男性は失恋したら引きずりやすい？立ち直る方法や期間を徹底調査！

失恋を引きずっているなんて、男として女々しいんじゃないか…なんて考えている男性も多いのではないでしょうか。しかし心配は要りません。なぜなら、男性は女性よりも失恋を引きずりやすい傾向があるからです。

しかし、いつまでも引きずっていると辛いのは確かですよね。ということで、この記事では男性が失恋の辛さを克服する方法をご紹介。ぜひ参考にして、明るい毎日を取り戻してください！

男性は女性よりも失恋を引きずる傾向にあると言われても、「こんなに悩んでいるのは俺だけなんじゃないか…」と心配な男性も多いでしょう。ということで、まずは世間の男性の声を紹介します。

かなり長期間引きずるタイプ

「結局4年くらい引きずりましたかね…ただでさえモテないので、大好きな彼女を失った時は立ち直れませんでした」(24歳/男性/公務員)

失恋を引きずる期間は人によって異なりますが、数年単位で引きずる人も少なくありません。ある程度恋愛に慣れていれば良いのでしょうが、初めての彼女だとその人しかいないという気持ちになりますよね。

あえてすぐ他の子にアタックする！

「僕はすぐに他の子にアタックしますね。失恋を忘れるには新しい恋に走るのが一番って言いますし」(29歳/男性/物流)

自分が失恋を引きずることが分かっているからこそ、あえてすぐに他の女性にアタックするという男性もいます。確かに、新しい魅力的な女性に夢中になれれば、前の彼女のことはすぐに忘れられるかもしれませんね。

失恋後3ヶ月くらいでピークに

「別れた後は、彼女から解放された気分になって清々しいんですよ。でもじわじわと寂しさが襲ってきて、3か月後くらいにピークになりましたね…。そこで彼女に復縁を持ちかけるんですけど、全然応じてもらえなくて、自分が失ったものの大きさを実感するんです」(31歳/男性/IT)

大抵のカップルは、失恋する前にギスギスした期間があります。その喧嘩が解決しないから、やむを得ず別れるわけですよね。

別れた直後はギスギスした空気から解放されるため、晴れやかな気分になります。恋人がいないことの自由を謳歌する男性も多いでしょう。しかし、次第に彼女が恋しくなってきて、失恋を引きずるようになるのです。

賑やかなところに身を置いて誤魔化す

「一人で過ごしていると彼女がいないのが寂しくてしょうがないので、賑やかなところに身を置きますね…。そうやって彼女のことを忘れられるまで我慢します」(29歳/男性/営業職)

一人で静かにしていると、寂しさがこみあげてくるものです。そのため、失恋を引きずっている期間は賑やかにして、その辛さを乗り越えるという男性も。具体的には友人と過ごしたり、家にいる時はテレビなどを付けて静かにならないようにして乗り切るようですね。

周りから指摘されたことも…

「失恋を引きずっていたら、職場の同僚に指摘されました…。結構見ただけで分かりやすいものなんですね」(32歳/男性/医療)

失恋を引きずると、その辛さが自然に態度に出てしまうという人も。あまりに辛いと、本人にはそのつもりはなくても、辛さがにじみ出てしまうものなのかもしれませんね。仕事のパフォーマンスに影響しないように気をつけたいところです。

男性が失恋した際、一般的には立ち直るまでにどのくらいの期間を要するものなのでしょうか？期間別に見ていきましょう。

数日

一番短くて数日で立ち直る男性もいます。これは最初から失恋を引きずっていません。別れたという事実はあっても、失恋したという認識はないと言えます。

原因としては、元々彼女のことが好きではなかった可能性が考えられます。周囲に進められるがままに付き合った場合など、不本意な恋愛をした場合は引きずらずに済むでしょう。また、付き合ってから一回目のデートで別れを決断したなど、そもそも愛情を育む期間が皆無だった場合も失恋を引きずりません。

2週間程度

2週間以内に失恋を立ち直れるのは、ほとんど引きずっていないパターンといえます。もともと彼女と付き合っていた期間が短いか、完全に愛情が冷めてから別れた場合は、短い期間で立ち直れるのです。

ただ、どれほど愛情が薄くても、僅か数日で立ち直れることはほぼありません。相手がどんな女性であれ、いいところは必ずあるからです。そして、男性は女性よりも過去の恋を鮮明に覚えており、美化する傾向があります。そのため、短い期間でも彼女と過ごした楽しい時間がよみがえり、失恋を引きずってしまうのです。

とはいえ、2週間くらいで立ち直れるのであれば、それほど深刻ではないでしょう。私生活や仕事に悪影響が出ることもほとんどなく、次の恋愛に進めるはずです。

1ヶ月程度

失恋を1か月引きずるのは、比較的立ち直りが早いほうといえます。多くの男性が1～3ヶ月くらいで立ち直っているようです。

ただ、どの程度まで回復したら立ち直った内に入るのかが問題です。1ヶ月で立ち直れるという男性も、心の片隅には元カノの存在が残っており、思い出して心を痛めることもある様子。あくまで、理性的に「仕方がない」と思えるようになるだけです。本当の意味で元カノのことを忘れ、新しい恋に走るには、もう少し期間が必要なのかもしれませんね。

3ヶ月程度

3ヶ月失恋を引きずる男性は少なくありません。一般的に「やや長め」といえるくらいの期間といえます。

3ヶ月というと、季節が一つ変わりますよね。元カノと別れてからもうそれくらいの時間が立つのかと再認識させられることになります。そして、いつまでも元カノのことばかり考えているわけにはいかないと、自分を鼓舞するタイミングでもあるのです。

しかし、3ヶ月が経過した段階でも、完全に元カノのことを頭から排除できている人はそう多くないと言われています。理性で納得することと、感情的に区切りをつけられることの間には、大きな差があると言えるでしょう。

半年～1年

一般的に、失恋を引きずる期間として「長い」といえるのが半年から1年です。周囲から見ると「あれ、まだ引きずってたの？」と思われる可能性があります。本人も、つらい気持ちを抱えながらも「もう半年も引きずっているのか…」と、自分で自分を女々しいと思うでしょう。

ただ、半年も経過すると、失恋を引きずりながらも「さすがにもう復縁は無理だろう」と諦観を抱くようにもなります。どれほど元カノへの想いが強くても、その思いが現実的に叶う日は来ないのだと悟るようになるのです。

この納得感が、感情的に失恋を過去のものにするための後押しになることがあります。

1年以上

1年以上になると、失恋を引きずる期間としては相当長いほうになります。これほど引きずる男性はあまり多くはありません。

しかし、珍しいというほどでもありません。特に、長年付き合ってきて結婚も考えていた相手との別れであれば、1年くらいは引きずるものです。もし結婚していたら、その後一緒に過ごすはずだった時間は1年どころではないはずですからね。

ただ、1年が経過すると復縁はかなり難しくなっています。特に元カノのほうから振った場合は、もう元カノの中で男性のことは過去の存在になっているでしょう。そこから挽回するのは至難の業ですし、そもそも元カノはすでに新しい恋に走っている可能性もあります。

そろそろ、どこかで区切りをつけて元カノの存在を忘れなければならないでしょう。

失恋した後、男性はどんな心境になるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

心にぽっかり穴が空いている

女性と交際していると、必然的にいろいろなことを考えることになります。今度のデートはどうしようとか、プレゼントは何がいいかといった身近なことから、将来はどうしようかという重大なことまで、いろいろありますよね。

しかし、失恋した瞬間にそれらを考える必要性が一瞬にしてなくなります。精神的にも肉体的にも負担は減少するわけですが、その浮いた力で何をすればよいのかと言うと、すぐには見つかりません。余ったエネルギーのやりどころが分からず、虚しくなるのです。

何とかして心の穴を埋めようとして、仕事や趣味、友人関係に没頭しようとしますが、それがすぐにうまく人は稀です。しばらくの間は、生活から大切なものが抜け落ちてしまった虚無感に苛まれることになります。

絶望感で落ち込んでいる

男性は女性に比べると、一つのことに集中すると他のことが見えなくなる傾向があります。そのため、彼女のことが大好きだと、自分にはその人しかいないと思ってしまうのです。

そんな彼女と別れてしまったら、絶望してしまうのも無理はありません。もう自分は誰かと付き合うなんて無理だと落ち込み、未来に希望を持てなくなるでしょう。

この状態になると、自分から恋愛をしようという行動力も失うことになります。そして、新しい彼女ができないせいで余計に別れた元カノのことを忘れられないという、悪循環に陥るのです。

相手を理想化する

よく「思い出補正」なんて言われますが、昔のことは実際よりも美化されて思い出される傾向にあります。たとえば、子供の頃を思い出してみましょう。あの頃は楽で良かった、と思いませんか？

しかし、小学生にとって小学校は大変ですし、中学生にとって中学校は大変です。人生のどんな段階であれ、大変なことは少なからずあるので、ひたすら美しい過去というのは存在しません。

それにもかかわらず、人は美しい部分ばかりを思い出します。失恋においてもこれは同様で、元カノと過ごした楽しい時間ばかりを思い出すのです。そして、「あんな素敵な女性と別れてしまった」という思いが一層強くなります。

どれほど思い出が美しくても、別れたということはそれくらい厳しいお付き合いだったということ。その現実に目を向けなければなりませんね。

復縁を考える

どうしても彼女との別れを受け入れることができない男性が考えるのが、復縁です。失恋した悲しみを、元の状態に戻ることで癒そうとするのです。

ところが、復縁はなかなかうまくいきません。そもそも、簡単に復縁できる状態なら、初めから失恋する事態に陥っていない可能性が高いからです。

もちろん、うまくいく可能性はゼロではないため、試す価値はあるでしょう。しかし、それでもうまくいかなければ、余計に失恋を引きずることになります。ある意味では、一か八かの勝負といえるでしょう。

無理にでも諦めようとする

失恋の傷が癒えるには時間がかかります。しかし、その時間の間に何もしないのはもったいないですよね。過去のことを考えている暇があったら、未来にことに目を向ける必要があります。

そこで、少しでも前を向こうとする男性は、無理にでも失恋の悲しみを忘れようとします。新しい彼女を作ろうと恋人探しに躍起になったり、仕事や趣味でスケジュールを一杯にして、余計なことを考えないようにするのです。

確かに、失恋を忘れるうえで有効な方法ではありますよね。しかし、そうやって無理に作った彼女とうまくいくかどうかは、難しい問題といえます。

何が悪かったのかを反省する

未来のことに目を向けるべきなのは確かですが、過去の失敗から目を逸らすのは良くありません。むしろ、未来を成功に導くためには、一度過去のことに決着を付ける必要があります。

そこで、自分のどこが悪かったのか、じっくりと考えるタイプの男性もいます。無理に忘れようとしても難しいため、あえて失恋を直視して、自分で納得できるまで考えようというアプローチ方法です。

新しい恋愛に踏み切るよりも、失恋から立ち直るのに長い時間がかかるでしょう。しかし、反省した内容は次に活かされますから、前向きな解決方法といえますね。

失恋をすると色々な苦しみが襲ってくるものです。では、そうした苦しみから解放されるにはどうすれば良いのでしょうか？立ち直るための方法を見ていきましょう。

新しい出会いを探す

先ほど紹介したように、失恋した男性の中には、新しい恋を見つけることで失恋の悲しみを癒そうとする人もいます。これは確かに有効な方法です。すぐに昔の元カノを忘れることはできないかもしれませんが、新しい彼女ができれば、彼女がいない空虚感からは逃れられるでしょう。

ただ、探してすぐに見つかる出会いが長続きするのは比較的難しい傾向にあります。また、どうして自分と元カノがうまくいかなかったのかよく考えることなく出会いだけを求めると、二の舞を演じることになりかねません。焦らず慎重な姿勢が大切といえます。

仕事や趣味に没頭する

人は忙しいと悩みを忘れることができます。そのため、失恋の悲しみを忘れるために、仕事や趣味でスケジュールを一杯にするというのも手です。

この方法の良いところは、失恋によって仕事が手に付かなくなるようなリスクを最小限に抑えられることです。元カノを失っても、その代わりに別のものが手に入れば悲しみも癒されるでしょう。

ただし、仕事や趣味に打ち込んでどれほど成果を出しても、孤独感がなくなることはありません。やはり、孤独を癒せるのは人と人のふれあいだけです。失恋の悲しみを無理やり仕事や趣味で抑えつける必要がなくなったら、また恋人を探した方が良いでしょう。

連絡先や写真などを全て消す

男性は女性よりも失恋を引きずる傾向にありますが、そんな男性が良くやってしまいがちなのが、元カノからもらったものや連絡先、写真など、思い出がよみがえるものをいつまでも大事に取っておくことです。

思い出を大事にすると言えば聞こえが良いですが、すべての思い出が採っておくべきものであるとは限りません。早々と捨てたほうがよい思い出もあるのです。

失恋も、ただ悲しみをもたらすばかりであれば、捨てたほうがよい思い出といえます。元カノとのつながりが完全になくなるような気がして悲しいかもしれませんが、勇気を出して連絡先や写真を消してしまいましょう。

運動をする

運動には、嫌なことを忘れさせてスッキリさせる効果があります。確かに、体を動かして汗をかけば、小さな悩みなら吹き飛ぶような気分になりますよね。

そのため、失恋で悩んでいる時期は、積極的に体を動かすのもアリ。できれば筋トレを兼ねて本格的にやって見ると良いでしょう。筋肉が付くと男性として自信がつきますし、次の恋愛で勝利を掴みやすくなるかもしれません。

男友達と遊ぶ

失恋した後ひとりで悩んでいると、孤独感ばかりが募ることがあります。しかし、一人で過ごしている限り孤独を解消するのは困難です。

そこで有効なのが、とりあえず誰かと会って孤独を解消することです。一番手軽なのは友達と会うことでしょう。

幸い、今の時代ならSNSで簡単に友達とつながることができます。予定が会えばすぐに約束することができますね。

ただ、友達は友達であって、恋人同士ほど信頼できる関係になるのは難しいでしょう。ある程度友達関係で孤独を癒せたら、次の恋に進むことも忘れないようにしましょう。

思い切り泣く

泣くのはみっともないと考えている男性は多いでしょう。しかしながら、泣くのを我慢すると余計に悲しさが胸の中に残ることになります。

そのため、泣きたいのであれば思い切り泣きましょう。これ以上泣けないというくらい泣くのがポイントです。ひたすら泣いて力を使い果たせば、やがて少しは気分が楽になります。泣くのは結構体力を使いますから、運動をしたのと同じようなスッキリ感も味わえるでしょう。

このようにして感情を表に出すことで、自分の中である程度けじめをつけられるようになります。「あれはもう充分悲しんだ」「もう終わったことなんだ」と思えるのです。

ここまでは、失恋した男性が立ち直る方法を見てきました。しかし、逆に失恋からの立ち直りを遅らせたり、さまざまな問題を引き起こすNG行動もあります。ということで、次は失恋後のNG行動について見ていきましょう。

失恋相手にしつこく迫る

失恋の後、復縁を考える男性は少なくないはずです。どうして別れることになったのか納得できないと、彼女に迫りたくなることもあるでしょう。

しかし、彼女があなたを振っている場合、彼女にとってあなたはすでに眼中にない可能性大。そして、眼中にない以上、あなたがどれほど真剣に復縁を迫っても、彼女にとっては迷惑でしかないのです。

場合によってはストーカーのような扱いをされ、元カノがあなたのことを友人に言いふらすかもしれません。実際、女性は過去の恋愛をそれほど自分の思い出として秘密にしようとは考えない傾向があるため、簡単に噂になります。そうしたリスクを背負いたくないのであれば、早々に諦めたほうが良いでしょう。

自暴自棄になる

人は非常に強いダメージを受けると、自暴自棄になることがあります。自分のことがどうでもよくなり、投げやりになるのです。

確かに、頑張っても別れた元カノは戻っては来ない可能性が高いです。一度した失敗を取り消してやり直すことはできません。世の中には本当の意味で取り返しのつくことなんてないのですから「何をやっても無駄だ」と自暴自棄になるのは、ある意味正しい認識といえます。

しかし、それでも人生は続いて行くもの。自暴自棄のままでは、本来手に入っていたマシな未来さえ失いかねないのです。失ったものは失ったものとして早々に諦め、次のことに目を向けなければなりません。

SNSで彼女の動きを探る

昔は、別れた彼女のことを知るのは困難でした。引越していなければ住所くらいは分かりますが、普段どこで何をしているのかはさっぱりわかりませんよね。

それに対して、現代ではSNSがあるので、彼女が日頃どんなことをしているのかある程度うかがい知ることができます。そのため、彼女に未練を抱いている男性は、つい彼女のことをSNSで調べてしまいがちです。

しかし、調べれば調べるほど失恋の未練は強くなります。自分と別れて楽しそうにしている彼女の姿なんて見たら、余計に彼女に詰め寄りたくなることでしょう。調べても百害あって一利なしなので、彼女の情報は遮断することをおすすめします。

失恋について言いふらす

中には、自分を振った元カノを許せない男性もいるのではないでしょうか。実際、元カノに振られた理由が一方的な元カノのわがままだったら、許せない気持ちも湧いてくるでしょう。

しかし、そのことを周りに言いふらしてはいけません。なぜなら、女性を悪く言う男として評判が下がるからです。実際には元カノにどれほど非があっても、それを言いふらしている時点であなたが悪者にされてしまいます。

酒を飲んで忘れようとする

何かを忘れるためにはお酒が一番だという人もいるでしょう。しかし、これは根本的に間違っていると言われています。

なぜなら、お酒を飲むことで記憶があいまいになるのは、お酒を飲んで酔っ払っている間だけだからです。酔っている間のことは思い出せなくなりますが、それ以外のことは関係ありません。つまり、失恋について忘れることは不可能なのです。

確かに、酔っている間は気分がよくなり、失恋のことなんてどうでもよくなるかもしれません。しかし、酔いがさめれば再びはっきりと思い出します。あまり有効な方法ではないので止めておきましょう。

ここまでは失恋した男性に向けた内容を紹介してきました。では、身近に失恋した男性がいる場合はどうすれば良いのでしょうか。適切な接し方をご紹介します。

男性の内面を褒めてあげる

男性はプライドを大事にする生き物です。失恋した際も、彼女を失った悲しみと共に「俺は魅力がないんだ」というプライドの傷が苦しみをもたらしています。そして、プライドが傷ついたままだと新しい恋に進むことができないため、苦しみが長引くことになるのです。

したがって、失恋した男友達には内面を褒めてあげましょう。彼が魅力的であることを伝え、自信を持たせるのです。もちろん外面を褒めるだけでも一定の効果がありますが、これではあまり大きな自信にはなりません。やはり、人間として魅力のある部分を褒めるのが良いでしょう。

外に連れ出してあげる

先ほども解説したように、人はひとりで閉じこもっていると気分が暗くなります。そのため、少々強引にでも外に誘って、人と接する機会を持ちましょう。

こうすることで、必然的に嫌なことを一時的にでも忘れることができます。また、多くに人とコミュニケーションをとることで、自分でもうまくやっていけるという自信を得ることもできます。

ちなみに、単に一緒に出掛けるだけでもいいですが、運動に誘うとなお効果的です。先ほど紹介したように、体を動かすと気分が晴れやかになるからです。

たとえば一緒にジムに行ったり、ジョギングでも良いでしょう。どうしても運動が嫌いなら歩くだけでも構いません。

男性の話を聞く

男性は基本的に自分の恋愛について他者に喋らない傾向があります。男性にとって彼女との思い出は秘めたる宝物であるため、簡単には人に教えたくないのです。そもそも、喋ることにメリットを感じられない場合もあります。

とはいえ、辛いときには誰かに話を聞いてもらうことでスッキリするものです。そのため、失恋した男友達が一体何に悲しみ、どう苦しんでいるのか、本人に喋る気があるのなら話を聞いてあげましょう。聞いてあげればあとは自己解決してくれる可能性が高いので、黙って聞くだけでOKです。むしろ、下手にして気をするとプライドが傷つき、失恋を引きずる期間が長くなります。

合コンに誘う

これまで何度も触れてきたように、失恋を忘れるのに有効な方法の一つは新しい出会いを見つけることです。

したがって、合コンをセッティングして彼を招待するのも良いでしょう。どれほど落ち込んでいても、合コンをするとなれば男性は気合を入れざるを得ません。その気合が、立ち直るきっかけになるでしょう。

ただし、できるだけ多くの女性を呼べるように工夫が必要です。というのも、失恋直後はどうしても目の前の女性と元カノを比べてしまうからです。

そういう厳しい評価をする傾向があるときに、出会う女性の人数が少ないと「やっぱり元カノほど素敵な人はいないじゃないか…」ということになりかねません。

失恋というと、悪いことだというイメージがありますよね。実際、大事な人を失うのですから喜ばしいことではないでしょう。

しかし、だからといって悪いことばかりでもないのです。ということで、最後は失恋のメリットについて見ていきましょう。

失恋して服装に気を遣うようになった

「別れてからのほうがオシャレになったかな。友達から『かっこよくなったね』って言われた」(29歳/男性/自営業)

元カノと交際している間、服装はどうしていましたか？多くの男性は、女性にアプローチする際は恰好を付けるものですが、付き合い始めると気が抜けてオシャレに気を使わなくなります。

しかし、これでは男性として魅力的ではありませんよね。彼女がいようといるまいと、オシャレに気を使って自分を磨いていきたいものです。

そういう意味では、元カノと別れてもう一度オシャレに気を使う必要が生じることは、自分磨きにもつながるのでメリットになります。もう一度オシャレをし、男性としての自信を取り戻していきましょう。

気を紛らわすために仕事に熱中したら…

「失恋して急に生活が味気なくなったから、代わりに仕事に集中していたら、給料が増えた」(24歳/男性/IT)

失恋した悲しみから目をそらすために、仕事に没頭する人もいます。辛いことを忘れるための仕事というのは、楽しいものではないでしょう。

しかし、楽しくなかったとしても、仕事に没頭すればそれまで以上のパフォーマンスを発揮できる可能性があります。失恋したおかげで、仕事で良い成果を残し、昇進につながる可能性だってあるのです。また、そうやって仕事で成果を残せるカッコイイ男性になれれば、新しい恋はスムーズにいくかもしれませんよ。

マッチョになった

「家に居たら嫌なことを思い出すんで、とにかく体動かそうと思ってジムに通い詰めたら腹筋が割れました」(25歳/男性/製造業)

先ほど紹介したように、失恋の苦しさを忘れるには体を動かすのも有効です。そして、そうやって体を動かしていると、必然的に体力や筋力が身に付きます。筋肉が引き締まって男性としての魅力が増すのはもちろんですが、体力が付くことで仕事に良い影響が生じることもあるでしょう。

男として成長した

「僕は簡単に嫌なことを忘れらないんで、何度も反省したんですよ。そうやって徹底的に考えていくと、根本的に自分のどういうところに問題があるのかわかってきました」(32歳/男性/公務員)

自分を客観視するのは難しいことですよね。自分で思っている自分と、周りが思っている自分には、少なからず差があるものです。

そして、そういう自己理解の欠如が問題を招くことがしばしばあります。自分では正しいと思っていても、周りから見ればまったく正しくないことがあるのです。

しかし、自分と元カノの衝突を分析することで、自分のどこが悪かったのかを理解できるようになります。そうして自己理解を深めれば、これからの人間関係や仕事でうまく立ち回れるようになるでしょう。