「美人は得」って言うけれど…美人のメリットとデメリットを調査！

容姿の整った女性を見て、「美人に生まれたらもっといい人生を送れただろうな」と羨ましく感じたことはありませんか？

確かに、ルックスが悪いよりも良いほうが何かと得をしそうですし、美人というだけで周囲から大切に扱われそうですよね。

「美人は得」だと言われるのは、内面ではなく外見によって人を評価するというルッキズム（容姿差別）が私たちの社会に根強く浸透しているからかもしれません。

ここではまず、「美人は得」と思われる主な理由についてチェックしていきましょう。

第一印象が良いから

人によって好みのタイプは異なると言えども、「綺麗な顔立ちをした女性が嫌い」という人は少数派でしょう。

綺麗な見た目をしていると、それだけで第一印象がよくなるもの。老若男女問わず人から好感をもたれやすいので、どこに行っても人間関係がスムーズにいきやいのです。

また、男性に限らず女性も美人が好きで「こんな可愛い子となら仲良くなりたい」と思う傾向がありますよね。そのため美人は友達が多く、寂しい思いをすることが少ないでしょう。

また、いわゆる普通顔の女性は印象に残りづらく、集団の中に埋没してしまいがちですが、美人は相手の心にインパクトを与えるため、すぐに顔と名前を覚えてもらえるというメリットもあります。

金銭面で優遇されがち

さまざまな本やメディアでは、普通顔以下の女性と比べると3000万円、あるいは1憶円ほど美人は得をすると言われていますよね。

美人だからと言って必ずしもお金持ちになれるわけではありませんが、金銭面で優遇されやすいというのは確かでしょう。

美人はとにかく男性にモテるため、男性たちはライバルと差をつけようとして、美人にブランド品をプレゼントしたり高級レストランで奢ってあげたりするからです。

また、資産家などハイスペックな男性からも好意を寄せられやすいため、美人は普通の女性よりも玉の輿に乗って悠々自適な生活を送れるチャンスが高いでしょう。お金で苦労せずにすむのは、美人は得だと言われる所以なのかもしれません。

身近なところに美人の知り合いがいると、何かにつけて美人が優遇されているのを目の当たりにするはず。妬ましく思うと同時に、「やっぱり美人は得をする」ということを実感するでしょう。

ですが、実際に美人になってみなければ本当に美人は得をするのか、どのようないいことがあるのかわからないですよね。

そこで以下では、「美人は得をする」事例を4つピックアップしてご紹介していきます。

とにかく出会いが多い

容姿ではなく内面を重視する男性もいますが、世の中の男性の多くは美人が好きと言っても過言ではないでしょう。本気で「美人が嫌い」と思っている男性は少数派のはず。

気後れしたり緊張したりするという理由で美人にあえて近づかない男性もいますが、できるならば自分好みのルックスの女性と付き合いたいというのが大半の男性の本音でしょう。

そのため美人はとにかく出会いが多く、自分から積極的に行動を起こさずとも人の輪に囲まれやすいのです。

広い人間関係を活かして仕事のチャンスを得ることができますし、スペックの高い素敵な男性と出会う確率も高くなるのは、まさに「美人は得をする」の典型例ですよね。

ちやほやされるから美人は得

周囲から優しくしてもらえるというのも、「美人は得」と言われる理由のひとつ。容姿がよい女性を敵視する人もたまにいますが、全体的な傾向としては、男性も女性も美人に好感をもちやすいものです。

たとえそこに恋愛感情がなかったとしても、綺麗な女性と会うと「この人によく思われたい」という気持ちが無意識のうちに芽生えます。

ほかの人ならばスルーされることであっても、美人がしたことであれば称賛されたり感心されたりするでしょう。

特別なことをしたわけでもないのにちやほやされ、多くの人から好意をもたれるのは、普通の女性にはないことですよね。

仕事のミスは大目に見られる

美人は職場でも優遇されやすいものです。特に上司や先輩が男性であった場合、「この女性に好かれたい」という心理が働くため、美人に厳しい態度をとることはあまりないでしょう。

むしろ、「何かあったら相談して」と頼りがいのある男であることをアピールをして、美人をひいきすることも。

ほかの社員ならば激怒したり厳しく叱責したりするようなミスであっても、美人が相手ならば「次回は気をつけようね」と大目に見てあげる男性は意外と多いのです。

見た目が綺麗であるがゆえに多少の失敗ならば許してもらえるというのは、「美人は得をする」という証拠にほかなりません。

どんな服も着こなせる

どんなテイストの服も似合うのでおしゃれをするのが楽しいというのも、美人は得をする例のひとつです。

そもそも見た目がよいので、服にお金をかけずとも綺麗に見えるというのも美人ならでは。高級ブランド品で身を固めた普通の女性よりも、全身プチプラアイテムの美人のほうが洗練されておしゃれに見えるとよく言いますよね。

服に限らず、どんなヘアスタイルもメイクも似合うため、鏡を見るのが楽しいことでしょう。自分磨きをすればより一層美しくなれるのも、美人は得をすると言われる理由です。

コンプレックスを隠す目的ではなく、純粋に美容やおしゃれを楽しめるというのは、美人は得をすると言われる理由なのかもしれませんね。

ここまで見てきたように、美人は得をするというのはあながち間違いではなさそうです。「容姿に強いコンプレックスを抱えている女性よりも、美人のほうが生きやすそう」と感じる方も少なくないことでしょう。

では、他に美人はどのようなことで得をしているのでしょうか？ここからも引き続き、美人は得をする事例を詳しくご紹介していきます！

自分に自信がもてるから美人は得！

誰かに見た目を貶されたりからかわれたりしたことがきっかけで自分に自信がもてなくなり、「人と話すのが怖い」「恋愛に前向きになれない」と悩んでいる女性は意外と多くいます。

他方で、美人はその容姿のよさゆえに小さい頃から周囲にちやほやされることが多く、頻繁にルックスを褒められるため、自己肯定感が高くなりやすいでしょう。自分を自分で愛せるというのは、幸せな人生を実現するために欠かせないある種の才能ですよね。

自己肯定感が低いとネガティブ思考に陥り、生きづらさを感じてしまいがち。ですが、美人は健全な自尊心をもっているため、自分らしい生き方を楽しむことができます。

好きな男性と付き合えることが多い

好きになった男性と付き合える確率が高いというのも、「美人は得」だと思われる理由ですよね。あまり容姿がよくない女性と比べると、美人は男性に好意を寄せられることが多く、その中に自分の好みのタイプの男性が含まれているということも往々にしてあります。

また、美人が優しく微笑めば、たいていの男性はドキッとしてしまうもの。美人に関心をもっていなかったとしても、美人からアプローチを受ければ恋心が芽生えるでしょう。

もちろん、美人だからといって常に恋愛がうまくいくわけではありません。ですが、その整った容姿をフル活用すれば好きな男性を高確率で落とせるというのは、まさに「美人は得」だと言えるでしょう。

ちょっとしたことでも評価してもらえる

「美人なのに〇〇」というフレーズをよく聞きますよね。たとえば「美人なのに、誰にでも優しい」といったように、ほかの人にもよく見られるようなあり触れた特徴であっても、美人というだけで付加価値がプラスされるのです。

「自分たちとは違う存在」と美人を特別視している人が多いからでしょう。普通の女性が親切な行動をとっても特別感謝されませんが、美人が同じことをすると「なんて素敵な女性なんだ！」「見た目だけでなく心も美しいなんて！」と感激されることも少なくありません。

些細な言動であっても好意的かつ過大に評価されるということも、美人は得をする事例として挙げられるでしょう。

雑に扱われることが少ない

残念ながら、世間には「容姿が整っている人間のほうがより価値がある」といった風潮が存在します。見た目がよくない女性のことは軽んじていいと思っている人も一定数いるのです。

他方で、美人はこうした外見至上主義によって得をすることはあっても損をすることはほとんどありません。

たとえば、非美人には適当な応対をする店員であっても、美人にはことさら愛想よく接客するという話もよく耳にしますよね。他人に雑な扱われ方をすることがなく、丁寧に接してもらいやすいということを考えると、美人は得をすると言えるでしょう。

身近なところに美人がいると、「やっぱり美人は得だなぁ」と羨ましく感じることも多いはず。そこでここからは、世の女性が「美人は得」だと感じた瞬間をご紹介していきます。

サービスをしてもらえるから美人は得

「よく行くカフェに可愛い女友達を連れていったんですが、その子を見た途端に普段はそっけないオーナーさんが急に愛想よくなったんです。しかも『これ、サービスです』とケーキのおまけまで出してきたのでびっくり。私との態度の差にショックを受けつつも、やっぱり美人は得だよなぁって思いましたね。」（23歳/女性/事務員）

この女性のように、店員が美人をあからさまに意識してサービスをしていたという意見は多いです。女性店員でも美人が相手だと急に愛想よくなる場合も少なくありませんが、男性店員の場合はよりその傾向が高いと言えます。

仕事のミスも美人なら怒られない…

「職場に『瞬間湯沸かし器』というあだ名の上司がいるんですが、本当に怒りっぽくて小さなミスでも怒鳴られるほど。でも、今年入ってきた美人の新入社員には嘘のように優しくて、けっこうなミスでも全然怒らないんです。美人は得をするというか、優遇されるんだなって痛感しますね。」（30歳/女性/行員）

美人は男性社員にちやほやされ、困ったときにすぐに助けてもらえるから羨ましいという意見もたくさんあります。

先生にひいきされていた…

「成績評価が厳しいことで有名な教授いるんですが、美人にはあからさまにえこひいきをするんです。出席回数が足りなくて失格扱いになるはずなのに、可愛いと評判の女友達がお願いしたところ、A評価をもらったと言ってました。それを聞いた男子生徒が同じようにお願いにいったところ、門前払いされたそうです…。」（19歳/女性/大学生）

教師と言えども人間であることがうかがえるエピソードですね。本来ならば厳正に成績評価をするべきですが、つい私情が入ってしまうのでしょう。

権力や権限をもっている男性にひいきされやすいというのは、美人は得をする典型的な例かもしれません。

男性があからさまに優しい！

「男の人って、可愛い子とそうでない子では明らかに態度が違いますよね。私のような特に美人でもない人間には無関心で無反応なのに、美人が相手だと『何か困っていない？』『いつでも頼ってね』とか言って、優しく振る舞う男性が多すぎて…。そんな場面に出くわすたびに、美人は得だと妬ましく感じます。」（26歳/女性/保育士）

すべての男性が美人に弱いわけではありませんが、美人を目の前にすると急に態度が紳士的になる男性もいますよね。何かと親切にしてもらえるのは、美人は得である証拠なのかもしれません。

美人は得することが多いですが、見た目が美しければ無条件で幸せになれるというわけではありません。むしろ、美人ゆえに苦労をすることも意外と多いのです。

ですが、「美しい容姿のせいで嫌な思いをしている」と愚痴を言うと、自慢と受け止められる可能性が高いですよね。

そのため、美人は大きな声でその苦労を口にすることができないのです。ここからは、そんな知られざる美人の苦労について見ていきましょう。

女性から妬まれやすい

綺麗な女性がいると、周囲の男性から好意を寄せられやすいですよね。本人は男性からの好意を利用するような意図は一切なかったとしても、職場で女性社員から嫉妬をされてあらぬ噂を立てられたり、敵視されることも少なくありません。

男性からモテればモテるほど、女性から妬まれやすいというのは美人の宿命ですよね。嫉妬ゆえに女性から嫌がらせを受けることもあるため、必ずしも美人は得とは言えないでしょう。

恋愛面でトラブルに発展する可能性がある

贅沢に感じる人もいるでしょうが、「モテるのが悩み」という美人もいます。憎からず思っている男性ならばまだしも、特に興味のない男性や苦手なタイプの男性から一方的に好意を寄せられるのを苦痛に感じるのも無理はないでしょう。

中には、やんわりと断っても強引にアプローチしてきたり、逆上したりしてくる人もいます。その結果、男性恐怖症気味になってしまう美人もいるほどです。

ほかにも、知らない男性からつきまとわれたりストーカー被害に遭いやすいというデメリットも。美しい容姿ゆえに恋愛面でトラブルに巻き込まれることも少なくないようです。「美人は得」と言われますが、このようなリスクもあります。

努力を過小評価される

死ぬほど頑張って就活に取り組んで第一志望の企業から内定をゲットしても、「顔採用に決まってる」「頑張らなくても面接に受かるから、美人は得だよね」と言われてしまうケースも…。

美人ゆえに過大評価されることもあれば、頑張って何かをやり遂げたとしても、「どうせ顔がよかったからでしょ」と過小評価されることもあるのです。自分のことを正当に評価してもらえないと、やる気を失ってしまいますよね。

周囲から注目を集めてしまう

美人とは良くも悪くも人の関心を集めてしまう存在です。その私生活に過剰な好奇心をもつ人も多く、噂の対象になってしまうことも…。

内気な性格をしている美人の場合、周囲の人々からの視線や関心に耐え切れず、ストレスを感じてしまうでしょう。

容姿にばかり執着してしまう

美人が相手ならば、好き勝手に容姿を品評してもよいと思い込んでいる人も少なくありません。女優やモデルがネット上で何かと「劣化した」と揶揄されるのは、その最たる例でしょう。そう考えると、美人は得とは言えませんよね。

「自分は美人だから価値がある」と思ってきた女性は、年を取って見た目が変化することを過剰に恐れる傾向が見られます。見た目ばかりに執着してしまうと、心が疲れ果ててしまうでしょう。

美人は得をするとは一概には言えませんが、美しい容姿を手に入れることで世渡りしやすくなったり、自分に自信をもって堂々と行動できるというメリットもあります。

「一度きりの人生だからこそ、どうせならば美しい女性として生きてみたい」と考えている方も多いことでしょう。そこでここからは、美人になるためのとっておきの方法をご紹介していきます。

左右対称のメイクをする

顔が左右対称に近ければ近いほど、多くの人は「整っていて美しい」と感じるもの。つまり、メイクで左右対称の顔を完成させれば、美人度がアップするのです。

顔の歪みや左右の目、眉などの違いをきちんと把握して、できるだけ左右対称になるようにメイクをしてみてください。小さな鏡ではなく三面鏡を使うと、自分の顔を客観的に把握しやすくなりますよ。

清潔感ある身だしなみを意識する

目鼻立ちが特別整っていなかったとしても、「なんだか美人っぽい」と思わせることは可能です。そのためには、常に清潔感ある見た目を心がけることが必要。

徹底的なお手入れで美髪と美肌を手に入れ、上品で質のよい服をセンスよく身にまとうことで、雰囲気美人になることができます。

外見だけじゃなく内面も磨く

内側から輝くようなオーラを放っている女性は、どんな顔立ちをしていても不思議と綺麗で魅力的に感じるものですよね。

美人オーラを手に入れたいならば、外見だけでなく内面も磨くことが大切です。美しいものに触れて感性を磨いたり、忙しい合間を縫って勉強をしたりして教養を身につけましょう。

また他者への思いやりを欠かさず、優しく振る舞うように心がけてみてください。性格美人は単なる外見美人よりも愛され、大切にされるはずです。

上品な言動を心がける

手っ取り早く雰囲気美人になりたいならば、普段から上品さを意識して振る舞うようにしてみてください。

早口で喋るのではなく、落ち着いた声でゆっくりと話すこと、またエレガントでフェミニンな仕草を心がけることで、優美さを感じさせる女性になれますよ。

今回は「美人は得をする」という説について検証してきましたが、いかがでしたでしょうか。全体的に見ると美人は得をする傾向にありますが、同性から嫉妬されたり、下心丸出しの男性から一方的に好意を寄せられたりと苦労をすることも少なくありません。

幸せになれるかどうかに美醜はあまり関係なく、結局はその人の考え方や行動次第のようです。容姿が整っていなかったとしても、メンタルが安定していて自分で自分の人生を切り開く力があれば、毎日幸せに過ごせるでしょう。

「美人は得」「ブスは何をやってもダメ」と卑屈にならず、今の自分にできることを前向きに取り組んでみてください。そうすれば、内側から輝く美しさを手に入れられるはず！