快感を長く楽しめる!スローセックスが話題
スローセックスとは?
「スローセックス」という言葉を聞いたことはあるけれど、どのようなものか知っていますか?なんとなく「激しくないセックス」といったイメージで、体力のある若者には関係がないものだと思っている人も多いと思います。
みなさんが普通だと思っているセックスは、イクこと、イカせることがゴールの「性行為」ではないでしょうか?これに対して、「性行為」にとらわれずに、お互いにいたわりながらスキンシップに時間をかけて楽しむ行為をスローセックスといいます。
最高の快感と幸福感に満たされ、お互いへの愛も深まるといわれる究極の性行為、スローセックス。いつものセックスとは何が違うのか、その方法とコツをご紹介していきましょう!
スローセックスはメリットがたくさん!
女性が感じる痛みが少ない
男性には意外に思えるかもしれませんが、女性にとってスキンシップは嬉しいものの、乳首やヴァギナなど敏感な場所を強いタッチで触られたり擦られたりすると、そこに痛みを感じて快感を得られないこともあるのです。
その点、スローセックスではソフトなタッチによる愛撫が基本です。お互いへの愛撫にしても挿入にしても、すべてソフトに時間をかけて行うので、女性が感じる痛みが少ないだけでなく、同じ場所の愛撫でも快感を強く得られるという、ダブルのメリットがあります。
一生懸命感じさせようと頑張っているのに女性があまり感じてくれない、女性によく「痛い」と言われるという男性には、スローセックスの知識が役に立つかもしれませんね。
長時間快感を楽しむことができる
スローセックスでは、挿入をする前にお互いの身体じゅうを優しく愛撫しあいます。女性は優しいタッチで触られるだけでも快感を得られますし、気持ちよさそうな女性の反応や表情を見ることで、男性もまた気持ちが高揚してきます。
普通のセックスでは挿入することで、またイクことやイカせることで快感を得るのを目的としてしまいがちです。しかしスローセックスはお互いに触り合うという最初のところから気持ちよくなれるので、快感を長い時間楽しむことができるのです。
スローセックスをする日には、できるだけ他の予定を入れずに時間をたっぷりとっておくことをオススメします。快感を長く楽しむ二人だけの時間をゆったりと楽しみましょう。
お互いに愛を深めることができる
スローセックスでは、時間をかけてゆっくりと触れ合ったり快感を一緒に長く楽しむことによって、お互いに愛を深めることができます。時間をかける分、会話でのコミュニケーションも増えるので、自然に気持ちが重なっていきます。
お互いの体を愛撫しあいながら、気持ちの良い場所を確かめ合ったり、普段は口に出せない愛の言葉をささやきあえば、それだけでお互いの気持ちがほぐれていきます。リラックスして体を触れ合わせていると、体も心も溶けるような一体感を得られるでしょう。
溶けるような一体感と高揚感を共有できるのがスローセックスの醍醐味です。愛情を深めたり、再確認する方法としてオススメです。
幸福感を得られる
スローセックスでは、肉体的な快感だけではなく、パートナーとの精神的なつながりを感じて幸福感を得ることができると言われています。いままでご紹介してきたメリットを総合すると、時間をかけて体も心も重ね合わせることで得られる幸福感こそが、最大のメリットだと言えるでしょう。
普通のセックスでの愛撫では気持ちよさを実感できない女性は少なくないのですが、男性の固定観念にありがちなすごいテクニックなどなくても、女性は優しく体じゅうを触れられるだけで「大切にされている」と感じて満たされるものなのです。
男性も女性も、今までにない快感や幸福感を覚えることもあるでしょう。セックスでお互いが最高に幸せになれる、それがスローセックスなのです。
スローセックスの方法《前編》
もちろん二人が楽しむセックスなので、たとえスローセックスでも決まったルールはありません。しかしスローセックスの基本として覚えておきたい特有の手順や方法がいくつかありますので、ご紹介していきましょう。
ゆっくりできる時間や場所を選ぶ
スローセックスを楽しむため、ますはゆっくりできる時間を確保しましょう。普通のセックスにかける時間は大体15分から20分と言われていますが、スローセックスでは1時間半や2時間かけることが多いようです。
またゆっくり楽しむための場所を選ぶことも大切です。時間制限のある「ご休憩」では時間が気になってしまいます。またリラックスできる自宅であっても、周囲の騒音や来訪者が気になるなど、集中できない環境ではスローセックスを楽しむことが難しくなります。
できれば他に用事が何もない日に、二人だけでリラックスできる静かな場所を選べると一番いいですね。旅行先で丸一日を二人だけの時間にあてるのもいい方法かもしれません。
体を温めリラックスする
スローセックスは、リラックスして臨むことが大切です。始める前に体を温めると体の緊張がほぐれてリラックスしやすくなります。仲の良い二人なら、一緒にお風呂に入って温まるなど、気持ちのウォーミングアップを兼ねるとより良いですね。
体を温めることは、リラックスのためだけでなく、女性の感度を高めるためにも効果的です。女性には冷え症の人も多いので、部屋を暖かくしたり、温かいものを飲むのもオススメです。
このときに男性が大切にしたいのは、女性の気持ちを尊重することです。相手を気遣ったりいい雰囲気を作ったりすると、女性は自分が大切にされていると感じます。気持ちがほぐれて、よりスムーズにスローセックスに進むことができるでしょう。
キスやハグから、スロースタート
スローセックスは、まずキスやハグから始めましょう。キスは激しいディープキスではなく、唇の先が触れ合う程度の優しいキスにします。「かわいいよ」「好きだよ」など気持ちを言葉にする合間に繰り返していると、お互いにさらにリラックスしてきます。
ハグもキス同様に、優しく体を抱き寄せるように近づけるくらいから始めます。時々ぎゅっと抱きしめてもいいでしょう。性的なニュアンスが少ない、でも力強いハグは、女性に「愛されている」という実感を与えることができます。
女性からも「大好き」「愛してる」とキスの合間に言葉をかけてみましょう。頬や顎に軽くキスをしてもいいですね。普段しないイチャイチャ感を楽しみましょう。
頭から足の先まで優しく触れる
気のすむまでキスやハグを楽しんだら、次は体中を触れていきます。髪から頬、顔まわり、首や鎖骨に触れたら、首の後ろから肩甲骨、背中に、そして足の指先から股へ向かいましょう。あちこち早く触りたい気持ちを抑え、時間をかけてやわらかいタッチで触っていきます。
女性は髪や肩、背中など、一般に性感帯と言われる場所以外にも感じる場所がいろいろあります。触れる場所をすぐに移動せず、ここはどうかな?感じるかな?と確かめながら触れていくのも、スローセックスの醍醐味のひとつです。
交代で女性が男性の体じゅうを触れるのも、また二人の気持ちを盛り上げるでしょう。声をかけながら触れあえば、お互いの体への親しみが増していきます。
スローセックスの方法《後編》
性感帯をじっくりと愛撫する
全身をソフトに指先で探検し終えたら、次は性感帯を愛撫しましょう。すでに全身をソフトに触られた女性はとろとろに感じていますが、もっと気持ちよくしてあげられます。クリトリスもヴァギナも、こちらもあくまでソフトに触っていきます。
指で触れるときも唇や舌を使うときも強い刺激ではなく、そっと撫でるようにします。息を吹きかけるなども、また違うソフトな刺激なので試してみましょう。女性の反応を見ながらピンポイントに感じるスポットを探してみてください。
そして女性からもフェラをしてみましょう。指で撫でるように触れたり、軽くキスしてみたりと優しくソフトに愛撫します。男性もスローセックスならではの快感を得られることでしょう。
ゆっくり挿入して、そのままの状態を楽しむ
お互いの体も気持ちも高まったら、挿入していきましょう。しかし、思い切り突いてしまいたい気持ちは少し我慢します。お互いの気持ちもつなげながら、挿入自体もゆっくり、少しずつ行います。
今までの長い愛撫で、お互いに体が敏感になっていますから、挿入するほうもされるほうも、その感覚自体がとても気持ちよく感じるでしょう。そんな挿入の過程も楽しみます。そして奥まで到達したら、そこでピストンを始めないで、入ったままの状態で止めるのです。
このときは正常位か対面座位で、お互いに見つめ合いながら挿入したままで愛の言葉を囁いたりキスやハグをしましょう。きっと体が溶け合うような一体感があるでしょう。
体位を変えながら、挿入を続ける
このあとはスローセックスであることを意識して、二人の方法で続けましょう。急いでピストンをしなくても快感を得られると体感できているので、ゆっくりとパートナーとの一体感を楽しむことを考えます。
挿入しながらゆっくり動かしたり触れ合ったりしているだけでもお互いに気持ちよくなります。自然に感じるまま体位を変えていきましょう。常に相手の肌に触れたり、腕や脚を絡めたり髪や頬を撫でたりしていると、一体感とともに幸福感に包まれます。
今までのセックスでは絶頂感を得にくかった女性も、ここまでの愛撫と挿入後の一体感で、今までにない快感や絶頂を何度も感じているはず。我慢しないで溢れる快感に身を任せましょう。
お互いの満足感と余韻を楽しむ
いよいよクライマックスですが、スローセックスではお互いが気持ちよく満足することが最優先なので、射精にこだわる必要はありません。もちろん、お互いに最後にイクこともありですし、男性が射精しないまま終わってもいいのです。
どのような終わりかたでも、二人がより幸せな気持ちで満足すれば、それがスローセックスのゴールです。そして長い時間濃密に過ごしたあとは、時間が許すかぎりベッドの中で二人静かに余韻を味わうのもいいでしょう。
このようにスローセックスの方法は難しいことは何もありません。お互いへの愛を体じゅうで伝え合う濃密なスローセックスで、ぜひパートナーとの愛情を深めていってくださいね。
スローセックスを楽しむためのコツ
アダムタッチで全身をソフトに愛撫
アダムタッチとは、スローセックスを著書で紹介したアダム徳永氏が推奨する、手指を使って愛撫するテクニックのことです。手のひらを相手の肌より2センチ上に浮かせたところで、五本の指先だけを肌に触れるように置くのが基本のフォームです。
指先が肌に触れるか触れないかの微妙なタッチ圧のまま「秒速5センチ」で動かし、花びらが舞い落ちるイメージでゆっくりと肌に楕円を描くようにしていきます。全身の素肌を淡いタッチで触れていくことで、女性の体に無数にある性感帯を刺激するのです。
微妙なタッチではくすぐったい場所も、触れているうちに性感帯に変わることも。アダムタッチでさらにスローセックスを楽しむことができるでしょう。
スローセックスの過程を2人で楽しむ
スローセックスではその過程を2人で楽しむことが大切です。普段のセックスでは、挿入するために女性が濡れるように性感帯を攻める、射精するためにピストンをする、などの行為になりがちですが、スローセックスのときはキス、ハグ、愛撫とそれぞれの行為を楽しみます。
ひとつひとつの行為を丁寧に重ねていくことで、自然に長い時間触れ合うことになります。またそれぞれの行為が丁寧であればあるほど、特に女性は愛されているという実感を強くするでしょう。それこそがスローセックスの醍醐味ですね。
過程を大切にして行うと、最後に男性が射精に至らなかったとしても満足感を得ることに繋がります。心を込めて触れ合ってみましょう。
言葉を使ってコミュニケーションする
スローセックスは体じゅう触れ合うことで快感を共有する行為ですが、言葉を使うことでより快感を深めことができます。言葉を使ったコミュニケーションは、お互いの気持ちを高めたり伝え合ってスローセックスを盛り上げるためのコツのひとつ。
実は男性の声にときめく女性は多く、好きな人の声で名前や愛の言葉を耳元で囁かれたら、それだけで感じてしまったりします。ですから男性は言葉を惜しまず、愛撫しながら女性に「好きだよ」「肌がキレイ」など囁きましょう。
また、したいことされたいこと、されたくないことなども言葉を使って伝え合います。ポジティブなことは勿論、痛いなど快感を邪魔することも我慢せずに言葉にすることが大切です。
お互いへの思いやりを大切にする
気持ちがよくなるとつい普段のように早くイキたくなったり、イカせようとしたくなるでしょう。また、手順や時間をかけることばかりが気になるかもしれません。しかしそれではお互いに気持ちよくなれませんよね。何よりお互いへの思いやりを大切にすることが、スローセックスを楽しむ最大のコツです。
手順も時間も「こうしなければならない」ということはありません。二人共に気持ちよくなるためには、自分本位の動きになってしまわないように気を付けて、「こうすれば気持ちいいはず」という思い込みも捨てましょう。一番大切なのはパートナーの反応です。
コツを覚えておけば、初めてのスローセックスでもきっと満足できるでしょう。二人でぜひ素敵な時間を楽しんでくださいね。
男女に聞く!スローセックス体験談!
長時間触れ合うことによって愛が深まる気がする
「長い付き合いの彼女とマンネリっぽくなってきたんで、変わったことしようってやってみました。予想以上に良かったですよ!あんなにセックスに長い時間かけたことなかったけど、濃密でしたね。彼女もすごく良かったみたいで、今まで以上に仲良くなった気がします」(30歳/男性/製造業)
「話は聞いたことあったので、旅行先で悪天候になっちゃった日に暇だし試してみようかってなって。時間を気にしないでずっとイチャイチャしてました。旅行の一番の思い出になったかも(笑)。もう二人は離れられないって気持ちになりました」(28歳/女性/営業職)
長い時間触れ合うことで、二人の愛が深まるのを実感できるというのは幸せなことですね!
彼女から愛撫される快感に目覚めた
「彼女に気持ちよくなってほしいと思ったのがきっかけだったんですけど、彼女からの愛撫で自分のほうがすっごい感じちゃって…。前戯って正直面倒とか思ってたけど、こんなに気持ちいいのかと思いましたね。これからはもっと丁寧にしたいし、自分もしてもらいたいです」(27歳/男性/営業職)
「元々積極的な彼女なんですけど、スローセックスで初めてじっくり愛撫するってなったら、あちこち優しく攻めてきてくれて。声とか出して悶えました(笑)。俺のほうが新しい快感に目覚めちゃったみたいです」(32歳/男性/販売)
スローセックスをきっかけに、女性から愛撫される快感に初めて気がつく男性も多いようです。女性に開拓してもらうのもいいですね。
セックスが好きになった
「セックスって正直好きじゃなかったんです。男性のためで、付き合いを続けるために必要な行為って思ってました。でも彼が提案してくれてスローセックスを試してみたら、初めて気持ちよくなって…。セックスは愛されてる実感を得られるものだってわかりました」(28歳/女性/事務職)
「夫婦そろってもともと淡白だったんだけど、ハグとかキスは好きなのでスローセックスを試してみようかってなりました。男の力で女性をイカすべし!みたいのが苦手だったんですけど、お互い感じて盛り上がりました。幸せになるセックスってあるんですね」(35歳/男性/公務員)
カップルや夫婦のふれあいに大切なセックスが好きになれれば、より幸せになれますね!
向き不向きはあるかも
「色々なセックスを試したくてスローセックスもやってみたけど、お互い我慢がきかなくて、結局すぐいつものセックスになっちゃいました。淡白な人のほうが向いているのかも。自分たちはまだ若いし、欲望には勝てません!」(25歳/男性/建設業)
「昔からものすごくくすぐったがりなので、アダムタッチとかもう爆笑しちゃって。上手な触り方なら気持ちいいのかもしれないけど、彼も慣れてないから…。申し訳ないけど、スローセックスの愛撫は即行でお断りしちゃいました」(27歳/女性/金融関係)
スローセックスは向かない、という人もいますよね。セックスで大切なのは二人が気持ちよくなること。自分たちに合うやり方を見つけたいですね。
スローセックスで愛撫すべきスポットはココ!
髪
女性は髪も性感帯のひとつと言われています。優しく髪をなでてもらう、抱きしめられながら男性に髪をすきあげられる、そんな動作でぞくぞく感じる女性は少なくありません。スローセックスをキスやハグから始めるとき、髪も意識して触ってみましょう。
背中
背中も愛撫すべきスポットのひとつです。肩から腰まで広い範囲ですが、女性特有の曲線を楽しみながら、5本の指先でそっと円を描くように触れるアダムタッチで愛撫していきましょう。ソフトな刺激で敏感に感じるようになってきます。
タッチだけでなく、キスでも優しい刺激を与えると、どんどん感度が上がっていくはずです。敏感になったところで、腰から背骨に沿って指先ですうっと撫で上げれば、女性は思わず腰をくねらせて大きく反応してくれることでしょう。
男性の大きな手で背中を支えられるのも、女性にとっては頼もしく、精神的な快感にもつながります。ゆっくりたくさん触れてあげてくださいね。
腕の内側
意外な場所ですが、腕の内側も愛撫すべきスポットのひとつです。普段は自分以外が触れない、柔らかくて実は敏感な場所です。
首から鎖骨そして胸にいく前に、肩やわきを触れながら腕を上げてあげるようにして、その内側にアダムタッチをしていきます。もちろん唇の先で触れる優しいキスも効果的です。普段触れられない柔らかい場所への愛撫に、感度も高まっていくでしょう。
膝
膝もたっぷり愛撫したいスポットです。可愛らしい膝小僧をソフトなタッチでくるくると撫でてあげましょう。女性が感じているのがわかったら、膝の裏もタッチしていきます。膝の裏もあまり触れられない場所ですが、皮膚が薄いため敏感に感じる場所なのです。
こんなところまで?という場所も丁寧に愛撫すると、女性は愛されているという実感を得て、精神的にも高揚すると同時に、安心して感じていることを表現できるのです。膝で感じれば、股の愛撫へもスムーズに進めるでしょう。
女性は触れられて感じると、その後されること、触れられる快感を想像して興奮が増してきます。たっぷり触れて焦らして、感じさせてあげましょう。
クリトリスとGスポット
愛撫するとき外せないスポットといえば、この2つの性感帯です。ここはピンポイントな場所をソフトに愛撫していくことが大切です。パートナーを悦ばせる愛撫のクライマックスですので、さらに丁寧にタッチしていきます。
クリトリスは利き手と反対側の指で敏感な部分を確認したら、利き手は小指の外側を太腿に置いて固定しながら、指先でそっとそっとソフトに刺激していきます。またGスポットについても膣の中をかき回すのではなく、中から恥骨を押すようにピンポイントに刺激します。
刺激の強弱は、パートナーの反応を見ながら気持ちよくなる強さを探していきましょう。いちばんの性感帯を丁寧に愛撫することで、その後の挿入での快感が増幅されます。
スローセックスの注意点
感じているフリをしない
スローセックスで大切なのは、リラックスして素直に触れ合うことです。普段のセックスでは特に女性のほうが、男性のペースに合わせて感じているフリをすることがたまにあります。しかし長い時間をかけてお互いに気持ちよくなるためには、感じるフリは必要ありません。
体も心もコミュニケーションをとりながら触れ合うことが大切なので、痛かったり強かったり、触られたくないところがあれば、それもちゃんと伝えましょう。イヤなことを我慢しないことで、本当の快感に身を委ねることができます。
男性も伝えられたことをネガティブに受け取らないで、「言ってくれてよかった」と捉え、次のポイントへ向かいましょう。女性を安心させることが快感への近道です。
イクことやイカせることにこだわらない
普段のセックスとは違い、スローセックスではイクことやイカせることにこだわらないことも大切な注意点です。もちろんセックスなのでイクのは当たり前、最終的には「もうイキたい!」となるのも自然です。しかしそれを目的とはしません。
女性でも男性でもイクことにプレッシャーを感じている人は多くいます。しかしスローセックスでは2人がただ触れ合い、愛撫しあってイチャイチャ幸せな時間が過ごせればいいのです。射精がないまま終わっても満足、というのもよくある話です。
ただ女性の場合、時間をかけた丁寧な愛撫によって、挿入がなくてもイッてしまうことが多いです。男性がイカせることを意識しないほど、女性はイキやすくなるのかも知れません。
ゆっくりし過ぎない
「スロー」セックスだからといって、すべての動きをゆっくりすればいいわけではないので注意が必要です。時間を長くかけるためにただゆっくりと触るだけでは、パートナーは気持ちよくなれませんし徐々に冷めてしまいます。
愛撫のときのタッチは指先を使ってソフトに触れますが、決してノロノロ動かすわけではありません。パートナーの快感を引き出すため、繊細な刺激を与えるように細かく円を描くように動かします。刺激する場所だけは1か所に時間をかけ、性急に動かないようにするのです。
時間は意識しないで、パートナーへのひとつひとつの愛撫に集中すれば、普段より長く時間がかかってもあっという間に感じることでしょう。
静かな環境を整える
せっかくのスローセックスの間に電話やインターフォンが鳴ったりしたら、興ざめですよね。無視することにしても気になってしまいます。スローセックスをするときは、静かな環境にして、二人だけの世界が壊されないように注意を払いましょう。
スマホの電源を切り、出来れば部屋に持ち込まないようにしたいですね。時計も同様です。また雨戸やカーテンを閉めて外の音を遮断したり、外からは留守に見えるようにしたりします。自宅が難しい場合はホテルを使ったり、旅行先で時間をとったりしてもいいですね。
ペットにも邪魔をされないようにお気をつけて。静かな環境を整えて、二人だけの濃密な時間を満喫できるようにしましょう。
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