が自分になっている女性は、相手の立場になって考えることがないので、自分以外の人に対しての理解が難しく否定的になりやすいもの。そのため自分と少しでも意見や考えが違う人を受け入れられられず、包容力に欠けます。

反対に包容力のある女性は、常に主語を他人にして相手の立場で物事を捉えているので、他人に対して否定的になることがありません。だから色んな人を受け入れられる大きな器を持っているのです。

いつも主語が自分になっている女性はそれが癖になっているので、癖を変えるようにしてみましょう。間違えたと思ったらその都度修正することで、徐々に主語を他人にすることができ包容力を身に着けることができますよ。

物事に善悪をつけすぎない

物事に善悪をつけることによって、他人へ迷惑をかけない行動を心がけることはできます。しかし自分だけの価値観で決めつけたものがあると、その価値観にそぐわない他人を理解しようとすることができなくなるものです。もし相手が「悪」を行ったとき、相手を許せなくなってしまうでしょう。

しかし包容力のある女性は何かひとつのことを「悪」として決めつけていないので、「なぜそんな行動になったか？」という経緯や背景など原因に目を向けることができます。そのため相手を理解をしようと寄り添えるのです。

物事に善悪をつけすぎていないからこそ、このように柔軟な対応ができます。相手を受け入れられる広い心を持つには、大切なことだと言えるでしょう。

続いては男性編をご紹介します！

男性が包容力を身に付けていくには、どのような方法があるのでしょうか？

人の失敗に寛容になる

人の失敗には寛容になることが必要です。誰もわざと失敗をしているわけでも、失敗したかったわけでもありません。失敗した瞬間、本人が一番「してはいけないことをした」と動揺し焦っています。周囲が責めるまでもなく十分反省していることでしょう。

感情的に責めたり怒ったりすることで相手が委縮してしまえば、また失敗しやすい状況を作り出すことになります。

それよりは失敗に対して二度と起きないようフォローする方に力を入れた方が、失敗した本人もやる気が出るはずです。包容力のある男性は、人をサポートすることができる余裕を持っています。それは人の失敗に寛容であるからだと言えるでしょう。

人の背景をイメージする

人が失敗や嫌なことをしたとき、どうしても許せないと感じることがあります。しかしその人の背景をイメージすることができると、なぜそんなことをしたのかという原因が見えてくるので理解できることもあるものです。

責めたり拒絶したりする前に相手の背景をイメージすれば、意外と怒ることでもないと気づくことができます。そうすることで人を許すことができる広い心を持つことができるでしょう。

主観的にものを見ている自分のルールにないことは許せなかったり腹が立ったりしてしまいますが、人の背景をイメージすることができれば他人に寄り添うことができるようになりますよ。

人の短所も個性だと受け入れる

人の短所にばかり目を向けていると、その人のことを受け入れられなくなってしまいます。しかし短所とはその人の長所の裏返しです。悪いことばかりに目を奪われず、短所から見える長所を見出しましょう。

例えば「自己主張が強い」というのは「自分の意志をしっかり持っている」「熱い想いを抱えている」と捉えることができます。「気が弱い」のは「優しい」の裏返しです。

短所を悪いこととして決めつけてしまうのではなく、このように長所も感じ取ることで「長所を含んだ個性」として受け止めることができるようになります。そうすることで今まで受け入れられないと感じていた人も受け入れられる、広い心を持てるようになるでしょう。

物事を「面白い！」に変換する癖をつける

人は相手に笑ってもらえると「自分を受け入れてくれている」と安心できるもの。包容力のある男性はこのような安心感を周囲に与えることができます。

そうするためには、いつも悪いことに目をつけてしかめっ面でいてはいけません。同じ物事でも「面白い」に変換する癖をつけてみましょう。

例えば人の失敗を「面白いミスの仕方をするな」と感じれば、怒りの感情ではなく笑顔がこぼれるので気持ちに余裕が生まれます。気持ちに余裕ができて冷静になれば、解決策をすぐに見つけることができ、ミスをフォローしてあげられるでしょう。

包容力のある男性にはこのような心の余裕も大切だと言え、物事をいかに面白く捉えることができるかで大きく変わってくるでしょう。

包容力が足りないと感じる人は、逆に言えば熱い想いを抱え攻撃性が強いエネルギッシュな人です。人にも自分にも厳しく目標に向かう気持ちが強いところが魅力な人と言え、決して包容力がないことが短所なわけではありません。

なので包容力を身に付けることができると、今の魅力と反対の要素がプラスされることになるのでますます魅力的になると言えるでしょう。

今回の記事を参考にぜひ、包容力の魅力を理解し自分のものにしてみてくださいね。