うるさい人がストレス!対処法はあるの?
職場にうるさい人がいると仕事に支障をきたしますし、学校なら勉強の邪魔ですよね。また、家庭でさえも、うるさい家族とは喧嘩になりがちです。
さらに、飲食店で食事をしている時や、商業施設で買い物をしている時にうるさい人に遭遇すると、気分が悪くなる人も多いでしょう。うるさい人から離れられればいいですが、バスや電車といった公共交通機関の中だと、うるさい人から逃れたくても逃れられない場合が多いですよね。
今回は、うるさい人にストレスを感じてい人のために対処法をご紹介します。うるさい人の心理と特徴も、併せてご覧ください。
他人をうるさいと感じるのはどんな時?
では、どんな時に他人をうるさいと感じるのでしょうか。そのシチュエーションをまとめました。
物事に集中している時
集中して物事に取り掛かっている時に近くでうるさくされると、たいていの人は集中力が途切れてしまうのではないでしょうか。
うるさい人は、地声が大きかったり、突然大きな物音を立てたりすることが多く、驚かされることも少なくありません。驚かされることも集中力が途切れてしまう要因ですが、何よりびっくりしますよね。
集中して取り掛からなくてはならない時にうるさくされると、「せっかく集中できてたのに!」と腹が立つこともあるでしょう。また、一度集中力が途切れてしまうと、今度はうるさい人に意識が向いてしまうこともよくあります。
聞きたい情報をしっかり耳に入れたい時
テレビを見ていて、「この情報、気になる。ちゃんと聞きたい」と思った時にそばから話しかけられると、肝心なところを聞き逃すことがあります。テレビに限らず、誰か他の人が話している時や、街中などで流れるアナウンスなども同じです。
話しかけてきた相手が家族や友人などの親しい人であっても、聞きたい情報を聞き逃してしまったら、「話し声がうるさくて聞き取れなかった…」とイラッとするでしょう。
うるさい人と一緒にいると、耳から仕入れる情報を逃してしまうことがよくあります。そのたびに、「うるさい人だな」と思ってしまうのではないでしょうか。
静かな環境で仕事をしたい時
文章を考えたり、計算をしないといけない仕事をする時は、できるだけ静かな環境でしたいですよね。
文章を考える時にそばでうるさくされると、内容をうまくまとめることができません。また、計算している時にうるさい人がいると、気が散ってしまい、計算ミスにつながる可能性が大です。
どちらも「静かにしてくれないと仕事が進まない…」と感じるのは必至。誰がうるさいのかを確かめ、その人がいる時は静かな環境は無理と諦め、場所を変えたり、うるさい中でもできる仕事に変えるしかありませんね。
放っておいてほしい時
うるさい人の中には、何かと話しかけてきたり、世話を焼いてくる人もいます。「どうしたの?元気がないけど」と心配して声をかけてきたり、「よかったらこれ食べない?実家から送ってきたの」などと食べ物のおすそ分けをしてくれる人もいるでしょう。
どちらもありがたいことなのですが、放っておいてほしい時だとちょっと迷惑に感じますよね。とはいえ、相手は善意でやってくれているので、「放っておいてください!」と言えば間違いなく角が立ちます。
「大丈夫です」「お気持ちだけいただいておきます」などと断るのが一番ですが、それでもしつこく言ってくる可能性が高いのがうるさい人の特徴です。こうなったら、離れるしかありませんね。
うるさい人の心理とは
ここでは、うるさい人の心理を紐解いていきます。早速ご覧ください。
人よりも目立ちたい
うるさい人には、人よりも目立ちたいという心理があります。この、目立ちたいという心理の理由は、「自分は他の人よりも優れている」と周囲にわからせたいからです。
そのために大きな声を出し、自分の存在を周囲にアピールします。大きな声を出せば、誰もが「何事!?」と思って見るでしょう。必然的に注目を集めることになりますよね。
こうした「他の人よりも目立ちたい」という心理が、大きな声を出すという行動につながっているというわけです。
見下されるのが怖い
うるさい人には、見下されるのが怖いという心理もあります。
「うるさい人は自信があるからこそ、大きな声を出せるのでは?」と感じる人も多いでしょう。ですが、自分に自信が持てない人が少なくありません。
中でも、「人にできて自分にはできないことを知られたら、他人に見下される」という心理を強く持っています。
そのため、人から見下されるのが怖いあまりにわざと大声で話したり、ドスドスと音を立てて歩くなどして、さも自信がある風を装っているというわけです。
現実を直視したくない
自分に自信が持てないことと似ている要素に、コンプレックスがあります。うるさい人の場合、自分自身をダメ人間だと考える傾向が顕著です。とりわけ仕事ができないと、自ら「ダメ人間」のレッテルを貼り、劣等感を抱えることが少なくありません。
こうした現実を直視したくないという心理が、仕事中に延々とおしゃべりをしたり、あれこれとうるさく人の世話を焼くといった行動につながっていると言えるでしょう。
寂しい気持ちを埋めたい
うるさい人の心理には、「寂しい」という気持ちがあります。寂しさを埋めようとして大きな声で話したり、大きな音を立ててうるさくして、周囲の気を引こうとしているのです。
うるさくすれば周囲から注目されるだろうという考えから音を立てるものの、当然のことながら周囲の反応は「うるさいなあ」とか「静かにしてくれる?」といったことになるでしょう。また、嫌がられることも少なくありません。
けれど、うるさい人はたとえ嫌がられても「自分を見て欲しい」という気持ちの方が強く、寂しい気持ちを埋めようとして何かとうるさくしてしまいます。
うるさい人の特徴《性格編1》
そこで、ここからはうるさい人の性格の特徴を見ていくことにしましょう。うるさい人によく見られる性格上の特徴とは何なのか、早速ご覧ください。
元々の声が大きい
人によって体格の違いがあるように、声の大きさも異なります。うるさい人は、単にもともとの声が大きいのが特徴です。
いわゆる地声が大きい人は、自分の声がうるさいという自覚がありません。そのため、「うるさいんですけど」と言おうものなら、「これが普通だ!」とキレられる恐れがあります。
特に声を張り上げている様子はないのにうるさい人のことは、「地声が大きい人」だと思って受け入れるしかないでしょう。
気遣いや配慮ができない
周囲に対して気遣いや配慮ができないのも、うるさい人の特徴です。いわゆる自己中心的な性格の持ち主と言えるでしょう。
例えば職場なら、皆それぞれ自分の仕事を抱えて頑張っていますよね。中には、厄介な仕事を受け持っている人もいるでしょう。
大変な仕事で頭を抱えている人がいれば、「できるだけそっとしておこう」とか「静かにしないと」と考える人が多いでしょうが、気遣いや配慮ができないうるさい人はお構いなしです。
自分が話したければ大声で話し、大きな音を立てて物を置くといった具合に、配慮に欠けた行動を取ります。
おしゃべりが大好き
延々と続くおしゃべりに「うるさい…」と感じたことがある人は多いでしょう。そんなおしゃべりが大好きなところは、うるさい人に多い性格の特徴です。
おしゃべりが大好きなこと自体は悪い事ではないのですが、問題は仕事中や忙しい時など、相手の状況を考えずに話しかけてくることです。聞き流していればいい相手ならまだしも、上司や先輩だとそうもいきません。
延々とおしゃべりに付き合わされる羽目になり、相手をすると仕事が片付かなくなるタイプのうるさい人と言えますね。
かまってちゃん
周囲に聞こえるように独り言を言うなど、いわゆる「かまってちゃん」な性格も、うるさい人に多い特徴です。
とりあえず周囲の人にかまってほしいので、ミスをしたときなど「あー、どうしよう」「困ったなあ」といった具合に、声に出して自分の思いを口にします。そうすれば、周囲から「どうしたの?」と聞いてもらえるからです。
かまってほしい人は基本的に寂しがり屋なので、かまってもらおうと大きな声で独り言を話す傾向が見られます。
うるさい人の特徴《性格編2》
そんなうるさい人の性格面での特徴は、まだ他にもあります。引き続きご覧ください。
TPOをわきまえない
電車やバスなどの公共交通機関や、公共の場で大きな声で話すのは、一般的にマナー違反とされますよね。実際、「車内での通話はご遠慮ください」といった張り紙は各所に見られます。
公共の場での話し声は、普通に話していてもうるさく感じがち。というのも、聞きたくない話も聞こえてくるからです。不愉快に感じると余計に「うるさいなあ」と気になるのが人の心理と言えます。
こうしたTPOをわきまえず話すのも、うるさい人に多くみられる特徴です。
気が強い
気が強い性格も、うるさい人の特徴と言えます。こうした性格の人は、周囲の人たちを過剰に意識する傾向があり、話す時に力が入りがちです。
また、気が強い人は負けず嫌いなことも多く、誰かと口論になった場合は、「負けたくない」という気持ちがひときわ強くなり、大きな声を出します。時には、相手を威圧するために大きな声を出すこともあり、注意が必要なタイプですね。
人の話を聞かない
人の話を聞かず、ずっと自分の話をしている人は、誰からも「うるさい人」と思われるでしょう。息つく暇もないくらい話し続ける様子を連射するマシンガンに例え、「またマシンガントークしてる」などと言われるタイプですね。
マシンガントークをする人は、話し続けるせいでうるさいだけでなく、人の話を聞かないのも特徴。誰かが話の腰を折ろうとしても、容赦なく話し続けます。
しかも、人の話を聞かずに自分のことばかり話すので、聞かされているほうは「私の話も聞いてくれてます?」と思ってしまうでしょう。
無神経
無神経で空気が読めない人も、うるさい人の特徴です。「今ここで話すのはマズイ」と誰もが思うような状況でも構わず話すので、余計に大きな声に聞こえてしまいます。
例えば、部署内で誰かが上司に怒られているとしましょう。たいていの人は、「上司が怒っている時に音を立てたり、話をするのはやめておこう」と考えるはず。また、怒られて落ち込んだ人を気遣い、「そっとしておいてあげよう」と思うのではないでしょうか。
けれども、無神経な人はそんなことはお構いなしに大声で話したり、物音を立てます。また、デリカシーに欠ける発言をして、落ち込んでいる人をさらに落ち込ませることも少なくありません。
うるさい人の特徴《行動編1》
ここからは、うるさい人の行動での特徴をご紹介します。こちらもたくさんありますよ。
リアクションがいちいち大きい
人の話に手を叩きながら笑ったり、足をドンドン踏み鳴らしたりと、いちいちリアクションが大きいのがうるさい人の特徴です。
仕事の合間に、他の人の邪魔にならないようにちょっとおしゃべりしようと思ったのに、大きなリアクションを取られたら、「もっと静かに聞いて!」と慌ててしまいますよね。こうなると、オーバーリアクションのうるさい人と一緒に目立ってしまう可能性があります。
リアクションがいちいち大きくてうるさい人に話しかけるのは、注意が必要と言えるでしょう。
壁や物によくぶつかる
壁や物によくぶつかるのも、うるさい人に多い行動の特徴です。あっちに行っては壁にドスン、こっちに来てはバンと音を立てて物にぶつかるといった具合。周りから見ていると、「なんであんなにあちこちにぶつかるんだろう?」と不思議に思うことも少なくありません。
うるさい人は周囲にまで意識が行き届かないことが多く、周りをよく見ていないせいであちこちにぶつかっていると考えられます。あるいは、人の気をひきたいかまってちゃんだと、わざとぶつかっている可能性もあるでしょう。
どちらにしても、壁や物にぶつかられると驚きますよね。これがしょっちゅうとなれば、うるさい人の烙印を押されるのも無理はありません。
音を立ててドアを開閉する
うるさい人の行動で多いのが、音を立ててドアを開閉することです。出入りするたびにドアをバタン!と鳴らす人は、その他の行動でも大きな音を鳴らすことがよくあります。
ドアの近くにいる人にとっては、出入りするたびにドタンバタンとやられたら、たまったものではありませんよね。ドアの開閉を乱暴にされると振動も伝わりますので、よりいっそうストレスが溜まります。
「もっと静かにドアを開け閉めできないのかな。うるさい人だな」と思うのは必至です。
足音がうるさい
うるさい人はもともと粗野な性格の人が少なくなく、足音がうるさいこともよくあります。ドスドスと音を立てる人もいれば、靴など履いている物の音がパカパカとうるさいケースもしばしばです。
どちらにせよ、歩くたびに音を立てられると気になって仕方なくなるでしょう。他の人が物音を立てずに歩いていたり、気にならない程度に歩いているとしたら、どうしても比較してしまいますよね。
歩くことが多い場所だと、話し声ではなく足音が原因で「うるさい人」になっていることもよくあります。
うるさい人の特徴《行動編2》
そんなうるさい人の行動の特徴は、まだまだあります。引き続きご覧ください。
キーボードを強く叩きすぎる
今や、仕事のほとんどをパソコンで行う人も多いでしょう。そんなパソコン操作もしばしばうるさいと感じる原因となります。
なぜなら、うるさい人はキーボードを強く叩きすぎるからです。特に、Enterキーを強く叩く音はうるさく聞こえます。
キーボードを強く叩きすぎる人は、周囲から「キーボードを叩く音がうるさくて気になる」と思われる可能性が大。知らないうちに癖になっていることも多いので、キーボード入力が多い人は気を付けた方がいいですね。
物の置き方が雑
うるさい人は物の扱いが雑なことが多く、そのせいで大きな音を立てることがよくあります。中でも周囲の人が気になるのは、物を置く時の音ではないでしょうか。
うるさい人は、音がしないように机の上にそっと置くことはせず、書類の束を放り出すように机に置き、バサッと大きな音を立てます。また、カギなどの金属を放り投げるように置けば、派手な音がするでしょう。
鞄などの大きな物も平気で机の上に投げ出すように置くので、物を置く音が絶え間なく響くことも珍しくありません。
貧乏ゆすりをする
自分ではなかなか気付かないのが、癖で立ててしまう音です。「なくて七癖」と言われるように、癖は自分では気づきにくく厄介ですが、中でも貧乏ゆすりはうるさいと思われる癖の典型でしょう。
デスク同士がくっついて置かれていれば、貧乏ゆすりをされると振動が伝わってくることがよくあります。デスクの上に置いたペン立てなどが振動でカタカタと鳴ったら、「貧乏ゆすりのせいでペン立てが音を立ててうるさい」と思いますよね。
「貧乏ゆすりをやめてくれる?」とお願いして、相手が「あ、ごめんね」と言ってくれたとしても、無意識にしてしまうことなので、また始まるでしょう。そのたびにお願いするわけにもいかず、イライラが募るパターンです。
立ったり座ったりする時も
うるさい人は動きが大きかったり、雑だったりといった傾向が顕著なため、立ったり座ったりする時もいちいち音を立てます。
椅子にどさっと腰かけて大きな音をたて、デスクに近づいたと思ったら、椅子がデスクにぶつかってガン!と音を立てる、といった具合です。
また、どさっと音を立てて椅子に座ったと思ったら、「はー!」と盛大な溜息のおまけつきということもよくあります。
我慢できない!うるさい人を黙らせる方法とは?
そうならないようなやり方で、うるさい人を黙らせることが大事です。そこで、うるさい人を黙らせる方法をいくつかご紹介しますので、参考にしてくださいね。
うるさい人を相手にしない
うるさい人は、周囲の気をひこうとしてうるさくしていることもあれば、自分がうるさいと自覚していないこともあります。つまり、「うるさい人」と言ってもタイプはいろいろです。
そのため、こちらが対処できる一番の方法は、どんなタイプであろうとうるさい人を相手にしないことでしょう。
気に掛けてほしくてうるさい人の場合、徹底的に相手にしなければ、そのうち諦めて静かになる可能性があります。
ただ、うるさくしている自覚がない人は、こちらが相手にしようとしまいとうるさくし続けるでしょう。こちらは、極力気にしないようにするしかありません。
可能なら耳栓を使うという方法もありますが、無理ならうるさい人を見ないようにするなどして、相手にしないのが一番です。
相槌だけ打って聞き流す
うるさい人に「声が大きくてうるさいから、静かにしてもらえませんか」などと言おうものなら、さらに大きな声で反論される可能性があります。そんなうるさい人の話は、相槌だけ打って聞き流すのがベストです。
例えば「はい、はい」と相槌を打ちながらも、キーボードを打つ手は休めないといった具合に聞き流していると、「ねえ、聞いてる?」と言われる可能性が大。
その時は「もちろん聞いてますよ。ただ、仕事が溜まってて。すみませんね」などと言えば、うるさい人もさすがに離れて行ってくれるでしょう。
話の腰を折って話題を変える
うるさい人の中には、とにかく喋り続ける人もいます。いわゆるマシンガントークというものですね。
こうしたうるさい人に対しては、話の腰を折るのが一番。そして、強制的に話題を変えるのです。そうすれば、相手は自分の話を続けることができなくなります。
ただし、話の腰を折るのは、通常失礼な行為ですので、一言断ることが大事です。「すみません、ちょっと話は変わるんですが」と前置きすれば、「え、何?」とうるさい人も一休みせざるを得ません。
そこで、相手が興味のなさそうな話に切り替えます。相手がパソコンが苦手な人なら、新しいパソコンのことを話題にすれば、面白くなくなって他のターゲットを探しに行ってくれるでしょう。
うるさい人にストレートに注意する
後輩や同僚など、注意できる相手がうるさい人なのであれば、「うるさいからもうちょっと静かにしてくれる?」とストレートに言ってしまうのがいいでしょう。「同僚や後輩でもなかなか言えない」という場合は、「今だけ」を強調した言い方がおすすめです。
例えば、「悪いんだけど、今計算中だから、静かにしてくれる?」とか、「書類の文章を考えないといけないので、もうちょっと静かにしてもらえると助かるんだけど」といった言い方なら、注意できるのではないでしょうか。
そう言われれば、うるさい人も「あ、ごめんなさい」と聞き入れてくれる可能性があります。ストレートに注意するにしても、穏便にやりたいところですね。
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