バツイチ子持ち女性の恋愛の実態とは？恋愛/再婚/付き合う方法など

近年、離婚は珍しいことではなくなってきています。子どもがいても離婚に踏み切る女性が多くなってきているのには、女性の社会進出が進んでいる背景があるからでしょう。

「好きになった女性がバツイチ子持ちだった」というケースも少なくありません。そんなバツイチ子持ちの女性は、どんな恋愛観を持っているのでしょうか。

今回はバツイチ子持ち女性に焦点を当てて、恋愛や再婚に対する考え方や、バツイチ女性と付き合うコツを解説していきます。

また、モテるバツイチ子持ち女性の特徴もチェックしてみましょう。「もう恋愛できないかも」「離婚で自信を失ってしまった」という女性でも、まだまだ恋愛のチャンスはあります。モテる女性を目指して、出会いを引き寄せましょう。

世間のバツイチ子持ち女性は、離婚してもなお恋愛したいと思っているのでしょうか。

そこで、まずはバツイチ子持ち女性の意見からご紹介します。中には、恋愛したい意欲があってもできない事情を抱えている女性もいるようです。

したいけど女として見てもらえるか心配

「恋愛したいって言えばしたいけど、一度離婚してるのもあって女として見てもらえるかが心配ですね。主婦業もしてるから、オシャレとかもなかなかできないし…。」(35歳/女性/保険業)

子持ちであることから、自分にお金や時間を割くことができないのでしょう。また、離婚したという過去が女性としての自信を失わせているようです。

とはいえ、恋愛したいという願望はある様子。チャンスや出会いがあれば、恋愛したいと思っているのでしょう。

子どもの事で頭がいっぱいで恋愛どころじゃない

「ぶっちゃけ、子どもの事で頭がいっぱいなので恋愛どころじゃないですね。子どもを放っておいて恋愛するわけにもいかないし、そもそもそういう気が起きないです。」(30歳/女性/看護師)

バツイチ子持ち女性は、仕事も家事も育児も一人でこなさなければなりません。特に、子どもに関しては「ちゃんと育てないと」「寂しい思いをさせないように」という意識があるため、頭は子どもの事でいっぱいなのでしょう。

バツイチ子持ちだから積極的に…とはいかないかな

「別に恋愛したくないわけではないけど、自分から出会いを求めて出歩いたり、誰かに紹介してもらおうとは思わないかな。自然とそういう人が現れたら考える。」(38歳/女性/美容師)

恋愛を拒絶しているわけではないものの、自ら積極的に恋愛する気にはなれないというケースです。

このタイプは、毎日の生活の中で偶然出会った人、あるいは好意を寄せてくれる人がいれば、恋愛してみようと考えるのでしょう。

子どもの意見もあるから何とも言えない

「私が恋愛することになったら、少なからず子どもにも影響があるはず。だから、自分だけの意思では決められないかな。子どもの意見もあるだろうから、何とも言えない。」(41歳/女性/会社員)

こちらの女性が言うように、恋愛することで子どもへの影響は少なからずあるでしょう。仮に子どもがまだ小さいとしたら、デートをするにしても一緒に連れて行くことになります。

そうしたことを子どもが嫌がれば、恋愛は諦めるかもしれませんね。このように、恋愛を二の次に考える女性は少なくないようです。

離婚してから恋愛したけど自分には無理だと思った

「私は離婚してから実際に恋愛しました。でも、自分には無理だって思いましたね。時間にも気持ちにも余裕がないし、彼氏にまで意識がいきませんでした。」(36歳/女性/製造業)

離婚後、実際に恋愛した経験がある女性です。その経験から「自分に恋愛は無理」と結論が出たようですね。

一人ですべてをこなさなければいけないため、余裕がなくて彼氏と向き合うことができなかったのでしょう。

支えてくれる人が欲しいとは思います

「恋愛したいというより、支えてくれる人がいたらなっては思います。自分と男性と二人の恋愛じゃなくて、子どもを含めた全員で幸せになる形がいいです。」(40歳/女性/広告代理店)

恋愛と聞くと、男女二人の世界観を想像しますよね。ただ、こちらの女性はそうではなく、子どもを含めて幸せになれる関係を望んでいるようです。

ドキドキしたりや刺激が得られる恋愛というより、ほっこりと温まるような関係性を望んでいるのかもしれませんね。それが結果的に、女性自身の支えに繋がるのでしょう。

次にバツイチ子持ち女性のことを、男性がどのように思っているのかを見ていきましょう。

男性は、バツイチ子持ち女性のことを恋愛対象として見ることができるのでしょうか。また、どういったイメージを持っているのか、男性の意見を交えながら見ていきます。

女性が魅力的なら全然アリだけど覚悟はいる

「自分にとってその女性が魅力的なら全然アリ！でも、自分は恋愛と同時に結婚も意識するから、やっぱりそれなりに覚悟は必要だなって思う。」(31歳/男性/建築業)

バツイチ子持ちの女性でも、魅力的な女性であれば恋愛対象として見るようです。ただ、子持ちなこともあって、恋愛する上での覚悟が必要だと感じるのでしょう。

バツイチだけならいいけど子持ちは厳しいかも…

「バツイチってだけならいいけど、子持ちはちょっと厳しいかも…。責任の大きさにも違いがあるし、子育てとかの経験もないから自信ないな。」(28歳/男性/サービス業)

バツイチ子持ち女性との恋愛は、相手と自分の二人だけの問題ではありません。そこに子どもが加わるため「責任を負えない」とか「付き合い方が分からない」という男性も多いでしょう。

恋愛の中で男性と子どもがどう関わるか、あるいは女性とどのような付き合い方をしていくかがポイントになりそうです。

バツイチ子持ちの女性だからこそ惹かれて付き合った

「今の彼女が、バツイチ子持ち女性です。自分は全然アリですね。むしろ、彼女がバツイチ子持ち女性だからこそ惹かれたんです。頑張ってるのを支えたくて、交際を申し込みました。」(39歳/男性/自営業)

仕事から子育てまで必死に頑張る女性の姿が、男性にとっては魅力的に映ったのでしょう。

このように、バツイチ子持ちであることがプラスになることもあります。女性もまた、自分の頑張りが認められたような気がして嬉しいのではないでしょうか。

バツイチ子持ち女性でもアリだけど両親が反対しそう

「自分的にはバツイチ子持ち女性との恋愛はアリです。ただ、両親が何と言うか…多分反対される気がします。」(30歳/男性/薬剤師)

男性の中ではアリでも、両親に反対されたら迷いや葛藤が生じるかもしれません。反対される中恋愛を続けていても、将来のことまで考えられないはずです。

例えば、結婚したら同居しなければならないといった前提がある男性の場合は、両親の反対を押し切って一緒になることは難しいでしょう。そのため、バツイチ子持ち女性との恋愛は躊躇してしまうようです。

子どもが自分を受け入れてくれるならいいと思う

「女性の過去とか状況はそんなに気にしない。子どもも自分を受け入れてくれるなら、全然いいと思う。」(42歳/男性/調理師)

恋愛する上で、過去や今の状況を気にしないという意見もあります。ただ、相手の子どもの気持ちは、やはり気になるようです。

この場合、自分がアリかナシかを決めるのではなく、子どもの気持ち次第と捉えているようですね。

バツイチ子持ち女性はナシかな…

「最初にバツイチ子持ちって聞いた時点で、恋愛対象として見ないかな…。」(33歳/男性/建築士)

女性の魅力に触れる前から、バツイチ子持ちと聞いただけで恋愛対象外にする男性もいるようです。人それぞれ価値観には違いがあるため、このような意見があることも致し方ないでしょう。

では、バツイチ子持ち女性にはどのような恋愛観があるのでしょうか。

離婚を経験していることから、恋愛に対して現実的な考え方をする人が多いようです。女性の恋愛観を知った上で、どのような付き合い方がふさわしいのか考えていきましょう。

恋愛に億劫になっている

離婚にはさまざまな事情があります。離婚することが夫婦それぞれにとってプラスになるケースもあれば、離婚せざるを得ない事情を抱えていたケースもあるでしょう。ただ、事情が何であれ、離婚したことを「失敗した」と捉えている女性がいることも事実です。そうした女性は、恋愛に億劫になります。

この場合、どこか「私なんて…」「離婚しちゃったのに」といったネガティブな感情があることが少なくありません。また、子どもがいることから「恋愛する資格がない」と考えている人もいます。

特に、責任感が強い女性や慎重な女性に見られる恋愛観です。

恋愛より子どもが優先

バツイチ子持ち女性のほとんどが、恋愛より子どもを優先にしています。自ら積極的に恋愛しようとしたり、子どもに迷惑をかけてまで恋愛しようとは思わないでしょう。

例えば、彼氏から「会いたい」と言われたタイミングで、子どもから「遊びたい」と言われたら、当然子どもを優先して彼氏の誘いを断ってしまいます。そのため、彼氏側が寂しい思いをしたり我慢する場面が多いと言えるでしょう。

特に子どもが小さいうちは親の愛情を必要とするため、「応えてあげたい」「責任を果たしたい」と思う女性が少なくありません。

恋愛で負担を増やしたくない

仕事に家事そして育児と、忙しくて余裕がない生活を送るバツイチ子持ち女性は多いもの。時に子どもが体調を崩せば仕事に穴をあけることにもなり、精神的に辛く感じる時もあるでしょう。

そんな中、夜中に彼氏のために時間を割いたり、デート代にお金をかけたりと負担が増えれば、身も心も限界を迎えてしまいます。ですから、恋愛をするにしても負担を増やしたくないというのがバツイチ子持ち女性の本音でしょう。

そういう意味で言えば、バツイチ子持ち女性は恋愛に癒しや支えを求めている人が多いです。

子どもと仲良くなれる彼氏が絶対条件

恋愛より子どもを優先に考えるのがバツイチ子持ち女性です。ですから、彼氏が子どもと仲良くしてくれることが絶対条件になるでしょう。

もちろん、子どもにも合う・合わないといった気持ちや相性があります。そのため、子どもが「○○君好きじゃない」と言えば、別れを考える人も少なくありません。

バツイチ子持ち女性との恋愛は、1対1の恋愛のようにそれぞれの気持ちや関係さえ良ければいいというものではありません。そこには子どもの気持ちや、子どもと彼氏の関係も加わってくるため、簡単に良好な関係を築くことは難しいでしょう。

再婚にはかなり慎重になっている

バツイチ子持ち女性は、一度離婚を経験して辛い思いや状況を乗り越えています。今では元気で明るく見える女性でも、その当時はかなり苦労し、精神的なダメージも大きかったはずです。

それゆえ、「次に結婚するなら絶対に離婚したくない」とか「離婚しないように時間かけて相手を見よう」と慎重になる女性が多いでしょう。仮に再び離婚することになれば、子どもへの影響も大きくなります。ですから、勢いや気持ちに任せて再婚することは考えにくいでしょう。

よって、恋愛しても結婚まではそれなりに時間がかかるはずです。独占欲が強い男性や結婚願望がある男性にとっては、少し辛い期間に感じるかもしれません。

次は、モテるバツイチ子持ち女性の特徴をご紹介します。

バツイチ子持ちでも魅力的な女性であれば、男性は放っておかないでしょう。「恋愛したい」「チャンスが欲しい」と思う女性は、こうした特徴を取り入れてみると良いかもしれません。

女性らしさを忘れていない

モテるバツイチ子持ち女性は、たとえ忙しくても女性らしさをキープしています。外に出る時はメイクしたり、暇を見つけては体を動かし、スタイルの維持に努めたりと、忙しい中でも時間を作って努力を怠りません。

もちろん、恋愛したいためにそうした努力をしている女性もいるでしょうが、「子どもにとって自慢できるお母さんでありたいから」といった思いから努力する人もいます。こうしてストイックになれるのも、子どもの存在が活力になっているからでしょう。

子どものためとはいえ、身だしなみがしっかり整っていたり、ファッションに気を遣う姿を見た男性は「女性らしい」と感じるようです。

家庭的で包容力がある

家庭的で包容力があるバツイチ子持ち女性は、モテる傾向にあります。子持ちであるため、普段から家庭的な魅力が備わっている女性が多いですが、男性にはそれが魅力的に見えるのでしょう。

例えば、手際よく料理を作る姿や子どもを包み込む優しさに触れた時などに、母親としての姿が見られます。毎日していることであり、女性としては当たり前のようにしていることでしょうが、男性からしてみたら愛情を感じる行動です。

また、家庭的な姿は将来をも連想させるため、「一緒に暮らしたら楽しそうだな」「毎日こんなにおいしい料理が食べられるんだ」と、明るい未来を想像する男性もいるでしょう。特に安心した恋愛をしたい人、将来を具体的に考え始めている人には、魅力的に映るに違いありません。

育児も仕事も全力で頑張っている

バツイチ子持ち女性の多くは、育児も仕事も全力で頑張っている人が多いです。「自分が養っていかなきゃ」「立派に育てたい」といった責任感から、弱音を吐かずに懸命に過ごしています。

そんな姿に魅力を感じる男性もいるでしょう。「自分が力になってあげたい」といった気持ちを掻き立てられるかもしれません。

仕事でいくら疲れても子どもの前では笑顔を見せ、たくましい姿を見せるバツイチ子持ち女性。その責任感に「すごい」「真似できない」と尊敬する男性もいます。

いつも前向きで明るい

モテるバツイチ子持ち女性は、いつも前向きで明るいのも特徴でしょう。仕事の疲れを子どもの前で見せず、明るい笑顔で子どもと接する姿から母性を感じる人がほとんどです。

こうした女性は、発言もポジティブで前向きなことが多く、常に子どもの背中を押したり励ましたりする様子が見られます。

そんな女性と一緒にいると、その場の雰囲気が明るくなり楽しい空気になりやすいのでしょう。そばにいるだけで男性も笑顔になれる機会が多いことから、「楽しい」「居心地がいい」と感じるのです。

モテるバツイチ子持ち女性には、責任感や強い母性が備わっていると言えますね。

他にはどのような特徴が見られるのでしょうか。引き続き、モテるバツイチ子持ち女性の特徴を見ていきます。

心が広く寛大

バツイチ子持ち女性は離婚や苦労を経験しているからこそ、肝が据わっていたり他者に寛大だったりします。そんな彼女たちに癒される男性も少なくありません。

「仕事を頑張らなきゃ」といった責任感を課して自分に厳しい反面、子どもの前では母性を見せます。そうした姿から、自分に厳しく他人に甘いタイプに映るのかもしれません。

また、寛大な女性はちょっとしたことを問題視しないでしょう。「それくらいいいんじゃない？」と、許容範囲が広いため男性に対し怒ることも少ないでしょう。

こうした女性に癒される男性は多く、また頼りになる存在だとも感じています。特に、承認欲求が強い男性や束縛などを嫌う男性には好まれる特徴でしょう。

強さを兼ね備えている

「男性がいなくても平気」とか「一人でも子どもを立派に育てる」といったように、芯があり強さが見られるバツイチ子持ち女性もモテる傾向にあります。

これは単に、自分を持っているからという理由だけではありません。たくましく生きるその姿には、自立している様子も感じられるからでしょう。

恋愛や彼氏に依存する女性が少なくない中、自立した女性との恋愛は面倒事が起きる機会が少なく、それぞれの生き方や価値観が尊重されます。ですから、「一緒にいて楽」「逆に自分が甘えたい」と興味を持つ人が多いのです。

しっかりと現実を見ている

バツイチ子持ち女性の多くは、離婚を経験したことにより人として大きく成長しています。「結婚生活は甘くない」「独りよがりになってはいけない」など、離婚からさまざまなことを学び、また現実を見るようになっているはずです。

中でも、相手に理想を抱きすぎない女性は男性からモテるでしょう。理想を求めて「こうして欲しい」「こんな人になって欲しい」と、考えを押し付けることがあまりありません。ですから、男性は恋愛でプッシャーを感じることが少なくラフな恋愛ができるのです。

居心地が良く、自分の素が出せる恋愛は楽に感じるもの。現実をしっかり見てくれる女性の方が接しやすく、ありのままの自分を保てるため、男性からモテるのでしょう。

恋愛にガツガツしていない

バツイチ子持ち女性には、大きく分けて2つのタイプの人が存在します。1つ目は、恋愛を積極的にしたいと思っているタイプ。もう1つは、「恋愛は二の次」「もう恋愛はこりごり」と思っているタイプです。

中でもモテるのは、後者の恋愛にガツガツしていないタイプのようです。自分の幸せよりも子どもの幸せを優先し、自分のことを後回しにしているような女性の方が、健気で頑張り屋に映ります。

もちろん、そうした女性と恋愛に進展することは難しいかもしれません。しかし、それが男性の追いたい心理を掻き立てるのでしょう。適度なハードルに感じて女性を自分のものにしたがる男性も少なくないようです。

バツイチ子持ち女性との恋愛は、子どもの存在が必須です。また、離婚を一度経験しているために、恋愛に慎重になっている女性も多いでしょう。

そんな女性と付き合うには、いくつかコツがあります。長く付き合っていきたい、あるいは将来的に家族になりたいと思う男性は、以下のポイントに気をつけると良いでしょう。

子どもを最優先に考えてあげる

バツイチ子持ち女性にとっての子どもは、自分が守るべき存在です。子どもには強い責任感を抱いています。

つまり、女性にとっての第一優先は子どもです。ほとんどの女性が、子どもを放って自分だけが恋愛を楽しむという考え方はしないでしょう。

ですから、男性も女性の気持ちを理解し、子どもを最優先に考えてあげた方が良いでしょう。

例えば、デートをする場合でも、子どもが好むような場所を選んであげると良いですね。すると、子どもに喜ばれるだけでなく、子どもを大切に思う女性も同時に喜んでくれます。

自分達だけの恋愛とは違い、そこに子どもの存在があるため、配慮すべき点が異なってくるでしょう。

再婚は時間をかけて考える

一度離婚を経験しているバツイチ子持ち女性は、再婚に慎重な姿勢を見せます。あなたの中に「早く結婚したい」という願望があっても、時間をかけて考えた方が良いでしょう。

例えば、子持ち女性との再婚では親権問題も出てきます。あるいは、周りから祝福されないなんてことも起こり得るのがバツイチ子持ち女性との再婚です。

また、再婚して住む場所が変わるとなれば、場合によっては子どもが転校する必要があるなど問題点が生じてしまいます。

再婚をしたいと思った時はどんな問題があるのか、そしてどうクリアしていけば良いのかを一つ一つ考えながら慎重に考えるべきでしょう。

子育てに対してあまり口出しをしない

バツイチ子持ち女性は、これまで一人で子どもを育ててきています。その中で、きっと「こう育てたい」「子育てはこうあるべき」といった価値観もできているはずです。

ただ、男性から見た時にそれが少し変わって見えたり、自分の考えとは異なる場合もあるでしょう。でも、子育てに関してはあまり口出ししない方が良いでしょう。

口出しすることで女性の視野や価値観は広がるかもしれませんが、人によっては「自分の子育てを否定された」と感じて不快感を抱く人もいます。そして何より、子育ての考えに違いがある人とは将来を考えられないでしょう。

仲が良い姿を見せて子どもに受け入れてもらう

バツイチ子持ち女性が子どもを思うのと同様に、子どもまた母親に対して強い愛情を持っていることが多いもの。そのため、母親の恋愛相手に敵対心を見せる子どももいるでしょう。「お母さんをとられてしまう」という感覚にもなるため、そのように思われてしまうのも無理はありません。

ただ、母親を笑顔にしてくれる男性や自分とも遊んでくれる男性には、徐々に敵対心や警戒心が薄れていきます。女性と仲が良い姿を見せながら、子どもに受け入れてもらいましょう。

「お母さんが楽しそう」「お母さんの笑顔が増えた」と感じた子どもは、男性に対して心を開きやすくなるはずです。逆に言えば、喧嘩ばかりしている相手には嫌悪感を抱くため、子どもの前で喧嘩をすることは避けましょう。

離婚した原因を把握しておくと◎

もしバツイチ子持ち女性と付き合うことになったら、早い段階で離婚した原因を把握しておくと良いでしょう。すると、あなたがしてはいけないことや注意すべき言動が見えてくるはずです。

例えば、「元旦那の浮気が原因で別れた」であれば、女性は浮気を許せないタイプと言えます。また同時に、浮気にはトラウマがある可能性が高いでしょう。

そう分かれば、他の女性と必要以上に仲良くしない方が良いと気付くことができるはず。同じ過ちで女性を傷つけないように、そして嫌がることを無意識にしないように、あらかじめ離婚の原因を知っておくと良いでしょう。

次に、バツイチ子持ち女性が恋愛する時の注意点を見ていきます。

好きな人が出来た時や付き合う事になった時は、どうしても周りが見えなくなってしまうもの。しかし、現実的には子どもがいる以上、注意しなければならないことがあります。

どのような意識を持つべきなのか、恋愛する時は常に頭に入れておくようにしてください。

再婚などの結婚観は事前に話し合う

男性と付き合う時、できれば前もって再婚などの結婚観は話し合った方が良いでしょう。

例えば、「付き合うならいずれは結婚したい」と考えるあなたに対し、男性が「一時的な恋愛でいい」という価値観では、恋愛の仕方にも違いが出るはずです。

この場合であれば、男性は将来的なことまで考えていないため、「自分達さえ楽しければ良い」と、子どもをないがしろにする可能性があります。

また他にも、理想とする結婚観に違いがあったり、再婚するタイミングにズレが出ることもあるでしょう。それが後に喧嘩やすれ違いの原因にならないよう、事前に話し合い理解を深めることが大切です。

子どもに紹介する時は慎重に

久しぶりの恋愛となれば女性として嬉しく、また新鮮な気持ちでワクワクする人が多いのではないでしょうか。

そうした女性が恋愛をすると、子どもにすぐ理解を求めたり、急いで会わせようとしてしまうことがあるかもしれません。しかし、子どもからしてみれば「お母さんをとられてしまう」と寂しさを感じる瞬間です。自分の気持ちよりも子どもの気持ちを尊重し、紹介する時は慎重にすべきでしょう。

子どもの年齢にもよりますが、初めから「お母さんの彼氏だよ」と言って紹介するよりも、一人の友達として少しずつ接点を持たせていくと良いかもしれませんね。

子どもに理解してもらう、あるいは受け入れてもらうという考え方よりも、自然な形で仲良くなってもらうようにした方が距離は縮まりやすいでしょう。

優先順位を変えない

バツイチ子持ち女性が恋愛する時に気をつけるべき点は、優先順位を変えないことです。恋愛して彼氏ができると、彼氏を一番に優先する女性が見られますが、それでは子どもに影響が出てしまいます。

例えば、休日に子どもと過ごすのが日課になっていたのに、彼氏ができた途端デートばかりになったら子どもはどう思うでしょうか。あなたが自分を見てくれなくなった、あるいは男性にあなたをとられたと認識するはずです。

そうした状況に、寂しさを抱えない子どもはいません。また、それが嫌で男性との交際に反対する子どももいます。

ですから、バツイチ子持ち女性が恋愛するとしてもこれまでの優先順位は変えないことです。それが、子どもの気持ちの安定にも繋がります。

子どもの意見に耳を傾ける

普段のコミュニケーションはもちろんのこと、バツイチ子持ち女性が恋愛する時は、時折子どもの意見にも耳を傾けてください。

例えば、男性と子どもが二人きりになった時、子どもが男性から嫌なことをされたとします。そこへあなたが戻ってきたとしても、子どもはその時にあった出来事をその場では言えません。

子どもが言えるのは、あなたと二人きりになった時です。子どもの意見をしっかりと聞き、寄り添うことが大切でしょう。

また、万が一子どもが嫌な思いをするようであれば、潔くその恋愛は終えるべきです。あなたが大切にしている宝を傷つける男性と一緒にいても、あなたも子どもも幸せにはなれません。

たまに子どもと二人で話をする機会を作り、さりげなく男性のことをどう思うのか聞いてみると良いですね。それを物差しにして、男性との関係を見つめ直すことも良い方法です。

男性への配慮も忘れないように

子どもを第一に考えなければならないため、恋愛したとしても男性に寂しい思いをさせてしまうことが多くなるでしょう。例えば、「デートの頻度が少ない」「子どもの都合でデートがドタキャンになった」など、男性に我慢を強いる場面も出てきます。

それを仕方のないこと、あるいは当たり前のことといった認識でいると、男性は不満に感じてしまうはずです。少なからず男性への配慮も必要になるでしょう。

子どもがいても付き合うと決めた以上は、男性のこともそれなりに満足させる必要があります。まめに電話をかけてコミュニケーションをとったり、デートの予定を変える時は他の日を提案するといったように、男性への配慮も忘れないようにしましょう。