独身に戻りたいと思うときとは？男女別の本音や理由、対処法を解説！

既婚者の皆さん、時々「独身に戻りたい」と思うことはないでしょうか。

結婚生活に憧れを抱いて、あるいは好きな人とずっと一緒にいられる幸せを得たくてきっと結婚したはずです。しかし、結婚生活も良いことだけではありません。ふとした時に独身に戻りたいと感じてしまうこともあるでしょう。

そう思うのは、あなただけではないようです。口にしないだけでそう思っている人は多くいるもの。同じ気持ちを共感し合うことで楽になれることもあるはずです。

今回は「独身に戻りたいと思うとき」を世の男女の意見を参考にご紹介します。男女の違いでも、独身に戻りたいと思う瞬間には違いがあるようです。

また、人によっては離婚を考えている人もいるでしょう。そうした人のために、「離婚すべきかどうか」「離婚を考える前にすべきことは何か」も見ていきます。

早速、世の男女が「独身に戻りたい」と思う瞬間を見ていきます。

まずは、男性の意見からご紹介しましょう。男性はどういった時に独身に戻りたいと思うのでしょうか。

奥さんよりキレイな人見ると…ふと思う

「街を歩いてて奥さんよりもキレイな人を見ると、独身に戻りたいなって思っちゃう。声をかけたい気持ちもあるけど、既婚者だとそうもいかないしね。」(33歳/男性/営業)

奥さんよりもキレイな人を見た時に独身に戻りたいと感じるそうです。

キレイな女性を見て「恋愛したいな」「連絡先聞きたいな」と思うのかもしれませんね。しかし既婚者であるため、なかなか軽はずみな行動はできないもの。独身に戻って好き勝手したいと思ってしまうのでしょう。

自由が全然ないから独身に戻りたい…

「休みの日も家のことを手伝わなきゃなくて、自由が全然ないんです。だから独身に戻りたいってつい思ってしまいますね。せめて休みの日くらいはストレス解消したいです。」(37歳/男性/運送業)

自由が全然なく独身に戻りたいと思ってしまうようです。

自身も家族の一員のため、家のことを奥さんに任せっきりにするわけにもいかないでしょう。休みの日すらもゆっくりできず、ストレスが溜まっているようですね。

欲しいものを買うのにいちいち許可が必要なとき

「欲しいものがあっても、妻にいちいち許可が必要で…。そこで許可されれば良いけど、却下されることもしばしばある。好きなものを好きな時に買いたいって思う。」(29歳/男性/不動産業)

このような家庭はよく見られるでしょう。許可を取るために奥さんのご機嫌を取るという男性もいるものです。

もしこれが独身だったとしたらどうでしょうか。「好きな時に好きなものを買えるのにな…」と思い、つい独身に戻りたいと思ってしまうようです。

独身に戻りたい！静かな空間が欲しい！

「うちは子どもも3人いて、常に家の中は賑やかです。もちろん、それは嬉しいことでもあるけど、たまに静かな空間で一人で過ごしたいって思います。悩みや仕事があったりすると特に思いますね。」(40歳/男性/会社員)

子どももいる場合、なかなか一人の時間は持ちにくいでしょう。

子どもが小さいうちは、奥さんに協力して育児もしなくてはなりません。また、子どもが増えれば増えるほど家の中は賑やかになります。ですから「たまに静かな時間を過ごしたい」「自分のことに集中したい」と思った時は、独身に戻りたいと感じてしまうでしょう。

好きなことを仕事にしたいと思った時に戻りたいと…

「これまでは家族のためと思って仕事をしてきたけど、最近自分の好きなことを仕事にしたいと思うようになった。でも給料が今よりかなり減るし、妻には言い出せない。その時初めて独身に戻りたいって思った。」(35歳/男性/公務員)

男性の収入で家族を養っているという場合、収入の減少は家族にとって大きな問題となりかねません。そのため気軽に「仕事変えることにしたから！」とは言えないのでしょう。

家族がいるという責任を感じる瞬間でもあったのではないでしょうか。独身に戻りたいと思ったのは、そうした責任から逃れたい気持ちもあるはずです。

続いては、女性が独身に戻りたいと思う瞬間を見ていきます。

男性とは違い、女性はどんな時に独身に戻りたいと思うのでしょうか。

1人の時間が全然なくて…

「子どもがいるので仕方ないですけど、結婚してから1人の時間が全然なくて…。贅沢な悩みだけど、美容室とか買い物とかたまには1人で行きたいなって思ってしまいます。」(30歳/女性/パート)

まだ子どもが小さいうちは、一人で留守番をさせるわけにもいかないでしょう。どこに行くにも連れて歩かないといけないため、しばらくの間は1人の時間が持てません。

仮に夫の協力を得たとしても「心配になる」と、家のことを気にしてしまう女性も少なくないです。夫のことをもっと信頼することが必要かもしれませんね。

また恋愛したいなぁって思うんだよね

「すれ違うカップルとか見てると、また恋愛したいなぁって思っちゃいます。キラキラして見えるし、満喫している姿を見てると独身に戻りたいって思うことはありますよ。」(28歳/女性/接客業)

恋愛している人はキラキラ輝いて見えるもの。幸せそうに見えることも多いですよね。

そうしたカップルを見て、独身に戻りたいと思うようです。結婚生活に慣れて、日常にドキドキを感じられる場面が少なくなったのかもしれませんね。

旦那だけ飲みに行っている時に戻りたいってよく思う

「仕事の付き合いとはいえ、旦那は毎晩のように飲みに行ってる。その度に独身に戻りたいって思う。なんで私だけ家事も育児も一人でこなさなきゃないんだろうって思う。」(36歳/女性/専業主婦)

毎晩夫の帰りが遅く、不満が溜まっているようです。飲みに行く夫を見て「私も飲みに行きたい」「独身に戻りたい」と思うのでしょう。

楽しい時間を一人早く切り上げなきゃならないとき

「友達と久しぶりに会ってるとだんだんと盛り上がってくるじゃないですか。でも、夕飯の支度があるから私だけ一人早く切り上げなきゃないんです。その時は独身に戻りたいって思いますね。時間を気にせず遊びたいって思っちゃいます。」(32歳/女性/美容師)

家で夫や子どもが待っているとなれば、遅い時間まで遊んではいられないでしょう。でも、盛り上がっている中一人だけ帰るというのは寂しくもあり、また友達が羨ましく感じるものですよね。

門限がないとしても、待っている家族がいると考えるとなかなか自由に過ごせないもの。「一人になって自由に過ごしたい」と思うのも無理はないでしょう。

夫の実家に帰省する時独身に戻りたいってすごい思う

「私にとっては義両親がストレスで…。盆や正月に夫の実家に帰省しなきゃないんですが、その時はすごい独身に戻りたいって思いますよ。行かなくても良い理由を探すほどです。」(39歳/女性/アパレル)

こちらの女性は、義両親との関係があまり良くないようですね。帰省しなければならない時期になると、独身に戻りたいと感じるようです。

また、「嫁なんだから」「嫁なのに」と、義家族や親戚から圧をかけられる人も少なくありません。そうした環境では、結婚生活にストレスを抱えてしまうでしょう。

男女の意見を見てみると、人それぞれストレスや不満を抱えているようですね。

次は、独身に戻りたい理由をより具体的に見ていきます。これもまた、男女で違いが見られるようです。まずは男性の独身に戻りたい理由をご紹介します。

帰宅時間を聞かれることがストレス

奥さんから「今日は何時に帰るの？」「帰宅中？今どこ？」など、帰宅時間を聞かれる男性は多いのではないでしょうか。奥さんとしては帰宅時間に合わせて夕飯の支度をするなど、理由があって帰宅時間を聞いているのでしょう。しかし、このように聞かれることで束縛・干渉されていると感じる男性は少なくありません。

これが毎日となると、意外とストレスに感じるもの。飲みに立ち寄りたくてもなかなかできず、自由な時間が持てないと感じるようです。

また、帰宅時間に帰らないと「何してたの？」と問い詰められることも。仕事ならまだしも、プライベートでも時間を厳守しなければならないという生活にストレスを感じてしまうのでしょう。

飲み会に行くと奥さんが不機嫌になる

飲み会に行くと奥さんが不機嫌になるというのも、男性が独身に戻りたいと感じる原因の一つです。

男性は付き合いで何かと飲み会に行く必要があります。上司や同僚、あるいは取引先の人といった相手と、嫌でも飲み会に行かなければならない場合があるでしょう。

そこで奥さんが「大変だね、仕事のうちだから仕方ないね」と言ってくれれば良いでしょうが、現実はそういった女性ばかりではありません。「また飲み会？」「あなたばかり飲み会に行けていいな」と、嫌味を言いながら不機嫌になる人もいるものです。

仮に、その飲み会が仕事上仕方なく行かなければならないものだとしたら、男性にとって苦痛でしかないでしょう。家に帰っても不機嫌な奥さんが待っていると考えると、「独身に戻って気楽に生きたい」と思ってしまうのも無理はないかもしれません。

家でも指示を出されるから

いわゆるかかあ天下タイプの奥さんの場合、家でも指示を出されることが多くなります。

例えば「ごみを捨ててきて」とか「ここの片付け終わったら子どもの相手して」といったように、次すべき行動を一つ一つ指示出されることがあるでしょう。そんな中、奥さんに対して言い返せないタイプの男性であれば、独身に戻りたいと思ってしまうはずです。

仕事でも家でも指示を出され続ければ、ストレスに感じるでしょう。自分がしたいこともできないわけですから、「自由がない」「自分の時間が持てない」と不満も抱くはずです。

独身に戻りたいのは、「自分らしく生きたい」「自分を大切にしたい」という思いからではないでしょうか。ただ黙って聞き入れるだけでなく、時に不満や思いを伝えないことには今の状況は変わらないかもしれません。

稼いだお金を自由に使えない

自分で稼いだお金を自由に使えないために、独身に戻りたいと思う男性は多いのではないでしょうか。確かに、結婚し家族を持った以上「養わなければいけない」という責任や義務は生じます。でも、ちょっとした好きなものすらも買えないとなれば「なんのために働いているんだろう」と不満を持ってしまうもの。

それはきっと、日々あなたが必死に努力しているからでしょう。その報酬として好きなものを買いたいと思うのは自然な思いです。そうしたご褒美がないことには、なかなか仕事にも精が出なくなってしまいますよね。

その点、奥さんは旦那さんの努力を評価してあげるべきかもしれません。「今月もお疲れ様」という言葉と共に、旦那さんの頑張りを認めてあげましょう。

「結婚したからには仕方ない」と思える理由もあるものの、やはり一人の人として自由や権限はある程度必要になるでしょう。

続いて、独身に戻りたいと思う女性の理由を見ていきます。女性はなぜ独身に戻りたいと感じるのでしょうか。そこには女性ならではの理由もあるようです。

結婚生活に不満がある

女性の場合、そもそも結婚生活に不満があって独身に戻りたいと思う人が多いようです。中でも「仕事をしたいのにできない」「夫が家事や育児に非協力」など、理想とする形ではない場合に独身に戻りたいと思うのでしょう。

人によって、結婚生活で抱える不満には違いがあります。夫に対して不満を抱いているケースもあれば、自分が自由に身動き取れないことを不満に思っているケースもあるでしょう。

ですから、奥さんの不満を知るためには、奥さんに理想の結婚生活を聞いてみることです。「何に不満？」と聞くとあれもこれもと不満が爆発し、聞いている男性もしんどい思いをしてしまいます。

奥さんに理想の結婚生活を聞き、そこから何に不満を持っているのかヒントを得てみましょう。

まだまだ遊びたいしおしゃれしたい

「まだまだ遊びたい」「もっとおしゃれを楽しみたい」、そんな思いから独身に戻りたいと思う女性も少なくありません。特に若くして結婚した女性、妊娠を機に結婚した女性は、独身時代にまだまだやりたいことが残っていたはずです。そのやり残したことに悔いがあって、独身に戻りたいと思うのでしょう。

仮に女性の周りの友人などがまだ結婚しておらず、遊んだりおしゃれしているようであれば、こうした欲は強くなるはずです。夫や子どもがいるとしても「私ももっと楽しみたかった」という気持ちになり、独身に戻りたいと感じます。

奥さんはもしかしたら、刺激が欲しいと感じているかもしれませんね。

子どもがいて一人の時間を持てないから

きっと子どもを授かったことは嬉しく、また幸せに感じているはずです。ただ、出産と同時に自分一人の時間はほとんど持てなくなります。夜中であっても授乳したり、歩き回るようになれば目が離せなくなるでしょう。そうした状況に疲れて独身に戻りたいと思うこともあるはずです。

この場合は、決して子どもを邪魔だと思っているわけではありません。ただただ「一人の時間が少しでも欲しい」と思っている状態です。

夫の手を借りずにワンオペ育児状態だとしたら、睡眠時間が取れないだけでなく、ろくに食事の時間も取れていない可能性があります。ですから男性は「たまに好きなことしなよ」と、協力する姿勢を見せてあげた方が良いでしょう。

夫が自分を「女」として見てくれない

女性が独身に戻りたいと思う理由には、「恋愛がしたい」というものがあります。その根本的原因が、夫が妻を女として見てくれないというもの。結婚してからいつしか奥さんを「母親」「当たり前にいる人」としてだけ見てはいないでしょうか。

奥さんも女性ですから、ドキドキしたりキュンとなったりしたいと感じているはずです。しかし、夫から女として見られていないからには、他に求めることしかできません。

奥さんが独身に戻りたいと思う理由が「女として見られたい」だとしたら、浮気に走ってしまう恐れもあります。

義家族や親戚付き合いの煩わしさ

結婚生活で悩んでいるとはいっても、その原因が自分の家庭にないケースもあります。特に女性の場合は、義家族や親戚付き合いの煩わしさを感じて、独身に戻りたいと感じることがあるようです。

たまにしか会わないとしても、顔を見れば「子どもはまだ？」「いつまで仕事する気？」など、余計なお世話とも思える言葉を言われることがあるはず。しかし相手は夫の家族や親戚のため、言うに言えない思いがあるでしょう。

長期休みとなれば相手の都合に合わせて会いに行ったり、時に「これやって」「嫁でしょ」と仕事や用事を押しつけられてしまうこともあります。そうした状況に嫌気がさしている女性もいるはずです。

ここは、夫である男性が寄り添い気持ちをくみ取ってあげる必要があるでしょう。「家族がごめんね」という一言であっても、きっと奥さんは救われた気持ちになるはずです。

さまざまな事情はあるものの、「独身に戻りたい」と思った時はどうすべきなのでしょうか。

実際に独身に戻るとしたら、離婚を考える必要があります。そうした事態になる前にできることがあるはずです。

子供がいる場合にはどうするのか考える

もしあなた達夫婦に子どもがいる場合は、子どもの未来まで考えなくてはなりません。夫婦それぞれが「独身に戻りたい」で一致したとしても、子どもの人生も関わる問題です。子どもの立場になって考えることも必要になるでしょう。

例えば、仮に二人が離婚する場合、子どもの親権をどちらが持つかも決めなくてはなりません。その答え次第では、引っ越しや転校が必要な場合もあるでしょう。しかし、子どもにも意見や気持ちがあります。親の事情により突然「友達とは二度と会えないから」と言っては、あまりに強引すぎるでしょう。

ですから、独身に戻りたいと思った時、子どもがいる場合は子どもの今後をどうするかしっかり考えるべきです。自分だけの問題とは考えず、離婚は子どもを巻き込む問題として重く受け止めるべきでしょう。

冷静に自分の気持ちを整理する

あなたのその「独身に戻りたい」は、一時的な感情ではないでしょうか。特に、相手や家族に対する不満は一時的なものが多く、時間が解決してくれる問題も多いです。

また、中には「不満を伝えずに我慢している」という人も見られます。不満がある相手に思いをぶつけていないとしたら、まだ離婚を考えるのは早いかもしれません。

まずは冷静に、自分の気持ちを整理してみてください。「何がなんでも独身に戻りたい！」という強い思いがない場合、離婚以外にも対処法はあるはずです。

気持ちを整理した上で、相手に伝えなければならないことがある場合は伝えるべき。お互いに改善し合いながら環境や関係を良くしていく必要があるでしょう。

本音で話し合う

自分の気持ちに整理がついたら、次は夫婦で本音で話し合ってみましょう。もしかしたらその場で相手に否定されることもあるかもしれませんが、伝えないことには良くもなりません。

もし相手の発言や行動をストレスに感じているならば、「こうしてほしい」と伝えましょう。ただ、一方的に伝えては相手にも不満が溜まってしまいます。「自分もこうする」と自身の改善点を伝えたり、相手の不満に耳を傾けることも大切です。

話し合いが終わったら、しばらく様子を見てみましょう。すぐに改善できるとも限らないため、数ヶ月～1年程度様子を見てみると良いですね。また、相手が改善しているようであれば認めて褒めることも大事。相手の良さや魅力を継続してもらうためには、褒美となる褒め言葉が大切です。

他の家庭と比べてみる

独身に戻りたいと思ったその理由が、一般的に普通かそうじゃないか見極めることも大事です。自分では「こんなのあり得ない！」と思っていることでも、他所の家庭では普通かもしれません。

ですから、一度他の家庭と比べてみると良いでしょう。相談する形で「これってどう思う？」と聞いても良いですし、「○○の家庭ではどういうルール？」と比べてみるのも良いです。すると自身の抱えている不満や欲求のレベルが確認できます。

中には「それくらいマシだよ…うちなんて」と、もっと過酷な環境の中で生活を送っている人もいるでしょう。そうした話が聞けると、自身の不満が軽く思えるようになります。

家庭の話を出すことを恥ずかしいと感じる人もいるでしょうが、比較することで自分の不満の度合いがどれくらいかを知ることができますよ。

独身に戻りたいと思ったとしても、「これから改善して頑張りたい」「離婚はしないで乗り越えたい」と思う人もいるでしょう。

そんな人のために、次は独身に戻りたいと思った時の対処法をご紹介します。今のしんどい環境や関係を変えるには何をすべきなのでしょうか。夫婦で乗り越えて、再び楽しい結婚生活を取り戻しましょう。

夫婦で家事の分担を話し合う

独身に戻りたいと思うのには、「自分だけがしんどい…」「自由がなくて辛い」という理由もあるでしょう。そうした場合、まずは夫婦で家事の分担を話し合うと良いです。

家事の分担ができていれば、女性が「私ばっかり」と思うことが減ります。また、やることが決まっているとなれば、男性の「休みの日に指示ばかりされる」という不満も減るでしょう。

それぞれが抱える仕事量なども配慮する必要がありますが、対等になるように分担してみてはいかがでしょうか。あるいは曜日ごとに分担するのもアリですよ。

夫婦それぞれリフレッシュをする

なかなかストレスが発散できず独身に戻りたいと感じる人も少なくありません。家族のためとはいえ、一人の時間が持てなかったり好きな事ができないとなれば、ストレスが溜まってしまうのも無理ありません。

そこで、夫婦それぞれがリフレッシュする時間を設けてみるという方法はいかがでしょうか。仮にお互いに日曜日が休日だとしたら「今週は自分が、来週は相手が」といったように、リフレッシュできる日を決めます。

その日だけは自分の好きなことをして、次のリフレッシュの日まで頑張ることを目標にすれば、ストレスは少しずつ解消されるでしょう。

日々の中に、楽しめる日や発散できる日があるだけでもストレスの溜まり具合は異なります。片方だけが好きなことをするのではなく、ここでも対等であることを忘れずにしましょう。

独身では得られないものを見つける

結婚生活に不満を抱いている人の中には、ないものねだり状態になっている人もいます。自身の今の生活や環境を振り返り、得ているものや幸せに思うところを見つけてみてください。

例えば、独身で一人暮らしをしていれば、家に帰った時に「おかえり」を言ってくれる人がいません。また、帰宅と同時に温かい食事が用意されているなんてことはないでしょう。そうした生活が送れるのは、結婚しているからであり相手がいてくれるからではないでしょうか。

結婚していないと得られないものを考えると、自身が得ている幸せも見つけられるはず。ないものねだりになって独身に戻ってしまえば、今ある幸せを失う可能性があるのです。

初心に戻ってみる

独身に戻りたいと思う人のほとんどが、結婚から数年以上経っている人です。結婚生活に慣れてきて、相手の嫌なところが見えてきたり飽きが生じている時ですね。そうしたマンネリから独身に戻りたいと思うのであれば、この機会に二人揃って初心に戻ってみましょう。

例えば、二人きりで初デートの場所に行ってみるでも良いです。その場所に行けば、きっとその当時のことを思い出すはず。そしてその時は、きっと今の生活に憧れを抱いていたはずです。

またその時、恋人のようなことをしてみるのもおすすめ。手を繋いだり相手のためにおしゃれしたりと、付き合っていた頃の感覚で過ごしてみてください。

独身に戻りたいと思う人の中には、「ドキドキがほしい」「恋愛がしたい」という理由から独身に戻りたいと思う人もいます。そうした人は、もう一度相手に恋してみるのが良いでしょう。

最後に、独身に戻りたいと思った時に離婚すべきかどうかを解説していきます。

自分の中で独身に戻りたいという思いが強くなれば、きっと離婚を考えるはずです。しかし、離婚してからでは後悔してしまうこともあります。最低限、これらのことをチェックしてから決断するようにしましょう。

離婚のメリットデメリットを考える

独身になりたい欲が強いと、どうしても独身の良さを見てしまいがちです。ただ、独身になることによりきっとデメリットもあるはず。離婚を決断する前に、しっかりとデメリットにも目を向けるべきです。

例えば、離婚すれば子どもとまともに会えなくなる可能性があります。また、再婚をしなかった場合は生涯独身生活の可能性もあるでしょう。

子どもが好きで、尚且つ寂しがり屋な人であれば、これらはきっとデメリットになるはず。あとから「結婚生活も良かったな」と後悔しないよう、あらかじめ考えておきましょう。

離婚で悩みは解決できるかを判断する

あなたの抱えている悩みや不満は、離婚をすることで解決できるでしょうか。そこも事前に考えなくてはなりません。

例えば「恋愛したいから」が、独身に戻りたい理由だとしましょう。離婚したからといって必ずしも恋愛できるとは限りませんし、恋愛の先に結婚を考えているならば、再び同じ展開になる可能性があります。

離婚をすることで問題がクリアになるのであれば、離婚も一つの選択肢です。ただ、離婚しても大して解消されないというのであれば、もう一度よく考え直した方が良いでしょう。

独身になる以外に方法がないか考える

独身になりたいと思った時、その理由が結婚したままでも解決できることなら、今すぐにトライしてみるべきです。

例えば、男性が奥さんに「休みの日にする家事はやめたい」と伝えたとしましょう。それで奥さんが「分かった、いいよ」と言ってくれたら、それだけであなたの不満は解消されます。

また女性も、旦那さんに女として見てもらいたいのであれば「デートしたい」と言ってみてはいかがでしょうか。恥ずかしい気持ちもあるでしょうが、やれるだけのことをやってみてから離婚を考えるべきです。

離婚してしまったら、元に戻るのは難しくなります。今できることを探し、手あたり次第試してみてからでも遅くはないでしょう。

結婚生活のベテランに相談してみよう

独身に戻りたいと思った時、自分と同じ世代に相談するのも悪くありません。今自分の抱えている不満がどの程度のレベルなのか確認できるため、それも一つの方法です。

ただ、同じ世代への相談はあくまで比較するため。きっと相談した相手も、現在進行形で悩んでいるはずです。

ですから、離婚すべきかどうか迷った時は結婚生活のベテランに相談してみると良いでしょう。自分の親世代、あるいはもっと上でも良いですから、自分の置かれている状況を相談してみてください。

すると、相手からアドバイスや答えをもらえることがあります。「そういう時期は数年だけ、今は何も不満がないよ」とか「こうして乗り越えたよ」といった話が聞けるはずです。

内容は違えど、少なからず誰でも結婚生活には不満や悩みを抱えているもの。どのように解消していけば良いのか、先輩たちの答えを参考にしてみるのも方法です。