群れる男の心理や特徴とは？女性の本音を大公開！群れない男の特徴も

男同士の集団で行動したがる男性のことを、「群れる男」と言うことがあります。「群れる」とは、同じ性質を持つもの同士が集まることを意味する言葉。

一般的には、男性よりも女性の方が同性で群れるイメージがありますよね。しかし、男性でも群れるのが好きなタイプが一定数は存在するのも事実。「何をするのも一緒」という男性のグループを見て、不思議に思った経験がある女性も多いのではないでしょうか？

実際のところ群れる男について、女性はどう思っているのでしょうか？群れる男に対する女性の意見に加え、群れる男の特徴や心理をまとめてみました。

人が「群れる」という言葉は、あまり良い意味では使われない場合が多いでしょう。群れる男に対する女性の意見も、どちらかと言えばネガティブなものが多いようです。

ここでは、「群れる男はナシ！」と考えている女性の意見をまとめてみました。群れる男は、どういう理由で女性からマイナス評価をされているのでしょうか？

なんか女々しくてめんどくさそう！

「群れる男のグループを見ると、女々しくてめんどくさそうだなと思ってしまいます。自分自身、女友達と群れて行動するのがめんどくさいと感じることが多いので…」(28歳/女性/事務職)

女性は女同士で群れて行動することが多く、それだけ群れることの面倒臭さも知っているものです。自分自身が群れることにデメリットを感じているからこそ、群れる男にも女々しさや面倒臭さを感じてしまうのかもしれませんね。

特に女性は、男性には男らしくあって欲しいと望む傾向があります。だからこそ、女性にありがちなイヤな部分を持っている男性を見ると、女々しいと感じてしまうこともあるのでしょう。

群れないと何も出来ない人ってかっこ悪くない？

「群れないと何も出来ない人って、かっこ悪くないですか？一人のときは弱気なのに、集団になるといきなり強気になる男性は、口では偉そうなことを言っても気が小さい人ばかりだと思います」(23歳/女性/接客業)

群れる男は小心者、という厳しい声も。確かに人は、集団になると一人のときより気が大きくなることが多いものです。それだけに、群れる男に偉そうな態度を取られると、「一人では何も出来ないくせに」と反感を感じてしまうのでしょう。

群れているから大きな態度を取れる男性と、一人でも堂々としている男性を、女性は厳しく見分けているようです。

男が群れると悪ノリしやすいから…

「男が群れると悪ノリしやすいから、嫌だなと思います。男同士の飲み会で酔っぱらって悪ふざけしているのを見ると、楽しそうと感じるよりも迷惑だなと思うことが多いです」(25歳/女性/営業職)

仲間でワイワイ楽しく過ごすのが好きだから、男同士で群れるのが好きな男性もいるでしょう。しかし、男同士の悪ノリがエスカレートして、周りに迷惑をかけていることも。

同性だけのグループで行動していると、異性の目を気にしなくても良い安心感から、つい羽目を外してしまいがちです。当人同士は楽しくても、周りはドン引き…という状況になっていることもあるでしょう。

群れる男は自分が無さそう

「群れて行動していると、仲間の意見に合わせていればいいから楽ですよね。群れる男は人の意見に合わせてばかりで、自分が無さそうだなと思います」(19歳/女性/学生)

群れる男には自分が無さそう、という声も。群れる男は自分の意見や主張を持たず、仲間の意見に流されて行動しているようにも見えるようです。

自分をしっかり持たない人は、男でも女でも魅力に欠けると感じる人が多いでしょう。特に女性は、男性にはリードして欲しいと感じる傾向が強いため、群れる男は自分が無くて頼りない、と感じるのかもしれませんね。

男性が群れていると怖い

「男の人が群れていると、威圧感があって怖いと感じてしまいます。不良っぽい人や体の大きな男性の集団は、女性から見ると特に怖いかも…」(22歳/女性/専門職)

男性は女性よりも体格が大きく、声も低くて大きいため、集団になると周りに圧力を感じさせる場合があります。不良っぽい男性のグループを見て、怖いなと感じる女性も多いでしょう。

女性は無意識に、男性は女性よりも強い存在だと知っています。自分より強い存在である男性が群れている様子は、女性から見ると威圧感が強すぎるのかもしれません。

女性全体の意見から見ると少数派ではありますが、「群れる男はアリ」と肯定的な意見もありました。

「群れる男はアリ」と答える女性の意見をまとめてみると、群れて行動することの良さに目を向けている傾向があります。男同士で群れるグループについて、女性ならではの温かい目で見ている意見をご紹介します。

群れても女みたいなドロドロはなさそう！

「女同士のグループはドロドロしたイメージがあるけど、男同士はサバサバしていて爽やかですよね。女同士にありがちな嫉妬や足の引っ張り合いも無いんじゃないでしょうか」(20歳/女性/事務職)

男同士のグループには、女性のグループにありがちなドロドロした足の引っ張り合いは無さそう、と感じる女性も。群れる男は女々しいと感じる意見もありますが、サバサバしている男性だからこそ、群れても爽やかだと感じる意見もあるようです。

人数が多いだけで楽しいし全然ありだな～

「男同士で群れるのって、人数が多いだけで楽しいし全然ありだな～と思います。女性だって、大人数でワイワイ過ごすのは賑やかで楽しいですよね。男性も女性も、気の合う仲間とワイワイ過ごすのは良いことだと思います」(18歳/女性/学生)

男女関係なく、気の合う仲間と賑やかに過ごすのは楽しいからアリだという声も。仲間と過ごす楽しさには、男女の違いは無いと考えている女性もいます。

特に群れることのめんどうさよりも楽しさを重要視する女性は、群れる男性に対して肯定的な意見を持つことが多いようです。

人気者で話が面白そう

「いつも沢山の友達に囲まれている男性は、人気者で話が面白そうなイメージがありますよね。友達が多い証拠だし、性格も良いんだろうなと思います」(24歳/女性/金融関係)

群れる男性には人間的な魅力があるからこそ、多くの仲間に囲まれていると考える声も。群れになるほど仲間がいる男性は、それだけ一緒にいて面白い人に見えることもあるようです。

確かに同性に慕われる人は、男女問わず人間的な魅力がある人が多いものです。女性から見て、群れる男は同性に慕われる性格に見えることもあるでしょう。

男同士のグループって雰囲気がかっこいい

「男同士のグループって、同じ目的を持って集まった仲間であることが多いと思います。ただ一緒にいるというより、力を合わせて一つの目標に向かっている感じがして、雰囲気がかっこいいですよね」(22歳/女性/事務職)

男性の群れを、一つの目標に向かって集まった仲間と見る声も。スポーツのチームメイトのように、同じ志を持った男性の集団は、かっこいいと評価されることが多いでしょう。

力を合わせて一つの目標に向かう男性の群れを見て、男同士の友情や絆の深さに感動を覚える女性もいるようです。

女性の目から見るとマイナス評価されることが多い、群れる男。男同士で群れたがる男性の心理は、どういうものなのでしょうか？

群れることにメリットを感じる心理を知ることで、、男性が群れて行動したがる理由を理解するヒントになるかもしれません。

大勢で過ごすのが楽しい

男同士で群れる男性は、一人で過ごすよりも大勢で過ごす方が楽しいと感じるタイプです。人は、他の人と楽しい経験をシェアすることで、より楽しさを実感する心理があります。

大勢の仲間と過ごして同じ経験をシェアすることで、群れる男性は一人で過ごす以上の充実感を得られるのでしょう。特に仲間意識の強い男性は、楽しい経験だけでなく、つらい経験も仲間と分かち合うことで乗り越えられたりもします。

また、男性は女性よりも、集団への帰属意識が強い傾向が見られます。大勢の仲間で過ごすのが楽しいと感じるのは、自分が所属するグループへの愛着が強いためとも言えるでしょう。

仲間外れにされたくない

群れる男性は集団への帰属意識が強いため、仲間外れにされたくないという気持ちも持っています。日本人は特に「みんな一緒」という意識が強く、人とは違うこと・仲間外れにされることを恐れる傾向が。

個人の自由より、仲間と同調することを重んじるため、時には周りに合わせて自分の本音を抑え込んでしまうこともあるでしょう。群れる男性は、周りに合わせて自己主張を抑える窮屈さよりも、仲間外れにされることへの恐怖感が勝るのです。

「周りに合わせなければ」というプレッシャーを、同調圧力と言います。群れる男は、同調圧力を強く感じるタイプだとも言えるでしょう。

一人だと心細い

群れたがる男性に限って、一人になると途端に弱気な態度になることがよくあるもの。群れる男は、群れになることで自信を保っている部分もあります。

「周りに反対されるかもしれない」という不安から、一人では自分の意見を言えない男性でも、集団の意見としてならば、堂々と発言することができます。

誰でも一人が心細いという気持ちは抱えているものですが、群れる男性は特にその傾向が強いのが特徴。自分に同調してくれる仲間がいないと、堂々と自己主張できないという気の弱さを常に抱えているのです。

かっこいい男性と一緒にいるとモテそう

男同士で群れたがる男性の心理としては、「かっこいい男性と一緒にいるとモテそう」という気持ちもあります。かっこいい男性の集団に入ることで、自分も周りにかっこいいと評価されたいと思っているのです。

群れる男性は承認欲求が強く、いつも周りに自分を評価されたいと感じています。そのため、かっこいい男性や強い男性の仲間に入れてもらうことで、自分もかっこいい・強いと評価されようという心理が働くのです。

いわゆる「おこぼれをいただく」状態なのですが、群れる男はイケメンや強い男性の周りに好んで群れたがる傾向があるでしょう。

寂しい人だと思われるのがイヤ

群れるたがる心理として、寂しい人だと思われたくないという心理も挙げられます。一人で行動することへのマイナスイメージが強く、独りぼっち＝寂しい人というレッテルを貼っているのです。

群れる男は、一人で自由に行動している男性を見て「自立している」「一匹狼でかっこいい」といったプラス評価をすることができません。一人で行動することは、周りから相手にされていない寂しい状態だと思っているので、自分はそうなりたくないと考えます。

そのため、本当はあまり気の合わない友達とも、無理をして合わせてしまうところもあるでしょう。

孤独を嫌い、周りに合わせることを何より重んじるのが群れる男。群れる男には、性格的にいくつか共通する特徴が見られます。

ここでは、よくある例を挙げながら、群れる男にありがちな性格的特徴をまとめてみました。

寂しがりや

群れる男は、群れない男に比べて寂しがりやです。例えば、休日に一人で過ごすことができず、休みの前には必死で遊ぶ相手を探していることが多いでしょう。

ちょっとした空き時間や、一人で部屋にいるときも、いつも電話やLINEで友達と連絡を取り合っていないと不安になります。行きたい場所やしたいことがあっても、一緒に付き合ってくれる相手がいないと、一人で楽しむことができません。

いつも漠然とした寂しさを抱えているため、一人になると落ち込んで病んでしまう傾向もあります。

自分に自信がない

群れる男は、自分に自信がないという特徴もあります。例えば自分の意見を人に言うとき、「みんなもそう言っている」と、自分以外の人の意見を引き合いに出してくることもあるでしょう。

群れる男は自分自身や自分の考え方に自信が持てないため、常に自分を肯定して同調してくれる人を必要としています。服装や髪型なども、自分だけの個性や趣味よりも世間の流行に合わせたスタイルになりがちです。

恋愛においても、本やネットのマニュアルで得た知識に頼ってしまうことが多いようです。

人に流されやすい

群れる男は自信の無さから、周りに流されやすいという特徴もあります。流行りの話題や趣味に詳しいため、一見オシャレな男性に見られることも多いでしょう。

流行に敏感なのは良いことですが、流行りに流され過ぎて、自分を見失ってしまうことも。「周りがしているから」と深く考えずに流行りのスタイルや趣味に乗っかってしまうため、本当はあまり好きではない物にお金をかけていたりもします。

群れる男は、人と違う意見を主張することを恐れます。そのため、人間関係においても、周りの意見に流されて自分の意見をないがしろにしてしまうこともあるでしょう。

一人になると弱気になる

群れる男は集団で群れることで自信を保っています。そのため、一人になると弱気になるのも特徴。

仲間と群れているときは声が大きく堂々としているのに、仲間がいない場所では大人しくなることも多いでしょう。不良グループの男性が、仲間と一緒のときに特に悪ノリするのも、一人のときは弱気になるため。

群れる男は、良いことであれ悪いことであれ、一人で行動を起こす勇気がなかなか持てません。群れているときは強気なのに、一人のときは弱気になるため、周りからは二面性がある人だと思われていることもあるでしょう。

ここまで、群れる男の心理や特徴について分析してきました。では逆に、群れない男にはどういう特徴があるのでしょうか？

女性からはマイナス評価されることも多いのが、群れる男。反対に群れない男の特徴を知ることで、群れない男を目指すためのヒントになるかもしれませんね。

決断力がある

群れない男は周りの意見に振り回されないため、決断力があるのが特徴です。周りにどう評価されるかを気にせず、自分がすべきと思ったことは、すぐに行動に移すことができます。

群れない男は、日常の中で、自分で判断するクセを身につけています。周りの意見に流されず、自分はどうしたいのかを自分に問いかけ、答えを自分で出す習慣があるからです。

群れない男はトラブルに見舞われたときでも、自分で対処する方法を考えます。人の意見をアドバイスとして受け入れることはあっても、最終的な判断を下すのは自分だと考えているため、決断も行動も人任せにはしないのです。

自分の意見を伝えられる

群れる男は集団に合わせて行動する意識が強いため、自己主張することが苦手です。しかし、群れない男は集団の意見に頼らず自分の意見を持っているため、一人でも自分の意見を人に伝えられるのが特徴。

群れない男は相手に合わせて態度を変えるようなこともなく、常に堂々と自分の言葉で自分の考えを語ることができます。自分の意見を人に理解してもらうために、意見に対する確かな根拠を見つけられるのも、周りからは高評価されることが多いでしょう。

発言力のある人や権力のある人の前でも、その人に合わせて自分の意見を曲げることはしません。そのため、かえって目上の人には信頼されている場合が多いのです。

一人の時間を大切にしている

群れない男は、一人の時間を大切にしています。一人でじっくり考えたり、自分を磨く趣味に打ち込む時間を持っているのが特徴。群れる男は一人の時間を寂しいと感じるものですが、群れない男は、一人の時間こそ充実感を感じられます。

群れない男は、誰かに自分を満たしてもらおうという依存心がありません。自分の心を満たすことができるのは自分自身だということを理解しているため、人に寂しさを埋めてもらう必要を感じないのです。

一人で過ごす時間を有意義に使えるからこそ、人と過ごす時間も楽しめるのが、群れない男。自分の世界を持っているので、一緒にいて楽しい人が多いのも特徴です。

狭く深い人間関係を好む

群れない男は、狭く深い人間関係を好む傾向があります。一人の時間を大切にしているため、人とのつながりは、自分にとって本当に必要なだけで十分なのです。

群れる男は一人の寂しさから、つい、広くとも浅い人間関係を持ってしまいがち。ワイワイ過ごす仲間はいるけれど、本当に心を許せる親友はいない…という状況もよくあります。

逆に群れない男は、本当に理解し合える親友がいれば、広く浅い関係の友達を必要に感じません。一人の相手とじっくり向き合うため、お互いに深く理解し合える関係を築いていくことができます。

仲間とワイワイ楽しく過ごす楽しさはあるものの、常に人に合わせるストレスも同時に抱えているのが、群れる男。群れる男は女性からもマイナス評価されることが多く、群れることで人の意見に流されて自分の意見を持てないなど、デメリットもあります。

お互いに思い合える仲間を持つことはステキなことですが、一人が寂しくて漠然と人と群れている状態は、あまり良いとは言えないでしょう。

仲間を思いやれる気持ちを持ちつつ、一人の時間も有意義に過ごせる男性が、本当の意味で魅力的な男性だと言えそうですよね。

仲間と過ごす楽しい時間を大切にしながらも、群れを外れて一人で行動することもできる、仲間思いの群れない男を目指していきましょう！