彼女が喜ぶ呼び方を知っておこう！変えるタイミングやNGな呼び方も

好意を持っている女性には、何かと話しかけに行きたいもの。男性の中には、そうやって話しかけているうちに、思いが通じてお付き合いすることになったという経験を持つ人もいることでしょう。

ただ、まだ好意を寄せているうちは、苗字をさん付けで呼んでいたのではないでしょうか。中には、職場の皆から「苗字+ちゃん付け」で呼ばれていたり、あだ名を持っている女性もいるはず。

けれど、付き合うとなれば苗字をちゃん付けで呼ぶのは変ですし、彼氏としてはあだ名ではなく自分だけの呼び方をしたいでしょう。

今回は女性に対する呼び方を変えるタイミングと、彼女が嫌がるNGな呼び方をご紹介します。彼女の呼び方で悩んでいる男性、必見です！

「彼女のこと、何て呼んだらいいかな？」と悩んでいる男性は、彼女が喜ぶ理想的な呼び方を知り、その中から選ぶのがベストです。

そこで、彼女が喜ぶ理想的な呼び方をいくつかご紹介します。

下の名前を呼び捨て

下の名前の呼び捨ては、女性が「彼女になったことを最も実感できる呼び方」とされます。確かに、下の名前の呼び捨ては、親しい間柄でないと友達に対しても難しいと感じる人も多いでしょう。

これまでは、下の名前+ちゃん付けで呼んでいたなら、思い切って呼び捨てしてみると、彼女が喜んでくれる可能性がありますね。

下の名前＋ちゃん付け

これまで苗字で呼んでいたなら、下の名前にちゃん付け呼びは、比較的抵抗が少ないのではないでしょうか。

下の名前を呼ぶことで親しみを表せますし、ちゃん付けにすることで優しいニュアンスになります。「いきなりの呼び捨てはハードルが高い」という男性には最適。

いずれは呼び捨てにチャレンジするとしても、まずは距離を縮めるために苗字から名前に変えるのに、ちゃん付けはおすすめです。

あだ名

彼女にあだ名があるなら、あだ名で呼ぶのもおすすめです。ただ、周囲の人たちが呼んでいるあだ名ではなく、できれば彼氏だけが呼ぶあだ名を考えるといいでしょう。

そうすれば、「このあだ名で呼んでくれるのは彼だけ」となり、彼女は嬉しく感じてくれるはずです。

もっとも簡単なのは名前をもじったあだ名。芸能人で例えるなら、小泉今日子さんの「キョンキョン」はよく知られていますよね。

また、息の合ったパフォーマンスが人気のパフュームは、それぞれの名前から「のっち」、「かしゆか」、「あーちゃん」のあだ名で呼ばれています。

彼女の名前を元に、可愛い響きになるよう工夫してみてはいかがでしょうか。

下の名前＋さん付け

20代後半のカップルだとしたら、自然と大人のお付き合いになるでしょう。そんなときは下の名前にさん付けすると、スマートで洗練された雰囲気になります。

例えば、「山田花子」さんという名の女性とお付き合いすることになったとしましょう。これまでは「山田さん」と呼んでいたのが、「花子さん」になるだけで親しみを感じますよね。

とはいえ、馴れ馴れしさは感じられないため、徐々に距離を縮めたい男性や、上品に呼びたい男性に最適です。

理想的な呼び方の中にも、女性によってさまざま。そのため、自分が呼びやすいことと、彼女が呼ばれて喜ぶ呼び方を考慮して選ぶといいです。

そんな彼女が喜ぶ理想的な呼び方はまだ他にもあります。引き続きご覧ください。

苗字+ちゃん付け

これまで苗字をさん付けで呼んでいたのなら、ちゃん付けに変えるだけでもぐんと親しみが増します。「さんからちゃんになった！」と、彼女も距離が少し近づいたと感じることでしょう。

苗字にちゃん付けする呼び方は、最も抵抗なく移行できると言っても過言ではありません。同僚や友人に対してもよく行われる呼び方ですので、今までさん付けだったなら、ちゃん付けからスタートし、次は下の名前へとレベルアップさせていくといいでしょう。

下の名前+たん付け

彼女を可愛く呼びたいなら、下の名前にたん付けするのもおすすめです。

例えば、俳優の杉浦太陽さんは、元モーニング娘の妻・辻希美さんのことを「のんたん」と呼んでいるのだそう。辻希美さんは自分のことを「のん」と呼んでいますので、これをさらに可愛くした形です。

彼女の名前に「たん」をくっつけて可愛くなるようなら、一度呼んでみて、彼女の反応を探ってはいかがでしょうか。

下の名前+α

「たん」付けと似ているのが、名前にさまざまな語尾をくっつける方法です。

芸能人で例えると、小倉優子さんの「ゆうこりん」や、先ほどご紹介したパフュームの「のっち」が当てはまります。

また、藤本美貴さんの「ミキティ」や、元AKB48の板野友美さんの「ともちん」など、バラエティー豊富です。

彼女が嫌がらない程度に可愛さを付け加えると、喜んでもらえるのではないでしょうか。

名前とは一切関係ない呼び方

彼女の名前とは一切関係ない呼び方で呼ぶという手もあります。例えば外国語なら抵抗がないという人なら、英語の「ダーリン」で置き換えできますね。

彼女が何かに似ているなら、それに例えるのもいいでしょう。猫っぽい彼女を「ニャンちゃん」と呼ぶといった具合です。

ただ、実際に呼ぶとなると、名前で呼ぶ以上に勇気が必要なのではないでしょうか。そのため、楽しく呼び合いたいという男性に適していると言えますね。

「彼女をどう呼ぶかは決まった。問題はいつ変えるかだ…」と悩む男性も多いでしょう。これまで呼んできた呼び方を変えるのは、結構勇気がいりますよね。

ここでは、スムーズに呼び方を変えるのにベストなタイミングをまとめました。ぜひ、ご参考ください。

付き合い始めた日に

付き合い始めた日は、呼び方を変える絶好のタイミングです。「これから付き合うことだし、呼び方を変えていいかな？」と切り出すといいでしょう。

あるいは「下の名前で呼んでいい？」や、「お互い、呼び方を変えない？」などと、一緒に変えようと提案するのもおすすめです。

彼女としても、付き合うにあたってどう呼ぼうか悩んでいるはず。付き合い始めた日に、お互いを何と呼ぶかで盛り上がれたら、幸先の良いスタートになるのではないでしょうか。

初デートで

初めてのデートも、呼び方を変えるチャンスです。待ち合わせ場所に来た彼女に、「今日は記念すべき初デートだから、名前を呼んでもいい？」と聞いてみましょう。きっと、彼女は満面の笑みを浮かべるはず。

名前をちゃん付けで呼ぶのが無難ですが、呼び捨てにしたいなら「○○って呼んでいいかな？」と彼女に確認しましょう。あるいは、「何て呼んだらいい？」と聞くのも手です。

呼んでほしい呼び方があるなら「○○って呼んで」と言ってくれるでしょうし、「何でもいいよ」と言われたら、「じゃあ、呼び捨てで。○○！」と思い切って言えますね。

友達などに紹介するとき

友達などに紹介する機会があったときに、彼女の呼び方を変えるという手もあります。これは、付き合ってすぐや、初デートで名前の呼び方を変えるチャンスを失った男性におすすめです。

友達に「僕の彼女の○○ちゃん」と言えば、相手は「○○ちゃん、初めまして」と言うでしょう。他に名前を知らないからです。

この流れに乗って、「○○ちゃんはさ、とっても人気者でさ、僕の自慢の彼女なんだ。ね、○○ちゃん」と、連呼するのがポイント。「じゃ、行こうか、○○ちゃん」で締めくくれば、彼女もすっかり受け入れてしまっているはずです。

ある日突然もアリ！

すべての機会を逸してしまったのなら、もはや最終手段はある日突然変えるしかありません。これまで苗字をさん付けで呼んでいたなら、いきなり下の名前で呼んでしまいましょう。

ただ、苗字+さん付けからいきなり下の名前の呼び捨ては、かなり驚かせます。そのため、名前+ちゃん付けがおすすめです。

彼女の方がむしろ、ずっと「山田さん」と呼ばれていたのが、「花子ちゃん」になったら、「やっと名前で呼んでくれた！」となるのではないでしょうか。驚くと同時に、嬉しく思ってくれるはずです。

男性が深く考えず口にしている呼び方の中には、女性が「嫌な呼ばれ方だなあ」と感じるものがあります。女性が嫌がる呼び方はできればしない方がいいですよね。

ここでは女性が実際に呼ばれて、「嫌な呼び方」と感じた体験談をご紹介します。

”お前”って何様なのって感じ

「これまでは苗字にさん付けだったのに、付き合いだしてから『お前さあ』って。彼女になったから、呼び方を変えようとしているのはわかるけど、”お前”はないですよね。何様なのって感じです」(19歳/女性/大学生）

女性が最も嫌がる呼ばれ方のトップは、「お前」。上から目線と感じる他、偉そうな感じ、俺様的な言い方など、かなりの酷評となっています。

呼び方が決まらないとつい出てしまうかもしれませんので、男性はくれぐれもご注意くださいね。

”おい”って誰のこと言ってんの？

「付き合いが長くなってきたころ、”おい”って呼ばれました。自分を呼んでいるとわからなくて返事しなかったら、『おいって！聞いてる？』と言われて、呼んでいるんだと気づきました。『目の前にいるのに”おい”って、誰のこと言ってんの？』って感じですよね。そろそろ終わりだなって思いました」（25歳/女性/事務職）

付き合いが長くなると多いのが、彼女に向かっての「おい」呼びです。これも「お前」と肩を並べる、彼女から嫌がる呼び方となっています。

これまで名前で呼んでいたのが「おい」に変わると、女性は別れを意識し始めることが多いのだとか。となると、いきなりの「おい」呼びはドン引きされること必至です。

”ねえ”って…名前あるんですけど？

「付き合いだしたころ、いつも『ねえ』って呼ばれました。『ねえ、どこ行く？』『ねえ、何食べたい？』みたいな。そのうちイライラしてきて『私の名前、”ねえ”じゃないから』って言ったら赤くなって、それからは名前をちゃん付けで呼ぶようになりました」（23歳/女性/アパレル勤務）

「お前」や「おい」よりはましとはいえ、「ねえ」で名前を置き換えるのも、彼女から嫌がられます。彼女としては、恋人からきちんと名前を呼んでほしいと思うのは当然のことですよね。

呼び方に迷うからといって、曖昧な呼びかけはNGです。

恥ずかしいあだ名で呼ばれて傷ついた…

「自分で言うのもなんですけど、私は巨乳です。でも、実はこれがコンプレックス。それなのに、彼は私を『モー子』って呼んだんですよね。『モー子って何よ！』って言ったら『だって、おっぱい大きいから』って言われて傷つきました…」(20歳/女性/大学生）

男性にとっては、巨乳の彼女は魅力的でしょう。けれど、バストが大きいことをコンプレックスに感じている女性もいます。

そんな女性に「モー子」というあだ名は、乳牛を連想させるでしょう。胸ばかり見ているという印象も与えますよね。コンプレックスと感じている彼女が嫌がり、傷つくのも無理はありません。

海外では女性の名前ではないのに、女性が呼ばれて喜ぶ呼び方が多く存在します。その中には、もしかすると日本人男性でも使えるものがあるかもしれませんね。

おまけとして、海外での彼女の呼び方をまとめました。たまに呼ぶと、彼女を驚かせると同時に喜んでもらえるかもしれませんよ。

英語での彼女の呼び方

英語で彼女を呼ぶと言えば、「ダーリン」が定番ではないでしょうか。ただ、少しクラシックな感じがする呼び方でもあります。同じく、「スウィートハート」もやや古い言い方です。

男女のどちらに対しても使われるのが、「ハニー」で「恋人」を意味します。蜂蜜のように甘い関係を連想させるとあって、こちらもおなじみではないでしょうか。

他にも、「ベイビー」という呼び方があり、こちらも男女共に使われます。日本では「赤ちゃん」の意味で知られていますが、カップルが使うと「かわい子ちゃん」という意味に。

シャイな日本人男性にとってどう呼びたいかより、どれなら言えるかで選ぶことになりそうですね。

フランス語での彼女の呼び方

王道は何といっても「シェリー」で、「愛しの人」という意味です。男性が彼女を呼ぶ場合、「シェリー」の頭に「マ」が付き、「マ・シェリー」と呼びます。一方、女性から男性を呼ぶときは「モン・シェリー」となり、使い分けに注意しましょう。

また、「モン・クー」といった言い方もよく使われ、直訳は「私のハート」。「大切なあなた」というニュアンスがあり、男性、女性のどちらにも使えます。

「モン・クー」は、「シェリー」と比べると、もっと大切な人に対して呼ぶことが多く、人生を共にしたい相手に使われる言葉です。

イタリア語での彼女の呼び方

愛と情熱の国と呼ばれるイタリアでは、彼女の呼び方もさぞロマンチックだろうというイメージがありますよね。

イタリア語の定番は「アモーレ」。「愛」を意味する言葉ですが、カップルはもちろん家族間でも使われます。

イタリア語では、彼女を何かになぞらえて呼ぶ呼び方が非常に多く、「天使」を意味する「アンジェラ」や、「宝物」の「テゾーラ」、「星」という意味の「ステッラ」などなど。

かけがえのない存在であることを伝える時は、「ラ・ミア・ヴィータ」と呼びます。意味は「僕の人生」です。

愛と情熱の国の呼び方は、日本人には少々ハードルが高いでしょう。呼ぶなら「アモーレ」が一番いいのではないでしょうか。

韓国語での彼女の呼び方

韓流ブームによって、韓国ドラマが大好きという女性は少なくありません。もし、彼女が韓国ドラマ好きなら、彼女を韓国語の呼び方で呼ぶのもいいですね。

韓国語で英語の「ダーリン」や「ハニー」に該当する呼び方は、「チャギャ」。彼女が同い年、もしくは年下の場合に使います。韓国は年齢によって相手への呼び方が変わるので、この点は注意が必要です。

韓国ドラマ風にドラマチックにいくなら「愛しい人」という意味の「ネ　サラン」がいいでしょう。詩的な表現ですので、韓流ドラマ好きの彼女なら喜んでくれるのではないでしょうか。

これまで苗字をさん付けで呼んでいたのを、違う呼び方に変えるのは結構大変です。何と呼ぶかに加えて、いつ呼び方を変えるかという、2つのハードルが待ち構えています。

けれど、付き合ったら親しい呼び方をしたいですよね。そのためには、NGな呼び方を知っておかなければなりません。また、変えるタイミングが悪いと、何となく気まずい雰囲気になることも多く、できるだけスムーズに呼び方を変えたいところです。

彼女が喜んでくれそうな呼び方をいくつか考え、最終的には自分が呼びやすい呼び方にするのも大事。タイミングを見計らって、彼女が喜ぶ呼び方に変えてくださいね。