決断できない人の性格&特徴を徹底解説！優柔不断の直し方もご紹介

決断しなくてはならないことは日常の中に山ほどありますよね。しかし、考えれば考えるほど答えがわからなくなってしまったり、優柔不断だと周囲にイライラされたり…つらい経験をした方は多いでしょう。決断できないのって結構辛いですよね。

今回は、そんな決断できない人の性格や特徴、また優柔不断の直し方について紹介していきます。決断できない人が周囲にいて困っているという方や、自分自身が決断できなくて悩んでいるという方はぜひ読み進めてみてください。きっとあなたにとってヒントになることが見つかるでしょう。

まずは、決断できない人のお悩みについて見ていきましょう。決断できない人は具体的にどんなことに悩んでいるのか気になりますよね。ついつい共感してしまう部分も多いのではないでしょうか。

いつも決断できなくて周囲から呆れられる…

「私は、優柔不断な性格で、仕事でもプライベートでもなかなか決断が出来なくて困っています。すぐに決断できる人にはなかなか理解してもらえませんが、本当に決断を迫られると困ってしまうんですよね。

これ！と思っても、やっぱりこっちのほうがいいかも…。というように決められないのです。なかなか簡単にこれがいいと決断することが出来ないので、周囲の人たちからはあきれられてしまう時もあります。」(22歳/女性)

決断するのがストレスで疲れてしまう…

「生きているといろいろな場面で決断を迫られる時ってありますよね。仕事ではもちろんですし、日常生活の中でも、決断を迫られることはとても多いです。一つ一つは些細なことでも、毎日繰り返していると決断するにもストレスを感じてしまいます。

一度決断しても後悔してしまうことも多々ありますし、究極の選択を迫られるようなシーンもありますよね。あまりに決断することが多いと、決断すること自体がストレスに思えてしまって、疲れてしまうことがあります。」(25歳/男性)

頼みごとを断れない

「私は決断力がないせいで、頼みごとをされても断れないんです。嫌なら断ればいいと簡単にいう人もいますが、断ったら相手にどう思われるのかと考えると、なかなか断る勇気が出ずに、引き受けることになってしまいます。

特に強く頼まれたり、泣き落としのように頼まれたりすると絶対に断ることが出来ません。そのせいで都合よく使われているなと感じるときもあります。こんな性格どうにかしたいです。」(24歳/女性)

決断を先送りにして後悔する

「僕は本当に優柔不断な性格なので、決断するのが面倒になり、ついつい物事を先送りにしてしまうことがあります。そのせいでいろいろと損をしてきました。

仕事でチャンスを逃してしまったり、彼女との仲がこじれてしまったり…。すべて自分の性格のせいなので仕方ないのですが、こんな性格は何とかしたいですね。簡単に決断できるようになるといいのだけど…。」(27歳/男性)

決断できない人の悩みを紹介してきました。共感してしまった人も多いのではないでしょうか？

続いては、決断できない人の性格や特徴について見ていきましょう。決断できない人はどんな性格なのか、どんな特徴があるのか詳しく解説していきます。

リスクを回避したい

決断できない人の中には、自分の決断によって生じるリスクについて考えすぎてしまう人も多いのではないでしょうか。決断にはどうしてもリスクはつきものですよね。決断の結果上手くいくこともたくさんありますが、時には結果的に決断ミスになってしまうこともあります。

人間ならば誰でもそんなリスクは、避けられるならば避けたいもの。しかし、リスクに慎重になるのは悪いことではありません。どんなことに対しても慎重にしっかりと考えて物事を決断できる人は、それだけ冷静さがあり、信用に値するとも言えます。

失敗するのが怖い

失敗を恐れすぎる人も、周囲から決断できない人と思われます。失敗を恐れることは当たり前のことで悪いことではないのですが、これも度が過ぎるといつまでも決断することができず、周囲からは決断できない人、はっきりしない人と思われてしまうのです。

失敗を恐れすぎてしまう原因は、小さいころの家庭環境や過去の失敗などにあり、いろいろな経験の結果臆病になっているということが考えられます。このような方はネガティブになりすぎてしまう傾向もあるでしょう。

警戒心が強い

決断ができない人の中には、警戒心が強い方も多いです。警戒心が強くなってしまうのには過去のトラウマやつらい経験など、いろいろな原因があるもの。そして、警戒心が強くなると物事を決めるときに、物事の裏に隠された部分までも読み取ろうとしてしまいます。

騙されたくない、失敗したくない、嫌われたくないなどのいろんな感情がプラスされ、決断するのに時間も勇気も必要になってしまうのです。そのため、物事を決断しなくてはいけない時は人一倍悩んでしまうし、簡単に決断することはできません。

責任感が弱い

自分で決断ができない人と言うのは、決断をするのに時間が必要だったり勇気が必要なため、ついつい決断を人に任せてしまいがち。決断を人に任せてしまえば、自分で悩む必要もないし、結果が良くても悪くても、自分が責任を感じることはないので確かに楽ですよね。

しかし、いつも人に決断を委ねてばかりいると、責任感が弱い人間になってしまいます。そんな責任感が弱い人間は、周囲からあまり信用されなくなってしまうので、決断できない性格を改善することが大切です。

決断できない人の性格や特徴について徐々に分かってきましたよね。ここからはさらに詳しく見ていきましょう。

自信がない

自分に自信が持てない人も決断が得意ではありません。自分に自信がないと、自分の考え方が正しいのか、間違いなのかも不安になってしまいます。そのため、物事を決断しなくてはならない時にも、自分の決断が正しいと信じることができなくなってしまうのです。

また、自分の決断によって、周りがどんな反応をするのか気になってしまう方も多いでしょう。そうなると、自分が正しいのかもわからない気持ちに、周りがどんな反応するのかという不安も入りまじり、決断に時間がかかってしまいます。

平和主義

平和主義な性格の方も決断をするのが苦手です。平和主義の方は、自分の意見よりも周囲の意見を大切にしたいという気持ちがあるので、自分が決断を迫られるような状況になっても、自分の意見を通すような決断よりも、みんなが喜ぶような決断をしようとしてしまいます。

そのため、周囲の気持ちまで考えながら決断をしなくてはならなくなり、簡単には決断できないし、時間がかかってしまうのでしょう。自己主張も少なく決断が遅く、周囲に誤解されることもありますが、平和主義な人は周囲の平和を願っているだけなのです。

人の意見に合わせる

あなたは何か決めるときに、他人の意見に合わせてしまうことはありませんか？決断が苦手な方は、つい人の意見に合わせてしまう方が多いです。

人の意見に合わせれば、決断しなくても良いので楽かもしれません。しかし、いつも人に合わせてばかりいると、自分自身も疲れてしまいますし、周囲の人にも少しは意見を出して欲しいと思われているかもしれませんよ。

過去を何度も振り返る

優柔不断で決断ができない人は、過去を何度も振り返ってしまう方が多いです。ちょっとしたミスや失敗を何度も振り返り後悔したり反省したりを繰り返し、ますます決断に対して臆病になってしまっていると言えます。

反省をするのはいいことですが、何度も繰り返していると自分自身も自信を持てなくなり苦しくなってしまいますよね。過度に過去を振り返るのはよくありません。前向きに次を見つめることも大切ですよ。

決断できない人の性格や特徴を紹介しました。決断できない人にもいろいろな性格や特徴があるのがわかりますよね。続いては、決断できないことで生じるデメリットを紹介します。

成功のチャンスを逃す

必要な時に決断ができない人は、成功のチャンスを逃してしまうというデメリットがあります。冷静によく考え決断をすることが大事なシーンもありますが、時には決断にスピード感が求められる時もあるはず。特に仕事のシーンでは、それが原因で成功のチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

また、普段から決断が苦手な人は周囲の人に合わせてしまったり、ネガティブな思考をしてしまったりで疲れやすい方も多いです。心に余裕がなくなるとチャンスを逃してしまう原因になることもあります。

流されやすい

決断できない人は、自分に自信が持てない方が多いです。そのため、人に何か言われると、それを正しいと思ってしまうので、ついつい人の意見に流されやすくなってしまいます。周りの意見をきちんと聞くことが出来るのは素晴らしいことなのですが、人の意見に流されやすいと人に騙されてしまったり、裏切られてしまうという状況になってしまうこともあるのです。

また、周りに流され合わせてばかりいると、自分の意見を押し殺さなくてはならないことも増えてきて辛くなってしまう方もいるでしょう。

誤解されやすい

いざという場面で決断ができない人は、周囲から優柔不断だと思われたり、何を考えているのかわからないと思われてしまう傾向があります。そのため、本当は慎重にいろいろなことを考えているのに、「使えない人」と誤解を与えてしまう可能性があるのです。

また、決断できない人は、物事を説明するときについ曖昧な口調になってしまうこともあるでしょう。そうすると相手からは不審に思われ、「あまり信用できない人」と思われてしまうこともあります。

自信を失う

決断が苦手な人は、決断をした後にも、あの時の決断は間違っていなかったのか自問自答をしてしまうことが多いです。また、もし悪いほうへ転がってしまった時には、人一倍後悔をすることが多いのではないでしょうか。

そのようなことを繰り返していると、人間はどうしても自信を失ってしまうものです。一度決断したことは、どちらに転んでもそれは運命だと受け入れるくらいの覚悟を持ち、ポジティブ思考を持てるようになるときっと自信もついてきますよ。

決断できないデメリットを紹介しました。決断できないことは悪いことではないのですが、デメリットもたくさんあるので、やはり決断力は付けておきたいですよね。ここからは、決断できないを卒業するために、優柔不断の直し方を見ていきましょう。

直感を信じる

まずは直感を信じてみましょう。決断をできない方は、ついついあれこれと深く考えすぎてしまうという方が多いですよね。あれこれ考えすぎてしまうと、ますますどれが正しいのかわからなくなるという経験をした方も多いのではないでしょうか。

そうなってしまうとなかなか決断をするのは難しくなりますよね。そうならないためには、自分の直感を信じることが大切です。

例えば、レストランのメニューを決めるときなどは、一番初めに食べたいと思ったものを見つけたら、そのほかのメニューは見ないでそれに決めてしまいましょう。選択肢が増えれば増えるほど決断は難しくなってしまいます。

失敗が経験になると考える

優柔不断の原因の一つは失敗が怖いと思っていることです。自分の決断ミスによって失敗してしまったら絶対後悔する…と思うと、なかなか決断できなくなってしまいます。

人間、誰でも失敗はしたくないですよね。しかし、生きていると失敗はつきものです。失敗を避けて生きていくことは不可能ではないでしょうか。それならば失敗も経験になると考えてみましょう。そう考えると、少しくらい、間違ってもいいやと思えてきませんか？

失敗も経験になると前向きに考えることができたら、勇気を持って決断できるようになるのではないでしょうか。

完璧主義を手放す

決断ができない方は完璧主義になってしまっている方も多いです。自分の弱い部分や未熟な部分を見せたくないので、完璧な決断をしようとしてしまうのでしょう。そうなると、決断するにはすごく勇気がいるし、悩んでしまいますよね。

しかし、そもそも完璧な人間なんていないんです。そう思うと決断も少しは楽になるのではないでしょうか。みんな未熟でいろいろな失敗を重ねて生きています。正しさではなく、自分が好きかどうかなど、少しだけ考え方を変えてみるだけで決断をするのが簡単になるかもしれませんよ。

自己肯定感を高める

優柔不断を直すためには、自己肯定感を高めることも大切です。優柔不断になってしまう方は、自分の決断に自信が持てない方が多いですよね。自分の決断が周囲にどう思われるのかを考えてしまったり、自分の決断が間違っているのではないかと考えてしまったり。

そうなると決断をするのはすごく難しいことになってしまいます。そのような方は、自己肯定感を高める努力をしてみましょう。まずはありのままの自分を受け入れることから始めてみてください。自分の弱さや欠点すらも愛嬌だと受け入れられるようになると、自信がつききっと今よりも楽に決断ができるようになりますよ。

自分の価値基準を持つ

自分の価値基準を持つと決断は楽になるでしょう。決断できない人は自分の価値基準ではなく、他人の価値基準を大事にしている方もいます。そうなるとなかなか決断は難しくなるのです。

他人を大切にするのはいいことですが、他人のことばかり気にしていると自分が疲れてしまいますよね。まずは自分のことをよく知り、自分が好きなものを大事にして、自分の価値観を見つめ直してみましょう。きっと決断が楽になりますよ。

今回は決断できない人の性格や特徴、優柔不断の直し方について解説しました。決断できない人には様々な悩みがあり、つらい気持ちや誤解されやすいなどの問題点もあることがわかりましたね。

なかなか自分の優柔不断なところを直すのは簡単なことではありませんが、少しづつ自分に自信をつけ、悩まずに決断できるようになるといいですよね。今回紹介した優柔不断を直す方法を参考に、ぜひ新しい自分になれるようチャレンジしてみてくださいね！