マリッジブルーかも？なりやすい人の特徴・診断・症状など徹底解説！

マリッジブルーという言葉は昔からよく聞かれますよね。結婚を控えている人は幸せだと思われがちですが、実は不安を抱えていて気分が落ち込みやすくなったり体調を崩してしまったりすることもあるのです。マリッジブルーになったことのある人は少なくないようです。

この記事では、マリッジブルーかもしれないと思ったときに簡単にできる診断をはじめ、マリッジブルーになりやすい人の特徴や原因、症状、対処法などについて紹介していきます。

自分で診断してみて、まずはマリッジブルーになっていると気付くことが大切です。一人で辛い気持ちを抱え込まずに、マリッジブルーを乗り越えていきましょう。

マリッジブルーは、誰でもなる可能性のあるものです。多くの場合は結婚という大イベントへのプレッシャーが原因となっていますので、特にこれといった理由がない場合でもマリッジブルーになることはあります。

また、次のような具体的な原因が見られるケースも多いです。マリッジブルーかもしれないと思ったときは、次のような原因がないか自分で診断してみるといいでしょう。

彼氏が信用できない

例えば結婚前に彼氏に浮気された、という人は意外と少なくありません。その他にも、隠し事をされていた、彼氏が頼りなさすぎるなどといった理由で、彼氏のことを信用できないと感じるケースがあります。

ただでさえ生活が大きく変わる結婚という分岐点を控えているのに、その結婚相手となる彼のことが信用できない…というのでは、マリッジブルーになってしまうのも避けられない気がします。

診断以前に、彼氏に問題アリという場合は結婚自体もよく考えた方がいいかもしれませんね。

両親と離れられない

自分の家族ととても仲が良かった場合などは、結婚して家族と離れることが耐えられないほど辛いという人もいるでしょう。結婚披露宴で両親への感謝の気持ちを綴った手紙を読みながら涙する花嫁さんが多いように、親元を離れるというのは大きなことなのです。

結婚が近づくにつれ、自分の家族と離れることの寂しさが大きくなり、結婚する幸せな気持ちを上回ってしまうとマリッジブルーに陥ることはよくあります。

結婚式の準備が負担となっている

結婚式や披露宴を行うとなると、その準備が負担に感じる人は少なくありません。何度も式場に足を運んで打ち合わせを行い、ドレスや引き出物、料理、披露宴の進行や内容、ペーパーアイテムなど様々なことを決めて準備していかなければなりません。

あまりにやることが多すぎて、楽しみなはずの結婚式をきっかけに辛くなってしまうことは結構あるのです。さらに彼氏が結婚式準備に協力的ではない場合は、特に負担も大きくなりますし、結婚自体に迷いが生じてくる人もいます。

彼の家族との関係に不安がある

マリッジブルーは漠然とした不安や彼氏に対する不満などがきっかけで起こりやすいですが、中には彼氏ではなく義両親をはじめとした彼の家族との関係に悩む人もいます。

仲良くなれるだろうか？という不安はもちろん、既に会ったときに冷たくされてしまった、相性が合わないといった要因があるケースは結婚をためらう気持ちが出てきてもおかしくありません。

長い結婚生活を考えたときに、彼だけでなく彼の家族との関係に不安があると、結婚が怖くなってしまうのです。

自分自身の生活が変化するのが不安

彼も彼の家族もいい人で何の不満もないという場合でも、マリッジブルーになることはあります。これは、自分自身の生活が変化することへの不安が原因となっているのです。

原因がわかりづらいため、結婚できるのは嬉しいはずなのにおかしいな…と感じた人が、診断してみて初めて気づくケースが多いですね。表面的には不安や不満となるような原因がないように見えても、やはり大きなライフイベントですのでそれなりのストレスは感じるのでしょう。

マリッジブルーになるのには何らかの原因があるとお伝えしましたが、同じ状況でもマリッジブルーにならない人もいます。つまり、原因だけでなく性格や特徴によっても左右されると言えるのです。

特にこれといった原因がなくても、診断してみると性格や特徴が災いしてマリッジブルーになっている可能性はあるのですね。では、マリッジブルーになりやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。

気持ちを表現するのが苦手

思ったことを素直に表現できるタイプの人は、ストレスを溜めこむこともないですし、周りから見てもわかりやすいのでフォローしてもらえることも多いです。ところが、気持ちを自分で抱え込んでしまう性格の人の場合はそうはいきませんよね。

結婚を不安に思っている気持ちを伝えるとなると、ますます難しいでしょう。そのため不安や不満を溜め込んで、どんどん気分が沈み体調を崩す…といった状況がエスカレートしてしまうのです。

ネガティブ思考

考え方もマリッジブルーに影響するでしょう。特にネガティブ思考の人は、結婚してもうまくいかなくなるだろうというように考えてしまいますので、結婚を楽しみにする気持ちではなく、怖い、不安、嫌だという気持ちが膨らんでいくのです。

結婚は未知のことが多いため誰でもあれこれ想像するものですが、ネガティブ思考の人は悪い方向にしか考えられません。一人で不安を大きくさせてしまい、自分で自分の首を絞めてしまうのですね。

環境の変化に弱い

環境が変わると体調を崩しやすい人っていませんか？このように環境の変化に弱いタイプの人は、結婚という一大イベントを控えていると、自分の生活が大きく変わることへの不安に押しつぶされそうになるのです。

特に、結婚後は住み慣れた場所から遠く離れて暮らすという場合、周りに親しい人もいませんのでマリッジブルーになる可能性は高いです。引越しや転勤、転職といったことを経験してこなかった人にとっては、慣れないことが重なりストレスになるでしょう。

実家暮らしで親に甘えてきた

マリッジブルーになる原因として、「親と離れられない」という内容を先ほどお伝えしました。これは、実家暮らしで親に甘える生活を当たり前に続けてきた人によくある傾向です。長年一人暮らしをしてきていたら、親とは既に離れていますので原因にならないですよね。

ところがずっと実家で暮らしてきた人が結婚して初めて家を出るとなると、寂しいだけでなく自分で暮らしていけるのか？という不安がのしかかってくるようです。精神的に自立できていないため、結婚への心の準備が足りない状況なのでしょう。

しっかり者で完璧主義

では、一人暮らしで自立した女性ならマリッジブルーにならないのか？というと、そういうわけでもありません。しっかりとした性格の人でもマリッジブルーに悩まされることはあります。

結婚したらちゃんといい妻にならなきゃ、家事も仕事も頑張らなきゃ…などと、真面目すぎるゆえに自分でプレッシャーをかけてしまうからです。彼と助け合って分担していこうと思えず、完璧主義だからこそ「自分が頑張る」という思考になってしまうのですね。

ここからは、マリッジブルーになるとどのような症状が出てくるのかということをお伝えしていきます。症状に気付かないと、マリッジブルーかどうかという診断はなかなかできませんよね。

早く診断するためにも、最近おかしいな…と思うことがないか、自分を見つめ直してみましょう。まずは、マリッジブルーになるとよく表れる精神的な症状について見ていきましょう。自己診断するためにも、客観的に捉えてみて下さい。

いつも不安がある

何だかいつも心が落ち着かなくてソワソワしている…という不安な状態になる人が多いです。はっきりとした原因がある場合だけでなく、特に彼や周りに対して具体的な不満や不安があるわけでもないのにモヤモヤと心が晴れないというケースもあります。

結婚するのは幸せなはずなのに、楽しみというよりも心配事ばかりが頭をよぎって笑顔になれない…。不安が消えなくてマリッジブルーかも？と自分で診断するために検索魔になる人も少なくありません。

周りに対して不満を持つ

ちょっとしたことでイライラして、人に当たってしまうということもあります。マリッジブルーというと憂鬱でふさぎ込みがちになる症状がイメージされがちですが、怒りっぽくなるというのも一つの症状なのです。

彼の言動に敏感になって突っかかったり、自分の親や友人の一言を悪く捉えてストレスを感じたりします。結婚のプレッシャーにより、心の余裕をなくしてしまうのでしょう。診断が難しい症状ですが、イライラするならマリッジブルーの可能性があると思っておきましょう。

気分の浮き沈みが激しくなる

結婚が楽しみ！と思う気持ちもあり、張り切って結婚式の準備をしようとします。でも、不安も抱えているため明るい気分がずっと続くわけではなく、「大丈夫かな…」と急に不安に襲われたり涙が出てきたりすることも。このように気分に波が出るケースも多いようです。

最近気持ちが不安定で落ち着かないな…と感じたら、それはマリッジブルーかもしれません。他の症状もチェックしつつ、診断の材料と捉えておいた方がいいでしょう。

落ち込みやすくなる

元気が出ない、笑えない、何だか辛い…という気分の落ち込みやすさは、マリッジブルーの代表的な症状です。環境が変わることへの漠然とした不安として、また結婚式直後の燃え尽き症候群といった形で出ることが多いようですね。

ちょっとしたことで涙もろくなったり、誰とも会いたくないと思ったりと、心がスランプ状態になっています。早めにマリッジブルーと診断して、元気になれる方法を見つけた方がいいでしょう。

気分が落ち込む、不安になるといった精神的な症状がマリッジブルーではよく知られていますが、身体の健康に影響が出る人も少なくありません。風邪かと思って病院に行ったら心療内科を紹介されたという人もいるくらい、自分では診断が難しく気付かないことも多いです。

マリッジブルーになると、身体にどのような症状が出るのでしょうか。診断の材料としてチェックしてみましょう。

食欲がない、または過食になる

不安や悩み事を抱えていると、食欲が落ちることは多いですよね。マリッジブルーになった場合も、食欲がなくなって体重が減ってしまうことがあるのです。最近食欲がないな…と思ったら、身体だけでなく心が疲れているのかも、と考えてみて下さい。

食欲低下の場合は比較的診断しやすいのですが、逆に過食傾向が見られることもあります。ストレスを食べることで紛らわそうとするのですね。食欲が増すと元気だと捉えがちですが、マリッジブルーと診断すべきかもしれないと思って、注意した方がいいのです。

眠れない

不眠になるというのは、マリッジブルーの代表的な症状です。やはり不安を抱えているとなかなか眠れないですよね。特に最近はネット社会でマリッジブルーに関する情報も飛び交っていますので、検索魔になってますます眠れなくなるという人が多いのです。

睡眠不足になると体調も崩しやすくなりますし、イライラしやすくなるという悪循環に。眠れないと感じるなら、マリッジブルー診断をすることも大切ですが、ネットとはほどほどの距離を保った方がいいでしょう。

疲れやすい、だるい

すぐ疲れてしまう、起きられない、だるい…。このように疲労感がつきまとうようになったら危険です。だるいとやる気も起きませんし、物事の考え方もどんどんネガティブになりがちに。

もちろん身体を休めることも大切ですが、マリッジブルーと診断された場合はそれだけでは根本的な解決にはならないことも多いのです。ただ疲れているだけだと簡単に片付けず、診断をして的確な対処法を見つけましょう。

頭痛や腹痛などが出てくる

結婚のことを考えると頭やお腹が痛くなる…というような、重症なマリッジブルーになる人も中にはいます。特に感受性の強いタイプの人は、不安があるとすぐ身体的な不調としてわかりやすく症状が出ることが多いようです。

病院では身体的なものと診断され、鎮痛剤や整腸剤が処方されるだけで終わるかもしれません。でも、原因が結婚への不安や悩みの場合は、それだけはスッキリと元気にはなれないでしょう。

マリッジブルーかもしれない…と思う人は、次の項目が該当するかチェックしてみましょう。自分で簡単にマリッジブルーかどうか診断することができます。

・結婚後の生活に不安がある

・本当に結婚してもいいのか迷う

・相手に対して不満がある

・相手の家族に対して不満や不安がある

・結婚式の準備が憂鬱で気が進まない

・結婚のことを考えるだけで体調が悪くなる

・パートナーと一緒にいても楽しくないしイライラする

・結婚しても幸せになれる気がしない

以上の項目が3つ以上当てはまる人は、マリッジブルーの傾向があると考えられます。このままでは結婚に対してネガティブな気持ちばかりが膨らんでいく可能性がありますので、何らかの対策をとる必要があるでしょう。

マリッジブルー診断は、自己診断でいいの？と不安になる人もいるかもしれませんが、自分でマリッジブルーかもしれないと気付くことが大切です。自己診断してみると、自分の気持ちが客観的に見えてくるでしょう。

ではここで、マリッジブルーになったことのある女性たちの体験談をご紹介します。彼女たちも自己診断し、マリッジブルーを乗り越えてきました。ぜひ参考にして下さい。

不安から食べ過ぎて体重増えちゃった…

「結婚してうまくやっていけるかな？とか、子どもちゃんと育てられるかな？とか考え出すときりがなくて。そんな不安を紛らわせるために食べまくってたら、5kg以上増えちゃって…。今は笑い話ですけど、ドレス入らなくなる!!って焦りましたよ…。」（30歳/女性/事務）

結婚への不安が過食という症状で出たこちらの女性は、自己診断でマリッジブルーと気付いてからは気持ちがラクになったそうです。その後、食事のコントロールと運動で、どうにか結婚式では無事にドレスも着られたみたいですね。

何をしてても気分が乗らなくて…辛かった

「結婚は幸せなことのはずなのに、なぜか気分が落ちてしまって。身体もだるかったけど病院では疲れとしか診断してもらえなくて。早くマリッジブルーと診断できたら違ったのかも。彼と一緒にいても笑えないし、辛かったですね。」（29歳/女性/販売）

気分が乗らない原因が自分でわからないうちは、対策も見つからないですし辛いですよね。マリッジブルーと自分で診断してからは、彼と話し合って少しずつ気分も晴れていったそうです。

マリッジブルー診断をしたら該当しまくり！

「気持ちが不安定で、友達に相談したらマリッジブルーなんじゃないの？って言われて。早速ネットで検索してマリッジブルー診断をしたら、見事に該当しまくりだったんです。自己診断でも不調の原因など腑に落ちてスッキリしました。」（32歳/女性/公務員）

検索魔になるのは不眠をエスカレートさせるためよくありませんが、この女性のようにマリッジブルー診断をすることで気持ちが切り替わるという可能性はあります。まずは自分の不調を無視せず行動することが大切なのですね。

相手のことが好きなのかさえわからなくなった

「彼と一緒にいても楽しくないし、この人と結婚してもいいの？本当に好きなの？ってことさえもわからなくなってしまった時期があります。でもマリッジブルーとわかってからは落ち着きました。婚約破棄手前まで行ったけど、彼が支えてくれました。」（35歳/女性/保育士）

マリッジブルーが深刻になると、相手への愛情すら自分でわからなくなってしまうこともあります。マリッジブルーと診断できずそのまま別れてしまうカップルもいるくらいです。このようなとき、支えてくれる男性かどうかという点も重要な気がしますね。

マリッジブルーと診断したら、次に対処法を探して解決を目指すようにしましょう。診断できただけでも少し解決に向けて一歩進めたと思って下さいね。

では、辛い状況を少しでも改善するためにできることをご紹介していきます。自分に合った対処法を見つけて試してみて下さい。

原因を探る

マリッジブルーになった原因が具体的にはっきりとある場合は、その原因をどうにかすることが解決のためには最も手っ取り早い方法ですよね。そこで、まずは原因を探ってみるといでしょう。

彼に原因がある場合は話し合いが必要ですし、親と離れたくないという気持ちが原因の場合は自分で折り合いをつけるしかありません。原因によって対処法も変わってくるのです。

マリッジブルー診断結果を含めパートナーと話し合う

悩みや不安の原因が彼とは関係のないものだったとしても、抱え込んでいるままでは改善できません。結婚は二人でするものですから、話し合いの場を設け彼にも悩みを伝え理解してもらうことが必要です。

その際、マリッジブルー診断を事前に行い、その診断結果を併せて伝えるようにすると彼にも理解してもらいやすくなるでしょう。

理解し支えてくれる人となら、乗り越えられるはず。逆に結婚相手が不安を抱えているのに話し合いに応じないとか、面倒がるような男性は結婚相手として不向きです。

結婚前に同棲してみる

大きな決断をすることに迷いがある、環境が変わるのが怖いという場合は、彼に同性を提案してみるというのも一つの方法です。同棲というワンクッションを挟むことで、ダメだったら後戻りできるという安心が生まれます。

そこまで彼に言う必要はもちろんありませんが、結婚前の同棲でお互いの違いを知り理解し合う機会を作ることは、彼にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

診断によっては結婚自体を延期する、考え直す

マリッジブルー診断をしてみたら、思いのほか症状や問題が深刻だったことに気付いた…ということもあるかもしれません。このまま予定通り結婚へと進めていくと改善が難しそうという場合は、結婚自体を延期する、あるいは考え直すことも考えた方がいいでしょう。

症状を抑え込んで無理に結婚へと進めてしまうと、事態が悪化して本当に病気になってしまうことも十分考えられるからです。