疲れマラが起きる原理・原因とは?
他の筋肉ではなくペニスに変化が起こるのには、それなりの理由があるのです。では、疲れマラが起きる原理について詳しく見ていきましょう。
ホルモンの作用によるもの
疲れマラの多くは、実はホルモンの作用によって起こるのです。人間は肉体的に強い疲れを感じると「カテコールアミン」というホルモンが分泌されます。このホルモンが分泌されることにより、無意識に体が反応してしまい、勃起してしまうのです。
つまり疲れマラとは、体が疲れていることをホルモンが知らせてくれる反応だとも言えます。仕事などで忙しい日が続くなど、あまりにも疲れ過ぎていると頭では理解できない場合もあるので、疲れマラが起こったら無理せず休息をとるというのもおすすめですよ。
子孫を残すための本能
疲れマラは、子孫を残すための本能が働いているという説があります。子孫を残すためには、女性とセックスをしなければなりませんよね。そして、セックスをするには男性が勃起しなければ始まりません。
本能的に子孫を残したい、そのためのセックスがしたいと体が感じたので無意識に勃起してしまうという訳です。特に生命の危険を感じるほどの疲労や緊張を感じた場合に、疲れマラが躊躇にあらわれると言われています。
死ぬ前に子孫を残そうとするのは、生き物の本能なのかもしれません。ただしこれには諸説あり、否定的な意見も少なくありません。
緊張や疲れが原因になることも
緊張や疲れによって疲れマラが起こる事もあります。肉体的に疲労を感じるとカテコールアミンというホルモンが分泌されて勃起するのは、先述の通り。それだけではなく、精神的な緊張や疲れによってもこの成分が分泌される事もあります。
ですので、大切なプレゼンを直前に控えた状態などで勃起してしまうという事態が起こるのです。前日にしっかり休息を取っているはずなので、疲れマラではないと勘違いしてしまいがちですが、精神的な疲労という意味でこれも立派な疲れマラと言えるでしょう。
レム睡眠状態になっているため
寝ている間に、無意識に勃起してしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。実はこれは自然な事で、意外と多くの人が経験している現象になります。このタイプの疲れマラは通称「夜間勃起」。
そしてこの夜間勃起は、レム睡眠状態の時に起こると言われています。レム睡眠と夜間勃起の因果関係はよくわかっていませんが、身体的、精神的に疲れていなくても起こるとのこと。
また、レム睡眠状態の時に性的に刺激の強い夢、いわゆるエッチな夢を見た場合はそのまま射精してしまうこともあるそうです。そして、夜間勃起が原因で目が覚めた場合は妙にムラムラしちゃうという人もいます。
精子が溜まっている
究極に疲れていて性欲よりも睡眠欲の方が上回る場合、日課となっているオナニーを省くことがあるでしょう。そうなると放出されない精子がずっと溜まり続けることになります。これが疲れマラの原因になっているのかもしれません。
特に寝起きの勃起具合は凄まじい場合もあります。かといってオナニーをしている時間もないからと仕事や学校に行くことになると、また精液は溜まり続けますよね。これが仕事終わりや学校帰りの疲れマラにまた繋がる…というループになるのでしょう。