旦那が怖いと感じる妻のエピソード｜怖い旦那の特徴と対処法まとめ！

結婚したら誰しも幸せになれるかと思いきや、辛い結婚生活を送っている人は少なくないでしょう。中でも、旦那との関係に悩まされている女性が後を絶ちません。そのような悩みの中でも多いのが、「旦那が怖い」というもの。

何かあればすぐカッとなり、怒りを抑えられない旦那が怖いと怯えている女性はとても多いのです。暴力をふるうDV男というわけではないものの、旦那が怒りっぽくてビクビクしながら生活しなければならないというのは、苦痛でしかありませんよね。

この記事では、旦那が怖いと悩む女性のために対処法をご紹介していきます。怖い旦那に対してどう関わっていけばいいのか、一緒に考えていきましょう。

旦那が怖いといっても、その理由や感じ方は人それぞれです。まずは、どのような理由から旦那が怖いと感じるのか冷静に振り返ってみましょう。

怒ること自体が怖いのか、行動や態度が日頃から怖いのか、また旦那の心理が見えないことが怖いのか…など、その中身は様々です。

多くの女性にとって旦那が怖いと感じるポイントは、大きく分けると次の4つが考えられます。

なんの前触れもなく不機嫌になる

例えば喧嘩をしているときや、妻が夫が怒るようなことをしてしまったときなどは、夫が不機嫌になることも想像できますよね。しかし、なんの前触れもなく急に不機嫌になられたらびっくりしてしまうはず。不意に怒られたらドキッとして恐怖を感じるでしょう。

旦那が怖いと悩んでいる女性の多くが、急に不機嫌になることを予想できずにビクビクしているのです。また怒られるかもしれない、でも旦那の地雷がわからない…という状態では、気が休まりませんよね。

行動を制限してくる

妻のやることなすことに口出ししてくる旦那が怖いという人も多いです。自由にさせてもらえないことから、息苦しさを感じながらも夫の機嫌を損ねないためには従わなければならない…とモヤモヤしてしまいますよね。

行動を制限してくる旦那に縛られているような気持ちになり、自分らしくいられないのは籠の中の鳥のような状態です。妻の行動を制限し支配してくる旦那が怖いと感じるのは、当然でしょう。

威圧的な態度

急に怒るというわけではないけれど、普段から旦那の態度が威圧的で、妻が意見できないような関係性ができてしまっているケースもあります。こちらも旦那に支配されているような気持ちで過ごすことになりますので、幸せな結婚生活とは言い難いですよね。

言いたいことがあっても、旦那が不機嫌になるのが目に見えているから我慢してしまうという人も少なくありません。威圧的な旦那が怖いせいで自分の気持ちを何も言えず、いいなりになってばかりの日々になってしまうのです。

何を考えているのかわからない

怒りっぽい旦那でも、怒る理由がはっきりしていて考えていることも分かりやすい場合は、旦那が怖いと感じることはあまりないのではないでしょうか。怖いのは、旦那の気持ちがよくわからないからだと考えられます。

急に怒りを爆発させたり支配しようとしたりする旦那は、何が目的なのか、何を考えているのかよくわかりませんよね。不機嫌なうえに心のうちを見せようとしない旦那とは、一緒にいても心が通じ合えることはないでしょう。

では、具体的にどのような場面で旦那が怖いと感じるのでしょうか。ここからは、旦那が怖いと感じた女性たちのエピソードをご紹介していきます。どれも、旦那の怒りが理解できなくて戸惑ってしまったというものばかりです。

どうしてそんなことで怒るの？と感じたり、怒り方が尋常じゃなくて引いてしまったりと、旦那との心の距離を目の当たりにさせられるようなエピソード。旦那が怖いと感じる女性なら、共感できるのではないでしょうか。

体調不良でかかった医者が男性で説教

「体調が悪くて病院に行ったんです。そのことを旦那に伝えたら、医者は男だった？と聞かれて。そうだと答えたら、そこから説教が始まりました。なぜ女医に見てもらわないのかとか、悪いとは思わないのかとか…意味がわかりませんでした。」（24歳/女性/主婦）

医者であろうが、自分以外の男性と妻が接すること自体我慢できないという人なのですね。相手は仕事なわけですし、体調不良で診てもらうだけなのに嫉妬するというのは異常でしょう。妻の体調を気遣うどころか自分勝手に説教をするというのは、理解できないですよね。

冗談で言っただけなのに怒鳴られた

「うちの旦那はどうやら冗談が通じないみたいなんです。軽く言ったことを真に受けて、怒鳴られたときには身震いしました…。こんなことで怒る人だったの！？って、結婚を後悔し始めています。いつ怒鳴られるかってビクビクしています…。」（28歳/女性/接客）

冗談が通じない人は結構いますが、怒鳴るというのは怖いですよね。冗談を流せないからとその都度怒鳴られるようでは身が持たないでしょう。この女性のように、下手なことは言えないと思って家でも気を張らなければならない状態にあると、疲れてしまうのも当然です。

スマホをチェックされていた

「夜中、ふと目が覚めたら旦那がスマホをいじっていて。それが、なんと私のスマホだったんです。慣れた手つきで操作していたけどどうやってロック解除したのか…とか、まさかチェックされてるとは思わなくて。あれから旦那が怖いです…。」（26歳/女性/営業）

旦那が自分のスマホをチェックしていることに気付いたとき、その場で怒れる人もいればこの女性のように固まってしまう人もいるでしょう。旦那に信頼されていなかったことや、旦那の意外な一面を知ってしまったことで、ショックが大きいですよね。

大切にしていたものを壊された

「前から物に当たるタイプの人だとはわかっていたんですけど、喧嘩をした次の日に、私のお気に入りのマグカップが割られた状態でシンクに入っていたんです。ここまでするの？って悲しくなったし、旦那が別の世界にいる人のように思えました。」（30歳/女性/事務）

妻に直接暴力をふるわなくても、妻の大切にしているものをわざと壊すというのは暴力同然の行為ですよね。気を紛らわせたかったのか怒りを伝えたかったのかわかりませんが、妻の気持ちを踏みにじるようなことを平気でできてしまう旦那はとても怖いでしょう。

旦那に対してイライラするということは、結婚生活が長くなれば一度もないことの方が珍しいでしょう。しかし、旦那が怖いという気持ちになることは当たり前と思ってはいけません。

怖い旦那と一緒にいることに慣れて感覚が麻痺してしまわないうちに、手を打つ必要があります。旦那が怖いという気持ちを抱えたままにするのではなく、次のような対処を行いましょう。

一時的に距離を取る

一緒の空間にいるだけでも緊張してしまうほど、旦那に対してビクビクしてしまう状態でいるのは精神衛生上よくありません。お互いいい関係とはいえませんので、一時的に別居するなど距離を取って様子を見るのも一つの方法です。

旦那は妻が怖がっていることに気付いていないという可能性もあります。言いたいことを言えないなら、行動で伝えるしかありません。避難するような気持ちで、「このままでは嫌だ」という意思表示をしましょう。

怖いことを素直に伝えてみる

少し勇気が残っているなら、怖いと感じた気持ちをそのまま旦那に伝えてみましょう。泣きながらでもいいので、「怖いからやめて」と自分の言葉で素直に伝えるのです。

そんな妻の様子を見たら、旦那も一方的な行動をしてしまったと反省してくれるのではないでしょうか。それで行動や態度を改めてくれる可能性もあります。我慢せずに気持ちを伝えることで関係がよくなり、解決する夫婦もたくさんいますよ。

信頼できる人に相談する

旦那に気持ちを伝えても改善しない、またはうまく意思表示ができないという場合は、第三者に話を聞いてもらうというのも効果的です。旦那が怖いという気持ちを吐き出せる場があることで、気持ちが救われる部分もあるでしょう。

信頼できる人に相談しているうちに冷静になれて、自分の気持ちも整理されてきます。そのうえでどうすべきか考えればいいのです。一人で抱え込むのではなく、誰かに思っていることを話すようにしましょう。

心療内科でカウンセリングを受ける

相談相手としては、友人や親族でもいいのですがプロを選ぶというのもおすすめです。旦那が怖いというのは異常な状態ですので、ためらわずに心療内科に足を運びましょう。カウンセリングを受けるうちに、自分の気持ちがクリアになっていくはずです。

心療内科やカウンセリングはハードルが高いと思われがちですが、心がしんどいと感じているなら誰でも通うことができます。一人で悩んでいるとどんどん辛くなっていきますので、早めに相談して解決方法を見つけるようにしましょう。

先ほどご紹介したエピソードに登場した旦那たちも含め、妻から怖がられる夫はモラハラ気質なのかもしれません。モラハラとは、モラルハラスメントの略で、モラル（道徳、倫理）に反した言葉の暴力や嫌がらせを意味します。

例えば夫婦喧嘩をしたときに怒るとか、一時的に感情をむき出しにするというだけならモラハラとはいえません。日常的に妻の精神を脅かすような態度や行動を取るのが、モラハラ夫です。その特徴について具体的に解説していきます。

外面が良く周囲からの評価が高い

いわゆる、表と裏で態度が変わるタイプの人はモラハラ気質な傾向にあります。仕事ができるとか、友達が多いといった外での評価が高い人は、外面が良いのです。しかし、それは本当の自分ではないので、裏で憂さ晴らしをしてバランスを取っています。

その裏というのが家庭であり妻というわけです。外面はいいけれど、家の中では酷い夫というのは珍しいことではありません。妻に旦那が怖いと思わせて支配することでストレスを発散し、外ではいい人を演じているのです。

何かをきっかけに豹変する

表と裏の違いというのは、家庭内でも見られます。それが、温厚なときと怒りのスイッチが入ったときとの差です。例えば妻の冗談が気に障ったとか、自分の思うように妻が動いてくれなかったとか、ちょっとしたきっかけでスイッチが入ってしまいます。

DV夫にもよく見られる特徴ですが、普段は温厚に見えるのに度々豹変するので怖いのです。そのきっかけが掴みにくく、妻としては豹変する旦那が怖いから地雷を踏まないようにビクビクしながら生活しなければならなくなります。

言葉の暴力で精神的に追い詰める

DV夫のように殴る・蹴るといった身体的な暴力は見られませんが、言葉の暴力があるのがモラハラ夫の特徴です。妻を傷つけるようなことや怖がらせるようなことを言って、精神的に支配し追い詰めていきます。

言葉の暴力を与え続けられている妻は、自分はダメな人間なんだと洗脳されていくでしょう。そして自己肯定感がどんどん下がり、旦那が怖いと思いつつも旦那の言うことが正しいと思い込んでしまうようになるのです。

自分の思い通りに動かない妻にキレる

妻は自分のいいなりであるべきだと思っているため、妻が何か意見をしたり自分の言うことに従わなかったりしたら、激しく怒りキレることも。自分の思い通りに妻が動かないと気が済まないのです。

このようなモラハラ夫は、妻を常に下に見ていると言えます。妻は自分の指示に従い、自分の要求を叶えるのが当然だと考えているため、それが叶わなければキレて恐怖を与え、従わせようとするのでしょう。

妻を一人の人間として尊重しないモラハラ夫は怖いですよね。普段から旦那が怖いと感じている人は、自分の旦那にもその気質があるのかもしれない…と感じたのではないでしょうか。

モラハラ夫によく見られる特徴を、引き続きご紹介していきます。

妻の行動を制限したり監視したりする

妻が出かけると言えば、行き先や誰と会うかなどを逐一報告させたりするのもモラハラです。離れているとしつこく電話やメッセージを送ってきて、電話に出なかったり返事ができなかったりすると怒ります。

また、男友達と会うことを禁じたり、連絡先を消させようとすることもあるでしょう。酷いケースでは、妻の職場に男性がいるというだけで仕事を辞めるよう迫ることも。さらに、妻のカバンにGPSを忍ばせて追跡したり、自宅に監視カメラを付けたりする人もいるそうです…。

妻が嫌がることを強要する

モラハラ夫は自分さえよければいいという考えが根底にありますので、妻の気持ちを踏みにじるようなことを平気でします。妻が嫌がることでも強要し、自分の気持ちが満たされればそれでいいと思っているのです。

旦那が怖いという女性からよく聞かれるのが、疲れているのに夫婦生活を強要されたというもの。自分の欲望を満たすことだけを考え、妻の気持ちを完全に無視している卑劣な行為ですが、意外とこのような夫は少なくないのです。

妻の人格を否定するような言動がある

モラハラ夫は、妻を傷つけ精神的に虐げることで自分が優位に立とうとします。そのため、人格を否定するような言動がしばしば見られるでしょう。「お前は本当にダメな女だな」「何もできないくせに」というような言い方で、妻の自己肯定感を下げていくのです。

妻が専業主婦の場合に、「誰に食わせてもらってると思ってるんだ」という言い方で支配しようとする人もいますよね。また、「ブス」「デブ」など容姿をバカにするような言葉も使われます。

生活費を渡さないなど家計に非協力的

生活費を家計に入れない、勝手に高額な買い物をしたり借金を作ったりする…というように、お金の使い方で妻に不安を与えるというのも、モラハラ夫に多い特徴です。

特に妻が専業主婦の場合、生活費は夫の給料で賄わなければならないため、生活が困窮してしまいますよね。生活費が足りないのに、やりくりが下手などと妻のせいにしようともします。好き勝手にお金を使って家計に非協力的だと、旦那が怖いと感じるようになるでしょう。

旦那が怖いと思っていたのは、モラハラだったからか！と納得した人も多いのではないでしょうか。日常的に妻に恐怖を与え続けるというのは異常ですので、本来なら旦那にこそ心療内科に行ってほしいところですよね。ですが、まずは自分の安全を守るために行動しましょう。

モラハラをする人は、旦那が怖いと妻に思わせることで支配しようとしています。そのため、支配されないよううまくやっていく方法をお伝えします。

夫を立てる行動をする

地雷を踏まないような行動を心がけ、旦那が怖いと思わずに済む状況をキープするというのも一つの方法です。夫のことを好きな気持ちがないと難しいですが、自分のためだと思って夫を立てるような行動をしましょう。

旦那が怖いから言うことを聞くというのではなく、旦那のいいところを見るようにして、今一度妻として夫の支えになることを考えながら暮らしてみてはいかがでしょうか。

相手が冷静なときに話し合いをする

夫を立てる行動を心がけても、相手はモラハラをしてくるかもしれません。その場合は、穏やかなときに話し合いを持ち掛けてみましょう。立てることはしても、言いなりにはならないということを常に考え、嫌なことは嫌だと伝え続けるのです。

相手が話し合いに応じなかったり、話している間に激高したりしたら、避難して仕切り直すことをおすすめします。

旦那が怖いと思う気持ちを我慢しない

一番やってはいけないのは、旦那が怖いと思う気持ちを我慢してしまうこと。旦那が怖いと思っているうちは、まだまともな感覚なのです。それを自分で封じ込めることに慣れると感覚が麻痺して、モラハラをされる状況が普通になっていってしまいます。

旦那が怖いと思ったら怖いと伝える、危ないと思ったら逃げる。このように意思表示を続け、モラハラ行為を拒否し続けましょう。

自立して離れる

モラハラ夫に打つ手がないと感じたら、離れるのが一番です。経済的に自立していないとすぐに別居や離婚をするのは難しいため、旦那が怖いと感じた時点で自立するための準備を始めることをおすすめします。

特に旦那に養ってもらっていると思うと、モラハラされても仕方ないと考えてしまいがち。しかし、そんなことは絶対にないですし、もっと幸せな生活があるはずなのです。旦那が怖いと怯える暮らしを卒業するために、仕事を始めるなど具体的な対策を進めていきましょう。

健全な夫婦関係なら、旦那にムカつくことはあっても怖いと思うことはめったにないはずなのです。旦那が怖いと思っている自分の状況は普通ではないんだということを、まずは自覚して下さい。

旦那に言いたいことが言えない、支配されている感じがするというなら、モラハラの可能性が高いです。旦那が怖い結婚生活は、苦痛が大きいですよね。幸せな人生を取り戻すためにも、怖いという気持ちにふたをせず、行動を起こしましょう！