友達との関係に正直疲れた！一緒にいて楽しくない友達への対処法とは

友達付き合いに疲れたと感じた時、どうすればいいのか悩んでしまう人は多いでしょう。疲れたという理由で友達と距離を置くのは躊躇われる、しかしこのままではストレスが溜まってしまう…そんなジレンマに頭を抱えてしまうものです。

果たしてそんな時、どうすることが自分の為にも友達の為にもベストなのでしょうか？出来る限り友達付き合いに疲れた時には穏便に事を済ませたいものであり、今後付き合う上でも出来る限り疲れない付き合いをしたいと思うのが本音ですよね。

今回はそんな友達との関係に疲れた人のために、いくつかの対処法を解説していきましょう。また、自分自身が疲れる友達にならないための注意点も合わせて注目していきます。

そもそも友達付き合いで疲れたとは、どんな状況なのだろう？と疑問に思う人もいるでしょう。中には友達付き合いをしていて疲れることはないという人もいるでしょうし、そんな人からしてみれば友達に疲れるというケース自体想像できないかもしれません。

そこでまずは、友達付き合いに疲れた女性たちの本音に注目していきましょう。どんな友達、どんな理由で疲れたと思ってしまうのか、いくつかの本音をまとめてみたのでご覧ください。

一緒にいても他人の陰口ばかりで…

「口を開けば他人の陰口ばかりの友達には疲れています。多少ならば仕方ないと思いますがあまりにも頻度が多いと、聞いていて気分は悪くなるし、何よりつまらない。それに自分も影で悪口言われているんだろうなって思うので、正直距離を置きたいです」(24歳/女性/会社員)

一緒にいても他人の陰口ばかりの人と過ごすのは、退屈でつまらないどころか不愉快に思うことが多いでしょう。多少ならばストレス解消の一環として許せるものですが、あまりにもその頻度が多いと嫌気を指してしまうという人は少なくありません。

また、陰口が多い＝自分も言われている可能性を考えるため、友達のことを信じられない以上、距離を置きたいと思ってしまう人も多いようです。

毎週食事会があってもう行きたくない！

「毎週食事会を開こうとする友達には疲れています。友達はみんなで集まるのが大好きなタイプで、集まってこそ友達という考えの人。でも私は頻繁に合わなくても友達は友達という考えなので、半ば強制的に毎週食事会に招待されるのは窮屈に感じてしまいます」(30歳/女性/美容師)

友達とは頻繁に会うものだ、という価値観の人は、まるで定例会のように友達のことを遊びに誘います。しかし誰もがそんな価値観を持っているわけではないため、価値観が違うことでコミュニケーションの仕方に違和感や負担を感じ、疲れてしまうという人は珍しくありません。

また、このタイプは友達に会わない＝友達だと思われてない、と解釈することも多いのが事実。そのため、下手に会わないことが続くと悪いように解釈をされ、いつの間にか敵視されていた、あちらが被害者ぶっていた…というケースも少なくなく、扱いに難しいと言えます。

どこでも一緒！の友達に疲れた

「何をするにも一緒に行動したいという友達に疲れてきています。どこか旅行に行くのもついて行きたがるし休日買い物をしていたら合流したがるしで、もう連絡が来ること自体が負担に思えてしまって…。自分一人の時間を何も考えずに過ごしたいです」(27歳/女性/販売業)

どこでも何をするにも一緒がいいというタイプの友達を持つと、苦労することは多いでしょう。自身もそのタイプならば問題はないものの、1人の時間もきちんと欲しい人からしてみれば、たとえ一緒に遊ばなくても連絡が来ること自体大きな負担に感じてしまうものです。

マウントを取りたがる女友達には疲れた…

「暇さえあればマウントや自慢をしたがる友達には疲れています。聞いていてつまらないし、理不尽に見下されるのも不愉快だし…やめてくれないかなって思っています。でもプライドが高くて自己主張が激しいタイプなので、注意したところで無駄でしょうね…」(34歳/女性/看護師)

マウントや自慢ばかりを取る人は、基本的に相手や周りの様子を見てません。とにかく自分はすごいというアピールをすることに必死になっているため、相手や周りが不愉快に思っていたとしても空気を読むことができません。

また、プライドが高く非を認められない人も多いため、注意したとしても無駄だろう…と改善を諦めている人は少なくないでしょう。

そもそも一緒にいると疲れる友達とはどういったタイプなのでしょうか？身近に疲れると感じる友達がいない人にとってみれば、どんなタイプの人が疲れるのか気になりますよね。

そこで注目していくのは、一緒にいると疲れる友達の代表的な特徴についてです。当てはまる特徴が多ければ多いほど、友達から疲れる・楽しくないと思われていることも多いため、もし自分自身に当てはまる場合には日頃に振る舞いに注意を払った方が良いでしょう。

自慢話が多い

自慢話がとにかく多いと、単純に「退屈」「楽しくない」と思ってしまう人は少なくありません。多少の自慢話ならば快く聞けるものですが、ほとんどの話題が自慢話になってしまうと純粋に「すごい」という気持ちで話を聞けなくなってしまうものなのです。

特に自慢話が多い人は「自分は誰よりもすごい」というような雰囲気で話す特徴があるため、多少ならば許せるものも回数が多くなれば、そんな態度に大半の人は不快感を覚えやすいと言えます。

また、そもそも相手に対してそこまで興味がない状態で自慢話をされても、面白いものではありません。好きな相手や信頼できる友達からの自慢話は問題ないという人は多いものの、そこまで興味がない人からの自慢話は単に聞いていてつまらないのです。

マウントをとってくる

マウントをとられると不愉快に思う人は多いでしょう。基本的にマウントは、相手を下げて自分を上げる発言になるため、話された人は理不尽に見下された気持ちになって嫌な気持ちになってしまうと言えます。

特にマウントを取りたがる人の多くは、何かと比較をして自分を持ち上げようとする人ばかり。つまり、人を見下すことに必死になっているため、適切なコミュニケーションを築くことができず、一緒にいても何の得もないことが多いのです。

そうなってくると、得もなければ損ばかりな人間関係に嫌気を差すのは当然のこと。一緒にいてつまらない、楽しくないと思えてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。

常にネガティブ思考

常にネガティブ思考な人が身近にいると、必要以上に気を遣うことになりますよね。相手はどんな言葉もネガティブに捉えやすいため、誤解を与えないように、傷つけないようにという細心の注意を払って接していかなくてはなりません。

ただ、そんな注意を払ったとしても相手はこちらの気を知らず、ネガティブ思考に染まってしまうことはよくあることでしょう。そうなってしまえば相手を励ます必要や場の雰囲気を変える必要も出てくるため、余計に気を遣う羽目になってしまいます。

そういった負担がのしかかるため、出来る限りネガティブ思考な人とは友達になりたくない、一緒にいても疲れてしまう…と感じる人は多くいるのです。

自分の非を認めない性格

友達付き合いに限らず人間関係全般において言えることですが、自分の非を認めない性格の人とのコミュニケーションは非常に疲れるものでしょう。

たとえ明確な非があったとしても、プライドの高さゆえ素直には認めず、言い訳や責任転嫁を繰り返し、自分は悪くないと主張をするのです。

単純にこういった振る舞いは一緒にいる人を不愉快にさせます。被害を受けたのに謝罪をしてもらえない、理不尽に責任転嫁をされてしまう…そんなことがあると、疲れを通りこして大きなストレスを感じてしまうものでしょう。

自分は疲れる友達になっていないだろうか…と不安に思う人もいるでしょう。そんな不安を抱える人は、一緒にいると疲れる友達の特徴と自分がどの程度当てはまるのか、客観的に分析してみるのがおすすめです。

基本的に特徴は「一緒にいて疲れる」と思われる原因とイコールであることも多いため、当てはまる特徴がわかれば、日頃からそこに気を付けて振る舞うことで、ある程度改善していくこともできますよ。

束縛気質で嫉妬深い友達

束縛気質で嫉妬深い友達を持つと、非常に苦労することになります。

たとえば別の友達と遊ぶことに対して難色を示したり、自分はなんで誘ってくれなかったの！と不満をあらわしたりされると、窮屈に思えてしまう人は多いでしょう。恋人や配偶者ではない相手から交友関係に必要以上に口出しされるのは、自由を奪われている感覚になるものです。

しかしそうはいっても友達は悪意を持って束縛をしているのではなく、自分のことを好きだと思ってくれている、大切に思ってくれているというのもわかるのが事実。そのため下手に蔑ろに出来ないことも多く、対処法に困ってしまうケースがほとんどでしょう。

陰口や愚痴が多い

陰口や愚痴が多いと聞いていて嫌な気持ちになってしまう人は多いでしょう。多少ならば陰口や愚痴はストレス発散効果があるため、許容できるという人は少なくありません。しかしあまりにも頻度が多い場合は、許容するのも限界が来てしまうのです。

特に自分が悪く思っていない、または知らない相手の陰口や愚痴を延々と聞かされるのは、非常に疲れてしまうものでしょう。人は共感できないことを聞かされることに不快感を覚えやすいため、延々と共感できない陰口や愚痴を聞かされるのは大きな負担となるのです。

また、陰口や愚痴が多い人に限って現状を改善しようと行動しないことが多いのも事実でしょう。結局口だけで文句を言いつつ、その不平不満を解決しようとしない…そんなところに嫌気を差してしまう人は決して少なくありません。

頻繁に会いたがる友達

人によっては友達と頻繁に会うことに何の苦も感じないという人はいるでしょう。しかし、友達と頻繁に会うよりも自分の好きなことをしたい、さまざまな友達と会いたいという人にとってみれば、頻繁に会いたがる友達というのは正直疲れてしまう存在なのです。

特に頻繁に会いたがるタイプの人は、頻繁に会うほど信頼関係が厚い、友達なのだから会うのは当然、という価値観を持っている人が多い傾向にあります。そのため、会わずにいれば相手に誤解をされたり、時には相手が「傷つけられた」と感じたりする可能性があるのです。

また、いくら自分の価値観を説明したところで自分の価値観を信じて疑わない人も多いため、「自分のことを嫌いなんだ！」と被害妄想に走る人も珍しくなく、結局相手を傷つけないために無理して頻繁に会っている…という人は少なくないでしょう。

偏見や固定概念が強い

偏見や固定概念が強い人と過ごすのは、かなり窮屈に感じたり、時には不愉快に思ったりするでしょう。特に偏見や固定概念が強い人は、自分の考えや価値観、常識が何よりも正しいと思っている傾向にあるため、自分の意見を押し付けてくることが少なくありません。

たとえ自分は違う考えだと主張したとしても、自分の考えを信じて疑わない以上、「そうはいっても心ではきっとこう思っているはずだ」と都合よく解釈したり、主張をして考えを改めるように迫ったりすることも多くあります。

そんな友達とは付き合っていてもわかりあえることもなく、歩み寄る姿勢も感じられないため、疲れたと感じてしまうのも当然のことだと言えるでしょう。

疲れる友達の特徴を知ると、では逆に疲れない友達ってどんなタイプなのだろう？と気になってきた人も多いでしょう。おそらくほとんどの人は、友達にとって「疲れない友達」でありたいと思っているでしょうし、日頃から心掛けていきたいと思うものですよね。

そこで解説していくのは、疲れない友達の特徴についてです。

自分は友達にとって疲れない存在でありたい…そう願う人は、疲れない友達の特徴を意識した振る舞いを心掛けていくと良いでしょう。

趣味や価値観が合う

趣味や価値観が合う人といるのは疲れるどころか、ストレス解消や癒やしだと感じる人が多いでしょう。

たとえば趣味や価値観も合わない人と無理に付き合えば、何かと噛み合わないことも多く、疲れたと感じることは多くなります。しかし、趣味や価値観が合うと噛み合うことが多かったり、楽しい時間を共有できたりするため、疲れたと感じることはほとんどないでしょう。

本音を言い合える

本音を言い合える関係だと、疲れたと感じても本音を言い合って改善していけるため、そこまで負担やストレスに感じないことが多いでしょう。

特に人は自分の考えや気持ちが相手に伝わらないことにジレンマを覚えるため、本音を言える相手がいるだけで気が楽になり、ストレスや不満も溜まりにくくなります。不満が出来たとしても気軽に話せると思えるため、負担には思わないのです。

無理して会おうとしない

友達付き合いへの考え方にもよりますが、会いたい時に気軽に会えるくらいの関係が良いという人からしてみれば、無理して会おうとしてこない友達は非常に楽な存在だと言えます。

特徴でも触れましたが、会う頻度＝友達との関係の深さだと解釈している場合、無理をしてでも会おうとすることが多いため、負担に感じてしまうことは少なくありません。特に自分自身がそういった価値観じゃないと、会うことを強制されているように感じ、疲れたと感じるのです。

しかし同じスタンスの無理して会おうとしない関係の友達ならば、会うことへの義務感などは感じられず、純粋に楽しい気持ちで友達に会うことができるため、一緒にいて疲れたと感じることは少ないでしょう。

マウントを取らない

マウントを取らない友達は疲れないと感じる人は少なくないでしょう。そもそもマウントを取るという行為自体、相手に負担や不快感をかけるものになるため、マウントを取る友達との付き合いに疲れたと感じることが多いのも、当然のことだと言えます。

特にマウントを取る人は常に誰かと自分を比較しようとしているため、一緒にいるだけでそれに付き合わされることになりますよね。自分基準で物事を判断することも多いため、固定概念や偏見にまみれた考えを押し付けられてしまうことも珍しくありません。

しかしマウントを取らない友達ならばそういった心配も負担もかからないため、気を楽にして一緒に過ごせると言えるのです。

束縛気質ではない

基本的に多くの人は友達からの過度な束縛や嫉妬は、疲れたと感じてしまうものでしょう。百歩譲って恋人ならばわかるものの、単なる友達からの束縛や嫉妬は違和感を覚えてしまい、疲れたと感じたりストレスに思ったりして、嫌な気持ちになってしまうものです。

逆に、友達には全く束縛や嫉妬はせず、基本的に友達の考えや行動を尊重してくれるタイプの人は疲れないと思われることが多いでしょう。むしろ一緒にいて安心できる、尊重してくれるから自信が持てると思われ、深く信頼されることのほうが多いと言えます。

第一印象の時点で、その人物が自分と相性が良いか悪いかなんて判断できるものではありません。そのため、付き合っていく中で友達との相性の悪さを感じ、疲れた…と感じてしまうことは多いと言えます。

そんな友達に疲れたと感じた時、どう対処をしていけばいいのか悩みますよね。特に友達に非がなく、ただ相性の悪さゆえに疲れたと感じる場合は、下手に友達を邪険に扱うのは気が引けますし、不用意に友達のことを傷つける恐れも出てきます。

では一体どうすることが友達付き合いに疲れた時には最適なのか…。その悩みを解決するために、いくつかの対処法を解説していきましょう。

一旦友達との距離を置く

最も良い方法なのが、一旦友達との距離を置くというものでしょう。疲れたと感じた状態で無理して友達と付き合っても良い交流はできません。無理して付き合いを続けても疲れたという態度が友達に伝わってしまったり、さらに疲れが溜まる一方だったりする恐れがあります。

そのため、友達付き合いに疲れたと感じたならば、一旦友達との距離を置き、自分の気持ちが回復するのを待ちましょう。自分に余裕がなければ、どんなに素晴らしい友達との付き合いも満足にはできません。疲れを感じる友達ならば、なおさら余裕は必要でしょう。

中には疲れたとしてもどうやって距離を置けばいいのかわからないという人もいますよね。その場合は体調が悪い、仕事が忙しい等の言い訳をしてみるのがおすすめです。

趣味の時間を増やす

友達との付き合いで疲れたと感じる理由のひとつには、自分の時間不足というものがあります。特に趣味がある人は、趣味の時間が十分に確保できていないと不満やストレスが溜まりやすい傾向にあるため、友達付き合いに疲れた場合には趣味の時間を優先させていきましょう。

また、日頃から趣味の時間を十分にとっていた場合も、趣味の時間を充実させることはストレス解消に繋がりやすいと言われているため、増やすのがおすすめです。

疲れた時にはとにかく気分転換できるもの、自分の気持ちを和らげられるものをするのが一番であるため、趣味がある人は趣味の時間を増やし、疲れた自分を癒やしていきましょう。

疲れたら別の友達と交流を深める

特定の友達との付き合いに疲れた場合には、別と友達と交流を深めてみるのもいいでしょう。疲れを感じる友達との交流は、たとえ相手に悪意がなくても負担やストレスを感じるものであり、無理をし続けたところで続くものではありません。

しかし人間関係によって、または相手や自分の性格によっては、疲れたからといって簡単に交友関係を切れないこともありますよね。その場合は休憩期間を設ける気持ちで、別の友達と交流をし、気持ちをリフレッシュさせていくのがおすすめです。

特に普段同じ人としか遊んでおらず、それで疲れたと感じる場合には、心機一転で別の人と交流してみると新鮮さや刺激を感じ、良い気分転換になると言えるでしょう。

気分転換をして疲れた自分を癒やす

疲れたと感じた時には、気分転換をして自分を癒すのが良いでしょう。たとえば1人でショッピングに出かけてみたり、旅行に行ってみたり、マッサージなどに行って癒やしを求めたりして、疲れた身体も気持ちもリフレッシュさせていくのがおすすめです。

何事にも言えることですが、友達付き合いにしても日頃の疲れにしても、疲れた状態を放置しておいて良いことは何もありません。むしろ疲れによって振る舞いが雑になったり、冷静さを失ったりするリスクがあるため、疲れを感じたら少しでも早くリフレッシュすることが大切です。

特に趣味などがない人は、何か自分が癒やされるものを日頃から見つけておくようにしていきましょう。友達付き合いを頻繁にしている人はそれだけ疲れたと感じることも多いはずなので、いつでも自分を癒せる方法を見つけておいて、すぐに気分転換できるようにしてみてくださいね。

疲れた原因が自分にもないか振り返る

頻繁に友達付き合いに疲れたと感じる場合は、疲れる原因が自分にもないかどうか振り返ってみましょう。もしかしたら自分の振る舞いや言動がきっかけで、余計に疲れる事態に巻き込まれている可能性もありえるのです。

たとえば流されやすい人や気の良い人などは、つい相手の調子に合わせることが多いため、疲れたと感じる機会は多くなるでしょう。もちろん相手があなたの性格を利用している点も非ではあるものの、少なからず自分も振る舞いに気をつければ疲れを回避できた可能性はあるはずです。

必ずしも疲れたと感じる原因が友達にあるとは限らないため、疲れを頻繁に感じる場合には、自分自身の振る舞いも見直し、改善できる部分は改善していくようにしましょう。

友達との関係に疲れた時、もう友達とは縁を切りたい、距離を置きたいと思うこともあるでしょう。しかしそう思ったところで簡単に関係は切れるものではなく、切り方を間違えてしまえばトラブルに発展したり、周りに悪い印象を持たれたりする可能性があります。

そのためにも友達との関係を切りたいと思った時には、工夫をして上手に距離をあけることが重要なポイントです。

具体的にどうすることが上手に関係を切ることに繋がるのか、おすすめの対処法をいくつか解説していきましょう。

仕事を理由に距離を置く

波を立てずにスムーズに距離を置ける方法になるのが、仕事を理由にするというものです。仕事が忙しくて時間がなくなったことにすれば、仕方がないと交流を諦めてくれる人は多いでしょう。

また、頻繁に会いたがる友達や束縛気質な友達の場合は仕事を理由にしても会いたがる可能性が高いでしょうが、それも仕事が忙しければ会うのは難しいため、いくら不満があっても従わざるしかありません。

ただ仕事を理由に距離を置く際は、「本当は遊べるじゃん」と思われないためにもSNSでの投稿には気を付けたり、休日ばったり会う可能性が高い場所は避けたりする必要があります。

新生活に切り替えてフェードアウト

新生活に切り替えてフェードアウトするのも、スムーズに友達と距離を置く方法のひとつです。特に新生活が始まることが多い春などは、仕事の内容が変わった、引っ越しをするなどを理由に距離を置きやすいため、おすすめです。

よほど執念深い友達でない限り、新生活がきっかけで付き合いが薄くなるのは致し方ないと思う人が大半です。そうなれば友達に疲れたから距離を置きたいという理由は悟られずにフェードアウト出来るため、新生活を理由に距離を置けそうな人は実践してみましょう。

友達に疲れたら自分の都合を優先し続けてみよう

友達に疲れたら自分の都合を優先し続けてみると良いでしょう。特に友達に振り回されることが多い人は、友達から「都合よく付き合ってくれる相手」と思われている可能性が高く、いつまでも相手に合わせていては延々と疲れた状態が続くことになります。

しかしそれも自分の都合を優先する、自分の主張を大事にすることを意識していけば、友達に振り回されることもなくなるでしょう。振り回されてしまう理由には合わせてしまうというものがあるため、そもそも合わせなければ疲れる要因は生まれません。

また、自分を優先し続けることで「付き合いが悪い」「もう都合よく付き合ってくれない」と思われ、相手からフェードアウトしてくれる可能性も期待できるため、自然に距離を置きたい場合にはぜひ試してみましょう。

新しい趣味を理由に距離を離す

新しい趣味を理由に距離を離すのも疲れた友達との関係を切る方法としておすすめです。新しい趣味を始めたことで、その趣味にのめり込む人は決して少なくありません。趣味に没頭すれば交友関係も疎かになることも多いため、それを利用してフェードアウトすることができるのです。

もちろん友達からは不満を買うこともあるでしょう。趣味より自分を大切にしてほしい、友達を優先しないのはありえない…そんなことを言われるかもしれませんが、自分の時間をどのように過ごすかは自分の自由であるため、構わず趣味を楽しんでいくことが大切です。

次第に友達も付き合いが悪いと思うようになり、距離を置くようになるでしょう。ただ、何でも一緒にやりたがる友達の場合は同じ趣味を始める可能性が高いため、この方法はおすすめできません。

友達に疲れた時はつい身勝手な行動を取ってしまったり、相手に八つ当たりのような振る舞いをしたりしてしまうことってありますよね。それだけ友達に疲れたということではあるものの、どんな理由であれ相手に迷惑をかけたり、傷つけたりすることは褒められたものではありません。

万が一疲れたことを理由にそういった行動をしてしまえば、トラブルが起きる可能性や周りから反感を買う可能性もあるでしょう。そうなれば今以上に疲れた状況になる恐れがあるため、疲れたからといってなりふり構わず行動するのはNGだと言えます。

特にこれから解説していく行動は、友達に疲れた時についやってしまうことが多いNG行動です。どれもがリスクある行動になるため、疲れたからといってやらないように気を付けていきましょう。

理由もなくいきなり縁を切る

理由もなくいきなり縁を切るのはあまりおすすめできません。それによって縁が無事切れることもありますが、ほとんどの場合は友達から責められたり、周りから身勝手な人だと思われたりするリスクがあるため、やめたほうが良いでしょう。

特に友達との相性が悪いだけの場合は、いきなり縁を切ると相手は十中八九驚いてしまいます。マウントを取ってしまう、非常識な行動で振り回してしまう等の性格ならば、もしかしたら…と心当たりを探って縁を切られた理由を見つけることはできるかもしれません。

しかしそうではない場合は、なぜ縁を切られたかわからずただ混乱し、時には深く傷ついてしまいます。場合によっては周りに相談をし、相談された周りがあなたに対して突然縁を切ったことを責めてくる可能性もあるでしょう。

連絡先をブロックする

突然縁を切るのと同様に、連絡先をブロックするのもおすすめできません。理由もなく突然ブロックされたら大半の人は驚きますし、その理由が気になります。共通の知人などがいる場合には相談をして、大事になってしまうこともあるでしょう。

たとえば相手とは共通の知り合いもいなく、SNSなども通じておらず、LINEやメールだけの連絡先だけしか交換していないのならば、ブロックしてフェードアウトするのも良いかもしれません。

しかし、ブロックしたところで他に連絡できる手段がある場合は、やめたほうがいいでしょう。

疲れたことを一方的に責める

疲れたことを一方的に責めるのもやめましょう。友達に対しての疲れが溜まると、相手を責めたくなる気持ちもわかりますが、相手に悪意がない場合はただあなたと友達との相性が悪かっただけに過ぎない為、一方的に責めるのはお門違いです。

責められた立場からすれば、突然友達がキレて自分を責めてきたように思えるでしょうし、深く傷つく可能性が高いと言えます。また、周りに相談したり周りが察したりすることで、物事が余計に大きくなる恐れもあるでしょう。

言いたいことはあったとしても、友達に悪気がない以上は責めるのは我慢してくださいね。

疲れたことを理由に周りに陰口を言いふらす

あまりにも疲れてしまうと、疲れたと周りに愚痴や陰口を言ってしまうこともあるでしょう。多少の愚痴や陰口ならばストレス解消になるためリスクはあまりないものの、頻繁に言ったり、言いふらしたりすればNGです。

基本的に人の話というものは、話した頻度や人数が多ければ多いほど広がっていくものだと言われています。そのため、愚痴や陰口を何度も言ったり多くの人に言ったりすれば、やがてそれは大きく広がっていき、最悪友達本人の耳に聞こえる可能性も十分にありえるでしょう。

また、誰もが愚痴や陰口をある程度許容できるとは限りません。場合によっては、発言したことで悪印象を持たれることも多いため、言い過ぎだけでなく、愚痴や陰口を言う人にも注意をすることが大切です。

SNSなどで疲れたという愚痴を投稿する

意外とやりがちなNG行動なのが、SNSなどで疲れたと愚痴を投稿する行為です。たとえばそのSNSは友達と繋がっていない、共通の友達などもいない、完全に匿名で誰のことに対して投稿したかわからない…というのであれば問題ありません。

しかし少しでも投稿から相手を特定できたり、友達本人が見える場所で投稿したりすれば、確実に周りや相手は不審がります。投稿内容やタイミングによっては、誰に言っているかも特定できてしまい、一気にギクシャクした雰囲気が流れることにもなるでしょう。

疲れた時はついSNSで愚痴を軽く言いたくなる気持ちもわかりますが、バレる可能性がある以上は避けるのが吉。どうしても愚痴を言いたい場合には、誰にもわからない匿名アカウントで投稿するのが良いでしょう。