独身が辛いと感じる瞬間｜辛いと思った時の対処法や考え方をご紹介

ある程度の年齢になってくると、周りの友人・知人に結婚している人が多くなってきますよね。独身の人が多いときは気軽にお出かけ、飲み会などに誘えたのに、独身の人が減ってくると気軽に誘うことができなくなることは少なくありません。

昔は良く一緒に出かけていた友人・知人が少なくなると、必然と一人で過ごす時間が多くなり、寂しい気持ちになります。結婚すると家族と過ごす時間が増えたり、家庭の事情で遊んでばかりいられなくなるため、独身の人と暮らし方が変わるのは仕方がありません。

しかし、まだまだ自由が多い独身の人にとって、周りがどんどん既婚者になっていくのは寂しくて辛いですよね。今回の記事は、独身が辛いと感じた経験がある人についてまとめました。どのような瞬間に寂しくて辛いと感じるのか、色々な意見や例を見てみましょう。

独身が辛いと思ったことがあるかどうか、男女の色々な意見をまとめてみました。辛いという人もいれば、そうでもないという人もいたので、どちらの意見もご紹介しますね。

辛い時期はあったけどもう乗り越えた

「友達グループの中で僕だけ独身。みんな家族がいるからフリーの時のように飲み会にはなかなか誘えないし、仕事が終わったら家で一人で過ごすという時間が増えました。一時期は強く孤独を感じ辛いと思ったこともありますが、今は一人で過ごすのもゆっくりできていいかなーと思ってます」(32歳/男性/会社員)

30代になると結婚している人が周りに多くなり、独身の人は一人の時間が増えます。今までフリーの友人たちと一緒の時間が多かった人ほど、周りが結婚していくのは寂しく辛いと思いがち。

しかし、一人になってみると案外平気になってくるものなんだそうです。こちらの男性は、昔は辛いと思ったことがあるものの、今はむしろ一人でゆっくりできて良いと感じているようですよ。

今まさに辛い…人生詰んだなと思う

「気が付いたら結婚してないのは自分だけで、完全に取り残されたなーという感じ。周りには独身の女性も減ってきたし、身近な場所で出会える可能性はかなり減りました。このまま女性と出会うことができず一生一人なのかな～と思うと、あぁ人生詰んだな～って思いますね」(36歳/男性/IT)

長い間独り身でいると身近な女性はどんどん結婚していき、気が付いたら身の回りにフリーの女性がいなくなっていた…というケースは少なくありません。今はネットで女性と出会う方法もありますが、まったく知らない女性と出会い恋を実らせるのは簡単なことではないですよね。

特に女性との出会い方が得意ではない方、恋に積極的になれない男性は、なかなか女性と出会えない環境だと「人生詰んだ」と思いつめがちです。

親に結婚を急かされると辛い

「僕は結婚する気がないけど、親は『早く結婚しなさい』というからそれが辛いですね。僕が結婚するかどうかなんて、僕の人生なのだから。でも、親は孫を見たい気持ちもあるんでしょうね。見せてあげられないのは申し訳ないですが、結婚する気はないのでいつまでも結婚を迫られるのは辛いです」(39歳/男性/飲食業)

周りの人に結婚している人が増え、自分がフリーなのが孤独で辛いという理由以外の男性もいるようです。結婚をしないと両親から「まだ結婚しないのか」「孫を見せて」と言われる場合があります。

しかし、世の中には人生において結婚を希望しない人もいますよね。希望もしていないのに周りから結婚を迫られたら、人生を否定されているようで辛いと思う場合が多いでしょうね。

妊娠・出産関係で焦る

「多くの女性は20代、30代のうちに子供を産んでる人が多いですよね。私は今36歳なので、もう子供がいてもおかしくないくらいの年齢。周りの友人も1人2人と産んでいるし、私は子供を持つのが遅すぎるのでは？と心配になってきて辛いです」(36歳/女性/清掃業)

世の中には20～30代で子供を産む人が多いです。もちろん可能であれば40代、50代近くになっても産む女性はいますが、あまり一般的ではありません。

年齢を重ねると周りには子供を産んだ友達が増えてきて、いつまでも結婚しない・子供を持たない自分は人生計画が遅れているのでは…と、心配する方が少なくないのです。

子供がいる友だちが羨ましくて辛い

「友達はもう結婚して子供を持っています。たまに一緒に食事に行くこともあるのですが、いつもみんな子供を連れてくるので羨ましいです。私はまだ結婚してないから子供がいないし、みんなと会うと独身の自分がすごく孤独に思えます。それが辛いですね」(29歳/女性/美容師)

周りの友人に結婚している人が多くなると、子供を持つ人が増えるでしょう。しかし、将来子供を持ちたい女性が子供を持つ友人に囲まれると、羨ましいと思うものの自分がまだ独身で子供を持てない現実に辛いと感じがちなのです。

自分のためだけにご飯を作るのが辛い

「私はご飯は自炊なのですが、自分一人のためにご飯を作るのって時々辛いって思います。友達には結婚してる人が多いんですけど、みんな家庭で温かいご飯を食べてるんでしょうね。一人だと作りすぎちゃった時に食べてくれる人がいなくて辛いと思うし、一人の食事も寂しいです」(26歳/女性/接客業)

一人の食事が寂しくて辛いという女性も大勢います。特に、周りに結婚している友人が多いと自分と友人を比べがち。家族で楽しい食事をしているんだろうなと想像すると、余計に孤独に感じて辛い思いをしてしまうのでしょう。

男性の場合、独身が辛いと思った瞬間はどんな時が多いのでしょうか。

遊ぶ友達がいなくなったと感じた時

結婚すると家庭が最優先になり、仕事が終わったらすぐに家に帰る男性が多くなります。家庭があるからこそ、独身の時のようにあちこちで遊んでいる場合ではなくなります。家庭を顧みず遊んでばかりいれば夫婦の仲が悪くなる可能性がありますし、何より奥さんが好きですぐに帰宅を選ぶ男性も多いです。

しかし、家庭を優先して仕事後にすぐ帰宅したり、家庭を優先して誘いを断る友達ばかりになると自分が独身であることをハッキリと自覚するでしょう。周りの友達は家族を築いているのに、自分は独身で一人であることに孤独を感じることもあります。

周りに家庭を優先しなかなか遊べない友達が増えてきたとき、男性は孤独を感じて辛いと思うことが良くあるのです。

友達の家族が幸せそうに見えた時

今はSNSの存在があるので、SNSに登録していれば友達となかなか会えなくても、近況を知ることができます。しかし、SNSで楽しそうに家族と過ごす姿を見た瞬間、独身が辛いと思う時があるのです。

家族と幸せそうな友達と、独身で未だ自由に過ごしている自分を無意識のうちに比較してしまうからだと考えられます。独身が不幸せとは言えませんが、将来はいつか結婚したいと望んでいるのなら、友達が家族と幸せそうなのを見ると孤独をひしひしと感じ、辛くなるのでしょう。

帰ったら部屋が暗くて寒いとき

家に帰ってきて玄関を開けたら、真っ暗で空調もきいてなくて寒いというのが独身男性が辛いと思う瞬間あるある。寒い冬は特にぬくもりを求めて人恋しくなったりしますし、疲れて帰って来た時に部屋が暗く寒いと、孤独感があり辛いと思うのでしょうね。

もし結婚していたら、玄関をあけたら奥さんが「おかえり！」と出迎えてくれて、部屋も温かいんだろうな～と思うと、余計に寂しくなるという男性が多くいるようでした。

風邪を引いて寝込んだとき

ちょっと風邪をひくなど、体調を崩している時は心も弱くなりがちです。シーンとした部屋で一人寝込んでいるのはとても寂しく、幸せな家庭がある人はいいなぁと思ってしまいます。もし家庭を持っていれば、看病してもらえますし心配してもらえるでしょう。

独身ではすぐそばで心配してくれる人がいなく、病気でも自分でご飯を用意したりしなければならないのも、辛いと感じる要因になります。

次に女性が感じる独身が辛いと思う瞬間についてご紹介します。

家族や親戚に結婚を急かされた時

友達や親戚の中には結婚している人が多く、「独身は私くらいのものになってしまいました」という女性は少なくありません。実家に帰った時や親戚の集まりに行くと、必ずといっていいほど「あなたはまだ結婚しないの？」「早くお父さん、お母さんに孫を見せてあげないと」と言われて辛い思いをしがちです。

結婚するのが簡単ならきっと誰でも結婚しているでしょう。しかし、男性と出会うきっかけがない・恋愛に積極的になれないなどの理由でなかなかパートナーに恵まれず、結婚が遅いことを指摘されるのが辛いという声が多いのです。

周りの友達が出産ブームの時

友達が続々と妊娠、出産していて子供を持つ友人が多くなっても、まだ結婚どころか彼氏もいない独身では妊娠、出産がこの先いつになるのか想像がつきません。

幸せそうなマタニティライフを送り、可愛いお子さんに恵まれた友人たちが周りにたくさんいると、自分だけ一人取り残されていくような気がして、ふと寂しい・辛いって思うのでしょう。

同窓会に行ったら友達がみんな結婚していた時

久しぶり同窓会に行ってみたら、自分以外のほとんどの友人が結婚しているという場合があります。同窓会での話題も結婚生活や家族のことなどの話が多く、会話に置いてけぼりになってしまうでしょう。

そのような状況に自分だけが置いていかれたような気がしますし、会話に入れず蚊帳の外なのも独身が孤独で辛いと感じる理由のひとつです。

クリスマスで街にカップルが多い時

クリスマスは街の中がライトアップされたりキレイなイルミネーションで飾られます。イルミネーションがキレイな街にはカップルが多く集まり、いつも歩く場所に幸せそうな人たちが目立つようになる時期がありますよね。

そのような場所を独身の女性が歩くと、自分には彼氏も夫もいない現実を突きつけられるように感じ、辛いと思うことがあるのです。

独身が辛いと思った時、そのまま辛い思いをしていては自分に自信がなくなったり、鬱っぽくなってしまう可能性があります。もし独身が辛いと感じるときには、これからご紹介することを試してみてください。

仕事に没頭してみる

仕事に没頭すると独身が辛いと思う暇がなくなるのでオススメです。しかも、仕事に没頭することでキャリアアップを目指すことができますし、独身で辛い思いを忘れるだけでなく、仕事でワンランク上のポジションになれる可能性もあるんですよ。

つまり、恋人や結婚よりも仕事を優先し、「仕事一筋」になれば独身が辛いと思う暇さえなくなるというわけです。今の時代、好きな人と恋愛し結婚するのではなく、「仕事と結婚する」のも良い選択ではないでしょうか。

婚活に力を入れる

独身が辛いなら、寂しさを埋めて癒やしてくれるパートナーを見つけるために婚活にトライしてみましょう。婚活には婚活アプリを使う・婚活サイトに登録する・結婚相談所に登録する・婚活パーティーに参加するなどの方法があります。

このような方法なら、結婚を視野に入れている人と出会える可能性が高いので、真剣に取り組めば寂しく辛い独身を抜け出せるでしょう。

生きがいとなる事を見つける

独身が辛いのは今の生活にハッキリとした生きがいを感じていない可能性があります。自分の生きがいを思い浮かべてみて、すぐに思いつかないのなら夢中になって取り組める「生きがい」を探してみてはいかがでしょうか。

生きがいとは生きることに喜び・楽しみを感じること。それはどんなことかというと、人によってさまざま。仕事が生きがいの人もいれば、大好きな趣味に没頭することが生きがいの人もいます。生きていて楽しい・喜びを感じるものをすぐに探すのは難しいですが、それを探すことも、また生きがいに繋がるでしょう。

独身にしか楽しめない趣味をする

独身が辛い人は、独身にしか楽しめない趣味を始めてみませんか？フリーの自分には楽しめて、既婚者には楽しめない趣味ができるなんて少し優越感を感じないでしょうか。例えば、頻繁に旅行するのは独身ならではの趣味と言えるでしょう。

結婚すると家や車のローンなど、家庭を築く上でさまざまな出費が多くなり、独身のころの趣味を諦めたり楽しむ範囲を縮小せざるを得なくなる場合があります。しかし、独身なら家庭にお金を使うことがありませんから、自分の好きなようにお金を使えるのがメリット。

旅行以外にもさまざまな独身ならではの趣味がありますから、ぜひ結婚している友人・知人たちにではできない楽しみ方を見つけてみてくださいね。

辛いと思った時の対処法は他にもまだまだありますよ。自分に合う方法で対処するのが一番です！

今回の記事で自分に一番適していると思う対処法を見つけられるように、こちらもチェックしてみてくださいね。

シェアハウスに住んでみる

独身が辛いと感じるのは、家に一人なのが大きな原因になっている場合があります。そこでおすすめしたいのが、シェアハウスに住むことです。シェアハウスなら家に帰れば同じ屋根の下に住むルームメイトがいますから、「帰宅したら真っ暗で部屋が寒い」なんてこともなくなるでしょう。

また、シェアハウスは家賃も安い場合が多いので、寂しくて辛くない上に家賃も安いなんて一石二鳥ですよね。

実家で暮らす

一人暮らしは独身の寂しさ・辛さをひしひしと感じますよね。もし実家に帰ることが可能なら、一人暮らしをやめて実家に帰ってみるのもおすすめ。家族と暮らしながらの毎日は、時には衝突もあって煩わしいと感じることもありますが、寂しくて辛い思いをすることはほとんどなくなるでしょう。

合コンを楽しむ

結婚したら合コンを楽し機会ははほとんどないでしょう。合コンは恋愛したい男女が集まりますから、結婚して合コンに参加するのは良いこととはあまり言えません。

しかし、独身なら何も気にすることなく楽しめますから、独身ならではの楽しみとして合コンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

独身同士の女子会・男子会をする

友人の中にもまだ独身の人がいませんか？もしいるのであれば、独身だけで集まって女子会や男子会を開いてみましょう。独身ならではの悩みや愚痴を話せば気分がすっきりします。

また、自分と同じフリーという同じ立場の人たちと集まれば、劣等感や辛さを感じることもなくリラックスできますよ。

独身が辛いと思ったときには、フリーである自分を受け入れる形で考え方を変えてみましょう。辛いと思うのは、結婚はして当たり前と思っているからではないでしょうか。凝り固まった考え方を変えるように改めれば、独身が辛いなんて思うことはなくなりますよ。

「結婚＝幸せ」という固定概念を捨てる

結婚は幸せの象徴と感じている人が多いです。しかし、幸せは結婚だけに限りません。今は色々な生き方がある時代。どんな生き方を選択しても良いのです。つまり、「結婚＝幸せ」「独身＝寂しい・辛い」という固定概念を捨ててしまいましょう。

これまで結婚が幸せという考えに凝り固まっていた人が、急にその考えを捨てるのは難しいでしょう。しかし、ゆっくりでもいいので考え方を変えてみて下さい。視野を広く持てば、結婚こそが幸せという考えは変わっていきます。

独身でも幸せに生きている人はたくさんいますし、むしろ結婚している人よりも自由で幸せな人生を歩んでいる人だって大勢いますよ。

焦らず自分のペースを大切にする

いつ彼氏・彼女ができて結婚するのかは、人それぞれ異なります。早くから結婚する人もいれば、早い人と比べてかなり遅く結婚する人もいるでしょう。恋愛や結婚のタイミング・ペースは人とは違うので、自分のペースを大切にすることが大事なんです。

焦って自分のペースを無視して出会おうとしたり結婚を急ぐと、恋愛や結婚に失敗し取り返しがつかなくなってしまう可能性もあります。ですから、周りに振り回されることなく、自分のペースを一番に考えてくださいね。自分の人生なのですから、周りに合わせることはないのです。

独身の方が自由で良いと考えてみる

結婚すると家庭の事情でなかなか遊びに行けなくなったり、趣味の一部を諦めざるを得なくなることがあります。諦めるまではいかなくとも、使うお金や楽しむ頻度を落とすことは良くありますね。

しかし、独身のままなら家庭の事情で誰かと遊ぶことや、趣味を諦める必要はありません。お金も自分のためだけに好きに使えますし、欲しいものが手に入れやすいという自由もあります。

そう考えると、結婚するよりも独身の方が自由で楽しめることが多いと思えませんか？まだまだ自由を満喫したい気持ちがあるのなら、どんなに周りが結婚ブーム・出産ブームでも独身の方がきっと楽しいと思えるはずです。

自分の好きに暮らせる

パートナーとはいえ違う環境・しつけで育ってきた人と暮らすのは大変なことです。部屋の使い方、衛生観などが特に暮らしの中で目立っていく部分となります。

たとえば、ドアを閉める音や足音がうるさい・使ったものをすぐに元通りにしない・トイレの使い方やお風呂の使い方が気になるなどが問題になりがちです。暮らし方の相性が悪いと、ストレスになりうんざりしてしまうこともあるでしょう。

しかし、独身で一人暮らしなら、他人の暮らし方に不満を持つことがなく、自分の好きなように暮らせます。うるさい・気に入らないと思うこともないですし、誰かに注意されることもなく自由気ままに暮らせるのは、良いことだと考えて良いのではないでしょうか。

周りに結婚している人が多くなると、独身の自分だけが取り残されたようで焦り、「寂しい」「辛い」と思ってしまうことがありますよね。周りが幸せな家庭を築いているのに自分はフリーだと、自分は孤独で寂しい人なのではないかと感じるケースは少なくありません。

しかし、恋愛や結婚には人それぞれのペースがあり、ベストなタイミングが早い人もいれば遅い人もいるのです。あなたのベストな恋愛適齢期や結婚適齢期は、もう少し後なのでしょう。

ですから、これからは独身が辛いと思うことはあっても、考え方を変えて自分は自分なりの人生をしっかり歩むことを考えてみてくださいね。そうして余裕を持っていれば、独り身でも幸せを感じられるようになったり、人生のパートナーとも近いうちに巡り合うことができるでしょう。