合コンのセッティング方法とは？成功する為のコツも伝授【幹事必見】

合コンの幹事役に選ばれると、セッティングに奔走する日々が始まりますよね。特に、セッティングが初めてという人には、何をどうしたら良いか分からないと頭を悩ませることもあるでしょう。そこで、今回は合コンのセッティング術について紹介します。

合コンのセッティングは段階的に計画を進めていくことが大切です。全てを一度に決めようとすると不満が出やすくなるので、良い合コン開催のためにもコツや注意点をしっかり理解しておきましょう。

また、幹事だからと役割に没頭しすぎないことも大切です。何よりも楽しむ気持ちを忘れずに、合コンのセッティングを成功させましょう！

合コンをセッティングするといっても、幹事の仕事はただ人数を集めれば良いわけではありません。次のような仕事があるからこそ、それを全うする義務があります。

より皆に喜ばれる合コンにするためにも、自身の役割について理解しておきましょう。

まずは人数を決める

合コンをセッティングする時は、まずは人数を決めます。自分を含めて総勢何人で合コンを行うか、計画を立てておきましょう。大人数で行うか、少人数で行うかで今後の予定も変わってきます。当然、人数が多いほど合コンのセッティングは大変になるでしょう。

しかし、かといって少人数過ぎればこじんまりとして面白みに欠けてしまう恐れもあります。そのため、人数目安としては3：3か4：4当たりが望ましいです。人数が増えるほど幹事の役割も大変になっていくので、自分の力量を考慮して人数を決めましょう。

また、参加人数が多いとそれだけ人を集めるのも大変になります。大規模な合コンをするのであれば、余裕あるスケジュール管理も必要になるでしょう。

日程を決める

参加人数が決まったら、いよいよ日程決めです。少数の合コンであれば、人も集まりやすいのですぐに開催が決まるでしょう。しかし、参加人数が多いほど、スケジュールを合わせるのに苦労するため余裕を持った計画が必要になります。

また、日程は最初に「この日」と絶対に開催したい日を決めておきましょう。コロコロと日程が変わってしまうと、参加者を振り回すことになります。これによって参加を取りやめてしまう人もいるため、日程はあまり動かすべきではありません。

ただし、人数が多ければ多いほど各々のスケジュールも変わりやすいです。そのため、できるだけ皆が参加しやすい休日前などを開催日として決めましょう。

参加させるメンバーを決める

参加人数や日程が決まったら、次は参加させるメンバーを決めます。合コンは自分一人だけで行うものではないからこそ、参加者には声掛けが必要です。自分が参加させたいと思っている人物がいるのであれば、忘れずに声をかけておきましょう。

また、日程によっては参加できないという人もいます。予定と合わない場合もあるので、先に何人か候補は決めておいた方が良いでしょう。他にも、どうしても参加が難しいメンバーが出た場合の対処についても考えておくべきです。

例えば、〇日までに参加メンバーのスケジュールが合わないのであれば違う人にお願いするなど、欠員が出ない工夫が幹事には求められますよ。

お店を決める

メンバーへの声掛けをある程度済ませたら、できるだけ早めにお店を決めて予約しておきましょう。参加メンバーが多いのであれば、2週間～1ヶ月前にはお店を押さえておくべきです。少人数であっても安全に合コンを行いたい場合にも、お店の予約は必須といえるでしょう。

また、お店を決める時は値段だけでなくお店の雰囲気など細かいところまでチェックします。どれだけ皆がくつろげるか、楽しめるかという点に重きを置いて店選びをすると、合コンは成功しやすいでしょう。

お店選びはどこでも良いわけではないからこそ、幹事の目利きが試されます。合コンに人気のお店を検索するなど、参加者全員が楽しめるよう配慮してあげましょう。

合コンをセッティングするには、お店選びが大切です。

どんな場所でもOKではないからこそ、喜ばれる場所を選びましょう。そのためにも、次のようなコツを熟知しておくとお店選びがやりやすくなりますよ。

駅から近いところを合コン場所にセッティング

合コンの開催場所は、なるべく駅から近いところをセッティングしましょう。駅から近いところであれば、参加者が迷うことなく集まることができます。また、駅周辺であれば終電を気にせずに合コンに集中することも可能です。

逆に、駅から遠いところを選ぶと道に迷ったり終電を気にしたりと、合コンが失敗しやすくなります。たどり着くまでに労力を必要とするので、参加者からも不満が出やすくなるでしょう。合コン前に疲れさせては、せっかくの合コンも元気のないものになります。

そのため、皆に喜んでもらう合コンをセッティングしたいなら、駅から近いところで探すべきです。例え有名店であろうと、交通環境に優れていない場合には避けるべきでしょう。

雰囲気の良いお店をセッティングするとウケが良い

合コンの参加人数やメンバーにもよりますが、落ち着いた人が多いなら雰囲気の良いお店をセッティングしてあげましょう。大人の印象溢れるお店を選ぶことで、レベルの高い合コンを開催することができます。

また、雰囲気のあるお店は自然と緊張感を解いてくれるものです。自分がその雰囲気に影響されやすくなるので、大人しい人であっても心地よさからリラックスできます。合コンに集中しやすくなり、会話も弾んでいくでしょう。

他にも、合コンの開催場所は、参加メンバーの性格をよく把握してから選ぶべきです。それぞれの性格を統合して選ぶことで、皆に喜ばれるセッティングができますよ。

多少騒いでも許されるお店

参加メンバーが騒ぎたい、ワイワイと楽しみたいという人ばかりなら、多少騒いでも許されるお店をチョイスします。例えば、普段から多くの客でにぎわっている大衆居酒屋であれば、多少のワイワイさは見逃してくれるでしょう。

逆に、雰囲気ある落ち着いたお店を選んでしまうと、お店の雰囲気を壊すことで注意を促される恐れもあります。場所によっては目一杯楽しめないという場合もあるため、参加メンバーや合コンの内容によって場所を変える必要もあるでしょう。

だからこそ、お店選びの時には場所だけでなく雰囲気を確認しておくべきです。初めて訪れるお店なら、下見をしておくことをおすすめします。

料理がおいしく値段もリーズナブルなお店

より合コンを成功へと導きたいなら、場所や雰囲気だけでなく料理や値段にも気を配りましょう。例えば、ワイワイと楽しむには美味しい料理は欠かせません。合コン参加者もアッと驚くほど美味しいお店だと、より合コンは楽しいものになっていくでしょう。

また、学生の合コンという場合には、費用にも限度がありますよね。その場合には、美味しくてもリーズナブルなお店を選びましょう。料理や場所ばかり気にかけると予算をオーバーしやすいので、料理自体の値段にも気を配るべきです。

幹事は最後に参加費用を集計する役目も担っているため、予算オーバーには気をつけましょう。コースで頼めるならコースで予約し、誰もが払いやすい金額にしておくのもおすすめです。

合コンのセッティングは、日程もとても大切な項目です。

ミスやトラブルを防ぐためにも、セッティング時から次のようなことに気をつけましょう。日程は適当に決めるとメンバーが集まりにくくなるので、誰もが参加しやすい日を決めるべきです。

開催の2週間前には決める

合コンの日程を決める時は、開催の2週間前にはいつにするか決めるようにしましょう。あまりに遅すぎると参加メンバーも他のスケジュールが断てなくなり、不満が出るようになります。円滑に合コンを開催するためにも、開催日は早めに決めておくべきです。

また、セッティング前に参加メンバーに参加しやすい曜日を聞いておきましょう。事前に調査しておくことで、セッティングもしやすくなります。参加者全員に満足の行くセッティングは難しいですが、寄り添った計画を立てることは大切といえるでしょう。

ただし、あまりに早すぎると急なスケジュール変更が多くなり、結果として合コン開催が送れやすいです。そのため、2週間前程度に決めるのが丁度良いスケジュールといえます。

休みの前日がベスト

それぞれに参加しやすい曜日を聞いても、ばらけてしまうと集計も難しくなりますよね。そんな時には、合コンのセッティングは休みの前日にしておきましょう。休み前であれば思う存分楽しむことができますし、時間を気にしないという人も多いです。

逆に、平日に設定すると人によっては明日の予定が気になって合コンに集中できません。楽しいと思うことができなくなるので、できるだけ休み前にセッティングしてあげましょう。それぞれのスケジュールを考慮してあげると幹事として認められやすいです。

ただし、中には祝日や土日が仕事という人もいます。そのため、全員の要望を聞いてからどこで開催するか日程を決めましょう。

セッティング時は開始時刻に気を付ける

セッティング時は他に開始時刻にも気をつけましょう。あまりに早すぎる時間だと、開始時刻に間に合わない人も増えていきます。また、あまりに遅すぎれば終電を気にして楽しめない人も出てしまうでしょう。

そのため、開始時刻は19時～20時程度が望ましいです。このくらいであれば、仕事を終えて集まれると答える人は多いでしょう。終電を気にする必要がないのであれば、21時開始でも問題ありません。

また、セッティング時に参加しやすい時間帯についてリサーチしておくことも大切です。それぞれの意見をまとめることで、不満の出ないセッティングができますよ。

参加者のセッティング希望日は必ず聞いておく

日程は勝手に決めるほど参加者から不満が出やすくなります。そのため、できる限りは参加者のセッティング希望日は必ず聞いておきましょう。いくつか候補を聞いておくだけで、セッティングもしやすくなります。

また、聞いたという事実により、参加者も「自分のことを考えてくれている」と実感するでしょう。例え違う日時に決まったとしても、これにより不満が出にくくなります。

誰にとっても不満のないセッティングはそうそうにできるわけではありません。しかし、少しでも努力や配慮を見せることで、良い幹事として認められるでしょう。

ここからは、合コンで気をつけるポイントをいくつか紹介します。

合コンの幹事を務めるといっても、自分も一人の参加者であることに変わりはありません。自分も恋愛を楽しみたい、合コンで良いところを見せたいのであれば、次のようなポイントを理解しておきましょう。

自己紹介は慎重かつ印象に残るものを

合コンにお目当ての人物が参加するなら、自己紹介は慎重かつ印象に残るものを意識しましょう。例えば、どんな人が好みなのか、自分はどんな人物なのか詳しく紹介します。質問をされたら、それにも丁寧に答えてあげましょう。

また、お酒の席だからといって下ネタはあまり披露してはいけません。中にはウケを狙う人もいるかと思いますが、下ネタは人によって好き嫌いが激しいです。そのため、ウケを狙うなら別の話題を選ぶべきでしょう。

他にも、合コンに参加するメンバーの共通点や趣味といった部分に焦点を当てるのも良いですね。参加メンバーを自分で選んでいるからこそ、相手についての情報も得やすいでしょう。

お酒に酔い過ぎない

幹事も一人の参加者ですが、合コン中は何かとやることが多いです。合コンの取りまとめも行う必要があるので、参加者の一人といえどお酒に酔いすぎないようキープしましょう。楽しいからといって飲み過ぎれば、失敗する恐れもあります。

また、合コンで想い人に良いところを見せたいなら、しっかりと務めは果たすべきです。ここでかっこいいところを見せておくと、相手は「きちんとできる人だ」「楽しい会にしてくれた」と好感を持ってくれるでしょう。

合コンの幹事は大変な仕事だからこそ、嫌がる人も多いです。それを問題なく取り収めることで、自分の好感度アップに繋がるでしょう。

皆が楽しめているか合コン中は気を配る

合コンはセッティングをしたら終わりではありません。だからこそ、合コン中は皆が楽しめているか気を配る必要があります。誰か一人でも浮いている、つまらそうにしていれば、合コンは成功したといえないでしょう。

そのため、合コン中はお酒に酔いすぎないようキープしながら、一人一人に気を配ります。自分の恋愛も大切ですが、幹事を務める以上は周囲を見渡すよう意識すべきです。自分だけ楽しんでいるとあれば、参加メンバーは不満を感じるでしょう。

また、セッティングが無事に終わって合コンが始まると、安堵から気が緩んでしまう人もいますよね。しかし、合コンを成功で終わらせたいのなら、最後まで気は抜かないようにしましょう。

席替えなど皆が楽しめる催し事を行う

参加メンバーが少ないのであれば簡単な自己紹介後に自由に談笑でも良いですが、人数が多い場合には皆が楽しめるようイベントを行いましょう。例えば、適度に席替えしたりゲームをしたりと、場を盛り上げるようなイベントがおすすめです。

ただし、イベント中心になってしまうと今度はそれぞれで仲を深めることができなくなります。きちんと談笑の時間も設けなければ不満が出てしまうので、イベントを行う場合には時間配分には気をつけましょう。

また、盛り上がりすぎるとお店から注意される場合もあります。セッティング時に多少騒いでも気にならないか、お店の雰囲気を確認しておくと安全に楽しめるでしょう。

参加者には最低限のルールを伝えておく

合コンの参加者には、セッティング時以外にも開催前に最低限のルールは伝えておきましょう。例えば、参加者の中に下ネタ耐性がない人がいるのであれば、下ネタやボディタッチは控えるよう伝えておくべきです。

一人一人が楽しめるよう配慮してあげることで合コンは成功します。逆に、自分のことしか考えない合コンは皆から不満をぶつけられるでしょう。

また、参加費など時間が掛かりそうなものは先に回収するなどルールを統一化すべきです。分かりやすいルールを定めることで、合コンもより良いものになっていくでしょう。

ここからは、合コンでの失敗談をいくつか紹介します。

合コンのセッティングがいくら上手くいったとしても、本番でミスやトラブルがあれば合コンは失敗するでしょう。そのため、セッティングだけで満足せず、合コンが終わるまでは気を抜かないことが大切です。

自己紹介で下ネタを言ってしまって…

「参加メンバーの一人が自己紹介で下ネタを言ってしまって…。女子陣はドン引き状態で気まずいままに合コンが終わった…」（男性/32歳/会社員）

合コンでは下ネタやボディタッチといったものは、必ずしも禁止されているわけではありません。また、恋愛を意識した人が多いと、ウケを狙うために下ネタを発する人もいるでしょう。しかし、耐性がない人ばかりが集まると、ウケ狙いで発した言葉が仇となります。

そのため、参加メンバーの中にそうした耐性がない人がいるなら、セッティング時にきちんと「下ネタは禁止」とルールを伝えておきましょう。他にも気になることがあるなら、事前にメンバーに伝えておくことが大切です。

一人の子が人気過ぎて他の子が…

「一人の子が人気過ぎて他の子が気まずいことに…。偏り過ぎると合コンがつまらなくなるし、他の子も参加したくなくなってしまう…」（女性/29歳/OL）

合コン参加者の中にとびきりの美人やイケメンがいると、その人ばかりに人気が集まりますよね。仕方のない話といえど、あまりに人気が傾けば他の参加者はつまらない思いをするでしょう。そのため、セッティング時から一人に人気が傾かないよう意識することが大切です。

また、合コン中は一人に人気が集中しないよう、適度に席替えを行いましょう。席替えを行うことで、話す相手も変わり皆が楽しめる合コンになります。

バックレ者が出てしまい人数が合わず…

「当日になっバックレ者が出てしまい人数が合わなくなり…。セッティング時から怪しいなと思っていたんですが…」（男性/30歳/会社員）

せっかく人数を揃えても、当日バックレ者が出てしまっては合コンが上手く進行しません。男女比率が変わってしまうことで、一人が浮いてしまいやすくなるのです。また、追加の人数確保ができなければ、セッティングから立てていた計画も台無し同然になるでしょう。

そのため、合コンの参加者はセッティング時から信頼できる相手を選ぶことが大切です。普段から信用できないという人は、声をかけるのは控えた方が良いでしょう。他にも、当日のバックレにはペナルティを課すなど、ルールを決めておくべきです。

騒ぎすぎて店から注意を…

「合コン自体は上手くいったんですが、騒ぎすぎて店から注意を受けました。お店からの注意は仕方ないといえど、気まずい思いを…」（女性/27歳/OL）

合コンのセッティングが進行が上手くいくと、それぞれが合コンを楽しんでくれるでしょう。しかし、楽しいからと騒いでも良いわけではありません。特に、他のお客さんが居る中では、それぞれにマナーが求められます。

また、騒ぎすぎているとあればお店から直接的に注意される場合も。仕方ないとはいえ、注意を受けることによって皆のテンションは下がってしまうでしょう。

合コンの幹事になると、やることが多くて嫌に感じる人もいるでしょう。しかし、成功した時には大きな達成感が生まれます。そのため、合コンを成功させて達成感を得たいのであれば、セッティングは念入りに行うべきです。

また、セッティングは何度も見直すことをおすすめします。日程や人数が決まったら、メンバーに声をかけたらなど段階的にセッティングの確認や見直しを行います。これによって失敗を事前に防ぐことができますよ。

ただし、合コンの幹事だからと意気込んでしまうと、自分が楽しむことができません。だからこそ、幹事であっても楽しむ心は忘れないようにしましょう。