「やりすて」する男性の心理って？されやすい女性の特徴や防ぐ方法

女性の皆さん、これまでの人生で男性にやりすてされたことはあるでしょうか。

「やりすて」とは、体の関係を持った途端に男性が女性の前から姿を消すことや、男性の態度が豹変してしまうことを言います。つまり、「セックスをするだけして捨てる」といった意味です。

相手の男性が好き、あるいは進展を期待して男性からの誘いに応じたのに、やりすてだと気付いたらそのショックは大きいものでしょう。

ただ、やりすてする男性ややりすてされる女性には特徴が見られます。その特徴を抑えれば、今後やりすてされて傷つくのを防げるはずです。

また、男性にやりすてを後悔させる方法もあります。男性が後悔すれば、その男性との進展もゼロではないでしょう。

まず初めに、世の女性の「忘れられないやりすてエピソード」をご紹介します。

やりすて男は、あらゆる手口を使って女性に近づいてくるようです。皆のエピソードをもとに、注意すべき場面や状況を把握していきましょう。

元カレからヨリを戻したいと言われたのに…

「久しぶりに元カレから連絡が来てヨリを戻したいと言われたので、とりあえず会うことになったんです。そんな中エッチする雰囲気になったので、ヨリを戻す前提で受け入れました。でも、次の日から連絡が取れずヨリも戻っていません。」(27歳/女性/銀行員)

元カレとヨリを戻す前提でセックスに応じた彼女。しかし、セックスをした次の日から連絡が取れず、やりすてされてしまったようです。

元々付き合っていた人だけに元カレに対し信頼があったのでしょう。そういった身近な男性からやりすてされるパターンも少なくありません。

学生時代の友人に好きだと言われ…

「飲みの席で学生時代の友人に好きだと言われて、付き合うと思ったから体の関係になった。でも、あとから確認しても覚えていなかったみたい。酔った勢いだったのかな。」(25歳/女性/看護師)

お酒が入っている状態とはいえ、「好き」と言われたら信じてしまうでしょう。

しかし、相手の男性はその後記憶になかった様子。酔っている状態でするセックスはやりすてされる危険性が高いことが分かります。

そっちもそのつもりだったんでしょ？と言われた

「やりすてされた人に偶然会った時に、なんで何の連絡もないのかって問いただしたことがあります。でも『そっちもそのつもりだったんでしょ？』って言われてビックリ。確かに勢いみたいな感じでしたけど、そんな風に思われてるとは…。」(23歳/女性/一般事務)

やりすてされた後、連絡がとれなかったのでしょう。そうした中偶然会い、まるで女性も一夜限りの関係を望んでいたかのように言われたようです。

しつこく連絡していたら捨て台詞を吐かれた

「まさかやりすてされたとは思ってなかったんで、彼に何度も連絡してたんです。そしたらある時返事をくれたんですが、気持ち良くなかったからもう会わないって言われて…。ひどい捨て台詞を吐かれた上にやりすてされて、ショックでかなり落ち込みました。」(30歳/女性/派遣社員)

やりすてされた上にひどい捨て台詞を吐かれたら、そのショックはかなり大きいでしょう。やりすてされた理由が「気持ち良くなかった」では、自身のセックスにも自信がなくなってしまうはずです。

なぜ、男性はやりすてするのでしょうか。次は、やりすてする男性の心理に迫ります。

この心理から、あなたがやりすてされてしまう原因も見つけられるはずです。

簡単にやれそうな軽い女だったから

肌を過度に露出している、あるいはボディータッチが激しい女性は、男性に「簡単にやれそうな軽い女」と見られてしまうことがあります。簡単にやれそうなイメージを持たれた場合、男性はセックスができると期待するだけでなく、「付き合うことはない」と認定してしまうのです。

まるで、女性の方からセックスを誘ってきているかのように感じるからでしょう。「誰にでもこうしてるんだろう」と思い、やりすてすることに抵抗がなくなるのです。

体の相性が悪かったから

初めはやりすてするつもりがなくても、結果的にやりすてになってしまうパターンもあるでしょう。気になるからとセックスをしてみたものの、気持ち良くなかったり相性が悪いと感じたら、男性は「次はないな」と思うものです。

この場合は、継続的に女性とセックスすることができないという判断からやりすてしたと考えられます。関係を進展させ恋人関係になるにしても、体の相性は大事なチェック項目であるはず。それを先に知ってしまった上に相性も悪いとなれば、恋人になりたいとは思わないでしょう。

性欲を解消したかっただけだから

しばらくの間彼女がいない男性の場合、欲求不満になっていることがあります。セックスではオナニーとはまた違った快感を得られるため、オナニーだけではすべての欲は満たされません。

そうした中、セックスできそうな女性を見つけたら、セックスがしたいがために口説くでしょう。もちろん、セックスができるためなら「好き」とか「一緒にいたい」とも言うはずです。

その言葉に騙されてやりすてされる女性は少なくありません。言葉と行動が伴っているか確認したり、その場をやり過ごして確認してみる必要があるでしょう。

タイプじゃないから

男性には、「タイプの女性じゃなくてもやれる」という人も一定数いるものです。つまり、セックスができる女性のストライクゾーンが広い人ですね。ただ、彼女にするとなると極端にストライクゾーンが狭まります。

ですから、セックスはできても彼女にはできないと判断した場合やりすてするでしょう。セックスをして女性に期待されても嫌だからと、連絡を絶ったり冷たい態度を取り続けます。

そもそも男性のタイプではないことから、今後進展できる可能性は低めです。

次に、やりすてする男性の特徴を見ていきます。

やりすてする男性には、「やれればいい」という感覚を持っている人が少なくありません。そのため、以下のような行動が見られがちです。

お酒をやたらすすめてくる

「もっと飲もうよ～」とか「次何飲む？」と、やたらお酒をすすめてくる男性には注意が必要です。あなたをお酒に酔わせて理性を失わせようとしている他、セックスの流れに早く持ち込もうとしている様子がうかがえます。

また、このようにお酒をすすめる人は自身の量も多くなっているはずです。飲み過ぎによって記憶が曖昧になっていたり、物事を真剣に考えられなくなっていることから、やりすてに対しても「悪いこと」という意識がほぼありません。

手あたり次第女性に声を掛けている

ただ性欲を満たしたい人は、手あたり次第女性に声を掛けます。ある程度の好き嫌いはあるでしょうが、やりすてする男性の場合はセックスができればそこまで相手にこだわりがありません。年下であろうが年上であろうが手あたり次第声を掛け、セックスができそうな相手を探すのです。

分かりやすいところで言うと、ナンパをよくしている男性はやりすてしやすいと言えるでしょう。「その場が楽しくなればいい」「気分を高めたい」と、その時のノリで声を掛けているため、声を掛けられた女性がやりすてされることが多いです。

何かと下ネタを話題にする

やりすてする男性は女性をエッチな気分にさせるため、あるいは自身の欲求が溢れ出て、下ネタを話題にすることが多いのも特徴です。下ネタを話しながら、女性にどういった性癖があるのかをチェックしたり、セックスへの関心度を見定めている場合もあります。

また、下ネタの話にのってくれるかどうかを確かめている人もいるでしょう。ノリがよく笑顔で気さくに応えてくれるような女性の場合は「やりすてしても後腐れなさそう」と感じて、ターゲットにすることが多いです。

自分のプライベートを話さない

やりすてという行為は、女性にとって傷つくものです。また、そんなやりすて男に「許せない」「復讐してやる」と思う女性も少なくないでしょう。

そうした報復を恐れて、やりすてする男性は自分のプライベートをあまり話さない傾向にあります。住んでいる場所や職場を明かしていなければ、やりすてした後執拗に追われることを回避できるからでしょう。

中には名前さえ教えなかったり、偽名を使う人もいるほどです。このような人は、やりすてという行為を常習的に繰り返していて慣れていると言えるでしょう。

やりすてする男性に問題があると言えますが、女性にやりすてされる原因があるケースも少なくありません。

では、どのような女性がやりすてされやすいのでしょうか。あなた自身がこうした女性になっていないか確認し、今後傷つくことがないよう自分にある原因は解消していきましょう。

ガードがゆるい

やりすてされやすい人に共通して見られるのが「ガードがゆるい」という特徴です。実際に「付き合って」といった会話をしていない段階で、男性からの誘いに応じてしまっています。これでは、決してガードが堅いとは言えませんよね。

また、過度な露出姿を見せたりスキンシップを激しくとってしまうのも、ガードがゆるいからでしょう。「このくらいなら大丈夫だろう」という余裕が、ガードを緩くさせてしまっているのかもしれません。

ガードを堅くするだけで、やりすて男のターゲットになりにくくなります。せめて、告白がない中でのセックスは受け入れないようにしましょう。

都合のいい女になりやすい

やりすてされる女性は、都合のいい女になりやすいのも共通して見られる特徴です。

そのほとんどが「断れない」「ハッキリものを言えない」からでしょう。男性の言いなりになるような形ですべてを受け入れてしまうため、都合のいい女として扱われてしまうのです。

やりすてされる以外に「いつもセフレにされる」「男性の都合でしか会えない」という場合は、あなたの言動に問題があると言えます。自分の意見を伝えたり、時に相手の誘いを断る勇気を持ちましょう。

ノリが良くポジティブ

ノリが良く、なんでもポジティブに捉える女性は男性からやりすてされやすい傾向にあります。

これは、ノリでセックスを受け入れてくれるからでしょう。また、ポジティブな思考ゆえに「やりすてされた」と気付くまでに時間がかかるため、男性は逃げやすくなります。

逆に、ノリが悪くてネガティブな女性は、やりすてしたあと後々面倒なことになると想像がつくため、男性は誘うことをためらうのです。

ノリが良くポジティブな女性は、「後腐れがなく面倒くさくない」という長所を利用されてしまうと言えます。

相手の言うことを疑わない

相手の言うことを一切疑わない女性も、やりすて男のターゲットにされてしまうことが多いです。

やりすてする男性は、相手が喜ぶような言葉を並べたり、その場しのぎの嘘をつくことも少なくありません。それを鵜呑みにした女性は、「付き合えるかも」と思って体を許してしまうでしょう。

しかし、人を信じることはその女性にとって長所となる特徴です。すべてを疑うようになってしまっては魅力自体失われてしまうため、ガードを堅くしたり疑問に思ったことをしっかりと聞くようにして対処すると良いでしょう。

中には、「これってやりすてされたのかな？」と、いまだ男性との関係がはっきりしていない女性もいるでしょう。

そんな女性のために、やりすてされたのかチェックするポイントをご紹介します。自分が今どういう状況にあるのかを確認してみてください。

LINEの返事が来ない

やりすてする男性の多くは、体の関係を持った後音信不通になります。あなたがLINEを送っても返事が返ってきていないのであれば、やりすてされたと思って良いでしょう。

中には、やりすてした女性と面倒なことになりたくないからと、ブロックする人もいます。裏切ったのは男性側であるのに、女性としては腑に落ちないですよね。

一向に既読にならない、あるいは電話をかけても出ないという場合は、やりすてされたと思って気持ちを切り替えた方が良いです。

関係が進展しない

やりすてした後でも、LINEのやりとりをしたり、時々交流を持つ男性もいます。ただし、付き合う気はないため、関係は進展しません。

仮に、あなたに気持ちがあってセックスした男性であれば、「受け入れてくれた」と思ってその後告白をしてくるはずです。しかし、今の関係を維持したまま進展させる様子もないのであれば、「あわよくばセフレにしたい」と考えているかもしれません。

こうした男性に「私たちってどんな関係？」と聞くと、面倒くさがったり避ける態度が見られるはずです。自身がやりすてされたかチェックするために、あえて聞いてみるのも一つの手でしょう。

体の関係を持った後態度が豹変した

以前までは優しかったのに、体の関係を持った途端冷たくなったなど、男性の態度が豹変したのであればやりすてでしょう。

一度手に入れたことで満足しているため、相手に好感を持ってもらう必要がなくなります。ですから、「命令口調になる」「暴言が増える」「女性として扱ってくれない」といった豹変ぶりが見られることが多いです。

つまり、あなたに媚びを売る必要がなくなった男性は、自分の素の姿を見せるようになります。その姿が冷たく感じる場合は、やりすてされたと思って良いでしょう。

男性を誘っても断られる

体の関係になったわけですから、あなたはきっと「進展した」と感じているでしょう。ただ、やりすてした男性は、あなたとの関係に終止符を打っているはずです。

ですから、あなたが男性を食事やデートに誘っても、さまざまな理由をつけて断られます。「仕事で忙しいから」とか「家族が入院している」など、誘う度に理由を変えて断られるなら、やりすてされたと言えるでしょう。

仮に、好意ある女性からの誘いは、男性は無理してでも応じようとします。断るにしても「明日は？」などと違う日を提案してくるものです。

やりすてされた時、きっとさまざまな感情がこみ上げるはずです。進展を期待していた人であればショックを受け、相手の言うことを信じた人であれば怒りがこみ上げるでしょう。

そのような状況は、二度と繰り返したくないと思うはず。では、どうしたらやりすてされない女性になれるのでしょうか。

嫌なことははっきり断る

「NO」と言えない女性は、やりすて男の餌食にされてしまいます。「セックスしよう？」と誘えば「うん」と言ってくれる女性ですから、簡単な女性だと思われてしまうでしょう。

でも、反対に嫌なことをはっきりと断るタイプの女性であれば男性も手こずるはずです。ですから、付き合ってもいないのに体の関係になるのが嫌なのであれば、そのままストレートに「付き合ってないのにセックスしたくない」と言いましょう。

また、普段からこのようにはっきり断る姿を見せることも効果的です。そうした様子を見て「簡単にはいかなそう」というイメージを持たせ、ターゲットにされないようにしましょう。

ガードを堅くする

やりすてされない女性になるには、ガードを堅くする必要があります。

例えば、男性からの誘いに一回で応じないようにすることも良い方法です。スムーズに誘いに応じてくれる女性はノリが良く好感を持ちますが、反対に軽いと思われてしまうことがあります。

他にも、自分のことをあまりベラベラと話さないことや、時折敬語まじりに話してみるなどの方法が活用できるでしょう。男性との間に壁を作り、ガードが堅い印象を持たせてみてください。

その場でセックスに応じない

「付き合って」といった言葉がない中セックスをする雰囲気になっても、その場で応じないことです。あなたのことが好き、あるいは進展を望んでいる男性であれば、あなたに嫌われたくないと思うはず。「いいじゃん別に」とか「ちょっとだけ」と、無理に迫ることはできないはずです。

また、やりすてされる場合の多くが、その場の雰囲気にのまれて受け入れてしまうケース。だとしたら、その場さえ回避すればやりすてされずに済むのです。

もし男性がやりすてするつもりだったとしたら、「失敗した」と思ってその後あなたを誘うことは減るでしょう。そうした様子をチェックして、あなたに本気であるかどうかを見極めてください。

関係を深めることを優先し進展を焦らない

やりすてされる女性には、「付き合えると思ったから」「セックスしたいのは自分のことが好きだと思ったから」という理由で、男性の誘いに応じる人が多いです。

しかし、結果的にやりすてされた場合は相手との進展は期待できなくなってしまいます。あなたの中に「早く付き合いたい」という焦りがあると、このような状況を招きがちです。

ですから、進展を焦るのではなく関係を深めることを優先してください。進展を急げば、男性から求められた時に嬉しくて応じてしまいます。もっと長い時間をかけて相手のことを知れば、やりすてされる確率も下がるはずです。

男性からやりすてされたら、泣き寝入りするしかないのでしょうか。少なからず、男性はあなたにも好意があったはずです。できることなら、やりすてしたことを男性に後悔させたいですよね。

そこで最後に、男性を後悔させるやりすてのされ方をご紹介します。男性が後悔し「やっぱりもっと仲を深めたい」と思わせれば、今後進展する可能性も出てくるでしょう。

相手に対して好意を見せない

男性があなたに想われていると自信を持つと、「追いかける必要がない」と思ってしまいます。また、実際にセックスをしてあなたをものにしている男性です。「もっと知りたい」とはなかなか思えないでしょう。

ですから、体の関係を持つ前、そして持った後も相手に対して好意は見せない方が良いです。むしろ「別に興味ない」といった姿を見せていた方が、男性は追いかけたくなります。

つまり、あなたにとって「セックスは特別なことではない」という余裕を見せると良いですね。そうしたそっけない態度が、やりすて男の追いたい心理を掻き立てるでしょう。

相手を十分に感じさせる

やりすてしたことをあとから後悔させるには、セックスが男性にとって満足いくものにする必要があります。男性が「またしたい」「あの子がいい」と思えるようなセックスをすれば、やりすてされることはないでしょう。

ですから、セックス中は相手を十分に感じさせることがポイントです。自分が満足することよりも、男性を満足させるようなセックスをし、あなたとのセックスを忘れられない思い出にすると再び求められるでしょう。

ただし、それを機にセフレの関係にならないよう注意しなければなりません。再び求められた時は関係をはっきりさせる、あるいはそれまでの間に他の魅力も見せておくと進展が期待できます。

体の関係を持った後自分から連絡しない

体の関係を持ったことで彼女面したり、「いつになったら付き合うの？」と迫っては、男性は面倒くさがって音信不通になりかねません。また、やりすてを後悔させるためには、あなたが男性にとって追いたい女性であることが必須です。

ですから、体の関係を持った後は自分から連絡せず、男性から来るまで待った方が良いでしょう。今の関係を明確にしたい気持ちは分かりますが、進展を焦れば男性は逃げてしまいます。

もし、SNSなどで男性と繋がりがあるなら、何事もなかったかのようにいつも通り過ごしてみてください。そうした姿を見て「何とも思われていない」「なかったことにされてる？」と、逆に男性が焦って連絡をしてくることがあります。

会う前にできるだけ信頼関係を築く

女性のことを知らなければ知らないほど、男性がやりすてする確率は高まります。知らない相手であれば逃げやすいですし、また情や絆も芽生えていないためやりすてすることに罪悪感を抱かないからです。

そうした心理を活用してやりすてを後悔させることもできるでしょう。そのためには、会う前にできるだけ信頼関係を築くことです。

例えば、あなたと何でも話し合える関係性になったとしたら、男性はやりすてという裏切り行為はしにくいはず。関係が壊れてしまうだけでなく、大事な女性を傷つける行為であるため理性が働くでしょう。

特に、知り合ったばかりの男性が相手の場合は、LINEやメールで関係を深めると良いですね。それまでは誘われても断ったりして、ガードが堅い様子を見せましょう。